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第一回健康検定 認定試験 練習問題①

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第一回健康検定 認定試験 練習問題①
 第一回健康検定 認定試験 練習問題①
Q1:医薬品の使用上の注意等において、「小児」といった場合は、
目安として何歳未満をさすでしょうか。
a.7歳未満 b.10歳未満 c.15歳未満 d.18歳未満 e.20歳未満
Q2:コラーゲンと関わりの深いビタミンは?
a. ビタミンA b. ビタミンC c.ビタミンB12 d. ビタミンB6 e. ビタミンD
Q3:冷凍食品を‐18度で保存した場合の保存期間は、どれでしょうか。
a. 1ヶ月 b. 3ヶ月 c. 6ヶ月 d. 1年 e. 5年
Q4:運動の強度を見る為に脈を測るタイミングは?
a. 運動30分前 b. 運動直前 c. 運動中 d. 運動後30分
Q5:精神的・神経的な疲労を解消するための歩行であれば、
何分くらいの歩行量がよい?
a. 10分 b. 30分 c. 1時間 d. 1時間半 e.2時間
Q6:何時間くらいで、脳は、一番休息をとる?
a. 30分 b. 1時間 c. 3時間 d. 6時間半
e.8時間
Q7:いびきはなぜ起こる?
a. 寝言の一種 b. 鼻空の空気の通りが悪い
c. 上気道の空気の通りが悪い d. 熟睡しているから
Q8:内臓脂肪が増加することにより
かりやすい病気で間違っているものはどれでしょうか。
a.脂質異常症 b. 食後の低血糖症 c.糖尿病 d.高血圧
Q9:血圧が高くなる原因として間違っているものはどれでしょうか?
a.肥満 b食事 c.運動 d.過度のアルコール e.温暖時
Q10:ストレスが多いと体はどのように変化する?
a. 発汗量が減る b. 頭痛が起こる c. 心拍数を下げる
d. 筋肉が緩和する
【回答と解説】
A1:c
医薬品の使用上の注意等においては、15歳未満を「小児」としています
(乳児は1歳未満、幼児は7歳未満)。
一般用医薬品の中には、15歳未満の小児には使用しないとされている成分も
ありますから、大人用の薬を、量を減らして飲ませるといったことはやめましょう。
「からだが大きいから、大人用でも・・・」と思われる場合でも、
内臓などはまだ十分に発達していない場合もありますから、厳守して下さい。
購入時には薬剤師や登録販売者に相談して、小児の年齢に応じた用法・用量が
設定されている医薬品を選び、その用法・用量を守って使用することが大切で
す。
A2:b
ビタミンCはコラーゲンの生成や生体内における水溶性の抗酸化作用物質として
重要な役割を果たしているほか、コレステロールなどの脂質代謝、生体異物の
除去、無機鉄の吸収などにも役立っています。
A3:d
冷凍食品は、品温をマイナス8度以下にしてあるので、物によっては多少異なり
ますが、目安として1年間最初の品質が保たれています。
逆に保存温度をあげてしまうと、それだけ品質保存期間が短くなります。
冷凍食品が店頭に並ぶまでの生産、貯蔵、輸送、販売の各段階においても、
マイナス18度に保たれているので、最初の品質と変わらないと言われています。
ただし、家庭用の冷凍庫では限界があります。
消費期限がある場合は、表示を確認することも大切です。
A4:c
1分間の脈拍数を「110∼120」程度に保つようにします。
測るタイミングは、運動中、もしくは運動直後です。
測る場所は、右手首の親指側です。
手の置き方として、左手の「人差し指・中指・薬指」を揃えて測る場所へおきます。
測り方は、15秒間脈拍を数えて4倍し、1分間の脈拍数を出します。
A5:a
疲労解消や、精神的・神経的な疲労の休養・回復にも、
適度な運動(散歩なら1,000歩∼1,300歩、10∼15分の運動)が
望ましいとされています。
A6:c
脳は眠りはじめの3時間で必要な休息のほとんどをとるので、
3時間でよいという人もいます。個人差があるので一概には言えませんが、
ノンレム睡眠(90分)とレム睡眠(90分)のサイクルを4回、
つまり約6時間の睡眠で十分といわれています。
A7:c
いびきは、眠ることによって狭くなった上気道
(空気の通り道であり、のどの部分)を空気が通過する際に生じる雑音です。
決してよく眠っている証拠ではなく、むしろいびきがひどい時は睡眠の質が
悪くなっています。その予防として、肥満の人は減量し、就寝前のアルコールや
食べ過ぎを避けるなど、生活習慣に留意することが重要です。
ただし、睡眠中の激しいいびきは、背景に睡眠時無呼吸症候群等睡眠の
病気がある可能性があり、足のむずむず感、歯ぎしりなどとともに、
医師・歯科医師に早めに相談することが推奨されます。
A8:b
特定保健指導では内臓脂肪に着目していますが、
内臓脂肪が増加することによって、脂質異常や高血圧、糖尿病(食後の高血糖)、
高尿酸血症などのリスクが高まり、そこから動脈硬化や心疾患、
脳梗塞などの合併を引き起こします。
そのような生活習慣病の人を増やさないように、特定保健指導が導入されました。
内臓脂肪がたまりやすい食事は、高脂肪食(脂っこいもの)、
高ショ糖食(甘いもの)、高カロリー食(エネルギーが高いもの、食べ過ぎ)、
低繊維食(緑黄色野菜の不足)です。また、濃い味付けは塩分を
摂りすぎるだけではなく、食欲をそそり、食べ過ぎを招きます。
A9:e
血圧の上昇には一般的に、塩分の摂り過ぎなどで血管に負担をかけることが
あげられますが、その他にも、肥満の人は痩せている人よりも負担になり、
血圧が高くなったり、食後や運動後、暑いお風呂でも上昇します。
飲酒は適度は低下させますが、過度な飲酒は上昇させ、喫煙に至っては少量で
上昇させます。季節での変化は、夏は低下させ冬は上昇させます。
運動やお風呂のように一時的な上昇は大丈夫ですが、高い状態が続いて
しまうと血管に負担をかけ続けている事になりますので、普段から負担を
かけないようにすることが大切です。
A10:b
ストレスが不安を生じさせ、この不安がきっかけとなって自律神経系や
エピネフリンなどのホルモンが心拍数や血圧を上げたり、発汗量を増やしたりし
ます。ストレスは筋肉の緊張も引き起こし、首や背中の痛み、頭痛などの原因と
なります。
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