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資料4-2
資料4−2 第76回中央環境審議会循環型社会計画部会 資料(平成24年11月7日) 第三次循環計画における指標データ 一次資源等価換算した資源生産性 入口 ◇一次資源等価換算した資源生産性 40.0 37.9 35.0 30.0 万円 万円/トン 25.0 25.7 24.8 24.5 19.3 19.7 20.5 2004 2005 20.0 27.8 29.1 30.8 32.4 19.7 20.2 20.8 20.5 2006 2007 2008 2009 33.7 21.8 33.9 21.7 22.1 15.0 10.0 5.0 0.0 2003 資源生産性 2010 一次資源等価換算した資源生産性 ※資源生産性の分子のGDPは2005年基準の実質年度値。現行計画の値とは一致しない点に留意。 出典: わが国の物質フローの模式図(環境省)および簡易延長産業連関表(経済産業省)等より推計 1 (参考)一次資源等価換算の考え方 入口 天然資源等投入量 一次資源等価換算投入量 生産 Direct Material Input(DMI) Raw Material Input(RMI) 消費 Domestic Material Consumption(DMC) Raw Material Consumption(RMC) 一次資源等価換算 した指標 消費概念 の指標 現行の目標 指標のターゲット 輸入製品 DMC DMI 輸出製品 輸出資源 消費概念 + 一次資源等価換算 した指標 天然資源 等投入量 輸入資源 国内資源 RMC 輸入製品 (一次資源 換算量) RMI 輸出製品 (一次資源換 算量) 輸出資源 輸出製品 輸出資源 2 化石系資源に関する資源生産性 入口 ◇化石系資源に関する資源生産性 70.0 60.0 54.9 50.0 万円/トン 万円 57.2 56.4 55.9 53.5 54.3 56.5 56.5 57.0 54.9 63.9 58.9 58.8 57.6 57.5 56.3 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 1990 1995 2000 2005 2010 土石系資源投入量を除いた資源生産性 ※資源生産性の分子のGDPは2005年基準の実質年度値。現行計画の値とは一致しない点に留意。 出典: わが国の物質フローの模式図(環境省)等より推計 3 バイオマス系資源投入率 入口 ◇バイオマス系資源投入率 8.0% 7.1% 7.0% 6.0% % 5.0% 5.8% 5.6% 6.0% 5.6% 5.8% 5.4% 5.7% 5.3% 5.7% 5.6% 5.4% 5.6% 5.7% 5.4% 6.5% 6.2% 5.9% 6.0% 5.2% 4.0% 3.0% 2.0% 1.0% 0.0% 1990 1995 2000 2005 2010 バイオマス系資源投入率 出典: わが国の物質フローの模式図(環境省)より推計 4 ものづくりの資源生産性・産業分野別の資源生産性 入口 ◇ものづくりの資源生産性 70.0 63.9 60.0 万円/トン 万円 50.0 57.0 56.3 57.6 58.9 58.8 57.5 37.9 40.0 30.0 27.8 20.0 23.6 32.4 29.1 30.8 23.2 23.3 22.3 2004 2005 2006 33.7 33.9 23.9 23.5 2007 2008 18.8 10.0 0.0 2003 資源生産性 土石系資源投入量を除いた資源生産性 2009 2010 ものづくりの資源生産性(※) ※ものづくりの資源生産性=第2次産業の最終需要額/第2次産業の一次資源等価換算した総物質投入量(土石系を除く。) 出典: わが国の物質フローの模式図(環境省)および簡易延長産業連関表(経済産業省)等より推計 5 ものづくりの資源生産性・産業分野別の資源生産性 入口 ◇産業分野別の資源生産性 平成17年基準 平成12年基準 平成15年 16年 17年 18年 19年 20年 資源生産性[万円/トン] 農林水産業 鉱業 製造業(除機械類) 製造業(機械類) 一般機械 電気機械 輸送機械 精密機械 建設 建築 公共事業 その他の土木 第三次産業 9.7 0.1 14.2 35.4 33.0 44.2 28.0 44.3 8.0 18.4 4.5 6.1 91.8 9.4 0.2 14.0 36.5 33.5 45.6 29.2 44.9 8.4 18.5 4.4 6.3 93.1 9.5 0.2 13.9 38.7 34.6 51.8 29.3 50.8 9.2 19.7 4.8 6.9 96.8 9.6 0.2 13.6 40.6 36.1 53.9 31.4 47.8 10.1 21.3 5.0 7.4 98.8 9.5 0.2 14.1 40.2 35.3 50.0 34.5 36.0 10.1 22.1 5.0 7.5 97.0 9.9 0.2 14.2 39.3 34.5 50.7 32.0 35.6 10.7 22.2 5.6 7.4 99.1 資源生産性[万円/トン] 農林水産業 鉱業 製造業(除機械類) 製造業(機械類) 