Comments
Description
Transcript
-- 1 【2-2 ごみの出し方・分別周知事業】(廃棄物対策部収集業務課
【2-2 ごみの出し方・分別周知事業】(廃棄物対策部収集業務課) コーデ=コーディネーター 評価者=評価者 市=説明者(市職員) 市:それでは、ごみの出し方・収集日程表、ごみの出し方便利帳作成周知業務でございます。 事業の目的でございますが、市民に対して家庭ごみの正しい分別方法と収集日程を周知する ことによりごみの適正排出を保持し、可燃ごみの減量及び資源ごみのリサイクル化の推進を 図ることを目的としております。 事業の内容、実施方法でございますが、冊子は日本語版と外国版とがございます。日本語 版については、ごみの出し方・収集日程表の葵・駿河区版と葵区、安倍6地区版、そしてご みの出し方便利帳の清水区版、蒲原地区版と由比地区版の5種類を作成しております。外国 版については、ごみの出し方ガイドブック外国人版の葵・駿河区版、清水区版、蒲原地区版、 由比地区版の4種類を作成しています。これらの冊子は毎年度発行しており、印刷、製本、 保管、倉庫までの運搬業務を競争入札により契約しております。 平成24年度の予算額は1,102万4,000円でございまして、25年度版の発行部数は全体で36 万2,000部を予定しております。外国人用を除く日程表、便利帳の配布につきましては、広 報しずおかの3月1日号と同時に配布するとともに、市内の大学や各区役所、生涯学習セン ター等主要施設に配置し、希望者に配布しております。また、転入者が区役所及び市民サー ビスコーナーにて手続をする際、住所地の収集日程表あるいは便利帳等、転入者セットとし て配布しております。 事業実績でございますが、ごみの出し方・収集日程表及びごみの出し方便利帳の発行部数 は、市内の世帯数、転入者から例年の不動産管理会社使用数等を勘案しまして必要部数を作 成していることから、市内の世帯に不足なく配布することができております。その結果、基 本的な排出方法の周知がこの冊子により図られているため、当課における市民の問い合わせ においても、冊子内容を理解した上での確認事項が多い状況となっております。 所管課の見解でございますが、ごみの出し方・収集日程表及びごみの出し方便利帳は、ご みの出し方や収集日程の周知を目的に毎年度作成しており、廃棄物のリサイクルや清掃工場 の場所、受け付け方法までを示した廃棄物対策部の所管事業を包括した唯一の広報冊子でご ざいます。地域の状況に即したごみの出し方、分別方法等のルールを周知するとともに、ご みの適正排出と資源化の推進及び問い合わせ先がわかりやすく表記されており、市民にとっ て便利性が高く、直接全市民に対し広報、啓発を図る重要な冊子であると考えております。 -- 1 事業の課題、問題でございますが、事業の内容、実施方法のとおり、日本語版5種類、外 国語版4種類の計9種類を作成していることから、単にコスト面から見ると日本語版と外国 版の2種類にまとめることが望ましいものの、市町合併後も引き続き各地区の従来の収集方 法を継承していることから、ごみの出し方や収集方法の一元化、集約化の実現が必要である と考えております。なお、今後、廃棄物の処理関係の法令改正や家庭ごみ処理の有料化など の方向性によっては、作成経費が増加する可能性がございます。 今後の方向性、目指す姿でございますが、現行の9種類の日程表、レイアウト及び掲載内 容を見直し、冊子面や共通した項目のページについては、平成26年度年度を目途に内容の 統一化を図り、よりわかりやすい冊子を市民に提供していきたいと考えております。 論点でございますが、現行9種類の日程表について情報量と配布方法に問題はないか、ご 意見を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 以上でございます。 コーデ:はい、ありがとうございました。概要から論点まで説明していただきました。このご 説明にご質問はございますでしょうか。 もうご意見とかご提案とか、今お話しいただいたのは実際にごみ分別、収集についての周 知事業ということで、日程表、便利帳、あと外国人へのガイドブックという3冊をお出しに なってくださっているということでした。 担当課からの論点としては、情報量はどうなのか、それから配布方法はどうでしょうか、 それとほかの方法、ほかにやり方ありますかねというような、そういうご意見もいただきた いということなので、それも踏まえて皆さんご意見お願いします。 評価者:地域によって収集方法が違うということで、これだけの数が出て、できてしまってい るのは本当にもったいないなという気がしています。