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新興国市場マンスリー3月号 - JPモルガン・アセット・マネジメント
Guide To Emerging Markets 新興国市場マンスリー 2016年3月 0 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 目次 新興国マンスリー 2016年2月 │ データ基準日:2016年1月末 P1 ………….. 目次 P2~3 ……… 新興国株式市場 P4 ………….. BRICS株式の見通し P5 ………….. 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場 本資料に記載の指数について ■ 以下に記載のインデックスは、J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシーが発表し ており、著作権はJ.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシーに帰属しております。 JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル(および構成各国指数) JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド(および構成各国指数) P6 ………….. アジア高利回り社債および新興国高利回り社債市場 JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数ストリップ・スプレッド P7 ………….. 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場(国別) JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade) P8 ………….. 現地通貨建て新興国債券および新興国通貨の見通し JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade)ブレンディッ ド・スプレッド P9~10.…….. 為替市場 JPモルガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド) P11 ………… 経済成長率 P12 ………… 世界の市場規模 P13 ………… 本資料をご覧いただく上での留意事項 JPモルガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド)ブレンディッド・スプレッド ■ 以下に記載のMSCIインデックスは、MSCI Inc.が発表しております。以下のインデック スに関する情報の確実性および完結性をMSCI Inc.は何ら保証するものではありませ ん。著作権はMSCI Inc.に帰属しております。 MSCIワールド・インデックス MSCI米国インデックス MSCI日本インデックス MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス(および構成各国指数) マーケット・レポートのご案内 最新のマーケット・レポートは、弊社HPからもダウンロードできますので、 併せてご活用ください。 http://www.jpmorganasset.co.jp/market/index.html 1 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 新興国株式市場 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 BRICS株式市場の推移 先進国および新興国の株式市場の推移 200 300 新興国株式市場(現地通貨ベース) 先進国株式市場(現地通貨ベース) 250 150 新興国株式市場(円ベース) 200 ブラジル ロシア インド 中国 南アフリカ 先進国株式市場(円ベース) 100 150 100 50 50 0 2011/2 2012/2 2013/2 2014/2 2015/2 0 2011/2 2016/2 2012/2 2013/2 2014/2 2015/2 2016/2 各市場の騰落率 年初来 新 先 3ヵ 月 6ヵ 月 1年 3年 5年 ・先進国株式市場:MSCIワールド・インデックス ・新興国株式市場:MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス (現地通貨ベースはPrice Index(価格指数)、円ベースは税引後配当込) -5.3% -6.6% -6.1% -16.7% -10.1% -9.2% ブラジル -1.7% -6.5% -10.2% -19.4% -25.4% -34.4% ロシア 3.2% -0.2% 0.9% -3.4% 3.8% -14.0% インド -10.9% -9.5% -12.0% -19.7% 19.0% 25.3% 中国 -14.7% -15.8% -13.4% -27.3% -19.4% -22.1% 南アフリカ -1.7% -5.5% -5.1% -9.6% 24.8% 51.8% ・上記チャートはいずれも過去5年間、計算基点を100として指数化 -7.1% -9.2% -5.4% -11.5% 18.6% 26.3% 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 米国 -5.9% -7.6% -2.8% -8.9% 26.8% 44.8% 日本 -16.3% -18.1% -16.0% -16.3% 30.3% 32.2% 興 進 国 国 2 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 ・ブラジル:MSCIブラジル・インデックス、ロシア:MSCIロシア・インデックス、 インド:MSCIインディア・インデックス、中国:MSCI中国インデックス、 南アフリカ:MSCI南アフリカ・インデックス、 米国:MSCI米国インデックス、日本:MSCI日本インデックス (上記はいずれも、Price Index(価格指数)、現地通貨ベース) 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 新興国株式市場 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 国別の月間騰落率 市場概況 新興国株式 当月、新興国株式市場*は前月末比でほぼ横ばいとなりました。