一般機械 電気機械 輸送機械 精密機械 建設 建築 公共事業 その他の土木 第三次産業 10.0 0.1 14.5 47.2 49.3 51.5 43.2 33.8 10.2 25.2 5.9 9.0 97.1 最終需要額シェア[%] 農林水産業 鉱業 製造業(除機械類) 製造業(機械類) 一般機械 電気機械 輸送機械 精密機械 建設 建築 公共事業 その他の土木 第三次産業 0.7 0.0 9.9 14.6 3.4 6.4 4.3 0.5 11.0 5.8 3.5 1.6 63.8 0.7 0.0 9.8 15.6 3.8 6.8 4.5 0.5 10.1 5.7 2.9 1.5 63.8 0.7 0.0 9.5 16.0 3.8 7.1 4.6 0.6 10.0 5.7 2.8 1.5 63.7 0.6 0.0 9.4 16.7 3.9 7.3 4.8 0.6 9.8 5.8 2.5 1.5 63.5 0.6 0.0 9.4 17.3 4.1 7.6 5.0 0.6 9.0 5.2 2.3 1.4 63.7 0.7 0.0 9.6 17.4 4.0 7.8 5.1 0.5 8.4 5.0 2.2 1.3 63.9 最終需要額シェア[%] 農林水産業 鉱業 製造業(除機械類) 製造業(機械類) 一般機械 電気機械 輸送機械 精密機械 建設 建築 公共事業 その他の土木 第三次産業 0.9 0.0 9.9 13.1 3.0 5.5 4.0 0.6 8.5 4.5 2.8 2.4 67.7 平成21年 ※1 産業分野別の資源生産性の試算に用いている経済産業省「簡易延長産業連関表」が平成21年から平成17年基準に変更となったため、単純に過去と の比較を行うことはできない(平成15年から20年までは平成12年基準) ※2 本推計結果は各産業の推移を見る上では有効であるが、産業間の比較を行うことができるものではない。 出典: わが国の物質フローの模式図(環境省)および簡易延長産業連関表(経済産業省)等より推計 6 出口(排出)側の循環利用率 循環 ◇出口(排出)側の循環利用率 輸入製品(48) 45.0% (単位:百万トン) 輸出(120) 40.0% 蓄積純増(1,110) 輸入 輸入資源 (800) (752) 35.0% 30.0% 25.0% 国内資源 (1,125) 20.0% 天然資源等 投入量 (1,925) 総物質 投入量 (2,138) 入口(投入)側の循環利用率 15.0% エネルギー消費及び 工業プロセス排出(500) 施肥(16) 食料消費(97) 10.0% 自然還元(85) 5.0% 廃棄物等 の発生 (595) 含水等(注) (299) 入口(投入)側の 循環利用率 出口(排出)側の 循環利用率 22 17 12 7 平成2年度 0.0% 減量化(241) 最終処分 (56) 出口(排出)側の循環利用率 循環利用量(213) (注)含水等 : 廃棄物等の含水等(汚泥、家畜ふん尿、し尿、廃酸、廃アルカリ)及び経済活動に伴う土砂等の随伴投入(鉱業、建設業、上水道業の汚泥及び鉱業の鉱さい) 7 循環資源の輸出入量 循環 ◇循環資源の輸出入量 【参考】中古品の輸出 12,000 30,000 その他 20,000 プラスチックくず 循環資源の輸出量(千トン) 25,000 鉱さい・灰等 15,000 非鉄金属くず 10,000 中古品の輸出台数(千台) テレビジョン中古品 鉄鋼くず 5,000 10,000 PCモニター中古品 洗濯機中古品 8,000 エアコンディショナー中古品 6,000 二輪車の中古 4,000 貨物自動車の中古 乗用車、その他の中古 2,000 古紙 輸送用の自動車の中古 暦年 古紙 10,000 植物性油かす でん粉製造の際に生 じるかす等 穀物かす 5,000 暦年 22 23 17 12 7 0 肉又はくず肉の粉、 油かす 23年 800 デリック、クレーン等の中古 600 ブルドーザー等の中古 400 200 タイヤ(更生及び中古 ) 0 暦年 23年 15,000 冷蔵庫、冷凍庫中古品 22年 鉄鋼くず 1,000 17年 非鉄金属くず 20,000 トラクターの中古 1,200 平成12年 25,000 中古品の輸出量(千トン) 鉱さい・灰等 暦年 1,400 その他 平成2 循環資源の輸入量(千トン) 30,000 22年 22 23 17 12 7 平成2 0 17年 平成12年 0 8 循環 隠れたフローを考慮した金属資源のTMRベースの循環利用率 ◇隠れたフローを考慮した金属資源のTMRベースの循環利用率 <指標の狙い> ・「隠れたフロー」を含めた、採取・採掘に関与した物質の総量を表す関与物質総量 (TMR:Total Materials Requirement)ベースで金属資源投入量を見ることにより、当該 資源の使用に伴う環境影響を総体として評価し、リサイクルに質に着目した取組状況 を把握する。 