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水道職員アンケート調査(PDF 539KB)

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水道職員アンケート調査(PDF 539KB)
稲沢市水道ビジョン
(職員アンケート)
1. はじめに
職員アンケートは、平成 20 年度から平成 29 年度までの稲沢市水道ビジョンを策定す
るに当たり、職員の皆様が考える水道ビジョンの長期的な政策課題、具体的には、水道
における「安心」、「安定」、「持続」、「環境」及び「国際」について、日頃の業務を通じ
て感じられていること、考えられていることなどを整理することを目的として行う。
2. アンケートの概要
2-1. 対象者
アンケートは、水道業務課および水道工務課の職員 41 名を対象とする。
2-2. アンケートの構成
アンケート項目は、全部で8項目にて構成されている。
問1~問5までは、水道ビジョンにて掲げられている「安心」、「安定」、「持続」、「環
境」及び「国際」のキーワードに対しての質問である。
問6、問7は、以下の項目に関することを質問している。
消費者へのサービス
施設全般
水道水の水質や水圧
水道施設
施設の運転及び維持管理
緊急時の対応
問8は、水道事業の目標と具体的な施策(例)を提示して、職員が考える重要な施
策について質問している。
3. アンケート結果
アンケート結果を次頁以降示す。
- 1 -
職員アンケート
問1
「安心」:すべての国民が安心しておいしく飲める水道水の供給
項目
回答数
割合
ア
水質保全対策の推進
20
29%
イ
水質監視システムの導入
20
29%
ウ
残留塩素濃度の適正化
11
16%
エ
貯水槽管理の適正化
14
20%
オ
その他
4
6%
69
100%
合計
6%
29%
20%
ア 水質保全対策の推進
イ 水質監視システムの導入
ウ 残留塩素濃度の適正化
エ 貯水槽管理の適正化
16%
オ その他
29%
[その他事項」
水道水からの異物、又、24 時間、365 日断水しない(工事は除く)
水質監視システムの導入に関連してテロ対策
地震に対する危機管理体制の補助。貯水槽車が一台しかない為、稲沢市全域をカ
バーするには、消防との連携必要である。例えばポンプ車を飲み水用として利用
できないか。あるいは簡易式の(消化栓を利用して)飲水場を設営する等。
貯水槽水道の管理について特に小規模な施設について給水条例施行規則で設置者
に義務を課しているが、供給者としての検証、指導体制が確立されていない。
近年、大型マンション、スーパー等が建てられており、今後ますます貯水槽式の
給水が増加すると思われる。汚染された場合被害が大きくなるための事前の点検
が良いと思われる。
- 2 -
職員アンケート
問2
「安定」:いつでもどこでも安定的に生活水を確保
項目
回答数
割合
ア
老朽施設の更新
30
22%
イ
維持管理体制の充実
18
13%
ウ
ストック機能の増強
12
9%
エ
水道施設の耐震化
23
17%
オ
監視制御システムの整備
9
7%
カ
バックアップ施設の整備
10
7%
キ
自家発電設備の適正配置
6
4%
ク
応急対策の充実
12
9%
ケ
広報活動の充実
4
3%
コ
危機管理対策の充実
12
9%
サ
その他
2
1%
138
100%
合計
9%
ア 老朽施設の更新
イ 維持管理体制の充実
ウ ストック機能の増強
エ 水道施設の耐震化
オ 監視制御システムの整備
カ バックアップ施設の整備
キ 自家発電設備の適正配置
ク 応急対策の充実
ケ 広報活動の充実
コ 危機管理対策の充実
サ その他
1%
22%
3%
9%
4%
13%
7%
7%
9%
17%
[その他事項」
夏等の節水時において、その不安を与えること(供給源の確保)
応急対策の充実に関連して、公用車 1 台、1 台に軽い漏水の場合に備えて圧着機を
載せておくと、現地に着くと同時に処理ができ、被害の拡大を防ぐことができる。
老朽施設の更新に関連して管路の対策
耐震の水道管になっているでしょうか、地震が発生した場合の対応策
- 3 -
職員アンケート
問3
「持続」:地域特性にあった運営基盤の強化、水道文化・技術の継承と発展、消
費者ニーズを踏まえた給水サービスの充実
項目
回答数
割合
ア
若手職員の育成
26
29%
イ
業務の効率化
20
22%
ウ
財政面の安定化
16
18%
エ
給水サービスの向上
10
11%
オ
お客様サービスの向上
17
19%
カ
その他
1
1%
90
100%
合計
1%
19%
29%
ア 若手職員の育成
イ 業務の効率化
ウ 財政面の安定化
11%
エ 給水サービスの向上
オ お客様サービスの向上
カ その他
18%
22%
[その他事項」
市町村合併に伴い、人事異動等により、職員全体として水道事業としての技術力、
知識力が低下しているため、長期的な職員配置を考える必要がある。
- 4 -
職員アンケート
問4
「環境」:環境保全への貢献
項目
ア
回答数
割合
19
25%
イ
有収率の向上
電力消費量の軽減及びCO2排出量の削減
17
22%
ウ
資源の有効利用
12
16%
エ
クリーンエネルギーの導入
28
37%
オ
その他
0
0%
76
100%
合計
0%
25%
ア 有収率の向上
37%
イ 電力消費量の軽減及びCO2
排出量の削減
ウ 資源の有効利用
エ クリーンエネルギーの導入
22%
オ その他
16%
[その他事項」
クリーンエネルギーの導入に関連して公用車を電気自動車にする等。
- 5 -
職員アンケート
問5
「国際」:我が国の経験の海外移転による国際貢献
項目
回答数
割合
ア
海外への技術者の派遣
12
32%
イ
海外からの研修者の受け入れ
17
46%
ウ
その他
8
22%
37
100%
合計
22%
32%
ア 海外への技術者の派遣
イ 海外からの研修者の受け入れ
ウ その他
46%
[その他事項」
国際貢献に対する意識はない。
水で困っている国々への技術支援
汚水を飲んでいる人々を救いたい
特になし
中小規模である当市の現況から国際・貢献については人的な面からも無理である。
規模の小さい事業体で派遣、受け入れはできないだろう。
中小規模である当水道事業体単独での取り組みは現段階で考えにくい
国際貢献を考えている状況ではない
- 6 -
職員アンケート
問6
消費者へのサービスレベルについて
(1) 消費者は水道水に対して満足していると思いますか。
1
2
3
4
5
6
項目
大変満足している
満足している
どちらともいえない
あまり満足していない
満足していない
分からない
合計
回答数
0
18
15
2
2
4
41
割合
0%
44%
37%
5%
5%
10%
100%
1 大変満足している
3 どちらともいえない
5 満足していない
0%
20%
40%
2 満足している
4 あまり満足していない
6 分からない
60%
80%
100%
(2) 消費者が水道水に満足していると思う理由。
((1)で、
「① 大変満足している」、「② 満足している」と答えた方を対象)
1
2
3
4
5
項目
おいしさ
安全性
水道料金
水圧
その他
合計
回答数
2
17
0
1
1
21
割合
10%
81%
0%
5%
5%
100%
1 おいしさ
