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提案施設の概要(PDF:1815KB)
現庁舎地活⽤事業に係る優先交渉権者の決定について 1.優先交渉権者のグループ構成と提案地代 (1)グループ構成 区分 代表 事業者 事業者名 グループにおける役割 中央区八重洲 1-9-9 東京建物株式会社 株式会社サンケイビル 千代田区大手町 1-7-2 東京サンケイビル 16 階 鹿島建設株式会社 港区元赤坂 1-3-1 構成員 定期借地権者 不動産開発 民間施設等のマネジメント 設計 建設 工事監理 (2)一括前払い地代 191億円 (3)収入予定時期 平成28年3月(全額) (4)施設稼働期間 70年 (5)解体・建築期間を含めた借地期間 76年6カ月 2.優先交渉権者の提案施設の概要 (1) 全体施設概要 A敷地 (本庁舎跡地) B敷地 (分庁舎・公会堂跡地) 新ホール ボカロ劇場、スタジオ、 飲食店舗 主な施設用途 オフィス、カンファレンスホール シネマコンプレックス 飲食・物販店舗 容積率 約 1,580% 約 290% 延床面積 約 64,000 ㎡ 約 10,000 ㎡ 最高高さ・階数 竣工予定時期 約 146m 30 階 平成 32 年 3 月 約 40m 7 階 平成 31 年 3 月 ※提案時の考え方を示すものであり、今後変更となる可能性があります ※「VOCALOID(ボーカロイド) 」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です 1 (2) 現庁舎地活用の基本的考え方 【開発コンセプト】 誰もが輝く 劇場都市 副都心の中核を担うビジネスの舞台 ・池袋の新たなランドマークとなる高規格・大規模オフィスが、副都心の骨格を形成するビ ジネス拠点を創出(オフィス延面積約 48,000 ㎡) 文化とにぎわいの舞台 ・池袋で生まれ・育った様々な文化を、公園を囲む日本最大級となる収容人数約 5,000 人の 「7つの“劇場” 」から世界に向けて発信 ・最先端アート・カルチャーから伝統芸能まで、多彩なジャンルが 365 日演じられる「7つ の“劇場” 」と、公園・ストリートが一体となった劇場空間が、圧倒的なにぎわいを創出 エリアマネジメントの舞台 ・国内を代表する企業グループが行うエリアマネジメントにより、エリアの価値を最大化し、 世界における「国際アート・カルチャー都市」の地位を確固たるものとする (3)A・B両敷地の全体計画 土地利用計画 ・上位計画に沿ったオフィス・商業・文化用途の大規模複合開発 ・総合設計と一団地認定の活用により、計画地を有効利用 【容積率割増と容積移転の概要】 2 機能配置計画 ・池袋の副都心機能を強化する「ビジネス」 ・ 「文化創造」 ・ 「にぎわい」の3つの拠点を高層・ 中層・低層部に形成 【主要用途の配置】 ※提案時の考え方を示すものであり、今後変更となる可能性があります 外観デザイン、景観等への配慮 ・風格と気品を備えつつ、にぎわいを生み出す3層構成の端正で研ぎ澄まされた外観デザイ ンが、池袋の新たな時代のシンボル性を体現 ・中池袋公園と正対するホール棟は、周辺建物と同等の高さに抑えて街並みの調和を図り、 公園も含めた空間的な一体性を創出 環境への配慮 ・ 空調負荷の軽減、地域冷暖房の導入、高効率熱源機器等による空調制御システム、照明制御シ ステムの採用等により Co2 排出量を削減・ライフサイクルコストを縮減 ・BEMS(Building Energy Management System)によるエネルギーマネジメントなどの環境 負荷低減策を実施 防災への取組 ・帰宅困難者受入施設、防災備蓄倉庫を整備し、街の防災機能向上に大きく貢献 ・建物構造だけでなく、非構造部材の耐震対策や非常電源・水源確保などにより災害時にも 十分に機能する施設 3 (4)低層部のにぎわい創出に関する計画 ・中池袋公園を囲む多様な用途の「7つの“劇場”」により、新たなにぎわいを創出 ・フジサンケイグループ各社と連携し、グループ一体となってにぎわい創出を全面的にバッ クアップ ・周辺商業施設との連携を図り、相乗効果を発揮するとともに、周辺エリアの関係者と協力 して事業を推進し、エリア全体のにぎわいを向上 【7つの劇場】 劇場1 シネマコンプレックス 大手シネコン運営会社による 9 スクリーン、約 1,600 席の本格シネコン。 劇場2 ボカロ劇場 ボーカロイドを始めとする多様な最先端アートカル チャーイベントの実施が可能な常設劇場。 劇場3 パークプラザ 階段状の劇場空間。日常的にイベントを実施すること で、公園に対して常ににぎわいを創出。 劇場4 シネマプラザ 階段状の半屋外劇場空間。シネコンで上映中のコンテ ンツと連動したイベントを定期的に実施。 劇場5 カンファレンスホール 講演会やワークショップ等の実施可能なカンファレ ンスホール。 劇場6 新ホール 文化創造都市のシンボルとなる客席数 1,300 席の多 目的ホール(区所有) 劇場7 新区民センターホール 幅広い区民文化活動に利用できる約 500 席の平土間 の多目的ホール(区所有) ※提案時の考え方を示すものであり、今後変更となる可能性があります ※「VOCALOID(ボーカロイド) 」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です 【その他のにぎわい施設】 飲食・物販店舗 【集客力と経済波及効果(推計値) 】 集客力 約 650 万人/年 経済波及効果(豊島区全域) 約 270 億円/年 ※集客力は、7つの劇場その他のにぎわい施設の集客人員(300 万人)およびオフィスの集 客人員(350 万人)の合計。 ※経済波及効果は、関西大学 大学院会計研究科 宮本勝浩教授により分析された毎年の運営 により生み出される経済波及効果を示している。 4 (5)新ホールに関する計画 ・様々な文化芸術活動の拠点として、宝塚歌劇、歌舞伎、クラシックコンサート等多種多様な 使われ方に対応できる高い性能を備えたホールを整備 ・プロユースから区民利用まで多様なニーズに応える機能・設備を備えたホールを整備 ・客席数 1,300 席(1 層:785 席、2 層:289 席、3 層:226 席) ※提案時の考え方を示すものであり、今後変更となる可能性があります 3.公募プロポーザルの実施経過 日 程 平成 26 年 内 3月 事業者公募プロポーザル実施要項公表 5月 事業者から参加表明(8 グループ) 7月 現庁舎地活用事業者審査委員会の設置 10 月 平成 27 年 容 審査項目及び配点の通知 1月 事業者から提案書を受領(6 グループ) 2月 事業者によるプレゼンテーションの実施(6 グループ) 3月 現庁舎地活用事業者審査委員会から審査結果の報告 4.今後のスケジュール(予定) 日 平成 27 年 程 内 3 月末~4 月初旬 基本協定締結 4月1日 広報としま掲載 容 既存建物無償譲渡契約締結 平成 28 年 3月 平成 31 年 3月 新ホール竣工(B 敷地) 平成 32 年 3月 民間施設竣工(A 敷地) 定期借地権設定契約締結(地代一括受領) 5