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航空機騒音に係る環境基準の屋内達成率(PDF形式)
業績指標152 航空機騒音に係る環境基準の屋内達成率 評 価 A-2 目標値:95.0%(平成23年度) 実績値:94.8%(平成21年度) 初期値:94.7%(平成18年度) (指標の定義) 空港周辺地域の全対象家屋(約11万8千戸)のうち、住宅防音工事を施工した家屋数の割合 (住宅防音工事を施工した家屋数/空港周辺地域の全対象家屋) (該当飛行場) 特定飛行場:函館空港、仙台空港、新潟空港、東京国際空港、大阪国際空港、松山空港、高知空港、 福岡空港、熊本空港、大分空港、宮崎空港、鹿児島空港、那覇空港 (注)特定飛行場とは、国土交通大臣が設置する公共用飛行場であって、当該飛行場における航空機の離陸又は着陸の頻繁な実施 により生じる騒音等による障害が著しいと政令で指定するもの。 (公共飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律(昭和42年法律第110号)) (目標設定の考え方・根拠) 航空機騒音に係る環境基準を達成していない空港について、周辺住民の生活環境改善のため、民家防音工事を促 進することにより環境基準の屋内達成率の向上を図る。目標値については現状及び近年の推移を踏まえ設定。 将来的に100パーセントを目指す。 (外部要因) なし (他の関係主体) なし (重要政策) 【施政方針】 なし 【閣議決定】 なし 【閣決(重点)】 なし 【その他】 なし 過去の実績値 H17 94.6% H18 94.7% H19 94.7% H20 94.8% (年度) H21 94.8% 事務事業の概要 主な事務事業の概要 1 民家防音工事の推進 空港周辺住民が住宅に対して行う防音工事に対し補助する。 予算額:住宅防音工事補助18億円(平成21年度) 2 航空機騒音対策の実施 航空機騒音対策として、発生源対策(航空機本体の騒音低減) 、空港構造の改良(空港又は滑走路の移転等) に併せ空港周辺対策(緩衝緑地帯の整備や移転補償事業等)を実施してきている。 予算額:移転補償事業費等75億円(平成21年度) 関連する事務事業の概要 該当なし 測定・評価結果 目標の達成状況に関する分析 (指標の動向) 対象となる世帯は特定されており、毎年度、住宅の修繕等を契機とした補助申請に基づき防音工事を施工して いるもので、徐々にではあるが実績値は着実に伸びている。(平成21年度の申請・実施件数は61件) (事務事業の実施状況) 民間防音工事、発生源対策、空港構造の改良、緩衝緑地帯の整備及び移転補償事業等総合的な空港環境対策を 着実に実施している。 また、市町村及び独立行政法人空港周辺整備機構の広報誌やホームページ等を通じて補助制度の周知等を図っ ている。 課題の特定と今後の取組みの方向性 実績は目標達成のため着実に伸びていることから「A」と評価し、今後も、対象となる住宅に居住する住民に 対し、市町村及び独立行政法人空港周辺整備機構の広報誌やホームページを通じて、補助制度の周知を図り、工 事施工による環境基準の屋内達成率の向上を目指す継続的な取り組みが必要であることから「2」 (施策の維持) と評価した。 平成22年度以降における新規の取組みと見直し事項 (平成22年度) 空港周辺環境整備事業と教育施設等騒音防止対策事業は昨年の事業仕分けの対象となり、結果「10%~20%の事業 費を縮減すべき」との評決を受けたことから、住宅防音工事(教育施設等騒音防止対策事業の一事業)については、 補助単価及び補助率の見直し等を実施し、事業費を縮減。 (平成23年度以降) なし。 担当課等(担当課長名等) 担当課: 航空局空港部環境・地域振興課(課長 加松 正利)