輸入金属量上位 アルミ ニウム 3% 銅 その他 2% 3% <対象金属の選定基準> ①輸入金属のTMR量が多い、②製造量もしくは輸入量が多い、③重要な金属 ※上記基準で、26金属種を選定 輸入金属量 (2009年) 74百万トン 40.0% 鉄 92% 38.0% 36.0% 輸入金属TMR量上位 34.0% 32.0% 30.0% 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 通常リサイクル率 TMRベースリサイクル率 TMRベースの循環利用率=Σ(再生原料等使用量×TMR係数)/ Σ(総原料等使用量×TMR係数) (注記) ここで用いているTMR係数は鉱物資源を採取・採掘したときの係数であり、リサイクルを行ったとき の係数で無い点に注意が必要である。 リサイクル率の推計範囲は、主に国・業界等の公表された統計データで把握できる範囲を対象とし ており、原料等を対象にしたものでない。 指標で用いているデータについては、今後、十分なデータ整備による精度向上が求められる。 プラチナ その他 10% 2% 錫 3% パラジウ ム 3% ニッケル 3% アルミニウ ム 6% 銅 32% 輸入金属TMR量 (2009年) 金 9% 1,719百万トン 鉄 32% 9 廃棄物部門由来の温室効果ガス排出量等 その他 ◇廃棄物部門由来のGHG排出量 4,500 その他(N2O) 廃棄物部門由来のGHG GHG排出量(万tCO2) 4,000 その他(CH4) その他(CO2) 3,500 廃棄物の原燃料利用(N2O) 3,000 廃棄物の原燃料利用(CH4) 2,500 廃棄物の原燃料利用(CO2) 2,000 廃棄物の焼却(N2O) 廃棄物の焼却(CH4) 1,500 廃棄物の焼却(CO2) 1,000 排水の処理(N2O) 500 排水の処理(CH4) 埋立(CH4) 0 平成2 7 12 17 年度 出典: 2011年 日本国温室効果ガスインベントリ報告書より作成 10 廃棄物部門由来の温室効果ガス排出量等 その他 ◇廃棄物として排出されたものを原燃料への再資源化や廃棄物発電等に活用したことによる他部門でのGHG削減量 20 産業廃棄物発電 18 廃プラ(産廃)の高炉還元剤利用 廃プラ(一廃)の合成ガス利用 16 廃プラ(一廃)のコークス炉化学原料化 廃プラ(一廃)の高炉還元剤利用 GHG削減量(百万 百万tCO2) 14 廃プラ(一廃)の油化利用 12 RPF製造及び利用 RDF製造及び利用 10 廃プラ(産廃)の燃料利用 8 廃タイヤの燃料利用 木くず(産廃)の燃料利用 6 廃油(産廃)の燃料利用 4 埋立処分場における回収ガス発電 下水汚泥消化ガスの利用 2 清掃工場余熱による熱供給 0 平成12 13 14 15 16 17 年度 18 19 20 一般廃棄物発電 合計(産廃発電を除く) ※産業廃棄物発電は各種産廃熱利用と重複しているが、その重複分の排除が困難であることから、産業廃棄物発電による削減量は参考値として扱うこととし、GHG削減量の合計 値には含めていない。 11 その他 次期循環基本計画へ向けた物質蓄積量(ストック)の概念 • 循環型社会の構築に当たっては、物質のフローに加え、ストックについても考えていくことが重要。 • 第2次循環型社会形成推進基本計画では、より良いものが多く蓄積され、それを活かした豊かさが生まれる 『ストック型社会』の形成が掲げられている。 • そのため、第3次循環型社会形成推進基本計画では、一歩踏み込んでストックを取り上げ、政府や国民がス トックについて正面から考えるきっかけとしてはどうか。 ※ ここで対象としているのは人為的な活動により蓄積されるストック ストックを整理する視点として、Ⅰ使用価値の有無、Ⅱ資源化価値の有無、が考えられる。 【使用価値 高】&【資源化価値 高】 −できるだけ長く使い続け、使い終わった後には適切にリサイクルすることが求められる。 【使用価値 高】&【資源化価値 低】 −中古、賃貸等により継続的に有効活用(長期利用・リユース)することが求められる。 【使用価値 低】&【資源化価値 高】 −退蔵等されている場合は、資源の有効利用(リサイクル)することが求められる。 【使用価値 低】&【資源化価値 低】 −適正に管理をするか、廃棄処理を行うなどの取組が求められる。 ストック整理の視点 使用価値の有無 資源化価値の有無 ※有害性は別途考える 第三次循環計画における取組指標のデータ 国民一人当たりの資源消費量 入口 ◇国民一人当たりの資源消費量 18.0 17.1 16.7 15.9 16.0 14.0 14.2 14.3 13.6 16.6 12.7 12.2 15.7 11.6 15.6 11.1 14.8 10.8 10.0 14.1 国民一人当たりの資源消費量: 国内における経済活動で直接消費された物質の総量 (総物質投入量から輸出分を控除したもの。Domestic Material Consumption(DMC))を人口で割った、国民一 人当たりの資源消費量。 14.1 10.2 8.9 8.0 国民一人当たりの資源消費量(一次資源等価換算): 国内の経済活動で消費された物質の総量(一次資源等 価換算した天然資源等投入量から輸出分を控除したも の。Raw Material Consumption(RMC))を人口で割った、 国民一人当たりの資源消費量。 