それで、収集日等は毎年変わるので、 毎年、日程表を配布する必要があると思うんですが、それ以外の収集方法、例えば粗大ごみ 申し込み方法といった収集方法の部分は、改善される可能性というのは、それなりにあるの でしょうか。もし、それが、あまり変わらないのでしたら、そこの部分は毎年配布しないで 改訂された時だけに配布する、ということができるのではないでしょうか、と思いました。 市:毎年、法改正と、それから委託の内容等によりまして、収集日程については見直しをさせ -- 2 ていただいております。例えば今年ですと、二輪のリサイクルの関係の廃棄の方法が変わり まして、それまでは原付バイクは市のほうで収集していたのは、今後は二輪センターのほう で扱うとか、そういうような内容が少しずつ毎年のように変わってきております。 評価者:わかりました。 評価者:では、毎年やはり必要だということですね。 市:毎年必要ですね。 市:毎年やっぱり正しい情報を理解していただいて適正に排出していただくという、こっち必 要がございますので、毎年、たえず新しいものを出していく必要があるというふうに考えて おります。 評価者:この下の全体事業費の表の見方は、23年度、24年度で、これは23年、先ほどの説明 だと実績で、24年度は予算だから差額出るという形ですか、実績だから。というのは、事 業実績のほうで今年は昨年より部数が見込みが減っていますよね。それで、予算が実績では わからないんですけれども、増えるというのは、何かちょっと説明をお願いしたいと思いま す。 市:はい、お答えをさせていただきます。 昨年度は秋ごろの話に、年度末くらいになりますけれども、燃料、軽油、ガソリン代とか がとても高くなったというようなことを覚えていらっしゃるかと思うんですが、印刷物です とやはりインクですとか、あとは原材料を仕入れに運ぶまでの運賃等、石油系のものに頼る ものが非常に多いと。参考見積もりのほうもとってみたんですけれども、やはりどうしても いわゆる石油燃料系の原材料の関係がとても高いということで、予算どりの段階では非常に 参考としては高い値段が示されました。 我々のほうも、それでは余りにも予算のほうが負担かけてしまうものですから、発行部数 のほうを今度少し下げるような形でいろいろ組んでみたんですが、ただ今度は発行部数を下 げますと、印刷単価が上がってしまうという痛しかゆしのような状況になりまして、発行部 -- 3 数のほうの予定ですと、大体5,000部ぐらいは予算要求の段階では全体で下げる、全体で 5,000部くらい下げるような抑えをきかせたんですが、それでもやはりもともとの単価がそ ういった理由で高くなるということで、予算のほうが上がってしまったというような現状が ございます。 ただ、これも今年の秋ごろ入札にかけますので、今現在は皆さんのガソリンもそうでしょ うけれども、少しまた下がった状況になりますので、このぐらいの値段よりは、まだ大分差 額は出るんじゃないかなというふうには考えています。 評価者:ごみの出し方の収集日程表、これ今年度、印刷物が36万2,000部ですか、なっていま すけれども、実際には静岡市の世帯数が30万1,000ですよね。そうしますと、その差が約6 万部多いんですけれども、余りにもちょっと多いんじゃないかというように感じるんですけ れども、どうでしょうか、部数の発行部数が。さっき言った金額の関係でいきますと、少し ばかり減額、数量減らしても金額にはかからないということもあり得るかと思いますけれど も、そこら辺はどうなんでしょうか。 市:お答えをさせていただきます。 数の算定というのは非常に難しい問題がございますが、例えば静岡市内におきましても、 静岡大学であるとか県立大学、常葉学園大学、短大も東海短大さんとか常葉の短大さん、遠 隔地から静岡市内のほうにお住みの学生さん等も多うございます。そういった方たちの中で も住民票を移されている方もいらっしゃれば、住民票を移されていらっしゃらない方もいら っしゃる。そうすると実際のところよりも、やはり実際の世帯数でやってしまいますとどう しても不足が出てくる。じゃ、不足をどのくらいということの算定なんですが、例えば各大 学の学生課さんのほうにまとめて、学生さん向けに置かさせていただいたりとか、あと一時 的に住むような方も見込みまして、不動産の管理会社、集合住宅等のいわゆる管理会社さん のほうにもまとめて、住んでいらっしゃる方のほうに配布させていただいて、住民票のある なしにかかわらず、そこに住んでごみを排出する方にはやはりごみ出しのルール、そこを守 っていただくということを重点に想定をさせてもらった数で、印刷をさせてもらっている現 状でございます。 評価者:いいんですよね。