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第3回 (平成24年2月16日開催)(PDF:252KB)
第3回安曇野市水道事業運営審議会 会議概要 1 審議会名 平成23年度 第3回水道事業運営審議会 2 日 時 平成24年2月16日 午後1時30分から午後3時15分まで 3 会 場 安曇野市豊科総合支所 コミュニティー消防センター 4 出 席 者 矢ヶ崎会長、務䑓副会長、市川委員、藤原委員、磯野委員、 松村委員、窪田委員、市川委員、加々美委員 5 市側出席者 関部長、中野課長、古幡課長、奥村係長 6 公開・非公開の別 公 開 7 傍聴人 記者 0人 8 会議概要作成年月日 0人 平成24年2月21日 協 議 事 項 等 (開 会 ) 午 後 1時 30分 ・開 会 (中 野 課 長 ) ・あいさつ (関 部 長 ) ・あいさつ (矢 ヶ崎 会 長 ) 議 事 ① 豊 科 、三 郷 事 業 統 合 に伴 う財 政 計 画 について (議 事 ①資 料 に基 づき事 務 局 で説 明 ) 会 長 何 か質 問 等 はありますか。 委 員 今 回 、豊 科 と三 郷 の事 業 統 合 ということだが、一 度 に安 曇 野 市 全 体 の統 合 はできないか。 事務局 当 初 は合 併 をして5年 後 を目 安 に安 曇 野 市 全 体 の事 業 統 合 を 考 え てきた。今 回 の三 郷 の 水 源 を含 めた豊 科 と三 郷 の事 業 認 可 取 得 にあたって、県 認 可 で進 めるのかあるいは国 の認 可 で進 めなけれ ばいけないのかという 部 分 で、三 郷 地 域 は表 流 水 のため 、国 の認 可 が必 要 とな る。そこで、一 刻 も早 く事 業 認 可 を取 得 したいという中 で、短 期 間 に認 可 申 請 をして取 得 できる ものは県 の認 可 であることから、今 回 はその事 情 の中 で県 の認 可 を取 得 するということで進 めさ せていただきたい。この後 、安 曇 野 市 全 体 としての事 業 認 可 については、明 科 地 域 の有 収 率 が低 い こと から、水 道 管 の布 設 替 を しなけれ ばならない が、そ の計 画 を立 てる中 で 、そ の時 に 市 全 体 の事 業 認 可 の取 得 をしたい。先 ほどの財 政 計 画 の中 にも明 科 の布 設 替 の部 分 は入 っ ていない。平 成 29年 度 以 降 に予 定 はしているが、おそらく何 十 億 円 という単 位 になる。安 曇 野 市 全 体 の中 で収 支 のバランスがどうなのかということを考 えていきたい。 委 員 料 金 体 系 を豊 科 と三 郷 で統 合 するということだが、堀 金 地 域 の現 行 の料 金 体 系 は金 額 的 に 近 い 状 況 なので 今 回 、堀 金 も 料 金 統 一 し てもよい ので はないか。料 金 統 一 につい てど こかの 地 域 に合 わせるというような基 本 構 想 はあるのか。 事務局 確 かにそのとおり、ただ堀 金 地 域 からすると値 上 げになる が、値 上 げをする理 由 がない。便 乗 値 上 げというような形 になってしまう。 また3年 くらい前 に、豊 科 の料 金 体 系 に合 わせれば、収 支 のバランスとして良 いのではという 話 をさせていただいたが、豊 科 の水 道 料 金 の収 入 額 が減 ってきているので、豊 科 に合 わせるこ とも難 しい状 況 となっている。また政 府 で消 費 税 の増 税 を考 えているので、料 金 は流 動 的 な部 分 もある。 委 員 平 成 21年 7月 23日 付 の諮 問 書 に明 記 されている料 金 統 一 案 では、「第 2段 階 の改 定 とし て、水 道 事 業 の統 一 認 可 取 得 (平 成 23年 度 を予 定 )に合 わせて超 過 水 量 基 準 と超 過 金 額 に ついても統 一 する。なお、この統 一 基 準 についても豊 科 の料 金 体 系 に統 一 する。」