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ほっこりサークル (京都府相楽郡和束町)
宇治茶(和束茶)を活用した観光まちづくり ◇事業開始のきっかけや課題等 ほっこりさーくる ほっこりサークル ・京都府和束町は宇治茶(和束茶)の京都府 最大の生産地であったが、オリジナルブラン ド「和束茶」としての知名度は高くなかった。 ・和束町の茶畑 は 京都府景観資産として認 和束茶のパッケージ 定を受けていたが、観光資源として活用されていなかった。 ・和束町や和束茶の知名度向上で、地域住民が誇りを持てるまちづ くりの一環として始まった。 (京都府相楽郡和束町) 注目 ポイント ! ○ 地場産業や景観を活用したイベントや認定試験を実施 和束町の知名度アップと観光客誘致に貢献 ◇取組内容 【地域の特性を生かした滞在コンテンツづくり】 ・新茶と二番茶の収穫時期に宇治茶の郷 「茶源郷 和束」を満喫する和束茶まつりを 開催。ハイキング、茶摘み、茶香服体験や 茶工場見学等、お茶に関する様々なほんもの 体験ができる。 ・茶香服段級認定会では、「玉露2種」 茶摘み体験 「煎茶3種」を用い、それぞれの茶葉を見て どのようなお茶がでるのか予想し、熱湯で抽出されたお茶の「水色」 「香気」「滋味」から産地や茶種を見分ける競技を行い、段級獲得者 には認定証と副賞が贈呈される。 ◇地域の概況 ・京都府和束町は「人が輝き美緑(みり ょく)あふれる郷 和束」を町の標語に 掲げている。 ・町の特産品は、宇治茶(和束茶)、松 茸、トマトがある。 宇治茶の生産地 ・鮮やかな緑の波文様と、隣り合って暮らす民家が 並ぶ石垣の集落。 鎌倉時代から今日まで茶葉の生産を生業とした先人達の育てた茶畑の 風景が京都府景観資産第1号として認定。 ・和束町は京都府の宇治茶の最大の主産地。 【ターゲットの明確化】 ・地域の生産者「こだわり茶人」と自然や お茶を愛する方・興味がある方を結ぶホッ トなネットワーク形成を目指す。 ◇中心となる組織とリーダー等 ほっこりサークル 事務局(和束町商工会 ) 代表者:上嶋 伯協氏 (上嶋爽禄園 4代目) 茶工場見学 ・取り組み開始:2000年7月 ・和束町商工会の活動として開始したが、今後は 法人格取得し事業の充実を目指す。 問い合わせ先 ◇取組の成果 ・和束茶まつりの年間の参加者数 約120人 ・茶香服段級認定会の認定者数 約 30人 ・満喫イベント毎回約50人が参加。 ・和束茶カフェの売り上げなど和束茶の販売 も増加。 ○ほっこりサークル 事務局(和束町商工会 ) Tel : 0774-78-3321 http://hokkori.jimdo.com/ 11 茶香服体験