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ダム代替案 大 小 高 安
資料9−6 ダム代替案 地下貯留 ・河川改修・遊水地は地域社会や自然環境に与え る影響が大きく、ダムと比較して経済性において 不利となり、早期発現が困難です。 ・トンネル放水路や地下貯留施設は地域社会や自 然環境に与える影響は少ないが、建設費が大きく なります。 高 施設 トンネル ダム代替案 放水路 遊水地 経 済 性 放水路 小 環境負荷 大 河川改修 ダム 安 ※「環境負荷」は改変面積の大きさで評価 芹川川づくり会議資料より 芹川川づくり会議資料より 河川改修(案)引き堤 資料9−7 ・引堤による河川改修のみで対応しようとした場合に必要 となる川幅を赤線で示しています。 ・現在の河道を拡幅した場合には家屋移転などは約220戸 余りとなり、歴史的景観であるケヤキ並木が失われます。 琵琶湖 芹川川づくり会議資料より 芹川川づくり会議資料より 資料9−8 遊水地(案) 河川改修 琵琶湖 ・遊水地により対応しようとしたときの計画案です。 ・遊水地の水深を仮に3mとした場合、およそ285haの 面積が必要となります。 ・広大な面積を買収し遊水地を整備することは、経済的な 負担が大きく、社会基盤に与える影響から、実施困難な施 設となります。 河川改修 ・ 遊水地 芹川 芹川川づくり会議資料より 芹川川づくり会議資料より 資料9−9 放水路(案) 琵琶湖 ・疎通能力が不足する 東海道新幹線から琵琶 湖 の区間において、放水路により洪水流量の 一部を流下させる計画です。 ・放水路の全長は約5,000mで、放水路の工事 に伴い、約450戸の家屋移転が必要となります。 河川改修 放水路 吐口 河川改修 放水路 呑口 放水路 芹川 断面図 24m 3m(道 路 ) 5m 1:1 14m 芹川川づくり会議資料より 芹川川づくり会議資料より 資料9−10 トンネル放水路(案) 琵琶湖 ・芹川の上流に呑口を設け、琵琶湖にまでトン ネルにより洪水時には流量の一部をバイパスさ せる計画です。 ・トンネルの規模は長さ約8,500m、直径8m、 深さ約50mとなります、 河川改修 トンネル放水路 河川改修 芹川 縦断図 呑 口 EL.146.0m 吐 口 EL.84.371m 琵琶湖 50∼ 60m 芹川川づくり会議資料より 芹川川づくり会議資料より ト ン ネ ル放 水 路 地下貯留施設(案) 琵琶湖 河川改修 資料9−11 ・芹川の上流部に地下貯留施設の呑口を設置し、 大断面トンネル状の地下空間に洪水時の流水を 一時的に貯留する計画です。 ・その規模は、空洞断面積は約A=1,200㎡ ( 35m×35m程度)で2本設置し、延長は約 L==2,380mとなります。 河川改修 放水路 呑口 芹川 断面図 本川より分水 ゲート 本川へ 地下貯留施設 地下貯留施設 2.38km(×2 本) 芹川川づくり会議資料より 芹川川づくり会議資料より 資料9−12 芹谷ダム(案) 河川 改修 河川改修 導水トンネル 芹谷ダム 芹谷ダム完成予想図 洪 水 時ダム水位 (100年) 芹川川づくり会議資料より 芹川川づくり会議資料より 資料9−13 事業費 経済性の比較 ■河川改修案 :約 700億円 ■遊水地+河川改修案 :約 1,350億円 ■放水路案+河川改修案 :約 1,030億円 ■トンネル放水路+河川改修案:約 1,590億円 ■地下貯留施設+河川改修案 :約 1,970億円 ■ダム+河川改修案 :約 事業費は平成15年度に算定したもので あり、今後、変動することがあります。 560億円 芹川川づくり会議資料より 芹川川づくり会議資料より