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参考資料3 - 農林水産省

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参考資料3 - 農林水産省
(参考資料3)
第3回活力ある農山漁村づくり検討会における主な意見
○
議題1
地域活性化に向けた取組の事例(追加)について
・
小学校区での地域のつながりは、明治時代から培われてきたものであり、強固で
ある。小学校区や昭和大合併前の旧町村単位で地域住民が協働で困難に立ち向かっ
ていく力を引き出すことが大切。
・
集落機能を拠点に集約した場合でも、生活サービスを提供できる地域には、適正
な範囲の上限があるのではないか。
・
水産分野におけるCASの導入は、新たな技術が条件の不利性を平準化すること
につながった例であり、これからは地域の努力と技術革新の組み合わせが求められ
るものと考える。
・
都市と農山漁村の交流では、しばしば交流疲れが起こっている現状。受け入れに
参加している農家のメリットをモデル的に示すことが出来れば、「受け入れたは良い
がただ大変なだけだった」という事態は避けられるのではないか。
・
生産地と消費地とのつながりが課題と考えている。現状でも各地のアンテナショ
ップは存在するが、流通・販売段階に利益が持って行かれ、生産者に落ちないのが
問題。
・
地場企業の社員は住民という考え方で、就労のあっせんと暮らしの紹介とを一体
的に取組んでいる例がある。ハローワークなどが仕事と暮らしをセットで紹介する
ような仕組みがあっても良いのではないか。
・
集落機能を集約する根拠となる組織には、地域協議会、有限会社、株式会社など
が混在している。また、社会的企業には、公共部門からの委託で成り立っている組
織もある。どのような組織形態が適切であるのか整理する必要がある。
・
今回の議論をまとめると、①地域における自治の組織形態や単位のあり方、②流
通・販売形態や技術革新の可能性が含めた地域経済のあり方、③都市農村交流につ
いて、運動論を超えたシステムのあり方が重要ということになる。
・
「集落機能の集約」とあるが、むしろ「組織機能」、「生活機能」の集約ではない
か。また、集落と地域マネジメント組織と行政が重層的に存在する中で、その役割
分担や相互関係について意識する必要。
○
・
公共部門からの委託や地域マネジメント活動を行う組織は、農地など地域資源の
維持管理を、如何にコストを掛けないで行うかという観点から、選択肢の一つとし
てあり得るのかもしれない。
・
旧町村のつながりや既存の組織を生かしつつ運営原理を変えていくことで、地域
の活性化につなげていくことが重要。
議題2 論点整理について
1. 「田園回帰」の動きの広がり
・
「田園回帰」は重要なキーワードである。「田園回帰」イコール定住ではなく、農
山漁村への新しい関心と広く捉えてはどうか。農山漁村に関心を持っている人たち
は、都市に欠けがちな、農山漁村のもつ協働性や自然と折り合う暮らしに魅力を感
じているのではないか。
・
東京オリンピックを控え、都市機能の強化も重要な課題であるが、東京を持続的
な環境都市にするという観点から見れば、農山漁村の価値を保存する必要性は都市
にとっても重要である。
・
「田園回帰」は個人の行動様式にとどまらず、例えば自給率への影響や少子化の
抑制などといった、社会全体にとっての効用がどれだけあるかという観点も重要で
ある。
・
「田園回帰」の対象は若い人だけでなく、団塊の世代や子育て世代も含めた幅広
い世代について言えるのではないか。
・
社会増減の現象には市町村や地域ごとに差がある中、全ての市町村や地域を救済
することは困難。どういう地域で人口が増えているかを分析する必要がある。
・
都市と農山漁村とは、お互いに支え合う関係にあるという点が重要。また、農山
漁村の若者が都市で定期的に市を開き、顧客の拡大を図るといった、農山漁村が都
市を利用するような逆ベクトルの発想もあってよい。
2.地域経済の活性化
・
産業の立地と経済性の関係についてみると、ベンチャー企業は人的資源に依存す
る流動性の高い「範囲の経済」であり、農村地域とも親和性がある。また、社会的
企業や6次産業は、地域資源を活用した「価値の経済」であり、農村地域に張り付
いた産業である。
・
6次産業化など、地域と結びついた産業によって、地域内で経済循環させ、地域
内で経済循環させ、価値が地域外に持ち出されないようにする必要。
・
経済的な決定権を地元が持つことが重要。他方、流通、マーケットは規模拡大し
ており、消費者情報も大企業が持っている。流通の構造をどう見直すかが政策的な
課題。
3.地域コミュニティ機能の維持・発揮
・ 地域の活性化については、所得と人口の観点のみならず、文化・教育等を含め総
合的にとらえるべき。地域で暮らす人たちの協働の取組があって、それに対し行政
機関がどのように参加していくかを考えなければならない。
・
「地方の自立」というが、単に経済的な自立だけではなく、社会的つながりを保
ちながら地域がそれぞれの個性を発揮していくことが重要。
・
拠点+ネットワークの考え方は、地方創生の主要な柱であるが、幅の広い議論と
なっており、農水省として考えるべき「拠点+ネットワーク」とは何かを議論する
必要。
・
多面的機能の維持・発揮する取組や農山漁村から享受するメリットについての議
論は重要であり、別に項目を立て、ライフスタイルの変化や地方の自立、都市と農
山漁村の交流なども含めて整理した方がよい。
・
農山漁村で働きたい、暮らしたいという要望はあるが、そうした人たちがどこに
情報を取りに行けばいいかというのが分からない。例えば農林水産業でのインター
ンシップなど分かりやすい入口があればよい。
・
地域内循環の取組は、仮に経済成長がゼロになっても機能する概念であり、さら
に論理的に整理して記載することができないか。
以上
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