上 0.0% 旬は根強い中国経済の減速懸念、原油価格の一段安、欧州の大 ブラジル 4.6% ロシア 手金融機関の決算が赤字となったことを背景とした信用不安など 1.6% 南アフリカ を嫌気し、投資家のリスク回避の姿勢が高まったことから下落しま -0.5% 中国 した。月後半は、欧州の金融信用不安が後退したこと、ロシアがサ -2.6% ウジアラビアなどの産油国と条件付きで原油増産の凍結に合意し、 -6.7% インド 資源安への警戒感が和らいだことなどから株価は反発したものの、 アラブ首長国連邦 12.7% ペルー 8.4% * MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス(価格指数、現地通貨ベース) 5.7% コロンビア カタール 5.5% エジプト 5.4% タイ 3.8% 台湾 3.8% トルコ 当月の主な変動要因 △アラブ首長国連邦は、米国に次いで2番目の原油消費国である 中国の中央銀行が金融刺激政策を強調したことで、原油の安定 3.3% インドネシア 的な需要が見込まれ、株価は上昇しました。 3.0% ポーランド 2.2% 韓国 0.6% メキシコ 0.4% チリ -0.5% フィリピン -0.7% マレーシア 月間では僅かに下落しました。 ▼インドは、民間大手銀行が発表した10-12月期の前年同期比 での利益の伸びが6年ぶりの低さだったことなど企業決算が失望 する内容だったことを受け、資金流出と世界経済の見通しに対す る懸念が強まり、株価は下落しました。 -1.1% ハンガリー -4.0% チェコ -10.3% ギリシャ -10.5% -15% -10% -5% 0% 5% 10% 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 3 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 15% ・国別の月間騰落率は、MSCIエマージング・マーケッツ・インデックスの各国指数 (Price Index(価格指数)、現地通貨ベース)をもとに算出。 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 BRICS株式の見通し 各国の見通し 予想PER (倍) PBR (倍) 予想EPS 成長率 (%) ル ◆米系大手格付け会社ムーディーズがブラジル国債の信用格付けを2段階引き下げて その他の大手格付け会社と同様に「投機的等級」としたことで、同国の財政再建の道 のりはより厳しいものとなったと考えられます。 ◆また、悪化する財政状況、国営石油会社の汚職疑惑をめぐる捜査「オペレーション・ カーウォッシュ(洗車作戦)」の一環としてルセフ大統領の選挙参謀が逮捕されたこと、 また依然として続く経済不況には留意が必要であると考えています。 11.3 1.2 19.0 ア ◆原油価格の変動性が引き続き高い状態が続くと見られ、通貨ルーブルの主要通貨 に対する値動きもこれに連動すると見られることから実質GDP(国内総生産)成長率は 昨年比横ばいからマイナスの水準で推移すると考えています。 ◆一方で、国有企業を中心に配当利回りは4-5%と、引き続き魅力的な水準で推移す ると見られ、バリュエーション妙味も高いと考えられます。 6.2 0.6 8.6 ド ◆短期的には中国人民元の動向や中国の景況感をはじめ、世界的な経済の先行き不 透明感を背景に値動きの激しい展開が続く可能性があります。 ◆原油需要の8割を輸入に頼っているため、原油価格の下落が追い風となり、中長期 的な景気や企業業績の回復をサポートすると考えられます。 18.3 2.7 10.5 国 ◆昨年来の金融緩和措置や財政刺激策等によって、足元の不動産や自動車等の消 費に回復基調が見られ、これまでも幾度か提起された中国バブル崩壊論が現実化す る可能性は低いと考えます。 ◆また、全国人民代表大会でも経済の安定を前提とした政策が確認されると考えま す。 9.1 1.2 2.4 南 ア フ リ カ ◆需要の低迷や、執拗な高インフレに悩まされており、経済を活性化させる政策の選 択肢が限定的となっています。 ◆また、通貨ランドは非常に割安な水準にあるものの、引き続き株式市場の重石にな るものと考えられます。 15.3 2.2 17.8 ブ ロ イ ラ ジ シ ン 良好 中立 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 中 慎重 ・上記内容はJ.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インク グローバル・エマージング株式運用グループの見通しを反映しており、予告なく変更されることがあります。 ・予想PERおよび過去のPBRは基準日時点、予想EPS成長率はデータ作成時点で取得可能なブルームバーグのデータを使用しています。 出所:ブルームバーグ 4 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 上記は将来の成果を保証するものではありません。 