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東近江行政組合火災予防条例

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東近江行政組合火災予防条例
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
東近江行政組合火災予防条例
昭 和 4 7 年 4 月 1 日
中部地域消防組合条例第1号
改正 昭和48年11月2日
昭和49年12月14日
昭和55年10月1日
昭和59年12月27日
昭和62年3月7日
平成2年3月6日
平成3年3月1日
平成4年9月21日
平成6年10月3日
平成10年3月12日
平成11年3月11日
平成12年3月8日
平成12年10月11日
平成12年12月26日
条例第7号
条例第9号
条例第3号
条例第4号
条例第3号
条例第2号
条例第5号
条例第6号
条例第4号
条例第4号
条例第3号
条例第5号
条例第6号
条例第7号
平成14年1月17日
平成14年10月7日
平成16年3月8日
平成16年12月28日
平成17年7月29日
平成18年3月16日
平成19年12月27日
平成22年10月1日
平成22年11月30日
平成24年3月12日
平成24年9月27日
平成24年9月27日
平成26年3月13日
平成26年6月24日
条例第2号
条例第6号
条例第4号
条例第7号
条例第4号
条例第4号
条例第9号
条例第10号
条例第12号
条例第1号
条例第7号
条例第8号
条例第4号
条例第7号
目次
第1章
総則(第1条)
第2章
削除
第3章
火を使用する設備の位置、構造及び管理の基準等
第1節
火を使用する設備及びその使用に際し、火災の発生のおそれのある設備
の 位 置 、 構 造 及 び 管 理 の 基 準 ( 第 3 条 ~ 第 17条 の 3 )
第2節
火を使用する器具及びその使用に際し、火災の発生のおそれのある器具
の 取 扱 い の 基 準 ( 第 18条 ~ 第 22条 の 2 )
第3節
火 の 使 用 に 関 す る 制 限 等 ( 第 23条 ~ 第 28条 )
第4節
火 災 に 関 す る 警 報 の 発 令 中 に お け る 火 の 使 用 の 制 限 ( 第 29条 )
第3章の2
住 宅 用 防 災 機 器 の 設 置 及 び 維 持 に 関 す る 基 準 等 ( 第 29条 の 2 ~ 第 29条
の7)
第4章
指定数量未満の危険物及び指定可燃物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準
等
第1節
指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 技 術 上 の 基 準 等 ( 第 30条 ~ 第
32条 )
第2節
指 定 可 燃 物 等 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い の 技 術 上 の 基 準 等( 第 33条 ~ 第 34条 の 2 )
第3節
基 準 の 特 例 ( 第 34条 の 3 )
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第7編
業務
第5章
(東近江行政組合火災予防条例)
避 難 管 理 ( 第 35条 ~ 第 42条 )
第5章の2
屋 外 催 し に 係 る 防 火 管 理 ( 第 42条 の 2 ・ 第 42条 の 3 )
(平26条例7・一部改正)
第6章
雑 則 ( 第 43条 ~ 第 48条 )
第7章
罰 則 ( 第 49条 ・ 第 50条 )
付則
(平17条例4・一部改正)
第1章
総則
(目的)
第1条
こ の 条 例 は 、消 防 法( 昭 和 23年 法 律 第 186号 。以 下「 法 」と い う 。)第 9 条 の
規定に基づき火を使用する設備の位置、構造及び管理の基準等について、法第9条
の2の規定に基づき住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準等について、法第
9条の4の規定に基づき指定数量未満の危険物等の貯蔵及び取り扱いの基準等に
つ い て 、 並 び に 法 第 22条 第 4 項 の 規 定 に 基 づ き 火 災 に 関 す る 警 報 の 発 令 中 に お け る
火の使用の制限について定めるとともに、東近江行政組合区域内(東近江行政組合
消 防 本 部 及 び 消 防 署 の 設 置 等 に 関 す る 条 例 ( 昭 和 51 年 中 部 地 域 消 防 組 合 条 例 第 1
号)第4条に定める管轄区域をいう。)における火災予防上必要な事項を定めるこ
とを目的とする。
(平16条例7・平17条例4・一部改正)
第2章
第2条
削除
削除
第3章
第1節
火を使用する設備の位置、構造及び管理の基準等
火を使用する設備及びその使用に際し、火災の発生のおそ
れのある設備の位置、構造及び管理の基準
(炉)
第3条
炉の位置及び構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1) 火 災 予 防 上 安 全 な 距 離 を 保 つ こ と を 要 し な い 場 合 ( 不 燃 材 料 ( 建 築 基 準 法 ( 昭
和 25年 法 律 第 201号 ) 第 2 条 第 9 号 に 規 定 す る 不 燃 材 料 を い う 。 以 下 同 じ 。) で 有
効 に 仕 上 げ を し た 建 築 物 等 ( 消 防 法 施 行 令 ( 昭 和 36年 政 令 第 37号 。 以 下 「 令 」 と
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業務
(東近江行政組合火災予防条例)
い う 。) 第 5 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 す る 建 築 物 等 を い う 。 以 下 同 じ 。) の 部 分 の 構
造 が 耐 火 構 造 ( 建 築 基 準 法 第 2 条 第 7 号 に 規 定 す る 耐 火 構 造 を い う 。 以 下 同 じ 。)
であって、間柱、下地その他主要な部分を準不燃材料(建築基準法施行令(昭和
25年 政 令 第 338号 ) 第 1 条 第 5 号 に 規 定 す る 準 不 燃 材 料 を い う 。 以 下 同 じ 。) で 造
ったものである場合又は当該建築物等の部分の構造が耐火構造以外の構造であ
って、間柱、下地その他主要な部分を不燃材料で造ったもの(有効に遮熱できる
も の に 限 る 。) で あ る 場 合 を い う 。 以 下 同 じ 。) を 除 き 、 建 築 物 等 及 び 可 燃 性 の 物
品から次の各号に掲げる距離のうち、火災予防上安全な距離として消防署長が認
める距離以上の距離を保つこと。
ア
別表第3の炉の項に掲げる距離
イ
対 象 火 気 設 備 等 及 び 対 象 火 気 器 具 等 の 離 隔 距 離 に 関 す る 基 準 ( 平 成 14年 消 防
庁告示第1号)により得られる距離
(2) 可 燃 物 が 落 下 し 、 又 は 接 触 す る お そ れ の な い 位 置 に 設 け る こ と 。
(3) 可 燃 性 の ガ ス 、 又 は 蒸 気 が 発 生 し 、 又 は 滞 留 す る お そ れ の な い 位 置 に 設 け る こ
と。
(4) 階 段 、 避 難 口 等 の 付 近 で 避 難 の 支 障 と な る 位 置 に 設 け な い こ と 。
(5) 燃 焼 に 必 要 な 空 気 を 取 り 入 れ る こ と が で き 、 か つ 、 有 効 な 換 気 を 行 う こ と が で
きる位置に設けること。
(6) 屋 内 に 設 け る 場 合 に あ っ て は 、 土 間 又 は 不 燃 材 料 の う ち 金 属 以 外 の も の で 造 っ
た床上に設けること。ただし、金属で造った床上又は台上に設ける場合において
防火上有効な措置を講じたときは、この限りでない。
(7) 使 用 に 際 し 火 災 の 発 生 の お そ れ の あ る 部 分 を 不 燃 材 料 で 造 る こ と 。
(8) 地 震 そ の 他 の 振 動 又 は 衝 撃 ( 以 下 「 地 震 等 」 と い う 。) に よ り 容 易 に 転 倒 し 、
亀裂し、又は破損しない構造とすること。
