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文法、どう教える? ― 教室実践が示唆する文法教育における対話の重要性
ポスター発表 1 2 (Castellotti, 2001) 3 « particule » « complément d’objet direct » « infinitif » « contraste » « mise en relief » « mise en valeur » « connecteurs » « conjonction » « verbe de déplacement » » 377 « verbe de mouvement « connecteurs » って言ったような。 « verbe de déplacement » ? « verbe de movement » のことなん? 「行く・来る」って « déplacement » じゃないの? じゃ、「さんぽする・走る」とかは何て言えば? ポスター発表 これ、 « conditionnel » あらへんちゃう? それよかドイツ語の « wenn … » と似とるな。 「だいたい」と言いたいとき 助詞「ぐらい」を使います。 どゆことー! だったら「∼たら」は何? な形容詞を名詞の前におくときは « wenn ( 助詞「な」をつけます。 « if » when) » 結果オーライというべきなのか。 でも、私がやってきたことは何だったのか。 先生、「思います」の « indicatif » は何ですか。 助詞「を」は マーカーです 文法、どう教える? 鬼頭夕佳(フランス国立理工科大学) どんなアプローチにせよ、教室はメタ言語活動で れてる。 その活動の舞台にはいろいろなメタ言語表象が総出演! もっと脇役にスポットライトを当ててみると…… ってなことになる(あるいは、ならない)。 教室 その他 英文法 フランス語 の文法 学校文法 (国語) 教育文法 (日本語) 言語学 の知見 学校文法 (国語) その他 これまでの 教育文法 教科書 教材 (日本語) 以前 以後 ! その他 なんのための文法? 学校文法 教材 (日本語) (フランス語) 教師 (日本語) 英文法 インターアクション 教師 学習者 言語学から見た正当性(学術的 教育的見地からの正当性(わか たとえ体系的に整い定式化されてい 見える事柄であっても、学習者は「 求めている? 正しい答えで応じる く(=独白)、今まっすぐこちらを いを発する人間、同じことを別の仕 人間を認めれば、そこから何かが生 かも?! 文法教育にも対話を。 参考文献 4 ドイツ語教 フランス 日本語知識 BERTRAND, Olivier & SCHAFFNER Isabelle (Dir.) (2013), Enseigner la grammaire, Éditions de l’École Polytechnique. CASTELLOTTI, Véronique (2001), La langue maternelle en classe de langue étrangère, CLE International. 鬼頭夕佳 (2007) 「教室における文法フランスの日本語教育の場合̶」 Actes des symposiums 2005 – 2006, AEJF. デルテイユ, アンドレ&武井由紀 (2007) 「プロヴァンス大学における教科書『一年生のための日本語』について その特徴と作成過程で得た文法用語をめぐる疑問点̶」 Actes des symposiums 2005 – 2006, AEJF. Castellotti, V. (2001), La langue maternelle en classe de langue étrangère, CLE International. Bertrand, O. & Schaffner, I. (eds.) (2013), Enseigner la grammaire, Édition de l’École Polytechnique. 2007 , No. 3, pp. 89-95, . 378