4 水圧
0%
20%
2 安全性
5 その他
40%
60%
3 水道料金
80%
100%
「その他事項」
水道料のクレジット払いを検討していただきたい。お客様の都合に合わせ、摘宜
動いていることについては、評価していいと思います
(3) 消費者が水道水に満足していないと思う理由。
((1)で、
「④ あまり満足していない」、「⑤ 満足していない」と答えた方を対象)
1
2
3
4
5
項目
おいしさ
安全性
水道料金
水圧
その他
合計
回答数
0
1
2
0
1
4
割合
0%
25%
50%
0%
25%
100%
1 おいしさ
4 水圧
0%
20%
2 安全性
5 その他
40%
60%
3 水道料金
80%
100%
「その他事項」
安心
- 7 -
職員アンケート
(4) 消費者は水道料金に対して満足していると思いますか。
1
2
3
4
5
6
項目
大変満足している
満足している
どちらともいえない
あまり満足していない
満足していない
分からない
合計
回答数
0
2
18
13
5
3
41
割合
0%
5%
44%
32%
12%
7%
100%
1 大変満足している
3 どちらともいえない
5 満足していない
0%
20%
40%
2 満足している
4 あまり満足していない
6 分からない
60%
80%
100%
(5) 消費者が水道料金に満足していると思う理由。
((4)で、
「① 大変満足している」、「② 満足している」と答えた方を対象)
項目
回答数
割合
1
水道料金が高いという意見や苦情
を聞いたことがないから
1
33%
2
他の公共料金と比較して水道料金
は決して高くはないから
2
67%
3
特に理由はない
0
0%
4
その他
0
0%
3
100%
合計
1 水道料金が高いという意見や苦情を聞いたことがないから
2 他の公共料金と比較して水道料金は決して高くはないから
3 特に理由はない
4 その他
0%
20%
40%
60%
80%
100%
(6) 消費者が水道料金に満足していないと思う理由。
((4)で、
「④ あまり満足していない」、「⑤ 満足していない」と答えた方を対象)
項目
回答数
割合
1
水道料金が高いという意見や苦情
を聞いたことがあるから
8
36%
2
他の公共料金と比較すると
水道料金は決して安くはないから
1
5%
3
水道料金と下水道料金をいっしょ
に徴収しているため高いと感じて
いる可能性がある
10
45%
4
特に理由はない
0
0%
5
その他
3
14%
22
100%
合計
1 水道料金が高いという意見や苦情を
聞いたことがあるから
2 他の公共料金と比較すると
水道料金は決して安くはないから
3 水道料金と下水道料金をいっしょに徴収しているため
高いと感じている可能性がある
4 特に理由はない
5 その他
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「その他事項」
良質な水が豊富な稲沢なのに他市と比べ何故高いのかの説明が欲しい。
愛知県内の他市と比較して、高いから
他事業体に比して高いと思うから
- 8 -
職員アンケート
(7) 消費者への広報は十分行われていると思いますか。
項目
1
2
3
4
5
6
十分に行われている
行われている
どちらともいえない
あまり行われていない
行われていない
分からない
合計
回答数
1
5
13
16
4
2
41
割合
2%
12%
32%
39%
10%
5%
100%
1 十分に行われている
3 どちらともいえない
5 行われていない
0%
20%
40%
2 行われている
4 あまり行われていない
6 分からない
60%
80%
100%
(8) 消費者に節水意識が浸透していると思いますか。
項目
1
2
3
4
5
6
十分浸透している
浸透している
どちらともいえない
あまり浸透していない
浸透していない
分からない
合計
回答数
0
13
12
8
4
4
41
割合
0%
32%
29%
20%
10%
10%
100%
1 十分浸透している
3 どちらともいえない
5 浸透していない
0%
20%
40%
2 浸透している
4 あまり浸透していない
6 分からない
60%
80%
100%
(9) 節水意識が浸透していると感じている要因。
((8)で、
「① 十分浸透している」、「② 浸透している」と答えた方を対象)
道路及び宅地内において漏水が発見されると通報がすぐ入る。
配水量の変遷
自分も節水意識をもつようになったから。環境問題が近年クローズアップされて
いるから。
家庭でも日頃から言われている
給水人口や給水栓の増加に対して、配水量の増加が比例していない。
工場や一般家庭において給水量が年々減少している。
景気が悪い中で光熱費に関心が大きいと思われる。石油の高騰で生活にかかる経
費を削減する家庭が多く、水道料金についても同じ傾向があると思う。
給水量が減少しているため
水道使用量が毎年下降している
下水道の普及に伴い上下水道料金の合計額が高額となることや節水型の家電製品
の普及
トイレ、洗濯機の節水型の普及、節水の呼びかけの貼紙等をよく見る。
一人当りの配水量の減少
- 9 -
職員アンケート
(10) 節水意識が浸透していないと感じている要因。
((8)で、
「④ あまり浸透していない」、「⑤ 浸透していない」と答えた方を対象)
洗車時にバケツで水ためて洗車をしない。
洗車をする時、水道水を出しながらしているのを見るから。
水道水はいつでも出るという意識があると思うので、節水意識が低いと思う。
本当に水道水に対する節水の危機感がない
漏水を放置しているなど宅内配管の点検を自分で行っているお客様は少ないよう
です。
自分が”節水しなくては”という意識になっていないから。
例えば、歯みがき中に出しっぱなしにすると 1 年で○mL の水を無駄にして、それ
は○円の水道料金を余分に払い 14 万人市民が同じ事をすると地下から汲みあげる電
気量を○kmL 無駄にして地球温暖化に拍車をかけている。ということを PR しても
らえると”節水の意識”が高まると思う。
配水量の減少はあるものの、一般家庭での個人個人はあまり節水意識があると思
えない。
- 10 -
職員アンケート
問7
事業全般について
■水道水の水質や水圧についてお聞きします。
(1) 水道水質(安全性やおいしさ)についてお聞きします。
これからの水道水質はどうあるべきと思いますか。
項目
回答数
割合
1
今のままで十分
16
38%
2
水質基準さえクリアーしていれば十
分
10
24%
3
料金が少々上がっても改善すべき
11
26%
4
料金が大幅に上がっても改善すべき
0
0%
5
分からない
3
7%
6
その他
合計
2
5%
42
100%
1 今のままで十分
2 水質基準さえクリアーしていれば十分
3 料金が少々上がっても改善すべき
4 料金が大幅に上がっても改善すべき
5 分からない
6 その他
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「その他事項」
料金を上げず改善できるようすべき
稲沢の水は結石ができやすいとききます。そんな所を研究して改善してもらえる
なら料金があがっても喜んで飲みたい。
(2)
(1)で、
「① 今のままで十分」、
「② 水質基準さえクリアーしていれば十分」と答えた
