国語『海への長い旅』（登場人物）

平成２４年度 島田市立相賀小学校 １年学級通信
平成２４年１２月４１号
国語『海への長い旅』（登場人物）
国語は、
『海への長い旅』の学習に入りました。
今回は、登場人物を検討しました。
【学習問題】『海への長い旅』の登場人物は
誰ですか。
一読後、まず、可能性のある登場人物をすべて
あげました。子どもたちからは、
・白熊
・白熊のお母さん
・白熊の赤ちゃん ・白熊の親子
・白熊の他の人
・白熊のオス熊
・海
・山
・空
・雪
・足跡
・雪
・石
・氷
・毛
・穴
が出されました。この中で、簡単に違うと分かる
ものを問いました。子どもたちは覚えていました。
登場人物とは、
動いたり話したりする
ということを。そのため、
・海
・山
・空
・雪
・足跡
・雪
・石
・氷
・毛
・穴
が、消えていきました。そして、「白熊の他の人
は写真にあるけれど文には出てこないよ。」とい
う理由で、白熊の他の人も消えました。「オス熊
は動くよ。」「Ｐ７０で、『うんにゃ。ううふ…。』
としゃべっているよ。」と言います。白熊のオス
熊は、登場人物になりました。ここから、子ども
たちは迷いました。みんな登場人物なのです。
「白
熊だけじゃわからないよ。」「白熊のお母さんも登
場人物だよ。」「白熊の親子と言うのは、お母さん
と赤ちゃんだよ。だから、これとこれが一緒なん
だよ。」と論争になりました。そこで、登場人物
は、お母さんと赤ちゃんとオス熊かを聞きました。
子どもたちは、納得しましたが、私が『違う』と
言いました。登場人物は３人ではなく、４人なの
です。そう言うと、子どもたちは気づきました。
赤ちゃん１人ではなく、兄弟なのです。したがっ
て、白熊のお母さん・白熊の兄弟・オス熊の４人
が登場人物であることが分かりました。
【国語科の一場面】