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レギュレータシステム [取扱い説明書]

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レギュレータシステム [取扱い説明書]
レギュレータシステム
■メンテナンス、
修理等についてのお問い合せは、SCUBAPRO UWATEC JAPAN eサポートTECセンターまで
「SCUBAPRO UWATEC JAPAN eサポートTECセンター」
〒231-0801 横浜市中区新山下3-9-1
ダイワコーポレーション新山下営業所内
Tel.045-489-4801 Fax.045-628-1541 www.eserv.jp
SCUBAPRO UWATEC JAPAN
www.scubapro.co.jp
*本取扱い説明書の無断転載および複写を固く禁じます。
ALL RIGHTS RESERVED 2010.5 SCUBAPRO
ASIA LTD. B3
C
[取扱い説明書]
レギュレータシステム
■メンテナンス、
修理等についてのお問い合せは、SCUBAPRO UWATEC JAPAN eサポートTECセンターまで
「SCUBAPRO UWATEC JAPAN eサポートTECセンター」
〒231-0801 横浜市中区新山下3-9-1
ダイワコーポレーション新山下営業所内
Tel.045-489-4801 Fax.045-628-1541 www.eserv.jp
SCUBAPRO UWATEC JAPAN
www.scubapro.co.jp
*本取扱い説明書の無断転載および複写を固く禁じます。
ALL RIGHTS RESERVED 2010.5 SCUBAPRO
ASIA LTD. B3
C
[取扱い説明書]
取扱い説明書
ダイビング器材の不適切な使用および誤用は、重大な障害または最悪な場合は死亡に至るお
それがあります。
本製品をお使いになる前に
このたびは弊社製品をお買い上げいただきありがとうございます。
〈安全上のご注意〉
●製品の機能を十分にご理解いただき、効果的にお使いいただくために、ご使用
前に本取扱い説明書を必ずお読み下さい。またお読みなられた後はいつでも見
られる場所に保存いただき、
ご不明な点がありましたら再度お読み下さい。
●本書ではマーク表示を用いて、安全上の注意事項や警告をご説明しています。
安全に関する重要な事項ですので、必ず理解し、守って下さい。
注意!
●危険な状況を早期に回避するために、守るべき事項。
障害を負う可能性や物的損害の発生が予測されます。
警告!
●必ず守るべき事項。
死亡あるいは重傷を負う可能性があります。
本製品を使用する前および使用時には、この取扱い説明書および付属の用紙、本製品に添付してある全て
のタグ等を注意深く最後まで読み、理解しなくてはいけません。そして全ての指示と、安全に関する注意に
従わなければなりません。
本製品を安全に使うためには、水泳やスキューバダイビング、浮力コントロール、緊急浮力スキル等に関する
正しいトレーニングが不可欠です。ダイビング器材は、これらスキルの代わりではありません。
本製品を使用するダイバーは、一般的に認知されている指導団体の推奨事項およびアドバイスを、ダイビン
グのたびに守ることが大切です。ダイビングを行う前には、Cカードを取得するなど、ダイビングに関する理
論と実践の講習を完全に修了していなくてはいけません。
本取扱い説明書は、参考のために常備しておいて下さい。
本取扱い説明書は定期的に、またダイビングの前に、参照して下さい。
質問やお問い合わせは、SCUBAPRO UWATEC JAPANあるいは、SCUBAPRO UWATEC 正規製品取
扱い店までお寄せ下さい。
レギュレータに関するEU規格 EN250:2000認可。
さらに低水温環境での使用に関しCEマークも取得
SCUBAPROのレギュレータはすべて、
「レギュレータに関するEU
(欧州連合)
規格 EN250:2000」
を満たし認可され
ています。
さらにT.I.S.
(断熱システム)
およびAF
(アンチフリーズシステム)
を搭載しているSCUBAPRO 1stステージ
は、
低水温の環境下で使用可能です。
それらSCUBAPRO 1stステージは、
低水温という環境下までを考慮した製品と
して、
その品質と安全性において欧州連合
(EU)
の厳しい規格をクリアし、
その証として
「CEマーク」
を受領しています。
以下の注意を読まなかったり理解しなかった場合、あるいは以下の注意に従わない場合、重
大な障害または最悪な場合は死亡に至るおそれがあります。
年に1度のオーバーホールを受けて下さい。
レギュレータシステムを常にベストコンディションでお使いいただくために、入念なチェックも行う、正規
製品取扱い店または認定されたメンテナンス業者、SCUBAPRO UWATEC JAPANでのオーバー
ホールを年に1度受けて下さい。
ダイビング前とダイビング後には、必ず本製品を点検して下さい。
1
取扱い説明書
ダイビング器材の不適切な使用および誤用は、重大な障害または最悪な場合は死亡に至るお
それがあります。
本製品をお使いになる前に
このたびは弊社製品をお買い上げいただきありがとうございます。
〈安全上のご注意〉
●製品の機能を十分にご理解いただき、効果的にお使いいただくために、ご使用
前に本取扱い説明書を必ずお読み下さい。またお読みなられた後はいつでも見
られる場所に保存いただき、
ご不明な点がありましたら再度お読み下さい。
●本書ではマーク表示を用いて、安全上の注意事項や警告をご説明しています。
安全に関する重要な事項ですので、必ず理解し、守って下さい。
注意!
●危険な状況を早期に回避するために、守るべき事項。
障害を負う可能性や物的損害の発生が予測されます。
警告!
●必ず守るべき事項。
死亡あるいは重傷を負う可能性があります。
本製品を使用する前および使用時には、この取扱い説明書および付属の用紙、本製品に添付してある全て
のタグ等を注意深く最後まで読み、理解しなくてはいけません。そして全ての指示と、安全に関する注意に
従わなければなりません。
本製品を安全に使うためには、水泳やスキューバダイビング、浮力コントロール、緊急浮力スキル等に関する
正しいトレーニングが不可欠です。ダイビング器材は、これらスキルの代わりではありません。
本製品を使用するダイバーは、一般的に認知されている指導団体の推奨事項およびアドバイスを、ダイビン
グのたびに守ることが大切です。ダイビングを行う前には、Cカードを取得するなど、ダイビングに関する理
論と実践の講習を完全に修了していなくてはいけません。
本取扱い説明書は、参考のために常備しておいて下さい。
本取扱い説明書は定期的に、またダイビングの前に、参照して下さい。
質問やお問い合わせは、SCUBAPRO UWATEC JAPANあるいは、SCUBAPRO UWATEC 正規製品取
扱い店までお寄せ下さい。
レギュレータに関するEU規格 EN250:2000認可。
さらに低水温環境での使用に関しCEマークも取得
SCUBAPROのレギュレータはすべて、
「レギュレータに関するEU
(欧州連合)
規格 EN250:2000」
を満たし認可され
ています。
さらにT.I.S.
(断熱システム)
およびAF
(アンチフリーズシステム)
を搭載しているSCUBAPRO 1stステージ
は、
低水温の環境下で使用可能です。
それらSCUBAPRO 1stステージは、
低水温という環境下までを考慮した製品と
して、
その品質と安全性において欧州連合
(EU)
の厳しい規格をクリアし、
その証として
「CEマーク」
を受領しています。
以下の注意を読まなかったり理解しなかった場合、あるいは以下の注意に従わない場合、重
大な障害または最悪な場合は死亡に至るおそれがあります。
年に1度のオーバーホールを受けて下さい。
レギュレータシステムを常にベストコンディションでお使いいただくために、入念なチェックも行う、正規
製品取扱い店または認定されたメンテナンス業者、SCUBAPRO UWATEC JAPANでのオーバー
ホールを年に1度受けて下さい。
ダイビング前とダイビング後には、必ず本製品を点検して下さい。
1
REGULATOR SYSTEMS
1.必ずお読み下さい! 安全のための重要なポイント………………………………………… 4
2.必ずお読み下さい! 用語/用途 ………………………………………………………………… 4
3.必ずお読み下さい! 安全のための尊守事項………………………………………………… 5
4.レギュレータシステムの各部名称 ……………………………………………………………… 6
5.SCUBAPROのテクノロジー ……………………………………………………………………… 7
目 次
5.1) EU / USAで 特 許 を 取 得 し たAF(ア ン チ フ リ ーズ シ ス テム )
とT.I.S.
( 断 熱 シ ス テム)… … … 7
5.2) 1stステージのタンクバルブへの接続…………………………………………………………… 7
5.3) 円錐形の焼結フィルター…………………………………………………………………………… 7
ケーブコーンシート……………………………………………………… 7
5.4) 特許取得のHP
(高圧)
5.5) ダウンストリームバルブ機 能…………………………………………………………………… 7
5.6) シリアルナンバー…………………………………………………………………………………… 8
5.7) 2ndステージに高純 度シリコン素材を採 用…………………………………………………… 8
5.8) 互 換 性の高い部 品………………………………………………………………………………… 8
5.9) LIMITED LIFETIME WARRANTY(リミテ ッド ラ イ フ タ イム・ワ ラン ティ)… … … … … … … … 8
5.10)レギュレータに関するEU規 格 EN250:2000認 可。さらに低 水 温 環 境 での 使 用に関しCEマークも取 得 … 8
5.11)V.I.V.A. ……………………………………………………………………………………………… 9
5.12)1stステ ージ MK25HP/ MK25AF(バランスピ ストン・テ クノロジ ー)… … … … … … … … … 11
5.13)1stステ ージ MK11(バランスダイアフラム・テクノロジー)… … … … … … … … … … … … … … 12
5.14)2ndステージ R295 …………………………………………………………………………… 13
5.15)2ndス テ ー ジ … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 13
5.16)2ndステージ A700 …………………………………………………………………………… 14
5.17)2ndステージ S600 …………………………………………………………………………… 16
5.18)2ndステージ G250V ………………………………………………………………………… 18
5.19)2ndステージ C300 …………………………………………………………………………… 19
6.テクニカルインフォメーション一覧…………………………………………………………… 20
7.使用の準備……………………………………………………………………………………………… 21
7.1)ダイビングの前に、常に行って下さい……………………………………………………………… 21
8.ダイビングで器材を使用する時に……………………………………………………………… 22
8.1)ダイビング前の注意点……………………………………………………………………………… 22
8.2)低水温環境で行うダイビング時の、注意点……………………………………………………… 22
9.使用後の手順 ………………………………………………………………………………………… 23
10.手入れと注意………………………………………………………………………………………… 23
11.保証について………………………………………………………………………………………… 24
11.1)LIMITED LIFETIME WARRANTY(リ ミ テ ッ ド ラ イ フ タ イ ム・ワ ラ ン テ ィ)… … … … … … … 24
11.2)無 償・製品保証…………………………………………………………………………………… 24
オーバーホール時に必要な交換指定パーツ
11. 3)A N N UA L R E P L AC E M E N T PA R T S P R O G R A M( )
… 24
を、永続的に無償で提供するプログラム
12.トラブルシューティング………………………………………………………………………… 24
13. ナイトロックスについて…………………………………………………………………………… ……25
2
3
REGULATOR SYSTEMS
1.必ずお読み下さい! 安全のための重要なポイント………………………………………… 4
2.必ずお読み下さい! 用語/用途 ………………………………………………………………… 4
3.必ずお読み下さい! 安全のための尊守事項………………………………………………… 5
4.レギュレータシステムの各部名称 ……………………………………………………………… 6
5.SCUBAPROのテクノロジー ……………………………………………………………………… 7
目 次
5.1) EU / USAで 特 許 を 取 得 し たAF(ア ン チ フ リ ーズ シ ス テム )
とT.I.S.
