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Page 1 Page 2 ごあいさっ 言稿巣フィルハ一モニ離管弦楽団 ~アニ 代表
求 . iZg ■Z? たKounosu Philharmonic Orchestra \\、、 \\ . a/1g虐塀 I / ; A.・・:・qq. ・∼t・.1・J・・..∼・.1... フィルハ_モニ_温良 ・一一一′ 、、----- - - ■、■● ■-I-1■/ パ -一ノニー l /I \ l 【プログラム】 チャイコフス4=- ◆イタリア奇想曲op45 Frプオルグl-ク ◆チェロ協奏曲ロ短調oplO4 ブラームス ◆交響曲第1番ハ短調op68 …二二…害聖霊_ 鴻巣市文化センター クレアこうのす大ホール 2011年12月4日(日) 14:00開演(13:30開場) 主催: 鴻巣フィルハーモニー管弦楽団 後援:鴻巣市鴻巣市教育委員会 鴻巣水曜ロータリーグ FM76.7フラワーラジオ 鴻響楽連盟 埼玉新聞社 ごあいさつ 鴻巣フィルハーモニー管弦楽団 代表 中村 彰 本日は私達の演奏会-お越し下さり誠に有り難うございます。今年は未曽有の大災害に見舞 われ、多くの悲しみと苦しみに涙した一年でしたo未だ多くの方が避難生活を送っておられます。 一日でも早い復興をお祈り申し上げますD さて、本日はロマン派を代表する3人の作曲家の珠玉の名曲をお届け致しますoソリストには、 今年から私達のオーケストラのご指導頂いております田津先生をお迎え致しました。田滞先生の 演奏は、華美な表現を排し原曲の持つ本来の魅力を存分に表現した素晴らしい演奏ですoどう か最後までごゆっくりとお聴き下さい。 最後になりますが、いつも熱心にご指導下さる田揮先生、エキストラの皆様、受付や撮影など バックステージを支えて下さる皆様、そして本日お越し下さいました皆様-心からの感謝を申し 上げ、ご挨拶とさせて頂きます。 埼玉県鴻巣市出身。指揮法を沼尻竜典、増井信貴、尾崎晋也 の各氏に師事oトロンボーンを伊藤清、松本照の各氏に師事。埼 玉交響楽団副指揮者、埼玉中央フィルハーモニーオーケストラ団 内トレーナー、熊谷吹奏楽団指揮者、熊谷西高校吹奏楽部指揮 者などを歴任。埼玉県内のアマチュアオーケストラや室内合奏 団、中学や高校の吹奏楽部の指揮や指導を数多く手掛ける。 2005年の鴻巣フィルハーモニー管弦楽団発足時より指揮者に就 任し現在に至る。 1947年埼玉県に生まれる。 1971年 読売日本交響楽団入団。 `74年東京音大講師を経て`76年NHK交響楽団に入団。 `77年に ドヴォルザーク、 2000年にハイドンの第1番のコンチェルトを演奏o 現在までに60数回のリサイタルを行う。その他、シュトス弦楽四重 奏団やホープピアノトリオなどで、モーツアルト、ベートーヴェン、ブ ラームスのほとんどの室内楽を経験。 2007年にN響を定年退職し 現在に至る。故清水勝雄氏に師事 チャイコフスキー イ9リア奇想曲op.45 この曲は1880年(チャイコフスキー40歳)に創作され ました。 彼が前年、イタリアを旅行した時、同行した弟モデストが イタリア芸術に興味あった事に感化され、彼もイタリア芸術 に興味を持つようになり、歴史や文化等も学ぶ様になったの ですo ある日、街中で民謡を聴き、 「素敵な曲なので直ぐに 使いたい」と感じ、 『イタリア奇想曲』を創作する事となり ました。 "奇想曲(CAPRICCIO) "とは"移り気、気紛れ"という意味で、形式を嫌う一 方で、伝統的民族性を音楽で表現したいと考えた彼が、形式にとらわれず、軽快で愉 快な伝統的民謡小曲を自由に繋いで表現したかったのではないかと私は感じました。 この曲は5つのパーツで成り立っています。 ① 「少しの加減をしながら、歩く速さで」 トランペットのファンファーレでの始まり。これは彼が宿泊したホテルが兵舎に 隣接していた為、信号ラッパを毎日聞きイメージされたものと言われています。こ の後、急に音楽が暗くなり、管楽器の3連符-8分音符のリズムと弦楽器の民族風の 旋律が絶妙にかけ合いながら奏でられます。