...

一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟 平成 26 年度事業報告書 (平成

by user

on
Category: Documents
32

views

Report

Comments

Transcript

一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟 平成 26 年度事業報告書 (平成
一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟
平成 26 年度事業報告書
(平成 26 年 4 月 1 日~平成 27 年 3 月 31 日)
平成 26 年度の事業計画に対し、一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟は、平成 26 年 4 月
から平成 27 年 3 月にかけて、以下の活動を展開した。
Ⅰ.平成 26 年度の事業活動の概要
1.ケーブル業界の競争力強化への取組み:
(1)新サービスの推進及び業界プラットフォームの構築による業界連携の強化
(重点実施事項)
技術の進展に下支えされた競争の激化とライフスタイルの変化により、ケーブ
ルテレビ事業者が提供する、あるいは提供を求められるサービスは高度化・複雑
化の一途を辿っており、これらの新たなサービスを提供するためには、多額の資
金と技術開発力が必要となる。また、昨今の各種サービスの IP 化の進展やクラウ
ドの活用機運が高まるなど、業界を取り巻く環境が急速に変化しつつある。この
様な背景のもと、業界が連携してケーブル・プラットフォームの構築と活用を実
現することができれば、個社の競争力強化に繋がるだけでなく、業界全体として
の競争力を高めることとなることは言うまでもない。
上記実現のために、
「新サービス・プラットフォーム推進特別委員会」において、
ケーブル・プラットフォームのあり方、持つべき機能、プラットフォームを活用
した新サービスについて議論を重ねた。
1)新サービス・プラットフォーム推進特別委員会
業界力向上につながるプラットフォームのあり方、実装する新サービスにつ
いてきめ細かい進捗管理と確実に実行できる体制を構築するため、傘下に「ケ
ーブル・プラットフォーム推進 WG」、
「ID 連携検討 WG」、
「4K/8K 推進 WG」
、
「人財育成推進部会」を設けた。平成 26 年度は各 WG、部会で各々のテーマに
沿って活動を推進し、本委員会会合は進捗報告の場とした。平成 26 年 6 月 12
日には、
「ID 連携検討 WG」を「ID 連携利活用 WG」に改称、
「無線利活用 WG」
の設置、平成 26 年 12 月 12 日には、「4K/8K 推進 WG」、「無線利活用 WG」
、
「人財育成推進部会」をそれぞれ委員会として独立させ、業界に必要不可欠な
プラットフォーム構築の実現に向けて、取り組んでいる。
2)ケーブル・プラットフォーム推進 WG
総務省に放送法上の有料放送事業者の届出を行い、ケーブル・プラットフォ
ーム事業者と位置づけられたジャパンケーブルキャスト㈱、日本デジタル配信
㈱が各々の業務実施方針通りに業務が進捗されているかの実施状況の確認を行
った。また、ケーブル・プラットフォーム事業者としての公器性を保つ手段と
して、両社の社外委員会設置についても議論を行った。
3)ID 連携利活用 WG(ID 連携検討 WG を平成 26 年 6 月に改称)
業界連携の要となる、ID 連携基盤の構築、推進をしていくため、本 WG 傘下
に、ID 連携を活かした業界のヘルスケアサービスのあり方について検討してい
く「ヘルスケア SWG」と、マイナンバーカードの活用を視野に入れたケーブル
テレビにおける公的個人認証の実証事業を推進する「公的個人認証実証事業タ
スクチーム」
、公的個人認証の活用を視野に入れた ID 連携と SMS の効率的運
用を勘案した SMS 連携を実現する ID/SMS 連携基盤の構築を行うことを目的
とする「ID/SMS 連携基盤タスクチーム」を設置し、業界内外の ID 連携につい
ての検討を行った。
4)4K/8K 推進委員会(4K/8K 推進 WG を平成 26 年 12 月に改組)
総務省で示されたロードマップに従い、平成 26 年度は、4K の試験放送を全
国のケーブルテレビ 44 事業者、50 箇所以上で実施した。また、平成 27 年の
4K 実用放送に向けて、ケーブルテレビ業界の方針を固めた。
5)無線利活用委員会(無線利活用 WG を平成 26 年 12 月に改組)
業界における無線戦略について取りまとめ、各社における MVNO、地域 BWA、
Wi-Fi の事業化を推進した。特に MVNO においては、㈱インターネットイニシ
アティブと協業で「業界連携 MVNO プラットフォーム」を立ち上げ、各社が
お客様サポート体制構築までを考えた MVNO サービス事業を容易に始められ
る体制を整えた。平成 26 年度では、10 社が連盟方式の MVNO サービスを開
始した。
6)人財育成推進委員会(人財育成推進部会を平成 26 年 12 月に改組)
業界力向上につながる人財育成のために、平成 26 年度は、中堅クラスを対象
とした研修「次世代リーダー育成塾」を 5 月~9 月の期間で実施し、総括イベ
ントとして 10 月に「Next Generation Summit 2014」を開催した。また、単
発の研修である一日講座も複数回開催し、業界の人財育成を研修という具体的
な形で実践した。
(2)コンテンツ流通の定着・発展(重点実施事項)
1)AJC-CMS
平成 26 年度は、平成 24 年 10 月より正式運用に移行したコンテンツ流通シス
テム「AJC-CMS」の本格的な稼働がさらに進み、正会員オペレータ 289 社 337
局(一部「受信限定会員」
)及び正会員サプライヤー11 社 13 チャンネルが利用
し、月間 1,500 本の番組がアップロードされ、同 5,000 本の番組が各局で活用
されている。
AJC-CMS の料金については、平成 25 年の有料化に際しては、利用料を低額
に抑え、より多くのオペレータの活用を推進してきたが、その後コンテンツの
流通が拡大し、信頼性の向上と新たなサービスの拡充を行ってきたため、料金
の見直しが必要となり、接続世帯ゾーン制による料金の改定を新年度からの行
うこととなった。
一方、タブレットなどの携帯端末で番組視聴する習慣も定着しつつあり、視
聴者サービスの向上や競争力確保のためにも、B2C の展開としてコミュニティ
チャンネルの番組を中心にケーブルコンテンツを IP で配信する動画サイト「じ
もテレ」を開始した。これは、豊富な作品の確保、IP での著作権処理等の課題
への取組みも必要とするが、著作権団体との調整を慎重に進めつつ、各社への
呼びかけを開始した。その後、番組登録を増加させるための支部単位での説明
会を実施し、さらに新年度に向けて視聴促進のためのデザイン等の変更や視聴
誘導のためのバナーの各局配布等の多面的な取り組みを開始した。今後、番組
登録数や視聴者数の推移を検証しながら、企画テーマの選定などによる番組登
録数や視聴者数増加対策を検討し、その結果を定期的に公開する予定。
また、大きな節目となる第 40 回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」を
7 月に開催した。応募作品は昨年を上回る 187 本となり、25 作品を表彰し、昨
年同様に入賞作品を中心に、各社のコミュニティチャンネルで放送できるよう
AJC-CMS による配信を行なった。
2)
『けーぶるにっぽん』シリーズ及び4K対応
統一テーマで番組制作・一斉放送を行う『けーぶるにっぽん』の第 5 弾とし
て『美・JAPAN』をテーマに、業界初の 4K 制作を実施した。さらに同シリー
ズの第 6 弾についても継続して 4K 制作で募集を開始した。また、新たに各地の
自然映像を中心とした素材の制作・蓄積をし、4K 実用放送に活用すべく募集を
行った。なお、4K チャンネル開始に向けた取り組みについては、「4K サミッ
ト」
(平成 27 年 3 月 9 日、10 日)において編成方針(案)等を説明した。
3)
「ふるさとキャラバン」から「コンテンツ・セミナー」へ
番組制作セミナー「全国番組制作ふるさとキャラバン」については、これま
での番組制作者の情報交換や番組内容の品質の向上のためのセミナーに加え、
4K 等の将来的な技術知識や海外発信、AJC-CMS の新たな展開など、競合先と
の差別化のための対策をテーマとするコンテンツ・セミナーとして衣替えし、
番組アワード贈賞式と合わせ開催した。
4)海外展開
海外展開を継続的な施策として位置づけ、総務省関連事業の案件も手がける
など「けーぶるにっぽん」を中心に販売を継続し、中国向けに JFN との共同制
作企画や電通が採択を受けたミャンマー、インドネシア向け WAKUWAKU
JAPAN などで実績が出来た。
(3)無線の利活用促進を含めたネットワークやサービスなどの高度化
有線と無線の融合をはじめとするネットワークの高度化に関する技術検討につ
いては、内外の部会・委員会活動を通じて、課題の整理・解決に向けた検討を行
った。
1)次世代ネットワーク
総務省の情報通信審議会放送システム委員会のもとに、平成 26 年 8 月に「ケ
ーブルテレビ UHDTV 作業班」が設置され、ケーブルテレビにおける超高精細
度テレビジョン伝送方式の規格化が行われた。これにより平成 27 年度からはケ
ーブルテレビにおいて、従来の 64/256QAM に加えて、J.382(DVB-C2)や J.183
(複数搬送波伝送)を用いた超高精細度テレビジョンの実用放送が可能となっ
た。
このような新技術方式の状況を踏まえ、ケーブル・プラットフォーム、4K/8K
コンテンツ配信、TV Everywhere などの動向や、DVB-C2、DOCSIS 3.1 など
のケーブル伝送技術、第三世代 STB の市場展開を踏まえ、既存伝送路の拡張を
含む今後の設備整備の指針を取りまとめた。
平成 27 年の 4K 実用放送の開始に向けて、多重化方式や CAS などの技術課
題や、伝送路の高度化、ヘッドエンド設備や STB に関する検討を引き続き進め
て行く。
2)地域 BWA
総務省の電波政策ビジョン懇談会において、地域 BWA 制度の在り方等につ
いて議論が行われ、当面は従来通り地域の福祉を目的とし、自治体の同意を得
て全国事業者以外のものが事業を行うべきとされた。また、地域バンドの活性
化のため地域 BWA においても高度化方式の利用が可能とされた。
一方で、相当の期間を経てもなお電波の有効活用が実現しない地域について
は、全国化の可能性が残されていることから、ケーブルテレビ事業者として貴
重な電波帯域の有効利用に向けて、地域 BWA 推進プロジェクトを立ち上げて
早期に多くの地域での免許取得および事業化に向けた取り組みを開始した。
具体的には、新サービス・プラットフォーム推進特別委員会のもとに「無線
利活用委員会」を設け、地域 BWA 事業の導入に関する全国説明会を開催する
とともに、地域 BWA 用の共通コア設備の運用、基地局設備および端末の一括
調達などを行うことにより、ケーブルテレビ事業者が地域 BWA 事業に参入し
やすくなる環境を整備し、ケーブルテレビ事業者へ提案を行っており、平成 27
年度央の電波発射に向けて取り組みを進めている。
3)安全信頼性の向上
ネットワークの高度化が進むにつれ、重要インフラとしてより高い安全信頼
性がケーブルテレビに期待されている。平成 25 年度に全国で重大事故が多発し
たことを受け、ケーブルテレビ事業者へのさらなる注意喚起を行うとともに、
技術委員会内に安全信頼性向上 WG を設置して具体的な事故防止施策の徹底と
継続的な取り組みを進めた。
WG 活動を通じて、ケーブルテレビ事業者に対して安全信頼性に関する気付
きや対策の方向性を提示する「安全信頼性向上の手引き」を取りまとめると共
