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平成21年度第1回恵庭市水と緑のまちづくり審議会(議事録) 《審 議 内 容》
平成21年度第1回恵庭市水と緑のまちづくり審議会(議事録) 日 時:平成22年2月19日(金)10:00∼11:15 場 所:市役所 301・302会議室 出席者: 【委員】内田 信一・高橋 美智子・池永 允子・泉谷 清・遠藤 雅久・鏡 貢 ・只野 ハナ子・寺崎 ケイ子・日野 順蔵 【市】 (市長)原田 裕・ (建設部長)青木 (9名) 博巳・(建設部次長)佐藤 龍平 ・(花と緑の課長)重本 徹・(花と緑のまちづくり主査)渡辺 成人 (同スタッフ)金子 議 尚幸・岡崎 全寿(7名) 事:(1)平成21年度水と緑のまちづくり表彰の被表彰者について (2)平成21年度水と緑のまちづくり関連事業報告について (3)平成22年度水と緑のまちづくり関連事業計画について 《審 議 内 容》 事務局: 本日はお忙しいところご出席いただきありがとうございます。 定刻となりましたので、平成21年度の第1回恵庭市水と緑のまちづくり審議会を開催いたしま す。それでは次第に従いまして内田会長よりご挨拶をお願いします。 会 長: 2月のお忙しい中、また、昨日からの雪で足元の悪い中、お集まりいただきありがとうございま した。天候もこのような状態で北海道には、いつ春が訪れるのかわからないところですが、今カナ ダのバンクーバーでは、冬季オリンピックが開催されておりまして、いろいろな種目において、日 本の選手も活躍されていて、テレビから目が離せないところですが、そんな中で時々街の風景が映 し出されますが、緑が多くとてもきれいな街と言う感じを受けます。緑のまちづくりが重要になっ てきて、花だけではなく、深い緑と森が傍らにあってこそ、よりよい景観が作られると思います。 先人の方々が森やいろんなものを守ってこられたものを末永く生かしていくためにも毎年、毎年い ろいろな意見を聞きながら残していくことがこれからもっともっと大切になってきます。その中で も年に1回か2回しか皆様とお顔を合わせることはありませんけれども、こういう機会ですので、 忌憚のないご意見をいただきたい。今回は3点ほど審議することになっておりますので、よろしく お願いします。 事務局: ありがとうございました。つづきまして、市長よりご挨拶願います。 市 長: 本日は、何かとご多用の中、恵庭市水と緑のまちづくり審議会にご出席頂きありがとうございま す。また、皆様方には、日頃より行政各般にわたりご理解とご協力を賜っておりますことに心より 感謝とお礼を申し上げます。当審議会は、昭和62年に策定されました「水と緑のやすらぎプラン」 や平成16年3月に改訂されました、新プランに基づき「水と緑のまちづくり」を推進する諮問機 関として設置されているわけで、この審議会の役割は極めて重要なものと思います。水と緑のまち づくりの推進に今後とも貴重なご意見を頂きますよう心からお願いを申し上げるしだいです。 なお、本日の議事といたしましては、水と緑のまちづくり表彰につきまして、諮問させていただ くことと、水と緑のまちづくり推進関連の事業についてとなります。どうぞよろしくご審議賜りま すよう心からお願い申し上げ、開会にあたりましての挨拶とさせていただきます。 事務局: なお、この後、市長におかれましては他の公務が入っておりますのでこの場で退席させていただ きますので、ご了承を願います。 市 長: どうぞよろしくお願いいたします。 事務局: 恵庭市水と緑のまちづくり推進条例施行規則第11条第2の規程に基づき委員総数の過半数以上 の方が出席しており、この会議が成立していることを報告致します。 それでは、推進条例施行規則第11条第1に基づき会長が議長となっておりますので、内田会長 に議事を進めて頂きます。よろしくお願いします。 議 長: 本日の会議は、恵庭市情報公開条例に基づき公開としますが、議事の(1)平成21年度水と緑 のまちづくり表彰の被表彰者につきましては、個人情報に関係してきますので、非公開とすること をお伝え致します。それでは、次第に基づき議事を進めたいと思います。 (1)平成21年度水と 緑のまちづくり表彰の被表彰者についてを議題とします。なお、今回、当審議会の委員の中に当事 者がおられますが、このまま進めることとしてよろしいでしょうか。 各委員: 異議なし 議 長: よろしいとのことですので、事務局より説明をお願いします。 事務局: 事務局より説明 議 長: だだ今、事務局から説明がありましたが、何か質問・意見等がありましたらお願いします。 なければ、表彰状を贈ると言うことで、よろしいでしょうか。 各委員: 異議なし 議 長: ご異議がないとのことですので、市長には審議会の意向として被表彰者について承認した旨、答 申したいと思います。 議 長: 次に、(2)平成21年度水と緑のまちづくり関連事業報告についてと、(3)平成22年度水と 緑のまちづくり関連事業計画についてを、事務局より説明願います。 事務局: 事務局より説明 議 長: ただいま、事務局より説明がありましたが、何かご質問はございませんか。 議 長: なければ、次に4.