( 断 熱 シ ス テム)… … … 7
5.2) 1stステージのタンクバルブへの接続…………………………………………………………… 7
5.3) 円錐形の焼結フィルター…………………………………………………………………………… 7
ケーブコーンシート……………………………………………………… 7
5.4) 特許取得のHP
(高圧)
5.5) ダウンストリームバルブ機 能…………………………………………………………………… 7
5.6) シリアルナンバー…………………………………………………………………………………… 8
5.7) 2ndステージに高純 度シリコン素材を採 用…………………………………………………… 8
5.8) 互 換 性の高い部 品………………………………………………………………………………… 8
5.9) LIMITED LIFETIME WARRANTY(リミテ ッド ラ イ フ タ イム・ワ ラン ティ)… … … … … … … … 8
5.10)レギュレータに関するEU規 格 EN250:2000認 可。さらに低 水 温 環 境 での 使 用に関しCEマークも取 得 … 8
5.11)V.I.V.A. ……………………………………………………………………………………………… 9
5.12)1stステ ージ MK25HP/ MK25AF(バランスピ ストン・テ クノロジ ー)… … … … … … … … … 11
5.13)1stステ ージ MK11(バランスダイアフラム・テクノロジー)… … … … … … … … … … … … … … 12
5.14)2ndステージ R295 …………………………………………………………………………… 13
5.15)2ndス テ ー ジ … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 13
5.16)2ndステージ A700 …………………………………………………………………………… 14
5.17)2ndステージ S600 …………………………………………………………………………… 16
5.18)2ndステージ G250V ………………………………………………………………………… 18
5.19)2ndステージ C300 …………………………………………………………………………… 19
6.テクニカルインフォメーション一覧…………………………………………………………… 20
7.使用の準備……………………………………………………………………………………………… 21
7.1)ダイビングの前に、常に行って下さい……………………………………………………………… 21
8.ダイビングで器材を使用する時に……………………………………………………………… 22
8.1)ダイビング前の注意点……………………………………………………………………………… 22
8.2)低水温環境で行うダイビング時の、注意点……………………………………………………… 22
9.使用後の手順 ………………………………………………………………………………………… 23
10.手入れと注意………………………………………………………………………………………… 23
11.保証について………………………………………………………………………………………… 24
11.1)LIMITED LIFETIME WARRANTY(リ ミ テ ッ ド ラ イ フ タ イ ム・ワ ラ ン テ ィ)… … … … … … … 24
11.2)無 償・製品保証…………………………………………………………………………………… 24
オーバーホール時に必要な交換指定パーツ
11. 3)A N N UA L R E P L AC E M E N T PA R T S P R O G R A M( )
… 24
を、永続的に無償で提供するプログラム
12.トラブルシューティング………………………………………………………………………… 24
13. ナイトロックスについて…………………………………………………………………………… ……25
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3
1.必ずお読み下さい!安全のための重要なポイント
本製品を使用する前に、この取扱い説明書を注意深く、最後までお読み下さい。
SCUBAPRO製品使用時には、高い安全性を確保するため以下のことに注意して下さい:
a. 本製品を使用する前に、本取扱い説明書を注意深く最後まで読み、理解し、説明に従わなくてはなりません。
b. 本製品は、本取扱い説明書内に記された用途および、SCUBAPRO UWATEC JAPANから書面で承諾を得た目
的にのみ使用されなくてはいけません。
c. SCUBAPROのレギュレータはすべて、
「レギュレータに関するEU(欧州連合)規格 EN 250 : 2000」を満たし認
可されています。
このEN250に従って、
同時に2人以上が呼吸することを想定して造られておりません。
本製品を2人
以上のダイバーが同時に使った場合、
低水温性能および呼吸性能がEN250の必要条件を満たさない場合があります。
d. SCUBAPROのレギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)には、毎年、1年に1度のオーバーホールを受けていただ
くことを条件に、オーバーホール時に必要な当社レギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)の交換用指定パー
ツを、永続的に、無償でご提供する「ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM」をご用意しています。
詳しくは別紙「ファーストオーナー様対象 製品保証とサポートプログラム LIMITED LIFETIME WARRANTY
with ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM」をご覧下さい。
*ユーザー登録をして頂いたファーストオーナー様(弊社にユーザー登録を行ったご本人様)が対象です。諸規定等がございますので、必
ず別紙をご覧下さい。
e. レギュレータシステムを常にベストコンディションでお使いいただくために、
入念なチェックも行う正規製品取扱い店ま
たは認定されたメンテナンス業者、
SCUBAPRO UWATEC JAPANでのオーバーホールを年に1度受けて下さい。
f. SCUBAPRO UWATEC JAPANが認める技術者以外による分解、修理、改造が行われた場合、誤使用、濫用、不
適当な使用、乱暴な扱いがされた場合等は、本製品の正しくかつ安全な機能に関する法的責任は所有者および使用者
に移ります。
2.必ずお読み下さい! 用語/用途
レクリエーショナル・ダイビング用器材のひとつに、SCUBA(self-contained, open circuit compressed air
underwater breathing apparatus:自給式呼吸装置)があります。水中のダイバーは、SCUBA器材により、タン
ク内の圧縮空気をはじめとするガスを呼吸できるのです。SCUBA器材のひとつであるレギュレータシステムは、タンク
内の圧縮空気や混合ガスを減圧し、必要に応じダイバーに供給します。またレギュレータシステムには、残圧計を接続す
るためのHP(高圧)ポートや、B.C.をはじめとする浮力コントロール、ドライスーツ、その他器材を接続するためのLP
(中圧)ポートを備えています。
本取扱い説明書では表記を簡単にするために、ファーストステージを「1stス
テージ」、セカンドステージを「2ndステージ」と表記します。
スキューバダイビングをする場合に、必ず必要な器材:
EN250:2000は、ヨーロッパでのレクリエーション用SCUBA器材の最低必要条件を規制する標準規格です。SCUBAPROの
器材はEN250:2000に従っています。EN250:2000では、SCUBA器材が「最小限」以下の器材から構成されているよう求め
ています:
圧縮空気用タンク:EU基準に合致する国内規定を遵守しているもの。
●
レギュレータ:1stステージと2ndステージのセット。
●
マスクとマウスピース、フルフェイス・マスクまたはダイビングヘルメット。
●
圧縮空気用タンクのフレームまたはタンクを支えられ、ハーネスを取り付けられるもの。
●
安全システム(少なくとも以下のうち、ひとつが必要です)
●
a.残圧計
b.リザーブバルブ
c.残圧を警告するための器材
●
取扱い説明書を添付していること。
3.必ずお読み下さい! 安全のための遵守事項
一般的に認知されている指導団体によるベーシックのオープンウォーターダイビング以上のトレーニングを受講し、認定
書(Cカード)を取得したダイバー以外の使用は禁止されています。
本取扱い説明書は、ダイビング指導や講習の代わりではありません!
ダイビングを安全に楽しむためには、普段からの健康管理や体力、コンディション作りをしておくことが大切です。医師に
よる健康診断を定期的に受診することも心がけましょう。
圧縮空気用タンクには、
純度の高い圧縮空気以外、
充填してはいけません
(EN 12021規定)
。
純度の低い圧縮空気を充填す
ると、
タンク内に を生じさせる原因になるばかりか、
レギュレータシステムの低温環境での凍結や故障の原因になります。
圧縮空気用タンクを運搬する場合は、
危険物運搬に関する国内および、
移動先の規則を遵守しなくてはいけません。
低水温下でダイビングをする場合の、レギュレータは:
水温が10℃より低い場合は、低水温下でも確実に使用できるレギュレータシステムを使わなくてはいけません。
必要な安全装備:
「2章 必ずお読み下さい! 用語/用途」に明記された「スキューバダイビングをする場合に、必ず必要な器材」に加え、例外
的な条件下で行うダイビングでは、特別な判断基準を満たしたダイビング器材が必要です。
圧縮空気や混合ガスの残量を厳格に管理しなければならないダイビングでは、確実に機能する残圧計が必須です。
(例:
ケーブ、大洞窟、沈船、カレント、流氷ダイビング)
●
残圧計が使いにくい、または視認しにくい場合は、音響等による他の残圧警告機能が必要です。
(例:低視界でのダイビン
グ)
●
レギュレータシステムは、次のように構成されています:
1stステージには、1台あるいは2台の2ndステージが接続されています。レギュレータシステムには深度の限界があり
ます。ダイバーの経験や体調なども考慮し、ダイビングの限界を定める必要があります。SCUBA器材は、水深50mより
深いところでは使うべきではありません。
4
5
1.必ずお読み下さい!安全のための重要なポイント
本製品を使用する前に、この取扱い説明書を注意深く、最後までお読み下さい。
SCUBAPRO製品使用時には、高い安全性を確保するため以下のことに注意して下さい:
a. 本製品を使用する前に、本取扱い説明書を注意深く最後まで読み、理解し、説明に従わなくてはなりません。
b. 本製品は、本取扱い説明書内に記された用途および、SCUBAPRO UWATEC JAPANから書面で承諾を得た目
的にのみ使用されなくてはいけません。
c. SCUBAPROのレギュレータはすべて、
「レギュレータに関するEU(欧州連合)規格 EN 250 : 2000」を満たし認
可されています。
このEN250に従って、
同時に2人以上が呼吸することを想定して造られておりません。
本製品を2人
以上のダイバーが同時に使った場合、
低水温性能および呼吸性能がEN250の必要条件を満たさない場合があります。
d. SCUBAPROのレギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)には、毎年、1年に1度のオーバーホールを受けていただ
くことを条件に、オーバーホール時に必要な当社レギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)の交換用指定パー
ツを、永続的に、無償でご提供する「ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM」をご用意しています。
詳しくは別紙「ファーストオーナー様対象 製品保証とサポートプログラム LIMITED LIFETIME WARRANTY
with ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM」をご覧下さい。
*ユーザー登録をして頂いたファーストオーナー様(弊社にユーザー登録を行ったご本人様)が対象です。諸規定等がございますので、必
ず別紙をご覧下さい。
e. レギュレータシステムを常にベストコンディションでお使いいただくために、
入念なチェックも行う正規製品取扱い店ま
たは認定されたメンテナンス業者、
SCUBAPRO UWATEC JAPANでのオーバーホールを年に1度受けて下さい。
f. SCUBAPRO UWATEC JAPANが認める技術者以外による分解、修理、改造が行われた場合、誤使用、濫用、不
適当な使用、乱暴な扱いがされた場合等は、本製品の正しくかつ安全な機能に関する法的責任は所有者および使用者
に移ります。
2.必ずお読み下さい! 用語/用途
レクリエーショナル・ダイビング用器材のひとつに、SCUBA(self-contained, open circuit compressed air
underwater breathing apparatus:自給式呼吸装置)があります。水中のダイバーは、SCUBA器材により、タン
ク内の圧縮空気をはじめとするガスを呼吸できるのです。SCUBA器材のひとつであるレギュレータシステムは、タンク
内の圧縮空気や混合ガスを減圧し、必要に応じダイバーに供給します。またレギュレータシステムには、残圧計を接続す
るためのHP(高圧)ポートや、B.C.をはじめとする浮力コントロール、ドライスーツ、その他器材を接続するためのLP
(中圧)ポートを備えています。
本取扱い説明書では表記を簡単にするために、ファーストステージを「1stス
テージ」、セカンドステージを「2ndステージ」と表記します。
スキューバダイビングをする場合に、必ず必要な器材:
EN250:2000は、ヨーロッパでのレクリエーション用SCUBA器材の最低必要条件を規制する標準規格です。SCUBAPROの
器材はEN250:2000に従っています。EN250:2000では、SCUBA器材が「最小限」以下の器材から構成されているよう求め
ています:
圧縮空気用タンク:EU基準に合致する国内規定を遵守しているもの。
●
レギュレータ:1stステージと2ndステージのセット。
●
マスクとマウスピース、フルフェイス・マスクまたはダイビングヘルメット。
●
圧縮空気用タンクのフレームまたはタンクを支えられ、ハーネスを取り付けられるもの。
●
安全システム(少なくとも以下のうち、ひとつが必要です)
●
a.残圧計
b.リザーブバルブ
c.残圧を警告するための器材
●
取扱い説明書を添付していること。
3.必ずお読み下さい! 安全のための遵守事項
一般的に認知されている指導団体によるベーシックのオープンウォーターダイビング以上のトレーニングを受講し、認定
書(Cカード)を取得したダイバー以外の使用は禁止されています。
本取扱い説明書は、ダイビング指導や講習の代わりではありません!
