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8月7日 - ミューザ川崎シンフォニーホール

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8月7日 - ミューザ川崎シンフォニーホール
■出演者プロフィール Profile
指揮:梅田俊明
Toshiaki Umeda, Conductor
© 三浦興一
1984 年桐朋学園大学音楽学部卒業、86 年同研究科修了。指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、コントラバ
スを小野崎充、ピアノと室内楽を三善晃の各氏に師事。83、84 年にはジャン・フルネ氏にも学ぶ。86 年より
ウィーン国立音楽大学指揮科に留学、オトマール・スイトナー氏に師事し研鑚を積んだ。日本センチュリー
響、仙台フィル、神奈川フィルの指揮者を歴任。2000 ~ 06 年まで仙台フィル常任指揮者を務め、オーケスト
ラの発展に情熱を注いだ。そのほか N 響、読売日響、都響、新日本フィルをはじめ、国内主要オーケストラ
と長年にわたり共演を重ねている。06 年にはドラマ「のだめカンタービレ」に演奏及び指揮指導で参加し、
レコーディングも行う。海外では 1996 年に南西ドイツ ・ フィルとスロヴァキア ・ フィルの定期演奏会に出演、
いずれも好評を博した。的確な棒さばきと音楽に対する誠実な姿勢でオーケストラからの信頼も厚い。また、
桐朋学園大学、東京藝術大学非常勤講師として後進の指導にもあたっている。
8/7
日
東京交響楽団
Tokyo Symphony Orchestra
ピアノ:小山実稚恵
「名手の競演Ⅱ 究極の名曲集」
Michie Koyama, Piano
© ND CHOW
出張サマーミューザ@しんゆり!
人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコン
クールの二大コンクールに入賞。これまでに国内の主要オーケストラはもとより、モスクワ放送響 ( 現チャイ
コフスキー・シンフォニー・オーケストラ )、ベルリン響、ロイヤル・フィル、BBC 響、ロッテルダム・フィ
ル、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ワルシャワ・フィル、モントリオール響、ボルティモア響などと共演し、
フェドセーエフ、テミルカーノフ、デュトワ、マリナー、小澤征爾といった国際的指揮者との共演も数多い。
また、2010 年のショパン国際ピアノコンクールをはじめ、チャイコフスキー、ロン=ティボー、ミュンヘン
などのコンクールでは審査員を務める。06 年からの「12 年間・24 回リサイタル・シリーズ」は、現在全国 6
都市において進行中。東日本大震災以降、被災地の学校や公共施設などで演奏を行っており、15 年夏より自
ら企画立案したプロジェクト「こどもの夢ひろば “ ボレロ ”」が、仙台においてスタートした。05 年度文化庁
芸術祭音楽部門大賞、13 年度東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門本賞ならびにレコード・アカデミー賞、15 年度文
化庁芸術祭音楽部門優秀賞ならびに第 28 回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。
■曲目 Program
※演奏時間は目安です
シューベルト:劇音楽「ロザムンデ(魔法の竪琴)
」序曲 D644
Franz Schubert: “Die Zauberharfe” Overture, D644
〔10 分〕
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第 2番 ハ短調 作品18
Sergey Rachmaninov: Piano Concerto No. 2 in C Minor, Op. 18
〔35分〕
第1楽章:モデラート - アレグロ Moderato - Allegro
第 2 楽章:アダージョ・ソステヌート Adagio sostenuto 第 3 楽章:アレグロ・スケルツァンド Allegro scherzando
■オーケストラ・プロフィール Orchestra Profile
─ 休憩〔20 分〕
Intermission (20 min.) ─
東京交響楽団
ベートーヴェン:交響曲第5 番 ハ短調 作品 67「運命」
Tokyo Symphony Orchestra
【創 設】
