欧州における医工連携及びヘルスケア産業への取組みに関する調査

欧州における医工連携及びヘルスケア産業への取組みに関する調査
商工労働部産業振興課産業技術室
○
研修先
ドイツ（ニュルンベルク、デュッセルドルフ）
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期 間
平成２７年１１月１０日（火）～１９日（木）
○
背 景
主幹
主査
主事
大竹
長瀬
白根
悦司
尚樹
咲
・医療機器関連産業は世界的な高齢化や医療需要の高まりから
成長が見込まれる
・本県でも、平成２６年度から当産業の振興に係る各種事業を実施
○
課題・目的
・医療機器開発には、医師と企業の円滑な連携が必要
→ 効果的な連携促進の手法を調査
・日本より海外の方が市場拡大が見込まれている
→ 海外展開の際に必要な支援を調査
訪
問 先
概 要
デュッセルドルフ市役所
主なヒアリング内容
フォーラム・メドテックファルマ
医療機器クラスター
医工連携・企業間連携に係る事業について
シーメンス
医療機器メーカー
産学連携の実施状況について
デュッセルドルフ市役所
市役所
同市へ進出した日本企業への支援について
キッコーマントレードヨーロッパ
食品メーカー
欧州の食に関する健康意識について
ＭＥＤＩＣＡ／ＣＯＭＰＡＭＥＤ
医療機器展示会
各国の支援、効果的な出展方法について
デュッセルドルフ日本商工会議所
商工会議所
ドイツの経済情勢、同所が実施する支援策
○
結 果
①連携の促進
・医工連携：病院の状況を知り、真のニーズを理解することが重要
→
手術等の見学会を実施
・企業間連携：イベント等の際に参加者が自由に交流できる時間・
空間を作ることが重要
→
交流促進のため、コミュニケーション能力向上セミナーを実施
フォーラム・メドテックファルマ
②海外展開
→
ＭＥＤＩＣＡ等の大規模展示会への共同出展が効果的
・海外の展示会は商談が主目的 ⇔ 日本の展示会：製品ＰＲの場
・「ＭＥＤＩＣＡに出展＝海外展示会に出展できる力がある企業」
として信頼度が増し、国内の販路開拓の際もＰＲ材料となる
・中小企業は、自治体等による共同出展が効果的
○
シーメンスの工場群
今後の展開
・具体的に海外展開を希望する企業に対し、本研修で得られた知見
を情報提供（海外展開支援セミナーの実施）
・連携促進のため、手術室見学会や自己ＰＲ力向上を目指すセミ
ナーの開催を検討
・近隣自治体との連携や国のメニュー活用により、海外の展示会
出展を含めた海外販路拡大のための支援を検討
ＭＥＤＩＣＡ／ＣＯＭＰＡＭＥＤの様子