だから、余裕の幅が、余りにも6万部というのは多いんじゃないん -- 4 ですかということを私は言っているんですけれどもね。そこら辺の要するに見方が問題です けれどもね。 評価者:確かに言われることわかります、世帯等も含めて、こうなっている。 コーデ:残ったりしませんか。 市:町内会で先ほど説明しましたように広報紙しずおかを通じて町内会、自治会さんの方につ いては配布させていただきました。それらが約27万部ぐらい配布させていただくんですが、 あと行政機関、それから大学とか、いろいろと大学、行政、生涯学習センター、そんなよう なところへとか置きまして、それが約3万6,000部くらい、いろんなところへ置かせていた だいております。それとか不動産会社のほうには部数でいきますと4万部ぐらい、いろんな ところがございますので、配らさせていただいています。それと予備で、課に残る予備とし て約2万ちょっとございます。ただ、それを過不足に応じて補充しているというのが現状で ございます。 評価者:すみません、それで予備が大体残らずに。 市:すみません、1,000部、2,000部という単位では残る可能性…… 評価者:そのくらい。 市:残ることもありますが…… 評価者:はっきりわからないと。 市:ただ、9種類つくっていますので、大きなところはもうちょっと残っている可能性もあり ますが、ほぼ残らずにやっているところでございます。 評価者:ほぼ残らずに使い切るということですね。はい、わかりました。ありがとうございま -- 5 す。 評価者:この事業そのものはかなり目的的な事業だというふうに理解をしていますが、事実と してちょっと教えていただきたいのは、ごみの出し方とか分別周知、これに付随するような 情報提供の手段というのは今のところ、これのみですか。そのほかの関係するような媒体な り方法というのはありますか。 市:静岡市のホームページにごみの出し方、この同じものを9種類をエリア版に分けましてP DFで掲示しておりますので、パソコンお持ちの方は随時見られるような状況になっており ます。 評価者:それのみで、基本的には重複するような紙の媒体みたいなものは存在しないというこ となんですか。 市:それぞれリサイクルとかいろんなものの分野に各課で、うち清掃部ですと政策課さんのほ うでリサイクルから産業廃棄物とかいろいろその分野がございますので、それに関するチラ シ、パンフレットというのはございます。ただ、うちのほうでつくっていますのは、ごみの 出される際に必要な情報を各課から出していただいて取りまとめて、正しい出し方をお願い しているという冊子の構成になっております。 評価者:いいですか。ということは 評価者:すみません、これ紙質も結構いいような感じがするんですが、例えば表紙なんか光沢 のある紙にして、中はもう少し普通の上質紙にするとかということで、少し費用を縮小する ことはできないんでしょうか。 それと多分、これは瓶の色によって収集方法が違ったり、あと白いトレーとか黒いトレー とか、そういうところもあってカラー刷りでなければ、両面刷りじゃなければだめなのかな という気がするんですが、そういうページ以外は2色刷りぐらいにするとか、そういったこ とで縮小することはできないのでしょうかと思いました。それをお伺いしたい。 -- 6 市:おっしゃるとおり、必要なところについてできるだけ、ところについてはカラー刷り、そ れから一番見ていただければわかるものが清水地区版には、清水のほうでは瓶を、6種類ぐ らいに瓶缶を分けていますので、色によって分け方が違うとかいろいろございます。必要な ところについてはオールカラー、それ以外のところについては白黒なり一色的な形で、濃淡 をつけたような形で、できるだけ経費の削減を図っているところでございますが。 評価者:もう一押しという感じです。 コーデ:もう一押し。 評価者:私も言いたかったんですけれども、ごみ、静岡県もったいない運動と書いてあります ね。含めて、この字のとおりにやっぱりこの使用年数というのは1年ですよね。1年しかな い耐用年数で、紙の材質含めて絡めて確かにもったいないと思います。ですから、もう少し 1年だったら材質落としても十分対応できるということを考えましたので、もう少しそこら 辺の経費含めてちょっと中身を吟味していただきたいという思いですね。 市:紙の質そのものは、確かに検討をする余地は十分あるかと思います。 あと色については、女性の方も見やすいデザインでというようなものがかつてありまして、 それでなるべく形としてとらえやすくて女性の方も使いやすいように、大体この冊子という のは、どこのお宅でも大体奥様が中心にご覧になるようなことがあるものですから、それで 多色刷りというようにしたような経過もございます。