に、ケーブルテレビ事業者間の運用情報の共有を目的とし、日本ケーブルラボ
の協力の下に構築した「ケーブル運用情報共有システム」の運用を開始し、安
全信頼性の向上に向けた取り組みを進めている。
(4)日本ケーブルラボとの連携強化
4K 実用放送の実施に向けては、日本ケーブルラボが策定した第三世代 STB の
ガイドライン、機能要件書及び運用仕様に基づいた製品化や普及に加え、BS/CS
による 4K/8K 放送に導入される新たな CAS や多重化方式への対応が必要となる。
日本ケーブルラボで検討が開始された新たな CAS やその他技術課題について、事
業者視点から円滑な 4K 放送の実施と普及促進に向けた検討を、日本ケーブルラボ
と連携して行った。
また、米国で大きな流れになりつつある伝送路や宅内における映像の IP 化への
対応に向けて、日本ケーブルラボで検討を進めているネットワーク DVR やレジデ
ンシャル・ゲートウェイ(RGW)などの検討に参画すると共に、技術委員会等を
通じて最新の情報をケーブルテレビ事業者と共有して、ケーブルテレビ事業者各
社における事業計画の策定に役立つ指針作りや技術サポートを行った。
(5)CATV 技術協会、衛星放送協会等、関係団体との連携強化
ケーブル業界を取り巻く競争の激化を踏まえ、ケーブル事業者が直面する課題
や要望等について、一般社団法人日本CATV技術協会や一般社団法人衛星放送
協会等、関係諸団体と、各種会議体やケーブルコンベンションの共同開催等を通
じて、積極的に意見や情報の交換を行い、ケーブル事業に係る関係者の総力を挙
げて、事業の推進を図った。
2.業界としての社会的役割の遂行、信用力の向上に向けた取組み:
(1)デジアナ変換終了に向けた社会的役割の遂行(重点実施事項)
デジアナ変換サービス最終年にあたる平成 26 年度は、放送関連検討特別委員
会デジアナ変換終了対策 WG では、総務省と連携してデジアナ変換の円滑な終了
に取り組んだ。
25 年度に引き続き 26 年度もデジアナ受信実態調査を 2 回実施。周知広報の各
種強化策として、スポット CM・共通チラシの改定版制作、画面告知スーパー表示
の常時化、ブルーバック終了告知等を企画立案し関係各機関との協議調整を行っ
た。デジアナ変換サービス実施事業者は、これらの周知広報強化策に取組み、平
成 27 年 3 月 31 日までに円滑に終了させることが出来た。
なお、10 道県においては、平成 27 年 3 月 26 日から 4 月 12 日にかけて統一地
方選が実施され、政見経歴放送に配慮し終了日を調整する必要が出てきたことか
ら、総務省から新たに示された指針により、4 月末までに終了させることも可能と
なり、平成 27 年度では、4 月末までに終了するケーブルテレビ事業者をサポート
し、4 月末で完全終了を確認した。
(2)コンプライアンス遵守による信用力の向上(重点実施事項)
平成 26 年度の活動計画として、消費者保護の観点から、国民生活センターに寄
せられる苦情件数について「月間苦情件数の二桁以下達成」という目標を維持し
つつ、更なる苦情相談件数の削減と電気通信 4 団体として総務省策定の「CS 適正
化イニシアティブ」による要請事項の解決に向けて、関係官庁等委員会に積極的
に意見表明し、コンプライアンス遵守体制の強化に努めた。
その結果、総務省では「CS 適正化イニシアティブ」を基礎とした具体的な実行
プランを策定するため「ICT 安心安全研究会」に「消費者保護ルールの見直しに
関する WG」が設置され、最終報告書の取りまとめが行なわれた。
当該報告書の主要取組課題に対する当連盟としての具体的な活動状況は以下の
通りである。
1)消費者保護ルールの見直しに関する WG の最終報告書について
総務省による同報告書の取りまとめにあたっては、基本的方向性として、以
下の4点が示された。
①説明義務の在り方
②契約関係からの離脱に関するルールの在り方
③販売勧誘活動の在り方 ④苦情・相談処理体制の在り方
連盟コンプライアンス委員会では、この WG にオブザーバーとして参加し、
ケーブルテレビ業界の営業環境と苦情処理体制について意見申し入れを行った。
特に近年の懸念材料となっている不公正営業の是正に関係する代理店監督の在
り方や苦情処理プロセスについては、同報告書の取りまとめに業界の意見が反
映されるよう取り組んだ。
2)国民生活センターに寄せられる苦情・相談件数の削減
連盟コンプライアンス委員会では、国民生活センターへの苦情・相談件数を
四半期毎に入手し、苦情内容の検証と対策を講じてきたが、前年度に月間二桁
の目標を達成したにもかかわらず、今年度は月間 200 件を超える月も多く、前
年度 1,771 件に対して、今年度は 12 月末現在で既に 1,652 件となり、前年度を
3 年ぶりに上回ることが明らかとなっている。
件数増加の傾向は、地域別では特に関東圏の増加が大きく、年代別では 60 代
以上が全体の 40%を占めている。これは、苦情項目別では家庭訪販が通年で最
も多いことから、首都圏における高齢者への訪問営業時による説明不足が要因
と思われ、会員各社への注意喚起、苦情削減努力の促進に努めた。
3)営業活動に関する自主基準及びガイドラインの改定について
前述の総務省による最終報告書により、今後の法改正が予測され、ケーブル
テレビ業界の「営業活動に関する自主基準及びガイドライン」の改定を計画し
ていたが、法改正は平成 27 年夏季となり、且つ、施行は平成 28 年になること
が濃厚となったため、改正の詳細が明らかになるのを待って、全面改定に着手
することとなった。平成 27 年度の最重要課題として位置付けている。
4)その他
その他の取組みとしては、会員の契約不履行や支払い遅延の是正、競合他社
による不公正営業事案への対策及び広告表示に関する景品表示法の周知を行っ
たが、平成 26 年度で最も大きな事例対応となったのは「CS 放送番組における
光点滅事案による健康被害の発生に伴う放送基準の取扱い」であり、総務省か
らは、番組供給事業者に対する放送自主基準の周知と、番組考査体制の見直し
と強化策について改善要請があった。同要請を受けて、衛星放送協会や個々の
番組供給事業者との協議を経て、再発防止策として番組供給契約書と会員事業
者の放送基準の見直しを全社的に実施中である。
具体的には、放送自主基準の周知については、番組供給事業者との番組購入
契約書にて「アニメーション等の放送基準に関するガイドラインに準拠するこ
とを保証する」旨を担保することとしたが、番組考査体制の見直しと強化につ
いては、実態として「番組内容の事前確認」を行うことを示唆しており慎重な
対応を求められることから平成 27 年度の重点課題として継続検討となっている。
(3)著作権等適正な権利処理の徹底(重点実施事項)
平成 26 年度は、民放地上波再放送の権利処理が開始され、また、業界を挙げて
取組んでいるプラットフォーム構想の下、コンテンツのネット配信に伴う包括的
権利処理に着手した初年度となった。具体的な活動内容は以下の通り。
1)地上波放送番組の著作権・著作隣接権の使用料について
「地上波放送番組の著作権・著作隣接権」について、同権利の管理事業を行
う一般社団法人日本テレビジョン放送著作権協会(以下「JASMAT」)との基本
合意並びに業務委託契約に基づき、平成 26 年度分の使用料について徴収業務を
行った。その結果、一部事業者の使用料額の決定に時間を要したものの、予定
の使用料の徴収を完了した。
2)商業用レコードの二次使用料について
「商業用レコードの二次使用料」について、同権利の管理事業を行う公益団
法人日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センター(CPRA)と一般社
団法人日本レコード協会(RAIJ)との合意に則り、新たな契約ルールの下に権
利処理手続きが行われた。
3)映像実演に関する著作隣接権使用料について
実演家の映像実演部分の管理事業を行う一般社団法人映像コンテンツ権利処
理機構(aRma)との平成 26 年度以降の使用料に関しては、平成 27 年度分まで
の 2 カ年について合意した。本件は権利者側と業界側の主張に大きな乖離があ
り、その交渉は難航したが、各支部での十分な検討を踏まえ、適切なプロセス
を経て新たなルールの策定に至った。
なお、平成 27 年度の会員毎の負担割合及び平成 28 年度以降のルールに関し
ては、継続検討事項となっている。
4)4K 実用放送について
平成 26 年度の試験放送については、関係する全てのライツホルダーが権利主
張しないという合意を得て取り組んできたが、平成 27 年からの実用放送に際し
ては、新たな整理を行う必要があり、先ずは、4K/8K 推進委員会での放送する
番組内容、配信形態等に関する検討状況を踏まえ、著作権委員会では平成 27 年
度からの本格的交渉に向けて準備を行った。
今後、オールケーブル 4K チャンネル及び IP による 4K 配信について権利者
との交渉に入る予定。
5)IP 等通信系サービスに関する契約ルール
通信系サービスに属する、自主制作したコミュニティチャンネルの放送番組
の自社のホームページでのストリーミング配信や、様々な端末での視聴を想定
したマルチスクリーン対応、IP-VOD 等々に関する契約ルールの策定の動きが活
発になっている中、BtoC の「じもテレ」がスタートした。
こうした環境の中、コンテンツ委員会と著作権委員会の合同で AJC -CMS に
よる BtoC サービス等のネット配信について権利者団体と交渉を行った。
その結果、権利者が主張するプラットフォーム単位の処理という考え方に基
づき、AJC-CMS を経由して行うコミュニティチャンネルのネット配信について
は、プラットフォームとしての連盟本部が事業主体となり使用料を負担し、会
員が持つ送信可能化権の処理を行うことで各事業会社の使用料負担を軽減する
スキームで合意に至った。
このスキームは、他のプラットフォーム事業者(milplus 等)がコミュニティ
チャンネルを配信する際にも活用でき、権利処理業界が目指す包括処理に資す
る動きとなっている。
6)著作権等管理事業の登録と公的番組保存所の設置について
前述のネット配信スキームは、連盟本部が会員事業者の権利を預かり使用料
の支払いを行うことから、著作権法上の管理事業にあたり、連盟が著作権等管
理事業者となって文化庁に登録する必要があることから、平成 27 年 6 月を目途
に手続きを進めることとなった。
また、これまで行っていなかった著作物の保存義務を履行するため、連盟本
部が著作権法に定められている公的番組記録保存所として文化庁に登録するた
めの手続きを進め、平成 27 年 6 月の総会にて定款の改定を行うべく準備に入っ
た。
以上について、平成 26 年 10 月から 11 月に各支部単位での全国説明会を行った。
(4)安心・安全な通信制度の整備・推進
1)安心・安全な情報通信への取組み
インターネット上に蔓延する違法・有害情報等への対応、情報セキュリテ
ィ対策、児童ポルノ流出防止対策等の検討および情報収集を図るため、外部
諸団体活動への参加および連携を通じて知見の集約を行い、加盟事業者にお
ける情報共有と取組みを強化することで安全・安心な情報通信社会の実現を
めざし、利用者からの信頼を得るための活動を推進している。
2)重要インフラ活動
内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が主管する重要イン
フラ活動へケーブルテレビ CEPTOAR として活動参加すると共に、情報セキ
ュリティ政策会議重要インフラ専門委員会への参加と合わせて幅広く知見を
得ると共に業界への信頼性を高める取組みを実施している。
また、国民生活に不可欠な社会インフラとしての責務は業界全体で負うべ
き課題であるとの認識の下、全ての加盟事業者が重要インフラ活動に参画で
きるよう、通信・放送制度委員会情報セキュリティ WG において情報セキュ
リティポリシーのケーブルテレビ版雛形を策定し、委員会委員による重要イ