6.0 4.0 2.0 0.0 2000 2001 2002 国民一人当たりの資源消費量 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 国民一人当たりの資源消費量(一次資源等価換算) ◇(参考)総物質消費量 25.0 21.7 20.0 18.1 21.2 18.2 21.2 20.3 17.3 16.2 20.5 15.6 15.0 20.0 14.9 20.0 14.2 億トン トン/人 12.0 16.0 18.9 13.8 18.1 18.0 13.1 11.4 10.0 5.0 0.0 2000 2001 2002 総物質消費量 2003 2004 2005 2006 2007 一次資源等価換算した総物質消費量 出典: わが国の物質フローの模式図(環境省)および簡易延長産業連関表(経済産業省)等より推計 2008 2009 14 一般廃棄物の減量化 入口 目標○ ①1人1日当たりのごみ排出量 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 1,185 1,180 1,166 1,163 1,146 1,131 1,115 1,033 1,400 17.6 16.1 1,089 994 1,200 976 12.8 1,000 800 8.1 0.4 3.3 1.6 1.9 H14年度 H15年度 4.6 600 5.9 400 排出量(g/人日) 削減率(平成12年度比) (計画収集量、直接搬入量、集団回収量を加えた一般廃棄物の排出量を1人1日当たりに換算) 200 0 H12年度 H13年度 H16年度 H17年度 H18年度 一人一日当たりのごみ排出量 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 削減率(H12年度比) ②1人1日当たりの家庭系ごみ排出量 (集団回収量、資源ごみ等を除く家庭から排出するごみの量を1人1日当たりに換算) 17.5 15.9 16 654 14 654 644 643 628 12 611 10 6.7 8 6 601 8.1 597 8.8 800 13.0 569 700 550 540 1.8 2 400 300 200 1.6 100 0.1 0 0 H12年度 H13年度 H14年度 1,730 1,708 25 1,695 1,654 1,625 1,580 20 26.2 1,509 16.1 15 8.1 10 5 H17年度 5.1 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 削減率(H12年度比) 1,800 1,600 22.2 1,400 H18年度 2,000 27.9 1,328 1,400 1,297 1,200 1,000 800 12.1 3.8 H16年度 9.7 600 5.8 排出量( 万トン) 削減率(平成12年度比 %) 1,799 H15年度 1人1日当たりの家庭系ごみ排出量 ③事業系ごみ排出量 30 600 500 4.1 4 1,000 900 排出量(g/人日) 削減率(平成12年度比 %) 20 18 400 200 0 0 H12年度 H13年度 H14年度 H15年度 H16年度 H17年度 事業系ごみ排出量 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 削減率(H12年度比) 出典: 環境省「日本の廃棄物処理 (平成22年度版)」より 15 生活系ごみ処理の有料化実施自治体率 入口 ◇生活系ごみ処理の有料化実施自治体率 70% 60% 46% 50% 40% 56% 58% 60% 65% 生活系ごみ処理の ごみ処理有料化 実施市町村率 有料化実施市町村率 49% 49% 45% 54% 50% 20%未満 20%以上40%未満 40%以上60%未満 60%以上80%未満 80%以上 30% 20% 10% 0% H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 ◇生活系ごみ処理の有料化対象人口率 (千人) 70,000 60,000 50,000 47,468 42,221 40,000 56,951 55,504 52,107 63,715 56,468 54,586 48,713 45,294 30,000 20,000 10,000 0 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 出典: 環境省「一般廃棄物処理事業実態調査」より H20 H21 16 耐久消費財の平均使用年数 入口 A)自動車の車種別平均使用年数 <留意点> ●主要耐久消費財の「使用年数」は、調査に よって定義が異なる。 (年) 20 18 A) 新規登録から抹消登録までの平均年数。 1年間の保有台数の減少台数を抹消台 数とみなすため、一次抹消も含まれる。 また、リユースの観点も含まれる。国内 保有年数に近く、退蔵されているものも 含む。 16 14 12 10 8 6 4 乗用車計 2 貨物車計 乗合車計 0 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 B) 買替えをしたものについて、「買替え前 に使用していたものの使用年数」のアン ケート調査。 そのため、ある個人の実使用期間に近く、 リユースの観点は含まれない。 