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100年前、

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100年前、
あなたを魅惑のインド探訪の旅へお連れしましょう。
始めてインドの神秘のベールの中をのぞいてみる方には、
このゴールデントライアングルがぴったりではないでしょうか。
DELHI
何故なら、
ここにはインドのエッセンスが凝縮されているからです。
デリー
この国の複雑さがたっぷり織り込まれた街。
アグラ
愛と美の究極の街。
そして、ジャイプール
S
AGRA
R
JAIPUR
PU
色あざやかな幻想の街。
DELHI
JAIPUR
AGRA
KOLKATA
MUM
インド 政府観光局
東京都中央区銀座 6 - 5 - 12 千代田ビル
TEL : 03 - 3571- 5062/3 FAX : 03 - 3571- 5235
HP : http://www.tourismofindia.com
PRODUCED BY OFFICE MIND, TOKYO MARCH 2002
⑤
スポーツ:ゴルフ、水泳、テニス等がホテルの私設
は今なお王朝風の伝統美術が息づいています。
で楽しめます。ホテルの中にはバギーやラクダ乗り
賑々しいバザールの店々には手工芸品や宝石があ
のアレンジをしてくれる所があります。
ふれんばかりに並んでいます。細密画は今でも手す
ショッピング:宝石、七宝焼き
(ミナカリ)、染色、手
き紙や象牙に描かれています。ジャイプールからほ
染めの織物、ジャイプール 焼きの青壺、象牙彫刻、ラ
んの11キロ離れたところに、6世紀もの長きにわたっ
ジャスタン風絵画、漆器、金銀線細工品など、豊富な
て首都であり続けたアンベールの丘城があります。
種類のラジャスタン地方工芸品がそろっています。
ジャイプ ー ル の 町
100年前、
宮廷や庭園が何段にもなって丘の上に作り上げられ
はここを 訪 れ た 王
ています。鏡の間シェーシュ・マハルはこの種の広
子を歓迎して、町中をピンクに染めました。それ以
間の中では最高傑作といえるでしょう。小さな鏡が
賑 々しく なります。主な祭りは、3月のホーリー、
来この町は、その色のままになっています。大ター
無数に飾り付けられているので、たった一本のロウ
10月のダシェラ、11月のディワリ、モンスーン期
ル砂漠の外れに位置するジャイプールは、ラジャス
ソクの炎も何千本にも反射して輝くのです。
ベストシーズン:10月から3月、7月から9月。ラ
ジャス タ ン 地 方 の 祭りの シ ー ズ ン は 色 鮮 や か で 、
の祭りティージ、春のガングールの祭り。圧巻はプ
⑥
タン地方の入り口であり、ラージプートの地、騎士
シュカールのラクダ市が10∼11月に立ちます。
服装:夏期には木綿の服。冬期には薄手のウールが
道と武道の伝統が息づく地、英雄と美女の伝説の地
必要です。
です。この町には壮厳な宮殿、色鮮やかなバザー
ル、町を包み込むようにそびえる城砦などがあり、
正面には繊細な透かし彫りの戸がはめられていて、
さながら中世の町そのものです。女たちはゆれるス
ジャイプールの王妃や宮廷の貴婦人達が俗人の目に
カートに色とりどりのベールをまとい、銀の装飾品で
触れることなく街路で繰り広げられる祭りの様子や行
飾りたて、長身の男たちはターバンを巻き、町には、
列をここからこっそり、かいま見ていました。ムガー
ラクダに引かれた荷車がゴトゴト通る………そんな
ル様式とラジャスタン風の建築様式が融合してできた
光景はまるで幻のようです。そんな幻想的中世のイ
シティ・パレスは、現在では博物館となっており、
メージとは裏腹に、ジャイプールはたった260年の歴
ジャイプールの王朝を物語る品々が展示されていま
史しかありません。ムガール朝の衰退に乗じて、藩
す。大謁見の間には、美術品や写本が陳列されて
王(マハラジャ)ジャイ・シンが、先祖代々の丘陵城
います。ルビー、ルリ、黄金をすり潰して作った顔
砦であるアンベール城を出て、自らの名にちなんだ
料で描かれた細密画が壁に彩りを加えています。膨
この町を建設しました。ジャイプールは碁盤の目状
大な武器コレクションの中には、水晶のつかの黄金
に設計された近代的な都市なのです。ジャイ・シン
の短剣、宝石がちりばめられた儀典用の剣、ラクダ
は優れた占星学者でもあり、膨大な量の煉瓦やモル