ンフラ活動への参加促進活動を推進している。
3)違法有害情報等への対応
特にインターネット上における違法・有害情報の流通が大きな社会問題と
なっている中で、今年度は、使用期限切れの医薬品の広告、インターネット
上で販売等が禁止されている医薬品を販売等する行為の禁止、3Dプリンタ
による銃砲が製造可能な設計図情報の掲載への対応、指定薬物を含有する物
品を含む危険ドラッグの広告等の禁止あるいは削除に関する判断基準を追加
する等、社会問題化する事案への対応を実施した。
(5)偽造・改ざん B-CAS カードへの対策
前年度に引き続き、B-CAS カードのデータ改ざん・偽造問題について、㈱ビー
キャス・コンディショナル・アクセス・システムズ(以下 B-CAS 社)と協力して、
B-CAS カード検討委員会にて取組・対策について情報交換を実施し、会員へ報告
した。
26 年度は、台湾で販売サイト(ブラック CAS)が検挙され、全国の税関での、
改ざんカード没収等取締り対象に追加されるなど、取締対策がより強化された。
またこれに加えて、B-CAS 社はオークションサイトでのカード販売の 24 時間監
視を引き続き実施し、新たにカード管理システムのリニューアル等による受信機
メーカ(2 百数十社)でのカード同梱と在庫管理強化も開始した結果、販売サイト
は減少傾向となっている。
今後も B-CAS 社やサプライヤーと協力して、この新たな不正視聴行為の撲滅に
取り組んで行く。
3.業界の利益確保・プレゼンス向上に向けた取組み:
(1)情勢分析力・対外発信力の強化
1)調査機能の強化
業界を取り巻く社会面、経済面、技術・サービス面等、様々な環境が日々
刻々と激変する中、業界全体、および業界各社が持続的成長を実現するため
には、業界の内部分析、市場や政策の定点観測や関連市場動向の調査・分析
等の機能をこれまで以上に高める必要がある。この調査・分析結果に基づき、
業界全体の戦略策定、対外リエゾン活動等を行い、いわゆる業界としての「情
報武装」を強化・推進、ひいては「業界力」そのものの向上につなげている。
2)会員情報システム「スマイル」のデータ取得の改善
26 年度は、
「スマイル」を活用できるデータベースとする為、データ精度を
高め、会員向け業界分析報告やデータを活用し情報を提供する事を目的に、
年度総売上の入力率向上及び売上高内訳(放送、通信)を収集することとし
た。また入力担当者負担軽減策として、入力依頼を四半期毎から年 1 回へと
変更した(代表者変更などの事業会社情報は変更の都度入力)。なお、データ
活用によるアウトプット充実については、翌年度の取り組みとした。
3)外部関係団体への参画、情報収集、意見表明
ケーブル事業者の事業領域の拡大や、ケーブル業界の社会的位置づけの高
まり、さらには放送市場の伸び悩み・通信市場の膨張などを反映し、
「平成 26
年度に参加した関係団体・委員会」は、地上波の完全デジタル化移行完了な
どもあって放送関係の会議体が減少する一方で、特に通信関係で新たに発足
したり、参加が必要となる各種会議体が増加し、その数は、70 以上の団体・
委員会にも達している。
各関係団体・委員会に積極的に参加し、業界の利益が損なわれないよう、
情報の収集や業界としての意見表明を行った。
(2)ケーブルコンベンションの開催
平成 26 年 7 月に実施した「ケーブルコンベンション 2014」は、ケーブルテレ
ビ事業者が描く成長戦略(Innovation)をケーブルテレビ業界に留まらず広く有
識者の持つ技術やアイディアを組み合わせ、革新的なサービス、組織あるいは新
たなビジネスモデルが生まれていくことを希求し、
「OPEN Innovation~変革へ向
けて~」をテーマとしたコンベンションスタイルにて開催した。
前回に引き続いて東京国際フォーラムを会場として、
「ケーブルコンベンション
2014」の関連イベントとして JCTEA が主管する「ケーブル技術ショー2014」と
同一会期・同一会場で開催し、3団体が協力するケーブルテレビ業界のイベント
としての定着が進むこととなった。
また会場のメインホール(ホール B5)ロビーにおいて、ケーブル・アワード 2014
受賞作品の展示に加え特別企画として 4K 放送関連特別展示を 4 社の提供によりデ
モンストレーションを織り交ぜて実施するなど、会員事業者に対してタイムリー
な情報共有を提供した。
さらに今回も、ケーブルコンベンション検討特別委員会の下部組織として若手
部会を設置し、各支部から選出された次の世代を担う中堅・若手層委員の企画に
よるセミナーを実施しつつ、ワールドカフェスタイルによる少人数での意見交換
会を実施するなど新たな取り組みも採り入れ成果を得た。
平成 27 年度開催の「ケーブルコンベンション 2015」は引き続き東京国際フォ
ーラムで 6 月の開催を予定し、
「ケーブルコンベンション 2014」で構築したコン
セプトを継承しながら、ケーブルテレビ発祥 60 周年を迎える記念企画等を織り交
ぜて実施すべく検討を進めている。
(3)政党、行政官庁への渉外活動の実施
主務官庁である総務省をはじめ、関係官庁や政党を含む各種団体などとの関係
構築に努め、業界の声がしっかりと反映されるよう、取り組んでいる。
特に、平成 26 年度では、総務省審議会「2020 年代に向けた情報通信政策の在
り方」および NTT 東西による光サービス卸への対応について会員事業者の動向を
取りまとめながら各種ヒアリング対応、要望書提出、意見申出等を業界外企業と
の連携も図りながら活動を実施した。
(4)マスメディアへの情報提供活動の実施
ケーブルテレビ業界のプレゼンス向上を目的とした広報活動の一環として、連
盟本部のプレスリリースの他、会員各社のプレスリリースの発信を継続した。
また新たに業界からの情報発信を能動的に行う試みとして記者会見の開催を次
年度の 4 月に計画し、マスメディアとの関係構築を進めている。
4.本部体制の強化への取り組み
ケーブルテレビ業界を取り巻く環境は、事業者のサービスの多様化や業界としての
社会的地位の高まり、さらには他業界との競争の熾烈化もあり、業務が高度化・複
雑化している。これに伴い、対外的な折衝業務も拡大しており、1 年~3 年で交替す
る出向社員ですべての業務に対応していくことは限界にきつつある。
こうした事情を背景に、今年度は契約社員 2 名の正社員への登用を実施するとと
もに、契約社員 1 名(来年度には正社員へ切り替え予定)を新規採用して本部体制
の強化を図った。
今後も更なる社員のプロパー化を進め、ノウハウ・経験の蓄積と継承を図り、ま
すます高度化・複雑化する業務に対応することとしたい。
Ⅱ.その他の活動
1.CAS事業部
B-CAS カードの平成 26 年度末の利用事業者数は、事業者統合により前年度から
10 事業者減の 298 社(請求ベース)となった。カード配布枚数は前年度実績比 243
千増の 1,035 千枚(前年度比 131%)、解約等による返却枚数は、771 千枚(前年度
比 109%)で、累計課金枚数は、10,933 千枚と前年度比 102%の微増となり、累積
課金枚数は一定レベルを維持している。
次に、B-CAS カード管理システムは、構築後 14 年経過(平成 12 年構築)してい
ることから、引き続き安定して運用維持するための対応を検討した。現状コスト(主
に運用費)と再構築コスト(初期費、運用費)を比較検討の結果、2 段階で再構築す
ることとし、26 年度は第一弾として 2 台のサーバーへ機能集約を実施し、2 年後に
第二弾としてアプリ再構築を行うこととした。
2.会員への情報提供活動
(1)定期刊行物
平成 26 年度の「JCTA 会報」は 259 号(平成 26 年 5 月末発行)から 264 号(平
成 27 年 3 月末発行)を従来同様に隔月で 6 回発行し、全会員へ配布した。なお表紙
写真については、256 発行号より各局のキャラクターを掲載している。
(2)年度刊行物
例年発行している「役員・会員名簿」を、平成 27 年 1 月に発行した。
また、ケーブルテレビに対する理解促進と認知の向上を図ることを目的として
「ケーブルテレビ業界レポート 2014」を平成 26 年 12 月に発行し、関係省庁、報
道機関等に配布するとともに、会員各社を通じ取引先等への配布を行った。
(3)メールマガジン
平成 25 年 3 月から開始したオペレータ会員各社へのメールマガジンは、JCTA
会報の補完として、よりきめ細かい情報提供と速報性を確保するため、26 年度は
毎月第 1 と第 3 金曜日に定期的に 21 回発行した。
3.連盟 WEB サイト
連盟 WEB サイトでは、
「ケーブルテレビ業界レポート 2014」や「ケーブルテレビ
の現状(総務省)
」など業界関連情報の掲載をはじめ、けーぶるにっぽん第 5 シリー
ズ「美・JAPAN」全 12 作品の紹介や番組アワード受賞作品などのコンテンツに関
する掲載、ケーブル・アワード受賞作品の掲載など業界全体での取り組みの紹介を
行った。また、デジアナ変換終了告知 CM の掲載など平成 27 年 3 月のデジアナ変換
終了に向けた情報の更新を進め、スムーズな施策実施をサポートした。
今年度はホームページに新たなソフトウェア導入を実施し、来年度に予定するホ
ームページリニューアルと合わせた広報活動強化への準備を進めた。
4.米国 INTX 視察研修
平成 26 年度もシカゴにおいて開催される米国ケーブルテレビ業界最大のイベント
「INTX2015」や、米国の先進的なケーブルテレビ関連企業の取組み状況の視察を目
的とした視察研修を日本 CATV 技術協会との共催で実施すべく企画し、準備を進め
た。
シカゴで開催される「INTX2015」では、主要な米国のケーブルテレビ関連企業の
ブースツアーやゼネラルセッションなどを視察するほか、関連企業訪問を行う予定
である。その後ニューヨークに移動し、関連企業訪問を行い、米国ケーブルテレビ
のビジネス・技術の最新の動向を視察するとともに一昨年、昨年と好評いただいた
米国通信業界ジャーナリストによる特別講演など、放送と通信の融合による大競争
時代の中での今後の新たな事業展開のヒントを得られるような企画とした。
・実施期間;平成 27 年 5 月 3 日(日)から 5 月 10 日(日)8 日間
・視 察 先;シカゴ、ニューヨーク
・募集人数;25名
5.会員の増減状況
平成 26 年度末
正会員オペレータ
平成 25 年度末
増減( 入会
退会 )
372社
370社
+2社 (+6-4)
正会員サプライヤー
66社
66社
±0社 (+0-0)
賛助会員
81社
83社
-2社 (+6-8)
519社
519社
合 計
±0社 (+12-12)
以上
平成 26 年度 連盟委員会・部会・団体
【別紙1】
◆連盟 委員会組織
表
彰
選
考
委
員
会
※委員の任期は 2 年(H25 年 6 月総会~H27 年 6 月総会)
促
進
協
議
会
正
副
理
事
長
会
議
促
進
協
議
会
ケ
ー
ブ
ル
テ
レ
ビ
無
線
利
活
用
実
行
委
員
会
ケ
ー
ブ
ル
コ
ン
ベ
ン
シ
ョ
ン
二
〇
一
五
コンプライアンス委員会
予算・税制・金融委員会
(
地中化・共架委員会
分
野
別
委
員
会
通信・放送制度委員会
)
技術委員会
総
会
員
会
理
事
会
支
部
長
会
議
全
国
12
番供等事業者部会
支
部
(一社)衛星放送協会との2者懇談会
著作権委員会
支
部
事
務
局
長
会
議
監
事
放送関連検討特別委員会
会
新サービス・プラットフォーム推進特別委員会
4K/8K 推進委員会
無線利活用委員会
<事務局>
管理部
企画部
コンテンツ部
理事長
専務理事
事業部
人財育成推進委員会
B-CASカード検討委員会
技術部
第1業務部
第2業務部
コンテンツ特別委員会
ケーブルコンベンション検討特別委員会
CAS事業部
自治体系ケーブルテレビ事業者連絡会
(
特
別
委
員
会
)
◆分野別委員会
委員会名
コンプライアンス委員会
1.会議