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場 現地通貨建て新興国債券市場の推移 米ドル建て新興国債券市場とスプレッド(利回り格差)の推移 180 16% 220 220 200 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 現地通貨建て債券(現地通貨ベース) スプレッド[右軸] 200 現地通貨建て債券(円ベース) 14% 米ドル建て債券(米ドルベース)[左軸] 180 12% 米ドル建て債券(円ベース)[左軸] 160 160 10% 140 140 8% 120 120 6% 100 100 4% 80 80 2% 60 2011/02 2012/02 2013/02 2014/02 2015/02 2016/02 ・現地通貨建て債券:JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル指数、米ドル建て 債券:JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数(円ベースはJPモルガン・アセット・ マネジメント(株)にて円換算)、スプレッド:JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指 数ストリップ・スプレッド ・上記チャートはいずれも過去5年間、指数値については計算基点を100として指数化 60 2011/02 2012/02 2013/02 2014/02 2015/02 0% 2016/02 スプレッド(利回り格差) 新興国国債が米国国債に比べて何%上乗せした利回りで取引されているかを表します。 スプレッドの縮小は新興国の債券が米国国債より選好されたこと、拡大はその逆を意味します。 出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー、ブルームバーグをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 市場概況 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 現地通貨建て新興国債券市場 米ドル建て新興国債券市場 当月の現地通貨建て新興国債券市場*1は月間で0.7%上昇しました。 当月の米ドル建て新興国債券市場*2は月間で1.9%上昇しました。 当月は、主要産油国が原油増産凍結について合意に達したことなどを背景に 商品市況が底堅く推移したことから、商品輸出国が相対的に良好なパフォーマ ンスとなりました。 新興国国債利回りの低下幅が、米国国債利回りの低下幅を上回ったため、ス プレッドは縮小しました。 国別では、インドネシアは、インフレ圧力が低下していることを受けてインドネシ ア中銀が利下げを実施したことなどを背景に上昇しました。 *1 JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル指数(現地通貨ベース) 5 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 国別では、アルゼンチンは、債務不履行問題について債務再編を拒否してい た主要債権者と和解案で基本合意したことなどを受けて、上昇しました。 *2 JPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数(米ドルベース) アジア高利回り社債および新興国高利回り社債市場 米ドル建て新興国高利回り社債市場とスプレッドの推移 米ドル建てアジア高利回り社債市場とスプレッドの推移 240 220 スプレッド[右軸] 米ドル建てアジア高利回り社債(米ドルベース)[左軸] 米ドル建てアジア高利回り社債(円ベース)[左軸] 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 50% 240 45% 220 50% スプレッド[右軸] 45% 米ドル建て新興国高利回り社債(米ドルベース)[左軸] 40% 200 180 35% 180 35% 160 30% 160 30% 140 25% 140 25% 120 20% 120 20% 100 15% 100 15% 80 10% 80 10% 60 5% 60 5% 200 40 2011/02 2012/02 2013/02 2014/02 2015/02 0% 2016/02 ・米ドル建てアジア高利回り社債: JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade) (米ドルベース) (円ベースはJPモルガン・アセット・マネジメント(株)にて円 換算)、スプレッド: JPモルガン・アジア・クレジット指数(Corporate, Non Investment Grade)ブレ ンディッド・スプレッド 40 2011/02 40% 米ドル建て新興国高利回り社債(円ベース)[左軸] 2012/02 2013/02 2014/02 2015/02 0% 2016/02 ・米ドル建て新興国高利回り社債:JPモルガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド)(米ドル ベース)(円ベースはJPモルガン・アセット・マネジメント(株)にて円換算)、スプレッド: JPモル ガンCEMBIブロード指数(ハイ・イールド) ブレンディッド・スプレッド 上記チャートはいずれも過去5年間、指数値については計算基点を100として指数化 出所:ブルームバーグをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 6 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 現地通貨建ておよび米ドル建て新興国債券市場(国別) 現地通貨建て債券 米ドル建て債券 月間騰落率 6.1% メキシコ -0.2% 2.2% ポーランド 0.9% 1.1% インドネシア トルコ 1.4% トルコ 0% 10% 8.5% 2.7% メキシコ 