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2016年6月22日

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2016年6月22日
みんなを好きに
自分を好きに
第3年学年だより
2016年6月22日
第17号
■6月20日(月)道徳「脚本家が出来上がるまで」
【資料のあらすじ】文字通り、吉田紀子さんという「脚本家が出来上がるまで」の道
のり、筆者がどのような人生を歩んできたのかが描かれている資料です。「夢見る夢子」
で母にあきれられていた高校生の筆者。しかし、当時から「私は脚本家になる」と思い
込んでいたようです。高校2年のときの読書感想文のエピソードにはじまり、大学進学、
就職、富良野塾入塾、そして病気による入院生活。決して順風満帆とはいえない人生ですが、何一つ無駄なものは
なかったと吉田さんは言います。何かをやりたいというエネルギーが、大切な人との出会いを作り、自分の世界を
大きく広げていったという吉田さんにとって、人生とは本当に面白いものなのです。
【本日の授業】59歳で代表作「アンパンマン」がヒットしたやなせたかしさん、資料のとおり紆余曲折の末に「D
r.コトー診療所」や「涙そうそう」の脚本を書いた吉田紀子さん、そして92歳で詩人となった芝田トヨさん。
様々な夢を求め続ける方々が紹介され、ちょうど進路の問題を抱える生徒たちにとっては、それぞれに示唆を与え
たのではないかと思います。この時間のテーマは「夢を追い求める心」です。生徒たちには目標や夢を持ちつづけ
ることの意味を感じ取ってほしいものです。もちろん、ひとつの夢に固執する必要はなく、臨機応変に自分の将来
を描く柔軟性も必要でしょう。進路問題を考えるとき、学業成績だけではなく、自分の未来像をちょっぴり頭に思
い描いてもらいたいものです。
本日の授業をふり返って(テーマ:夢を追い求める心)
自分には「夢」というものがありません。だから、吉田さんのようにある日、何気に見
た TV に影響されるかもしれませんし、周りの人たちに影響されるかもしれません。それ
を吉田紀子さんはおもしろいものだとおっしゃっていました。吉田さんは自分がもってな
いものを2つもっていました。1つは、親に土下座してまで富良野塾行きを諦めなかった
心です。自分だったらそこで諦めているでしょう。2つは、行動力です。富良野塾の授業
方法が分からなかったから NHK に電話するという行動は自分には到底できません。改め
て吉田紀子さんをすごいと思いました。(1組
女子)
私は、まだ将来の夢が決まっていません。大人になって何をしたいというものもなく、
安定した収入さえあればいいと思っていました。この吉田さんの話に出会うまでは。吉田
さんは、高校生の頃からずっと1つの夢を追い求めてきました。一浪をして、2年間富良
野塾で学び、体調を崩してでも諦めなかった夢。叶う、叶わないではない。絶対に叶える
姿に私はとても尊敬しました。私はこれなから何か夢をもち、吉田さんのように追い求め
続けたいです。
(2組
女子)
作者の吉田紀子さんは、勉強が得意ではなさそうだったけど、脚本家になりたいという
夢のためならいろんなことが頑張れるのだと思いました。私には夢がありますが、吉田さんのようにまっすぐ夢の
ために進んでいける自信がありません。しかし、とりあえず高校に入って、頑張りたいと、この作品を読んで思え
ました。夢のために浪人までして頑張れるのはとてもかっこいいなと思ったけど、できれば浪人せずに大学に入り
たいと思いました。(3組
女子)
All your dreams can come true if you have the courage to pursue them.
(追い求める勇気があれば、すべての夢はかなう)
ウォルト・ディズニー
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