ただ、もちろん必要なところと必要じ ゃない、必要じゃないところは僕らはないとは自負しているんですけれども、検討の余地は あろうかとは思います。 評価者:私、紙質に関しては、これは各家庭で、これ1年間使うものですからね。是非ちょっ と先ほどの事例じゃないですけれども、水道局の広報紙よりはこれのほうが残しておきたい なという、私は非常にいいかと思います。 それで、予算を少し削減する方法として、どなたからかちょっとお話ありましたけれども、 例えば収集の日程は変わるということですので、この辺は、例えば分けるとかするともう少 し、内容固定的に変わらないものと変わるものをちょっと分けて、そうすると分けたものに -- 7 関しては、変わるものに関しては毎年、固定的なものに関しては多分残っていると思います ので、その都度というような形で印刷の仕方を変える方法があるかと思います。 以上です。 市:よろしいですか、すみません。委員さんのおっしゃるとおり、収集日程表と、それからご みの出し方には、ところについて分けるということも確かに検討の中に入っています。ただ、 先ほど言いましたように毎年法改正があるということと、静岡市自体が先ほど5種類に、日 程表が9種類ですか、分かれているということで、ある程度の集約化ということも部内での 検討に入っていますので、それらの方向性が固まったときにはある程度そういうようなこと も、保存版というような形と日程表と分けるということも考えていかなければならないとい うふうに考えております。 評価者:今のに関係しているですけれども、ですからそういう法令の改正、いつというわけじ ゃなく、随時になってしまうんですか、これは。条例ですか。 そういうこともあると、有料化の話もありますよね、含めて平成26年度を目途に内容の 統一図っていきたいと言われておりますけれども、含めてもう少し、もう今の時点でそうい う方向、要するに有料化を含めてそういう方向で市のほうで検討していますよということは、 ある程度におわせていくというか、市民に向けてアピールする、そういうことももうぼちぼ ち必要ではないですか。 じゃないと、さっき言ったみたいに私のほうから、思ったんですけれども、耐用年数1年 で、基本ベースは1年でいいんですけれども、日程表とかというのは別に、それで新たにそ こだけ刷ればいい話で、隔年度ぐらいで済むんじゃない、日程表がね。全体の日程表が隔年 ぐらいで済むんじゃないかというふうに思ってしまいますけれども。ですから、その辺がで きないといういろいろ難しさ、煩雑な面があるようですから。ですから、そこら辺を含めて ぼちぼち将来計画といいますか、そこら辺を全面に出して、今の時点ではちょっとこういう 状態で進みますけれども、平成26年を目途にして内容の統一を図って、中身をもう少し簡 素化してというようなことをPRしていったらどうでしょうか。 コーデ:はい、お答えの前に。平成26年には多分統一できるような今動きでやられているとい うふうに理解してよろしいですか。その辺の進捗状況とかやっぱり絡みますよね、いろいろ -- 8 ね。なので、その辺をちょっとご説明いただけたらと思います。 市:まず、基本的な部分でいきますと、今この冊子そのものというのは、特に静岡、旧の静岡 地区版と旧の清水地区版というのは、それぞれ合併前の形態から冊子のほうを内容というの も継承してきているというところがございます。少なくとも一つには、共通できるようなペ ージのところのレイアウトもその前からの歴史から引きずってきているということもござい ますので、なるべく同じ内容のページの共通化を図りたいというのが一つの目安なんですね。 それによって入札にかけた際に、そこが1つの原稿で済むと。それについても十分費用のほ うも削減できるでしょう。 それとあわせまして、もうそもそも冊子の題名が違うと、これももう合併をして新静岡市 になりましたんで、例えば何か新静岡市として統一した名称にしていきながら、あとはその 制度ですね。制度の中でも、なかなか資源ごみのほうでも一元化が難しいものとそうでない ものが、それで昨日新聞にも載りましたのでご承知かもしれませんが、行政古紙回収、昨年 度仕分けのほうで上げさせていただいて、あとはトレーの回収、こちらのほうも一応今年度 末のほうで廃止をするということで制度のほうも変わってきている。その中であわせられる ところはあわせていきながらなるべく共通したような冊子、ただ変えられない部分というの は変えられない部分として、それぞれの地区版というのは残さなければならないとは思って おりますが、そこでなるべく共通化をしていきながら経費のほうは圧縮をかけていく、その ような形で考えております。 