ダイビングを安全に楽しむためには、普段からの健康管理や体力、コンディション作りをしておくことが大切です。医師に
よる健康診断を定期的に受診することも心がけましょう。
圧縮空気用タンクには、
純度の高い圧縮空気以外、
充填してはいけません
(EN 12021規定)
。
純度の低い圧縮空気を充填す
ると、
タンク内に を生じさせる原因になるばかりか、
レギュレータシステムの低温環境での凍結や故障の原因になります。
圧縮空気用タンクを運搬する場合は、
危険物運搬に関する国内および、
移動先の規則を遵守しなくてはいけません。
低水温下でダイビングをする場合の、レギュレータは:
水温が10℃より低い場合は、低水温下でも確実に使用できるレギュレータシステムを使わなくてはいけません。
必要な安全装備:
「2章 必ずお読み下さい! 用語/用途」に明記された「スキューバダイビングをする場合に、必ず必要な器材」に加え、例外
的な条件下で行うダイビングでは、特別な判断基準を満たしたダイビング器材が必要です。
圧縮空気や混合ガスの残量を厳格に管理しなければならないダイビングでは、確実に機能する残圧計が必須です。
(例:
ケーブ、大洞窟、沈船、カレント、流氷ダイビング)
●
残圧計が使いにくい、または視認しにくい場合は、音響等による他の残圧警告機能が必要です。
(例:低視界でのダイビン
グ)
●
レギュレータシステムは、次のように構成されています:
1stステージには、1台あるいは2台の2ndステージが接続されています。レギュレータシステムには深度の限界があり
ます。ダイバーの経験や体調なども考慮し、ダイビングの限界を定める必要があります。SCUBA器材は、水深50mより
深いところでは使うべきではありません。
4
5
5.SCUBAPROのテクノロジー
4.レギュレータシステムの各部名称
a. ヨークスクリュー
b. ヨーク
a
c. LP
(中圧)
ポート
d. HP
(高圧)
ポート
b
SCUBAPROレギュレータは高度な技術と高品質な素材で、高い信頼性と安全性を提供いたします。またSCUBAPROは40
年以上にもわたって、高機能、高性能、高品質のダイビング器材を提供してきました。
SCUBAPROレギュレータシステムは、1stステージと2ndステージで構成されています。タンクに接続する1stステージは、タ
2∼)
2まで減圧し、
を水圧より高い約9.5kg/cm
2ndステージへと送ります。2ndステージは送
ンク内の圧縮空気(200kg/cm
られてきた圧縮空気を、周囲の水圧に適応するまで減圧して、ダイバーがスムースに呼吸できるように供給します。
5.1)EU/USAで特許を取得したAF(アンチフリーズシステム)と T.I.S.(断熱システム)
1stステージの耐凍結システム、AF(Antifreeze System:アンチフリーズシステム)とT.I.S.(Thermal Insulating System:断
熱システム)は、10℃以下での低水温基準(EU(欧州連合)規格EN250:2000)に合致した凍結耐性を備えています(P11 5章
12参照)。この2種類の耐凍結システムは、SCUBAPRO UWATEC JAPANが認める資格を有する技術者のみが、オーバーホー
ルや修理などを行えます。
5.2)1stステージのタンクバルブへの接続
d
本製品の1stステージのタンクバルブへの接続方法はヨーク式です。
2までのレギュレータシス
●ヨーク式:ヨークとヨークスクリューから構成された、
標準規格の接続方式のひとつ。230kg/cm
テムに使用され、国際規格ISO12209-1に準拠しています。
c
(図1:MK25HP 1stステージ)
5.3)円錐形の焼結フィルター
e. パージボタン
f . 排気ティー
円錐形の焼結フィルターは、平面円形フィルターよりも表面積が300%大きくなっています。円錐形の焼結フィルターが、
1stステージへの異物や の侵入を防止します。
5.4)特許取得のHP(高圧)ケーブコーンシート
SCUBAPROが開発したバランスピストン1stステージのケーブコーン
(中央が窪んだ形状)
シートは、
特許を取得しています。
他のピストンタイプ1stステージで起こりやすい、
高圧空気の流れによる不快な
「ヒューヒュー」
音が発生しません。
(EU特許 Nr 0.310.738)
5.5)ダウンストリームバルブ機能
e
f
圧縮空気が流れる方向に開くバルブシステムを、
「ダウンストリーム」といいます。ダウンストリームシステムでは、2ndス
テージ内圧よりも1stステージから供給される中圧が高まると、2ndステージの給気バルブが自動的に開きます。つまりダ
ウンストリームシステムなら万一1stステージが故障した場合でも、確実に圧縮空気がダイバーに送られます。
(図2:S600 2ndステージ)
6
7
5.SCUBAPROのテクノロジー
4.レギュレータシステムの各部名称
a. ヨークスクリュー
b. ヨーク
a
c. LP
(中圧)
ポート
d. HP
(高圧)
ポート
b
SCUBAPROレギュレータは高度な技術と高品質な素材で、高い信頼性と安全性を提供いたします。またSCUBAPROは40
年以上にもわたって、高機能、高性能、高品質のダイビング器材を提供してきました。
SCUBAPROレギュレータシステムは、1stステージと2ndステージで構成されています。タンクに接続する1stステージは、タ
2∼)
2まで減圧し、
を水圧より高い約9.5kg/cm
2ndステージへと送ります。2ndステージは送
ンク内の圧縮空気(200kg/cm
られてきた圧縮空気を、周囲の水圧に適応するまで減圧して、ダイバーがスムースに呼吸できるように供給します。
5.1)EU/USAで特許を取得したAF(アンチフリーズシステム)と T.I.S.(断熱システム)
1stステージの耐凍結システム、AF(Antifreeze System:アンチフリーズシステム)とT.I.S.(Thermal Insulating System:断
熱システム)は、10℃以下での低水温基準(EU(欧州連合)規格EN250:2000)に合致した凍結耐性を備えています(P11 5章
12参照)。この2種類の耐凍結システムは、SCUBAPRO UWATEC JAPANが認める資格を有する技術者のみが、オーバーホー
ルや修理などを行えます。
5.2)1stステージのタンクバルブへの接続
d
本製品の1stステージのタンクバルブへの接続方法はヨーク式です。
2までのレギュレータシス
●ヨーク式:ヨークとヨークスクリューから構成された、
標準規格の接続方式のひとつ。230kg/cm
テムに使用され、国際規格ISO12209-1に準拠しています。
c
(図1:MK25HP 1stステージ)
5.3)円錐形の焼結フィルター
e. パージボタン
f . 排気ティー
円錐形の焼結フィルターは、平面円形フィルターよりも表面積が300%大きくなっています。円錐形の焼結フィルターが、
1stステージへの異物や の侵入を防止します。
5.4)特許取得のHP(高圧)ケーブコーンシート
SCUBAPROが開発したバランスピストン1stステージのケーブコーン
(中央が窪んだ形状)
シートは、
特許を取得しています。
他のピストンタイプ1stステージで起こりやすい、
高圧空気の流れによる不快な
「ヒューヒュー」
音が発生しません。
(EU特許 Nr 0.310.738)
5.5)ダウンストリームバルブ機能
e
f
圧縮空気が流れる方向に開くバルブシステムを、
「ダウンストリーム」といいます。ダウンストリームシステムでは、2ndス
テージ内圧よりも1stステージから供給される中圧が高まると、2ndステージの給気バルブが自動的に開きます。つまりダ
ウンストリームシステムなら万一1stステージが故障した場合でも、確実に圧縮空気がダイバーに送られます。
(図2:S600 2ndステージ)
6
7
5.6)シリアルナンバー
SCUBAPROレギュレータには、シリアルナンバーが刻印されています。金属製の2ndステージは排気ティー上の後部表
面に、プラスチック製の2ndステージは排気ティーの背面あるいはマウスピース取り付け部つけ根に、シリアルナンバーが
刻印されています。シリアルナンバーは、ユーザー登録やオーバーホール時に必要です。
5.7)2ndステージに高純度シリコン素材を採用
5.11)V.I.V.A.
SCUBAPROレギュレータの多くのモデルに、特許を取得した(US特許 4,796,618)V.I.V.A.(Venturi Initiated
Vacuum Assist)テクノロジーが搭載されています。V.I.V.A.は吸気時に発生する瞬間的な真空圧を利用して圧縮空
気供給をアシストするため、潜水深度や環境に左右されることなく、最小の呼気労力で軽快な呼吸フィーリングが得られ
る秀逸なテクノロジーです。V.I.V.A.は、ノブの操作でダイバー自身が呼吸フィーリングを自在にコントロールできます。
(一部製品を除く)
ダイアフラムとエグゾーストバルブには、最高級の高純度シリコン素材を使用しています。非常に優れた柔軟性により、呼
吸時の労力が軽減されています。
2ndステージにはフローベイン(可変翼)を装備しています。フローベインの角度を変えることで、ケース内に流れる圧
縮空気の方向を変更し、ダイバーが好む呼吸のフィーリングに調整できます。
5.8)互換性の高い部品
マウスピース前方のV.I.V.A.のノブをMaxの位置にすると、圧縮空気の流入がダイレクトになりベンチュリー効果を最
大にできます。
(ベンチュリー効果:フローベインに高速の圧縮空気が流れると、その後方に負圧部分が発生してダイア
フラムを内側に引っ張り、レバーが押され給気バルブを開く作用)
「製品が高い互換性を備える」これはSCUBAPROの哲学といっても過言ではないでしょう。新しい部品を設計する時に
は、在来モデルと高い互換性を備えるように考慮されています。
V.I.V.A.の調整(フローベインの調整)
(図3)
:
フリーフローを防止するためエントリー時、バディブリージングの時、2ndステージをオクトパスとして使う場合は、レ
バーをS600、S555、R395、G250VはMinの位置に回します。
●
5.9)LIMITED LIFETIME WARRANTY(リミテッドライフタイム・ワランティ)
金属製部品の構造や材質などに製造上の問題が生じ、レギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)に欠損、不良箇所
などがあった場合、世界中のSCUBAPRO UWATECで、一生涯、製品を保証します。
ダイビング中に最大流量にする場合は、レバーをS600、S555、R395、G250VはMaxに回します。
●
*ご購入後2週間以内にユーザー登録をして頂いたファーストオーナー様(弊社にユーザー登録を行ったご本人様)のみが、この保証を受ける
資格があります。
*諸規定等がございます。詳しくは別紙「ファーストオーナー様対象 製品保証とサポートプログラム LIMITED LIFETIME WARRANTY
with ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM」をご覧下さい。
5.10)レギュレータに関するEU規格 EN250:2000認可。
さらに低水温環境での使用に関しCEマークも取得
SCUBAPROのレギュレータはすべて、
「レギュレータに関するEU
(欧州連合)
規格 EN250:2000」
を満たし認可されてい
ます。
さらにT.I.S.
(断熱システム)
およびAF
(アンチフリーズシステム)
を搭載しているSCUBAPRO 1stステージは、
低水温
の環境下で使用可能です。
それらSCUBAPRO 1stステージは、
低水温という環境下までを考慮した製品として、
その品質
と安全性において欧州連合
(EU)
の厳しい規格をクリアし、
その証として
「CEマーク」
を受領しています。
Max
Max
G250V
Min
Min
S600 / S555 / R395
V.I.V.Aのノブ
(図3)
8
9
5.6)シリアルナンバー
SCUBAPROレギュレータには、シリアルナンバーが刻印されています。金属製の2ndステージは排気ティー上の後部表
面に、プラスチック製の2ndステージは排気ティーの背面あるいはマウスピース取り付け部つけ根に、シリアルナンバーが
刻印されています。シリアルナンバーは、ユーザー登録やオーバーホール時に必要です。
5.7)2ndステージに高純度シリコン素材を採用
5.11)V.I.V.A.
SCUBAPROレギュレータの多くのモデルに、特許を取得した(US特許 4,796,618)V.I.V.A.(Venturi Initiated
Vacuum Assist)テクノロジーが搭載されています。V.I.V.A.は吸気時に発生する瞬間的な真空圧を利用して圧縮空
気供給をアシストするため、潜水深度や環境に左右されることなく、最小の呼気労力で軽快な呼吸フィーリングが得られ
る秀逸なテクノロジーです。V.I.V.A.は、ノブの操作でダイバー自身が呼吸フィーリングを自在にコントロールできます。
(一部製品を除く)
ダイアフラムとエグゾーストバルブには、最高級の高純度シリコン素材を使用しています。非常に優れた柔軟性により、呼
吸時の労力が軽減されています。
2ndステージにはフローベイン(可変翼)を装備しています。フローベインの角度を変えることで、ケース内に流れる圧
縮空気の方向を変更し、ダイバーが好む呼吸のフィーリングに調整できます。
5.8)互換性の高い部品
マウスピース前方のV.I.V.A.のノブをMaxの位置にすると、圧縮空気の流入がダイレクトになりベンチュリー効果を最
大にできます。
(ベンチュリー効果:フローベインに高速の圧縮空気が流れると、その後方に負圧部分が発生してダイア
フラムを内側に引っ張り、レバーが押され給気バルブを開く作用)
「製品が高い互換性を備える」これはSCUBAPROの哲学といっても過言ではないでしょう。新しい部品を設計する時に
は、在来モデルと高い互換性を備えるように考慮されています。
V.I.V.A.の調整(フローベインの調整)
(図3)
:
フリーフローを防止するためエントリー時、バディブリージングの時、2ndステージをオクトパスとして使う場合は、レ
バーをS600、S555、R395、G250VはMinの位置に回します。
●
5.9)LIMITED LIFETIME WARRANTY(リミテッドライフタイム・ワランティ)
金属製部品の構造や材質などに製造上の問題が生じ、レギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)に欠損、不良箇所
などがあった場合、世界中のSCUBAPRO UWATECで、一生涯、製品を保証します。
ダイビング中に最大流量にする場合は、レバーをS600、S555、R395、G250VはMaxに回します。
●
*ご購入後2週間以内にユーザー登録をして頂いたファーストオーナー様(弊社にユーザー登録を行ったご本人様)のみが、この保証を受ける
資格があります。
*諸規定等がございます。詳しくは別紙「ファーストオーナー様対象 製品保証とサポートプログラム LIMITED LIFETIME WARRANTY
with ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM」をご覧下さい。
5.10)レギュレータに関するEU規格 EN250:2000認可。
さらに低水温環境での使用に関しCEマークも取得
SCUBAPROのレギュレータはすべて、
「レギュレータに関するEU
(欧州連合)
規格 EN250:2000」
を満たし認可されてい
ます。
さらにT.I.S.