第1回 4/3 第2回 5/13 第3回 6/4 第4回 7/15 第5回 8/21 第6回 9/16 第7回 11/6 第8回 12/16
第9回 2/17 第10回 3/11
2.活動目的
ケーブルテレビ業界としての法令遵守の徹底を図り、社会から信頼され、国民に安心して利用される産業を目
指す。
3.活動状況
・番組購入費の滞納常態化事業者の取扱い
・総務省消費者保護ルールの見直し・充実に関する WG 関連:主要検討項目、事業者ヒアリング、「中間取り纏
め」に関する説明会、「最終取り纏め」、最終報告書に対するパブリックコメント
・クーリングオフの制度化に関するアンケート調査の件
・事例報告(バルク契約と量販店チラシ)
・会員資格の取扱いについて
・国民生活センターへの苦情相談件数について
・総務省における苦情相談体制の検討状況について
・事例報告(フィッシングメール)
・STB 供給形態と代理店販売体制に関するアンケートの件・国民生活センターへの苦情相談件数について
・事例報告(景品表示法)
・JASRAC 訴訟事案について
・光点滅による健康被害への対策について
・総務省コールセンターの苦情相談件数の推移について
・放送自主基準でのアニメーションガイドラインの取扱いの件
・電気通信サービス向上推進委員会の放送基準の改定の件
※総務省「ICT 安全・安心研究会 消費者保護ルールの見直しに関する WG」全 11 回参加。
4.次年度への申し送り
最重要課題:電気通信事業法・放送法の改正点を反映させ、「ケーブルテレビの営業手引き“営業に関する自
主基準及びガイドライン”」の全面改定を行う。
委員会名
予算・税制・金融委員会
1.平成 26 年度会議
委員会活動
第1回 2014/10/24 第 2 回 2015/2/17
2.活動目的
総務省や日本政策投資銀行等から情報収集や意見交換を行い、業界としての予算・税制・金融に関する
要望の取りまとめ、および意見表明を行う。
3.平成 26 年度の活動概要
①平成 27 年度予算等要望に向け、各支部からの意見をとりまとめ、総務省との意見交換により、要望事項の
絞り込みを実施した。
平成 27 年度予算等について、総務省をはじめとする各省庁の概算要求状況を、委員会を通じて会員各社
へ伝達した。
②政党との関係
自由民主党による「予算・税制等に関する政策懇談会」へ出席。
予算関連 6 項目
(1) 無料公衆無線 LAN(Wi-Fi)整備の推進
(2) 4K・8K、スマートテレビの利活用促進、
(3) 個人番号カードの利活用推進、
(4) 放送コンテンツの海外展開の強化、
(5) 放送ネットワークの強靭化
(6) 災害情報共有システム(L アラート)の高度化
(7) 無電柱化の推進に対する整備費用
税制関連 1 項目
データセンターの地域分散化による耐災害性の強化について、期間の延長を要望
4.次年度への申し送り事項、その他
意見交換を行い、金融面での施策の検討を行う
①平成 28 年度予算等要望事項について、総務省等より情報収集や意見交換を行い、適時会員各社へ情報
提供を行う。
②平成 27 年度予算等確定後に現状分析を行い、平成 28 年度予算等要望に向けた各支部からの意見募集
準備を行う。
③日本政策投資銀行の「ケーブルテレビ事業の現状」レポートを基に意見交換を行い、金融面での施策の検
討を行う。
④党との関係においては、国土強靭化計画をはじめとする推進する政策及び、総務省や関係省庁による施
策を検討し、業界としての要望を行う。
委員会名
地中化・共架委員会
1. 平成 26 年度会議
委員会活動
第 1 回 4/23 第 2 回 8/19 第 3 回 10/16・17 第 4 回 2015/1/29
無電柱化対策 PT 活動
第 1 回 7/16 第 2 回 8/22 第 3 回 9/10 第 4 回 9/19 第 5 回 10/7 第 6 回 10/23 第 7 回 12/18
2. 活動目的
電線類の地中化や電柱共架について、国土交通省をはじめとした関係省庁及び、関係事業者等との密接
かつ円滑な調整を行い、会員各社の負担軽減を図る。
3. 平成 26 年度の活動概要
➀道路行政を所管する国土交通省との定期的な協議により、ケーブルテレビ業界に対する認知度の向上
と、適切な施策の検討・電柱支障移転に係る工事費の補償と費用補助に向けた国土交通省からの情報
収集及び検討
②国土交通省との協議に向けたバックデータの整理・蓄積
平成 26 年 10 月に「第 6 回地中化・共架に係るアンケート」を実施し、アンケート結果を会員各社へ報告
③無電柱化推進に向け、国土交通省・総務省・経済産業省及び、電力・通信事業者と連携し、従来の規制
緩和を含め新たなる手法の検討会に参画。
・無電柱化技術検討会
・無電柱化推進委員会
・無電柱化低コスト手法技術検討委員会
④迅速な無電柱化対策の検討に対応するため、PTを設置
都内近郊事業者を中心に、日本CATV技術協会とも連携しメンバーを構成。ケーブルテレビ業界として、
新たなる手法について検討・課題へ対処
⑤改正道路法への対応
平成 25 年 9 月施行された改正道路法 37 条の運用方法等について、国土交通省と協議。既設電柱の取
扱いについて、意見提出。
4. 次年度への申し送り事項、その他
➀国土交通省との定期的な協議を継続し、ケーブルテレビ業界に対する認知度向上を推進するとともに、
国土交通省より業界に関連する各種法令・制度等の情報収集を行い、適時会員への情報提供を行う。
②次期無電柱化計画及び、無電柱化事業の推進に向けた新たなる手法について継続して検討、課題への
提言を行う。また無電柱化推進に関する予算・税制面等の措置についても、関係省庁等と意見交換・要
望を行う。
③国土交通省との協議に向けたバックデータの整理・蓄積
定点調査となる平成 26 年度のアンケートについて、調査項目の改善等見直しの上、会員各社にアンケ
ートを実施し、課題を洗い出す。継続・新規の課題への対応策を踏まえ、国土交通省等と課題を共有し
改善に向けた意見交換・要望を行う。
④総務省が毎年実施している「公益事業者の電柱・管路等使用に関するガイドライン」に関する実態調査を
会員各社に行い、電柱・管路等の利用に係る現状および課題を把握する。
委員会名
通信・放送制度委員会
1. 平成 26 年度会議
【通信・放送制度委員会】
第1回 5/9
第2回 8/29
第3回 10/22
第4回 12/5
第5回 2/13
【情報セキュリティWG】
第6回 4/25
2.
第7回 6/20
第8回 9/30 (平成 25 年度からの通算実施)
活動目的
①通信・放送制度に関する外部の協議会等への参加を通じて、その検討状況を継続的に把握すると共
に、ケーブルテレビ業界の方向性あるいは利益に合致した施策反映への取組みを行い、会員事業者
へ検討結果を展開し情報共有を図る。
②重要インフラ活動(情報セキュリティに関する官民の情報共有体制)の推進と深化を図る。
③総務省および外部協議会等によるパブリックコメント募集に対して、ケーブルテレビ業界の利益実現に
向けた検討に基づく意見応募を行い、必要な働きかけを実施する。
④通信および放送の法制度に関する情報の整理と会員事業者への情報提供を行う。
⑤情報セキュリティ等に関する情報の整理と会員事業者への提供。
3.
活動概要
①重要インフラ活動の中核となるセプターカウンシル活動および上部政府機関である情報セキュリティ政
策会議重要インフラ専門委員会へ参加することで、業界団体のプレゼンスを高めると共に重要インフラ
活動の深化を図る。
②委員会に情報セキュリティWGを設置し、全ての会員事業者が重要インフラ活動へ参加するために必
要となる情報セキュリティポリシー<ケーブルテレビセプター版>雛形を策定。
③上の策定を得て、全正会員オペレータを対象とした情報セキュリティポリシーの導入と重要インフラ活
動への参加活動を委員会委員にて推進。
④会員事業者による政府機関による演習、内閣官房セキュリティセンターが主催する分野横断別演習、
総務省が主催する実践的サイバー防御演習(CYDER)等へ参加。
⑤総務省等が実施する各種パブリックコメントへ意見応募し、特に情報通信審議会へ諮問された『2020
年代に向けた情報通信政策の在り方』および NTT 東西の FTTH アクセスサービス等の卸電気通信役
務(NTT 光サービス卸)提供事案に対して、会員事業者意向の取り纏め等を通じた業界団体としての
意見表明を実施し、通信分野におけるケーブルテレビ業界利益に合致した活動について情報共有を
実施。
⑥以下の法人、協議会等への参加および会員事業者への情報展開。
・【新規】 情報セキュリティ政策会議 重要インフラ専門委員会
・【新規】 なりすましECサイト対策協議会
・一般財団法人放送セキュリティセンター
・電気通信個人情報保護推進センター
・セプターカウンシル(7 の会議体等)
・電気通信サービス向上推進協議会<8 の会議体>
・ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会<CCIF>
・違法情報等対応連絡会
・インターネット・ホットラインセンター
・児童ポルノ排除対策推進協議会
・児童ポルノ流通防止対策専門委員会
・インターネットコンテンツセーフティ協会<ICSA><3 の会議体>
・プロバイダ責任制限法ガイドライン等検討協議会<2 の会議体>
・迷惑メール対策推進協議会
・情報通信における安心安全推進協議会
・インターネット接続サービス安全・安心マーク推進協議会
・安心ネットづくり促進協議会
・スマートフォンの利用者情報等に関する連絡協議会
4.
平成 27 年度への申し送り事項、その他
①通信・放送に関する法令、ガイドライン等に関する情報を加盟各社へ適宜展開すると共に制度変更等
に対し業界団体として必要な対応を検討・実施する。
②主に情報通信関連の各種協議会等に参加し、加盟各社の事業運営に有用な情報の収集および展開
に努めると共に、他業界団体との情報交流を進める。
③重要インフラ活動の推進および深化を図る。またマイナンバー制度を検討し、合わせてその利用に際
して必須となる情報セキュリティポリシーの深化方法、個人情報保護対策等について議論し会員事業
者へ展開する。
④ケーブルテレビ業界の利害に関連する総務省および情報通信審議会等の動向あるいはパブリックコメ
ントを精査し、都度必要な対応を実施する。
⑤競合他社事案を引き続き注視し、継続検討を実施する。
委員会名
1.
平成 26 年度会議
第 6 回 8/8
2.
技術委員会
第 7 回 10/10
第 8 回 1128
第 9 回 2/27
第 10 回 4/17
活動目的
ケーブルテレビ事業者としての技術的課題に向けた検討、日本ケーブルラボとの技術的課題に関する連
携、他委員会との技術的課題に関する連携や検討を行ってきた。平成 26 年度は、4 つの WG を組織した
が、次世代ネットワーク WG とハイブリッド BOX・スマート TV WG は検討課題が相互に関連することから、
合同して議論を進めた。
3.
活動概要
①次世代ネットワーク WG、ハイブリッド BOX・スマート TV WG
伝送路や STB に大きな影響を与える 4K/8K の導入を前提とし、HFC の高度化や FTTH の放送波長の高
度化・IP 伝送についてシナリオを作成し、既存伝送路の拡張や STB の将来計画など、今後の設備整備
の指針を取り纏めた。
②安全信頼性向上 WG
ケーブルテレビ事業者の安全信頼性向上施策および設備運用上考慮すべき点や、設備故障・災害等へ
の対応方法等について具体例に基づき 『安全信頼性向上の手引き』を取り纏めた。
また、事業者間のケーブル運用情報を共有する「ケーブル運用情報共有システム」について、日本ケー
ブルラボが構築したプロトタイプによる試行運用で判明した操作性などの課題を解消し、本格運用に向け
たシステム構築を実施した。本システムは、平成 27 年度から運用を開始する。
③サイネージ WG
平成 24 年度のデジタルサイネージ委員会で提示した「自販機デジタルサイネージ事業」の定着に向け
て、同事業の取り組み状況の把握に務めた。
4.