B)主要耐久消費財の平均使用年数 (年) 14 製造 使用・保有 購入 使用 所有者変更 使用 廃棄 A 12 B 10 8 6 A) 出典:自動車検査登録情報協会資料「車種別の 平均使用年数 推移 (軽自動車を除く)」 電気冷蔵庫 4 電気洗濯機 ルームエアコン B) 出典:内閣府「消費動向調査」 主要耐久消費財の買替え状況(一般世帯) (平成24年3月現在) カラーテレビ 2 携帯電話 パソコン 0 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 17 2Rの取組状況(1) 入口 ①レジ袋辞退率(マイバック持参率) (%) 45 37.4 40 35 39.1 31.0 30 25.0 25 18.5 20 15 10 11.8 13.6 13.0 13.3 13.9 15.7 8.0 5 0 H14.9 H15.3 H16.3 H17.3 H18.3 H19.3 H20.3 H21.3 H22.3 H23.3 H24.3 H24.8 出典:日本チェーンストア協会HP「日本チェーンスト ア協会の環境問題への取り組み 【循環型経済社 会の構築」への取り組み】(レジ袋辞退率の推移)」 より作成 ②詰替え・付替え製品の出荷率 (千トン) 1,000 90% 900 80% 800 70% 漂白剤・かびとり剤 700 60% 出 50% 荷 比 40% 率 600 出 荷 500 量 400 住居用洗剤 台所用洗剤 柔軟仕上げ剤 洗濯用液体洗剤 シャンプー・リンス 30% 300 手洗い用洗浄剤 200 20% ボディ用洗浄剤 100 10% 出荷比率(%) 0% 0 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 出典:環境省「第二次循環型社会 形成推進基本計画の進捗状況の 第4回点検結果について」より 原典:日本石鹸洗剤工業会「石鹸 洗剤業界におけるプラスチック容 器包装使用量の推移(1995年∼ 2010年)」 18 2Rの取組状況(2) 入口 ③びんのリユース率の推移 (万トン) 500 80% 70% 400 60% 50% 300 40% 200 30% 20% 100 10% 0 0% H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 リターナブルびん使用量 ワンウェイびん使用量 リターナブル比率 出典:環境省「第二次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第4回点検結果について」より 原典:ガラスびんリサイクル促進協議会提供資料より作成 <留意点> ・現行計画では「リターナブルびんの使用率」と呼んでいた指標について、Rマークびんの使用率と混同される可能性があることから、 「びんのリユース率」という名前に変更したもの。 ・本来であれば、1度以上回収されたリターナブルびんの使用量を用いることが望ましいが、データ制約上、リターナブルびんの使用 量を用いている。 19 2Rの取組状況(3) 入口 ④リユース・シェアリング市場規模 今後、集計範囲を検討し、集計する予定。 20 一般廃棄物のリサイクル率 循環 15,000 ︵ 総 12,000 資 源 化 9,000 量 12.1% 13.1% 14.3% 15.0% 15.9% 16.8% 17.6% 19.0% 19.6% 20.3% 20.3% 20.5% 20.8% 20% リ 15% サ イ ク 10% ル 率 6,000 ︶ 千 ト ン 25% 3,000 5% 0 0% H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 (年度) 集団回収量 中間処理後再生利用量 直接資源化量 リサイクル率 ※リサイクル率(%)= ((直接資源化量+中間処理後再生利用量+集団回収量)/(ごみの総処理量+集団回収量))×100 出典:環境省「日本の廃棄物処理(平成22年度版)」 21 循環 使用済小型電子機器等の回収自治体数・実施人口割合 現時点ではデータがないが、来年度以降、データが得られる予定。 22 循環 ごみ発電・廃棄物処理施設における発電・熱利用の利用状況 現在、検討中 優良認定された産業廃棄物事業者数 出口 ●制度の仕組み ●優良基準 ①処理業者から都道府県・政令市に「優良認定又は優良確認申請」 ②都道府県・政令市が「適合確認審査」 ③都道府県・政令市から処理業者への「許可証に優良マーク」を記載・発行 ④認定事業者の「公表」(産廃情報ネット、都道府県・政令市ホームページ) 排出事業者等による活用 ●認定事業者のメリット ①産廃処理業の許可の有効期限の延長 通常5年の産廃処理業の許可の有効期間が7年に延長される。 ②申請時の添付書類の一部省略 都道府県・政令市の判断により、申請時の添付書類の一部を省略 できる。 ③財政投融資における優遇 産廃処理に関連する施設の取得に必要な資金の貸付制度におい て、通常より低利率で融資を受けられる。 ④許可証等を活用したPR 許可証に「優良マーク」が記載される他、「産廃情報ネット」に紹介 され、「優良さんぱいナビ」での効果的な情報発信が可能になる。 ●効果 ① 遵法性 5年以上の業の実績があり、この5年間に特定不利益処分を 受けていないこと ② 事業の透明性 取得した許可の内容や産業廃棄物の処理状況、施設の維持 管理状況など、一定の情報について、インターネットにより一定 期間以上公表し、決められた頻度で内容を更新すること ③環境配慮の取組 ISO14001、エコアクション21またはこれと相互認証された環境 マネジメントシステム(EMS)の取得 ④電子マニフェスト 電子マニフェスト(JWNET)に加入していること ⑤財務体質の健全性 直前3事業年度のうちいずれかの事業年度における自己資 本比率が10%以上であることや、法人税等を滞納していない ことなど、財務体質が健全であること。 ●認定事業者数・認定許可件数 H23年4月の制度開始からの累計値 ・認定事業者数 ・認定許可件数 382者 2,385件 (H24年7月31日現在) 優良業者の認定により、排出事業者が安心して委託できる優良な処理業者を容易に選択 優良業者への受注が増大し、市場原理により悪質業者を駆逐 ※廃棄物の処理及び清掃に関する法律改正に伴い、平成23年4月から処理業者へのメリットの大きい制度へ移行 出典:環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課「優良産廃処理業者認定制度運用マニュアル」(平成23年3月)、環境省HP 産廃情報ネット「さんぱいくん」等より作成 24 電子マニフェストの普及率 出口 目標○ (%) 30 電子化率 25 23.6 20 18.6 14.3 15 9.1 10 5 0 25.4 0 0.2 0.2 0.3 0.9 1.8 2.5 3.6 5.3 出典:公益財団法人 日本産業廃棄物処理振興センターHP 「電子マニフェスト登録件数及び電子化率」より作成 ※電子マニフェスト: 産業廃棄物管理票(紙マニフェスト)に代えて、情報処理センターと排出事業者、収集運搬業者、 処分業者が通信ネットワークを使用して、排出事業者が委託した産業廃棄物の流れを管理する仕 組み。 (廃棄物処理法第12 条の5 に規定する制度) 25 不法投棄の発生件数・投棄量 出口 1,400 140 1,197 120 100 ︵ 投 棄 量 1,049 855 80 679 1,027 40 20 1,200 1,000 934 894 800 74.5 673 719 岐阜市 事案分 60 ︶ 万 ト ン 1,150 44.4 40.8 21.9 42.4 43.3 41.1 40.3 24.2 558 31.8 20.4 17.2 0 投棄量( 万トン) 382 沼津市 事案分 17.8 600 554 56.7 20.7 308 千葉市 事案分 1.1 桑名市多度町 事案分 5.8 13.1 10.2 12 20.3 14.4 400 279 216 滋賀県日野 町事案分 1.4 5.7 投 棄 件 数 6.2 4.8 200 0 投棄件数 注) 1. 不法投棄件数及び不法投棄量は、都道府県及び政令市が把握した産業廃棄物の不法投棄のうち、1件当たりの投棄量が10t以上の事案(ただし特別管理産業廃棄物を含む事案はすべて)を集計対象とし た。 2.上記棒グラフ白抜き部分について、岐阜市事案は平成15年度に、沼津市事案は平成16年度に判明したが、不法投棄はそれ以前より数年にわたって行われた結果、当該年 度に大規模な事案として判明した。 上記棒グラフ白抜き部分の平成18年度千葉市事案については、平成10年に判明していたが、当該年度に報告されたもの。 上記棒グラフ白抜き部分の平成20年度桑名市多度町事案については、平成18年に判明していたが、当該年度に報告されたもの。 上記棒グラフ白抜き部分の平成22年度滋賀県日野町事案については、平成21年度に判明していたが、当該年度に報告されたもの。 3. 硫酸ピッチ事案及びフェロシルト事案については本調査の対象からは除外し、別途とりまとめている。 なお、フェロシルトは埋戻用資材として平成13年8月から約72万トンが販売・使用されたが、その後、これらのフェロシルトに製造・販売業者が有害な廃液を混入させていたことがわかり、産業廃棄物の不法 投棄事案であったことが判明した。不法投棄は1府3県45カ所において確認され、そのうち42カ所で撤去が完了している(平成22年2月15日時点)。 ※ 量については、四捨五入で計算して表記していることから合計値が合わない場合がある。 26 出典:環境省「産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成22年度)について」(平成23年12月28日) その他 領域に着目した指標 地域における循環型社会形成に向けた取組 ○地方公共団体による循環基本計画の策定数 北海道 地区 北海道 101( 56.4%) 56.4% 滋賀県 17( 京都府 20( 大阪府 36( 兵庫県 30( 奈良県 15( 和歌山県 19( 89.5%) 76.9%) 83.7%) 73.2%) 38.5%) 63.3%) 新潟県 24( 富山県 15( 石川県 15( 福井県 14( 80.8%) 100.0%) 78.9%) 82.4%) 東北地区 76.8% 青森県 21( 岩手県 31( 宮城県 31( 秋田県 20( 山形県 34( 福島県 38( 52.5%) 91.2%) 88.6%) 80.0%) 97.1%) 