(断熱システム)
およびAF
(アンチフリーズシステム)
を搭載しているSCUBAPRO 1stステージは、
低水温
の環境下で使用可能です。
それらSCUBAPRO 1stステージは、
低水温という環境下までを考慮した製品として、
その品質
と安全性において欧州連合
(EU)
の厳しい規格をクリアし、
その証として
「CEマーク」
を受領しています。
Max
Max
G250V
Min
Min
S600 / S555 / R395
V.I.V.Aのノブ
(図3)
8
9
5.12)1stステージ MK25HP/MK25AF(バランスピストン・テクノロジー)
(図4)T.I.S.およびコンポジットピストン(C.P.)
MK25HP/ MK25AF 1stステージは伝説的なMK20の後継モデルというだけでなく、以下のような最新テクノロ
ジーを搭載しています。
ピストンスリーブ
T.I.S.(Thermal Insulating System;断熱システム)
(EU/USA特許)
T.I.S.2ソフトスリーブ
H.P. AIR(高圧空気)
L.P. AIR(中圧空気)
コンポジットピストン(C.P.)
(特許取得中)
中圧側ピストンヘッドはダブルOリングでシールされたテクノポリマー(高分子樹脂)製、高圧シャフトはステンレス鋼で
できています(P10 図4)。この先進的な構造により、エア減圧時に発生する放熱が遮断され、T.I.S.が改善されました。
このようにC.P.およびT.I.S.、また次に説明するAFの効果も加わり、極低水温耐性を備えた1stステージの中でも、最
高水準の流量を確保しています。
T.I.S.ソフトスリーブ
ステンレス・ピストンシャフト(C.P.)
テクノポリマー・ピストンヘッド(C.P.)
AF(Antifreeze System:アンチフリーズシステム)
(特許取得中)
耐凍結性の一層の向上を探求し開発されました。低圧ポートキャップ部に特殊リブ構造を施すことで(P10 図5)、水と
接触する熱交換表面積を2倍まで拡大し、効果的に凍結を防止します。EN250:2000寒冷テスト限界(2℃)より低水
温下でも、氷結しにくい独創的な構造です。
スプリング(T.I.S.)
スイベルキャップAF
低水温に起因する熱伝導を遮断し、断熱性を追求して誕生した耐凍結システムです。ステンレス製のピストンを包み込む
金属製スリーブの内側に、柔らかなラバー製スリーブを配置することで、圧縮空気の流れと共に取り込まれる低水温によ
る冷気を遮断。ピストンを覆っているスプリングの周囲が、氷結するのを防ぎます。さらに金属製スリーブ上方の堅固な
部品が、凍結防止と同時に表面上の結氷を防ぎます(特許番号 EU 0.811.549-USA 5.775.368)。
T.I.S. 2バージョン: 2つのソフトスリーブでさらに、ピストンの断熱が向上しています。 中圧調整(Rapid Intermediate Pressure Adjustment)
(特許)
氷
1stステージを分解することなく、外部から中圧調整が行えます。ステンレス製調整ネジにより、高圧シートの位置(耐摩
擦スペサー装備で高圧シート自体は非回転)を変更することで中圧調整を可能にします。なお、この中圧調整方法は、
SCUBAPRO UWATEC JAPANが認める技術者のみに許されています。
(図5)
バランスピストン・テクノロジー
スイベル
SCUBAPROの実績とテクノロジーが凝縮されたバランスピストン減圧システムは、潜水深度とタンク残圧の影響を受
けることなく、レスポンスの素速い圧縮空気供給、常に安定した大量吸気能力を発揮します。MK25HP/ MK25AFの
1stステージが作りだす極めて安定した中圧と、60年代にSCUBAPROが先駆的に開発した、流体力学的に優れたピ
ストン構造が生み出す大流量の圧縮空気は、タンク内圧変化の影響を受けません。特にタンク残圧が低下したダイビン
グ終盤、浮上時まで一定のスムースな呼吸を提供し続けます。それはピストンを作動させているのが、タンクからの高圧
空気ではなく、呼吸で生じる圧力差による作用だからです。つまりピストンはタンク内の高圧空気とバランスを保ってい
るため、直接ピストンを動かす作用はありません。しかし呼吸をすることでピストン内部に負圧が生じ、スプリングを圧縮
してピストンが作動し、必要量の圧縮空気をダイバーに供給するのです。またタンク内圧の変化に影響されず、常に圧縮
空気が安定供給されるのは、細部まで考えられた構造によるものです。多くの1stステージは、フル充填されたタンクで
最大の性能を発揮するように設計されていますが、MK25HP/ MK25AFはタンク内圧が低い場合でも、同等の性能
を発揮するよう設計されているのです。圧縮空気流路の断面積は、圧力が低い場合でも流量が減少しないように大きく
採り、ピストンの直径は大きくシャフトは短く、さらに減摩擦軸受けで保持することによって、2ndステージへ最大限の
圧縮空気を供給します。5個の中圧(LP)ポートはスイベルキャップ上に配置し、圧力がかかった状態でも360゜回転し
ます。中圧(LP)ポートのうち4個は放射状に配置され、もうひとつは上部中央に固定配置されています。上部中央の中
圧(LP)ポートは、放射状に配置された各ポートより約15%の高流量を確保しています。HP(高圧)ポートは本体の両脇
に配置し、残圧計やコンソールゲージを右左どちら側にも接続できます。
ほとんどの条件下で最大限の耐性を発揮するように設計されていますが、定期的な手入れやメンテナン
スは必要です。
(「P23 10章手入れと注意」参照)。
10
11
5.12)1stステージ MK25HP/MK25AF(バランスピストン・テクノロジー)
(図4)T.I.S.およびコンポジットピストン(C.P.)
MK25HP/ MK25AF 1stステージは伝説的なMK20の後継モデルというだけでなく、以下のような最新テクノロ
ジーを搭載しています。
ピストンスリーブ
T.I.S.(Thermal Insulating System;断熱システム)
(EU/USA特許)
T.I.S.2ソフトスリーブ
H.P. AIR(高圧空気)
L.P. AIR(中圧空気)
コンポジットピストン(C.P.)
(特許取得中)
中圧側ピストンヘッドはダブルOリングでシールされたテクノポリマー(高分子樹脂)製、高圧シャフトはステンレス鋼で
できています(P10 図4)。この先進的な構造により、エア減圧時に発生する放熱が遮断され、T.I.S.が改善されました。
このようにC.P.およびT.I.S.、また次に説明するAFの効果も加わり、極低水温耐性を備えた1stステージの中でも、最
高水準の流量を確保しています。
T.I.S.ソフトスリーブ
ステンレス・ピストンシャフト(C.P.)
テクノポリマー・ピストンヘッド(C.P.)
AF(Antifreeze System:アンチフリーズシステム)
(特許取得中)
耐凍結性の一層の向上を探求し開発されました。低圧ポートキャップ部に特殊リブ構造を施すことで(P10 図5)、水と
接触する熱交換表面積を2倍まで拡大し、効果的に凍結を防止します。EN250:2000寒冷テスト限界(2℃)より低水
温下でも、氷結しにくい独創的な構造です。
スプリング(T.I.S.)
スイベルキャップAF
低水温に起因する熱伝導を遮断し、断熱性を追求して誕生した耐凍結システムです。ステンレス製のピストンを包み込む
金属製スリーブの内側に、柔らかなラバー製スリーブを配置することで、圧縮空気の流れと共に取り込まれる低水温によ
る冷気を遮断。ピストンを覆っているスプリングの周囲が、氷結するのを防ぎます。さらに金属製スリーブ上方の堅固な
部品が、凍結防止と同時に表面上の結氷を防ぎます(特許番号 EU 0.811.549-USA 5.775.368)。
T.I.S. 2バージョン: 2つのソフトスリーブでさらに、ピストンの断熱が向上しています。 中圧調整(Rapid Intermediate Pressure Adjustment)
(特許)
氷
1stステージを分解することなく、外部から中圧調整が行えます。ステンレス製調整ネジにより、高圧シートの位置(耐摩
擦スペサー装備で高圧シート自体は非回転)を変更することで中圧調整を可能にします。なお、この中圧調整方法は、
SCUBAPRO UWATEC JAPANが認める技術者のみに許されています。
(図5)
バランスピストン・テクノロジー
スイベル
SCUBAPROの実績とテクノロジーが凝縮されたバランスピストン減圧システムは、潜水深度とタンク残圧の影響を受
けることなく、レスポンスの素速い圧縮空気供給、常に安定した大量吸気能力を発揮します。MK25HP/ MK25AFの
1stステージが作りだす極めて安定した中圧と、60年代にSCUBAPROが先駆的に開発した、流体力学的に優れたピ
ストン構造が生み出す大流量の圧縮空気は、タンク内圧変化の影響を受けません。特にタンク残圧が低下したダイビン
グ終盤、浮上時まで一定のスムースな呼吸を提供し続けます。それはピストンを作動させているのが、タンクからの高圧
空気ではなく、呼吸で生じる圧力差による作用だからです。つまりピストンはタンク内の高圧空気とバランスを保ってい
るため、直接ピストンを動かす作用はありません。しかし呼吸をすることでピストン内部に負圧が生じ、スプリングを圧縮
してピストンが作動し、必要量の圧縮空気をダイバーに供給するのです。またタンク内圧の変化に影響されず、常に圧縮
空気が安定供給されるのは、細部まで考えられた構造によるものです。多くの1stステージは、フル充填されたタンクで
最大の性能を発揮するように設計されていますが、MK25HP/ MK25AFはタンク内圧が低い場合でも、同等の性能
を発揮するよう設計されているのです。圧縮空気流路の断面積は、圧力が低い場合でも流量が減少しないように大きく
採り、ピストンの直径は大きくシャフトは短く、さらに減摩擦軸受けで保持することによって、2ndステージへ最大限の
圧縮空気を供給します。5個の中圧(LP)ポートはスイベルキャップ上に配置し、圧力がかかった状態でも360゜回転し
ます。中圧(LP)ポートのうち4個は放射状に配置され、もうひとつは上部中央に固定配置されています。上部中央の中
圧(LP)ポートは、放射状に配置された各ポートより約15%の高流量を確保しています。HP(高圧)ポートは本体の両脇
に配置し、残圧計やコンソールゲージを右左どちら側にも接続できます。
ほとんどの条件下で最大限の耐性を発揮するように設計されていますが、定期的な手入れやメンテナン
スは必要です。
(「P23 10章手入れと注意」参照)。
10
11
5.13)1stステージ MK11(バランスダイアフラム・テクノロジー)
MK11は、バランスダイアフラム減圧システムを採用しています。主要メカニズムが密閉されたこのシステムには、機械的な
ロスによる吸 気レスポンスのわずかな遅 延、部品などの経年変 化に伴う機能低下が避けられませんでした。しかし
SCUBAPROは、主要な減圧パーツを配置転換する革新的なテクノロジーによって、その問題を根本から解決したのです。
これによりバランスピストン減圧システムと同等のエア吸気能力、耐久性を獲得しています。
バランスダイアフラム減圧1stステージは、水圧変化を密閉された柔軟性を備えるダイアフラム(薄膜)よって高圧(HP)バ
ルブに伝達します。このシステムは特に汚れた水や濁った水、あるいは汚染された水域でのダイビングにおいて、最良の
機能を発揮します。MK11が採用する高品質の素材と革新的テクノロジーは、高性能と高い信頼性を提供します。
●MK11の特長
小型軽量化モデル、MK11バランスダイアフラムのチタンモデル。
1stステージの中で最も重量がかさむボディ類や最も力の加わるヨーク部(タンク接続部)等、主要6カ所のパーツにチタン
素材を採用し耐久性/耐食性を向上させ、軽量化をも獲得しています。
※HP(高圧)/ LP(中圧)ポートプラグもチタン素材です。 5.14)2ndステージ R295
R295は中圧(LP)ホースを左右どちらにでも取り付けられます。
R295は、V.I.V.A.があらかじめMin(ミニマム)に設定されています。
ダイバーの必要に応じて、SCUBAPRO JAPANが認める技術者のみが調整できます。
5.15) 2ndステージ C200
OFDバルブを利用したモデル。
C200はダイバーが調整できるV.I.V.A.ノブを装備しています。
(P12参照)
C200はダウンストリームバルムの形式でありながら非常に呼吸抵抗が小さく設定されています。
水面でのフリーフローの可能性がありますので口に加えたらV.I.V.A.ノブをMAXの位置にして下さい。
◎使用方法とメンテナンスに関しては:P22∼ 8∼10章を参照して下さい。
ほとんどの条件下で最大限の耐性を発揮するように設計されていますが、定期的な手入れやメンテナン
スは必要です。
(「P23 10章手入れと注意」参照)。
12
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5.13)1stステージ MK11(バランスダイアフラム・テクノロジー)
MK11は、バランスダイアフラム減圧システムを採用しています。主要メカニズムが密閉されたこのシステムには、機械的な
ロスによる吸 気レスポンスのわずかな遅 延、部品などの経年変 化に伴う機能低下が避けられませんでした。しかし
SCUBAPROは、主要な減圧パーツを配置転換する革新的なテクノロジーによって、その問題を根本から解決したのです。