再び繰り返された後、管楽器により、 イタリア民謡「美しい娘さん」風の踊りたくなる美しい旋律が奏でられます。 ② 「陽気に中位の速さ(少し早歩き程度)で」 4/4拍子 管楽器により軽快に歌う様な美しい旋律が奏でられ、その旋律に変奏と展開が行 われますo ③ 「急速に」 ナポリ民族舞踊「タランテラ」が用いられています。しかし、このパーツの最後 には快速のテンポから急にブレーキがかかって④へと繋がります。 ④ 「陽気に中位の速さ(少し早歩き程度)で」 3/4拍子 ①と同じ3連符-8分のリズムが再現し、弦楽器と木管の明朗で快活な民族風の旋 律を奏でます. . ⑤ 「急速に一更に急速に一非常に急速に」 テンポが再び速くなり、 ③と同じ民族舞踊「タランテラ」が再現しますo イタリ アの民謡旋律が次々に現れ、熱狂的に盛り上がって終曲します。 本田は、ピョ-トル・イリイチ・ナカムラスキー!の指揮で、チャイコフスキー がイタリアで感じた…温かい安らぎ''と"エネルギーに満ちた空気"を少しでも感 じて頂ければ幸いでございます。 (Tp徳重和広) ドゥォルザてク チェロ協奏Eb ロ短調Op.104 「ドボコン」の愛称で頼しまれているこの作品は、ドヴォル ザークがアメリカから帰国する直前に作曲されました。彼の出 身地ボヘミアの情愛に満ちた音楽とアメリカの黒人菖楽や民謡 が融合した郷愁をそそる親しみやすいメロディか特徴です。 チェロ協奏曲の中でも代表的な作品であり、チェロの魅力が十 分に堪能出来る作品となっていますo 今日はチ=ロの素晴らし い音色を思う存分楽しんで下さい。 第1楽章:ロ短調 アレグロ クラリネットが寂しげに第1主題を奏でた後、全管弦が華やかに歌い盛り上がりを見 せ、ホルンが朗々と歌い上げる第2主題に引き継がれますC低音木金管群の和音の先導 で独奏チェロが力強く登場し、 2つの主題を奏でながらテクニックを披露していきます。 第2楽章■ト長調 アダージョ・マ・ノン・トロツポ 木管による穏やかなメロディで始まり、独奏チェロが優しく旋律を奏でていきます。 不安定に変化した中間部では哀愁を帯びた切なさを感じさせますが、 フルートとの掛け合いの後、段々と穏やかなメロディを取り戻していき、柔らかい コーダで結ばれます。 ボヘミアの望郷を感じさせる、温かく非常に美しい楽章となっています。 第3楽章:ロ短調 アレグロ・モデラート 不安感のある始まりはホルンから木管群へ受け継がれ、独奏チェロがそれをまとめ上 げていきます。ボヘミア民族舞曲風のリズムを軸に、独奏チェロが次々と主題を提示し ていきますが、開放感に満ちた音楽から、ドヴォルザークの心はもはやアメリカではな く、故郷ボヘミアにあったのでしょう。 最後、第1楽章の第1主題が現れ、ゆったりと独奏チェロが弾きこなした後、急加速で 終結へ向かいます。 尚- ・爽快な終結は個人的に大好きな箇所であり、いつ聴いても「鳥肌が立つくら いカッコいい終わり方」だなあと感動してしまいます(笑) 0 最後に、この「ドボコン」 、コンチェルトでありながら実は管楽器も非常に活躍して いるのですo渋くてカッコいいチェロをダイナミックに弾くソリストにどうしても日が 行ってしまうと思いますが、時々は管楽器にも耳を傾けて下さいネ。ソロを吹いていた りします∃。 (Ob長谷川 悦子) ブラームス、_交響Eb第-番 ハ短調 (1876年完成) アマチュアオーケストラが弾きたい曲トップ3に必ず入る通称 「ブラ1」 0 時代を経ても愛され続ける理由は何でしょう。思いつくままに 挙げてみると。 (む完成までに約2 0年余りを要した努力の結晶であること。 それ故、それまでの苦労と想いが弾き手と聴衆に共感をあた えること。 ②各楽器が多彩なリズムで複雑に絡み合って、重厚で美しい響きを作り出していること。 ③師シューマンの妻クララを敬愛したブラームスの心情的側面一日苦悶、 熱情、思慕、感謝、そして希望へ一一一がドラマのように展開していること。 ④第4楽章の「あの」崇高なメロディーがベートーベンの第九同様、万人に勇気と希望 を与えてくれること。 第一楽章 ハ短調 8分の6拍子 ブラームスの故郷、陰影深い北ドイツの空気を感じさせる楽章です。重厚な序奏主題 は、ブラームスがここまでの苦労を音にぶつけた感じ。