方を対象として、そのように感じていることの理由。
1
2
3
4
項目
水道水質を改善するにはお金がかか
りすぎるから
回答数
今のままで十分おいしいから
おいしさは別として水質基準をクリ
アーしているので十分
おいしい水を飲みたければペットボ
トルや浄水器を使用すればいい
5
特に理由はない
6
その他
合計
割合
4
15%
10
37%
6
22%
3
11%
1
4%
1 水道水質を改善するにはお金がかかりすぎるから
2 今のままで十分おいしいから
3
11%
27
100%
3 おいしさは別として水質基準をクリアーしているので十分
4 おいしい水を飲みたければペットボトルや浄水器を使用すればいい
5 特に理由はない
6 その他
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「その他事項」
公共団体(市役所)は、基準クリアーを目標とし、おいしいとか、より安全を望む
ならば、受益者が個人として行うか、組織をつくって行えばよい。
人によって味覚が違うから
水道料金が改定される事案は慎重にした方が良いと思うので
- 11 -
職員アンケート
(3)
(1)で、
「③ 料金が少々上がっても改善すべき」、
「④ 料金が大幅に上がっても改善す
べき」と答えた方を対象として、何に重点を置いて改善すべきと思っているのか。
項目
回答数
割合
1
おいしさ
1
8%
2
安全性
2
15%
3
安全性かつおいしさ
9
69%
4
その他
1
8%
13
100%
合計
1 おいしさ
2 安全性
3 安全性かつおいしさ
4 その他
0%
20%
40%
60%
80%
100%
80%
100%
「その他事項」
老朽管の解消
(4) 水道水の水質が給水区域内で均一化が図られていると思いますか。
項目
1
十分図られている
2
回答数
割合
1 十分図られている
1
2%
図られている
10
24%
3
どちらともいえない
10
24%
5 図られていない
4
あまり図られていない
9
22%
6 分からない
5
図られていない
5
12%
6
分からない
6
15%
41
100%
2 図られている
3 どちらともいえない
4 あまり図られていない
合計
(5)
0%
20%
40%
60%
(4)で、
「④ あまり図られていない」、
「⑤ 図られていない」と答えた方を対象として、
そのように思われる理由。
場所により違うから
管網のバランスが悪いと思われる
祖父江配水場は県水のみであり、祖父江地区に給水している。
地域によって水質・温度等が一定でないため
老朽管原因の水質異常があるため
配水系統の違い、配水管網の違い
地区によって赤水が発生しやすい箇所があるため。
水道水独特のにおいがすると時々かんじる
配水ブロック化してない
給水区域末端では残塩が少なく均一ではない。
- 12 -
職員アンケート
需要に対し配水管口径が太いため、死水が発生している地域がある。
老朽管(鉄管)による赤水が発生する区域がある。
人口密度が高くない給水区域においては、配水管の末端が多数存在し、循環型の
管網整備が遅れている。
末端は残塩濃度がうすいと思うから
(6) 水圧が給水区域内で均一化が図られていると思いますか。
項目
回答数
割合
1 十分図られている
1
十分図られている
0
0%
2
図られている
8
20%
3
どちらともいえない
15
38%
5 図られていない
4
あまり図られていない
4
10%
6 分からない
5
図られていない
7
18%
6
分からない
2 図られている
3 どちらともいえない
4 あまり図られていない
合計
(7)
6
15%
40
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
6)で、「④ あまり図られていない」、「⑤ 図られていない」と答えた方を対象に、そ
のように思われる理由。
場所により違うから
管網のバランスが悪いと思われる
簡易水道の経年管が多く残っているため
配水網の整備
浄配水場の運用の違い
適切な口径で給水されていない箇所があるから。
管網計算をする必要がある
水道本管はさまざまな口径があり、小口径で複世帯を共用している場所がありま
す。
配水管の口径が細く、管末箇所が多い
老朽化した水道管の更新スピードが遅い
苦情の電話がたまに入るからです。
同時使用した場合、13mm の小口径は極端に水圧が落ちる
- 13 -
職員アンケート
■水道施設についてお聞きします。
(8) 稲沢市の水道施設の状態をどう思いますか。
項目
回答数
割合
1 大変よい
1
大変よい
0
0%
2
よい
4
10%
3
どちらともいえない
21
51%
5 よくない
4
あまりよくない
8
20%
6 分からない
5
よくない
1
2%
6
分からない
2 よい
3 どちらともいえない
4 あまりよくない
合計
(9)
7
17%
41
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
(8)で、「① 大変よい」、「② よい」と答えた方を対象に、そのように思われる理由。
他の行政より良い施設と思う。
地震に備え、緊急遮断弁・耐震管等の対応が出来ている
割と計画的に整備されている。(予備保全ができている)
(10)
(8)で、「④ あまりよくない」、「⑤ よくない」と答えた方を対象に、そのように思
われる理由。
老朽化対策がおそい
簡易水道当時の老朽管や石綿セメント管がまだ多く残っているため
老朽管が多いため
管網の充実がまだ不足している箇所があるから
石綿管をまだ使用している
更新工事の進歩率が良くないと思う
配水池から末端まで一方向にて水を供給しており、管網等により圧力、水質等の
バランスがとれていない
石綿セメント管、老朽管が多い、配水池が古い、事務所の防犯(出入りが自由で
監視できない)
経年化が大きくなっているから
- 14 -
職員アンケート
(11)
水道施設は経年的に老朽化していくものですが、老朽施設や老朽管の更新は経費が
かかっても行うべきと思いますか。
項目
1
積極的に行うべきである
2
行うべきである
3
回答数
割合
8
20%
28
68%
あまり行うべきでない
3
7%
4
行うべきでない
0
0%
5
分からない
1 積極的に行うべきである
2 行うべきである
3 あまり行うべきでない
4 行うべきでない
合計
2
5%
41
100%
5 分からない
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「分からない」
ケースバイケースである。
(12) 老朽施設や老朽管の更新は何から優先的に行うべきと思いますか。
((11)で、
「① 積極的に行うべきである」、
「② 行うべきである」と答えた方を対象)
項目
1
石綿セメント管の更新
2
3
回答数
29
78%
普通鋳鉄管の更新
0
0%
その他
8
22%
37
100%
合計
1 石綿セメント管の更新
2 普通鋳鉄管の更新
3 その他
割合
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「その他事項」
簡水
漏水がよく発生している箇所
実際に障害が発生している箇所
全ての老朽管
浄配水施設全体
施設(配水池等)
判らない
- 15 -
職員アンケート
(13)
(11)で、「③ あまり行うべきでない」