次年度への申し送り事項、その他
4K 実用放送や地域 BWA 事業の平成 27 年内開始、および実施局の拡大に向け、日本ケーブルラボ、日
本 CATV 技術協会、NexTV フォーラム等と連携し、技術課題の解決を図る。
① 4K 実用放送
4K/8K 推進委員会の検討に応じて、実用放送参加局間の情報共有を行うと共に、設備整備を支援する。
② 地域 BWA
地域 BWA 事業への参入事業者が、円滑に免許取得および設備整備が行えるよう、事業化を支援する。
③ 平成 27 年度も引き続き、4K/8K 放送への対応、伝送路・STB の高度化、安全信頼性向上などを主要
課題として取り組む。
委員会名
番供等事業者部会
1.平成 26 年度会議
第 1 回 4/1 第 2 回
5/13 第 3 回 6/3 第 4 回 7/1 第 5 回 8/12 第 6 回 9/2
第 7 回 10/7 第 8 回 11/4 第 9 回
12/2 第 10 回 2/3 第 11 回 3/3
2.活動目的
ケーブルテレビ事業者と番組供給事業者等との協力関係を強化し、加入拡大、多チャンネ
ルブランドの向上に取り組む。
3.活動概要
①多チャンネルの加入拡大施策の検討・実施
STBは設置済みで、地デジコースのみの契約あるいは地デジ・BS再送信コースのみの契約者を主な
対象とした加入拡大施策を実施した。
②コンテンツ情報の発信
既存および新規のツール・アプリ等を活用したコンテンツの情報発信、情報整理の調査、検討
とその啓発を実施した。
コミュニティチャンネルを活用したビッグコンテンツの制作・放送の企画案・具体化の検討を
実施し、必要に応じてヒアリング等を実施した。
③セミナーの実施
多チャンネルの魅力向上、協力体制強化のためのセミナーを開催した。
・ケーブルテレビ多チャンネル契約者の特性(4 月)
・ケーブルテレビ及びテレビ市場などの海外事例(10 月)
④局営業現場ニーズの把握と問題解決
各局の営業現場でのニーズ・問題の把握のため、県協議会等へヒアリングを実施。
要望の多い共通チラシ制作や番宣素材等の納入時期の早期化を検討し、衛放協から案内があった、
これまでより低コスト、短納期の番宣素材に関するトライアルを開始した。
4.次年度への申し送り事項、その他
①実施した共同マーケティングの分析を行い、より効果が高まるようキャンペーン方法、日程設
定等について検討を行い、実行する。
②コミュニティチャンネル、ガイド誌など局媒体への効果的なコンテンツ情報発信実施に向けて
の具体的施策について引き続き検討・実施する。
・ツール・アプリ等を活用した情報発信、情報整理の継続
・コミュchでのビックコンテンツの制作・放送の企画具体化の継続
③セミナーや局営業現場の問題解決等を通じた、多チャンネルサービスの啓蒙および協力
体制の強化を継続実施する。
委員会名
衛星放送協会との二者懇談会
1.平成 26 年度会議
第72回 7/3 第73回 9/11 第74回 11/20 第75回 2/17
2.活動目的
多チャンネル放送における衛星放送協会(サプライヤー)との関係を強固なものとし、多チャンネル加入者
拡大をめざすとともに共通の諸問題の解決を図る
3.活動状況
・「多チャンネル放送の現状と課題 2013~2014」について(衛放協報告)
・「ケーブルコンベンション2014」セミナー
・「衛星放送協会オリジナル番組アワードから~これからの専門チャンネルに求められる番組とは~」(仮題)
について(衛放協報告)
・会員の破産申請について
・衛星放送協会ケーブル委員会の新体制について
・平成26年広島県大雨災害関連避難所鍵開け依頼について
・番組供給料金支払い遅延常態局に対する改善勧告結果について
・「業務配信に関するガイドライン」の再確認と、今後の拡大について
・ケーブルプラットフォーム構想への取組みについて
・光点滅健康被害事案について
・多チャンネル営業ツールについて
4.次年度申し送り
・番組考査基準の見直し等に関するチェック体制の強化についての団体間合意。
委員会名
著作権委員会
1.平成 26 年度会議
第 1 回 4/10 第 2 回 5/16 第 3 回 6/25 第 4 回 7/25 第 5 回 8/29 第 6 回 9/30 第 7 回 10/31
第 8 回 12/2 第 9 回 1/19 第 10 回 2/12
2.活動目的
情報化社会の進展により重要性を増す知的財産保護等への取り組みとして、ケーブルテレビ業界の立
場から、著作権に関する問題・課題に対する包括的な処理を実現する。
3.活動概要
・JASMAT 処理に伴う3者契約書の取り纏め
・JASRAC 処理に伴う楽曲レポートの手続き
・aRma 処理に伴う平成 25 年度/26 年度徴収事務/平成 26 年度以降の契約ルールの構築
・リモート視聴に関する衛星放送協会への要望
・4K 試験的放送に伴う権利処理概要
・IP リニア放送の実証実験に関する権利処理
・JASRAC の長期未報告事業者への対応
・文藝三団体との新たな契約ルールの整備
・権利処理の集中管理(管理事業への着手)・番組記録保存所の設置
・全国説明会資料作成
・イーライセンスとの交渉再開
・新たな控除項目検討
・JASRACによる事業者への訴訟について
・平成 26 年度分 商業用レコード二次使用料の請求
・JASRAC とのインタラクティブ配信利用許諾申請書及び基本契約書について
※上記以外に 10 月~11 月にかけて全国説明会を実施。
4.次年度への申し送り
①著作権等管理事業登録。
②公的番組記録保存所設置。
③音楽全曲報告スキームの確立。
④4K 実用放送の契約ルール策定。
⑤映像実演の平成 27 年度、28 年度分の契約ルールの策定。
⑥著作権ハンドブックの発行。
⑦未許諾・不履行の撲滅。
委員会名
放送関連検討特別委員会
1. 平成 26 年度会議
放送関連検討特別委員会(権利問題検討 WG 合同開催) :第 11 回 4/9、
デジアナ変換終了問題検討 WG : 第 12 回 4/18、第 13 回 5/19、第 14 回 6/12、
第 15 回 7/18、第 16 回 8/27、第 17 回 9/26、第 18 回 10/30、第 19 回 11/28、第 20 回 12/16、
第 21 回 1/20、第 22 回 3/4、
2. 活動目的
放送に関連する事案について調査・研究・検討・活動を行う
3. 活動概要
① 放送関連検討特別委員会
・ デジアナ変換終了への対応は、デジアナ変換終了対策 WG にてデジアナ受信実態調査を実施、現状
把握と課題洗い出しを行い各種取り組み施策を検討、関係団体との協議・会員各社へ取り組み要請。
・ 一般社団法人日本テレビジョン著作権協会(JASMAT)への対応については、権利問題検討 WG が主
体となり、三者契約書の締結に対応。
② 権利問題検討 WG
JASMAT・正会員オペレータ・連盟の三者にて締結する「著作権著作隣接権の許諾及び使用料支払い
に関する契約」の契約状況把握
③ デジアナ変換終了対策 WG
・デジアナ変換受信実態調査 第 3 回、第 4 回の実施
・告知スーパーの常時運用、ブルーバック告知、終了時告知について関係各団体と協議
・衆議院選挙、統一地方選への対応協議
・周知広報の手引きと画面告知ガイドライン改定案の策定
・Dpa と共同でスポット CM、共通チラシ改定版の制作
・総務省・Dpa・NHK・民放連等関係団体との連携
・ブルーバック実施日、終了日時と実施当日の入電状況の把握
4.次年度への申し送り事項、その他
①JASMAT 受託業務進捗管理
②第 2 ネットワーク ID 協議未完了地区への支援
③区域外再放送状況把握と情報の共有、支援
委員会名
新サービス・プラットフォーム推進特別委員会
1. 平成 26 年度会議
①新サービス・プラットフォーム推進特別委員会:第 3 回 6/12、第 4 回 12/12、第 5 回 3/4
②ケーブル・プラットフォーム推進 WG:第 2 回 4/14、第 3 回 10/10、第 4 回 12/11、第 5 回 3/4
③ID 連携検討 WG:第 4 回 4/21、第 5 回 6/3
④ID 連携利活用 WG:第 1 回 9/3、第 2 回 12/4、第 3 回 3/3
2. 活動目的
個社、及び業界全体の競争力向上を目的とし、業界共通のプラットフォーム基盤の構築について調査、研
究、検討、及び実現に向けた具体的活動を行う
3. 活動概要
業界共通のプラットフォームの在り方について、検討、議論を行ってきた。
平成 25 年 12 月、傘下に、「ケーブル・プラットフォーム推進 WG」、「ID 連携検討 WG(平成 26 年 6 月に ID
連携利活用 WG に改称)」、「4K/8K 推進 WG」、「人財育成推進部会」を、平成 26 年 6 月に「無線利活用 WG」
を設置し、それぞれ確実な実行に向けて議論を行った。
平成 26 年 12 月には、よりきめ細かい進捗管理と確実に実行できる体制の構築のため、「4K/8K 推進 WG」、
「無線利活用 WG」、「人財育成推進部会」をそれぞれ委員会に独立させた。
①ケーブル・プラットフォーム推進 WG

ケーブル・プラットフォーム事業者の業務実施方針における、平成 26 年度の実績と平成 27 年度の計画
についての進捗管理。

ケーブル・プラットフォーム事業者の公器性を担保する社外委員会の設置に関する議論。
②ID 連携利活用 WG

「ポケットカルテ」サービスの業界内展開、および、更なる普及展開策の検討ならびに ID 連携を活かし
た業界のヘルスケアサービスのあり方について議論。

マイナンバーカード活用を視野に入れたケーブルテレビにおける公的個人認証の実証事業の進捗管
理。

公的個人認証の活用を視野に入れた ID 連携と SMS の効率的運用を勘案した SMS 連携を実現する
ID/SMS 連携基盤の構築の検討。
※ 4K/8K 推進委員会、無線利活用委員会、人財育成推進委員会についてはそれぞれの委員会部分で
記載。
4. 次年度への申し送り事項、その他
「ケーブル・プラットフォーム推進 WG」、「ID 連携利活用 WG」での議論を通して、業界共通のプラットフォーム
の構築・導入に関する諸課題と課題解決のための具体的方策の整理を行い、確実な実行を目指す。
委員会名
4K/8K 推進委員会
1. 平成 26 年度会議
①4K/8K 推進 WG:第 3 回 5/22、第 4 回 10/15、第 5 回 12/3
②4K/8K 推進委員会:第 1 回 1/30、第 2 回 3/3
2. 活動目的
ケーブルテレビにおける 4K/8K 放送の推進に向けて、業界全体の取り組みの方向性を検討していく。
3. 活動概要
① NexTV-F の 4K 試験放送において、ケーブルテレビでの再放送実施要件を整理。放送開始日の 6 月 2
日は、全国 16 事業者が 4K 試験放送を実施し、26 年度内に 44 事業者 50 か所以上で、ケーブルテレビ
における 4K 試験放送が実施された。
② 平成 27 年のケーブルテレビにおける 4K 実用放送の方針について整理し、平成 27 年 3 月 9 日、10 日に
は、「ケーブル 4K サミット」を開催し、方針について業界内に広く周知した。
4. 次年度への申し送り事項、その他
ケーブルテレビの 4K 実用放送開始と、8K 放送への取り組みについて、検討していく。
委員会名
無線利活用委員会
1. 平成 26 年度会議
①無線利活用 WG:第 1 回 9/22、第 2 回 12/4
②無線利活用委員会:第 1 回 2/10
2. 活動目的
業界一体となった無線戦略構築と無線事業化の推進を行っていく。
3. 活動概要
① ケーブルテレビ業界の無線利活用戦略について、取りまとめた。
