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平成 18 年 12 月期中間
平成 18 年 7 月 28 日 各 位 問い合わせ先 取締役 東京都千代田区有楽町一丁目 12 番 1 号 株式会社アッカ・ネットワークス 代表取締役社長 坂田好男 (コード番号:3764) 常務執行役員財務経理部長 廣野 公一 電話 03-4335-3727 平成 18 年 12 月期中間(連結・単独)業績予想との差異及び 通期(連結・単独)業績予想の修正に関するお知らせ 平成18年12月期(平成18年1月1日∼平成18年12月31日)の業績予想について、平成18年5月15日付当社 「平成18年12月期 第1四半期財務・業績の概況(連結)」及び同日付当社「平成18年12月期 第1四半期 財務・業績の概況(個別)」にて発表いたしました業績予想を下記のとおり修正いたします。 1.平成 18 年 12 月期 連結業績予想の修正等 (1) 中間期(平成 18 年 1 月 1 日∼平成 18 年 6 月 30 日) (単位:百万円) 売 上 高 経 常 利 益 中 間 純 利 益 前回予想(A) 20,000 800 1,000 今回修正(B) 19,800 ▲200 1,000 200 ▲800 増減額(B−A) 増 減 率 (2) 200 25% ▲1% ▲80% 通期(平成 18 年 1 月 1 日∼平成 18 年 12 月 31 日) (単位:百万円) 売 上 高 経 常 利 益 当 期 純 利 益 前回予想(A) 42,000 3,200 3,500 今回修正(B) 39,000 ▲3,000 1,600 ▲1,600 700 ▲2,800 ▲7% ▲50% ▲80% 増減額(B−A) 増 減 率 2.平成 18 年 12 月期 単独業績予想の修正等 (1) 中間期(平成 18 年 1 月 1 日∼平成 18 年 6 月 30 日) (単位:百万円) 売 上 高 経 常 利 益 中 間 純 利 益 前回予想(A) 20,000 800 1,000 今回修正(B) 19,800 ▲200 1,000 200 ▲800 増減額(B−A) 増 減 率 (2) 200 25% ▲1% ▲80% 通期(平成 18 年 1 月 1 日∼平成 18 年 12 月 31 日) (単位:百万円) 売 上 高 経 常 利 益 当 期 純 利 益 前回予想(A) 42,000 3,200 3,500 今回修正(B) 39,000 ▲3,000 1,600 ▲1,600 700 ▲2,800 ▲7% ▲50% ▲80% 増減額(B−A) 増 減 率 1/3 3.修正理由 (1) 中間期(平成 18 年 1 月 1 日∼平成 18 年 6 月 30 日) 売上高につきましては、ほぼ計画どおりの 198 億円となる見込みであります。当社では今後の 経営環境の変化に対応するため、年初より経営の更なる効率化を最重要課題の一つとして認識し、 3 月には全社構造改革委員会を発足させ、あらゆる領域で経営の効率化や経費の削減に取り組ん でおります。経常利益につきましては、このような徹底した経費削減努力の成果により 10 億円 (当初予想比:2 億円の増加)となる見込みです。しかしながら当期純利益につきましては、税 効果会計の影響により、2 億円(当初予想比:8 億円の減少)となる見込みです。 (2) 通期(平成 18 年 1 月 1 日∼平成 18 年 12 月 31 日) 企業向けサービスにおいては、従来型の DSL/光回線のホールセール(卸売り)が、営業体制の 抜本的見直しや光サービス提供エリアの拡大(平成 18 年 3 月末現在 416 局から今年度中に 700 局に拡大予定) 、大口案件の受注により概ね計画どおりの成長を遂げており、今期売上高は、ほぼ 計画どおりの 74 億円程度となる見込みです。しかしながら、個人向けサービス、企業向けサー ビスに続く第 3 の柱として位置付けている M2M 事業および中堅・中小事業所向けのソリューシ ョン(課題解決)支援サービスにつきましては、市場そのものの立ち上がりの遅れに加え、新た な販売チャネル(経路)の開拓に予想以上の時間がかかったことから、その進捗は当期計画時の 想定より約 1 年遅れ、今期売上高は 2 億円程度(当初予想比:18 億円の減少)となる見込みです。 