(9) 表 面 温 度 が 過 度 に 上 昇 し な い 構 造 と す る こ と 。
(10) 屋 外 に 設 け る 場 合 に あ っ て は 、 風 雨 等 に よ り 口 火 及 び バ ー ナ ー の 火 が 消 え な
い よ う な 措 置 を 講 ず る こ と 。 た だ し 、 第 19号 ア に 掲 げ る 装 置 を 設 け た も の に あ っ
ては、この限りでない。
(11) 開 放 炉 又 は 常 時 油 類 そ の 他 こ れ ら に 類 す る 可 燃 物 を 煮 沸 す る 炉 に あ っ て は 、
その上部に不燃性の天蓋及び排気筒を屋外に通ずるように設けるとともに、火粉
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(東近江行政組合火災予防条例)
の飛散又は火炎の伸長により、火災の発生のおそれのあるものにあっては、防火
上有効な遮へいを設けること。
(12) 溶 融 物 が あ ふ れ る お そ れ の あ る 構 造 の 炉 に あ っ て は 、 あ ふ れ た 溶 融 物 を 安 全
に誘導する装置を設けること。
(13) 削 除
(14) 熱 風 炉 に 付 属 す る 風 道 に つ い て は 、 次 に よ る こ と 。
ア
風道並びにその被覆及び支枠は、不燃材料で造るとともに、風道の炉に近接
する部分に防火ダンパーを設けること。
イ
炉からアの防火ダンパーまでの部分及び当該防火ダンパーから2メートル以
内 の 部 分 は 、 建 築 物 等 の 可 燃 性 の 部 分 及 び 可 燃 性 の 物 品 と の 間 に 15セ ン チ メ ー
ト ル 以 上 の 距 離 を 保 つ こ と 。 た だ し 、 厚 さ 10セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 金 属 以 外 の
不燃材料で被覆する部分については、この限りでない。
ウ
給気口は、じんあいの混入を防止する構造とすること。
(15) 薪 、 石 炭 そ の 他 固 体 燃 料 を 使 用 す る 炉 に あ っ て は 、 た き 口 か ら 火 粉 等 が 飛 散
しない構造とするとともに、ふたのある不燃性の取灰入れを設けること。この場
合において、不燃材料以外の材料で造った床上に取灰入れを設けるときは、不燃
材料で造った台上に設けるか、又は防火上有効な底面通気をはかること。
(16) 削 除
(17) 灯 油 、 重 油 そ の 他 の 液 体 燃 料 を 使 用 す る 炉 の 付 属 設 備 は 、 次 に よ る こ と 。
ア
燃 料 タ ン ク は 、使 用 中 燃 料 が 漏 れ 、あ ふ れ 、又 は 飛 散 し な い 構 造 と す る こ と 。
イ
燃料タンクは、地震等により容易に転倒又は落下しないように設けること。
ウ
燃 料 タ ン ク と た き 口 と の 間 に は 、2メ ー ト ル 以 上 の 水 平 距 離 を 保 つ か 、又 は 防
火上有効な遮へいを設けること。ただし、油温が著しく上昇するおそれのない
燃料タンクにあっては、この限りでない。
エ
燃 料 タ ン ク は 、 そ の 容 量 ( タ ン ク の 内 容 積 の 90パ ー セ ン ト の 量 を い う 。 以 下
同 じ 。)に 応 じ 、次 の 表 に 掲 げ る 厚 さ の 鋼 板 又 は こ れ と 同 等 以 上 の 強 度 を 有 す る
金属板で気密に造ること。
タ
ン
5リットル以下
ク
の
容
量
板
厚
0.6ミ リ メ ー ト ル 以 上
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オ
業務
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5 リ ッ ト ル を 超 え 20リ ッ ト ル 以 下
0.8ミ リ メ ー ト ル 以 上
20リ ッ ト ル を 超 え 40リ ッ ト ル 以 下
1.0ミ リ メ ー ト ル 以 上
40リ ッ ト ル を 超 え 100リ ッ ト ル 以 下
1.2ミ リ メ ー ト ル 以 上
100リ ッ ト ル を 超 え 250リ ッ ト ル 以 下
1.6ミ リ メ ー ト ル 以 上
250リ ッ ト ル を 超 え 500リ ッ ト ル 以 下
2.0ミ リ メ ー ト ル 以 上
500リ ッ ト ル を 超 え 1,000リ ッ ト ル 以 下
2.3ミ リ メ ー ト ル 以 上
1,000リ ッ ト ル を 超 え 2,000リ ッ ト ル 以 下
2.6ミ リ メ ー ト ル 以 上
2,000リ ッ ト ル を 超 え る も の
3.2ミ リ メ ー ト ル 以 上
燃料タンクを屋内に設ける場合にあっては、不燃材料で造った床上に設ける
こと。
カ
燃料タンクの架台は、不燃材料で造ること。
キ
燃料タンクの配管には、タンク直近の容易に操作できる位置に開閉弁を設け
ること。ただし、地下に埋設する燃料タンクにあっては、この限りでない。
ク
燃料タンク又は配管には、有効なろ過装置を設けること。ただし、ろ過装置
が設けられた炉の燃料タンク又は配管にあっては、この限りでない。
ケ
燃料タンクには、見やすい位置に燃料の量を自動的に覚知することができる
装置を設けること。この場合において当該装置がガラス管で作られているとき
は、金属管等で安全に保護すること。
コ
燃料タンクは、水抜きができる構造とすること。
サ
燃料タンクには、通気管又は通気口を設けること。この場合において、当該
燃料タンクを屋外に設けるときは、当該通気管又は通気口の先端から雨水が浸
入しない構造とすること。
シ
燃料タンクの外面には、さび止めのための措置を講ずること。ただし、アル
ミニウム合金、ステンレス鋼その他さびにくい材質で作られた燃料タンクにあ
っては、この限りでない。
ス
燃焼装置に過度の圧力がかかるおそれのある炉にあっては、異常燃焼を防止
するための減圧装置を設けること。
セ
燃料を予熱する方式の炉にあっては、燃料タンク又は配管を直火で予熱しな
い構造とするとともに、過度の予熱を防止する措置を講ずること。
(18) 液 体 燃 料 又 は プ ロ パ ン ガ ス 、 石 炭 ガ ス そ の 他 の 気 体 燃 料 を 使 用 す る 炉 に あ っ
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業務
(東近江行政組合火災予防条例)
ては、多量の未燃ガスが滞留せず、かつ、点火及び燃焼の状態が確認できる構造
とするとともに、その配管については、次によること。
ア
金属管を使用すること。ただし、燃焼装置、燃料タンク等に接続する部分で
金属管を使用することが構造上又は使用上適当でない場合は、当該燃料に侵さ
れない金属管以外の管を使用することができる。
イ
接続は、ねじ接続、フランジ接続、溶接等とすること。ただし、金属管と金
属管以外の管を接続する場合にあっては、さし込み接続とすることができる。
ウ
イのさし込み接続による場合は、その接続部分をホースバンド等で締めつけ
ること。
(19) 液 体 燃 料 又 は 気 体 燃 料 を 使 用 す る 炉 に あ っ て は 、 必 要 に 応 じ 次 の 安 全 装 置 を
設けること。
ア
炎が立ち消えた場合等において安全を確保できる装置
イ
未燃ガスが滞留するおそれのあるものにあっては、点火前及び消火後に自動
的に未燃ガスを排出できる装置
ウ
炉内の温度が過度に上昇するおそれのあるものにあっては、温度が過度に上
昇した場合において自動的に燃焼を停止できる装置
エ
電気を使用して燃焼を制御する構造又は燃料の予熱を行う構造のものにあっ
ては、停電時において自動的に燃焼を停止できる装置
(20) 気 体 燃 料 を 使 用 す る 炉 の 配 管 、 計 量 器 等 の 付 属 設 備 は 、 電 線 、 電 気 開 閉 器 そ
の他の電気設備が設けられているパイプシャフト、ピットその他の漏れた燃料が
滞留するおそれのある場所には設けないこと。ただし、電気設備に防爆工事等の
安全措置を講じた場合においては、この限りでない。
(21) 電 気 を 熱 源 と す る 炉 に あ っ て は 、 次 に よ る こ と 。
ア
電線、接続器具等は、耐熱性を有するものを使用するとともに短絡を生じな
いように措置すること。
イ
炉内の温度が過度に上昇するおそれのあるものにあっては、必要に応じ温度