、「④ 行うべきでない」と答えた方を対象に、
そのように思われている理由。
1
項目
更新ではなく補修など費用のあまり
かからない方法を採用すべき
回答数
割合
2
67%
1 更新ではなく補修など費用のあまりかからない方法を採用すべき
2 耐用年数がきたら更新すべき
3 その他
2
耐用年数がきたら更新すべき
1
33%
3
その他
0
0%
3
100%
合計
0%
20%
40%
60%
80%
100%
■施設の運転及び維持管理についてお聞きします。
(14) 現状の施設は運転及び維持管理上、不安や支障があると思いますか。
項目
回答数
割合
1
大変不安や支障がある
2
5%
2
不安や支障がある
9
23%
3
あまり不安や支障がない
15
38%
4
全く不安や支障がない
1
3%
5
分からない
12
31%
39
100%
1 大変不安や支障がある
2 不安や支障がある
3 あまり不安や支障がない
4 全く不安や支障がない
合計
5 分からない
0%
20%
40%
60%
80%
100%
(15) 現状の施設の運転及び維持管理上、不安や支障があると感じていること
((14)で、
「① 大変不安や支障がある」、
「② 不安や支障がある」と答えた方を対象)
石橋浄水場の故障時の対応
その技術を持った職員が増えていない
配水圧の相違(1 系と 2 系)
簡易水道管等の位置不確実な所
赤水、漏水が多く不安
現業職がいないため、運転や管理をする職員が事務職や大学卒業者となり、現業
的職種にやるきをなくしていく気がする。また人事異動により在職期間だけでは、
身に付かなく、やがて技術の継承ができなくなる。
技術者が不足が必要される
運転管理については、配水 G で現在行っておりますが、夜にこの分野に精通して
いる人が不在になた場合の危機管理体制が不当である。
団塊の世代を向かえ技術者が減少していく。
- 16 -
職員アンケート
業務委託により 24 時間監視は行われているが故障等の発生に対しての対処ができ
ないように思う。
防犯
(16)
水道法の改正に伴い浄水場の運転管理が委託可能となりました。浄水場の運転管理
の委託についてどう思いますか。
項目
回答数
1
積極的に委託すべき
13
割合
32%
2
どちらかというと委託すべき
15
37%
3
分からない
7
17%
4
どちらかというと委託すべきでない
3
7%
5
委託すべきでない
3
7%
合計
41
100%
1 積極的に委託すべき
2 どちらかというと委託すべき
3 分からない
4 どちらかというと委託すべきでない
(17)
5 委託すべきでない
0%
20%
40%
60%
80%
100%
浄水場の運転管理を委託すべきと思う理由。
((16)で、
「① 積極的に委託すべき」、
「② どちらかというと委託すべき」と答えた
方を対象)
項目
回答数
1
熟練技術者の高齢化
1
割合
3%
2
人事異動などにより技術の継承が難
しい
18
46%
3
効率的な業務ができる
11
28%
5 水源水質の悪化に敏速に対応できる
4
費用が安くて済む
6
15%
6 特に理由はない
5
水源水質の悪化に敏速に対応できる
2
5%
6
特に理由はない
0
0%
7
その他
1 熟練技術者の高齢化 2 人事異動などにより技術の継承が難しい 3 効率的な業務ができる 4 費用が安くて済む 7 その他
合計
1
3%
39
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「その他事項」
委託した場合においてもそれが適正であるかを判断できる職員は必要
- 17 -
職員アンケート
(18) 浄水場の運転管理を委託すべきでないと思う理由。
((16)で、
「④ どちらかというと委託すべきでない」
、「⑤ 委託すべきでない」と答
えた方を対象)
項目
時期尚早であり世の中の状況をみな
がら考えるべき
1
回答数
割合
2
33%
2
委託できる機関や会社が少ない
0
0%
3
費用が高くなりそう
1
17%
4
特に理由はない
0
0%
5
その他
3
50%
6
100%
1 時期尚早であり世の中の状況をみながら考えるべき
2 委託できる機関や会社が少ない
3 費用が高くなりそう
4 特に理由はない
合計
5 その他
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「その他事項」
異常時の早急対応ができない
最終的な責任の所存
市民の命に直結している業務を、利潤を求める業者に任せるわけにはいかない。
(19)
浄水場の運転管理以外の業務で委託した方がよいと思われるものがあれば記入して
ください。
漏水修理業務
検針、徴収、漏水
全て
漏水対応
水道施設の緊急修繕、断水等のより正規の勤務時間以外に命令を受けて待機する
業務(維持管理対応)
料金調定収納に関係する業務
料金調定・収納を含めた会計処理全般
水質検査業務
漏水対応
維持管理業務全般
- 18 -
職員アンケート
(20) 図面や台帳類の整理はきちんと行われていると思いますか。
項目
1
大変よく整理されている
2
回答数
割合
1 大変よく整理されている
0
0%
整理されている
12
29%
3
どちらともいえない
10
24%
5 全く整理されていない
4
あまり整理されていない
17
41%
6 分からない
5
全く整理されていない
0
0%
6
分からない
2 整理されている
3 どちらともいえない
4 あまり整理されていない
合計
(21)
2
5%
41
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
20)で、「④ あまり整理されていない」
、「⑤ 全く整理されていない」と答えた方に
お聞きします。
図面や台帳の整理がうまく行われていない理由を、次の中から一つ選んでください。
項目
回答数
割合
1
保管場所が決まっていない
1
5%
2
保管するスペースがない
6
27%
3
電子化されていない
7
32%
4
使用した人が元の場所に戻さない
2
9%
5
特に理由はない
1
5%
6
その他
5
23%
22
100%
1 保管場所が決まっていない
2 保管するスペースがない
3 電子化されていない
4 使用した人が元の場所に戻さない
合計
5 特に理由はない
6 その他
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「その他事項」
修正がおそい
保管する場所が決まっておらずバラバラに保管されている。
データが正しく入力されていない。
簡易水道管の位置に不確実な所が多い
入力データの検証された記録がないため、信用性がない。
- 19 -
職員アンケート
■緊急時の対応についてお聞きします。
(22) 現在の緊急時の体制についてどう思いますか。
項目
回答数
割合
1 大変よい
1
大変よい
0
0%
2
よい
2
5%
3
どちらともいえない
13
33%
5 よくない
4
あまりよくない
11
28%
6 分からない
5
よくない
7
18%
6
分からない
2 よい
3 どちらともいえない
4 あまりよくない
合計
7
18%
40
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「分からない」
どんな?大きな漏水?災害?施設のトラブル?