市:すみません、それと改正する原因として、法令、または市の集め方にもかかわるところが ございまして、日程表なんかは毎年、委託化、退職者補助に伴って委託化というのを少しず つ進めています。面的な委託化をする関係上、やはりまた日程というのは毎年少しずつ変わ ってきております。今年度、今後26年頃に、また大きく変わるんですが、一部毎年のよう に少しずつ変わっているところはございますので、その辺市民の方にご迷惑をおかけすると 同時に、十分事前に周知していくようにしているんですが、そういう関係で日程表も変わり ますし、出し方についても変わる部分がございます。 評価者:すみません、生ごみのことも身近な問題ですので、私もごみを自分の家庭でやってい るんですけれども、一番それこそそれが頼りというのは、この冊子なんですよね。これをし -- 9 かも1回やっても、また次忘れているんですよね。何回読んでも、同じところ読んだり開い たりしても、こういう意味では耐用の限界というんですか。それぞれ、この後、こうやって 話、題名のコピーがおかしい、電話帳だってそうです、あまりこれをスマートにやると破れ ちゃったり。でも、予算をもう少し抑えていただければ、市の全体のあれにはなると、一番 改善の余地があると思うのですが。 例えばお尋ねしたいんですけれども、大型ごみ、私は清水に住んでいるから清水のことし かわからなくて、大型ごみが各家庭にとりに来てくださる。それを市のほうに、こちらから 申し上げる、それは市にとっては大変煩わしいことでなれるまでに、まだ私なれていないん ですけれども、それも予算の中に入っていますか。 コーデ:今日は、周知なので、ごみの出し方・分別周知事業ということで、これだけの冊数が 出されているのは、やっぱり背景にはどうしても合併した後も昔の旧市町のごみの出し方と いうのが継承されている部分が多くて、一生懸命統一してくださっていると思うんです。思 うんですが、多分平成26年統一と言いながらも、きっと難しい部分がたくさんあるんじゃ ないかなというような気がしました。もう古くから分別が進んでいるところと、やっぱりち ょっと大ざっぱにやってきたところがどうやっていくか、いいほうにやりたいけれども、難 しいというところでご苦労されていると思うので、その辺はご苦労を含めて、この冊子のこ とを検討していただきたいなというふうに思いました。 評価者:清水はすごく厳しくて分別が、下手に出しますと、ばれてしまうんですよ。だから、 こういうものがあれば、これは教科書で、これにちゃんと書いてあるからいいですと、こち らも主張できるんですよね。 コーデ:これ分別を周知するものなので、本当にそういうことで使っていいのかどうか。基本 は全市に、あるいはプラスアルファ市に、静岡市に来てくださる方々に正しい分別と収集を、 分別方法と収集のやり方を周知するというのが大きな目的なので、そのことのみに今これ使 われていると思うんですが、ところが実際には分別方法が統一されてある程度集約ができれ ば、こういう周知事業がもう少し予算使わずにやれるようになると思うので、この中に市民 のそういう部分で啓発というか、いろいろ理解していただいて、皆さん同じような形ででき ないですかねというようなことをどこかに盛り込んでいったりとか、そういうことというの -- 10 はどうなんですかね、周知事業プラスアルファなんですが。 評価者:清水ですか。 コーデ:はい、清水と静岡、由比、蒲原の違いという、例えば同じ市なので、同じようなやり 方で出せるように皆さんで協力していきましょうというか、何かそういうことが、こういう 全戸に配布されているものに少し周知、今あるこの周知だけじゃなくて、今後のごみの分別 のことに対する啓発といいますか、意識も持ってもらうというようなことに使えるのかなな んていうちょっと考えたりします。それはちょっと目的と…… 評価者:共通化の問題ですね。 コーデ:どうなんでしょうね。話が、私が違うほうに持っていってしまったみたいなんですけ れども。 市:今の点でお答えさせていただきますけれども、この収集日程表及び便利帳等につきまして は、今ある現状のごみの出し方、分別についての詳細なことをお知らせしているもので、将 来的な方向性、今検討していますよ等を載せますと、情報が、聞き手の方によっては混同し てしまう可能性がございます。26年、近い将来進めます有料化云々を検討していますよ、 あるいはこういう方向で一元化していきたいですよというところが、ある面、受け取る側が またその口伝えに聞いたところ、やっぱりそうなったんだというふうに誤解をされてしまう ところが一番怖いところで、この情報を出すところでは、そこを一番気をつけなければなら ない。