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エディタの使用方法とコンパイルの方法について

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エディタの使用方法とコンパイルの方法について
エディタの使用方法とコンパイルの方法について
本実習で使用する端末(広島大学 HUC 端末)・エディタの起動方法・初期設定・使用例を説明
する。
1. エディタとターミナル端末の使用方法
[A] Windows OS(7)の場合
(1) エディタ
Windows の場合のエディタにはメモ帳やワードパットなどいくつかあるが,ここでは Notepad++
を使用するとよいかもしれない(ソースコードの行数がわかりやすいため)。
なお,Windows の場合のソースコードの保存先(例)として,各自のルートフォルダの下に,
「Java2」というフォルダを作成して(さらにその下の階層に課題別にフォルダを作成して),そこに
「クラスと同じ名前のファイル名.java」として保存するとよい。
【例】 (自分のルートフォルダ)¥Java2¥Project0¥HelloWorldTest.java
(2) 端末アプリケーション: コマンド プロンプト または Cygwin
これらのアプリケーションはコンパイル・実行制御において Linux の GNOME ターミナル(後述)
と同様に使用することができる(コマンド プロンプトの場合は,Z フォルダ上で後述[B](2)と同様)。
【例】
cd Java2/Project0/
javac HelloWorldTest.java
java HelloWorldTest
もし,Cygwin の場合は,におけるカレントフォルダの位置はデフォルトで「マイ ドキュメント」に
なっているので,その場所から java ファイルのあるフォルダに移動して,コンパイルをおこなう。
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[B] Linux OS(Ubuntu)の場合
(1) エディタ: gedit
ソースコード作成には gedit を使用するとよい。ツールの起動方法を下記に示す。
【起動方法】
[アプリケーション]→[アクセサリ]→[テキスト・エディタ]
【起動画面】
なお,Linux の場合のソースコードの保存先(例)として,各自のルートディレクトリの下に,
「Java2」というフォルダを作成して(さらにその下の階層に課題別にディレクトリを作成して),そこ
に「クラスと同じ名前のファイル名.java」として保存するとよい。
【例】 (/homex/bxxxxxx/)Java2/Project0/HelloWorldTest.java
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※ オプション設定(任意)
ソースコード作成の際,エディタの行番号表示機能を用いると効率がよい作成ができる。
行番号表示設定を下記に示す。
【設定方法】
gedit を起動して,下記メニューより設定する。
メニュー→表示→編集→設定
[メニュー]→[編集]→[設定]
【設定画面】
【行番号表示画面】
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(2) 端末: GNOME
コンパイル・実行制御には,端末 GNOME ターミナルを使用する。ツールの起動方法を下記に
示す。
起動方法
[アプリケーション]→[アクセサリ]→[GNOME 端末]
起動画面
カレントディレクトリの位置はデフォルトで各自のルートディレクトリ(/homex/bxxxxxx/)になって
いるので,その場所から java ファイルのあるディレクトリに移動して,コンパイルをおこなう。
【例】
cd Java2/Project0/
javac HelloWorldTest.java
java HelloWorldTest
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2. コマンド
本端末よりコマンド制御でコンパイル・実行命令を発行する。本実習で使用する基本的なコマン
ドを下記に示す。
コマンド
概要
javac
コンパイルを行うコマンド
【使用例】
javac クラス名.java
これにより,正常にコンパイルされれば class ファイル(クラス名.class)が
生成される
java
実行命令コマンド
【使用例】
java クラス名 (引数 0, 引数 1, …)
※ javac コマンドと異なり”.java”がないことに注意(実行エラーになる)
【実行制御】
実行後に停止を行いたい場合:Ctrl +C(キー操作:処理中断)
cd
ディレクトリ移動コマンド
【使用例】
cd 相対パスまたは絶対パス
cd ../
(… 1 つ上のディレクトリへ移動)
【補完機能について】
コマンド入力後,”tab”キーを押すと現在のディレクトリ表示(保管)を行う
ことができる。移動先参照として利用する
ls –la
ディレクトリ・ファイル表示コマンド
(ls -lah)
↑(キー操作)
1 つ前で使用したコマンド表示(履歴機能)
↓(キー操作)
1 つ後で使用したコマンド表示(履歴機能)
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※ オプション設定(任意)
クラスパス設定
外部クラスを参照する場合,クラスパス(CLASSPATH)に示されたパスをもとに該当クラスを検
索してコンパイルを行う。このクラスパスは端末環境ごとに設定が異なるため,下記設定を行う。
gnome 端末より下記操作で設定
設定コマンド: 字部を打ち込んで設定
-bash-3.2$ gedit ~/.bash_profile
設定記述:青字部を打ち込んでファイル保存
export CLASSPATH=$CLASSPATH:.;
設定コマンド:青字部を打ち込んで設定
-bash-3.2$ source ~/.bash_profile
-bash-3.2$ echo $CLASSPATH
設定内容
~/.bash_profile はユーザがログインした際,使用するコマンドの環境変数等の設定ファイルと
なる。Java コマンドがクラス参照する際のパス(クラスパス:CLASSPATH)の設定を記述してい
る。
すなわち,クラスパス(CLASSPATH)に”..”(1つ上のディレクトリ)を追加指定している。
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3. コメントの挿入(コメントアウト)
(1) コメントの挿入について
必要に応じて(どういう処理をおこなっているのか,自分自身で理解し説明できるように),本実
習においてはソースコード(java ファイル)の中には適宜コメントを挿入すること。
※ 日本語で入力する場合はコメントを入力し終わった後に必ず英数入力変換(半角)に戻すこと
(全角文字が含まれたソースコードはコンパイルエラーになる)。
※ 受講生どうしでの相談や TA への質問は,積極的にして構わない。但し,他の受講生が作成
したソースコードなどの丸写し(コピー&ペースト)は絶対にしないこと。
(2) コメント体裁について
下記の 2 通りの方法がある(赤字の部分)。
// 学籍番号: Bxxxxxx
氏名: 総科太郎
/* 処理内容:文字列 “Hello,World!”
端末に表示する */
public class HelloWorldTest {
public static void main(String args[]) {
System.out.println("Hello,World!");
// 文字列を出力して改行
}
}
※ 特に JAVA の特徴として,コメントの体裁として // が使用できる。
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