また、この当 時 の平 均 よりも5%程 度 引 き下 げた料 金 体 系 にすることが可 能 とされていたが、今 は明 科 の工 事 が始 まるまで料 金 設 定 が不 明 というとピントがずれてしまう。 事務局 見 通 し の中 で 、そ ういう 話 を させてい ただいた。断 言 はし てしない が、豊 科 の料 金 体 系 に合 わせることが無 難 だということで、その当 時 の収 入 が約 20億 円 ある中 で豊 科 の料 金 体 系 に合 わ せることで、約 1億 円 の減 収 となって全 体 としては約 5%の減 収 となるという話 をさせていただい た。 その当 時 の収 入 と現 在 の収 入 を比 較 すると減 ってきているというのが現 状 。ここ1年 くらいの 間 で 、 三 郷 の 水 源 転 換 の早 期 着 手 や明 科 の 布 設 替 の予 定 と い う こ と で 、状 況 は 変 化 し て い る。今 回 の考 え方 だが、料 金 の統 一 ということではなく、事 業 認 可 の取 得 をしたいが、それとは 別 に料 金 の統 一 もしなければいけないと考 えてほしい。現 在 は明 科 の布 設 替 の事 業 費 が決 ま っていない 段 階 で 、料 金 体 系 を 設 定 すること はできない 。裏 付 けとなる工 事 費 が現 在 のところ 明 確 で ない ので 、今 回 は事 業 認 可 を 取 得 するため の料 金 統 一 と い うこと で 解 釈 を い ただきた い。 委 員 以 前 計 画 されていた平 成 23年 度 予 定 の市 全 体 の事 業 認 可 に合 わせて料 金 統 一 を実 施 す るという考 えだったが、状 況 が変 わったということでは先 延 ばしになってしまうということか。 事務局 この当 時 はそのように考 えていたが、現 在 は市 全 体 での事 業 認 可 取 得 が難 しい状 況 となっ ている。 委 員 事 業 認 可 取 得 が難 しければ、委 員 に対 して説 明 をするべきで、何 の説 明 もなく、今 回 はこの ようになったという説 明 なので、困 惑 する。国 の認 可 取 得 が難 しい説 明 がない。計 画 どおりに進 まない説 明 がない。何 年 ころ事 業 が統 一 されて料 金 体 系 も統 一 されるのか。 事務局 事 業 認 可 の関 係 は、当 初 は計 画 どおりに考 えていた。今 年 度 も三 郷 の水 源 転 換 を計 画 す る中 で 、5事 業 の統 合 を 考 え てい たが、5事 業 で 統 合 するには時 間 が かかっ てし まうと い う こと で、三 郷 の水 源 転 換 をするために、まず豊 科 と三 郷 の統 合 をさせていただきたいと考 えている。 なぜ事 業 認 可 の取 得 が難 しいかというと、三 郷 地 域 には浄 水 場 があるが、三 郷 地 域 全 体 が 地 下 水 であれば県 認 可 で短 期 間 のうちに事 業 認 可 の取 得 ができるが、浄 水 場 があるということ で、国 の認 可 となり結 果 として時 間 がかかってしまうことから、早 い段 階 で、まず豊 科 と三 郷 で事 業 統 合 の認 可 を取 得 したい。 三 郷 の水 源 がすべて地 下 水 に転 換 できた段 階 で、安 曇 野 市 全 体 で の事 業 認 可 の取 得 を 考 えている。時 期 的 には、平 成 26年 度 に三 郷 の水 源 をすべて地 下 水 に転 換 し、それと同 時 に 安 曇 野 市 全 体 の認 可 申 請 手 続 きに着 手 して、平 成 27年 度 か28年 度 には認 可 の取 得 をし た い。明 科 の布 設 替 はこの申 請 までの期 間 中 に試 算 して料 金 体 系 も決 定 できるものと考 える。 委 員 基 本 料 金 は事 業 体 が違 っていても統 一 できたので、超 過 料 金 の全 市 統 一 も 可 能 ではない のか。 事務局 料 金 を 上 げ るに は、 基 礎 的 な費 用 がい く らか かるか明 確 にな らない と 料 金 の 設 定 がで き な い。