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「アジアの学生が語る映画の魅力」

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「アジアの学生が語る映画の魅力」
学生と図書館
学園祭協賛行事 フォーラム 学生と図書館
「アジアの学生が語る映画の魅力」
11月2日(金)に本学図書館で学園祭協賛行事の一環として、フォーラム 学生と図書館 「アジア
の学生が語る映画の魅力」 を本学図書館第2閲覧室で開催いたしました。その時の基調講演と4組の発
表をもとに図書館フォーラムを振り返ります。
<基調講演 要旨>
「大学生における映画と裏側」
山口 晃三朗さん
(イタリア語学科3年次生)
本日お話するのは、映画の制作現場での話です。映画が配給されるまでの工程をお話します。はじ
めは企画です。企画をオリエンテーションして、予算・スケジュールが決められてシナリオの執筆が
始まります。それからシナリオがある程度進められるとキャストとスタッフが決められ、ロケーショ
ンが決まれば次に撮影です。この撮影までの工程をプリプロダクションと言います。
撮影についてですが、撮影の工程をまとめてプロダクションと言います。二次元やCGのアニメなど
の素材制作もこの工程に位置づけされます。撮影が終わりましたら編集です。編集の時に撮影で録音
した音も編集されます。作曲やナレーションなどもこの工程です。そして、原版完成です。それから
DVDが制作されて、データにして映画配給に送られます。これらの工程をポストプロダクションと言
います。私が主に関わっていますのは大まかにプリプロダクションとプロダクションです。私が助監
督や制作部を担当している時、ロケーションハンティングや、小道具を集めたりします。
映画の現場は1年間もかける大きなものもありますが、普通は短期間集中で撮影しますので現場の
状況で時間がかけられない場合や変更されることも多くあります。そのせいで撮影現場では瞬発力が
問われますから、知恵を絞って工夫しながら撮影します。その中で奇跡のようなシーンやカットが生
まれるときがあります。その瞬間が僕自身は好きです。
映画は様々な人の協力があって完成されます。撮影場所の地域住民、フィルムコミッション、撮影
場所のお店の人など、映画に直接関わるキャスト、スタッフ以外の人の協力があります。商業映画に
は興行収入がつきまとっていてそれに惹かれて映画を見に行く人もいると考えられますが、ぜひ映画
館に行って、また違った視点で体験していただければと思います。
<発表 要旨>
「Doctor Who」
阮 明孝さん
(日本語学科3年次生、出身地・ベトナム)
1963年からイギリスBBCで放映されている世界最長のSFテレビドラマシリーズです。1989年に一度
終了した後、1996年に単発の特別版を経て、2005年に新シリーズがスタートし、2011年現在も放映さ
れています。シリーズ長期化に伴ってその人気は不動のものとなり、イギリスのみならず世界の国々
のポップカルチャーに多大な影響を与えた番組となりました。基本的なストーリーとして一貫してい
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