(23) (22)で、
「① 大変よい」、「② よい」と答えた方を対象にそのように思われる理由。
現在の体制で、お客さまから苦情があまりない
(24) (22)で、
「④ あまりよくない」、
「⑤ よくない」と答えた方を対象にそのように思わ
れる理由。
項目
回答数
割合
1 施設に余裕がない
1
施設に余裕がない
3
13%
2
水量的に余裕がない
1
4%
3
バックアップ用の管路がない
2
9%
5 緊急時の体制がうまく機能するか疑問である
4
非常時のマニュアルがない
1
4%
6 その他
5
緊急時の体制がうまく機能するか疑
問である
15
65%
6
その他
2 水量的に余裕がない
3 バックアップ用の管路がない
4 非常時のマニュアルがない
合計
1
4%
23
100%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「その他」
危機管理が甘い
- 20 -
職員アンケート
(25) 緊急時にあなたが行う業務について把握していますか。
項目
1
よく把握している
2
回答数
割合
0
0%
ある程度把握している
18
44%
3
あまり把握していない
17
41%
4
全く把握していない
合計
6
15%
41
100%
1 よく把握している
2 ある程度把握している
3 あまり把握していない
4 全く把握していない
0%
20%
40%
60%
80%
100%
80%
100%
(26) 震災時の対策として、主要施設の耐震化を行うべきと思いますか。
項目
回答数
割合
1
積極的に行うべきである
11
27%
2
行うべきである
26
63%
3
あまり行うべきでない
2
5%
4
行うべきでない
0
0%
5
分からない
2
5%
41
100%
合計
1 積極的に行うべきである
2 行うべきである
3 あまり行うべきでない
4 行うべきでない
5 分からない
0%
20%
40%
60%
(27) (26)で、
「③ あまり行うべきでない」、
「④ 行うべきでない」と答えた方を対象にそ
のように思われる理由。
項目
回答数
割合
1
水道料金が上がるから
0
0%
2
施設の更新時に耐震化を考えたらよ
い
2
100%
3
施設の使用期間に大きな地震が起こる可能性は低い
のだから応急給水・応急復旧に力をいれるべき
0
0%
4
耐震化は費用がかかるので、早急に改善しな
ければならないことを優先すべき
0
0%
5
その他
0
0%
2
100%
合計
- 21 -
1 水道料金が上がるから
2 施設の更新時に耐震化を考えたらよい
3 施設の使用期間に大きな地震が起こる可能性は低いのだから応急給水・応急復旧に力を
いれるべき
4 耐震化は費用がかかるので、早急に改善しなければならないことを優先すべき
5 その他
0%
20%
40%
60%
80%
100%
職員アンケート
(28)
水質事故や漏水、赤水の発生などさまざまな事故に対して、対策がとられていると
思いますか。
項目
1
万全の対策がとられている
2
回答数
割合
1
2%
対策がとられている
14
34%
3
どちらともいえない
11
27%
4
あまり対策がとられていない
14
34%
5
全く対策がとられていない
1
2%
6
分からない
0
0%
41
100%
合計
1 万全の対策がとられている
2 対策がとられている
3 どちらともいえない
4 あまり対策がとられていない
5 全く対策がとられていない
6 分からない
0%
20%
40%
60%
80%
100%
(29) (28)で、
「④ あまり対策がとられていない」
、「⑤ 全く対策がとられていない」と答
えた方を対象に、そのように思われる理由。
項目
1
費用がかかるため
2
人手が足りない
3
4
回答数
割合
3
19%
10
63%
大きな事故はあまり起きない
0
0%
その他
3
19%
16
100%
合計
1 費用がかかるため
2 人手が足りない
3 大きな事故はあまり起きない
4 その他
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「その他」
今の人事異動においては、事故等に対応出来るか将来的に不安
職員の役割が(周知も含めて)充分でない
水質事故、赤水の場合それぞれの職員の役割分担ができていない事と人手が足り
ない。
(30) 渇水対策の必要の有無についてお聞きします。
項目
回答数
割合
1
必要である
38
93%
2
必要でない
3
7%
41
100%
合計
- 22 -
1 必要である
0%
20%
40%
2 必要でない
60%
80%
100%
職員アンケート
(31) 渇水対策は何を優先的に行うべきと思いますか。
((30)で、
「① 必要である」と答えた方を対象)
項目
1
新規水源の確保
回答数
割合
8
21%
2
他の水源や浄水場、近隣事業体から
のバックアップ管の整備
14
36%
3
渇水のPR
16
41%
4
その他
1
3%
39
100%
合計
1 新規水源の確保
2 他の水源や浄水場、近隣事業体からのバックアップ管の整備
3 渇水のPR
4 その他
0%
20%
40%
60%
80%
100%
「その他」
日頃から渇水対策対応しておくべきである。
(32) (30)で、
「② 必要でない」と答えた方を対象に、そのように思われる理由。
1
2
3
項目
水源水量は十分にあり、渇水対策を
する必要がない
水需要がやや減少傾向にあるので
少々の渇水なら大丈夫
その他
合計
回答数
割合
0
0%
3
100%
0
0%
3
100%
1 水源水量は十分にあり、渇水対策をする必要がない
2 水需要がやや減少傾向にあるので少々の渇水なら大丈夫
3 その他
- 23 -
0%
20%
40%
60%
80%
100%
職員アンケート
問8
稲沢市にとっての重点的に力を注ぐべき施策について、たたき台(将来目標及び
具体的な施策)を参考にした自由記入。
5.維持できる水道
施策のたたき台としては、稲沢市の現状に合っていないと思う。人口、地域性等
を考えて作成していただきたい。
水道事業の職員は専門の技術力、知識力が必要となるため、現在の稲沢市役内の
一部では、人事異動等により、職員全体として技術力、知識力が低下してしまう
ので、水道事業の広域化をして、市役所外に出る必要があると思われる。
人的部分の発展性が見受けられない
①浄水場の役割の見直し
1 系と 2 系の均等化(同規模程度)としバックアップが図れるようにする。
祖父江配水場の有効利用、日平均約 10,000
配水するよう管網等の整備。
②既存井戸(五郷、稲沢)の活用。
水質調査→対策
③太陽光発電等の導入
④委託できるところは委託とし管理部内の少人数体制とする。
消費者の視点から水道料金が安く、給水の水量が十分に出れば良い水道事業体
になると思う。
全面的な第三者委託を行う。ただし、委託先を競争で決めるのではなく(不安定と
なる)一宮市や名古屋市などの歴史があり、技術・技能を備えた職員が多く、また
広域化を目指し、効率的経営が望めることになる相手を選ぶ。
健全で安定した水道
・老朽管の更新事業拡大
・老朽化施設の更新事業を早期
3.地震等の災害に強い水道
5.について 事業の委託化の推進によりサービスの向上がなければならない。
下水道課とシステムを共同使用しているので、連絡を密にし、お客様への情報が
正確でなければならない。
5.維持できる水道
・経営の効率化を図るために、業務の委託化を積極的に推進すべきである。
・財政面の安定化を図るために、事務事業の見直しと財源の確保に努める。
1.~7.すべて必要な項目だと思います