が過度に上昇した場合において自動的に熱源を停止できる装置を設けること。
2
炉の管理は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1) 炉 の 周 囲 は 、 常 に 整 理 及 び 清 掃 に 努 め る と と も に 、 燃 料 そ の 他 の 可 燃 物 を み だ
りに放置しないこと。
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業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(2) 炉 及 び そ の 付 属 設 備 は 、 必 要 な 点 検 及 び 整 備 を 行 い 、 火 災 予 防 上 有 効 に 保 持 す
ること。
(3) 液 体 燃 料 を 使 用 す る 炉 及 び 電 気 を 熱 源 と す る 炉 に あ っ て は 、 前 号 の 点 検 及 び 整
備を必要な知識及び技能を有する者として消防長が指定するものに行わせるこ
と。
(4) 本 来 の 使 用 燃 料 以 外 の 燃 料 を 使 用 し な い こ と 。
(5) 燃 料 の 性 質 等 に よ り 異 常 燃 焼 を 生 ず る お そ れ の あ る 炉 に あ っ て は 、 使 用 中 監 視
人を置くこと。ただし、異常燃焼を防止するために必要な措置を講じたときは、
この限りでない。
(6) 燃 料 タ ン ク は 、 燃 料 の 性 質 等 に 応 じ 遮 光 し 、 又 は 転 倒 若 し く は 衝 撃 を 防 止 す る
ために必要な措置を講ずること。
3
入 力 350キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 炉 に あ っ て は 、不 燃 材 料 で 造 っ た 壁 、柱 、床 及 び 天 井( 天
井のない場合にあっては、はり又は屋根)で区画され、かつ、窓及び出入口等に防
火戸(建築基準法第2条第9号の2ロに規定する防火設備であるものに限る。以下
同じ。)を設けた室内に設けること。ただし、炉の周囲に有効な空間を保有する等
防火上支障のない措置を講じた場合においては、この限りでない。
4
前3項に規定するもののほか、液体燃料を使用する炉の位置、構造及び管理の基
準 に つ い て は 、 第 30条 及 び 第 31条 の 2 か ら 第 31条 の 5 ま で ( 第 31条 の 4 第 2 項 第 1
号から第3号まで及び第8号を除く。)の規定を準用する。
(平17条例4・一部改正)
(ふろがま)
第3条の2
ふろがまの構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1) か ま 内 に す す が 付 着 し に く く 、 か つ 、 目 詰 ま り し に く い 構 造 と す る こ と 。
(2) 気 体 燃 料 又 は 液 体 燃 料 を 使 用 す る ふ ろ が ま に は 、 空 だ き を し た 場 合 に 自 動 的 に
燃焼を停止できる装置を設けること。
2
前項に規定するもののほか、ふろがまの位置、構造及び管理の基準については、
前 条 ( 第 1 項 第 11号 及 び 第 12号 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(温風暖房機)
第3条の3
温 風 暖 房 機 の 位 置 及 び 構 造 は 、次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
(1) 加 熱 さ れ た 空 気 に 、 火 粉 、 煙 、 ガ ス 等 が 混 入 し な い 構 造 と し 、 熱 交 換 部 分 を 耐
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業務
(東近江行政組合火災予防条例)
熱性の金属材料等で造ること。
(2) 温 風 暖 房 機 に 付 属 す る 風 道 に あ っ て は 、 不 燃 材 料 以 外 の 材 料 に よ る 仕 上 げ 又 は
これに類似する仕上げをした建築物等の部分及び可燃性の物品との間に次の表
に 掲 げ る 式 に よ っ て 算 定 し た 数 値 ( 入 力 70キ ロ ワ ッ ト 以 上 の も の に 付 属 す る 風 道
に あ っ て は 、 算 定 し た 数 値 が 15以 下 の 場 合 は 、 15と す る 。) 以 上 の 距 離 を 保 つ こ
と 。 た だ し 、 厚 さ 2 セ ン チ メ ー ト ル 以 上 ( 入 力 70キ ロ ワ ッ ト 以 上 の も の に 付 属 す
る 風 道 に あ っ て は 、 10セ ン チ メ ー ト ル 以 上 ) の 金 属 以 外 の 不 燃 材 料 で 被 覆 す る 部
分については、この限りでない。
風道からの方向
距
離(単位
上
方
L ×0.70
側
方
L ×0.55
下
方
L ×0.45
センチメートル)
この表においてLは、風道の断面が円形の場合は直径、矩形の場合は長辺の
長さとする。
2
前 項 に 規 定 す る も の の ほ か 、温 風 暖 房 機 の 位 置 、構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、
第 3 条 ( 第 1 項 第 11号 及 び 第 12号 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(厨房設備)
第3条の4
調理を目的として使用するレンジ、フライヤー、かまど等の設備(以下
「厨房設備」という。)の位置、構造及び管理は、次に掲げる基準によらなければ
ならない。
(1) 厨 房 設 備 に 付 属 す る 排 気 ダ ク ト 及 び 天 蓋( 以 下「 排 気 ダ ク ト 等 」と い う 。)は 、
次によること。
ア
排気ダクト等は、耐食性を有する鋼板又はこれと同等以上の耐食性及び強度
を有する不燃材料で造ること。ただし、当該厨房設備の入力及び使用状況から
判 断 し て 火 災 予 防 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る も の に あ っ て は 、こ の 限 り で な い 。
イ
排気ダクト等の接続は、フランジ接続、溶接等とし、気密性のある接続とす
ること。
ウ
排 気 ダ ク ト 等 は 、 建 築 物 等 の 可 燃 性 の 部 分 及 び 可 燃 性 の 物 品 と の 間 に 10セ ン
チメートル以上の距離を保つこと。ただし、金属以外の不燃材料で有効に被覆
する部分については、この限りでない。
4518
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
エ
排気ダクトは、十分に排気を行うことができるものとすること。
オ
排気ダクトは、直接屋外に通ずるものとし、他の用途のダクト等と接続しな
いこと。
カ
排気ダクトは、曲り及び立下りの箇所を極力少なくし、内面を滑らかに仕上
げること。
(2) 油 脂 を 含 む 蒸 気 を 発 生 さ せ る お そ れ の あ る 厨 房 設 備 の 天 蓋 は 、 次 に よ る こ と 。
ア
排気中に含まれる油脂等の付着成分を有効に除去することができるグリスフ
ィ ル タ ー 、グ リ ス エ ク ス ト ラ ク タ 一 等 の 装 置( 以 下「 グ リ ス 除 去 装 置 」と い う 。)
を設けること。ただし、排気ダクトを用いず天蓋から屋外へ直接排気を行う構
造のものにあっては、この限りでない。
イ
グリス除去装置は、耐食性を有する鋼板又はこれと同等以上の耐食性及び強
度を有する不燃材料で造られたものとすること。ただし、当該厨房設備の入力
及び使用状況から判断して火災予防上支障がないと認められるものにあっては、
この限りでない。
ウ
排気ダクトへの火炎の伝送を防止する装置(以下「火炎伝送防止装置」とい
う 。)を 設 け る こ と 。た だ し 、排 気 ダ ク ト を 用 い ず 天 蓋 か ら 屋 外 へ 直 接 排 気 を 行
う構造のもの又は排気ダクトの長さ若しくは当該厨房設備の入力及び使用状況
から判断して火災予防上支障がないと認められるものにあっては、この限りで
ない。
エ
次 に 掲 げ る 厨 房 設 備 に 設 け る 火 炎 伝 送 防 止 装 置 は 、自 動 消 火 装 置 と す る こ と 。