4年 後 の明 科 の布 設 替 を想 定 して、今 から料 金 を決 定 することは非 常 に難 しい。また水 道 事 業 は認 可 に伴 って独 立 採 算 制 となっている。予 算 書 や決 算 書 は合 算 して安 曇 野 市 になっ ているが、経 営 自 体 は5事 業 とも独 立 採 算 となっている。明 科 事 業 は布 設 替 をやりたくても、現 在 の資 金 は1億 円 程 度 しかない。豊 科 と三 郷 で資 金 が30億 円 あるので、資 金 を回 せばと考 え ても、独 立 採 算 のため 資 金 を 回 すこと ができない。だから早 期 に事 業 認 可 を 統 一 して、それと 同 時 に料 金 の統 一 を行 うということになる。 委 員 全 体 事 業 の統 一 の予 定 はいつごろか。 事務局 平 成 27年 度 ごろ。 委 員 その段 階 で5事 業 での独 立 採 算 ではなくなるのか。 事務局 そういうことになる。 委 員 豊 科 と三 郷 は水 道 管 が繋 がるので事 業 体 が統 合 されるという解 釈 でよいのか。 事務局 水 道 管 は繋 がっていなくても事 業 体 の統 合 は可 能 。 委 員 黒 沢 の表 流 水 を使 っている状 況 では事 業 認 可 が取 得 できないということか。 事務局 表 流 水 を使 用 していても事 業 認 可 の取 得 はできるが、表 流 水 のままでは国 の認 可 となり、時 間 がかかってしまう。水 源 転 換 は以 前 から計 画 し検 討 を進 めてきたが、浄 水 場 を使 用 している 限 り、事 業 の取 得 については国 の認 可 を取 得 しなければならないという結 論 がでたのは今 年 度 で、三 郷 の水 源 汚 濁 があった頃 。 副会長 三 郷 地 域 は平 成 22年 度 の時 に基 本 料 金 と超 過 料 金 の値 上 げをしており、今 回 の豊 科 と三 郷 の事 業 統 合 で超 過 料 金 部 分 の値 上 げとなり、更 に数 年 後 の安 曇 野 市 全 体 の事 業 統 合 時 に値 上 げとなると、印 象 はどうか。 事務局 穂 高 につい ては現 在 赤 字 だが、数 年 後 には借 金 が減 っ て支 払 利 息 も 減 り、また減 価 償 却 が少 なくなり、利 益 がでてくる。また明 科 についても数 年 後 に借 金 がなくなることで利 益 も増 える ので、安 曇 野 市 全 体 で 事 業 統 合 した時 は豊 科 の現 行 料 金 に合 わせたい。料 金 はで きるだけ 低 く抑 えて値 上 げしなければいけない時 は若 干 上 げさせていただくが、今 の段 階 では何 とも言 えない。 委 員 次 の安 曇 野 市 全 体 としての事 業 統 一 時 に超 過 料 金 の統 一 という解 釈 でよいのか。 事務局 そのとおり。 委 員 安 曇 野 市 全 体 で超 過 料 金 の統 一 をするときに水 準 となる目 安 があるのか。 事務局 資 金 が30億 円 あるので、できるだけ借 金 をせずに事 業 を進 める。料 金 を上 げるのは借 金 をし て支 払 利 息 が多 くなるときなどの場 合 。また30億 円 を使 ったから大 丈 夫 かというと減 価 償 却 とい うものが発 生 し、利 益 から考 えると資 金 を使 った時 に利 益 は下 がるが、ただ経 理 的 には、やりく りができれば成 り立 つ。その時 に経 営 状 態 が良 い事 業 とそうでない事 業 とを相 殺 して良 いバラ ンスになれ ば豊 科 の料 金 体 系 に合 わ せること も 一 つの選 択 肢 と し てあるので はない かとい うこ と。 会 長 それでは今 日 の事 務 局 からの提 案 については委 員 全 員 が了 解 をいただいたということでよい か。 全委員 異 議 なし 事務局 今 回 の料 金 の関 係 で、いままでは諮 問 という形 で進 めてきたが、この提 案 で良 ければ手 続 き を進 めさせていただきたい。 会 長 了 承 をいただいたということでよいか。 全委員 異 議 なし 会 議 終 了 午 後 3時 15分