1946 年創立。2004 年より川崎市のフランチャイズ・オーケストラ。
【指 揮 者】ジョナサン・ノット(音楽監督)
、飯森範親(正指揮者)
、秋山和慶(桂冠指揮者)
、
ユベール・スダーン(桂冠指揮者)
、大友直人(名誉客演指揮者)
、
アルヴィド・ヤンソンス、上田仁、遠山信二(以上、永久名誉指揮者)
【楽団員数】
88 名
【ホーム・コンサート・ホール】 ミューザ川崎シンフォニーホール、サントリーホール、東京オペラシティコンサートホール、
新潟市民芸術文化会館
【楽団ウェブサイト】
http://tokyosymphony.jp
Ludwig van Beethoven: Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67
第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ Allegro con brio 第 2 楽章:アンダンテ・コン・モート Andante con moto
第 3 楽章:アレグロ Allegro 第 4 楽章:アレグロ Allegro
■終演予定
15 : 00 17 : 00
■出演
指揮:梅田俊明 Toshiaki Umeda, Conductor
ピアノ:小山実稚恵 Michie Koyama, Piano
■会場 昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ
■開演
■ミューザ川崎シンフォニーホール ホールスポンサー
ミューザ川崎シンフォニーホールの公演事業は、
ホールスポンサーの皆様によって支えられています。
【特別賛助会員】
NTTアドバンステクノロジ株式会社
川崎幸病院
川崎信用金庫
キヤノン株式会社
サントリーホールディングス株式会社
大本山川崎大師平間寺
株式会社東芝
三井不動産グループ
株式会社ヨドバシカメラ
【賛助会員】
有限会社アイエムシー
税理士法人あおぞら会計
味の素株式会社 川崎事業所
アルファクス株式会社
株式会社イープラス
神奈川臨海鉄道株式会社
カナケイ株式会社
川崎アゼリア株式会社
公益社団法人川崎市医師会
公益社団法人川崎市歯科医師会
川崎市信用保証協会
公益社団法人川崎市病院協会
一般社団法人川崎市薬剤師会
川崎鶴見臨港バス株式会社
かわさきファズ株式会社
川崎フロンターレ
川崎臨港倉庫埠頭株式会社
株式会社きんでん
ケイジーケイ株式会社
京浜楽器株式会社
株式会社さいか屋 川崎店
公益財団法人 JFE21世紀財団
株式会社シグマコミュニケーションズ
セレサ川崎農業協同組合
株式会社デイ・シイ
東亜石油株式会社
東燃ゼネラル石油株式会社 川崎工場
東洋ロザイ株式会社
日本窯炉株式会社
ぴあ株式会社
富士通株式会社
富士電機株式会社
株式会社ムーブエイト
*
大宮町町内会
遊園電子工房
他 1 法人
【個人賛助会員】
阿部 孝夫
磯野 和久
宇治橋 哲
遠藤 智和
小笠原 将
岡田 元
岡野 功
小野 洋彰
喜多 紘一
小菅みつほ
後藤 実
斉藤 隆徳
佐藤 亨
鈴木 純夫
鈴木 徹
関口 浩・三代子
高橋 美子
竹内 啓介
都築 豊
中村紀美子
西山 英昭
野口 泰司
橋本ゑみ子
長谷川喜代江
林 浩一
林 直人
尾藤 敏雄
平野 信子
前田 泉
松本 武巳
山内 利夫
山下 啓史
山田 昌克
他 匿名 3 名
敬称略・50 音順
(2016年 7 月 1 日現在)
〔35分〕
ホール内は小さな音でも
よく響きますので、
ご協力をお願いいたします
Showa Academia Musica Teatro Giglio Showa
*演奏中の入退場はご遠慮ください。
*ホール内客席では携帯電話、スマートフォンなど全ての電子機器の電源をお切りください。タ
ブレット端末など光を発する機器も、周囲の方の鑑賞の妨げとなりますので、ご使用にならないようお願いいたします。*写真撮影、
録音、録画は固くお断りいたします。
*時計のアラーム・時報などは設定の解除をお願いいたします。*鈴のついたアクセサリー、お
手荷物などは演奏中に音が出ないよう、十分ご注意ください。また、アメの包み紙を開ける音にもご注意ください。
*客席内での飲食
はご遠慮ください。
【補聴器をお使いの皆さまへ】補聴器が正しく装着されていることをご確認いただきますよう、よろしくお願いいたします。
主催:川崎市、ミューザ川崎シンフォニーホール
(川崎市文化財団グループ) 共催:昭和音楽大学
後援:川崎市教育委員会、公益社団法人 日本オーケストラ連盟 特別協賛:株式会社 東芝 助成:平成28年度文化庁
劇場・音楽堂等活性化事業
文=飯田有抄
シリアスで濃厚なオーケストラの傑作が、
夏のステージを熱くする!