(ア) 令 別 表 第 1 (1)項 か ら (4)項 ま で 、(5)項 イ 、(6)項 、(9)項 イ 、(16)項 イ 、(16
の 2 )項 及 び (16の 3 )項 に 掲 げ る 防 火 対 象 物 の 地 階 に 設 け る 厨 房 設 備 で 当 該
厨 房 設 備 の 入 力 と 同 一 厨 房 室 内 に 設 け る 他 の 厨 房 設 備 の 入 力 の 合 計 が 350キ
ロワット以上のもの
(イ) (ア)に 掲 げ る も の の ほ か 、高 さ 31メ ー ト ル を 超 え る 建 築 物 に 設 け る 厨 房 設 備
で当該厨房設備の入力と同一厨房室内に設ける他の厨房設備の入力の合計
が 350キ ロ ワ ッ ト 以 上 の も の
(3) 天 蓋 、 グ リ ス 除 去 装 置 及 び 火 炎 伝 送 防 止 装 置 は 、 容 易 に 清 掃 が で き る 構 造 と す
ること。
(4) 天 蓋 及 び 天 蓋 と 接 続 す る 排 気 ダ ク ト 内 の 油 脂 等 の 清 掃 を 行 い 、 火 災 予 防 上 支 障
4519
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
のないように維持管理すること。
2
前項に規定するもののほか、厨房設備の位置、構造及び管理の基準については、
第 3 条 ( 第 1 項 第 11号 か ら 第 14号 ま で を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。 こ の 場 合 に お
いて第3条第3項の規定中「入力」とあるのは、「当該厨房設備の入力と同一厨房
室内に設ける他の厨房設備の入力の合計が」と読み替えるものとする。
(ボイラー)
第4条
ボイラーの構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1) 蒸 気 管 は 、 可 燃 性 の 壁 、 床 、 天 井 等 を 貫 通 す る 部 分 及 び こ れ ら に 接 触 す る 部 分
を、けいそう土その他の遮熱材料で有効に被覆すること。
(平成18条例4・一部改正)
(2) 蒸 気 の 圧 力 が 異 常 に 上 昇 し た 場 合 に 自 動 的 に 作 動 す る 安 全 弁 そ の 他 の 安 全 装 置
を設けること。
2
前項に規定するもののほか、ボイラーの位置、構造及び管理の基準については、
第 3 条 ( 第 1 項 第 11号 及 び 第 12号 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(ストーブ)
第5条
ストーブ(移動式のものを除く。以下この条において同じ。)のうち、固体
燃料を使用するものにあっては、不燃材料で造ったたき殻受けを付設しなければな
らない。
2
前項に規定するもののほか、ストーブの位置、構造及び管理の基準については、
第 3 条 ( 第 1 項 第 11号 か ら 第 14号 ま で 及 び 第 17号 オ を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(壁付暖炉)
第6条
壁付暖炉の位置及び構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1) 背 面 及 び 側 面 と 壁 等 と の 間 に 10セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 距 離 を 保 つ こ と 。た だ し 、
壁等が耐火構造であって、間柱、下地その他主要な部分を準不燃材料で造ったも
のの場合にあっては、この限りでない。
(2) 厚 さ 20セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造 り 、 無 筋 コ ン ク リ ー ト 造 り 、
れんが造り、石造又はコンクリートブロック造とし、かつ、背面の状況を点検す
ることができる構造とすること。
2
前項に規定するもののほか、壁付暖炉の位置、構造及び管理の基準については、
第 3 条 ( 第 1 項 第 1 号 、 第 7 号 及 び 第 9 号 か ら 第 12号 ま で を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用
4520
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
する。
(乾燥設備)
第7条
乾燥設備の構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1) 乾 燥 物 品 が 直 接 熱 源 と 接 触 し な い 構 造 と す る こ と 。
(2) 室 内 の 温 度 が 過 度 に 上 昇 す る お そ れ の あ る 乾 燥 設 備 に あ っ て は 、 非 常 警 報 装 置
又は熱源の自動停止装置を設けること。
(3) 火 粉 が 混 入 す る お そ れ の あ る 燃 焼 排 気 に よ り 直 接 可 燃 性 の 物 品 を 乾 燥 す る も の
にあっては、乾燥室内に火粉を飛散しない構造とすること。
2
前項に規定するもののほか、乾燥設備の位置、構造及び管理の基準については、
第 3 条 ( 第 1 項 第 11号 及 び 第 12号 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(サウナ設備)
第7条の2
サウナ室に設ける放熱設備(以下「サウナ設備」という。)の位置及び
構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1) 火 災 予 防 上 安 全 な 距 離 を 保 つ こ と を 要 し な い 場 合 を 除 き 、 建 築 物 等 及 び 可 燃 性
の物品から火災予防上安全な距離として対象火気設備等及び対象火気器具等の
離隔距離に関する基準により得られる距離以上の距離を保つこと。
(2) サ ウ ナ 設 備 の 温 度 が 異 常 に 上 昇 し た 場 合 に 直 ち に そ の 熱 源 を 遮 断 す る こ と が で
きる手動及び自動の装置を設けること。
2
前 項 に 規 定 す る も の の ほ か 、サ ウ ナ 設 備 の 位 置 、構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、
第 3 条 ( 第 1 項 第 11号 及 び 第 10号 か ら 第 12号 ま で を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(簡易湯沸設備)
第8条
簡易湯沸設備の位置、構造及び管理の基準については、第3条(第1項第6
号 及 び 第 10号 か ら 第 15号 ま で 、 第 2 項 第 5 号 並 び に 第 3 項 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用
する。
(給湯湯沸設備)
第8条の2
給湯湯沸設備の位置、構造及び管理の基準については、第3条(第1項
第 11号 か ら 第 14号 ま で を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(燃料電池発電設備)
第8条の3
屋内に設ける燃料電池発電設備(固体高分子型燃料電池、リン酸型燃料
電池、溶融炭酸塩型燃料電池又は固体酸化物型燃料電池による発電設備であって火
4521
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
を 使 用 す る も の に 限 る 。 第 3 項 及 び 第 5 項 、 第 17条 の 2 並 び に 第 44条 第 13号 に お い
て同じ。)の位置、構造及び管理の基準については、第3条第1項第1号(アを除
く 。)、第 2 号 、第 4 号 、第 5 号 、第 7 号 、第 9 号 、第 17号( ウ 、ス 及 び セ を 除 く 。)、
第 18号 及 び 第 20号 並 び に 第 2 項 第 1 号 、 第 11条 第 1 項 ( 第 9 号 を 除 く 。 ) 並 び に 第
12条 第 1 項 ( 第 2 号 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(平22条例10・一部改正)
2