その他について、事務局から何かありますか。 事務局: 一点目は、報告事項として旅費の費用弁償(車賃)の支払について、市内路程表が廃止になった ことによる、選定方法の変更についてを説明 二点目は、表彰規程の変更についてで、一つ目は、20年以上活動していて他の模範となり推薦 があがってきた場合には、再度表彰状を授与するとし、 「既に表彰された者であっても、その後の功 績等により重ねて表彰することができる。」を追加すること、二つ目は、今後の表彰者に関すること で、現在はみどりの推進員等については、退任時に表彰するとなっているが、今後5年以上やって いただいた方には、退任するしないに関わらず、次回の表彰時期に感謝状を授与するとしたい。1 0年以上も同じ扱いにし、よって「概ね」と「みどりの推進員等については、退任時に表彰する。」 を削除いたしたい。 議 長: 委員の方から何かご質問はございませんか。 委 員: 表彰者の関係については、来年度からと言うことですね。そうすると、来年度は、5年以上にな られている方全員に授与するとなるのか。また、5年以上で感謝状をいただき、その後何年かして 退任したときは、そのときは授与しないと言うことですね。 事務局: 実施は来年度からで、5年以上の方を表彰します。また、10年以上の方には、表彰状をお渡し します。今後5年から10年の途中での表彰はないと言うことです。考え方だと思うのですが、退 任するときに貰うのも一つと思いますが、5年以上で 1 度表彰するとなれば、ごれからも頑張ろう と言う気持ちになっていただけるのではないかと5年、10年としたわけです。 委 員: 選考基準の3の関係で、文面の中に「他の模範となる極めて顕著な実績を∼」とあるが、この「極 めて」と言うのは規程ではそれほど厳しくなっていないのに、この言葉を使われると推薦しにくく なるのだが。 事務局: より多くの方々に表彰を受けて貰いたいため、「極めて」は削除します。 議 長: 今の件につきまして、他に質問がないようなのでこの通りにするとして、よろしいですか。 各委員: 異議なし 議 長: ご異議がないとのことなので、そのように進めてください。他に何かありますか。 事務局: 当審議会の任期の関係についてですが、今年の5月末日までとなっておりまして、それに伴いま して、各推薦を頂いております団体、あるいは公募委員さんの手続き等につきまして、5月前後頃 から入らせていただきたいと思いますので、その際にはよろしくお願いします。 議 長: 事務局から他になければ、委員の方から何かありますか。 委 員: 仕事がら市外の方と会う機会があるのですが、恵庭から来たと言うと必ずといっていいほど花の まちですごいですねと言われます。花のイベントとかをやっているからだと思いますが、それはそ れで良いのですが、水と緑のまちづくりと言うことで私は、もう少し木の方にも目を向けて貰う場 面があっても良いのではと思います。花のまちづくりともう一本木に関わる何かがあればと思いま す。 委 員: 先日、木の剪定をするのにあれでいいのかとある人から相談を受けた訳で、特に街路樹ですが、 たぶん市のほうには、落ち葉がひどいので切って欲しいと言うことで、剪定をしているのではない かと思うのです。いろいろな木があるが、あれだけになるのには何十年もたっているのに、それを 簡単に剪定ということで切っていいものなのかと言っていた。このことについては、機会を作って 一度みんなで話し合ってみようかという話をしているが、そのままになっている。 話が変わりますが、18号台風で相当な木が倒れて、そのあと林野庁の関係もあると思いますが そのままになっているところがあり、ようやく進められてきていますが、ダムの水の水位が落ちて きていることにも影響してきているとも考えられ、木について、市民一緒になって、考えていく必 要があると思うし、検討の余地があるのではと思います。 事務局: 今、考えているのは樹木の樹種によって、剪定のあるべき姿、あるいは樹木の管理はどうあるべ きなのかというようなことを検討してまいりたいと思っていますが、ただそれとは別に地先の問題 もあり、落ち葉の話、日照の問題等についての苦情が市の方に寄せられています。それらを踏まえ て樹種によってどの様な形で剪定されれば良いのか、あるいは地先の市民の方も含めた形の中で、 まとめていければと考えています。だだ、なかなか簡単に答えが出るようなことではないのかと思 います。フラワーマスター協議会の中でもそう言う提案を頂いております。そちらとも連携しなが らどういう形で考えられるのかを今後検討してまいりたいと思います。 議 長: 緑化を考えるにあたり、恵庭の木をまじめに考えて、計画的に50年先にどんな街路樹が残って いるのかまでをある程度考えていく時代だと思います。今までは、街路樹に関してはとりあえず補 助金で木を植えてそれでよかったが、植栽桝もいろいろなところに作れてきたが、それが今は、電 線は邪魔だとか、目の前に木は植えるな、落ち葉が出るからだめだとか、それじゃ何のために植え るのだと言う議論になる。恵庭市の場合は、50年経って木も相当古くなっている。ナナカマドに 関しては、寿命が来ていて、相当数が消えてなくなっている。