② ㈱インターネットイニシアティブと協業し、連盟会員オペレータがスムーズに MVNO 事業を展開できるよ
う、「業界連携 MVNO プラットフォーム」を構築した。
③ 2.5GHz 帯域の地域 BWA の免許をできる限り多くの事業者が取得できるよう業界連携でのコア・基地局等
調達について検討を行った。
4. 次年度への申し送り事項、その他
取りまとめた無線利活用戦略に従い、MVNO、地域 BWA、Wi-Fi を三本柱にケーブルテレビの無線事業を推
進していく。
委員会名
人財育成推進委員会
1. 平成 26 年度会議
①人財育成推進部会:第 3 回 6/17、第 4 回 8/25、第 5 回 10/8、第 6 回 11/28
②人財育成推進委員会:第 1 回 1/27、第 2 回 3/11
2. 活動目的
業界全体の人財(=優れた人材)交流の促進や育成のあり方について検討し、業界力向上につながる業界
全体の人財交流・育成プラットフォームを構築していく。
3. 活動概要
① 連盟会員事業者の中堅社員を対象に、5 月~9 月の期間、20~35 名程度の少人数で塾を形成し、専門
性の高い 1 つのテーマに沿った内容の講座を 1 回 1 泊 2 日で複数回(3~4 回)実施する研修「次世代リ
ーダー育成塾」を 5 つのカテゴリーで開催。141 名が受講した。
② 単発の研修を一日講座と題し、3 回開催した。
③ 総括イベントとして、10 月 14 日に「Next Generation Summit 2014」を開催した。
4. 次年度への申し送り事項、その他
平成 26 年度に実施した研修を継続するとともに、現場社員を対象とした研修、業界内各社間の人財交流等、
業界力向上につながる人財育成への取り組みを具体的に実施していく。
委員会名
B-CASカード検討委員会
1.平成 26 年度会議
第 1 回 7/28、第 2 回 10/16、第 3 回 1/22
2.活動目的
① B-CAS カードの利用料・管理料低減、効率的・安定的運用に向けて B-CAS 社などとの交渉等課題の
検討。
② B-CAS カードの効率的運用のため諸課題の検討。
3.活動概要
第 1 回 ・カード運用状況について報告。
・新方式カード(不正改ざん対策)の配布状況説明。
・カード在庫管理、棚卸実施について状況説明。
・カード管理システム再構築計画について報告、質疑応答。
・B-CAS 社から事業状況・不正改ざん対策等の説明、質疑応答。
第 2 回 ・カード運用状況について報告。
・管理システム再構築計画について報告、質疑応答。
・カード納期について調査報告、質疑応答。
・カード返却方法についての議論。
・カード棚卸し実施状況について情報共有。
第 3 回 ・B-CAS 社から事業状況・不正改ざん対策等の説明、質疑応答。
・カード運用状況について報告。
・カード管理システム再構築計画説明。
・カード棚卸し実施状況について情報共有。
4.次年度への申し送り事項、その他
① B-CAS カード利用料・管理料の見直し。平成 27 年度については値上を避ける取組を優先する。B-CAS
社とは事業状況情報交換含む交渉テーブルを維持し、交渉再開可否判断情報を収集する。
② 偽造・改ざん B-CAS カードについて B-CAS 社対策に協力して、業界として必要な対策を検討実施す
る。
③ カード運用の効率化施策の検討並びに取組を推進する。
④ B-CAS カード運用の将来課題を議論、今後取組を検討する。
委員会名
コンテンツ特別委員会
1.平成 26 年度会議
第 1 回 4/25
第 2 回 5/23
第 3 回 6/13
第 4 回 7/17
第 5 回 8/19
第 6 回 9/19
第 7 回 10/16
第 8 回 11/20
第 9 回 12/16 第 10 回 1/13
第 11 回 2/23
第 12 回 3/17
2.活動目的
ケーブルテレビ業界の強みである地域コンテンツの全国流通を推進し、コンテンツの共同制作や
海外展開も含めた二次利用、ケーブルコンテンツの接触機会の増加によりケーブル業界の認知を向
上させる。
3.活動概要
① コンテンツ流通システム『AJC-CMS』
正会員オペレータを中心に 289 社 337 局、番組サプライヤー11 社・13 チャンネルが利用し、正
式運用が定着。
コンテンツ保護のためのアイル暗号化や端末認証等の追加機能開発。
2 月の支部長会にて、AJC-CMS の新料金の改定を承認された。(接続世帯ソーン制)
②『けーぶるにっぽん』シリーズ
統一テーマで番組制作・一斉放送を行なう『けーぶるにっぽん』第 5 弾を 4K により 12 本制作。
平成 26 年 10 月~平成 27 年 3 月にコミュニティチャンネルで放送中。(140 社 2100 万世帯)
③ 番組アワード
第 40 回日本ケーブルテレビ大賞『番組アワード』を開催。
(H25.7 月)応募作品数 187 本
(前年 145 本)中、25 作品を表彰。入賞作品を含めたBEST50 作品を各社コミュニティチャン
ネルで放送するため、AJC-CMSによる配信を実施。
④ 海外展開
カンヌで開催する世界最大級の国際コンテンツ見本市 MIP に継続出展。
また、総務省事業として、ミャンマー、インドネシア向けのスカパー衛星放送による配信事業
「WAKUWAKU JAPAN」に「けーぶるにっぽん」34 本が採択、海外放送がスタート。
さらに、JFNが採択を受けた中国・旅遊衛視(中国全土をネットする旅行情報番組のチャンネ
ル)との共同制作に参加。
⑤ 4K 試験放送
4K 試験放送「Channel 4K」において、平成 26 年 12 月より 10 本の「けーぶるにっぽん」4K 作品
が放送された。
⑥ 「4K サミット」
3 月 9 日、10 日の「4K サミット」において 4K チャンネル開始に向けた取り組みとして
編成方針(案)等を説明。
⑦ 「じもテレ」
全国 12 支部を対象としたプラットフォーム説明会において AJC-CMS の B2C 展開「じも
テレ」と著作権処理の説明を実施。
4.平成 27 年度への申し送り
委員会および事務局では、ケーブル局の制作する地域コンテンツをケーブルテレビ事業において
競合に対する他社との差別化と競争力とすべく、質の向上、認知度の向上、経済効果の3つの視
点をもって活動を行いたい。具体的な項目は以下の項目である。
①AJC-CMS の 4K 対応及び B2C 対応
B2B での 4K 対応を行い、4K 実用化に合わせた素材流通を可能とする。また、B2C での「じもテ
レ」の運用安定化と視聴促進のためのコンテンツ充実、サイトの改良を行う一方で、番組登録の
進捗や PV 増加の評価を行っていく。
②4K 番組制作の強化とクォリティーの向上に向けての取り組み
「けーぶるにっぽん」をはじめとする共同制作プロジェクトは、4K 実用放送に向けて第5弾か
らの4K での制作を継続し、質と認知の向上に寄与したい。また、海外での販売においても4K
が評価理由となるかを検証したい。
③番組アワード
番組アワードは 41 回目となり、新たな目的として、番組コンテンツのコンクール表彰のみなら
ず、総合的なコンテンツ系セミナーを併設し、秋の実施を計画する。
④海外展開
カンヌで開催する国際コンテンツ見本市 MIP に継続出展をし、海外でのコンテンツ流通を促進
させる。また、前年度同様、番組販売及び共同制作についても積極的に取り組む。
⑤4K チャンネル開始に向けた取組み
4K 実用放送に向けたコンテンツ制作・調達を進めるとともに、運用・編成フロー等のオペレー
ションを連盟内組織で検討する。
委員会名
ケーブルコンベンション検討特別委員会
1.平成 26 年度会議
【ケーブルコンベンション2014】
①ケーブルコンベンション検討特別委員会
第6回 4/16
第7回 5/20
第8回 6/16
第9回 7/16
第10回 5/19
第11回 7/9
第12回 9/26
第10回 9/16
②若手部会
第9回 4/17
※別途、4 の SWG 毎にアドホック開催
③ケーブルコンベンション2014実行委員会
第1回 4/21
第2回 5/20
第3回 6/18
第4回 7/25 第5回 9/19
【ケーブルコンベンション2015】
①ケーブルコンベンション検討特別委員会
第1回 10/15 第2回 11/19
第3回 12/18
第4回 1/21 第5回 2/17 第6回 3/18
第1回 11/20 第2回 12/10
第3回 12/19
第4回 1/7
第7回 2/19
第9回 3/20
②若手部会
第8回 3/5
第5回 1/22 第6回 2/5
③ケーブルコンベンション2014実行委員会
第1回 3/6
2.活動目的
①ケーブルコンベンション 2015(6 月)開催に向けた企画および運営の検討、開催並びに総括。
②ケーブルコンベンション 2016/2017 の実施内容検討
3.活動概要
【ケーブルコンベンション2014】
①ケーブルコンベンション 2014 は、JCTA 内においては本委員会の発足、主催 3 団体等による全体運営は
「ケーブルコンベンション 2014 実行委員会」の設立を受けて推進体制を確立し、前回と同様に東京国際
フォーラムにおいて 7 月 29 日、30 日の日程で開催。
②「式典等」「セミナー」「機器展示」「情報交換会」を同一会期、同一会場にて開催し、今回は4K を Key
word とした特別展示を開催した。
③昨年に引き続き若手部会を設置し、4 つの SWG で検討した個性的なテーマやスタイルでセミナーを企画・
実施すると共に、若手部会全体企画としてワールドカフェスタイルでの少人数意見交換会を実施し、新た
な可能性を拓いた。
【ケーブルコンベンション2015】
①ケーブルコンベンション 2015 は開催日程を前倒しとして 6 月 10 日、11 日の日程で東京国際フォーラムに
て開催することとしており、基本コンセプトの策定や委託事業者の選定を経て、企画および運営の準備を
進めている。
②ケーブルコンベンション 2015 でも本委員会の下部組織として若手部会を増員の上で設置することとし、
SWG によるセミナーの企画および実施並びに部会全体企画を取り進める。
③更に平成 27 年がケーブルテレビ発祥 60 周年(=JCTA 設立 35 周年)であることに鑑みた企画と運営を
予定する。
4.平成 27 年度への申し送り事項、その他
①ケーブルコンベンション 2015 の具体的な企画内容を確定し、安全・安心かつ効率的な運営と合わせイベ
ントの成功を目指す。
②ケーブルコンベンション 2015 でも本委員会の下部組織として若手部会を増員の上で設置することとし、
SWG によるセミナーの企画および実施並びに部会全体企画を取り進める。
③有料セミナーの参加率が向上するような魅力あるセミナーを設定する。
◆ その他
委員会名
全国支部事務局長会議
1.平成 26 年度会議:11月21日
2.活動目的
支部長会議を補完するとともに、支部事務局長会議には、以下の2点を設置目的とする。
➀事務局長同士の情報交換を促進することによる支部間の事務・企画力の底上げ。
②本部と支部の連帯感を醸成し、業界としての一体的な活動を促進。
3.平成 26 年度の活動概要
11 月 21 日開催の会議で以下の点について検討。
①デジアナ変換終了に関して
②SMILE と総務省提出資料の差異について
③「ベストプロモーション大賞」に関して
④支部間での意見交換
4.次年度への申し送り
5 月若しくは 6 月に引き継ぎ連絡会を実施予定。
委員会名
自治体系ケーブルテレビ事業者連絡会
1.活動目的
旧全国有線テレビ協議会が連盟の会員として活動を行ってきたこと等を鑑み、平成 25 年度より、連盟内に「自