これによりバランスピストン減圧システムと同等のエア吸気能力、耐久性を獲得しています。
バランスダイアフラム減圧1stステージは、水圧変化を密閉された柔軟性を備えるダイアフラム(薄膜)よって高圧(HP)バ
ルブに伝達します。このシステムは特に汚れた水や濁った水、あるいは汚染された水域でのダイビングにおいて、最良の
機能を発揮します。MK11が採用する高品質の素材と革新的テクノロジーは、高性能と高い信頼性を提供します。
●MK11の特長
小型軽量化モデル、MK11バランスダイアフラムのチタンモデル。
1stステージの中で最も重量がかさむボディ類や最も力の加わるヨーク部(タンク接続部)等、主要6カ所のパーツにチタン
素材を採用し耐久性/耐食性を向上させ、軽量化をも獲得しています。
※HP(高圧)/ LP(中圧)ポートプラグもチタン素材です。 5.14)2ndステージ R295
R295は中圧(LP)ホースを左右どちらにでも取り付けられます。
R295は、V.I.V.A.があらかじめMin(ミニマム)に設定されています。
ダイバーの必要に応じて、SCUBAPRO JAPANが認める技術者のみが調整できます。
5.15) 2ndステージ C200
OFDバルブを利用したモデル。
C200はダイバーが調整できるV.I.V.A.ノブを装備しています。
(P12参照)
C200はダウンストリームバルムの形式でありながら非常に呼吸抵抗が小さく設定されています。
水面でのフリーフローの可能性がありますので口に加えたらV.I.V.A.ノブをMAXの位置にして下さい。
◎使用方法とメンテナンスに関しては:P22∼ 8∼10章を参照して下さい。
ほとんどの条件下で最大限の耐性を発揮するように設計されていますが、定期的な手入れやメンテナン
スは必要です。
(「P23 10章手入れと注意」参照)。
12
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5.16)2ndステージ A700
A700は、スキューバプロが1960年代から培ってきたレギュレータ開発技術の集大成です。A700が搭載する「コアキシャル
フロー」
「V.I.V.A.」
「インハレーションコントロール(エア流量調節ノブ)」は、比類なきパフォーマンスを発揮するのみなら
ず、あらゆるダイバーの呼吸フィーリングに的確に応えるスキューバプロ独自のテクノロジーです。
重量:約265g
耐久性に富む、フルメタルボディ
A700が備える傑出した性能と機能は、そのまま形に現れています。美しい輝きを放つクローム仕上げのボディは、強 か
つ重厚なフルメタル製。なんと200工程以上もの手作業を経て一台づつ入念に仕上げられ、その耐久性は折り紙付きです。
しかも手の平に収まるほどのコンパクトサイズながら、吸排気抵抗値試験は厳格なヨーロッパ規格EN250:2000を遙かに
上回るデータを記録しています。ネオクラシック・デザインでありながら、ハイパフォーマンスをも追求したA700は、デザイ
ンから素材、メカニズムに至るまで、スキューバプロが絶えることなく追求してきたレギュレータ・テクノロジーの結晶なの
です。
V.I.V.A.をMAX(最大)にセットすれば、吸気孔と
マウスピースが一直線となり最大限の給気効率が
得られます。
V.I.V.A.をMIN(最小)に近づけると、真空 圧アシ
スト量が弱まり呼吸フィーリングがマイルドになっ
ていきます。
例えば呼吸量もリズムも、ダイバーひとりひとりで違います。またリラックスしてファンダイブを楽しむ時と激しい潮流に
逆らって泳ぐ場合では、当然ながら呼吸量もリズムも大きく変化します。深度や環境に左右されることなく、常に最適な
呼吸フィーリングに設定できるV.I.V.A.とは、
「Venturi Initiated Vacuum Assist」の頭文字で、吸気時に発生する
瞬間的な真空圧を利用して、エア供給をアシストするスキューバプロ独自のテクノロジーです(特許)。とりわけA700か
ら導入された、インハレーションコントロール(エア流量調節ノブ)同軸配置の新型V.I.V.A.は、強制的な大量給気からご
く滑らかで自然な呼吸まで、連続して微妙な呼吸フィーリングに調整可能なうえ、優れた操作性も実現しています。
1. 呼吸フィーリングまでアジャストできる「コアキシャルフロー+V.I.V.A.」
V.I.V.A.の調整
V.I.V.Aノブ
ダイビングを行う前や水面では常時、またダイビング終了後にも、V.I.V.A.をMIN位置にセットして下さい。エントリー後
2ndステージを口にくわえ、V.I.V.A.をMAX位置側に動かして、最適な呼吸フィーリングに設定するのが良いでしょう。
フリーフローが起こったら、指でマウスピースを覆うか、マウスピースを下に向け2ndステージを水没させます。
2. 絶対エア供給量を調整する「インハレーションコントロール(流量調節ノブ)」
インハレーションコントロール
(エア流量調節ノブ)
ほぼ半世紀に渡って、レギュレータの開発・製造と取り組んできたスキューバプロは、いかなる状態でもダイバーに安定し
たエアを供 給できる性能と信 頼 性の 確 保に取り組 んできました。その成 果である「コアキシャルフロー:Coaxial
Flow」は、インハレーションコントロール(エア流量調節ノブ)と同軸に配置した新設計V.I.V.A.システムにより、あらゆ
るダイバーにマッチする幅の広い呼吸フィーリングが得られます。また吸気孔を2ndステージ・ハウジング中央部に設
け、さらにマウスピースと一直線に配置することで、ダイレクトなエアの流れを実現しました。エア流入経路に無駄な回
折や突起部がないことは、乱流の発生を招きにくく流量減少のない高度な呼吸パフォーマンスを提供します。しかも乱流
に起因する不快な振動や雑音、吸気ロスが発生することもありません。
14
2ndステージ側面には大型の「インハレーションコントロール:Inhalation Resistance Control=エア流量調節ノブ」を
装備しています。このノブを回転させてスプリング圧を変化させることで、絶対的なエア供給量の増減を調整できます。ノ
(+:外側)へ回転させるとエア供給
ブをマイナス(­:内側)へ回転させるとエア供給量が減少して呼吸抵抗が増し、プラス
量が増大します。例えばヘッドファーストでの潜降時や強い潮流のある場所、オクトパスとして使用する場合などは、イン
ハレーションコントロール(流量調節ノブ)をマイナス
(­:内側)へ回してエア供給量を減少させ、無駄なエアやフリーフロー
の回避にご利用下さい。なお通常のダイビングでは、インハレーションコントロール(流量調節ノブ)を頻繁に調整する必
要はなく、一度適切なエア供給量に設定したら、状況に応じてV.I.V.A.で最適な呼吸フィーリングに設定するのが実践的で
しょう。使用後または保管時は、プラス(+:外側)に戻しておきます。
インハレーションコントロール(流量調節ノブ)を閉めすぎることが、エアの節約にはつながりません。
かえって呼吸するための労力が必要となり、実際には逆効果となる可能性があります。
15
5.16)2ndステージ A700
A700は、スキューバプロが1960年代から培ってきたレギュレータ開発技術の集大成です。A700が搭載する「コアキシャル
フロー」
「V.I.V.A.」
「インハレーションコントロール(エア流量調節ノブ)」は、比類なきパフォーマンスを発揮するのみなら
ず、あらゆるダイバーの呼吸フィーリングに的確に応えるスキューバプロ独自のテクノロジーです。
重量:約265g
耐久性に富む、フルメタルボディ
A700が備える傑出した性能と機能は、そのまま形に現れています。美しい輝きを放つクローム仕上げのボディは、強 か
つ重厚なフルメタル製。なんと200工程以上もの手作業を経て一台づつ入念に仕上げられ、その耐久性は折り紙付きです。
しかも手の平に収まるほどのコンパクトサイズながら、吸排気抵抗値試験は厳格なヨーロッパ規格EN250:2000を遙かに
上回るデータを記録しています。ネオクラシック・デザインでありながら、ハイパフォーマンスをも追求したA700は、デザイ
ンから素材、メカニズムに至るまで、スキューバプロが絶えることなく追求してきたレギュレータ・テクノロジーの結晶なの
です。
V.I.V.A.をMAX(最大)にセットすれば、吸気孔と
マウスピースが一直線となり最大限の給気効率が
得られます。
V.I.V.A.をMIN(最小)に近づけると、真空 圧アシ
スト量が弱まり呼吸フィーリングがマイルドになっ
ていきます。
例えば呼吸量もリズムも、ダイバーひとりひとりで違います。またリラックスしてファンダイブを楽しむ時と激しい潮流に
逆らって泳ぐ場合では、当然ながら呼吸量もリズムも大きく変化します。深度や環境に左右されることなく、常に最適な
呼吸フィーリングに設定できるV.I.V.A.とは、
「Venturi Initiated Vacuum Assist」の頭文字で、吸気時に発生する
瞬間的な真空圧を利用して、エア供給をアシストするスキューバプロ独自のテクノロジーです(特許)。とりわけA700か
ら導入された、インハレーションコントロール(エア流量調節ノブ)同軸配置の新型V.I.V.A.は、強制的な大量給気からご
く滑らかで自然な呼吸まで、連続して微妙な呼吸フィーリングに調整可能なうえ、優れた操作性も実現しています。
1. 呼吸フィーリングまでアジャストできる「コアキシャルフロー+V.I.V.A.」
V.I.V.A.の調整
V.I.V.Aノブ
ダイビングを行う前や水面では常時、またダイビング終了後にも、V.I.V.A.をMIN位置にセットして下さい。エントリー後
2ndステージを口にくわえ、V.I.V.A.をMAX位置側に動かして、最適な呼吸フィーリングに設定するのが良いでしょう。
フリーフローが起こったら、指でマウスピースを覆うか、マウスピースを下に向け2ndステージを水没させます。
2. 絶対エア供給量を調整する「インハレーションコントロール(流量調節ノブ)」
インハレーションコントロール
(エア流量調節ノブ)
ほぼ半世紀に渡って、レギュレータの開発・製造と取り組んできたスキューバプロは、いかなる状態でもダイバーに安定し
たエアを供 給できる性能と信 頼 性の 確 保に取り組 んできました。その成 果である「コアキシャルフロー:Coaxial
Flow」は、インハレーションコントロール(エア流量調節ノブ)と同軸に配置した新設計V.I.V.A.システムにより、あらゆ
るダイバーにマッチする幅の広い呼吸フィーリングが得られます。また吸気孔を2ndステージ・ハウジング中央部に設
け、さらにマウスピースと一直線に配置することで、ダイレクトなエアの流れを実現しました。エア流入経路に無駄な回
折や突起部がないことは、乱流の発生を招きにくく流量減少のない高度な呼吸パフォーマンスを提供します。しかも乱流
に起因する不快な振動や雑音、吸気ロスが発生することもありません。
14
2ndステージ側面には大型の「インハレーションコントロール:Inhalation Resistance Control=エア流量調節ノブ」を
装備しています。このノブを回転させてスプリング圧を変化させることで、絶対的なエア供給量の増減を調整できます。ノ
(+:外側)へ回転させるとエア供給
ブをマイナス(­:内側)へ回転させるとエア供給量が減少して呼吸抵抗が増し、プラス
量が増大します。例えばヘッドファーストでの潜降時や強い潮流のある場所、オクトパスとして使用する場合などは、イン
ハレーションコントロール(流量調節ノブ)をマイナス
(­:内側)へ回してエア供給量を減少させ、無駄なエアやフリーフロー
の回避にご利用下さい。なお通常のダイビングでは、インハレーションコントロール(流量調節ノブ)を頻繁に調整する必
要はなく、一度適切なエア供給量に設定したら、状況に応じてV.I.V.A.で最適な呼吸フィーリングに設定するのが実践的で
しょう。使用後または保管時は、プラス(+:外側)に戻しておきます。
インハレーションコントロール(流量調節ノブ)を閉めすぎることが、エアの節約にはつながりません。
かえって呼吸するための労力が必要となり、実際には逆効果となる可能性があります。
15
5.17)2ndステージ S600
L
この上ない快適性、最高級の性能と耐久性を実現するために、SCUBAPROが長年培ってきた技術と経験のすべてが
凝縮された2ndステージ、それがS600です。
軽量、小型、凍結防止システム、歯科矯正学に基づくマウスピースなどは本製品開発におけるコンセプトですが、その他に
もV.I.V.A.、流体力学的に設計されたバランスポペットも特記すべき事項です。
P
D
重量:約190g
流体力学的バランス:シートとポペット・アセンブリーを貫通する小径の縦穴が、優れた流体力学的バランスを可能に
しました。この縦穴から圧縮空気がシートの反対側の小さなチェンバーに流入して、オリフィスに向かってポペットを押
し戻す抵抗力になり、バルブを開けようとする力を均衡させます。この効果によりスプリング圧力は最小限で済み、あら
ゆる条件下でより一層滑らかな作動を実現しました。
陸上で保管する場合は、インハレーション・コントロール(流量調節ノブ)をゆるめ(プラスの方へ回し)ま
す(P17 図6-D)。
インハレーション・コントロール
(流量調節ノブ)
凍結防止システム(Full Anti-icing system:特許取得)
(P17 図6-B参照)
:
複合素材を採用したハウジ
ングは、
金属とテクノポリマー
(高分子樹脂)
にカーボンファイバーを混入した素材で製造されています。
この複合構造がバ
ルブレバーの凍結を防止し、
同時に保護の役目も果たすため、
