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における 「写真撮影可」の試行について

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における 「写真撮影可」の試行について
《福岡市美術館クロージング/リニューアル プロジェクト》通信 Vol.2
平成 28 年 5 月 13 日
市政記者 各位
福岡市美術館
ものがたり
特別企画展『物・語—近代日本の静物画—』における
「写真撮影可」の試行について
福岡市美術館をはじめ,多くの美術館では,著作権・所有権の保護,フラッシュによる作品損傷のお
それ,他の来館者の鑑賞の妨げのおそれ等の理由から写真撮影を禁止していますが,カメラ機能付き
スマートフォンやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の普及により,来館者の写真撮影ニーズが
高まっていることを受け,福岡市美術館では,この度,個人利用に限り,一定の条件のもとで写真撮影
可とする試行を開始しました。
古美術常設展示室では既に写真撮影可の試行を始めていますが,この度,5 月 14 日(土)から始ま
ものがたり
る特別企画展『物・語―近代日本の静物画』において,作品を借用する所蔵者へ個別に依頼を行い,
展示作品約 90 点のうち半数以上の 57 点について撮影の許可が得られましたので,お知らせします。
平成 31 年 3 月のリニューアル・オープン時に,より魅力ある美術館となるために,今回の試行により生
じた課題などを整理し,今後の運営に生かしていきます。
つきましては,市民の皆様へ広くご案内いただきますよう,よろしくお願いします。
記
1 今回,写真撮影可とする場所…特別展示室Aの一部
①期間 平成 28 年 5 月 14 日(土)から 7 月 3 日(日)まで
※なお,5/14(土)9:15 から開会式を行う予定です。
にしごりりょうすけ
(出席予定者)錦織 亮 介
福岡市美術館館長ほか
ものがたり
②内容 『物・語―近代日本の静物画―』において展示する約 90 点の作品うち,所蔵者から
撮影許可をいただくことができた 57 点について撮影可
2 既に写真撮影可としている場所…古美術企画展示室・松永記念館室・東光院仏教美術室
①期間 実施中(平成 28 年 4 月 17 日(日)~/終期は特になし)
②内容 当館所蔵作品及び『サロンクバヤ|シンガポール麗しのスタイル つながりあう世界
のプラナカン・ファッション』において展示中の借用作品すべてについて撮影可
※近現代美術室など他の展示室,他の期間については,引き続き写真撮影はできませんが,準
備が整い次第,可能な限り撮影可能範囲を拡大する予定です。
※撮影に関する注意事項は,次ページをご参照ください。
【問い合わせ先】経済観光文化局 福岡市美術館
学芸課 岩永・山口 ℡714-6051/fax714-6145
〈撮影に関する注意事項〉
①撮影禁止マークの表示がついている展示物は撮影できません。
②動画の撮影はできません。
③フラッシュは使用できません。
④三脚,一脚,自撮り棒,脚立は使用できません。
⑤カメラを展示台に乗せたり,ガラスに触れての撮影はお控えください。
⑥撮影のため,その場に長時間とどまったり,集合写真を撮るなど,他のお客様のご迷惑
となる行為はおやめください。
⑦他のお客様や係員が写っている場合,その写真の公表にあたって写り込んだ方の肖像権
侵害のおそれがありますのでご注意ください。
⑧撮影された写真を営利目的で複製・配布することはできません。
(参考)現在,撮影可となっている作品の撮影例
①重要文化財《色絵吉野山図茶壺》野々村仁清
江戸時代 17 世紀(古美術企画展示室)
②東光院仏教美術室内の仏像
③『サロンクバヤ|シンガポール麗しのスタイル つながりあう世界のプラナカン・ファッション』
内の展示作品(古美術企画展示室,松永記念館室)
SINGAPORE,
SARONG KEBAYA
AND STYLE
PERANAKAN FASHION IN AN INTERCONNECTED WORLD
An exhibition jointly curated with Peter Lee and organised with the Asian Civilisations Museum, Singapore.
