BEST WAY

平成２６年度
進路通信（２年生版）
全校生徒）
BEST
平成 2６年６月６日発行
WAY
第７号
文責
進路指導部
あいさつから見直そう！！
先日、キャリア教育に関して話題があったと思います。自己管理能力、キャリア
プランニング能力、どれも社会に出て必要不可欠になる能力ばかりです。あいさ
つもその一つだと思います。「あいさつをする」ということはいつでもできるように
見えて全然できません。社会に出た人の中にもきちんとできない人がいます。常
に意識している人とそうでない人では社会に出たときに違いが出てきます。大学
の就職活動などでは、待合室での社員の方へのあいさつがとてもおおきくそれ
を全員に行っていたため会社の人に名前を覚えてもらい、その後の面接でとても
有利になったという話があります。あいさつを毎日するだけで周りの人の印象は
まるで変わってきます。ずるい話ですが、あいさつというのはできるというだけで
周りの人にとてもよい印象を持ってもらえます。これから全道大会に行く部活も、
あいさつができるかっこいい部として周りの人によい印象をもってもらい、さらに
よい結果を残して本当の意味での「かっこいい部」を目指しましょう。
「挨拶」とはなにか？
今朝の散歩中、「おーい、こら！ちゃんと挨拶せんかい！」と大きな声がしました。
小 学 生 の野 球 少 年 たちが学 校 へ向 かう途 中 だったようです。そこにコーチ（先
生？）が通りかかって、挨拶せずに通り過ぎようとする子供たちに声をかけたわけ
です。野球少年たちはどう反応したか。全員ピタッと足を止めて振り返ったのです
が、ほとんどの子はモジモジしたまま。一人だけがコーチに頭を下げました。小さ
な声で何か言っていたかもしれませんが、少なくとも私には聞こえませんでした。
挨拶って人間関係の基本中の基本ですが、なかなか難しいのです。私が子供
のころは大人にこうやって注意されるのが苦手でした。大きな声を出してあいさつ
をするなんて慣れてなくて。でも、もっと挨拶の練習をしておけばよかったと今にな
って思います。こどもがちゃんと挨拶できないのは、まあ仕方ないとして、大人にな
ってもまともな挨拶が出来ないって恥ずかしいですね。書店回りをするようになっ
て、見ず知らずの人にいきなり声をかけることの難しさを痛感している今日この頃
です。まずは朝の散歩のときにすれ違う人に晴れやかに挨拶をすることを心 がけ
たいと思いました。
鈴木健二（元 NHK アナウンサー）