シューベルト:劇音楽「ロザムンデ(魔法の竪琴)
」序曲 D644
ストラが抒情的な主題を提示する。第2楽章はゆったりとした、ロマンティッ
音楽の都ウィーンで活躍したフランツ・シューベルト(1797-1828)は、わ
クな緩徐楽章。息の長いメロディーが楽器間で受け渡されていく。第3楽章は
ずか 31 年という短い生涯を送った。ところが残した作品は、交響曲、室内楽、
軽快なモチーフが登場し、祝祭的なムードで楽曲を締めくくる。
歌曲やピアノ作品と幅広いジャンルにわたり、その数も非常に多い。誠実で穏
やかな性格だったシューベルトは、多くの友人から愛されていたが、経済活動
ベートーヴェン:交響曲第 5 番 ハ短調 作品 67「運命」
には疎いタイプであった。詩人や歌手の友人たちが、「シューベルティアーデ」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)は 56 年の生涯におい
と呼ばれるコンサートを開くなどして、彼を経済的にも支えていたという。
て9つの交響曲を作曲した。第5番「運命」は、ベートーヴェンが4年以上の
1823 年(26 歳)の秋、シューベルトはわずか 20 日あまりの日程で4幕の劇「キ
年月をかけて 1808 年(38 歳)に完成させたもの。この時期、彼は聴覚の衰え
プロスの女王ロザムンデ」のための音楽を作曲するように依頼された。独唱、
に対する恐怖心を克服し、充実した書法を確立して、ピアノ・ソナタ第 23 番「熱
合唱、間奏曲、バレエ音楽を含む9曲を大急ぎで書き上げたシューベルトだっ
情」、オペラ「フィデリオ」
、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」などの名曲を次々と
たが、幕開けに演奏される序曲には、3年前に演劇「魔法の竪琴」のために作
生み出している。また、まったく異なる曲想の交響曲第6番「田園」(牧歌的
った音楽を流用した。曲はハ短調の主音(ド音)が重苦しく響く序奏に続き、
で穏やか)も同時進行で作曲を進めており、初演の演奏会ではそちらを第5番、
すぐに木管楽器と弦楽器が柔らかな旋律を提示する。中間部のアレグロ・ヴィ
「運命」を第6番として発表した。
ヴァーチェでは軽やかなバレエを思わせるような明るいムードとなる。
作品は4つの楽章から成り立っている。第1楽章冒頭の「ダダダ・ダーン」
女性作家のヘルミーナ・フォン・シェジが脚本を手掛けた「キプロスの女王
という力強い“運命のモチーフ”は、全楽章に何度も現れ、作品全体に統一感
ロザムンデ」は、残念ながら不成功となりすぐに上演が打ち切られたが、流麗
をもたらしている。ちなみに、この力強いリズムのことをベートーヴェン自身
さと深刻さとを混在させながら進むこの序曲は、単独でも演奏されるようにな
が「このように運命が扉をたたく」と語ったことから、日本ではこの作品が「運
った。
命」と呼ばれるようになった。第2楽章はヴィオラとチェロが穏やかな主題を
奏で、それに3つの変奏が続く。スケルツォの第3楽章と、勝利と歓喜を歌い
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第 2 番 ハ短調 作品 18
上げる第4楽章はつなげて演奏され、作品全体が「暗から明へ」というひとつ
濃厚でロマンチックな曲想が人気のロシア人作曲家セルゲイ・ラフマニノフ
の大きなドラマとして構成されている。トロンボーン、ピッコロ、コントラファ
(1873-1943)。彼の傑作であるピアノ協奏曲第2番は、フィギュアスケートの
ゴットという、これまで交響曲では使用されてこなかった楽器を加え、オーケ
浅田真央選手がソチオリンピックの演技で使用したことで、日本でも多くの人
ストラの響きに新風をもたらした傑作である。
の耳に触れることになった。
ラフマニノフはその音楽と同様に、ドラマチックな人生を歩んだ。貴族の家
系に生まれるも、一家は破産し両親は離婚。ピアノの才能が認められペテルブ
ルグ音楽院幼年部に入学したが途中で落第。モスクワ音楽院に転入し、ピアノ
【公演のご案内】
東京交響楽団 川崎定期演奏会 第57回
と作曲で優秀成績を収めて卒業するが、ほどなく完成させた交響曲第1番の初
9/25(日)14 : 00 開演
演が大失敗に終わってしまった。作曲家で批評家のキュイから酷評されたのだ。
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
それをきっかけに、ラフマニノフは深刻な鬱状態に陥る。しかしおよそ3年後、
彼は復活を果たした。1901 年(28 歳)に全曲初演されたこのピアノ協奏曲第
2番が大ヒットし、作曲家としての自信を回復させたのだった。その裏側には、
彼をサポートした精神科医の存在があった。本作は治療を施した医師に捧げら
れている。
第1楽章は独奏ピアノの重厚な和音とアルペッジョで厳かに開始し、オーケ
[出演]
指揮:ユベール・スダーン
ファウスト(テノール):マイケル・スパイアーズ
メフィストフェレス(バス):ミハイル・ペトレンコ
マルグリート(メゾ ・ ソプラノ):ソフィー・コッシュ
ブランデル(バス・バリトン):北川辰彦
児童合唱:東京少年少女合唱隊
混声合唱:東響コーラス
[曲目]
ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」作品 24
(コンサート形式/字幕付)
料金:S¥10,000 A¥8,000 B¥5,000 C¥4,000 問合せ先:TOKYO SYMPHONY チケットセンター
☎ 044-520-1511(平日 10 : 00 ~ 18 : 00、土日祝休み)
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