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Welcome Message 1 開催にあたって 第 46 回全国社会福祉教育セミナー実行委員会委員長 一般社団法人日本社会福祉教育学校連盟会長 二木 立 本セミナーではこれまで、社会福祉系の教育機関における、拡大多様化する社会福祉ニー ズに対応した人材育成のあり方、そのためのカリキュラムの編成のあり方、実習教育をはじ めとする教育内容や教授法のあり方等についての検討の場として、また、1987(昭和 62) 年に社会福祉士と介護福祉士、1997(平成9)年に精神保健福祉士の各資格制度が発足して 以降は、専門職養成教育の検討の場として、さまざまの議論が積み重ねられてきました。 現在、社会福祉系の教育機関をめぐる状況は、「危機的」と言ってよい状況を迎えているも のと思われます。 「入口」を見てみると、高等教育機関への進学率は上昇し続け、大学等の新 増設も相次いでいるものの、一方では 18 歳人口減少に伴う「全入時代」を迎えるとも言わ れている中、景気動向、一部事業者の不祥事等による社会福祉そのものへのイメージ低下の 影響などから、社会福祉系教育機関への志願者、入学者減少は、深刻な実態となっており、 定員の未充足、養成施設の閉鎖等も見受けられます。また「出口」についても、 「きつい」 「汚い」 「危険」あるいは「きつい」 「帰れない」 「給料が安い」といういわゆる「3K職場」というイメー ジの拡大は、学生の現場へのインセンティブの低下という実態を招くと同時に、現場の人材 不足やミスマッチも生み出しているのではないでしょうか。このような状況を踏まえれば、 このセミナーでは、「福祉離れ」や「志願者減少」の原因が何なのか、原点に立ち返り検討す べきと考えられます。 また、この検討は、これまでこのセミナーは、どちらかと言えば「養成サイド」の、しか も全日制の 4 年制大学の教員の参加が中心でしたが、これからは、通信課程や社会福祉士や 精神保健福祉士福祉士の養成施設等の参加を得ると共に、実習施設・機関との有機的な連携、 職場でのキャリアパスなど、実践現場の方々にも積極的にご参加いただきたいと願っていま す。 是非、本セミナーには福祉系学校の教員はもとより、福祉現場の実践者や大学院生、学生 の皆さまのご参加をお待ちしております。 第 46 回全国社会福祉教育セミナー・千葉 2016 開催要項 1.大会テーマ:『ソーシャルワーク教育の新たな発展をめざして』 2.会 期 2016 年 10 月 29 日(土)・30 日(日) 3.会 場 淑徳大学千葉キャンパス 4.主 催 一般社団法人日本社会福祉教育学校連盟 一般社団法人日本社会福祉士養成校協会 一般社団法人日本精神保健福祉士養成校協会 5.参加定員 400名 6.参加対象及び参加費 早割期間 通常期間 当日受付 (1)一般(教員等) 9,000 円 12,000 円 15,000 円 (2)院生・現場の方 3,000 円 6,000 円 9,000 円 (3)学部生の方 1,000 円(事前申込のみ) 7.教育交流懇談会費 5,000 円 8.申込・問合せ 一般社団法人日本社会福祉教育学校連盟 〒108-0075 東京都港区港南4-7-8 都漁連水産会館 6 階 TEL:03-5495-9331 FAX:03-5495-9332 9.後援(予定・順不同) 文部科学省、厚生労働省、法務省、社会福祉法人全国社会福祉協議会、公益社団法人日本社 会福祉士会、公益社団法人日本精神保健福祉士協会、公益社団法人日本医療社会福祉協会、 特定非営利活動法人日本ソーシャルワーカー協会、公益社団法人日本介護福祉士養成施設協 会、認定社会福祉士認証・認定機構、ソーシャルケアサービス従事者研究協議会 第 46 回全国社会福祉教育セミナー 千葉 2016 プログラム (敬称略) 第1日目:10 月 29 日(土) 10:00 ∼ 12:00 認定社会福祉士認証・認定機構 スーパービジョン説明会 5 号館 101 教室 12:00 ∼ 受 付・クローク(∼ 17:30 まで) 12 号館 2 階 12:00 ∼ 書籍販売(∼ 17:50 まで) 5 号館 1 階 13:00 ∼ 13:15 開会式 ◆主催者挨拶 二 木 立(日本社会福祉教育学校連盟会長・日本福祉大学学長) 長谷川 匡俊(日本社会福祉士養成校協会会長・淑徳大学理事長) ◆開催校挨拶 足 立 叡(淑徳大学学長) ◆来賓ご紹介 13:20 ∼ 14:20 記念講演 『2025 