前項の規定にかかわらず、屋内に設ける燃料電池発電設備(固体高分子型燃料電
池又は固体酸化物型燃料電池による発電設備であって火を使用するものに限る。以
下 こ の 項 及 び 第 4 項 に お い て 同 じ 。)で あ っ て 出 力 10キ ロ ワ ッ ト 未 満 の も の の う ち 、
改質器の温度が過度に上昇した場合若しくは過度に低下した場合又は外箱の換気
装置に異常が生じた場合に自動的に燃料電池発電設備を停止できる装置を設けた
ものの位置、構造及び管理の基準については、第3条第1項第1号(アを除く。)
第 2 号 、 第 4 号 、 第 5 号 、 第 7 号 、 第 9 号 、 第 17号 ( ウ 、 ス 及 び セ を 除 く 。 ) 、 第
18号 及 び 第 20号 並 び に 第 2 項 第 1 号 及 び 第 4 号 、 第 11条 第 1 項 第 1 号 、 第 2 号 、 第
6 号 、 第 10号 及 び 第 12号 並 び に 第 12条 第 1 項 第 3 号 及 び 第 4 号 の 規 定 を 準 用 す る 。
(平22条例10・一部改正)
3
屋外に設ける燃料電池発電設備の位置、構造及び管理の基準については、第3条
第 1 項 第 1 号( ア を 除 く 。)、第 2 号 、第 4 号 、第 5 号 、第 7 号 、第 9 号 、第 10号 、
第 17号 ( ウ 、 ス 及 び セ を 除 く 。 ) 、 第 18号 及 び 第 20号 並 び に 第 2 項 第 1 号 並 び に 第
11条 第 1 項 第 4 号 及 び 第 7 号 か ら 第 12号 ま で ( 第 9 号 を 除 く 。 ) 並 び に 第 2 項 並 び
に 第 12条 第 1 項 第 1 号 、 第 3 号 及 び 第 4 号 の 規 定 を 準 用 す る 。
4
前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、 屋 外 に 設 け る 燃 料 電 池 発 電 設 備 で あ っ て 出 力 10キ ロ ワ
ット未満のもののうち、改質器の温度が過度に上昇した場合若しくは過度に低下し
た場合又は外箱の換気装置に異常が生じた場合に自動的に燃料電池発電設備を停
止できる装置を設けたものの位置、構造及び管理の基準については、第3条第1項
第 1 号 ( ア を 除 く 。 ) 、 第 2 号 、 第 4 号 、 第 5 号 、 第 7 号 、 第 9 号 、 第 10号 、 第 17
号 ( ウ 、 ス 及 び セ を 除 く 。 ) 、 第 18号 及 び 第 20号 並 び に 第 2 項 第 1 号 及 び 第 4 号 、
第 11 条 第 1 項 第 10 号 及 び 第 12 号 並 び に 第 12 条 第 1 項 第 3 号 及 び 第 4 号 の 規 定 を 準
用する。
5
前各項に規定するもののほか、燃料電池発電設備の構造の基準については、発電
用 火 力 設 備 に 関 す る 技 術 基 準 を 定 め る 省 令 ( 平 成 9 年 通 商 産 業 省 令 第 51号 ) 第 30条
4522
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
及 び 第 34条 の 規 定 並 び に 電 気 設 備 に 関 す る 技 術 基 準 を 定 め る 省 令 ( 平 成 9 年 通 商 産
業 省 令 第 52号 ) 第 44条 の 規 定 の 例 に よ る 。
(平17条例4・追加)
(掘ごたつ及びいろり)
第9条
掘ごたつの火床又はいろりの内面は、不燃材料で造り、又は被覆しなければ
ならない。
2
掘ごたつ及びいろりの管理の基準については、第3条第2項第1号及び第4号の
規定を準用する。
(ヒートポンプ冷暖房機)
第9条の2
ヒートポンプ冷暖房機の内燃機関の位置及び構造は、次に掲げる基準に
よらなければならない。
(1) 容 易 に 点 検 す る こ と が で き る 位 置 に 設 け る こ と 。
(2) 防 振 の た め の 措 置 を 講 ず る こ と 。
(3) 排 気 筒 を 設 け る 場 合 は 、 防 火 上 有 効 な 構 造 と す る こ と 。
2
前項に規定するもののほか、ヒートポンプ冷暖房機の内燃機関の位置、構造及び
管 理 の 基 準 に つ い て は 、 第 3 条 ( 第 1 項 第 10号 か ら 第 15号 ま で 、 第 18号 、 第 19号 及
び 第 21号 、 第 2 項 第 5 号 並 び に 第 3 項 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(火花を生ずる設備)
第 10条
グラビヤ印刷機、ゴムスプレッダー、起毛機、反毛機その他その操作に際し
火花を生じ、かつ、可燃性の蒸気又は微粉を放出する設備(以下「火花を生ずる設
備 」と い う 。)の 位 置 、構 造 及 び 管 理 は 、次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
(1) 壁 、 天 井 ( 天 井 の な い 場 合 に お い て は 、 屋 根 ) 及 び 床 の 火 花 を 生 ず る 設 備 に 面
する部分の仕上げを準不燃材料でした室内に設けること。
(2) 静 電 気 に よ る 火 花 を 生 ず る お そ れ の あ る 部 分 に 、 静 電 気 を 有 効 に 除 去 す る 措 置
を講ずること。
(3) 可 燃 性 の 蒸 気 又 は 微 粉 を 有 効 に 除 去 す る 換 気 装 置 を 設 け る こ と 。
(4) 火 花 を 生 ず る 設 備 の あ る 室 内 に お い て は 、常 に 整 理 及 び 清 掃 に 努 め る と と も に 、
みだりに火気を使用しないこと。
(放電加工機)
第 10条 の 2
放電加工機(加工液として法第2条第7項に規定する危険物を用いるも
4523
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
のに限る。以下同じ。)の構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1) 加 工 槽 内 の 放 電 加 工 部 分 以 外 に お け る 加 工 液 の 温 度 が 、 設 定 さ れ た 温 度 を 超 え
た場合において、自動的に加工を停止できる装置を設けること。
(2) 加 工 液 の 液 面 の 高 さ が 、 放 電 加 工 部 分 か ら 液 面 ま で の 間 に 必 要 最 小 限 の 間 隔 を
保つために設定された液面の高さより低下した場合において、自動的に加工を停
止できる装置を設けること。
(3) 工 具 電 極 と 加 工 対 象 物 と の 間 の 炭 化 生 成 物 の 発 生 成 長 等 に よ る 異 常 を 検 出 し た
場合において、自動的に加工を停止できる装置を設けること。
(4) 加 工 液 に 着 火 し た 場 合 に お い て 、 自 動 的 に 消 火 で き る 装 置 を 設 け る こ と 。
2
放電加工機の管理は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1) 引 火 点 70度 未 満 の 加 工 液 を 使 用 し な い こ と 。
(2) 吹 き か け 加 工 そ の 他 火 災 の 発 生 の お そ れ の あ る 方 法 に よ る 加 工 を 行 わ な い こ と 。
(3) 工 具 電 極 を 確 実 に 取 り 付 け 、 異 常 な 放 電 を 防 止 す る こ と 。
(4) 必 要 な 点 検 及 び 整 備 を 行 い 、 火 災 予 防 上 有 効 に 保 持 す る こ と 。
3
前2項に規定するもののほか、放電加工機の位置、構造及び管理の基準について
は、前条(第2号を除く。)の規定を準用する。
(変電設備)
第 11条
屋 内 に 設 け る 変 電 設 備 ( 全 出 力 20キ ロ ワ ッ ト 以 下 の も の 及 び 次 条 に 掲 げ る も
のを除く。以下同じ。)の位置、構造及び管理は、次に掲げる基準によらなければ
ならない。
(平24条例7・追加)
(1) 水 が 浸 入 し 、 又 は 浸 透 す る お そ れ の な い 位 置 に 設 け る こ と 。
(2) 可 燃 性 又 は 腐 食 性 の 蒸 気 又 は ガ ス が 発 生 し 、 又 は 滞 留 す る お そ れ の な い 位 置 に