過酷な極低水温下でも2ndステージの凍結を防止します。
(図6)
B
バルブレバー:吸気中の圧縮空気の流れをよりスムースにする形状です。
(P17 図6-L参照)
歯科矯正学に基づくマウスピース:世界中の専門家と協力して設計されています。顎に負担をかけずしっかりグリッ
プできるうえ、呼吸効率も改善されています。
ポペット:流線型で軽量、摩擦を小さくすることで圧縮空気の流れを改善して、吸気抵抗を低減しています。
インハレーション・コントロール(Inhalation Resistance Control)
:
フェイス側面に配置したインハ
レーション・コントロール
(流量調節ノブ)
で、
圧縮空気の流量を調節できます
(P17 図6-D)
。水中、
陸上を問わずインハ
レーション・コントロール
(流量調節ノブ)
を回して、
スプリング・テンションを調節することで、
必要に応じた吸気抵抗を
設定できます。時計回り
(内側)
にノブを回すと吸気抵抗が増加し、
反時計回り
(外側)
にノブを回すと吸気抵抗が減少し
ます。
例えばヘッドファーストでの潜降時や強い流れがある時、
オクトパスとして使用する場合などは、
インハレーション・
コントロール
(流量調節ノブ)
を時計回り
(内側)
に回して締め、
無駄なエアの消費やフリーフローの回避にご利用下さい。
16
V.I.V.A.: P9図3-B 5章11参照
インハレーション・コントロール(流量調節ノブ)を締め過ぎることが、圧縮空気の節約にはつながりませ
ん。かえって呼吸をするための労力が必要となり、実際には逆効果の可能性があります。
◎使用方法とメンテナンスに関しては:P22∼ 8∼10章を参照して下さい。
17
5.17)2ndステージ S600
L
この上ない快適性、最高級の性能と耐久性を実現するために、SCUBAPROが長年培ってきた技術と経験のすべてが
凝縮された2ndステージ、それがS600です。
軽量、小型、凍結防止システム、歯科矯正学に基づくマウスピースなどは本製品開発におけるコンセプトですが、その他に
もV.I.V.A.、流体力学的に設計されたバランスポペットも特記すべき事項です。
P
D
重量:約190g
流体力学的バランス:シートとポペット・アセンブリーを貫通する小径の縦穴が、優れた流体力学的バランスを可能に
しました。この縦穴から圧縮空気がシートの反対側の小さなチェンバーに流入して、オリフィスに向かってポペットを押
し戻す抵抗力になり、バルブを開けようとする力を均衡させます。この効果によりスプリング圧力は最小限で済み、あら
ゆる条件下でより一層滑らかな作動を実現しました。
陸上で保管する場合は、インハレーション・コントロール(流量調節ノブ)をゆるめ(プラスの方へ回し)ま
す(P17 図6-D)。
インハレーション・コントロール
(流量調節ノブ)
凍結防止システム(Full Anti-icing system:特許取得)
(P17 図6-B参照)
:
複合素材を採用したハウジ
ングは、
金属とテクノポリマー
(高分子樹脂)
にカーボンファイバーを混入した素材で製造されています。
この複合構造がバ
ルブレバーの凍結を防止し、
同時に保護の役目も果たすため、
過酷な極低水温下でも2ndステージの凍結を防止します。
(図6)
B
バルブレバー:吸気中の圧縮空気の流れをよりスムースにする形状です。
(P17 図6-L参照)
歯科矯正学に基づくマウスピース:世界中の専門家と協力して設計されています。顎に負担をかけずしっかりグリッ
プできるうえ、呼吸効率も改善されています。
ポペット:流線型で軽量、摩擦を小さくすることで圧縮空気の流れを改善して、吸気抵抗を低減しています。
インハレーション・コントロール(Inhalation Resistance Control)
:
フェイス側面に配置したインハ
レーション・コントロール
(流量調節ノブ)
で、
圧縮空気の流量を調節できます
(P17 図6-D)
。水中、
陸上を問わずインハ
レーション・コントロール
(流量調節ノブ)
を回して、
スプリング・テンションを調節することで、
必要に応じた吸気抵抗を
設定できます。時計回り
(内側)
にノブを回すと吸気抵抗が増加し、
反時計回り
(外側)
にノブを回すと吸気抵抗が減少し
ます。
例えばヘッドファーストでの潜降時や強い流れがある時、
オクトパスとして使用する場合などは、
インハレーション・
コントロール
(流量調節ノブ)
を時計回り
(内側)
に回して締め、
無駄なエアの消費やフリーフローの回避にご利用下さい。
16
V.I.V.A.: P9図3-B 5章11参照
インハレーション・コントロール(流量調節ノブ)を締め過ぎることが、圧縮空気の節約にはつながりませ
ん。かえって呼吸をするための労力が必要となり、実際には逆効果の可能性があります。
◎使用方法とメンテナンスに関しては:P22∼ 8∼10章を参照して下さい。
17
5.18)2ndステージ G250 V(Vintage)
5.19)2ndステージ C300
重量:約270g
この上ない快適性、最高級の性能と耐久性を実現するために、SCUBAPROが長年培ってきた技術と経験のすべてが凝縮さ
れた2ndステージ、それがC300です。軽量、小型、ODFバルブ、歯科矯正学に基づくマウスピースなどは本製品開発におけ
るコンセプトですが、その他にもV.I.V.A.、流体力学的に設計されたポペット、極太のレバーも特記すべき事項です。
流体力学的バランス:シートとポペット・アセンブリーを貫通する小径の縦穴が、優れた流体力学的バランスを可能に
重量:約170g
従来のSCUBAPROバランスシステムを装備した2ndステージです。
しました。この縦穴から圧縮空気がシートの反対側の小さなチェンバーに流入して、オリフィスに向かってポペットを押
し戻す抵抗力になり、バルブを開けようとする力を均衡させます。この効果によりスプリング圧力は最小限で済み、あら
ゆる条件下でより一層滑らかな作動を実現しました。
凍結防止システム(Full Anti-icing system:特許取得)
(P17 図6-B)
:
新たにメタル製ハウジングを採用
し、圧縮空気が膨張する部分は樹脂製のハウジングスリーブを設置することで直接バルブレバーの凍結を防止し、同時
に保護の役目を果たすため、過酷な極低水温下でも2ndステージの凍結を防止します。
インハレーション・コントロール(Inhalation Resistance Control)
:
フェイス側面に配置したインハ
レーション・コントロール
(流量調節ノブ)
で、
圧縮空気の流量を調節できます
(P17 図6-D)
。水中、
陸上を問わずインハ
レーション・コントロール
(流量調節ノブ)
を回して、
スプリング・テンションを調節することで、
必要に応じた吸気抵抗を
設定できます。時計回り
(内側)
にノブを回すと吸気抵抗が増加し、
反時計回り
(外側)
にノブを回すと吸気抵抗が減少し
ます。
例えばヘッドファーストでの潜降時や強い流れがある時、
オクトパスとして使用する場合などは、
インハレーション・
コントロール
(流量調節ノブ)
を時計回り
(内側)
に回して締め、
無駄なエアの消費やフリーフローの回避にご利用下さい。
インハレーション・コントロール(流量調節ノブ)を締め過ぎることが、圧縮空気の節約にはつながりませ
ん。かえって呼吸をするための労力が必要となり、実際には逆効果の可能性があります。
インハレーション・コントロール(Inhalation Resistance Control)
フェイス側面に配置したインハレーション
:
・コ
ントロール
(流量調節ノブ)
で、
圧縮空気の流量を調節できます
(P17 図6-D)
。
水中、
陸上を問わずインハレーション・コント
ロール
(流量調節ノブ)
を回して、
スプリング・テンションを調節することで、
必要に応じた吸気抵抗を設定できます。時計
回り
(内側)
にノブを回すと吸気抵抗が増加し、反時計回り
(外側)
にノブを回すと吸気抵抗が減少します。例えばヘッド
ファーストでの潜降時や強い流れがある時、
オクトパスとして使用する場合などは、
インハレーション・コントロール
(流量
調節ノブ)
を時計回り
(内側)
に回して締め、
無駄なエアの消費やフリーフローの回避にご利用下さい。
OFDバルブ:気体に左右されず摩擦抵抗の低い動きをするユニークな新しいレバー構造によりダウンストリームバルブ
でありながらえらバランスシステムに匹敵する吸気抵抗を実現しました。
バルブレバー:ユニークな極太レバーの使用で流量を増大。
歯科矯正学に基づくマウスピース:世界中の専門家と協力して設計されています。顎に負担をかけずしっかりグリップ
できるうえ、呼吸効率も改善されています。
ポペット:流線型で軽量、摩擦を小さくすることで圧縮空気の流れを改善して、吸気抵抗を低減しています。
V.I.V.A.:
P12参照
陸上で保管する場合、インハレーション・コントロール(流量調節ノブ)をゆるめ(プラスの方へ回し)ます
(P17 図6-D)。
◎使用方法とメンテナンスに関しては:P22∼ 8∼10章を参照して下さい。
V.I.V.A.: P9図3-B 5章11参照
◎使用方法とメンテナンスに関しては:P22∼ 8∼10章を参照して下さい。
18
19
5.18)2ndステージ G250 V(Vintage)
5.19)2ndステージ C300
重量:約270g
この上ない快適性、最高級の性能と耐久性を実現するために、SCUBAPROが長年培ってきた技術と経験のすべてが凝縮さ
れた2ndステージ、それがC300です。軽量、小型、ODFバルブ、歯科矯正学に基づくマウスピースなどは本製品開発におけ
るコンセプトですが、その他にもV.I.V.A.、流体力学的に設計されたポペット、極太のレバーも特記すべき事項です。
流体力学的バランス:シートとポペット・アセンブリーを貫通する小径の縦穴が、優れた流体力学的バランスを可能に
重量:約170g
従来のSCUBAPROバランスシステムを装備した2ndステージです。
しました。この縦穴から圧縮空気がシートの反対側の小さなチェンバーに流入して、オリフィスに向かってポペットを押
し戻す抵抗力になり、バルブを開けようとする力を均衡させます。この効果によりスプリング圧力は最小限で済み、あら
ゆる条件下でより一層滑らかな作動を実現しました。
凍結防止システム(Full Anti-icing system:特許取得)
(P17 図6-B)
:
新たにメタル製ハウジングを採用
し、圧縮空気が膨張する部分は樹脂製のハウジングスリーブを設置することで直接バルブレバーの凍結を防止し、同時
に保護の役目を果たすため、過酷な極低水温下でも2ndステージの凍結を防止します。
インハレーション・コントロール(Inhalation Resistance Control)
:
フェイス側面に配置したインハ
レーション・コントロール
(流量調節ノブ)
で、
圧縮空気の流量を調節できます
(P17 図6-D)
。水中、
陸上を問わずインハ
レーション・コントロール
(流量調節ノブ)
を回して、
スプリング・テンションを調節することで、
必要に応じた吸気抵抗を
設定できます。時計回り
(内側)
にノブを回すと吸気抵抗が増加し、
反時計回り
(外側)
にノブを回すと吸気抵抗が減少し
ます。
例えばヘッドファーストでの潜降時や強い流れがある時、
オクトパスとして使用する場合などは、
インハレーション・
コントロール
(流量調節ノブ)
を時計回り
(内側)
に回して締め、
無駄なエアの消費やフリーフローの回避にご利用下さい。
インハレーション・コントロール(流量調節ノブ)を締め過ぎることが、圧縮空気の節約にはつながりませ
ん。かえって呼吸をするための労力が必要となり、実際には逆効果の可能性があります。
インハレーション・コントロール(Inhalation Resistance Control)
フェイス側面に配置したインハレーション
:
・コ
ントロール
(流量調節ノブ)
で、
圧縮空気の流量を調節できます
(P17 図6-D)
。
水中、
陸上を問わずインハレーション・コント
ロール
(流量調節ノブ)
を回して、
スプリング・テンションを調節することで、
必要に応じた吸気抵抗を設定できます。時計
回り
(内側)
にノブを回すと吸気抵抗が増加し、反時計回り
(外側)
にノブを回すと吸気抵抗が減少します。例えばヘッド
ファーストでの潜降時や強い流れがある時、
オクトパスとして使用する場合などは、
インハレーション・コントロール
(流量
調節ノブ)
を時計回り
(内側)
に回して締め、
無駄なエアの消費やフリーフローの回避にご利用下さい。
OFDバルブ:気体に左右されず摩擦抵抗の低い動きをするユニークな新しいレバー構造によりダウンストリームバルブ
でありながらえらバランスシステムに匹敵する吸気抵抗を実現しました。
バルブレバー:ユニークな極太レバーの使用で流量を増大。
歯科矯正学に基づくマウスピース:世界中の専門家と協力して設計されています。顎に負担をかけずしっかりグリップ
できるうえ、呼吸効率も改善されています。
ポペット:流線型で軽量、摩擦を小さくすることで圧縮空気の流れを改善して、吸気抵抗を低減しています。
V.I.V.A.:
P12参照
陸上で保管する場合、インハレーション・コントロール(流量調節ノブ)をゆるめ(プラスの方へ回し)ます
(P17 図6-D)。
◎使用方法とメンテナンスに関しては:P22∼ 8∼10章を参照して下さい。
V.I.V.A.: P9図3-B 5章11参照
◎使用方法とメンテナンスに関しては:P22∼ 8∼10章を参照して下さい。