施設、老朽管の更新が一番の施策だと思います。
1.「健全で安定した水道」項目では、老朽管の更新が最も必要
2.「安全で良質な水道」項目では、高層住宅等の建設に伴い貯水槽水道への水道
事業者としての関与が必要
3.「地震等の災害に強い水道」項目では、浄配水施設や配水管の耐災化の推進が
- 24 -
職員アンケート
必要不可欠である。
(改善点)
・本市は河川が多く、水管橋も多数存在することから、耐震化を進める前に落下
防止等の保護工事が必要である。
・緊急時に必要な仕切弁等の開閉確認等、日常の維持管理強化が大切であると考
える。
・顧客からの要望・要求に対し、迅速な対応が可能な体制づくりが必要である。
地震等の災害対策について、応急対策に重点をおくべきだと思います。
財政面から見て、1.2.5.6に力を入れていくべき
配水場の更新
配水幹線の更新・改良
浄水場及び配水場の耐震化
資機材の備蓄
配水幹線ネットワークの整備
経営・組織等の合理化
事業の委託化の推進
1.健全で安定した水道→老朽管の更新・改良、水管橋の改良
3.地震等の災害に強い水道→配水幹線の耐震化
5.維持できる水道→技術の継承、若手職員の育成、計画的な人事・異動の実施
応急対策の充実において、職員の危機管理体制の予防順縁の徹底
工務課、業務とか互いに速携し情報の共有化がなされる様なシステム作りをして
欲しい。
工務の改良される路線地域が業務では分からないことは、水道としても不利益と
思います。
(例えば両課が分かる所に、地図を貼って現在から将来の工事路線の把
握し役立てる等)。
- 25 -
職員アンケート
(アンケート調査表)
稲沢市水道事業の将来目標に関する
職員アンケート調査
㈱日水コン名古屋支所 担当:山本 (連絡先 TEL 052-681-3271)
アンケート調査のお願い
平成 20 年度から平成 29 年度までの稲沢市水道ビジョンを策定するに当たり、
職員の皆様が考える水道ビジョンの長期的な政策課題、具体的には、水道における
「安心」
、
「安定」
、
「持続」
、
「環境」及び「国際」について、日頃の業務を通じて感
じられていること、考えられていることなど、アンケートを通じて、ご意見をお伺
いします。
その上で調査結果を参考にして、稲沢市水道事業における将来目標や具体的な施
策について今後、検討したいと考えていますので、ご協力くださいますようお願い
します。
問い合わせ先
稲沢市上下水道部水道業務課
担当:石原、伊東(内線 13)
記入上の注意等
① 「将来目標」とは、概ね 10 年先を見通したものです。
② 回答は、直接、アンケート調査票に記入してください。
③ 選択方式において「その他」を選択された方は、そのイメージをできる限り具
体的に記入してください。
④ アンケート調査は、平成 19 年 10 月 31 日(水)までに水道業務課庶務グループに
提出してください。
⑤ 回答者の所属を○で囲んでください。
(回答者の所属: 水道業務課 水道工務課 )
問1 水道ビジョンの長期的な政策課題である「安心:すべての国民が安心しておいしく飲め
る水道水の供給」について、日頃から必要と感じていること、考えていることなど、該当
するものを次の中から選んでください(複数回答可)
。また、
「その他」と回答された方は、
そのイメージをなるべく具体的に記入してください。
ア 水質保全対策の推進
水質保全対策は、汚染源対策と直接浄化対策に分類されます。前者は、点源的対策(下
水道、農業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽等)と面源的対策(水源林の整
備、農地からの排水対策)に分類されます。後者は、浚渫、浄化用水の導入、河川直接
浄化などがあります。水道事業では、他関係機関に協力・要請を行うことになります。
イ 水質監視システムの導入
水質監視システムは、配水池以降の監視が対象となります。計器による監視は、消費
者がにおいや目視で把握することができる残留塩素濃度、濁度、色度、pH などが主な監
視項目となります。
ウ 残留塩素濃度の適正化
塩素濃度は、高ければおいしい水の要件(厚生省「おいしい水研究会(昭和 60 年 4 月)
」
)
の範囲外となり、低ければ殺菌力の低下を招くことになり、管理が難しい項目といえま
す。そのため塩素濃度の管理は、浄水場の塩素注入率と配水管末端部の塩素濃度の双方
による監視及び制御が適正な管理方法といえます。
エ 貯水槽管理の適正化
受水槽と高架水槽を合わせた設備を貯水槽といいます。この貯水槽の管理(定期的な
清掃や点検)が適正に行われていないと、飲用水の汚染の原因となります。
オ その他
(具体的に)
1
職員アンケート
問2 水道ビジョンの長期的な政策課題である「安定:いつでもどこでも安定的に生活水を確
保」について、日頃から必要と感じていること、考えていることなど、該当するものを次
の中から選んでください(複数回答可)
。また、
「その他」と回答された方は、そのイメー
ジをなるべく具体的に記入してください。
ア 老朽施設の更新(管路、構造物)
イ 維持管理体制の充実(水圧、水量、水質情報のデータ化、システム化など)
ウ ストック機能の増強(配水池、緊急用貯水槽など)
エ 水道施設の耐震化(管路、構造物)
オ 監視制御システムの整備(配水ブロック間融通、水圧計、流量計、水質計の設置など)
カ バックアップ施設の整備(送・配水幹線ネットワークの構築など)
キ 自家発電設備の適正配置(施設能力と需要水量のバランス)
ク 応急対策の充実(応急復旧用資機材、給水用資機材、作業人員など)
ケ 広報活動の充実(広報手段、広報内容など)
コ 危機管理対策の充実(マニュアルの作成、実施訓練など)
サ その他
(具体的に)
問3 水道ビジョンの長期的な政策課題である「持続:地域特性にあった運営基盤の強化、水
道文化・技術の継承と発展、消費者ニーズを踏まえた給水サービスの充実」について、日
頃から必要と感じていること、考えていることなど、該当するものを次の中から選んでく
ださい(複数回答可)
。また、
「その他」と回答された方は、そのイメージをなるべく具体
的に記入してください。
ア 若手職員の育成(研修会への参加など)
イ 業務の効率化(OA化、業務委託の推進)
ウ 財政面の安定化(財政計画・水道料金の見直しなど)
エ 給水サービスの向上(情報公開、広報紙、HP による PR など)
オ お客様サービスの向上(利便性の向上、消費者ニーズの収集など)
カ その他
(具体的に)
2
職員アンケート
問4 水道ビジョンの長期的な政策課題である「環境:環境保全への貢献」について、日頃
から必要と感じていること、考えていることなど、該当するものを次の中から選んでくだ
さい(複数回答可)
。また、
「その他」と回答された方は、そのイメージをなるべく具体的
に記入してください。
ア 有収率の向上(漏水量の削減)
イ 電力消費量の軽減及び CO2 排出量の削減
ウ 資源の有効利用(建設副産物のリサイクル)
エ クリーンエネルギーの導入(クリーンエネルギーとは、自然現象から得られ、二酸化
炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)などの環境汚染物質を出さない、又は排出が極めて少
ないエネルギーのことです。具体例:太陽光・熱、風力、水力等)
オ その他
(具体的に)
問5 水道ビジョンの長期的な政策課題である「国際:我が国の経験の海外移転による国際貢
献」について、日頃から必要と感じていること、考えていることなど、該当するものを次
の中から選んでください(複数回答可)
。また、
「その他」と回答された方は、そのイメー