設けること。
(3) 変 電 設 備 ( 消 防 長 が 火 災 予 防 上 支 障 が な い と 認 め る 構 造 を 有 す る キ ュ ー ビ ク ル
式 の も の を 除 く 。) は 、 不 燃 材 料 で 造 っ た 壁 、 柱 、 床 及 び 天 井 ( 天 井 の な い 場 合
に あ っ て は 、 は り 又 は 屋 根 。 以 下 同 じ 。) で 区 画 さ れ 、 か つ 、 窓 及 び 出 入 り 口 に
防火戸を設ける室内に設けること。ただし、変電設備の周囲に有効な空間を保有
する等防火上支障のない措置を講じた場合においては、この限りでない。
(4) キ ュ ー ビ ク ル 式 の も の に あ っ て は 、 建 築 物 等 の 部 分 と の 間 に 換 気 、 点 検 及 び 整
4524
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
備に支障のない距離を保つこと。
(5) 第 3 号 の 壁 等 を ダ ク ト 、 ケ ー ブ ル 等 が 貫 通 す る 部 分 に は 、 す き 間 を 不 燃 材 料 で
埋める等火災予防上有効な措置を講ずること。
(6) 屋 外 に 通 ず る 有 効 な 換 気 設 備 を 設 け る こ と 。
(7) 見 や す い 箇 所 に 変 電 設 備 で あ る 旨 を 表 示 し た 標 識 を 設 け る こ と 。
(8) 変 電 設 備 の あ る 室 内 に は 、 係 員 以 外 の 者 を み だ り に 出 入 り さ せ な い こ と 。
(9) 変 電 設 備 の あ る 室 内 は 、 常 に 整 理 及 び 清 掃 に 努 め る と と も に 、 油 ぼ ろ そ の 他 の
可燃物をみだりに放置しないこと。
(10) 定 格 電 流 の 範 囲 内 で 使 用 す る こ と 。
(11) 必 要 な 知 識 及 び 技 能 を 有 す る 者 と し て 消 防 長 が 指 定 す る も の に 必 要 に 応 じ 設
備の各部分の点検及び絶縁抵抗等の測定試験を行わせ、不良箇所を発見したとき
は、直ちに補修させるとともに、その結果を記録し、かつ、保存すること。
(12) 変 圧 器 、 コ ン デ ン サ ー そ の 他 の 機 器 及 び 配 線 は 、 堅 固 に 床 、 壁 、 支 柱 等 に 固
定すること。
2
屋外に設ける変電設備(柱上及び道路上に設ける電気事業者用のもの並びに消防
長が火災予防上支障がないと認める構造を有するキュービクル式のものを除く。)
にあっては、建築物から3メートル以上の距離を保たなければならない。ただし、
不燃材料で造り、又はおおわれた外壁で開口部のないものに面するときは、この限
りでない。
3
前項に規定するもののほか、屋外に設ける変電設備(柱上及び道路上に設ける電
気事業者用のものを除く。)の位置、構造及び管理の基準については、第1項第4
号 及 び 第 7 号 か ら 第 12号 ま で の 規 定 を 準 用 す る 。
(急速充電設備)
第 11条 の 2
急速充電設備(電気を設備内部で変圧して、電気を動力源とする自動車
等 ( 道 路 交 通 法 (昭 和 35年 法 律 第 105号 )第 2 条 第 1 項 第 9 号 に 規 定 す る 自 動 車 又 は
同 項 第 10号 に 規 定 す る 原 動 機 付 自 転 車 を い う 。 以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。) に 充 電
す る 設 備 ( 全 出 力 20キ ロ ワ ッ ト 以 下 の も の 及 び 全 出 力 50キ ロ ワ ッ ト を 超 え る も の を
除 く 。) を い う 。 以 下 同 じ 。) の 位 置 、 構 造 及 び 管 理 は 、 次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け
ればならない。
(1)その筐体は不燃性の金属材料で造ること。
4525
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(2)堅固に床、壁、支柱等に固定すること。
(3)雨水等の浸入防止の措置を講ずること。
(4)充電を開始する前に、急速充電設備と電気を動力源とする自動車等との間で
自動的に絶縁状況の確認を行い、絶縁されていない場合には、充電を開始し
ない措置を講ずること。
(5)急速充電設備と電気を動力源とする自動車等が確実に接続されていない場合
には、充電を開始しない措置を講ずること。
(6)急速充電設備と電気を動力源とする自動車等の接続部に電圧が印加されてい
る場合には、当該接続部が外れないようにする措置を講ずること。
(7)漏電、地絡及び制御機能の異常を自動的に検知する構造とし、漏電、地絡又
は制御機能の異常を検知した場合には、急速充電設備を自動的に停止させる
措置を講ずること。
(8)電圧及び電流を自動的に監視する構造とし、電圧又は電流の異常を検知した
場合には、急速充電設備を自動的に停止させる措置を講ずること。
(9)異常な高温とならないこと。また、異常な高温となった場合には、急速充電
設備を自動的に停止させる措置を講ずること。
( 10) 急 速 充 電 設 備 を 手 動 で 緊 急 停 止 さ せ る こ と が で き る 措 置 を 講 ず る こ と 。
( 11) 自 動 車 等 の 衝 突 を 防 止 す る 措 置 を 講 ず る こ と 。
( 12)急 速 充 電 設 備 の う ち 蓄 電 池 を 内 蔵 し て い る も の に あ っ て は 、当 該 蓄 電 池 に つ い
て次に掲げる措置を講ずること。
ア
電圧及び電流を自動的に監視する構造とし、電圧又は電流の異常を検知し
た場合には、急速充電設備を自動的に停止させること。
イ
異常な高温とならないこと。また、異常な高温となった場合には、急速充
電設備を自動的に停止させること。
( 13) 急 速 充 電 設 備 の 周 囲 は 、 換 気 、 点 検 及 び 整 備 に 支 障 の な い よ う に す る こ と 。
( 14) 急 速 充 電 設 備 の 周 囲 は 、 常 に 、 整 理 及 び 清 掃 に 務 め る と と も に 、 油 ぼ ろ そ の
他の可燃物をみだりに放置しないこと。
2
前項に規定するもののほか、急速充電設備の位置、構造及び管理の基準について
は 、 前 条 第 1 項 第 2 号 、 第 7 号 、 第 10号 及 び 第 11号 の 規 定 を 準 用 す る 。
( 平 24条 例 7 ・ 11条 2及 び 2項 追 加 、 一 部 改 正 )
4526
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(内燃機関を原動力とする発電設備)
第 12条
屋内に設ける内燃機関を原動力とする発電設備の位置及び構造は、次に掲げ
る基準によらなければならない。
(1) 容 易 に 点 検 で き る 位 置 に 設 け る こ と 。
(2) 防 振 の た め の 措 置 を 講 じ た 床 上 又 は 台 上 に 設 け る こ と 。
(3) 排 気 筒 は 、 防 火 上 有 効 な 構 造 と す る こ と 。
(4) 発 電 機 、 燃 料 タ ン ク そ の 他 の 機 器 は 、 堅 固 に 床 、 壁 、 支 柱 等 に 固 定 す る こ と 。
2
前項に規定するもののほか、屋内に設ける内燃機関を原動力とする発電設備の位
置 、 構 造 及 び 管 理 の 基 準 に つ い て は 、 第 3 条 第 1 項 第 17号 及 び 第 20号 並 び に 第 11条
第 1 項 の 規 定 を 準 用 す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 第 3 条 第 1 項 第 17号 ウ 中 「 た き 口 」
とあるのは「内燃機関」と読み替えるものとする。
3
屋外に設ける内燃機関を原動力とする発電設備の位置、構造及び管理の基準につ
い て は 、 第 3 条 第 1 項 第 17号 及 び 第 20号 、 第 11条 第 1 項 第 4 号 及 び 第 7 号 か ら 第 12
号まで並びに第2項並びに本条第1項の規定を準用する。この場合において、第3