せっかく市民の税金で進めて、恵庭 市の財産になっている木ですので、それらも含めて子どものため、孫のために良い景観として街路 樹を残していく、そのような計画が必要だと思う。そのために皆さんといっしょに考えていければ いいかなと思います。 事務局: 先ほど関連事業報告で、市民緑化事業の中の市民植樹並びに記念樹の贈呈を毎年やらせていただ いておりますが、今年度恵庭市でも事業仕分けが行なわれており、この関係につきましても事業仕 分けの対象となりまして、まちづくり委員の方から、もうそろそろやめても良いのではないかと言 うご意見がありまして、市としましては、今後みどりの推進員の皆様と、今まで、例えば市民植樹 の場合は、町内会の皆様にご協力を頂いている関係から町内会の方々からご意見を頂きながら、ま た記念樹につきましては、贈呈させていただきました方からその後どうなっているのかと言うお話 などを伺いながら、そして、審議会の皆様にもそれらの経過を基にご意見を頂きながら平成22年 度にいろいろとそれらについて、議論を重ねて方向性を検討していきたいと考えておりますので、 ご理解を頂きたいと思います。 議 長: これらの内容について、この審議会の意見を聞くとなると、いつ頃となるのか。 事務局: 実は、いま部長からお話をさせていただいたわけですけれども、事業仕分けの中でまちづくり委 員からそう言う意見がだされて、記念樹の関係については、贈呈させていただいた方がその後どの 様な活用をされているのかをランダムに選んで、調査をしてみたい。あるいは、市民植樹で言いま すと、みどりの推進員が中心となっていることもあるものですから、3月に予定していますみどり の推進員会議の中で意見をお聞きしたく、それらをまとめてからとなりますので、ちょうど当審議 会が5月で改選となりますことから、その審議会の中で、この辺のことも含めてご審議いただける かなと思います。 委 員: 緑のふるさと森林公園にだいぶ以前に記念樹を植えるイベント的なことで植栽したことがあった かと思いますが、そのとき植えた木はだいぶ育っているのかと思いますが、定期的な手入れはされ ているのでしょうか。 事務局: 緑のふるさと森林公園の所管は経済部なものですから、細かいことについては、分からないです が木は大きくなっていて、密集しており中は暗くなっています。 委 員: 記念樹の配付方法で、イチイに限らずそこにある種を拾ってポットで育てて、それを植えてくだ さいと言う形で行なっても良いのではないのか。そうすると費用もそれほどかからずに、それを育 てていく中で落ち葉に対する意識が変わるのではと思う。そこに、まちづくりのイベント的要素も 入れるなどしてはどうかなと思います。 事務局: 記念樹の配付事業は、他の市町村でもやられておりますが、恵庭市の場合は市の木がイチイと言 うことで特定していますけれども、近隣のまちでは何種類かの木を配付しており、例えば北広島市 では4種類、千歳市では6種類、札幌市では14種類ほど木を記念樹として配付していて、その辺 でも今後変えることも有り得るでしょうが、今言われているのは、やること自体がと言うことでの 話が事業仕分けの中で指摘を受けているところでありまして、その辺のところも含めて皆さんのご 意見を頂きながら進めて行きたいと思います。先ほど街路樹の話もありましが、市としても緑化に 向けて進めているのですが、市民の皆様も総論は賛成して頂けるのですが、各論になると自分の家 の前には木はいらないと、でも街路樹は必要だと言う話が殆んどでありまして、なかなか非常に難 しく、木にとってみれば落ち葉も必要ですし、そう言う流れの中で木というのは育っていくもので すが、なかなかそれをご理解して頂くのが難しい状況で、実も出来て、花も咲いて、落ち葉も落ち ていくという形のものが、見てる皆さんは十分理解して頂けますが、自分の家の前ではそれはして 欲しくないと言うのは、現実的には不可能な形になると思っています。 議 長: 恵庭市は、もう少し花の方にいっている感覚が100の内20から30でも木に方に関心が行く ような施策が必要だと思います。先日、恵庭市花いっぱい文化協会の総会に出席させていただいた のですが、その中で表彰式があり、中学校が表彰を受けていたのですが、下の1m以下の花はそれ はすばらしいのですが、上空を見た場合にかなり無造作な樹木があり、あれに関して何もどうした ら良いのかなと言う感性が育たないとなるとちょっと困るような気がします。その時点から子供達 に感性が育っていくとおのずから落ち葉に関しても、樹木に関しても愛着が全然違ってくる。あま りにも花に行ってしまっていると言うことを考えてみる必要があるのかと言う気がします。これは、 感想です。 事務局: 平成16年から漁川を中心に300万本植樹を各地域の方、町内会の方にご協力を頂いてやって いる分けですが、なかなか河川敷地に植えたりしても、次の年になると、なぜここに植えたと言う お叱りも受けようなこともありまして、維持管理も十分していかなければならない状況ですが、そ れに対しての予算も厳しいと言うことも正直あります。 議 長: 他になければ 、これを持ちまして平成21年度第1回恵庭市水と緑のまちづくり審議会を終了致 します。本日は大変ご苦労さまでした。