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Ⅲ-3.国際的な人材流動の促進、国際研究ネットワークの強化 我が国及び諸外国における国際共著割合の推移 (%) 60 50 40 30 日本 米国 ドイツ フランス イギリス イタリア カナダ 中国 ロシア フ ラ ン ス 5 2. 6 ド イ ツ 5 0. 6 英 国 4 9. 2 カ ナ ダ 45 .3 イ タ リ ア 4 4. 0 ロ シ ア 3 8. 9 米 国 3 0. 1 日 本 2 4. 5 中 国 2 4. 3 20 10 0 1981 83 85 87 89 91 93 95 97 99 01 03 05 07 資料:科学技術政策研究所 「科学技術指標-第5版に基づく2008年改訂版-」(調査資料 No.155) 20 Ⅲ-3.国際的な人材流動の促進、国際研究ネットワークの強化 海外経験の効果 0% 20% 40% 60% 50.5% 連絡、訪問(意見交換)等の交流をした 70.8% 12 10.4 10 最 近 8 3 年 間 6 の 論 文 4 数 海外経験なし [N=8,539] 海外経験あり [N= 830] (海外本務初年齢平均:31.7歳) 22.2% 国際的な共同研究を行った 43.5% 23.2% 論文の共同執筆を行った 7.0 客員として訪問し、指導・助言を行った 50.2% 7.1% 12.8% 海外経験なし [N=8,539名] [N=8,539] 3.3 2.7 2.3 部下の研究者を派遣した 1.6 2 0.150.09 海外から研究者の派遣を受け入れた 0 日本語 英語 国際共著 (日本語) 80% 6.2% 海外経験あり [N=830名] [N= 830] 14.7% 14.8% 21.7% 国際共著 (英語) 海外本務経験の有無と論文発表数 海外機関との研究上の交流 資料: 科学技術政策研究所 「科学技術人材に関する調査」 (NISTEP REPORT No.123) 21 Ⅲ-3.国際的な人材流動の促進、国際研究ネットワークの強化 日本 学術 会国 係事 本学 術振 興 興会 国際 関 関係 事業 大 学 等ア カ デ ミ ア からの要請 平成2 1年 算の 要事 21 年度 予 予算 の主 主要 事項 概 観 国際交流 を通じた 我が国の学 術研究活 動の支援 ボ トム ア ップ によ る 事 業 の 実 施 ! ( 個 人 支 援 型) ・ 海 外 特別 研 究 員 事業 日 本人 若手 研究 者 のた めの 国 際研 鑽 機会 の提 供 H 21予 算 額 1 6.0億 ( H 2 0予 算 額 14.9億 ) 国 際研 究交 流・ 共 同研 究の 促進 ・ 各国 学術 振 興機 関と の連 携 によ るボ ト ムア ップ 型 国際 共同 研 究の 推進 ・ 若手 研究 者 への 国際 研鑽 の 充実 H 2 1 予 算 額 0. 7 億 ( 新 規 ) 外 国人 研 究者 の招 へい ・ フォ ロー アッ プの 取 組 H 2 1 予 算 額 7 .4 億 (H 20 予 算 額 6. 4 億 ) (組 織支 援 型) ・ 若手 研究 者イ ン ター ナシ ョナ ル ・ トレ ーニ ング ・ プロ グラ ム( ITP) 国 際 関係 事業 全体 予算 合計 平 成 21年 度予 算額 :103.4億円 (平 成20年度 予 算額 :109.6億 円) 対応 機 関(44か 国 86機 関)と の 覚書 等 によ る パ ー トナー シ ップ 日 本学 術 振 興 会 東 京本 部 H 2 1 予 算 額 4.6 億 ( H 20 予 算 額 3. 6 億 ) (短 期集 中セ ミナ ー 型) ・ Fo S(フロンティア・オブ・サイエンス) ・「 リ ンダ ウ・ ノー ベル 賞 受賞 者 会 議 」へ の若 手研 究者 の 派遣 ほか ( H2 1年 10 月 現 在 ) 各 国 学術 振 興 機関 在外公館 日 本人若手 研究者 の派遣 セ ミナ ー H 2 1 予 算 額 2. 8 億 ( H2 0 予 算 額 2. 8 億 ) 研 究 交 流 ・共 同 研 究 ネ ッ ト ワ ー ク 形 成 ・強 化 (外 国人 研究 者 招へ い・ ネッ トワ ー ク強 化) ・外 国人 特別 研 究員 事業 H 2 1 予 算 額 4 7. 9 億 ( H 20 予 算 額 5 3.8 億 ) 国際 研究 者ネ ットワ ー ク の 強化 及び 若 手国 際研 究者 の育 成 外 国人研 究者 の招 へい 在 外公 館と 海外 事務 所 の ネ ットワ ー ク 強化 日本 学 術 振 興 会 海 外 研 究連 絡 セ ンター (9か 国1 0セン ター ) ・外 国人 研究 者 招致 事業 H 2 1 予 算 額 4 .2 億 (H 2 0 予 算 額 6 .5 億 ) ・ 研究 者ネ ッ トワ ーク の形 成 ・強 化 H 2 1 予 算 額 0 .8 億 (H 2 0 予 算 額 0 .2 億 ) 我が国の科 学技術外 交を 推進する基盤の強 化! ほか 学術 研究 活動 の グロ ー バ ルな 展開 へ の対 応を 通 じた 我 が国 の 国際 競争 力の 強 化 ・海 外 の学 術振 興機 関と の連 携 、協力 ・学 術 の情 報発 信、情 報 収集 の拠 点 ・日 本 の研 究者 の研 究活 動 の拠 点 ・海 外 にお け る 研究 者ネ ットワー ク構 築 22 Ⅲ-3.国際的な人材流動の促進、国際研究ネットワークの強化 外国人特別研究員事業( JSPS)経験者の活躍事例 ○ マダリン・エナク氏 【ルーマニア】 (理化学研究所 2004~2006) 日本での研究滞在後、母国ルーマニアに帰国し、ルーマニアアカデミーの生物学研究所の 副所長に抜擢され、現在第一線で活躍中。 ○ 景 浩(Hao Jing)氏 【中国】 (信州大学 2004~2006) カナダブリティッシュコロンビア大学で博士号取得直後に来日し、信州大学で研究。その研究 成果により、2007年に中国農業大学の教授に就任し、活躍中。 ○ ジョベル・フェルナンデス氏 【フィリピン】 (神戸大学 2003~2005) 2014年12月、日本滞在中に医学分野における優れた業績により、フィリピン共和国アロヨ 大統領から、“Outstanding Filipino Individual Overseas”賞を授与。 ○ Alain Milon氏 【フランス】 (東京大学 1986~1987) 東京大学理学部でポスドクの後、CNRS研究員としてストラスブール大学で研究に従事。 1990年に31歳でトゥルーズ第三大学教授に昇格。2007年に同大学の研究担当副学長に 就任、現在に至る。2005年、フランス科学アカデミーより”Charles Dhere”賞受賞。 23