条 第 1 項 第 17号 ウ 中「 た き 口 」と あ る の は 、「 内 燃 機 関 」と 読 み 替 え る も の と す る 。
4
前項の規定にかかわらず、屋外に設ける気体燃料を使用するピストン式内燃機関
を 原 動 力 と す る 発 電 設 備 で あ っ て 出 力 10キ ロ ワ ッ ト 未 満 の も の の う ち 、 次 の 各 号 に
掲 げ る 基 準 に 適 合 す る 鋼 板 ( 板 厚 が 0.8ミ リ メ ー ト ル 以 上 の も の に 限 る 。 ) 製 の 外
箱に収納されているものの位置、構造及び管理の基準については、第3条第1項第
1 号 ( ア を 除 く 。 ) 及 び 第 20号 、 第 11条 第 1 項 第 9 号 、 第 10号 及 び 第 12号 並 び に 本
条第1項第2号から第4号までの規定を準用する。
(1) 断 熱 材 又 は 防 音 材 を 使 用 す る 場 合 は 、 難 燃 性 の も の を 使 用 す る こ と 。
(2) 換 気 口 は 、 外 箱 の 内 部 の 温 度 が 過 度 に 上 昇 し な い よ う に 有 効 な 換 気 を 行 う こ と
ができるものとし、かつ、雨水等の侵入防止の措置が講じられているものである
こと。
5
前各項に規定するもののほか、内燃機関を原動力とする発電設備の構造の基準に
つ い て は 、 発 電 用 火 力 設 備 に 関 す る 技 術 基 準 を 定 め る 省 令 第 27条 の 規 定 の 例 に よ る 。
(平17条例4・2項追加、一部改正)
(蓄電池設備)
第 13条
屋 内 に 設 け る 蓄 電 池 設 備( 定 格 容 量 と 電 槽 数 の 積 の 合 計 が 4,800ア ン ペ ア ア ワ
4527
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
ー・セル未満のものを除く。以下同じ。)の電槽は、耐酸性の床上又は台上に、転
倒しないように設けなければならない。ただし、アルカリ蓄電池を設ける床上又は
台上にあっては、耐酸性の床又は台としないことができる。
2
前項に規定するもののほか、屋内に設ける蓄電池設備の位置、構造及び管理の基
準 に つ い て は 、 第 10条 第 4 号 並 び に 第 11条 第 1 項 第 1 号 、 第 3 号 か ら 第 8 号 ま で 及
び 第 11号 の 規 定 を 準 用 す る 。
3
屋外に設ける蓄電池設備は、雨水等の侵入防止の措置を講じたキュービクル式の
ものとしなければならない。
4
前項に規定するもののほか、屋外に設ける蓄電池設備の位置、構造及び管理の基
準 に つ い て は 、 第 10条 第 4 号 、 第 11条 第 1 項 第 4 号 、 第 7 号 、 第 8 号 及 び 第 11号 並
びに第2項並びに本条第1項の規定を準用する。
(ネオン管灯設備)
第 14条
ネ オ ン 管 灯 設 備 の 位 置 及 び 構 造 は 、次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
(1) 点 滅 装 置 は 、 低 圧 側 の 容 易 に 点 検 で き る 位 置 に 設 け る と と も に 、 不 燃 材 料 で 造
った覆いを設けること。ただし、無接点継続電器を使用するものにあっては、こ
の限りでない。
(2) 変 圧 器 を 雨 の か か る 場 所 に 設 け る 場 合 に あ っ て は 、 屋 外 用 の も の を 選 び 、 導 線
引き出し部が下向きとなるように設けること。ただし、雨水の浸透を防止するた
めに有効な措置を講じたときは、この限りでない。
(3) 支 枠 そ の 他 ネ オ ン 管 灯 に 近 接 す る 取 付 け 材 に は 、 木 材 ( 難 燃 合 板 を 除 く 。) 又
は 合 成 樹 脂 ( 不 燃 性 及 び 難 燃 性 の も の を 除 く 。) を 用 い な い こ と 。
(4) 壁 等 を 貫 通 す る 部 分 の 碍 管 は 、 壁 等 に 固 定 す る こ と 。
(5) 電 源 の 開 閉 器 は 、 容 易 に 操 作 し や す い 位 置 に 設 け る こ と 。
2
ネ オ ン 管 灯 設 備 の 管 理 の 基 準 に つ い て は 、第 11条 第 1 項 第 11号 の 規 定 を 準 用 す る 。
(舞台装置等の電気設備)
第 15条
舞台装置若しくは展示装飾のために使用する電気設備又は工事、農事等のた
めに一時的に使用する電気設備(以下「舞台装置等の電気設備」という。)の位置
及び構造は、次に掲げる基準によらなければならない。
(1) 舞 台 装 置 又 は 展 示 装 飾 の た め に 使 用 す る 電 気 設 備 は 、 次 に よ る こ と 。
ア
電灯は、可燃物を過熱するおそれのない位置に設けること。
4528
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
イ
電灯の充電部分は、露出させないこと。
ウ
電灯又は配線は、著しく動揺し、又は脱落しないように取り付けること。
エ
アークを発生する設備は、不燃材料で作ること。
オ
一つの電線を2以上の分岐回路に使用しないこと。
(2) 工 事 、 農 事 等 の た め に 一 時 的 に 使 用 す る 電 気 設 備 は 、 次 に よ る こ と 。
ア
分電盤、電動機等は、雨雪、土砂等により障害を受けるおそれのない位置に
設けること。
イ
残置灯設備の電路には、専用の開閉器を設け、かつ、ヒューズを設ける等自
動遮断の措置を講ずること。
2
舞 台 装 置 等 の 電 気 設 備 の 管 理 の 基 準 に つ い て は 、 第 11条 第 1 項 第 9 号 か ら 第 12号
までの規定を準用する。
(避雷設備)
第 16条
避雷設備の位置及び構造は、消防長が指定する日本工業規格に適合するもの
としなければならない。
2
避 雷 設 備 の 管 理 に つ い て は 、 第 11条 第 1 項 第 11号 の 規 定 を 準 用 す る 。
(水素ガスを充てんする気球)
第 17条
水素ガスを充てんする気球の位置、構造及び管理は、次に掲げる基準によら
なければならない。
(1) 煙 突 そ の 他 火 気 を 使 用 す る 施 設 の 付 近 に お い て 掲 揚 し 、又 は け い 留 し な い こ と 。
(2) 建 築 物 の 屋 上 で 掲 揚 し な い こ と 。 た だ し 、 屋 根 が 不 燃 材 料 で 造 っ た 陸 屋 根 で そ
の最少幅員が気球の直径の2倍以上である場合においては、この限りでない。
(3) 掲 揚 に 際 し て は 、 掲 揚 綱 と 周 囲 の 建 築 物 又 は 工 作 物 と の 間 に 水 平 距 離 10メ ー ト
ル以上の空間を保有するとともに、掲揚綱の固定場所にさく等を設け、かつ、立
入を禁止する旨を標示すること。ただし、前号ただし書の規定により建築物の屋
上で掲揚する場合にあっては、この限りでない。
(4) 気 球 の 容 積 は 、 15立 方 メ ー ト ル 以 下 と す る こ と 。 た だ し 、 観 測 又 は 実 験 の た め
に使用する気球については、この限りでない。
(5) 風 圧 又 は 、 摩 擦 に 対 し 十 分 な 強 度 を 有 す る 材 料 で 造 る こ と 。
(6) 気 球 に 付 設 す る 電 飾 は 、気 球 か ら 3 メ ー ト ル 以 上 離 れ た 位 置 に 取 り 付 け 、か つ 、
充電部分が露出しない構造とすること。ただし、過熱又は火花が生じないように
4529
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
必要な措置を講じたときは、気球から1メートル以上離れた位置に取付けること
ができる。
(7) 前 号 の 電 飾 に 使 用 す る 電 線 は 、 断 面 積 が 0.75平 方 ミ リ メ ー ト ル 以 上 ( 文 字 網 の
部 分 に 使 用 す る も の に あ っ て は 、 0.5平 方 ミ リ メ ー ト ル 以 上 ) の も の を 用 い 、 長
さ 1 メ ー ト ル 以 下 ( 文 字 網 の 部 分 に 使 用 す る も の に あ っ て は 0.5メ ー ト ル 以 下 )
ごと及び分岐点の付近において支持すること。