治体系ケーブルテレビ事業者連絡会」(仮称)を設置して、当面、情報交換の場として活動を行い、自治体ケー
ブルテレビ事業者の進展に寄与することとする。
2.平成 26 年度活動方針
① 自治体系特有の課題/問題点の洗い出し。
② 第 1 回連絡会の開催を目指す。
③ 旧「全国有線テレビ協議会」の代表であった朝来市からのヒヤリング
3.平成 26 年度活動結果
指定管理事業者制度の活用状況の調査を実施した。
4.次年度への申し送り
第 1 回連絡会の開催
委員会名
ケーブルテレビ無線利活用促進協議会
1. 平成 26 年度会議
無線利活用部会 : 第 4 回 9/10
第 5 回 12/05
第 3 回 3/10
2.活動目的
ケーブルテレビ事業者が、既存のケーブルテレビのネットワークとあわせて無線の利活用を促進(有線と無線の
融合)することにより、デジタル・デバイドの解消や利便性の向上を図り、ユビキタスネットワーク社会の実現に貢
献することを目的に活動している。
3.活動概要
平成 26 年度は 2 つの部会を設置して活動を進めている。
① BWA 部会
・連盟の無線利活用委員会と連携しながら、ケーブルテレビ事業者による地域 BWA の事業化に向けて、免許取
得や設備整備について検討を進めた。
・地域 WiMAX 推進協議会のシンポジウムなどを通じて、連盟が用意する共用コアを用いた地域 BWA の内容を説
明し、ケーブルテレビ事業者だけでなく地域 BWA に関心を示す自治体などに対する情報提供に努めた。
② 無線利活用部会
V-Low マルチメディア放送や CATV を活用したラジオの難聴解消対策、スマートホームの動向や取り組み事例
などについて、部会メンバーとの情報共有を図り、ケーブルテレビ事業者による参入の可能性を探った。
4.次年度への申しくり事項、その他
最終的な活動方針は、ケーブルテレビ無線利活用促進協議会総会で確定する。
平成 27 年度は、地域 BWA が事業化のフェーズを迎えることから、ケーブルテレビ事業者による地域 BWA の免
許取得および設備整備については、連盟の無線利活用委員会が検討主体となる。
このため、当協議会では、地域 BWA 以外の無線技術の利活用(例えば、Wi-SUN や ZigBee などの無線を活用し
たスマートホームの事例など、)を中心に検討を行い、幅広い業界からの参加を得て情報共有および事業化の
可能性について検討していく。
平成 27 年度は、無線利活用部会を中心とした活動を予定するが、本協議会の最終的な活動方針は、ケーブル
テレビ無線利活用促進協議会の総会にて決定される。
【別紙2】
平成 26 年度に参加した関係団体・委員会
区
分
名 称
デジタルコンテンツの流通促
進等に関する検討委員会
防災と放送についての連絡会
デジタル放送普及推進連絡会
全国地上デジタル放送推進協
議会
地デジ対策終了合同 PT
(一社)デジタル放送推進協会
(Dpa)
(一社)デジタルラジオ推進協会
(DRP)
放
送
経団連産業問題委員会
エンターテイメント・コンテンツ
産業部会コンテンツ流通促進
分科会 企画WG
設置
年月
目
的
H18.12
情報通信審議会諮問「地デジの利活
用の在り方と普及に向けた行政の果
たすべき役割」の中の検討事項
総務省
情報流通行政局
コンテンツ振興課
H10.2
災害発生時の迅速な情報伝達に役
立つ為の災害情報の収集分析と伝
達を検討
総務省
情報流通行政局
地上放送課
デジタル放送の普及推進
総務省、DPA、BTA、JSBA、JCT
A、JCTEA、DRP、ARIB、JEITA、
NHK、主要民放等で構成
総務省
情報流通行政局
放送技術課
H13.10
H23.5
H19.4
デジタル化完全終了の為の対策手
法、作業完了までの進め方等につい
て検討
地上デジタル放送と BS デジタル放送
の普及とアナログ放送からデジタル放
送へ円滑な移行を図り、デジタル放
送の発展と関連する事業を推進
H18.2
全国の主要都市で 2011 年までのエ
リアを検討する。エリアと対策 TG
H16.4
コンテンツ産業の促進(国内外)の為
の方策を国の施策等に反映(知的財
産推進計画等)
H18. 8
コンテンツの流通を目的にコンテンツ・
ポータルサイトの運営協議会を設立
S25
電波政策の理解促進のための啓発
活動、「電波の日」事業主宰。
(一財)電 波 技 術 協 会
(REEA)
S27.3
電波の円滑な利用と電波技術の発
展に寄与する。
(一社)衛 星 放 送 協 会
(JSBA)
H10.6
前身は CS 放送協議会。衛星放送事
業の確立と普及。
電 波 協 力 会
コンテンツ・ポータルサイト運営
協議会
テレビ受信向上委員会
(一社)日本 CATV 技術協会 規
格・標準化委員会妨害評価試験
確認会議 CATV 工事技能者資格
認定委員会
事務局等
H18.8
S46
H8.7
H18
H15.4
コンテンツ・ポータルサイトの創立に
よるコンテンツの利活用促進、ジャパ
ンブランドの発信
テレビの良好な受信を確保する為、
テレビ受信技術の向上を図る
CATV 技術の標準化等
有線放送へ他の電磁波妨害防止
ケーブルテレビ工事技能者を育成す
るための講習及び認定試験を行う
備考
NHK、民放
連、連盟、
国土交通省、
警察庁など
総務省
情報流通行政局
地上放送課デジタ
ル放送受信推進室
放送事業者、
受信機メーカー、
キャリア他で構成
H15.08 設立
の D-PA と
H03.09 設立
の BPA 統一
(一社)日本経済
団体連合会産業
本部
総務省
情報流通行政局
総務課等
電波に関る
約 100 団体
総務省管轄の
社団法人
(一社)日本レコー
ド協会
NHK、JEITA、
全国電商連
(一社)日本 CATV
技術協会
賛助会員
非常勤理事
区
分
名 称
エリア放送開発委員会
公共情報コモンズ運営諮問
委員会
(一財)放送セキュリティセ
ンター
管理運営委員会
放
設置
年月
H22.10
H22.8
H2.10
(一社)次世代放送推進フォ
ーラム
(NexTV-F)
H25.5
(一社)放送コンテンツ海外
展開促進機構
(BEAJ)
H25.8
送
通
信
「地方の時代」映像祭
S55
(一社)放送人の会
H9
NPO 法人映画甲子園
H26
中央非常通信協議会
H1.3
情報通信月間推進協議会
企画実行委員会
事 務 連 絡 会
H7.2
(一財)マルチメディア振興
センター
(FMMC)
H8.4
目
的
ホワイトスペースを活用したワンセグ
型に代表されるエリア放送について、
システムイメージの具体化、標準規格
化の推進や利用ルール策定、普及啓発、
関係機関との連絡調整、情報の収集等
を行う。
地域の安心・安全に関わる公共情報を、
ICTの活用により住民に迅速・確実
に伝達することを目的に設立された
「公共情報コモンズセンター」のサー
ビス提供条件、予算の配分、サービス
利用者からの要望等に関する諮問事項
を審議・答申する。
放送事業者等の個人情報の適正な取扱
いの確保に必要な業務を行い、もって
高度情報通信社会の健全な普及発展に
寄与する。
4K/8K、スマートテレビ等の次世代放
送サービスを早期に実現する為に、送
信・受信に関する規定や仕様の検討、
実証、及び試行的な放送等を行い、放
送サービスの高度化を促進し、利用者
の利便性の向上に寄与する。
我が国の放送コンテンツの市場拡大、放
送文化の発展や我が国に対する理解・
関心の向上を図り、もって我が国と外
国との経済交流の発展や官民一体とな
ってクール・ジャパン戦略やビジット・
ジャパン戦略をはじめとする国家戦略
に基づく成長の促進に寄与する。
地域貢献、活性化につながる活動、映像
祭に対して賛同し、ケーブルの地域コン
テンツの発現、認知向上に寄与する。
放送に関わる人々が、組織・地域・世代・
国籍の違いをこえて交流し啓発しあうと
ともに、市民との積極的な意見交換を図
ることによって、放送人の育成、放送文
化の継承と発展充実に寄与する。
事務局等
備 考
YRP研究開発推
進協会
エリアワンセ
グシステム開
発委員会から
名称変更
(一財)マルチメディ
ア振興センター公
オブザーバー
共情報コモンズセ
参加
ンター
賛助会員
理事
ケーブルテレビ
部長
協賛会員
賛助会員
「地方の時代」事
務局実行委員会
高校生の制作する映画作品のコンクー
ルを運営に協力することで、全国各地の
高校の映画製作を応援するとともにケー
ブルテレビへの認知向上と親近感を醸成
することに寄与する。
災害時における非常通信の円滑な運
用。
情報通信月間における行事の企画実施
IT社会に対応するネットワークの利用促
進。
国際通信経済研究所(RITE)
e-ネットキャラバン運営協議会
協賛
総務省
総合通信基盤局
電波部
総務省
情報通信月間
推進協議会
構成員
構成員
区
分
名 称
中央コリドー高速通信実験
プロジェクト推 進 協 議 会
H9.3
東京・山梨・長野の3地域に高速通信実験
ネットワークを構築し、防災行政無線やCA
TV等を接続してのシームレス通信などの
実験を行う。
H12.10
IPv6 による次世代インターネットの普及促
進を図り、e-Japan 構想を推進する
次世代IPネットワーク
推進フォーラム
H17.12
企画・推進部会(連盟)、技術部会
(ラボ研究開発・標準化部会(技協)
違法情報等対応連絡会
信
目 的
IPv6 普及・高度化推進
協議会
インターネットの安定的な
運用に関する協議会
通
設置
年月
H18.6
H18.10
事務局等
CCC21
推進事務局
総務省
総合通信基盤局
消費者行政課情
報セキュリティ対策室
インターネット上の違法な情報への対応
に関するガイドライン、契約約款モデル
条項の作成と普及促進
(一社)テレコムサー
H13.4
情報通信分野において研究開発、外部
との協力・支援を通じて技術を高めるとと
もに国の情報通信に寄与する。
(一社)情報通信ネットワーク
産業協会 (CIAJ)
H23.4
異業種コラボレーションで情報通信ネットワ
ークに関る産業の健全な発展を図る。
会費免除会
員
(独法)情報通信
研究機構(NICT)
スパムメールやバーアタック等の攻撃か
らサービスを守る仕組み並びに運用ガイ
ドラインの検討。
インターネットプロバイダー協会(JAIPA)
(独法)情報通信研究機構
(NICT)
備考
ビス協会
構成員
構成員
電気通信サービス向上
推進協議会
広告表示アドバイザリー
委員会
広告表示検討部会
広告表示自主基準 WG
広告用語検討 SWG
販売適正化 WG
苦情・相談検討 WG
責任分担検討 WG
苦情対応検討 WG
H15.11
電気通信サービスの広告表示に関する
自主基準の策定・運用等をはじめ、利用
者サービスの向上のための施策を推進
H20.5
ファイル共有ソフトにおける侵害実態や
課題などの情報を共有し、共同・連携し
て著作権侵害対策活動を検討
迷惑メール対策推進協議会
H20.11
電子メールの利用環境の一層の改善に
向け、効果的な迷惑メール対策の推進
に資する
情報通信における安心安
全推進協議会
H19.12
標語の作成他
ファイル共有ソフトを悪用し
た著作権侵害対策協議会
(CCIF)
電気通信事業者
4団体
非常勤副会
長
総務省総合通信基
盤局
消費者行政課
構成員
日本国際映画著作
権協会、ACCS、
JASRAC 他
構成員
(一財)日本データ
通信協会
(JADAC)
構成員
総務省
総合通信基盤局
消費者行政課
区
分
名 称
設置
年月
(一財)日本ITU協会
S46. 9
(一財)全国地域情報化推進
協会(APPLIC)
技術専門委員会
アプリケーション委員会
普及促進委員会
ICT 地域イノベーション委員会
H18 .5
H17.11
H17.10
