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第34回日本保健医療社会学会大会長講演都市の健康とヘルス
第34回保健医療社会学会 大会長講演 : 都市の健康と ヘルスプロモーショション・要約 首都大学東京 都市環境科学研究科 星 旦二 Copyright, 1996 © Dale Carnegie & Associates, 全体のまとめ • 都市部の健康水準は地域より低い • HPの背景は、健康への医療の寄与割合 が大きくはない事の共有化が背景 • 生活モデル重視による健康較差の是正 • →「人の想いと夢を支援する保健医療社 会学を有力手段の一つに、高く位置づけ る必要性と、その力量形成と、エビデン スの蓄積が必要でないか」 話題提供 •HPとその背景 •健康への医療寄与度小さい •HPの対応分野 •医療モデルと生活モデル •健康三要素の原点:夢と想い 新公衆衛生モデル 住民第一主義 みんなで 支援 協働 情報提供 と選択 QOL QOL向上 向上 自己実現 自己実現 環境整備と基盤整備 公的責任 に基づく 20011101 星 USA Healthy People 1979 健康規定要因 • 保健医療(Health Care) % • 日常生活習慣 % • 環境の役割 20% • 遺伝の役割 20% 港区 千代田区 渋谷区 目黒区 文京区 中央区 世田谷区 新宿区 杉並区 品川区 豊島区 中野区 大田区 台東区 練馬区 板橋区 江東区 北区 墨田区 江戸川区 荒川区 葛飾区 足立区 特別区別にみた一人当たりの 区民税・2005 区民税一人 300 250 200 150 100 50 区民税一人 0 区民税一人 3千メート ルの山々 阿蘇山 沖縄 全国各市の男性平均寿命と標高との関連 全国各市の女性平均寿命と標高との関連 80 86 78 84 76 82 74 80 72 78 70 68 女性寿命 男性寿命 1,000mで二歳 1,000mで一歳 76 74 0 標高 200 400 標高 600 800 0 標高 200 400 標高 600 800 USA感染性死亡低下と医薬 子宮頸がんの自然史 WHO 異型細胞 上皮内がん 転移がん 個人健康= Σ個人生活様式 最期 誕生 遺伝・環境整備 健康自己責任論 セルフケアの意義強調すると 自己責任論浮上 日々の生活習慣は、家庭が職場 が地域文化が規定する 早世させない支援すべき環境の 有り様を構築していく意義高い その専門性:専門職固有業務! 要介護者の割合・1995 13 12 青森 岡山 沖縄 11 男性の要介助者率 10 9 8 7 高知 富山 鹿児島 熊本 島根 北海道 岩手 栃木 福島 大分 宮城 岐阜 山形 神奈川 東京 長野 山梨 6 福岡 千葉 5 R 2 乗 = 0.5721 8 9 10 11 12 13 14 女性の要介助者率 男女ともに、要介護率が少ない神奈川県 要介護率に関連する要因:病院病 床 20 18 平成15年人口あたり 要介護率 16 14 12 10 0 1000 人口当たり病院病床 2000 3000 長野長寿の理由仮説 1. きれいな水と空気 2. 学習・社会環境の整備 3. 高齢者の高い就労率 4. 所得の確保 5. 地域医療 最少医療費 6. 住民参画の保健活動 肝臓がんの死亡率 福岡県の約三分の一 新しい健康とその支援環境整備 医療と共に、教育、輸送、住居、都市開発、労働、工業生産、農業 by WHO 1991 • Additional Factors presented by Hoshi 2005 World Health Promotion Conference in Korea supported by WHO. 1. 口紅、化粧、身だしなみ 2. 主体性を持つ財布の自己管理 3. 歯科医師の主治医を持つこと 4. 夢を持つ ★自分で健康と感じる人は長生きしている ご自身の健康感と生存率 「病は気から」という諺があ りますが、多少の支障あって 100.0% も「自分は健康である」と自信 を持つ方は、「健康でない」と 90.0% 考える方に比べ、長生きする ことが示されました。健康と感 85.0% じるように心がけたり、相互支 80.0% とても健康 600 日 生存 してい た日 数 700 日 50 0日 援する環境づくりが大事です。 400 日 100 日 200 日 300 日 生存率 95.0% まあまあ健康 ふつう 健康でない 厚生労働省 地域総合研究費に基づく、 全国16市町村 22,167人二年間追跡研究 星 旦二ら ★かかりつけ歯科医師いる人 の生存率は維持される★ 1 0.96 歯科医師有 0.94 0.92 0.9 0.88 0.86 990 900 810 690 600 510 390 300 240 210 120 90 0.84 日数 0 累 積 生 存 率 歯科医師無 0.98 2001年多摩市高齢者13,066人 多摩市・多摩市歯科医会・ 東京都立大学協働調査 主観的健康感・都市と地域別 20 20 18 18 16 16 14 14 12 12 10 10 8 8 6 6 4 4 2 2 0 65-69 70-79 80- 都市高齢 男性 65-69 70-79 女性 80- 0 とても健 康 健 康 でない 65-69 70-79 80- 地域高齢 男性 65-69 70-79 女性 80- 先進国の統合医療 • 鍼と灸 • カイロプラクティック • 温泉療法 • 森林療法 • エステ • 笑い ヨガ 手あて 本質的改革モデル • 医学から生活モデルへ • 専門から市民モデルへ • 年に一回から毎日へ • ネガティブから楽しく • プロセスと成果を共有 Cross-Lagged Effects Model Cross-Sectional Model Social Social Physical Physical Psychological Psychological 2001 2004 座長 園田恭一先生 心からの感謝 会場の皆さん感謝