個人向けサービスにおいては、他社光アクセスサービスの拡大による ADSL アクセスサービス の解約により、加入数は当初予想を上回る純減が予想され、個人向け(ADSL/光)の今期売上高 は、315 億円程度(当初予想比:11 億円の減少)となる見込みです。これは昨年 12 月に新しく サービスを開始した自社光アクセスサービスについて営業体制の整備に時間を要したことも一因 であり、ようやくそれも整い今後は顧客獲得や提携 ISP の拡大に努めてまいります。 このような状況により、通期の売上高は 390 億円(当初予想比:30 億円の減少)となる見込み です。この売上見込みの修正を受け、経常利益は 16 億円(当初予想比:16 億円の減少)となる 見通しです。上期同様に経費の削減には全社を挙げて取り組んでまいりますが、WiMAX をはじ めとする成長分野への基盤整備は継続して実施していきます。 当期純利益につきましても、上記の理由に加え、中間期と同様に税効果会計の影響により、7 億円(当初予想比:28 億円の減少)となる見込みです。しかしながら配当につきましては、業績 の下振れはあるものの、期初の計画どおり期末配当 5,000 円を実施する方針です。 上記のような非常に厳しい状況ではありますが、目の前の成長機会を具現化し速やかに事業構 造の転換を図っていくため、様々な施策を推進しています。 2006 年度上半期は、当社創業以来の ISP や大手通信事業者への DSL/光回線のホールセール(卸 売り)というビジネス形態に加え、ユーザの用途に応じた最適なネットワークサービスと提供プ ロセスによって新たなパートナと連携する、ソリューション(課題解決)支援というビジネス形 態の確立に注力しました。また、中堅・中小事業所向けのサービス提供を開始し、新たな販売チ ャネルの開拓に努めました。これまでのところ、株式会社大塚商会をはじめとするパートナを通 じて着実に実績を積み重ねてきています。また、M2M 事業は現在 4 件の案件が商用化開始して います。今後、進行中の案件のプロジェクト管理を更に徹底することにより、商用化案件を増加 させるべく引き続き努力してまいります。 2006 年度下半期は、企業向けサービスにおいては、ネットワークの信頼性をさらに強化し、他 社との差別化と新しいニーズの掘り起こしを図るため、光アクセスサービスにバックアップ機能 (ADSL 回線)を具備したアッカ独自の新しいサービスを開始し、顧客獲得へつなげていきます。 個人向けサービスにおいては、800 万人に及ぶダイヤルアップユーザ(※)をターゲットにした 効率的な販売促進や、低速から中速域での魅力的なサービス開発を進めることにより新規顧客獲 得の拡大を狙っていきます。また、現在サービス企画中の複数の解約防止策を今秋以降実施し、 解約の加速に歯止めをかけていく予定です。光サービスの顧客獲得につきましても現在積極的に 進めており、提携 ISP の拡大を早期に実現してまいります。 2/3 また、中長期的な視点から見ると「FMC(有線通信と無線通信の融合)」時代に向けた様々な 動きが次年度以降加速することが予想されます。当社も次世代無線ブロードバンドアクセスとの 評価が高い WiMAX 事業について、3 月に社長をリーダとする専門推進組織を設置し事業化検討 および実験準備を行なってまいりましたが、7 月 12 日に総務省より実験用無線局免許を取得し、 本格的な屋外実証実験を開始いたしました。当社は、強靭な有線ネットワークとの相乗効果を狙 い、継続的な事業成長を期するため WiMAX 免許取得に全力をあげて取り組んでまいります。 (※) 出所:総務省 平成 18 年 3 月末データより 4.ご参考:前期(非連結)の実績(平成 17 年 1 月 1 日∼平成 17 年 12 月 31 日) (単位:百万円) 売 上 高 経 常 利 益 当 期 純 利 益 中間期(1/1∼6/30) 20,388 1,162 1,545 通 40,588 2,542 3,092 期(1/1∼12/31) 以 3/3 上