H17.12
H18. 9
(一社) IPTV フォーラム
H20.4
ITU 等の国際機関の各種活動への
協力等
備 考
賛助会員
各自治体が進めてきた地域の情報化を
ネットワーク・アプリケーション・技術の観
点から共通化を図る。
総務省
情報流通行政局
技術標準化 WG、業務標準化 WG、防災
地域通信振興課
WG、医療・教育 WG、セミナー開催、人材
育成、ブロードバンド整備状況の情報共
有、環境整備推進。
非常勤理事
放送事業者
通信事業者
e-ネットキャラバンの運営検討
FMMC、
総務省他
協力団体
H17.4
個人情報保護指針の策定
電気通信個人情報保護推進センターの
運営の協議
お客様の苦情・相談等の処理、対象事業
者に対する情報の提供、及び個人情報
保護指針の作成・公表
(一財)日本データ
通信協会及び電気
通信事業者 4 団体
構成員
H20.11
インターネットの利用環境における総合
的なリテラシー向上の推進、産学の民間
主導による良好なインターネット利用環
境の構築を図る
(一財)マルチメデ
ィア振興センター
特別会員
インターネット・ホットライン
センター
運用ガイドライン検討協議会
H20.12
インターネットの違法情報の警察への通
報、プロバイダー等への削除依頼に関す
る運用
地域 WiMAX 推進協議会
H20.8
児童ポルノ排除対策推進協
議会
H22.11
(一財)日本データ通信協
会電気通信個人情報保護
推進センター
業務企画委員会
諮問委員会
信
事務局等
IPTV の技術仕様の標準化と普及、
高度化の推進
e-ネットキャラバン運営協
議会
通
目 的
安心ネットづくり促進協議会
児童ポルノ流通防止対策専
門委員会
(一社)インターネットコンテ
ンツセーフティ協会 (ICSA)
理事会
運営委員会
プロバイダ責任制限法
ガイドライン等検討協議会
名誉棄損・プライバシー関係
ガイドライン WG
著作権関係ガイドライン WG
商標権関係ガイドライン WG
発信者情報開示関係
ガイドライン WG
(一財)インターネット協会
地域 BWA 事業の普及促進のため、
技術面、運用面の課題解決
児童ポルノ排除総合対策に基づき、児
童ポルノの排除に向けた国民運動を
官民一体となって推進する
総務省消費者行政課
警察庁情報技術犯
罪対策課
ARIB
内閣府
構成員
非常勤幹事
構成員
H21.6
インターネット上での児童ポルノの流通
を防止するための対策について具体
的な検討を行う
(一財)インターネット協
会
総務省消費者行政
課 他
構成員
H21.3
児童ポルノの流通防止対策として、ブロ
ッキングを実施するためのアドレスリスト
の作成・管理を行う
ヤフー(株)
理事
構成員
H14.2
電気通信事業者等が、情報の流通によ
る権利侵害に適切かつ迅速に対処する
ことができるよう、プロバイダ責任制限法
ガイドラインの検討等を行う
(一社)テレコムサ
ービス協会
構成員
区
分
名 称
設置
年月
IT防災ライン推進協議会
H24.3
不正アクセス防止対策に関
する官民意見集約委員会
H23.12
インターネット接続サービス安
全・安心マーク推進協議会
スマートフォンの利用者情
報等に関する連絡協議会
(SPSC)
H14.4
H24.10
MVNO 委員会
(一社)セーファーインター
ネット協会
総理大臣を本部長とするIT戦略本部決
定に基づき、官民連携の下、情報通信技
術を活用した防災ライフラインの検討、
及び普及を進め、官民の取組みについ
ての情報共有と連携の強化を図る
不正アクセス行為に係わる実態を詳細
かつ正確に把握するとともに、不正アク
セス行為に係わる実態の把握を踏まえ
て問題点を抽出し、社会全体としての不
正アクセス防止対策の推進に当たって必
要となる現状の課題や改善方策につい
て意見を集約する。
利用者に安心してインターネットサービス
を利用頂くために安全・安心マーク制度
を設けユーザ対策やセキュリティ対策が
一定基準以上であるという目安を提供す
る。
スマートフォンのプライバシーに関する業
界ガイドラインの策定を促進し、利用者
情報等の適正な取扱いを通じて安心安
全なスマートフォンの利用環境を整備す
る。
H.25.10
MVNO事業者が交流し、情報を交換し、
共有する課題等について行政等と意見
を交換し、その解決を働きかける等の活
動を通じて、モバイル市場における競争
を促進し、サービスの多様化、料金の低
廉化を促す。
H26.5
インターネットの悪用を抑え自由なインタ
ーネット環境を護るために、統計を用いた
科学的アプローチ、数値化した効果検証
スキームを通して、悪用に対する実務的
通
信
目 的
事務局等
内閣官房
備考
構成員
警察庁、
総務省、
経済産業省
電気通信事業者
4 団体
(一社)日本スマート
フォンセキュリティ協
会
(一社)モバイル・コン
構成員
構成員
テンツ・フォーラム
(一社)電気通信事
業者協会
(一社)テレコムサ
ービス協会
構成員
ヤフー株式会社等
アドバイザリ
ーボードメン
バー
(一社)セーファー
インターネット協会
通信4団体
EC サイト団体
全国銀行協会
内閣官房
総務省 等
構成員
NTT BP 等
特別会員
な対策を立案し実行する。
なりすましECサイト対策協
議会
無線 LAN ビジネス推進連絡
会
H26.6
H26.7
「なりすましECサイト」による被害発生に
対して捜査機関(政府)による対策に加
えて事業者や消費者保護団体による民
間の主体的な取組みを進めるため、官
民関係事業者が情報共有を図り、より有
効な対策等について協議する
無線 LAN のメリット・デメリットの認知活
動
公衆エリア・家庭・オフィスにおける無線
LAN の普及促進
各プレイヤーが直面する横断的な課題
の解決
災害時対応等、連携・協調が可能で有用
な取り組み
区
分
名 称
(公社)日本広告審査機構
(JARO)関係団体協議会
(一社)電子情報技術産業
協会 (JEITA)
設置
年月
H15. 3
S49.8
(一社)ケーブルテレビ情報
センター(CRI)
H16.11
総務部会・情報通信関係団
体委員会合同会議
H17.4
デジタル時代の著作権協
議会(権利処究会)
事業者団体等と電気通信
事業紛争処理委員会事務
局と懇談会
全国公益法人協会
H15.10
H18.1
S42.3
目
的
広告の苦情を受け付け審査する機関
事務局等
JARO
電子機器、電子部品の健全な生産、貿
易及び消費の増進を図る。電子情報
メーカーが主な会員
技術産業の総合的な発展に資する。
講演会・セミナー活動。情報発信・データ
提供。ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー表彰。
情報通信関係団体と自民党との予算、
税制、施策に関する協議
著作権及び著作隣接権の保護と公正な
利用を促進し、併せて研究成果の公開
により著作権思想の普及に寄与すること
を目的。経団連ポータルサイトと連携。
非会員
リエゾン会議
1回/月
自由民主党
政務調査会
代表幹事:
(一社)日本音楽著
作権協会
(JASRAC)
電気通信事業者間の紛争の未然防止及
び円滑かつ迅速な解決を図るための情
報交換
財務・会計・税務・運営における実務上
の問題および主務官庁の行政指導に関
わる問題に対する実務指導機関
そ
(一財)NHK放送研修
センター
S60.8
放送事業とこれに関連する事業に係わ
る人材の育成、技能の向上を図る。
の
テレコム税制連絡
S62.2
次年度の要望等の取りまとめ
男女共同参画推進連携
会議
H20.8
男女共同参画社会形成の促進。NHK等
と共に放送事業者として参加
内閣府
男女共同参画局
H22.4
経済界全体としてのスマートコミュニテ
ィに関わる活動を企画・推進するととも
に、情報共有などを通じ、官民一体と
なってこれを推進する基盤として活動
(独法)新エネルギ
ー・産業技術総合
開発機構(NEDO)
他
スマートコミュニティアライア
ンス(JSCA)
(一財)地域活性化センター
S60.10
重要インフラセプター
カウンシル
総会
幹事会
情報収集 WG
相互理解 WG
情報共有に関する検討推
進 WG
分野横断的演習
H21.2
備考
活力あふれる個性豊かな地域社会を
実現するため、まちづくり、地域産業お
こし等、地域社会の活性化のための諸
活動を支援し、地域振興の推進に寄与
する。
近年のサイバー攻撃等へ対処し、情報
セキュリティの強化を図るため、国民生
活や社会活動に不可欠なサービスを
提供している重要インフラとして 13 分
野 18 事業(セプターと呼ぶ)が、
内閣官房情報セキュリティセンター
(NISC)から指定されている。各セプタ
ー、NISC の連携強化、分野横断的な
情報の共有、サービスの維持・復旧能
力の向上を図るため、政府機関から独
立した会議体として設立。
総務省 情報通信
国際戦略局
情報通信政策課
内閣官房
情報セキュリティ
センター
13 分野 18 事業
所管省庁、
その他セキュリテ
ィ関係機関等
非常勤理事
区
分
名 称
設置
年月
目 的
ICTを活用した新たな街を実現すること
ICT 街づくり推進会議
検討部会
H25.1
を目的として、ICTを活用した新たな街
づくりのあり方やその実現に向けた推
事務局等
総務省情報通信
国際戦略局
情報通信政策課
備考
構成員
進方策について検討する。
デジタルサイネージ
コンソーシアム
(公財)通信文化協会
情報セキュリティ政策会議
重要インフラ専門委員会
そ
の
他
一般社団法人レジリエンス
ジャパン推進協議会
無電柱化推進検討会議
無電柱化低コスト手法技術
検討委員会
H20.9
M41.5
H17.9
H26.7
H26.9
H26.9
デジタルサイネージ産業が直面する課
題の解決と新市場の創出や、生活シー
ンにおけるサイネージ経験価値の向上
について検討する。
公益目的事業として郵政博物館の運
営、前島密賞の贈呈、通信文化の普
及・発展等に関する事業を行い、もって
我が国の手紙等文字コミュニケーション文化
と情報通信・放送文化の向上に寄与す
る。
高度情報通信ネットワーク社会推進戦
略本部情報セキュリティ政策会議にお
ける情報セキュリティ問題全体を俯瞰
した我が国としての中長期的な基本戦
略に関する当面の審議の充実に資す
るため、特定の事項の調査検討を行う
専門委員会として設置されるもの。
国土強靭化担当大臣私的諮問機関「ナ
ショナル・レジリエンス懇談会」の結果を
踏まえ、 「国土強靭化基本計画」が円滑
に達成されるよう、産、学、官、民のオー
ルジャパンでその叡智を結集し 、非常
時のみならず平時での戦略的活用の方
策を創造することにより、公共投資、民
間投資が最大限に相乗効果を発揮し、
レジリエンス立国を構築していくことを目
的として設立
安全で快適な通行空間の確保、都市
災害の防止、都市景観の向上、施設
の信頼性向上等の観点から道路の無
電柱化を図るとともに、社会のニーズ
に対応した道路空間の有効活用を図
り、今後の無電柱化促進方策検討の
ため設置
従来より無電柱化の整備は行われて
きたが、今後更なる整備促進に向け
て、より一層の低コスト化が求められて
いる。新たな整備手法の導入にあたっ
ての技術的検証を目的として、国土交
通省、総務省、経済産業省、電気・通
信事業者、関係団体から推薦された有
識者等から構成される委員会を設置
注) 設置年月欄の H および S の表示は、それぞれ平成、昭和の元号を表す。
内閣官房
国土強靭化担当
大臣
警察庁・総務省・
経済産業省・国土
交通省・電気・通
信事業者・関係団
体
総務省・経済産業
省・国土交通省・
電気・通信事業
者・関係団体
H25 年度はオ
ブザーバー
加
H26 年度から
委員
Fly UP