64.4%) 茨城県 28( 栃木県 22( 群馬県 23( 埼玉県 54( 千葉県 46( 東京都 62( 神奈川県 30( 63.6%) 81.5%) 65.7%) 84.4%) 85.2%) 98.4%) 90.9%) 北陸地区 鳥取県 11( 島根県 16( 岡山県 21( 広島県 18( 山口県 18( 84.0% 57.9%) 76.2%) 77.8%) 78.3%) 94.7%) 関東地区 中国地区 77.1% 近畿地区 69.2% 東海・東山 地区 82.8% 76.8% 四国地区 九州地区 62.1% 66.5% 沖縄県 25( 61.0%) 沖縄地区 61.0% 福岡県 45( 佐賀県 18( 長崎県 12( 熊本県 21( 大分県 14( 宮崎県 15( 鹿児島県 30( 徳島県 16( 香川県 10( 愛媛県 19( 高知県 14( 75.0%) 90.0%) 57.1%) 46.7%) 77.8%) 57.7%) 69.8%) 66.7%) 58.8%) 95.0%) 41.2%) 山梨県 16( 長野県 63( 岐阜県 25( 静岡県 30( 愛知県 52( 三重県 19( 59.3%) 81.8%) 59.5%) 85.7%) 91.2%) 65.5%) 全国 1,274( 72.8%) 整数:循環基本計画等を策定している市町村数 % :都道府県内の全市町村数に占める割合 <留意点> 策定数だけでなく、計画の詳細についても把握すること を、今後検討 出典:環境省「第二次循環型社会形成推進基本計画の進捗 状況の第4回点検結果について」より ○地域循環圏形成のための取組数 現時点ではデータがないが、今後アンケート調査等により把握予定。 27 その他 領域に着目した指標 海外の都市と循環型社会形成に関して連携している 地方公共団体数 現時点ではデータがないが、今後アンケート調査等により把握予定。 28 その他 各主体の取組に着目した指標 【国民】循環型社会に関する意識・行動 目標○ ①廃棄物の減量化や循環利用、グリーン購入の意識 H21 H22 0% H23 ごみ問題に(非常に・ある程度)関心がある 3Rという言葉を(優先順位まで・言葉の意味まで) 知っている グリーン購入 購入に 対する意識 する意識 廃棄物の減量化や 循環利用に対する意識 ごみ問題 への関心 H20 3Rの 認知度 H19 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ごみを少なくする配慮やリサイクルを(いつも・多少) 心がけている ごみの問題は深刻だと思いながらも、多くのものを 買い、多くのものを捨てている 環境にやさしい製品の購入を(いつも・できるだけ・ たまに)心がけている 環境にやさしい製品の購入をまったく 心がけていない 出典:環境省「第二次循環型社会形成推進基本計画の 進捗状況の第4回点検結果について」より ②具体的な3R行動の実施率 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 詰替製品を使っている 59.2% レジ袋をもらわない、簡易包装を店に求める 59.1% 食べ残しをしない、食品を捨てないようにする 55.8% ビールや牛乳びんなど再使用可能な容器を使った製品を買う 23.4% 携帯電話など小型電子機器の店頭回収に協力する 再生原料で作られたリサイクル製品を購入する 26.2% 20.7% 使い捨て製品を買わない 無駄な製品を買わないようレンタル・リース製品を使う 70% 28.1% 20.1% 出典:内閣府大臣官房政府広報室「環境問題に関する世論調査」(平成24年6月調査) 29 その他 各主体の取組に着目した指標 【事業者等】環境マネジメント等の実施 ◇エコアクション21認証取得事業者数 ◇ISO14001審査登録状況 8,000 ※((財)日本適合性認定協会適合組織件数累計) 25,000 6,859 7,000 5,438 16,417 5,000 15,000 4,030 4,000 2,889 3,000 20,359 19,494 20,000 6,000 20,597 20,480 16,986 13,216 10,000 5,000 1,115 480 0 0 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H15年8月 H16年9月 H17年9月 H19年1月 H20年1月 H20年11月 H21年11月 H22年11月 ◇環境会計を既に導入している企業 ◇環境報告書を作成・公表している企業 45% 60% 40% 35% 36.9% 37.5% 39.8% 37.2% 36.4% 37.4% 30% 20% 21.2% 22.4% 20.0% 17.2% 19.9% 18.2% 0% H16年度 H17年度 上場企業 ◇地方公共団体における組織的 なグリーン購入の取組状況 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 80% 13.8% 60% 13.0% 13.2% 10% 28.3% 30.4% H16年度 63.3% 63.2% 62.2% 60.1% 60.6% 全庁で組織的に取り組んでいる H18年度 上場企業 