ジをなるべく具体的に記入してください。
ア 海外への技術者の派遣
イ 海外からの研修者の受け入れ
ウ その他
(具体的に)
3
職員アンケート
問6 消費者へのサービスレベルについて、どのように感じているかお聞きします。なお、日
頃の業務上、設問内容との接点が少なく、どうしても答えられない場合は、
“分からない”
を選択してください。
1) 消費者は水道水に対して満足していると思いますか。
① 大変満足している
② 満足している
③ どちらともいえない
④ あまり満足していない
⑤ 満足していない
⑥ 分からない
2) 1)で、
「① 大変満足している」
、
「② 満足している」と答えた方にお聞きします。
消費者が水道水に満足していると思う理由を、次の中から一つ選んでください。
① おいしさ
② 安全性
③ 水道料金
④ 水圧
⑤ その他(
)
3) 1)で、
「④ あまり満足していない」
、
「⑤ 満足していない」と答えた方にお聞きします。
消費者が水道水に満足していないと思う理由を、次の中から一つ選んでください。
① おいしさ
② 安全性
③ 水道料金
④ 水圧
⑤ その他(
)
4) 消費者は水道料金に対して満足していると思いますか。
① 大変満足している
② 満足している
③ どちらともいえない
④ あまり満足していない
⑤ 満足していない
⑥ 分からない
5) 4)で、
「① 大変満足している」
、
「② 満足している」と答えた方にお聞きします。
消費者が水道料金に満足していると思う理由を、次の中から一つ選んでください。
① 水道料金が高いという意見や苦情を聞いたことがないから
② 他の公共料金と比較して水道料金は決して高くはないから
③ 特に理由はない
④ その他(
)
4
職員アンケート
6) 4)で、
「④ あまり満足していない」
、
「⑤ 満足していない」と答えた方にお聞きします。
消費者が水道料金に満足していないと思う理由を、次の中から一つ選んでください。
① 水道料金が高いという意見や苦情を聞いたことがあるから
② 他の公共料金と比較すると水道料金は決して安くはないから
③ 水道料金と下水道料金をいっしょに徴収しているため高いと感じている可能性がある
④ 特に理由はない
⑤ その他(
)
7) 消費者への広報は十分行われていると思いますか。
① 十分に行われている
② 行われている
③ どちらともいえない
④ あまり行われていない
⑤ 行われていない
⑥ 分からない
8) 消費者に節水意識が浸透していると思いますか。
① 十分浸透している
② 浸透している
③ どちらともいえない
④ あまり浸透していない
⑤ 浸透していない
⑥ 分からない
9) 8)で、
「① 十分浸透している」
、
「② 浸透している」と答えた方にお聞きします。
どういったところで節水意識が浸透していると感じますか。理由があれば記入してください。
10) 8)で、
「④ あまり浸透していない」
、
「⑤ 浸透していない」と答えた方にお聞きします。
どういったところで節水意識が浸透していないと感じますか。
理由があれば記入してくだ
さい。
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職員アンケート
問7 事業全般について、どのように感じているかお聞きします。なお、日頃の業務上、設問
内容との接点が少なく、どうしても答えられない場合は、
“分からない”を選択してくだ
さい。
■水道水の水質や水圧についてお聞きします。
1) 水道水質(安全性やおいしさ)についてお聞きします。
これからの水道水質はどうあるべきと思いますか。次の中から一つ選んでください。
① 今のままで十分
② 水質基準さえクリアーしていれば十分
③ 料金が少々上がっても改善すべき
④ 料金が大幅に上がっても改善すべき
⑤ 分からない
⑥ その他(
)
2) 1)で、
「① 今のままで十分」
、
「② 水質基準さえクリアーしていれば十分」と答えた方は、
その理由を次の中から一つ選んでください。
① 水道水質を改善するにはお金がかかりすぎるから
② 今のままで十分おいしいから
③ おいしさは別として水質基準をクリアーしているので十分
④ おいしい水を飲みたければペットボトルや浄水器を使用すればいい
⑤ 特に理由はない
⑥ その他(
)
3) 1)で、
「③ 料金が少々上がっても改善すべき」
、
「④ 料金が大幅に上がっても改善すべき」
と答えた方にお聞きします。
何に重点を置いて改善すべきと思いますか。次の中から一つ選んでください。
① おいしさ
② 安全性
③ 安全性かつおいしさ
④ その他(
)
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職員アンケート
4) 水道水の水質が給水区域内で均一化が図られていると思いますか。
① 十分図られている
② 図られている
③ どちらともいえない
④ あまり図られていない
⑤ 図られていない
⑥ 分からない
5) 4)で、
「④ あまり図られていない」
、
「⑤ 図られていない」と答えた方は、その理由を記入
してください。
6) 水圧が給水区域内で均一化が図られていると思いますか。
① 十分図られている
② 図られている
③ どちらともいえない
④ あまり図られていない
⑤ 図られていない
⑥ 分からない
7) 6)で、
「④ あまり図られていない」
、
「⑤ 図られていない」と答えた方は、その理由を記入
してください。
■水道施設についてお聞きします。
8) 稲沢市の水道施設の状態をどう思いますか。
① 大変よい
② よい
③ どちらともいえない
④ あまりよくない
⑤ よくない
⑥ 分からない
7
職員アンケート
9) 8)で、
「① 大変よい」
、
「② よい」と答えた方は、その理由を記入してください。
10) 8)で、
「④ あまりよくない」
、
「⑤ よくない」と答えた方は、その理由を記入してくださ
い。
11) 水道施設は経年的に老朽化していくものですが、
老朽施設や老朽管の更新は経費がかかっ
ても行うべきと思いますか。
① 積極的に行うべきである
② 行うべきである
④ 行うべきでない
⑤ 分からない
③ あまり行うべきでない
12) 11)で、
「① 積極的に行うべきである」
「② 行うべきである」
、
と答えた方にお聞きします。
老朽施設や老朽管の更新は何から優先的に行うべきと思いますか。
次の中から一つ選んで
ください。
① 石綿セメント管の更新
② 普通鋳鉄管の更新
③ その他(
)
13) 11)で、
「③ あまり行うべきでない」
、
「④ 行うべきでない」と答えた方は、その理由を次
の中から一つ選んでください。
① 更新ではなく補修など費用のあまりかからない方法を採用すべき
② 耐用年数がきたら更新すべき
③ その他(
)
■施設の運転及び維持管理についてお聞きします。
8
職員アンケート
14) 現状の施設は運転及び維持管理上、不安や支障があると思いますか。
① 大変不安や支障がある
② 不安や支障がある
④ 全く不安や支障がない
⑤ 分からない
③ あまり不安や支障がない
15) 14)で、
「① 大変不安や支障がある」
「② 不安や支障がある」
、
と答えた方にお聞きします。
現状の施設の運転及び維持管理上、
不安や支障があると感じていることを記入してくださ
い。
16) 水道法の改正に伴い浄水場の運転管理が委託可能となりました。
浄水場の運転管理の委託
についてどう思いますか。
① 積極的に委託すべき
② どちらかというと委託すべき
④ どちらかというと委託すべきでない
③ 分からない
⑤ 委託すべきでない
17) 16)で、
「① 積極的に委託すべき」