つまり、今ある現状の事実を掲載するものとして発行しておりますので、それはまた 別の観点でお知らせしたほうが望ましいと思っております。 市:先ほどちょっとお答え漏れたんですが、有料化につきましては、今年度から市民の方に意 見を聞いていく場をつくっていくというふうに聞いていますので、それはまた別の機会にあ ると思います。 評価者:私は清水市に住んでおりまして、清水区に住んでおりまして、これを利用して粗大ご -- 11 み等々を出しておりますので、これが必要だということは重々承知しています。 市:ありがとうございます。 評価者:それで、男の皆さんよりも私たちのほうが、それはわかっていると思います、申しわ けありませんが。それで、先ほど女性が見るのでカラフルにということをおっしゃっていま したが、私女性ですけれども、カラフルにするよりも、そういう経費が削減になるんでした ら、そちらのほうを選びます。ですので、メリハリをつけていただきたいと思います。瓶の 色のようなカラーでなくてはいけないところはカラーにしていいと思うんですが、ほかのと ころはそれほど必要じゃないんじゃないかと思います。2色刷りぐらいでいいんじゃないか と思います。 それと、先ほど「くらしと水」は広告収入ということをおっしゃっていましたが、例えば これをブックオフの広告を載せるとか、そういったようなことは考えていないんですか。例 えば古紙の排出をすることを減らすために、そういったブックオフとか、そういったところ に持っていったらどうかということも含めて、広告を載せるというようなことで経費削減と いうことはできないでしょうか。 市:お答えさせていただきます。 平成17年度ごろのお話になりますが、行財政改革の一環といたしまして新たな歳入を創 出しましょうということで、私どもの課のほうもごみの収集の日程表のほうの関係、これも 検討をさせてもらいました。あと同時に、ごみ収集車のほうの荷箱の側面広告、それをあわ せて検討いたしました。 それで、収集日程表のほうなんですが、これは印刷の方はご覧になるとわかるんですが、 A3判は真ん中へ折って2つに合わせている、そうすると1枚で4ページなんですね。A4 判が4ページの構成になる。それで、その広告を載せるスペース上というのは、なかなか現 状のままですとスペース、そのままのところにスペース載せますと字が小さくなる。字が小 さくなると、今のところもこれ以上小さくなると、市民の人にまず見てもらえないし、もう 見づらくなってしまうよというところまでなるべく小さくしているという問題もあるもので すから、そのスペースの問題ですね。1ページ増やしても結局A3判の4ページになります と残りをどうするんだ、そういうようなこともございまして、広告のほうの検討からは、そ -- 12 の当時外させてもらった経緯がございます。そのかわりに今現在、16台ですね、ごみ収集 車のほうの広告事業ということで、側面広告を張った車で一応広告料のほうをいただいてお るというような現状でございます。 コーデ:ごみ収集車16台。はい 評価者:このちょっと内容のことで、是非これをやってもらいたい。私もちょっと気がつかな かったんでありますけれども、雑紙の回収ということですね。これ多分やっている方いらっ しゃるかもしれませんが、私なんかですと、例えばこういう封筒だとか、いわゆる包装紙、 場合によってはごみとして出してしまうんですね。そうすると、その中の可燃ごみのあれが 約30%くらい、燃えちゃってるんですね、やはり資源の、悪く言えば非常に無駄遣いにな りますので、この辺をもう少しちょっと重点を置いてPRしてもらうようなことを考えても らえないですか。 市:雑紙の重点回収ご協力くださいということで紙面を割いて、これでもできるだけ紙面を割 いて、この日程表の中ではやっております。清掃としても雑紙の回収というのは、今おっし ゃったとおり、組成の中に多くを占めているということで、重点項目として今市民の方に周 知をしているんですが、いろんな清掃部の周知事業として循環センターとかいろいろなとこ ろでやっていますので、そちらのほうも全体的に今取り組んでいるところでございます。 評価者:例えば私の反省なんですけれども、もうそういうような箱をリサイクルボックスじゃ なくて、その箱を家庭内に設けてくださいと。そうすると、例えばワイシャツの台紙なども 出せますよね。普通ですと、こういうのごみ箱入ってしまうんですね、私の場合ですと。で すので、その辺をもう少し家庭の中で、こういうふうにやってくださいよということを含め てやってどうですか。 市:私、排出指導担当ということで、日々10本、20本のそのようなお電話を実際受けます。 