5.5% インドネシア 2.1% インドネシア 5.4% トルコ 5.2% 10% 0.2% フィリピン 1.3% フィリピン ロシア 1.9% ロシア 5.5% アルゼンチン 10.4% 0% 利回り メキシコ トルコ 9.7% 南アフリカ -0.8% インドネシア -10% 14.8% ブラジル 1.8% ポーランド 南アフリカ 月間騰落率 利回り ブラジル メキシコ 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 20% -10% 0% 10% 3.2% 4.7% 6.6% アルゼンチン 0% 10% 20% ・グラフデータは、JPモルガンGBI-エマージング・マーケッツ・グローバル指数(現地通貨ベース)およびJPモルガンEMBIグローバル・ディバーシファイド指数(米ドルベース)の各国指数をもとに算出。 出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 7 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 現地通貨建て新興国債券および新興国通貨の見通し 債券 ブ ラ ジ ル 通貨 債券 メ キ シ コ 通貨 債券 ポ ー ラ ン ド 通貨 良好 債券 南 ア フ リ カ 通貨 中立 債券 インドネシア 通貨 慎重 債券 ト ル コ 通貨 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 インフレ率 各国の見通し ( 前年比、%) 下段:前月変化 ◆債券については、利上げ期待を織り込んで、バリュエーションが改善している短期ゾーンの投資 妙味が高いと考えています。 ◆インフレ率については、マイナス成長が予想されることから、低下を見込むものの、輸入物価の上 昇などを主因に、ブラジル中央銀行のターゲットレンジ(4.5%)を依然上回って推移すると見ていま す。 <2016/1> ◆債券については強気に見ているものの、金融政策については、メキシコ・ペソが軟調に推移してい ることから、メキシコ中央銀行は利上げを実施する可能性があると見ています。 ◆構造改革や景気拡大が続く米国経済の恩恵を受けると期待されることから、引き続き相対的に 良好な経済環境が続くと予想します。 ◆債券については中立に見ているものの、商品価格の低迷が長期化していることからECB(欧州中 央銀行)による追加金融緩和の実施が期待できることは支援材料になると見ています。 ◆歳出の増大などの懸念材料を抱えていることから、引き続き同国政府の政策運営については留 意が必要であると考えます。 ◆債券については中立に見ているものの、財政緊縮や構造改革の取り組みが進展する場合には投 資妙味が高まると考えます。 ◆為替については、景気見通しが厳しいことや、政策に対する信認を欠くと懸念されることから慎重 に見ています。 10.71 (前月変化) 政策金利 (%) 14.25 0.04 <2016/1> 2.61 (前月変化) 3.75 0.48 <2016/1> ▲ 0.70 (前月変化) 1.50 ▲ 0.20 <2016/1> 6.20 (前月変化) 6.75 1.00 <2016/1> ◆債券については、国内投資家からの底堅い需要などがサポート要因になると見ています。 ◆金融政策については、インドネシア・ルピア相場が安定していることや、原油価格の下落を背景に インフレ見通しが落ち着いていることから、追加利下げの余地があると見ています。 ◆消費者信頼感が改善したことなどを受けて経済成長率が高まっていることは支援材料になると見 ています。持続的な経済成長には、政権公約である構造改革を遂行することが重要であると考えま す。 ◆為替については、資本流出の懸念があることから慎重に見ています。 4.14 (前月変化) 7.00 0.79 <2016/1> 9.58 (前月変化) 0.77 7.50 信用格付け S&P (前月変化) Moody's ( 前月変化) BB Ba2 ↓ ↓ A A3 → → A- A2 → → BBB+ Baa2 → → BB+ Baa3 → → BBB- Baa3 → → ・上記内容はJ.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インク グローバル債券運用グループ エマージング債券運用チームの見通しを反映しており、予告なく変更されることがあります。 ・インフレ率は消費者物価指数、政策金利は各国が政策金利としている金利、信用格付けは自国通貨建て長期債格付けで、いずれもデータ基準日時点で取得可能なブルームバーグのデータを使 用しています。 出所:ブルームバーグ 8 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 上記は将来の成果を保証するものではありません。 為替市場(対円)(過去5年間) 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 各通貨の騰落率(対円) 新興国通貨の推移 60 50 インドネシア・ルピア 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 ブラジル・レアル 70 1.4 1.2 1.0 30 20 11/02 12/02 13/02 14/02 15/02 40 0.6 12/02 13/02 14/02 15/02 16/02 メキシコ・ペソ 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 ポーランド・ズロチ 50 0.8 0.4 11/02 16/02 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 40 12 10 8 20 10 11/02 12/02 13/02 14/02 15/02 15 4 12/02 13/02 14/02 15/02 