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業務委託仕様書
ストロベリーキングダムとちぎ訪日外国人 PR 事業(県外 PR 事業)業務委託仕様書 1 業務の内容 (1)業務名 ストロベリーキングダムとちぎ訪日外国人 PR 事業(県外 PR 事業)業務 (2)業務の目的 急増している訪日外国人観光客を対象に、いちご等の農産物の魅力発信や観光いちご 園等への誘客を促進することにより、農村地域の活性化と海外における県産農産物のブ ランド力向上を図る。 2 事業費 35,000,000円(消費税及び地方消費税を含む)を上限とする。 3 委託期間 契約締結の日から平成29年3月24日(金)まで 4 業務内容 本業務の受託者は、以下の内容に従って業務を遂行する。ただし、具体的な実施内容につい ては、5の「実施計画書」において定めるものとする。 (1)空港等でのいちご王国とちぎ PR ブース設置 ア 実施時期 平成28年12月から平成29年3月、 10日以上×3カ所(予定) イ 実施場所(想定) ・成田国際空港イベントスペース ・新千歳空港イベントスペース ・沖縄空港イベントスペース ※各空港イベントスペースの場所は下記の実施内容を遂行でき、かつ、多くの訪 日外国人への PR が見込める場所を提案すること ウ 実施内容 ・訪日外国人向けに「いちご王国とちぎ」を PR するブース設置及び運営等 ・訪日外国人向けノベルティの製作 エ その他留意事項 ○PR ブースの設営・運営・撤去 ・いちごの試食・販売を中心とした PR を行い、併せてその他の農産物や栃木県の農 村地域への誘客促進を図るパンフレット等の配置・配布等を行う。 ・ 「いちご王国とちぎ」をコンセプトに本県への誘客を効果的に PR できるブースの 装飾を行うこと。 ・試食、物販に対応できる設備を設けること。 ・ブース運営に必要なスタッフを手配すること。その際、英語、中国語を話せるス タッフを含めること。 ・いちご等の無料サンプリングに要する経費を委託料に含むものとする。 ・いちご等の農産物をストックできるバックヤードを確保すること。 ・各種許可申請の手続は受託者が行うこと。 ・イベント実施に当たっては、県と協議しながら企画すること。 ○配布用ノベルティの製作 ・アイテム及びそのデザインは、 「いちご王国とちぎ」が訴求され、かつ訪日外国人 の誘客促進に効果的なものを提案すること。 ・ノベルティの内容は、3種類各 5,000 個以上製作すること。 (2)訪日外国人産地ツアーの企画・実施 ア 実施時期・内容 内容 実施時期 回数 旅行エージェントツアー H28 年 10 月~12 月 1回 有名ブロガー・留学生ツアー 3回 H28 年 12 月~H29 年 3 月 一般ツアー 1回 イ その他留意事項 (共通) ・各回必ずいちご狩りを盛り込んだコースを提案すること。 ・全行程において、滞りない運営ができるよう通訳者の人員を確保すること。 ・各ツアーに招請する人数、国籍については、最も事業に効果的な内容を提案する こと。ただし、国籍については、将来的な県産農産物の輸出拡大を見据え、タイ、 シンガポール、マレーシア及びその他より高い効果を見込める国を提案できる ものとする。 ・各ツアー終了時には、招請者と県及び関係団体等とツアー内容に関する意見交換 をする場を設け、会場、運営の手配を行うこと。 ・宿泊をともなう場合は、1名1室(インターネット環境あり)を基本とする。 ・日本国内の交通については、宿泊先、ツアー先、交通事情等を勘案し、鉄道や貸 し切りバス等を組み合わせて、円滑な移動ができるよう手配、調整すること。 ・提案のあったコースの実施については、県と協議した上で決定すること。 ・全行程に係る施設の施設入場料、体験料も含むこととする。 ・招請者の安全を担保し、急病・救護が必要になった場合に備え、適切に対応する こと。 (旅行エージェントツアー) ・行程は、3泊4日程度とすること。 ・旅行エージェントは、ツアーを企画・造成できる責任者を必須とし、かつ訪日ツ アーの実績があり、ツアー造成や実施に意欲的である者を選定すること。 ・招請する旅行エージェントそれぞれについて、実績等を確認できる資料を示した 上で、選定理由を具体的に説明すること。 ・旅行エージェント招請に係る航空券を手配すること。 ・全行程にかかる宿泊、食事を手配すること。 (有名ブロガー) ・行程は、各回3泊4日程度とすること。 ・有名ブロガーは、PV(ページビュー)数が多く、母国語による情報拡散効果が期 待できる者とする。 ・招請する有名ブロガーそれぞれについて、実績等を確認できる資料を示した上 で、選定理由を具体的に説明すること。 ・有名ブロガー招請に係る航空券を手配すること。 ・全行程にかかる宿泊・食事を手配すること。 ・有名ブロガーは、各言語1名程度を想定し、言語は、タイ語、英語、中国語(繁 体字、簡体字)を基本とする。 (留学生) ・外国人留学生は、県内大学からの招請を基本とする。 ・有名ブロガーツアーと併せて開催するが、日帰りを基本とする。 (一般ツアー) ・受託者が一般に実施しているツアーと同様に参加者の募集を行い、ツアーを実施 すること。 ・東京発のオプショナルツアー又は団体旅行客をターゲットとしたコースを想定 し、移動手段(電車、バス、レンタカーなど)も含めて提案すること。 ・行程(日数、宿泊の有無)は任意とするが、ツアー内容は栃木県内に限るものと する。 (3)情報発信 ○現地(海外)旅行雑誌等へのいちご王国とちぎ及び産地ツアーの PR・募集記事 の掲出 ・掲出先は、将来的な県産農産物の輸出拡大を見据え、タイ、シンガポール、マレ ーシア及びその他より高い効果を見込める国を提案できるものとする。 ・掲出する雑誌は、訪日旅行を志向する層に訴求が見込まれる旅行雑誌を提案するこ と。 ・ページデザインは、「いちご王国とちぎ」が訴求され、かつ訪日外国人の誘客促進 に効果的な構成とすること。 ・掲載量は、A4 見開き2ページ程度を基本とする。 ○ウェブサイトを活用したPR ・とちぎ観光いちご園連絡協議会ホームページの多言語化〔タイ語、英語、中国語 (繁体字、簡体字))を行うこと。 ・上記に加え、栃木県サーバー上にいちご王国とちぎや観光いちご園の情報をわか りやすく PR するページを作成すること。その際の言語は、タイ語、英語、中国 語(繁体字、簡体字)に対応したページとすること。 ・スマートフォン画面にも対応した内容とすること。 ・訪日を志向する旅行者に PR 効果が期待できるウェブサイトについて、選定理由 を含めて提案し、上記ページのバナー広告を4ヶ月間掲出すること。 ○指差し会話シートの作成 ・観光いちご園や直売所等の都市農村交流施設関係者がスムーズに外国人と意思 疎通を図ることができる指差し会話シートを作成すること。 ・種類は、観光いちご園向け及び直売所等の都市農村交流施設向けの2種類とし、 各2万部以上とする。 ・言語は、タイ語、英語、中国語(繁体字、簡体字)に対応すること。 ・デジタルデータ(イラストレーター及び PDF)でも納入すること。 ○無料 Wi-Fi スポットマップの作成 ・観光いちご園や都市農村交流施設等の情報と併せて無料 Wi-Fi スポット情報等 が入手できるマップを3万部以上作成すること。 ・マップの規格は任意とし、内容と併せて規格も提案すること。 ・言語は、タイ語、英語、中国語(繁体字、簡体字)に対応すること。 ・マップと上記ウェブサイトを上手く連動させる内容とすること。 ・観光いちご園や都市農村交流施設等へのアクセス方法の情報も盛り込むこと。 ・デジタルデータ(イラストレーター及び PDF)でも納入すること。 ○観光いちご園への訪日外国人向け撮影スポット看板等の設置 ・設置する看板等の規格は任意とするが、観光いちご園を訪れた訪日外国人が、思 わず写真撮影したくなり、SNS 等に情報発信したくなる写真撮影スポットとなる 提案をすること。 ・デザインは、 「いちご王国とちぎ」が訴求され、かつ SNS 等で情報発信した際に 訪日外国人の誘客促進に効果的なものとする。 ・当該スポットには、施設名や連絡先等をタイ語、英語、中国語(繁体字、簡体字) で記載すること。 ・設置いちご園は、とちぎ観光いちご園連絡協議会に加盟しているいちご狩り園 (23 園)を基本とする。ただし、実際に設置するいちご園は、設置要望調査を 行った後、設置を希望するいちご園のみとする。 ○その他 PR ツールの作成 ・上記ツールの他、外国人向けに PR 効果が期待できるツールを提案できるものと する。 (4)アンケート調査及び結果の分析 ・上記(1)及び(2)の実施に際してアンケート調査を実施し、その結果を分析して 栃木県の農村地域への誘客促進に効果的な PR 手法や対応策を取りまとめること。 (5)その他 ・上記(1)~(3)の業務効果をさらに高める独自提案を行うこと。 5 実施計画書及び報告書の提出 (1)受託者は、提案した企画提案書をもとに、契約締結後遅延なく具体的な業務内容につい て栃木県と協議の上、 「業務実施計画書」 (様式任意)を作成して栃木県に提出すること。 (2)受託者は、委託業務完了後、 「実績報告書」 (様式任意)を作成し、栃木県に2部提出する とともに、報告書を保存したメディア(DVD 等)を一式提出し、栃木県の検査を受けるも のとする。 (3)栃木県は、必要がある場合は、受託者に対して委託業務の処理状況について調査し、又 は報告を求めることができる。 6 委託料の支払い 委託料は、委託業務完了後の精算払いを基本とする。 7 再委託の可否 受託者は、業務の全てを再委託することはできない。他の団体と連携して事業を実施する場 合は、あらかじめ役割分担等を記載した資料を作成し、栃木県と協議するものとする。 8 その他 (1)本仕様書に記載されている内容を遵守した上で、より良い提案がある場合は、企画提案 書に記載すること。 (2)本仕様書に記載されている内容及び選考された企画提案の提案書の内容について、より 効果的な業務となる場合には、栃木県と受託者との間で協議の上、一部変更を行うことが ある。 (3)本仕様書に明記されていない事項又は業務上疑義が生じた場合は、栃木県と受託者の協 議により事業を実施することとする。 (4)本事業の成果は、栃木県に帰属することとする。