その中でやはりこの雑紙回収、古紙等を含めた古紙回収につきましてのご相談等もございま す。今委員のほうからありましたように雑紙回収の仕方ということにつきましてご相談があ る中で、要するに相談されたもののたびに、その方法は詳しくは述べさせてはいただいてい -- 13 るんですけれども、やはりこの紙面、情報量のスペースには限りがございますので、これく らいしか載せられないというのが現状です。ご相談を受ければ丁寧にお答えさせていただい ていますし、また別の部門でも啓発施設、あるいは出前講座、あるいは自治会、町内会等か ら、こういう啓発講座をやってほしいという場面場面でそこでお知らせをさせて、できる限 りのお知らせをさせていただいております。 コーデ:ということで、おうちに箱を置いていただけたらと思います。よろしくお願いします。 コーデ:もう一度、中間で評価していただいてから、ご意見いただきます。そうやって評価の 確認をしてからのほうがいいかなと思います、あと10分ぐらいになりましたので。 まずはこの時点で評価のほうお願いします。目的はごみの出し方・分別周知事業というこ とで、対象事業は、市民プラスアルファ、正しい分別と収集を周知するということで、今出 されている日程表と便利帳及び外国人向けのガイドブックについて評価をお願いします。は い、いいですよ、いいですよ。いいですね、はい。 これを、はい、じゃ各委員で評価を出していただければ、何を出して、どういう理由でと いうことでご発言をいただきたいと思います。 評価者:改善再構築ですね。ですので、今までの話の中にありましたように改善できる、統一 できるものは統一してもらって、このお金を有効利用してもらう。それから、ちょっと言い ましたけれども、もう少し雑紙とか、そういうものを非常に社会的に資源として役立つもの であれば、そういうのをどこかでPRしてもらうようなもっと教育してくださいということ を入れてください。 以上です。 評価者:私も改善再構築ということで言わせていただきました。それで、中身を見ますと、先 ほど色々意見述べている中において、もう少しできましたら材質そのもの、印刷関係、そう いう面の経費節減、それからあと22年度、23年度の決算額が700万円台ですね。それで、今 年度予算案が1,100万円ということでかなり差があって、先ほどいろいろ印刷関係含めて、 燃料関係含めて聞きましたけれども、ちょっと大きいような感じがあるものですから、もう 少し来年度は、もう少し中身を詰めた格好で予算の要望等をしていただければというように -- 14 思います。 評価者:改善再構築、予算の関係が少し増えていますので、いろんな諸事情があると思うんで すが、それを少しでもぎりぎりまで切り詰めてもらいたいなと思います。そういうことでも う少し内容も考えてくだされば予算もかなり、それから予算はもちろん先ほど私たちがいろ いろ言ったことの内容、例えばこれ以下の紙質がよくなくてもいいからという、2色刷りで もいいから、そういうその予算取りで何種類かとっていただいたらどうでしょうか。 評価者:すみません、1人ぐらい縮小なんていいと思っている、すみません。本当に先ほども そうですが、大幅に縮小してスタートするべきだと思っているわけではないんですが、先ほ どの支出の問題とか、そういったことを考えていただいて、少しでも縮小できればいいので はないかと思います。あと、その縮小になることによってちょっと危機感というか、一元化 を早く、一元化をすれば縮小できるわけですよね。ですので、一元化を早く進めるという機 動力にもなるんじゃないかという、そういった意味で縮小としました。 評価者:私は現行継続としましたが、事業の目的は先ほどおっしゃっていただいたように、現 状の制度をいかに正確にわかりやすく発信するかということなので、その目的との関係では、 多分これ以上なかなかやるのは難しいのかなというふうに思いました。 ただ、ほかの委員がおっしゃっている細かな部分の積み上げは、やっぱり全体として大き な変化になるかもしれませんから、そこはもちろん含んだ上ということですが、なおやっぱ り根本はごみ事業の母体の問題、それが複雑化しているところをいかに一本化するかという ことが主眼だと思います。 あえて中の点で少しお聞きすると、先ほどの将来にわたることに関しての記載というのは 難しいと思うんですが、ごみを出さない方法に関しての情報というのは、あわせて載せてい ただいてもいいんじゃないかなというふうには個人的には思いましたが、それでもそうする と紙面が膨らみますので、またそうすると現状の制度をしっかり把握するという一番の目的 が多少減退する気もしますので、そういうことでいうと現行継続でよいのではないかと思い ました。 