年に向けた千葉市の取組みと福祉系職員に期待すること』 千葉市長 14:30 ∼ 17:20 5 号館 201 教室 熊谷 俊人 シンポジウム 『ソーシャルワーク教育の新たな発展をめざして』 ◆コーディネーター・基調報告 白澤 政和(桜美林大学大学院) ◆シンポジスト 渡辺 裕一(武蔵野大学) 松本すみ子(東京国際大学) 佐藤 俊一(淑徳大学) 18:00 ∼ 教育交流懇談会 11 号館 1 階 学生食堂 第2日目:10 月 30 日(日) 09:30 ∼ 受 付・クローク(∼ 15:45 まで) 書籍販売(∼ 13:30 まで) 第1分科会 10:00 ∼ 12:30 15 号館 1 階 『性的マイノリティ(LGBTQ)に関するソーシャルワーク のあるべき姿』 ◆コーディネーター 北島 英治(日本社会事業大学) ◆発題者 ヴィラーグ ヴィクトル(日本社会福祉教育学校連盟事務局) 加藤 慶(日本社会事業大学大学院・独立型社会福祉士事務所) 尾 かな子(元参議院議員、社会福祉士・介護福祉士) 15 号館 4 階「15-401 教室」 科 第2分科会 分 『「新福祉ビジョン」に対応する社会福祉士養成の在り方 ∼現状 180 時間の実習は社会の期待に応えうるのか∼』 会 15 号館 ◆コーディネーター 村井 美紀(東京国際大学) 2 階「15-201 教室」 ◆発題者 六波羅 詩朗(目白大学) 林 房吉(特別養護老人ホーム共生園施設長・元千葉県社会福祉士会会長) 小川 怜康(特別養護老人ホーム共生園生活相談員) 第3分科会 『福祉人材の生涯キャリア形成と学部・大学院での マクロ実践ソーシャルワーク教育』 ◆発題1『福祉系大学院におけるグッドプラクティス教育事例の全国調査』 宮城 孝(法政大学) 15 号館 ◆発題2『学部の福祉人材育成と生涯キャリア形成教育の接続』 2 階「15-202 教室」 志水 幸(北海道医療大学) ◆発題3『福祉系大学院における教育システムとカリキュラムガイドライン (案)』 大嶋 巌(日本社会事業大学) ◆指定討論者 野口 定久(日本福祉大学) 第4分科会 10:00 ∼ 12:30 『一般・短期養成施設や通信課程におけるソーシャルワーカー養成の 現状と課題』 (同志社大学) ◆コーディネーター 空閑 浩人 ◆発題者 山本 由紀(上智社会福祉専門学校) 明星 智美(日本福祉大学福祉経営学部(通信)) 関屋 光泰(日本福祉教育専門学校) 15 号館 3 階「15-301 教室」 学生参加企画:『自分はどんなソーシャルワーカーになりたいのか?』 科 会 第5分科会 分 ◆コーディネーター 保正友子(立正大学)・坂本智代枝(大正大学) ◆発題者 「医療ソーシャルワーカーを目指す過程で学んできたこと」 佐川 茉奈(立正大学社会福祉学科 4 年) 「精神保健福祉士を目指す過程で学んできたこと」 15 号館 牧野 恵美(立正大学社会福祉学科 4 年) 3 階「15-302 教室」 「南三陸地域への被災地支援活動から学んだこと」 小林 俊暁(大正大学大学院社会福祉学専攻 1 年) 「豊島区における学習支援活動(ちゅうりっぷ学習会)から学んだこと」 浦本 銀河(大正大学社会福祉学科 3 年) 岡村 幾冬(大正大学社会福祉学科 3 年) 野村 拓夢(大正大学社会福祉学科 3 年) 第6分科会 12:35 ∼ 12:45 『ソーシャルワーク専門職のグローバル定義の日本における展開案 をめぐって』 ◆コーディネーター 岡田 進一(大阪市立大学) ◆発題者 黒木 保博(同志社大学) 大和 三重(関西学院大学) 志村 健一(東洋大学) 15 号館 4 階「15-402 教室」 閉会式 ◆開催校挨拶 戸塚 法子(淑徳大学総合福祉学部長) 5 号館 ◆主催者挨拶 伊東 秀幸(日本精神保健福祉士養成校協会会長・田園調布学園大学) ◆次回開催校挨拶 北星学園大学 2 階「5-201 教室」 12:45 ∼ 13:30 昼食・休憩 13:30 ∼ 15:30 緊急企画 『ソ教連特別委員会「最終報告(案) 」と今後予定される 社会福祉士養成制度改革への対応』 ◆司会 上野谷 加代子(特別委員会委員・社養協副会長・同志社大学) ◆情報提供 添田 正揮(厚生労働省社会・援護局総務課 社会福祉専門官) ◆最終報告案の説明 二木 立(特別委員会委員長・学校連盟会長・日本福祉大学) ◆教育内容見直し検討の進 報告 白澤 政和(特別委員会委員・社養協理事・桜美林大学大学院) 中谷 陽明(カリキュラム見直し事業統括責任者・松山大学) 5 号館 2 階「5-201 教室」