東京入国管理局羽田空港支局

資料５
平成２３年１１月
業 務 概 況 書
東 京 入 国 管 理 局
羽 田 空 港 支 局
１ 沿革
昭和２７年 ８月 １日 東京入国管理事務所羽田空港出張所として開設
昭和３６年 ６月 ５日 同出張所廃止，羽田入国管理事務所設置
昭和５３年 ５月２０日 成田空港開港に伴い，同事務所廃止
東京入国管理事務所羽田空港出張所設置
昭和５６年 ４月 １日 組織改編により東京入国管理局羽田空港出張所設置
平成２２年 ４月 １日 組織改編により同出張所廃止
東京入国管理局羽田空港支局設置
平成２２年１０月２１日 新国際線ターミナル（旅客・貨物）供用開始
羽田空港ＣＩＱ棟にて業務開始
平成２２年１０月３１日 国際定期便就航
２ 付帯施設設備
上陸審査ブース（ＰＴＢ棟２階）
２４ブース
出国審査ブース（ＰＴＢ棟３階）
２２ブース
収 容 施 設（６室） 定
員
２９名
出国待機施設（４室） 定
員
１０名
自動化ゲート（出国・上陸審査場）
各１台
３ 出入国審査関係
（１）フライト状況
羽田空港は２４時間空港として現在，到着・出発便合わせて１１２便（週７４２便）運
航しており，その内の約４分の１の２７便が深夜・早朝便となっている。
（２）入港機数
平成２２年における羽田空港の国際線の入港機数は約１万機で，前年の約６千機に比べ約
４千機（６２．５％）の増加となっている。これは，平成２２年１０月３１日の定期便就
航により，東南アジア地域の拡充及び北米，ヨーロッパ地域の運航に伴って増加となった
ものである。
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（３）出入（帰）国者数
平成２２年の羽田空港における出入（帰）国者の総数は約３８７万人で，前年の約２５
８万人に比べ約１２９万人増加した。
うち，外国人の入出国者数は約１４９万人で，前年に比べ約４８万人増加した。また，
日本人の出帰国者数は約２３９万人で，前年に比べ約８１万人増加した。
また，平成２３年１月から８月までの出入（帰）国者数は約４５１万人で，昨年同時期
の約２１８万人と比較して約２倍となっている。
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（３）特例上陸許可者数
特例上陸許可とは，外国人乗員に対する乗員上陸許可，空港の近辺で休養，買物等で一
時的に上陸をする寄港地上陸許可，急病人等に対する緊急上陸許可等のことであり，平成
２２年における特例上陸許可者数は約２万２千人で前年の約４倍で，約１万６千人増加した。
平成２３年１月から８月における特例上陸許可者数は約５万１，５００人で，前年同時期
に比べ約７倍増加している。
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６ 上陸審判（注１）関係
（１）口頭審理（注２）状況
受理内訳
法７－１－１
（無査証・無旅券）
法７－１－２
法７－１－４
（虚偽申請等） （上陸拒否事由等）
合 計
Ｈ２１年
29
196
83
308
Ｈ２２年
49
238
86
373
Ｈ２３年
1～8月
147
448
63
658
（注１）
上陸審査手続は入国審査官による上陸の審査，特別審理官による口頭審理及び法務大臣による裁決と
いういわゆる三審制の仕組みとなっているが，そのうちの二審と三審，すなわち上陸口頭審理から法務大臣
の裁決までの手続を上陸審判という。
（注２）
次頁の上陸審査手続の流れ図中の赤点線の囲み部分参照。
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（２）上陸拒否（注３）者数
平成２２年の上陸拒否者数は１９６人で，国籍別に見ると韓国が最も多く１５２人，次
いで中国（本土）２４人，中国（台湾）１０人，中国（香港）１人，パキスタン２人，米
国２人となっている。
また，平成２３年１月から８月までの上陸拒否者数は２８１人で，国籍別に見ると韓国
が最も多く１９９人，次いで中国（台湾）３４人，中国（本土）７人，米国及びネパール
各６人，ナイジェリア，パキスタン及びルーマニア各４人，その他１７人であった。
【参考：上陸審査手続の流れ】
本
邦
入
に
上
国
陸
審
し
よ
査
官
う
と
の
個 人 識 別 情 報 を 提 供
又 は ６ 条 ３ 項 各 号 該 当
上陸条件に
適合と認定
す
上
る
外
陸
国
審
人
査
個人識別情報を提供し な い
上陸条件に
適合と認定しない
特 別 審 理 官 の 口 頭 審 理
（６条３項各号該当性の審査）
個人識別情報を提供
又は６条３項各号該当
個人識別情報を
提供しない
（６条３項各号のいずれに
も該当しないと認定）
特 別 審 理 官 の 口 頭 審 理
（ 上 陸 条 件 適 合 性 の 審 査 ）
上陸条件に
適合と認定
上陸条件に
適合しないと認定
異議の申出
異議なし
法務大臣の裁決
（又は地方入国管理局長の裁決）
理由あり
理由なし
特別に上陸を
許可する事情あり
上
陸
許
可
上 陸 特 別 許 可
（注３）
上陸審査手続の流れ図中，青点線囲み部分参照。
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特別に上陸を
許可する事情なし
退
去
命
令