アレグロに入ると、各楽器が入 り乱れながらも整然と、独特の構築美を完成しながら進行していきます。 第二楽章 ホ短調 4分の3拍子 優美さの中に哀愁を帯びた情感豊かな展開です。後半に入るバイオリンソロはブラー ムスがクララに向けた感謝のメッセージに思えます。もし歌詞をつけるなら「ようやく 完成しました。ここまでこられたのはあなたのお陰です。ありがとう、クララ。これか らもあなたを想い続けます。 0 。 」 第三楽章 変イ長調 4分の2拍子 クラリネットの清新なメロディーに始まり、中間で拍子が変わります。この辺から4 楽章に向けての気持ちが一気に昂揚していきます。 第四楽章 ハ短調一一一ハ長調 4分の4拍子Hl2分の2拍子 第三楽章からそのままつながって重厚な低弦と共に始まります。やがて聞こえてくる ホルンの主題はチロル滞在の際、耳にしたアルペンホルンの旋律から採譜したと言われ、 クララに次のような歌詞を付けて送っています。 「山の上高く、深い谷の底にあって、 私はあなたに幾千もの挨拶をおくります。 」 そして、有名な第一主題がついに登場。ブラ1を弾けるうれしさにあふれる瞬間です。 最後は高速リズムのもと劇的で壮大なフィナーレとなります。 今年は震災の影響で夏期の練習場は節電のもと、室内温度が30度を超えることもし ばしばでした。そんな中、全身汗まみれになりながらも懇切丁寧に御指導して下さった 田津先生、三河先生に紙面を借りて心より御礼申し上げます。団員一同、感謝を込めて 演奏させていただきます。 (>C茂呂葉子) 讐村彰一 L-工 芸芸嘉恵子1} チェロ独奏 西山伊佐 田澤俊- 渡辺佳代子 コンサートマスター ☆井上靖夫 クラリネット 代表 石渡さやか 久保望絵 ♪砺木花織 副代表 i ♪佐藤 啓二 特別賞助(バイオリン) ☆篠崎渡 ☆江黒禾希 ☆玉川敦 コントラ・ファゴット ≠1● 雷雲冨書墓 域陸夫 ti・ プアコット 下城隆夫 ☆大塚佑馬 中島ゆみ子 バイオリン 飯島敏子 井上直子 大島佳津子 大関正美 中村彰 ☆山田祐理 スタッフ 小島芳一 刺 ステージマネージャー ホルン 芥川 洋 チェロ 城恵美子 ♪西山麻干子 坂井佐知子 坂本活明 徳重和広 坂本浩明 亘g- ライブラリアン ♪杉山弘政 関0佳則 城恵美子 野口英治 会計 萩原和憲 鴻巣真樹 水口香住 中村絵里子 トランペット-酎 監査 塚田光明 小竹厚 菅秀臣 成澤真司 ♪徳重和広 辺田文彦 大和田基嗣 茂呂葉子 岡田陽子 八巻富士男 岡戸紫雅子 ☆加藤隆 小島芳一 ☆力D藤正利 駒野文子 ☆武EB圭司 後藤裕美 ☆古兼行一 西候みさ子 ☆/T重樫妙子 斉藤罵思 コントラバス 卜三言監禁堕も 佐藤智子 市川宗典 三瓶タツ子 岡田賢二 鈴木文香 坂本浩明 田辺直樹 ♪塚田光明 角替久庫 松井淳一 中村奈緒美 森本由美子 i 長森彩乃 フル-卜 一一、 楢木洋子 ♪鴻巣真樹 -こ慧 西山活 高城佳子 橋本惜 高橋最澄 福島葉月 中村絵里子 畑中あlナみ オーボエ 湯本ジ工二ファー 坂井佐知子 伊藤恵美子 長者森功 チコーバ ☆阿部光一 パーカッシ 川原直 ♪仁井田桂 ☆小林孝彦 ☆陳康輝 ハープ ☆中里吉伽 ☆久保淳 里EB利絵 ☆山上純子 ♪長谷川悦子 J:パートリーダー ☆:エキストラの皆様 次回公演の お知らせ Speclal Thanks 弦楽器トレーナー EB漂俊一先生 オーケストラアドバイザー 飯島賢二先生 ビギナー指導 小島真紀子先生 鴻巣フィルハーモニー管弦楽団第7回定期演奏会 2012年6月10日(日)クレアこうのす大ホール14 00開演予定 曲目 ベルリオーズ「ラコツツイ行進曲」 フォーレ「ぺレアスとメリザンド」 ベルリオーズ「幻想交響曲」 団員募集の お知らせ 私達と一緒にオーケストラを楽しむ仲間を募集していますCお気軽にお問い合わせ下さい。 練習日原則月2回/日曜午後、場所吹上公民館・川里農業研修センター他 団費2,000円/月(入団金なし、別途演奏会ごとに1 0,000円前後の負担金あり) ホームページhttp //www geocitiesJp/kounosu_phll/メールkounosu_phll@yahoo coJp