乗り用に作られた銃などの骨董品があります。この
タルを使って、目を見張るほど精密な天文台、ジャ
博物館には世界で最も大きいと思われる銀製の瓶が
ンタル・マンタルを建てました。ジャンタル・マンタルか
あります。これは、王子が英国を旅行したとき、聖
らさほど離れていないところに、美しいハワ・マハ
なるガンジス河の水を運ぶ目的に使われました。藩
ルがあります。ハワ・マハルはピンクの高い建物で、
王支配の時代は終わりましたが、ジャイプールに
行き方:ジャイプールには、デリー、アグラ、ムン
④
バイの各都市から空路、陸路、鉄道などの便があり
ます。
宿泊:ランバーグ・パレス、ジャイ・マハル・パレス、
ラージ・マハル・パレス、トライデント、マンシン、
①
クラーフ・アメール。価格のもっとも手頃なホテル
も多数あります。
さらに詳細は次のところまで:
インド政府観光局 ジャイプール、ステートホテル内
TEL : 141-372200 E-mail : [email protected]
⑦
①ジャイプール市街
②バハラットプール(鳥類保護区)
③風の宮殿
④アンベール・フォート
⑤アンベール・フォート
⑥天文台
⑦ジャイマハル
⑧ジャイマハル
②
③
⑧
③
①ラシュトラパティ・パワン(大統領官邸)
②フマユーン廟
③インド門
④サンサッド・バワン(国会議事堂)
⑤プラナ・キラー(オールド・フォート)
⑥クトゥブ・ミナール(勝利の塔)
⑦ロータス・テンプル
リートは、ラージパトゥ通りで、戦争記念門であるイ
スポーツ:水泳、ボート乗り、セーリング、ゴルフ、
ポロ、乗馬など、様々なスポーツを、クラブやホテ
ル内の施設で楽しめます。
ショッピング:絹や木綿織物、壺、テラコッタ、宝
石、しんちゅう製品、象牙、ローズウッドや白壇の
ンディアンゲートから、ライシナの丘の上に建てられ
⑥
た大統領官邸ラシュトラパティ・バワンまでまっすぐ
現在のデリー
は近代的な都
伸びています。ラージパトゥから放射線状に伸びる
市ですが、そ
通りには、涼しげな街路樹が植わり、緑の芝生のあ
の歴史は、3000年にも及びます。デリーは過去と現
る白い邸宅が立ち並んでいます。そのなかの道は、
在が同居する街だからこそ時間を飛び越えたような
ニューデリーの繁華街、コンノート・プレースを抜け
不思議な魅力があるのです。まず、シャー・ジャハ
て行きます。コンノート・プレースは白い円形のショッ
ンが、300年前に城壁で囲んで造ったオールドデ
ピングセンターで、中央には花をつけた木々の噴水
リー。御影石の城壁の中には、小さなバザールや
のある公園があります。コンノート・プレースには、
人混みや色彩でごった返す喧騒があります。オール
近代的高層建築が建ちならび、ここから放射状に走
ドデリーのシンボルは、赤砂岩でできた壮大なレッ
る道路にはエンポリアムや小店が軒を連ねています。
彫り物、絵画などインド各地の手工芸品が手に入り
ます。
ベストシーズン:10月から3月。
服装:夏期には木綿の服。冬期にはセーター類が
必要です。
行き方:インドの玄関であるニューデリーには、主
要国際線の飛行機が多数乗り入れしています。また、
インド国内各地へも、空路、陸路、鉄道などの便が
②
整っています。
ドフォート城です。堅牢な城壁の中には伽話に出て
こんなファッショナブルな繁華街へ現代的なデリーっ
くるような宮殿や、ムガール朝の皇帝達が宝石のは
子たちがショッピングにやって来るのです。デリー
め込まれた黄金の孔雀の王座に座り、宮廷としてい
にはプラーナキラー城や、ロディー王家の廟や、フ
リーは、現在大統領官邸のある所から南は15キロ
た謁見の間、ディワン・イ・カスなどがあります。レッ
マユーン皇帝の廟の周辺に、青々と茂る緑のオアシ
行ったところにありました。その古都は、初期ヒ
宿泊:アショカ、マウリア・シェラトン、ジ・オベ ロ
イ、ハイヤット・リージェンシー、タージ・マハル、
ル・メリディアン。これ以外にも高級ホテルや価格
④
の手頃なホテルが数多くあります。
ドフォート城の向かい側には、インドで最も大きくエ
スの様に美しい公園が点在します。木々が遺跡を包
ンドゥー様式建築の遺跡と融合して造られたことが、
レガントな回教寺院、ジャーママスジットが紺ぺきの
み、冬には彩りを加えます。ムスリム支配初期のデ
この石造りの建築のなかにはっきり見て取れます。
さらに詳細は次のところまで:
空を背にそびえています。このモスクの近くには、
この古都の中心に、勝利の塔、クトゥブ・ミナールが
インド政府観光局