18
19
7.使用の準備
6.テクニカルインフォメーション一覧
7.1)ダイビングの前に、常に行って下さい
1stステージ
重量
(約・g)
MK25HP/
MK25AF
MK11T
815/825
470
8500
5500
200barでの流量
(リットル/分)
中圧
0.85∼0.96
(MPa)
INT/DIN200barあたりの
最大タンク圧
230
230
高圧ポート数
2
2
中圧ポート数
5
4
(bar)
(7/16インチ ユニファイ細目ねじ
(UNF)
)
(3/8インチ ユニファイ細目ねじ
(UNF)
)
重量
200barでの流量
(リットル/分)
中圧、最大
(bar)
b.BCジャケットがタンクにしっかり固定されているか、タンクが自然にゆるまないようチェックします。
c.1stステージのヨーク部分をタンクバルブに通します。1stステージのヨークリテイナーをタンクバルブのOリングに
合わせ、ヨークスクリューを回してヨークを締めます。レギュレータシステムの中圧ホースが水平になり右肩の上から出
るようにします(P21 図9参照)。
d.密閉テストを行います。タンクのバルブを閉めた状態で、2ndステージから軽く息を吸います。器材からエア漏れがな
いこと、密閉状態であることを確認して下さい。オクトパス等を接続していた場合、2ndステージそれぞれでこの手順を
繰り返して下さい。
e.1stステージ、2ndステージ、ホース接続部などからエアが漏れていないか、チェックします。タンクのバルブをゆっく
り開け全開にし、ノブを1/4回転戻します。残圧やエア漏れがないかをチェックします。
タンクのバルブを開ける時は、残圧計のガラス面を自分や他人に向けてはいけません。
タンクバルブを再度開け、エア漏れがないかチェックして下さい。しばらくして圧力が低下してしまう場合
は、エア漏れの可能性があります。
ヨークスクリュー
2ndステージ
(約・g)
a.1stステージをタンクに接続する前に、1stステージにゴミが付着していないか確認します。タンクバルブも同様にOリ
ングのゴミや傷をチェックします。
A700
S600
G250V
C300
C200
R295
265
190
270
175
160
170
2000
1850
1600
1550
1550
1400
14
14
14
14
14
14
ヨーク
図9:1stステージのタンクバルブへの接続方法
f.リザーブバルブを装備したタンクを使用する場合は、リザーブ機能が作動するかチェックします。リザーブロッドは、下
方向へ十分に動かなければなりません。
g.タンクバルブを開け、2ndステージのマウスピースを口にくわえ、何回か深く呼吸を行い作動をチェックします。
中圧ホースは2ndステージの中圧(LP)ポートに接続し、決して高圧ポートにねじ込まないで下さい。中
圧ホースあるいは高圧ホース接続時には、ネジ径を変更するアダプタを使ってはいけません。ネジ径を変
更するアダプタを使用した場合は、重大な事故や怪我につながるおそれがあります。
20
21
7.使用の準備
6.テクニカルインフォメーション一覧
7.1)ダイビングの前に、常に行って下さい
1stステージ
重量
(約・g)
MK25HP/
MK25AF
MK11T
815/825
470
8500
5500
200barでの流量
(リットル/分)
中圧
0.85∼0.96
(MPa)
INT/DIN200barあたりの
最大タンク圧
230
230
高圧ポート数
2
2
中圧ポート数
5
4
(bar)
(7/16インチ ユニファイ細目ねじ
(UNF)
)
(3/8インチ ユニファイ細目ねじ
(UNF)
)
重量
200barでの流量
(リットル/分)
中圧、最大
(bar)
b.BCジャケットがタンクにしっかり固定されているか、タンクが自然にゆるまないようチェックします。
c.1stステージのヨーク部分をタンクバルブに通します。1stステージのヨークリテイナーをタンクバルブのOリングに
合わせ、ヨークスクリューを回してヨークを締めます。レギュレータシステムの中圧ホースが水平になり右肩の上から出
るようにします(P21 図9参照)。
d.密閉テストを行います。タンクのバルブを閉めた状態で、2ndステージから軽く息を吸います。器材からエア漏れがな
いこと、密閉状態であることを確認して下さい。オクトパス等を接続していた場合、2ndステージそれぞれでこの手順を
繰り返して下さい。
e.1stステージ、2ndステージ、ホース接続部などからエアが漏れていないか、チェックします。タンクのバルブをゆっく
り開け全開にし、ノブを1/4回転戻します。残圧やエア漏れがないかをチェックします。
タンクのバルブを開ける時は、残圧計のガラス面を自分や他人に向けてはいけません。
タンクバルブを再度開け、エア漏れがないかチェックして下さい。しばらくして圧力が低下してしまう場合
は、エア漏れの可能性があります。
ヨークスクリュー
2ndステージ
(約・g)
a.1stステージをタンクに接続する前に、1stステージにゴミが付着していないか確認します。タンクバルブも同様にOリ
ングのゴミや傷をチェックします。
A700
S600
G250V
C300
C200
R295
265
190
270
175
160
170
2000
1850
1600
1550
1550
1400
14
14
14
14
14
14
ヨーク
図9:1stステージのタンクバルブへの接続方法
f.リザーブバルブを装備したタンクを使用する場合は、リザーブ機能が作動するかチェックします。リザーブロッドは、下
方向へ十分に動かなければなりません。
g.タンクバルブを開け、2ndステージのマウスピースを口にくわえ、何回か深く呼吸を行い作動をチェックします。
中圧ホースは2ndステージの中圧(LP)ポートに接続し、決して高圧ポートにねじ込まないで下さい。中
圧ホースあるいは高圧ホース接続時には、ネジ径を変更するアダプタを使ってはいけません。ネジ径を変
更するアダプタを使用した場合は、重大な事故や怪我につながるおそれがあります。
20
21
8.ダイビングで器材を使用する時に
9.使用後の手順
8.1)ダイビング前の注意点
タンクバルブを閉じ、2ndステージのパージボタンを押し、レギュレータシステムから圧縮空気を抜きます。圧縮空気が抜
けきったら、1stステージをタンクバルブから外します。タンクバルブとレギュレータ1stステージの接続部に必ずダスト
キャップを装着し、ゴミや汚れが入るのを防いでおきましょう。
スキューバダイビングをする場合に必要な器材が い(P5 2章参照)、かつ正しく作動することを確認して下さい。さらに
器材が正しく装着され、正しく調整されているか確認して下さい。
●
マウスピースをくわえ2、3回大きく呼吸をして、確実に機能していることを確認します。このチェックを行わないと、パージ
ボタンが押された時にフリーフローしてしまうこともあります。陸上でのフリーフローはマウスピースの開口部を指で覆う
ようにするだけで簡単に止めることができます。
●
ダイビングを行う前や水面では常に、またダイビング終了後にも、V.I.V.A.を Min に(P9 図3)に設定して下さい。
●
・水中に入ったら、V.I.V.A.を Max に調整しながら設定するのが良いでしょう。
・オクトパスの2ndステージも同様に行います
新しい器材、あるいは新しい場所でダイビングをする場合は、必ず浅いところで浮力コントロールのチェックを実施しま
しょう。
●
ダイビング中は、常に残圧計をチェックして下さい。
●
1回ごと、ダイブプランを立てて下さい。
●
緊急事態に備え、十分な圧縮空気の予備を残し(50bar)ダイビングを終了するべきです。
●
10.手入れと注意
SCUBAPROレギュレータシステムは、高精度のライフサポート・イクイップメントとして製造されています。また高品質な素
材を使用し、高性能ながら手入れが最小で済むようにも作られています。しかしあなたの安全のために、正しく機能するよ
うに手入れを怠らないことが大切です。海水、淡水、プールを問わずダイビング後には、必ず真水で器材を完全に洗い、以
下の注意を守り水が中に入らないようにして下さい:
1.1stステージのヨーク部にダストキャップがちゃんと装着されていることを確認して下さい。
2.水が入ってしまった時は、残圧計を外してからレギュレータに圧をかけパージし、水を追い出します。
3.風通しの良い日陰でレギュレータを乾かします。直射日光は避けて下さい。
8.2)低水温環境で行うダイビング時の、注意点
10℃以下の低水温でダイビングを行う場合は、以下のことを守って下さい。
1.T.I.S.(断熱システム)およびAF(アンチフリーズシステム)を搭載しているSCUBAPRO 1stステージは、低水温の環境下で
使用可能です。それらSCUBAPRO 1stステージは、低水温という環境下までを考慮した製品として、その品質と安全性に
おいて欧州連合(EU)の厳しい規格をクリアし、その証として「CEマーク」を受領しています。
2.水温が0℃以下の場合はV.I.V.A.を Min にし、フリーフローのリスクを少なくします(下記5参照)。
3.流量が多い場合、1stステージは極度に冷却されます。できることならば極低温下ではエアの消費量を少なくすることも
大切です。たとえば激しい呼吸を行わない、レギュレータ1stステージをなるべく単独で使う(インフレータ、オクトパス、
ドライスーツ等でのエア消費を極力避ける)、パージボタンを不要に押さない…などです。
4.レギュレータの1stステージにオクトパスを装着している場合、1stステージが凍結するとそのオクトパスも使用できませ
ん。ですから、シングルタンクの時には、Y型のタンクバルブ(レギュレータを接続するバルブが2箇所)に、2台のレギュ
レータをそれぞれ別に装着します。そうすれば1台が凍結しても、もう1台はまだ凍結していないため、通常どうり呼吸
できます。
5.レギュレータが凍結してしまうと、レギュレータ内の圧力調整機構が機能せず、フリーフローが発生します。このような状
態に陥ったレギュレータからの呼吸は、圧縮空気の残量にもよりますが、短時間しか行えません。その場合はマウスピー
スの端を歯の間に保ち、引き続き注意深く呼吸します。過剰な圧縮空気がマウスピースから、そして2ndステージの排気
バルブから逃げてゆくはずです。バディも一緒に直ちに浮上を開始します。事前にプールなどでこの技術を習得しておい
て下さい。またインストラクターにアドバイスをもらっておくことも大切です。
22
23
8.ダイビングで器材を使用する時に
9.使用後の手順
8.1)ダイビング前の注意点
タンクバルブを閉じ、2ndステージのパージボタンを押し、レギュレータシステムから圧縮空気を抜きます。圧縮空気が抜
けきったら、1stステージをタンクバルブから外します。タンクバルブとレギュレータ1stステージの接続部に必ずダスト
キャップを装着し、ゴミや汚れが入るのを防いでおきましょう。
スキューバダイビングをする場合に必要な器材が い(P5 2章参照)、かつ正しく作動することを確認して下さい。さらに
器材が正しく装着され、正しく調整されているか確認して下さい。
●
マウスピースをくわえ2、3回大きく呼吸をして、確実に機能していることを確認します。このチェックを行わないと、パージ
ボタンが押された時にフリーフローしてしまうこともあります。陸上でのフリーフローはマウスピースの開口部を指で覆う
ようにするだけで簡単に止めることができます。
●
ダイビングを行う前や水面では常に、またダイビング終了後にも、V.I.V.A.を Min に(P9 図3)に設定して下さい。
●
・水中に入ったら、V.I.V.A.を Max に調整しながら設定するのが良いでしょう。
・オクトパスの2ndステージも同様に行います
新しい器材、あるいは新しい場所でダイビングをする場合は、必ず浅いところで浮力コントロールのチェックを実施しま
しょう。
●
ダイビング中は、常に残圧計をチェックして下さい。
●
1回ごと、ダイブプランを立てて下さい。
●
緊急事態に備え、十分な圧縮空気の予備を残し(50bar)ダイビングを終了するべきです。
●
10.手入れと注意
SCUBAPROレギュレータシステムは、高精度のライフサポート・イクイップメントとして製造されています。また高品質な素
材を使用し、高性能ながら手入れが最小で済むようにも作られています。しかしあなたの安全のために、正しく機能するよ
うに手入れを怠らないことが大切です。海水、淡水、プールを問わずダイビング後には、必ず真水で器材を完全に洗い、以
下の注意を守り水が中に入らないようにして下さい:
1.1stステージのヨーク部にダストキャップがちゃんと装着されていることを確認して下さい。
2.水が入ってしまった時は、残圧計を外してからレギュレータに圧をかけパージし、水を追い出します。
3.風通しの良い日陰でレギュレータを乾かします。直射日光は避けて下さい。
8.2)低水温環境で行うダイビング時の、注意点
10℃以下の低水温でダイビングを行う場合は、以下のことを守って下さい。
1.T.I.S.(断熱システム)およびAF(アンチフリーズシステム)を搭載しているSCUBAPRO 1stステージは、低水温の環境下で
使用可能です。それらSCUBAPRO 1stステージは、低水温という環境下までを考慮した製品として、その品質と安全性に
おいて欧州連合(EU)の厳しい規格をクリアし、その証として「CEマーク」を受領しています。
2.水温が0℃以下の場合はV.I.V.A.を Min にし、フリーフローのリスクを少なくします(下記5参照)。