日本・シンガポール外交関係樹立50周年記念
サロンクバヤ|シンガポール 麗しのスタイル
つながりあう世界のプラナカン・ファッション
|福岡市美術館
2016年4月17日[日]― 6月12日[日]
開館時間‖9:30–17:30[入館は17:00まで]|休館日‖月曜日
主催‖福岡市美術館、
シンガポール国立アジア文明博物館
協賛‖アグネス・タン
(陳金蕊)
[シンガポール]、
シンガポール政府観光局、
ヘルトランス、
ライトエディション|協力‖ワンダーアジア
公式航空会社‖シンガポール航空 17.April–12.June 2016|Fukuoka Art Museum
Open Hours: 9:30-17:30 (Admission till 17:00)|Closed Day: Every Monday
Organised by Fukuoka Art Museum, Asian Civilisations Museum, Singapore
Sponsored by Agnes Tan Kim Lwi [Singapore], Singapore Tourism Board, Helu-Trans (S) Pte Ltd, Light Editions|Supported by Wonder Asia Pte Ltd
Official Airline: Singapore Airlines
プラナカン(Peranakan)
とは、東南アジアにわたり、現地の女性と結婚して定住した主に中
国からの移民の子孫を指します。交通の要衝であるシンガポールほか東南アジア地域に定
住したプラナカンたちは、数百年にわたってアジア・ヨーロッパと交わり、ハイブリッドな文
化を形成してきました。
その文化を象徴するのが、
クバヤと呼ばれるブラウスと、
サロンと呼
ばれるバティックのスカートを組み合わせた、
プラナカン女性のファッションです。
シンガ
ポール国立アジア文明博物館およびプラナカンの名家であるリー家のリー・キップリー夫
妻コレクションを中心に、
サロンとクバヤ、
インド更紗のローブ、
ジュエリーやビーズのサン
ダルなど約140点を紹介します。
18世紀から20世紀にかけてのファッションから、シンガ
ポールの文化の重層性、
さらに日本との関わりを読み解く試みです。
Peranakans who settled in Southeast Asia including Singapore have been forming their
hybrid culture over several hundreds of years. The combination of
, upper garment
and batik sarong symbolizes their culture. Focusing on the collections of the Asian
Civilisations Museum and the collection of Mr. and Mrs. Lee Kip Lee in Singapore, we will
unfold the multilayered cultures in Singapore as well as their association with Japan from
the viewpoint of fashion in the 18th to 20th centuries.
と腰布(カインパンジャン パギソレ)1950年代 Kebaya / 1950s / Peranakan Museum, Gift of Mr. and Mrs. Lee Kip
1. 上衣(クバヤ)
Lee, Singapore. Kain panjang pagi sore / 1950s / Collection of Mr. and Mrs. Lee Kip Lee, Singapore.
と腰布(カインパンジャン パギソレ)1950年代 Kebaya / 1950s / Peranakan Museum, Gift of Mr. and Mrs. Lee Kip
2. 上衣(クバヤ)
Lee, Singapore. Kain panjang pagi sore / 1950s / Collection of Mr. and Mrs. Lee Kip Lee, Singapore.
) / 18th century / Peranakan Museum, Gift of Mr. and Mrs. Lee Kip Lee, Singapore.
3. 儀礼用ローブ(カワイ)18世紀 Ceremonial robe (
4. 上衣(クバヤ)1900-20年 と腰衣(サロン)1880年代 Kebaya / 1900-1920 / Peranakan Museum, Gift of Mr. and Mrs. Lee Kip Lee,
Singapore. Sarong / 1880s / Collection of Mr. and Mrs. Lee Kip Lee, Singapore.
1−4:Copyright of Asian Civilisations Museum, Singapore.