、
「② どちらかというと委託すべき」と答えた方にお聞
きします。
浄水場の運転管理を委託すべきと思う理由を、次の中から一つ選んでください。
① 熟練技術者の高齢化
② 人事異動などにより技術の継承が難しい
③ 効率的な業務ができる
④ 経費が安くて済む
⑤ 水源水質の悪化に敏速に対応できる
⑥ 特に理由はない
⑦ その他(
)
9
職員アンケート
18) 16)で、
「④ どちらかというと委託すべきでない」
、
「⑤ 委託すべきでない」と答えた方に
お聞きします。
浄水場の運転管理を委託すべきでないと思う理由を、次の中から一つ選んでください。
① 時期尚早であり他の事業体の状況をみながら考えるべき
② 委託できる機関や会社が少ない
③ 経費が高くなる
④ 特に理由はない
⑤ その他(
)
19) 浄水場の運転管理以外の業務で委託した方がよいと思われるものがあれば記入してくだ
さい。
20) 図面や台帳類の整理はきちんと行われていると思いますか。
① 大変よく整理されている
② 整理されている
③ どちらとも言えない
④ あまり整理されていない
⑤ 全く整理されていない
⑥ 分からない
21) 20)で、
「④ あまり整理されていない」
、
「⑤ 全く整理されていない」と答えた方にお聞き
します。
図面や台帳の整理がうまく行われていない理由を、次の中から一つ選んでください。
① 保管場所が決まっていない
② 保管するスペースがない
③ 電子化されていない
④ 使用した人が元の場所に戻さない
⑤ 特に理由はない
⑥ その他(
)
10
職員アンケート
■緊急時の対応についてお聞きします。
22) 現在の緊急時の体制についてどう思いますか。
① 大変よい
② よい
③ どちらとも言えない
④ あまりよくない
⑤ よくない
⑥ 分からない
23)
22)で、
「① 大変よい」
、
「② よい」と答えた方は、その理由を記入してください。
24)
22)で、
「④ あまりよくない」
、
「⑤ よくない」と答えた方は、その理由を次の中から一
つ選んでください。
① 施設に余裕がない
② 水量的に余裕がない
③ バックアップ用の管路がない
④ 非常時のマニュアルがない
⑤ 緊急時の体制がうまく機能するか疑問である
⑥ その他(
)
25) 緊急時にあなたが行う業務について把握していますか。
① よく把握している
② ある程度把握している
③ あまり把握していない
④ 全く把握していない
26) 震災時の対策として、主要施設の耐震化を行うべきと思いますか。
① 積極的に行うべきである
② 行うべきである
④ 行うべきでない
⑤ 分からない
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③ あまり行うべきでない
職員アンケート
27) 26)で、
「③ あまり行うべきでない」
、
「④ 行うべきでない」と答えた方は、その理由を次
の中から一つ選んでください。
① 水道料金が上がるから
② 施設の更新時に耐震化を考えたらよい
③ 施設の使用期間に大きな地震が起こる可能性は低いから応急給水・応急復旧に力をいれるべき
④ 耐震化は経費がかかるので、早急に改善しなければならないことを優先すべき
⑤ その他(
)
28) 水質事故や漏水、赤水の発生などさまざまな事故に対して、対策がとられていると思いま
すか。
① 万全の対策がとられている
② 対策がとられている
③ どちらとも言え
ない
④ あまり対策がとられていない
⑤ 全く対策がとられていない
⑥ 分からない
29) 28)で、
「④ あまり対策がとられていない」
、
「⑤ 全く対策がとられていない」と答えた方
は、その理由を次の中から一つ選んでください。
① 経費がかかるため
② 人手が足りない
③ 大きな事故はあまり起きない
④ その他(
)
30) 渇水対策の必要の有無についてお聞きします。
① 必要である
② 必要でない
31) 30)で、
「① 必要である」と答えた方にお聞きします。
渇水対策は何を優先的に行うべきと思いますか。次の中から一つ選んでください。
① 新規水源の確保
② 他の水源や浄水場、近隣事業体からのバックアップ管の整備
③ 渇水のPR
④ その他(
)
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職員アンケート
32) 30)で、
「② 必要でない」と答えた方は、その理由を次の中から一つ選んでください。
① 水源水量は十分にあり、渇水対策をする必要がない
② 水需要がやや減少傾向にあるので少々の渇水なら大丈夫
③ その他(
)
問8 次頁以降に示す図1は、稲沢市水道事業の将来目標及び具体的な施策のたたき台として
作成したものです。これらについて、稲沢市にとっての重点的に力を注ぐべき施策はどの
ような項目と考えますか。また、効率的な業務運用を図るための業務の改善点等のアイデ
アなどご意見を自由に記入してください。
(回答欄)
※ご協力、有難うございました。
13
職員アンケート
1. 健全で安定した水道
水源の確保
地下水の保全
老朽化施設の更新・改良
浄水場の更新
配水場の更新
電気計装設備・計測機器の更新
ポンプ施設の更新
老朽管の更新・改良
配水幹線の更新・改良
配水支管の更新・改良
水管橋の更新・改良
末端管路の整備
監視制御システムの充実
配水ブロック化の整備
直結給水の導入・実施
中央監視システムの整備
計測機器の適正配置及び整備
2. 安全で良質な水道
水源保全対策の推進
地下水水質保全
水源水質管理
浄水処理方法の適正化
浄水処理方法の改善
配水施設における水質管理の充実
水質管理体制の充実
残留塩素濃度の低減化
貯水槽水道の維持管理の促進
沿製給水管解消対策の推進
3. 地震等の災害に強い水道
基幹施設の耐震化
浄水場及び配水場の耐震化
配水幹線の耐震化
ストック機能の増強
配水池の整備
災害用緊急貯水槽の整備
応急対策の充実
応急体制( 給水・復旧) の整備
資機材の備蓄及び保管場所の適正配置
災害用井戸の整備
広報活動の充実
バックアップ施設・体制の充実
近隣事業体との応援協定の締結
関係機関との連携強化
応援受入れ体制の充実
配水幹線ネットワークの整備
自家発電設備の適正配置( 場所、 能力)
テロ対策等の危機管理
チェックリストの作成
マニュアルの作成
図1 水道事業の目標と具体的な施策(例)
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職員アンケート
4. 親しみやすい水道
ホームページ等による情報公開
給水サービスの向上
わかりやすい情報発信( 業務指標の活用等)
安全でおいしい水のPR
配水施設における水質管理の充実
お客様に対する公平性の確保( 水道料金)
お客様に対する利便性の向上
お客様サービスセンターの設置
お客様とのコミュニケーションの充実
情報セキュリティの向上
5. 維持できる水道
経営の効率化
経営・組織等の合理化
事業の委託化の推進
財政面の安定化
水道料金体系の見直し
加入者分担金の徴収
財政収支の見直し
事業のコスト縮減
技術の継承とOA 化の推進
職員研修の実施
技術者の育成
IT の推進
6. 環境にやさしい水道
省エネルギー、 省資源
資源の有効利用( 浄水場発生土)
効率的な水運用( 電力・CO2削減)
クリーンエネルギーの利用
水力発電の推進
CO 2の排出抑制
7. 国際協力への貢献
国際協力
技術者の派遣
研修生の受け入れ
図1 水道事業の目標と具体的な施策(例)
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職員アンケート
Fly UP