3.流量が多い場合、1stステージは極度に冷却されます。できることならば極低温下ではエアの消費量を少なくすることも
大切です。たとえば激しい呼吸を行わない、レギュレータ1stステージをなるべく単独で使う(インフレータ、オクトパス、
ドライスーツ等でのエア消費を極力避ける)、パージボタンを不要に押さない…などです。
4.レギュレータの1stステージにオクトパスを装着している場合、1stステージが凍結するとそのオクトパスも使用できませ
ん。ですから、シングルタンクの時には、Y型のタンクバルブ(レギュレータを接続するバルブが2箇所)に、2台のレギュ
レータをそれぞれ別に装着します。そうすれば1台が凍結しても、もう1台はまだ凍結していないため、通常どうり呼吸
できます。
5.レギュレータが凍結してしまうと、レギュレータ内の圧力調整機構が機能せず、フリーフローが発生します。このような状
態に陥ったレギュレータからの呼吸は、圧縮空気の残量にもよりますが、短時間しか行えません。その場合はマウスピー
スの端を歯の間に保ち、引き続き注意深く呼吸します。過剰な圧縮空気がマウスピースから、そして2ndステージの排気
バルブから逃げてゆくはずです。バディも一緒に直ちに浮上を開始します。事前にプールなどでこの技術を習得しておい
て下さい。またインストラクターにアドバイスをもらっておくことも大切です。
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11.保証について
13.ナイトロックスについて
*以下の保証はすべて、ご購入後2週間以内にユーザー登録をして頂いたファーストオーナー様(弊社にユーザー登録を
行ったご本人様)のみが受ける資格があります。
13.1)!警告
*以下の保証に関しては諸規定等がございます。
必ず別紙
「ファーストオーナー様対象 製品保証とサポートプログラム
LIMITED LIFETIME WARRANTY with ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM」
をご覧下さい。
大変危険、かつ、時に死亡事故とならない様、御自身が適切な指導と認定資格を取得していない限り、 ナイトロックス(窒素-酸素混合気体)を試用してのダイビングは決して行わないで下さい。
リミテッドライフタイム
・ワランティ)
11.1)LIMITED LIFETIME WARRANTY
(
13.2)! 警告
金属製部品の構造や材質などに製造上の問題が生じ、レギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)に欠損、不良箇所
などがあった場合、世界中のSCUBAPRO UWATECで、一生涯、製品を保証します。
11.2)無償・製品保証(1年間)
正常にご使用いただいている状態で、当社の責任と見られる故障や不具合がおきた場合、お買い上げ日より1年間、無償
修理または交換をいたします。
11.3)ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM
(オーバーホール時に必要な交換指定パーツを、永続的に無償で提供するプログラム)
レギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)のコンディションをベストに維持するためには、年に一度のオーバーホー
ルが大切です。SCUBAPROのレギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)には、毎年、1年に1度のオーバーホールを受
けていただくことを条件に、オーバーホール時に必要な当社レギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)の交換用指
定パーツを、永 続的に、無償でご提 供する「ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM」をご用意しています。これは、
ファーストオーナー様のみが参加資格を持つ、SCUBAPROのレギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)独自のオー
バーホールサポートプログラムです。
考えられる原因
解 決 策
残圧計が 0 を表示する
タンクが空
残圧計不良
タンクバルブ不良
タンク充填
残圧計取り替え
バルブチェック
HP(高圧)ポートあるいは
LP(中圧)ポートの漏れ
接続不良
シールの不良
再度接続して下さい
Oリングの交換
ベンチュリー効果作動
マウスピースを指で覆う、フローベンをMINへ
あるいは水中ではマウスピースの開口部を下向きにする
中圧が高すぎる
ダイビングを中止しレギュレータをチェックする
排気バルブの不良または汚れ
2ndステージのチェック
2ndステージのフリーフロー
またはリーク
2ndステージに水が入る
Nitrox/ナイトロックス(窒素-酸素混合気体)の定義:
(大気中の酸素比率)21%を超える酸素を含有する窒素̶酸素混合気体。
大気中の空気を使用した場合と違い、高酸素濃度使用時の器材や手順は、異なったものを要求されます。
13.3)ヨーロッパ共同体圏外でのナイトロックスの使用について
ヨーロッパ共同体圏外の国々に出荷された標準製造されたSCUBAPROレギュレータは、ノーマルINTまたは
DIN接続を使って、かつ材料、組み立て手順と潤滑油で製造され、40%までの酸素を含有している気体に耐えう
る互換性を確実にしています。これらの国々におけるユーザーは、ナイトロックス専用のレギュレータを使用する
のと同等の安全手順に従う必要があり、そしてナイトロックスを使用するダイビングに関する各国によってセット
されている規則に従うことが必要です。
13.4)!警告
SCUBAPROレギュレータが標準的な圧縮空気と共に使われたならば、新しいメンテナンスを実行することが
必要です、そして、ナイトロックスで再び利用する前に、特にナイトロックスの使用のために計画されたクリーニ
ング手順は、SCUBAPROに認可されたに技術者が実施します。
14.5) ! 警告
12.トラブルシューティング
故 障
最大活動深度(MOD)、並びに、活動可能時間は、御使用の酸素濃度によって違います。
チタンは、ナイトロックス(窒素-酸素混合気体)互換性をもちません。
なぜなら、それは、高い酸素濃度にさらされる場合に発火するかもしれないからです。
40%より高い酸素パーセンテージのナイトロックスでチタンレギュレーターを使わないでください。
40%より高い酸素パーセンテージのナイトロックスを使用する為にチタンレギュレーターを変換するための方
法が全くありません。
オーバーホールや修理は必ず、正規製品取扱い店または認定されたメンテナンス業者、SCUBAPRO
UWATEC JAPANでお受け下さい。一般の方や当社の認定を受けていないメンテナンス業者がメンテ
ナンス行為を行った場合、SCUBAPRO UWATEC JAPANは一切の責任を持ちません。
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11.保証について
13.ナイトロックスについて
*以下の保証はすべて、ご購入後2週間以内にユーザー登録をして頂いたファーストオーナー様(弊社にユーザー登録を
行ったご本人様)のみが受ける資格があります。
13.1)!警告
*以下の保証に関しては諸規定等がございます。
必ず別紙
「ファーストオーナー様対象 製品保証とサポートプログラム
LIMITED LIFETIME WARRANTY with ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM」
をご覧下さい。
大変危険、かつ、時に死亡事故とならない様、御自身が適切な指導と認定資格を取得していない限り、 ナイトロックス(窒素-酸素混合気体)を試用してのダイビングは決して行わないで下さい。
リミテッドライフタイム
・ワランティ)
11.1)LIMITED LIFETIME WARRANTY
(
13.2)! 警告
金属製部品の構造や材質などに製造上の問題が生じ、レギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)に欠損、不良箇所
などがあった場合、世界中のSCUBAPRO UWATECで、一生涯、製品を保証します。
11.2)無償・製品保証(1年間)
正常にご使用いただいている状態で、当社の責任と見られる故障や不具合がおきた場合、お買い上げ日より1年間、無償
修理または交換をいたします。
11.3)ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM
(オーバーホール時に必要な交換指定パーツを、永続的に無償で提供するプログラム)
レギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)のコンディションをベストに維持するためには、年に一度のオーバーホー
ルが大切です。SCUBAPROのレギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)には、毎年、1年に1度のオーバーホールを受
けていただくことを条件に、オーバーホール時に必要な当社レギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)の交換用指
定パーツを、永 続的に、無償でご提 供する「ANNUAL REPLACEMENT PARTS PROGRAM」をご用意しています。これは、
ファーストオーナー様のみが参加資格を持つ、SCUBAPROのレギュレータシステム(オクトパス、AIR2を含む)独自のオー
バーホールサポートプログラムです。
考えられる原因
解 決 策
残圧計が 0 を表示する
タンクが空
残圧計不良
タンクバルブ不良
タンク充填
残圧計取り替え
バルブチェック
HP(高圧)ポートあるいは
LP(中圧)ポートの漏れ
接続不良
シールの不良
再度接続して下さい
Oリングの交換
ベンチュリー効果作動
マウスピースを指で覆う、フローベンをMINへ
あるいは水中ではマウスピースの開口部を下向きにする
中圧が高すぎる
ダイビングを中止しレギュレータをチェックする
排気バルブの不良または汚れ
2ndステージのチェック
2ndステージのフリーフロー
またはリーク
2ndステージに水が入る
Nitrox/ナイトロックス(窒素-酸素混合気体)の定義:
(大気中の酸素比率)21%を超える酸素を含有する窒素̶酸素混合気体。
大気中の空気を使用した場合と違い、高酸素濃度使用時の器材や手順は、異なったものを要求されます。
13.3)ヨーロッパ共同体圏外でのナイトロックスの使用について
ヨーロッパ共同体圏外の国々に出荷された標準製造されたSCUBAPROレギュレータは、ノーマルINTまたは
DIN接続を使って、かつ材料、組み立て手順と潤滑油で製造され、40%までの酸素を含有している気体に耐えう
る互換性を確実にしています。これらの国々におけるユーザーは、ナイトロックス専用のレギュレータを使用する
のと同等の安全手順に従う必要があり、そしてナイトロックスを使用するダイビングに関する各国によってセット
されている規則に従うことが必要です。
13.4)!警告
SCUBAPROレギュレータが標準的な圧縮空気と共に使われたならば、新しいメンテナンスを実行することが
必要です、そして、ナイトロックスで再び利用する前に、特にナイトロックスの使用のために計画されたクリーニ
ング手順は、SCUBAPROに認可されたに技術者が実施します。
14.5) ! 警告
12.トラブルシューティング
故 障
最大活動深度(MOD)、並びに、活動可能時間は、御使用の酸素濃度によって違います。
チタンは、ナイトロックス(窒素-酸素混合気体)互換性をもちません。
なぜなら、それは、高い酸素濃度にさらされる場合に発火するかもしれないからです。
40%より高い酸素パーセンテージのナイトロックスでチタンレギュレーターを使わないでください。
40%より高い酸素パーセンテージのナイトロックスを使用する為にチタンレギュレーターを変換するための方
法が全くありません。
オーバーホールや修理は必ず、正規製品取扱い店または認定されたメンテナンス業者、SCUBAPRO
UWATEC JAPANでお受け下さい。一般の方や当社の認定を受けていないメンテナンス業者がメンテ
ナンス行為を行った場合、SCUBAPRO UWATEC JAPANは一切の責任を持ちません。
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レギュレータシステム
■メンテナンス、
修理等についてのお問い合せは、SCUBAPRO UWATEC JAPAN eサポートTECセンターまで
「SCUBAPRO UWATEC JAPAN eサポートTECセンター」
〒231-0801 横浜市中区新山下3-9-1
ダイワコーポレーション新山下営業所内
Tel.045-489-4801 Fax.045-628-1541 www.eserv.jp
SCUBAPRO UWATEC JAPAN
www.scubapro.co.jp
*本取扱い説明書の無断転載および複写を固く禁じます。
ALL RIGHTS RESERVED 2010.5 SCUBAPRO
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