H19年度 H20年度 H21年度 非上場企業 90% 上場企業 80% 70% 77.5% 非上場企業 63.7% 49.9% 70.3% 77.8% 70.7% 81.1% 69.8% 65.7% 59.9% 51.3% 55.5% 30% 20% 33.8% H17年度 H17年度 40% 10.4% 0% H15年度 H16年度 60% 50% 20% H15年度 50% 11.1% 24.7% 17.0% 非上場企業 ◇企業における組織的な グリーン購入の取組状況 90% 10.1% 29.3% 26.9% 0% H15年度 30% 28.0% 24.6% 20.8% 10% 5% 13.0% 47.0% 45.3% 54.6% 51.6% 48.8% 38.7% 30% 20% 10% 12.8% 50% 40% 22.7% 15% 70% 51.8% 31.8% 25% 40% 20,309 1,938 2,000 1,000 目標○ H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 ※「購入ガイドライン等を作成して選定」、「業界団体 等の購入ガイドライン等を活用して選定」、「購入ガイ ドライン等を作成していないが考慮」への回答の合 計。各年度の有効回答数に対する割合。 10% 0% H16年度 H17年度 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 全庁ではないが、組織的に取り組んでいる 出典:環境省「第二次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第4回点検結果について」より 30 その他 各主体の取組に着目した指標 【事業者等】循環型社会ビジネス市場規模 目標○ ○循環型社会ビジネス市場規模 (億円) 500,000 450,000 400,000 350,000 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 445,453 386,089 438,213 406,206 388,338 330,996 H12年度 H17年度 H18年度 ■現行計画で対象としている項目 (参考)推計の対象範囲 経済協力開発機構(The Environmental Good and Services Industry (OECD), 1999)における環境ビジネス分類のうち、環境汚染防止、環境負荷低減技術及 び製品、資源有効利用の分野から循環型社会ビジネスに該当する業種を対象 とした。環境汚染防止では、廃棄物処理装置等の製造(中間処理装置ほか)、 廃棄物処理サービス(産業廃棄物処理ほか)、廃棄物処理施設建設(処分場建 設ほか)である。環境負荷低減技術及び製品では、省資源技術・プロセス(リー ス、レンタル)、省資源製品(100年住宅ほか)である。資源有効利用では、再生 素材の有効利用(資源回収、中古品流通ほか)、その他の資源有効利用(建設 リフォーム・リペアほか)である。 H19年度 H20年度 H21年度 ◇(参考)循環型社会ビジネス雇用規模 (億円) 120 100 80 60 96 96 96 99 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 86 62 40 20 0 H12年度 出典:環境省「第二次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第4回点検結果について」より H17年度 31 その他 各主体の取組に着目した指標 【国】各種リサイクル法の目標達成状況 ■検討の方向性 ○大きく2つのアプローチを検討。 1 . 集約値に統合するアプローチ 例えば、次式によるDtT(Distance-to-Target)法を例に挙げることができる。 統合値V = å 各取組の現状値 各取組の目標値 2.表示を工夫するアプローチ (集約化することはせずに一覧性を高める表示上の工夫によるアプローチ) 一般的なものは、分野と項目をマトリックスで配置して、その状況を色で示すもので、「トラフィックライト・システム」などと呼称されている。 課題 長所 短所 集約値に統合する アプローチ 集約する式と集約する取組 の範囲を決定する必要があ る。 区分の合理性を提示しやすく、また、類型におけ る恣意性を排除できる。 厳密性が高く、全く異なる取組を統合してしまうと 集約値の意味が失われる。 多くの取組を集約すると、感度が低く、ある特定 の取組が進展しても、あまり結果が変わらない。 表示を工夫する アプローチ 類型方法を決定する必要が ある。(※) さまざまな取組に対して適用ができる。 類型における恣意性を完全には排除しにくい。 取組の状況を並べるが、相互の比較可能性は必 ずしも担保できない。 ※ 類型化の方法には、例えば、上式における(各取組の現状値)/(各取組の目標値)を用いて 各色に区分する定量的な方法から、各色の示す意味からその 要件を設定するという定性的な方法までを考えることができる。 ○表示を工夫するアプローチによる結果(イメージ) 各種リサイクル法等 目標の 達成度 改善傾 向 ・・・ ○○○法 △△△法 ×××法 ・・・ 32