). / 1880-1900 / Collection of Mr. and Mrs. Lee Kip Lee, Singapore. /
5. ブローチ(プニティタック)1880-1900年 Brooch (
Photography by Chris Yap
) / 1900-1920 / Collection of Mr. and Mrs. Lee Kip Lee, Singapore.
6. ブローチ(クルサンビンタン)1900-1920年 Brooch (
/ Photography by Ken Cheong.
SINGAPORE,
SARONG KEBAYA
AND STYLE
1
PERANAKAN FASHION IN AN INTERCONNECTED WORLD
3
表面画像
《ニョニャ
(プラナカンの女性)》1910年代頃
5
Nyonya / ca. 1910s. / Peranakan Museum,
Gift of Mr. and Mrs. Lee Kip Lee, Singapore.
Copyright of Asian Civilisations Museum,
Singapore.
6
講演会「サロンクバヤ:プラナカンのファッションとアイデンティティ 1600−1950」
[講師]ピーター・リー(美術史家、本展ゲストキュレーター)/岩永悦子(学芸課長)
[日時]4月17日
[日]14:00-15:30 [会場]1階講堂 [定員]240名 [内容]岩永学芸課長が、
ピーター・リーさんをゲストに迎えて、
出品作品やプラナカン文化
についてお話しします。
リーさんへのQ&Aの時間もあります。
(通訳付)
[申し込み方法]往復はがきかメール〈[email protected]〉
に、
住所、氏名、電話番号、
メールの場合はメールアドレスを明記し、福岡市美術館「サロンク
2
入場料‖大人200
(150)円、高大生150
(100)円、中学生以下無料
4
バヤ講演会」係まで。締め切り:4月6日
(水)必着
*
( )内は20名以上の団体料金。
*次の手帳等をご提示の方は無料。療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳(以上は介護者1人
を含む)/特定医療費(指定難病)受給者証/特定疾患医療受給者証/先天性血液凝固因子障害等医療受給者証/小児慢性特定疾病医療受
給者証/福岡市、北九州市、熊本市、鹿児島市在住、住所と65歳以上を確認できる証明書
西公園
Admission Fee: Adult 200(150)yen, High School & College Student 150(100)yen,
Elementary and junior high school students: free of charge
*Admission fee in ( ) is for groups of people of 20 or more.
*The following people are admission free by presenting the following ID, Pass, or Proof.
・Public Health Welfare ID ・Physically Disabled ID ・Rehabilitation ID for Mentally Disabled (plus one medical helper is permitted for the above)
・Proof of Medical Recipient for Specified Diseases, Congenial Blood Coagulation Genetic Disability and Specific Chronic Childhood Diseases
・For those 65 years of age and above living in Fukuoka City, Kita-Kyushu City, Kumamoto City and Kagoshima City admission is free
on presentation of an ID to confirm age and residence.
大濠公園駅
バス】
「福岡市美術館東口」
もしくは
「赤坂三
丁目」
下車、
徒歩5分。
「福岡城・NHK放送セン
ター入口」
下車、
徒歩3分。
【車】
福岡都市高速
昭 和 通り
明
治 通り
大濠公園
「西公園ランプ」
から5分
港線
国体
道路
福岡市美術館東口
福岡市美術館
六本松駅
天神駅
鉄空
地下
赤坂三丁目
福岡城・NHK 放送センター入口
七隈線
地下鉄
天神南駅
り
通
辺
渡
〒810-0051 福岡市中央区大濠公園1-6|1-6 Ohori-Koen Park, Chuo-ku, Fukuoka-shi 810-0051 Japan
Tel 092-714-6051|Fax 092-714-6145|www.fukuoka-art-museum.jp/
分。
七隈線|六本松駅下車、
徒歩10分。
【西鉄
西鉄
福岡︵天神︶
駅
福岡市美術館 Fukuoka Art Museum
【地下鉄】
空港線|大濠公園駅下車、
徒歩10
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