ムガール人達の市であったチャンドニチョウク
(月光
あります。そのそばには、インド最古のモスクの一
の市)があります。かつて、中央に運河が走ってい
つである、クワットゥルイスラームの回廊があります。
たチャンドニチョウクの大通りには今、リキシャや荷
デリーには遺跡があるばかりではありません。博物
車や自転車が行き交っています。この大通りから、
館や美術館も豊富にあり、国宝級美術工芸品から、
無数の小道が迷宮の様に伸び、そこでは綿、組紐、
蒸気機関車や人形に至るまであらゆるものを展示し
銀器、真珠などの専門店が所狭しと軒を連ねていま
ています。デリーのバザールや現代的なショッピン
す。20世紀初頭の風貌をしたニューデリーがありま
グセンターでは、インド各地の工芸品を売っていま
す。ここは、エドウィン・ルディスが英国のために設
す。デリーは、インド発見の旅をスタートするには
定した新しい首都です。ニューデリーのメインスト
格好の地といえるでしょう。
ニューデリー、ジャンパトゥ通り88番
TEL : 3320005、3320008
FAX : 3320190
E-mail : [email protected]
⑦
⑤
①
スポーツ:たいていのホテル内の施設でゴルフ、水
④
泳、テニスなどが楽しめます。ホテルによっては、
アーチェリー、クリケット、その他のスポーツもで
きます。
ショッピング:色石がはめこまれた大理石製の小箱
や飾り皿、黒ベルベットに金糸、銀糸刺繍を施した
ものなどがアグラの名品です。
アグラは
昔の栄華の残像のような
ベストシーズン:10月から3月。
街です。あの繁栄を究め
たムガール朝の首都だった街だと言えば、察してい
⑥
ただけるでしょうか。ムガール朝は建築にひとかた
服装:夏期には木綿の服。冬期にはセーター類が
ならぬ情熱を注いだため、今日世界で一、二を誇
必要です。
る名建築を残しました。悲しみにうちひしがれた皇
②
帝シャー・ジャハーンが愛妻ムムターズ・マハルの死
行き方:デリー、ジャイプールから空路、陸路、鉄
を悼み県立したタージ・マハルは、今日もその孤高
道等、交通が便利です。アグラ間を結ぶ特急シャタ
とした美をたたえています。月光にはほのかに浮か
⑤
ぶ姿にせよ、朝焼けの薄紅の光の中に輝く姿にせよ、
ブディー・エクスプレスが毎日運行しています。
宿泊:ムガール・シェラトン、タージ・ビュー、クラ
庭園の池に写る姿にせよ、タージ・マハルは美しい
ークス・シラズ、トライデント。予算と必要に応じ
のです。完成までに22年の歳月を要し、名匠達の
てスイートルームも用意できます。
手で白大理石に宝石がはめ込まれ、透かし彫りが施
さらに詳細は次のところまで:
され、そうして皇帝の愛の記念碑が造られました。
多分、最も感動的なタージ・マハルの姿は、ヤムナ
インド政府観光局 アグラ、マール通り191番 TEL : 562-226378
①
E-mail : [email protected]
河の対岸にあるアグラ城の八角形の小塔から見る景
UP州政府観光局 アグラ、タージロード64番 色ではないでしょうか。皇帝シャー・ジャハーンは晩
ましたが、水不足のため数年で立ち去らざるをえま
年ここに幽閉され、亡き妻の廟を眺めながら過ごし
せんでした。今日要塞、大門、宮廷などが、完全な
ツーリストインフォメーションセンター ました。妻の廟と同じ形をした、黒大理石製の自ら
保存状態で残っています。赤茶けた砂岩の中庭に
アグラ、カント駅内 TEL : 364439
の墓を、ヤムナ河を狭んだ反対側に造りたいという
は、宝石がはめ込まれたようにして建っている、聖
シャー・ジャハーンの望みは叶いませんでしたが、
人サリム・チシュティの大理石の廟があります。アグ
アグラ城の中には美しいモスクや華麗な宮廷を残し
ラ郊外シカンドラにあるアクバル帝の廟とイトゥマド・
ました。幻想的廃墟の町、ファテプールシクリが、
ウド・ダウラの廟は、それぞれムガール様式の建築
アグラから少しはずれたところにあります。アグラに
を代表する見事なものですが、タージ・マハルの威
飽きた皇帝アクバルは、ファテプールシクリに遷都し
光の前には、やや影が薄くなっていまいます。
TEL : 360517
③
①アグラ・フォート
②アグラ・フォート
③ファーテクリースクリー
④アグラ・フォート
⑤タージ・マハル
⑥ムムターズ・マハル
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