16/02 トルコ・リラ 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 南アフリカ・ランド 20 6 2 11/02 16/02 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 30 100 80 60 5 0 11/02 12/02 13/02 14/02 15/02 16/02 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 10 40 20 0 11/02 12/02 13/02 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 9 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 14/02 15/02 16/02 1ヵ月 3ヵ月 6ヵ月 1年 3年 5年 ブラジル レアル -4.6% -11.6% -16.5% -31.0% -39.4% -42.5% インドネシア ルピア -3.9% -4.9% -2.0% ポーランド ズロチ -4.8% -7.3% -12.2% -12.5% メキシコ ペソ -6.4% -16.6% -14.3% -22.2% -14.2% 南アフリカ ランド -6.5% -17.8% -22.7% -31.9% -32.6% -40.0% トルコリラ -6.5% -9.8% -8.3% -19.5% -25.7% -25.5% アメリカ ドル -6.5% -8.2% -6.9% -5.4% -8.4% -11.3% -8.9% -2.8% -0.9% 22.5% -8.5% 38.0% ・為替レートはブルームバーグのスポットレート(コンポジット:東京)を使用 ・インドネシア・ルピアは100通貨単位のレート 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 為替市場(対円)(過去1年間) 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 新興国通貨の推移 40 20 15/02 15/05 15/08 15/11 0.9 0.8 15/05 15/08 15/11 メキシコ・ペソ 9 8 市場概況 当月の為替市場では、リスク回避的な市場環境となっ たことから円高が進行し、新興国通貨は概ね対円で下 落しました。 16/02 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 ポーランド・ズロチ 40 1.0 0.7 15/02 16/02 インドネシア・ルピア 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 30 1.1 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 ブラジル・レアル 50 35 メキシコ・ペソは、月前半に原油価格が軟調に推移し、 国営石油会社の油田開発が遅れるとの懸念が高まっ たことなどを材料に、対円で大幅に下落しました。中旬 にメキシコ中央銀行が利上げを実施したことなどから 25 15/02 15/05 15/08 15/11 11 10 8 7 6 15/02 15/05 15/08 15/11 16/02 15/08 15/11 16/02 50 45 40 15/05 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 10 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 15/08 しました。 ブラジル・レアルは、月前半に市場環境がリスク回避 予想を下回ったことなどから、対円で下落しました。な トルコ・リラ 55 35 15/02 反発上昇した局面があったものの、月を通じては下落 的となったことや、2015年12月の鉱工業生産が市場 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 9 15/05 現地通貨高 円安 現地通貨高 円安 南アフリカ・ランド 12 6 5 15/02 16/02 現地通貨安 円高 現地通貨安 円高 30 7 15/11 お、原油増産凍結を材料に同国株式市場が上昇した ことを主因に米ドルに対しては堅調に推移しました。 ・為替レートはブルームバーグのスポットレート(コンポジット:東京)を使用 ・インドネシア・ルピアは100通貨単位のレート 16/02 出所:ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 経済成長率 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 経済成長率 (四半期 : 前年同期比) の推移 経済成長率 <IMF (国際通貨基金)> 2014年 2015年 2016年 (予測値) (%) 4.6% 4.0% 4.3% 9 ブ ラ ジ ル 0.1% -3.8% -3.5% ロ ア 0.6% -3.7% -1.0% *2 7.3% 7.3% 7.5% 国 7.3% 6.9% 6.3% 南 ア フ リカ 1.5% 1.3% 0.7% *1 2.9% 3.0% 2.9% メ キ シ コ 2.3% 2.5% 2.6% 新 興 国 シ イ ン ド 中 ト ル コ ポー ラ ンド *1 3.4% 3.5% 3.5% インドネシア *1 5.0% 4.7% 5.1% 1.8% 1.9% 2.1% 国 2.4% 2.5% 2.6% ユ ー ロ 圏 0.9% 1.5% 1.7% 日 0.0% 0.6% 1.0% 先 米 進 国 本 7 ブラジル ロシア 5 インド 中国 3 南アフリカ トルコ 1 メキシコ -1 ポーランド インドネシア -3 -5 2014/12 2015/3 2015/6 2015/9 2015/12 ・経済成長率はGDP(国内総生産、前年比)を使用。 ・上左図の数値は、2016年1月現在のIMFデータを使用。 *1の国については2015年10月現在のIMFデータを使用し、2015年のデータは予測値。 *2の国については会計年度ベース(4月1日~翌年3 月31日)の数値。 ・上右図は、データ基準日時点で取得可能なデータをもとに作成。 出所: IMF World Economic Outlook Update, Janurary 2016 、IMF World Economic Outlook Database, October 2015 、ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績およびIMFの予想値であり、将来の成果を保証するものではありません。 11 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 世界の市場規模 新興国マンスリー 2016年3月 │ データ基準日:2016年2月末 ロシア ポーランド トルコ 中国 メキシコ インド インドネシア ブラジル 株式市場 債券市場 南アフリカ ・単位:億米ドル ・債券は、現地通貨建て債券市場 ・株式市場はMSCIの各国インデックスの時価総額、債券市場はGBI-エマージング・マーケッツ・ブロードの各国インデックスの時価総額をそれぞれ使用 ・データ基準日時点で取得可能なデータを使用 出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー、MSCI、ブルームバーグのデータをもとにJPモルガン・アセット・マネジメント(株)作成 上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。 12 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。 本資料をご覧いただく上での留意事項 投資信託に係るリスクについて 投資信託は一般的に、株式、債券等様々な有価証券へ投資します。有価証券は市場環境、有価証券の発行会社の業績、金利の変動等により価格が変動するため、投資信託 の基準価額も変動し、損失を被ることがあります。また、外貨建の資産に投資する場合には、為替の変動により損失を被ることがあります。そのため、投資信託は元本が保証さ れているものではありません。投資信託は預貯金と異なります。 又、投資信託は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、ご投資に当たって は各投資信託の投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。 投資信託に係る重要な事項について ・投資信託によっては、海外の証券取引所の休業日等に、購入、換金の申し込みの受付を行わない場合があります。 ・投資信託によっては、クローズド期間として、原則として換金が行えない期間が設けられていることや、1回の換金(解約)金額に制限が設けられている場合があります。 ・分配金の額は、投資信託の運用状況等により委託会社が決定するものであり、将来分配金の額が減額されることや、分配金が支払われないことがあります。 投資信託に係る費用について 投資信託では、一般的に以下のような手数料がかかります。手数料率はファンドによって異なり、下記以外の手数料がかかること、または、一部の手数料がかからない場合もあ るため、詳細は各ファンドの販売会社へお問い合わせいただくか、各ファンドの投資信託説明書(交付目論見書)等をご覧ください。 投資信託の購入時:購入時手数料(上限3.78%(税抜3.5%))、信託財産留保額 投資信託の換金時:換金(解約)手数料、信託財産留保額(上限0.5%) 投資信託の保有時:運用管理費用(信託報酬)(上限年率2.052%(税抜1.9%))、監査費用(上限年間324万円(税抜300万円)) *費用の料率につきましては、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が設定・運用するすべての公募投資信託のうち、徴収するそれぞれの費用における最高の料率を記載 しております。 運用管理費用(信託報酬)、監査費用は、信託財産の中から日々控除され、間接的に受益者の負担となります。その他に有価証券売買時の売買委託手数料、外貨建資産の保 管費用、信託財産における租税費用等が実費としてかかります。また、他の投資信託へ投資する投資信託の場合には、当該投資信託において上記の費用がかかることがあり ます。また、一定の条件のもと目論見書の印刷に要する実費相当額が、信託財産中から支払われる場合があります。 <投資信託委託会社> JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会/日本証券業協会/一般社団法人第二種金融商品取引業協会 本資料はJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(以下、「当社」という。)が作成したものです。本資料は投資に係る参考情報を提供することを目的とし、特定の有価証券の 勧誘を目的として作成したものではありません。また、当社が販売会社として直接説明するために作成したものではありません。当社は信頼性が高いとみなす情報等に基づい て本資料を作成しておりますが、当該情報が正確であることを保証するものではなく、当社は、本資料に記載された情報を使用することによりお客様が投資運用を行った結果 被った損害を補償いたしません。本資料に記載された意見・見通しは表記時点での当社および当社グループの判断を反映したものであり、将来の市場環境の変動や、当該意 見・見通しの実現を保証するものではございません。また、当該意見・見通しは将来予告なしに変更されることがあります。 13 | 本資料に記載されているリスク、費用、留意事項等を必ずご覧ください。