コーデ:この評価の委員の皆さん理由をお聞きになって、何かつけ加える説明とかございまし -- 15 たら、いいですか、何か。 市:全体的にやっぱり今おっしゃったようなことも含めて、今後検討させていただきたいと思 うんですが、さっき委員さんのご質問の話の中にも、本当に今の正しい出し方というのを正 確に伝えるというのが私たちの使命でございます。それをやっぱり紙面を、そういう面で紙 面を考えていかなければならないと思っております。そういうふうに考えておりますので、 それで先ほどちょっと最後に申し上げました静岡版、静岡市としてもったいない運動という のを推進しています。リサイクルなり、先ほども出ました雑紙なんかも、もっと静岡版もっ たいない運動をもっと掲載したらどうかという意見もございますので、その辺も検討の材料 として今課題として上げているところでございます。 コーデ:すみません。一応、もうこれで皆さんの意見聞きましたが、最終評価をもう一度だけ 確認します。ごみの出し方・分別周知事業は、今の法律にのっとって現状、正しい分別で正 しく収集を周知するということのための日程表と便利帳、そして外国人の方向けのガイドブ ックを発行するという事業です。これ以外にもいろいろ出前講座だとか相談を受けていただ くとかという形でやっていただいているということですが、これが基本ということなので皆 さんに評価していただきました。 最初に、毎年必要なのかというのは、毎年ように法改正もあるので、やはりどちらも便利 帳が必要だということでお答えいただいていますので、その上でオーケーでした。 あと、予算のことに関しても原材料が上がったりとかということで、部数の削減などの努 力をしていただいていますが、その中でもやはりどうしてもこのへんの予算になってしまう というお答えでしたが、そこで印刷方法をもっと工夫をしていただけばいいんじゃないか、 とかご意見が出ましたが、フルカラーを減らして2色刷りのところを増やすだとかいろんな 工夫とか、いろいろ掲載の工夫もまた、実際にはいろんな形でしていただいているというこ とでしたね。なので、それを継続してやっていただきたいということでした。 あと、発行部数に関しての内訳に関しては町内で27万部、それと大学の通学者等の配慮 分を加算したり、不動産管理会社に渡すというようなことで、予備の2万ちょっとほとんど が外に出ているような状態なんで、冊数的にはいろいろ工夫してやっていただいています。 統一まは、どうしてもこの部数が必要でやっていただいているのかなということを委員の皆 さんには理解していただいていたのかなというふうに思います。 -- 16 あと、特にいろいろご発言が出ましたのは、やはりこれ周知するのに、この一冊はどうし ても必要だと、1年とっておくので、紙も安価なものにしてほしいけれども、余り安価だと 1年とっておけないかなというのもあったり、情報ももう少し見やすくなるようにとか、減 らせていただきたいけれども、できればごみを出さないための情報とかをプラスアルファし て発していただくような工夫をしていただくとなると、部数はページ数は減らすのは難しい 感じではないのかなというふうに私も思いました。 あと、広告のことがありましたが、広告に関しては本当にごみの周知事業ということで、 ごみの回収の周知事業ということなので、この冊子に載せるというのではなくて、ごみ収集 車というところで16台、広告を今掲載されているというようなことで、工夫していただい ているということなので、改善再構築が3で、改善縮小が1で、現状継続が1なんですが、 改善の方は、どちらも経費を削減するようにというふうなご理由でございました。この再構 築は一応予算そのままで、中を再構築というふうなことなのですけれども、確認ですが、そ れでよろしいですか。 評価者:それでよろしいです。それでいいです。 コーデ:予算はこれで、とにかくもっと工夫していろんな原価が変わったりだとかいろんな状 況があるので、もっと工夫して経費は削減していただけるようにお願いしたいというので、 いいですか。はい。 評価者:例えば紙質これじゃなくて、もう少し落としてもいいんだけれども、さっきの先生お っしゃるようなごみの、例えば生ごみのことを考えるとか。 評価者:生ごみの処理の仕方とか、そういうものをアドバイスのような感じのちょっとページ を設けてもいいかなというか、そんな雑紙もそうですけれども、雑紙のあれはもう有料資源 になるということは、ちょっともう常識な点ですので、よろしくお願いします。 コーデ:はい、ありがとうございます。ということで、こちらの再最終評価といたしましては、 改善再構築ということが3というところで、それで決めさせていただきたいと思います。 -- 17