(8) 電 球 の 地 表 面 に 対 す る 傾 斜 角 度 が 45度 以 下 と な る よ う な 強 風 時 に お い て は 掲 揚
しないこと。
(9) 水 素 ガ ス の 充 て ん 又 は 放 出 に つ い て は 、 次 に よ る こ と 。
ア
屋外の通風のよい場所で行うこと。
イ
操作者以外の者が近接しないように適当な措置を講ずること。
ウ
電飾を付設するものにあっては、電源を遮断して行うこと。
エ
摩擦又は衝撃を加える等粗暴な行為をしないこと。
オ
水素ガスの充てんに際しては、気球内に水素ガス又は空気が残存していない
ことを確かめた後減圧器を使用して行うこと。
(10) 水 素 ガ ス が 90容 量 パ ー セ ン ト 以 下 と な っ た 場 合 に お い て は 、 詰 め 替 え を 行 う
こと。
(11) 掲 揚 中 又 は け い 留 中 に お い て は 、 看 視 人 を 置 く こ と 。 た だ し 、 建 築 物 の 屋 上
その他公衆の立入るおそれのない場所で掲揚し、又はけい留する場合にあっては、
この限りでない。
(12) 多 数 の 者 が 集 合 し て い る 場 所 に お い て 、運 搬 そ の 他 の 取 扱 い を 行 わ な い こ と 。
(火を使用する設備に付属する煙突)
第 17条 の 2
火を使用する設備(燃料電池発電設備を除く。)に付属する煙突は次に
掲げる基準によらなければならない。
(1) 構 造 又 は 材 質 に 応 じ 、 支 枠 、 支 線 、 腕 金 具 等 で 固 定 す る こ と 。
(2) 可 燃 性 の 壁 、 床 、 天 井 等 を 貫 通 す る 部 分 、 小 屋 裏 、 天 井 裏 、 床 裏 等 に お い て 接
続する場合は、容易に離脱せず、かつ、燃焼排気が漏れない構造とすること。
(3) 容 易 に 清 掃 が で き る 構 造 と す る こ と 。
(4) 火 粉 を 飛 散 す る お そ れ の あ る 設 備 に 付 属 す る も の に あ っ て は 、 火 粉 の 飛 散 を 防
止するための有効な装置を設けること。
4530
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(5) 前 各 号 に 規 定 す る も の の ほ か 、煙 突 の 基 準 に つ い て は 、建 築 基 準 法 施 行 令 第 115
条第1項第1号から第3号まで及び第2項の規定を準用する。
(平17条例4・2項削除、一部改正)
(基準の特例)
第 17条 の 3
こ の 節 の 規 定 は 、こ の 節 に 掲 げ る 設 備 に つ い て 、消 防 長 又 は 消 防 署 長 が 、
当該設備の位置、構造及び管理並びに周囲の状況から判断して、この節の規定によ
る基準によらなくとも、火災予防上支障がないと認めるとき又は予想しない特殊の
設備を用いることにより、この節の規定による基準による場合と同等以上の効力が
あると認めるときにおいては、適用しない。
第2節
火を使用する器具及びその使用に際し、火災の発生のおそ
れのある器具の取扱いの基準
(液体燃料を使用する器具)
第 18条
液体燃料を使用する器具の取扱いは、次に掲げる基準によらなければならな
い。
(1) 火 災 予 防 上 安 全 な 距 離 を 保 つ こ と を 要 し な い 場 合 を 除 き 、 建 築 物 等 及 び 可 燃 性
の物品から次の各号に掲げる距離のうち、火災予防上安全な距離として消防署長
が認める距離以上の距離を保つこと。
ア
別表第3の左欄に掲げる種類等に応じ、それぞれ同表の右欄に掲げる距離
イ
対象火気設備等及び対象火気器具等の離隔距離に関する基準により得られる
距離
(2) 可 燃 性 の ガ ス 又 は 蒸 気 が 滞 留 す る お そ れ の な い 場 所 で 使 用 す る こ と 。
(3) 地 震 等 に よ り 容 易 に 可 燃 物 が 落 下 す る お そ れ の な い 場 所 で 使 用 す る こ と 。
(4) 地 震 等 に よ り 容 易 に 転 倒 又 は 落 下 す る お そ れ の な い よ う な 状 態 で 使 用 す る こ と 。
(5) 不 燃 性 の 床 上 又 は 台 上 で 使 用 す る こ と 。
(6) 故 障 し 、 又 は 破 損 し た も の を 使 用 し な い こ と 。
(7) 本 来 の 使 用 目 的 以 外 に 使 用 す る 等 不 適 当 な 使 用 を し な い こ と 。
(8) 本 来 の 使 用 燃 料 以 外 の 燃 料 を 使 用 し な い こ と 。
(9) 器 具 の 周 囲 は 、 常 に 、 整 理 及 び 清 掃 に 努 め る と と も に 、 燃 料 そ の 他 の 可 燃 物 を
みだりに放置しないこと。
(9)の 2 祭 礼 、 縁 日 、 花 火 大 会 、 展 示 会 そ の 他 の 多 数 の 者 の 集 合 す る 催 し に 際 し て
4531
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
使用する場合にあっては、消火器の準備をした上で使用すること。
(平26条例7・追加)
(10) 燃 料 漏 れ が な い こ と を 確 認 し て か ら 点 火 す る こ と 。
(11) 使 用 中 は 、 器 具 を 移 動 さ せ 、 又 は 燃 料 を 補 給 し な い こ と 。
(12) 漏 れ 、 又 は あ ふ れ た 燃 料 を 受 け る た め の 皿 を 設 け る こ と 。
(13) 必 要 な 知 識 及 び 技 能 を 有 す る 者 と し て 消 防 長 が 指 定 す る も の に 必 要 な 点 検 及
び整備を行わせ、火災予防上有効に保持すること。
2
液体燃料を使用する移動式ストーブにあっては、前項に規定するもののほか、地
震等により自動的に消火する装置又は自動的に燃料の供給を停止する装置を設け
たものを使用しなければならない。
(固体燃料を使用する器具)
第 19条
固体燃料を使用する器具の取扱いは、次に掲げる基準によらなければならな
い。
(1) 火 鉢 に あ っ て は 、 底 部 に 遮 熱 の た め の 空 間 を 設 け 、 又 は 砂 等 を 入 れ て 使 用 す る
こと。
(2) 置 ご た つ に あ っ て は 、 火 入 容 器 を 金 属 以 外 の 不 燃 材 料 で 造 っ た 台 上 に お い て 使
用すること。
2
前 項 に 規 定 す る も の の ほ か 、固 体 燃 料 を 使 用 す る 器 具 の 取 扱 い の 基 準 に つ い て は 、
前条第1項第1号から第9号の2までの規定を準用する。
(平26条例7・一部改正)
(気体燃料を使用する器具)
第 20条
気体燃料を使用する器具に接続する金属管以外の管は、その器具に応じた適
当な長さとしなければならない。
2
前 項 に 規 定 す る も の の ほ か 、気 体 燃 料 を 使 用 す る 器 具 の 取 扱 い の 基 準 に つ い て は 、
第 18条 第 1 項 第 1 号 か ら 第 10号 ま で の 規 定 を 準 用 す る 。
(電気を熱源とする器具)
第 21条
電 気 を 熱 源 と す る 器 具 の 取 扱 い は 、次 に 掲 げ る 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
(1) 通 電 し た 状 態 で み だ り に 放 置 し な い こ と 。
(2) 安 全 装 置 は 、 み だ り に 取 り は ず し 、 又 は そ の 器 具 に 不 適 合 な も の と 取 り 替 え な
いこと。
2
前項に規定するもののほか、電気を熱源とする器具の取扱いの基準については、
4532
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
第 18条 第 1 項 第 1 号 か ら 第 7 号 ま で 、 第 9 号 及 び 第 9 号 の 2 の 規 定 ( 器 具 の 表 面 に
可燃物が触れた場合に当該可燃物が発火するおそれのない器具にあっては、同項第
2号及び第5号から第7号までの規定に限る。)を準用する。
(平26条例7・一部改正)
(使用に際し火災の発生のおそれのある器具)
第 22条
火消つぼその他使用に際し、火災の発生のおそれのある器具の取扱いの基準
に つ い て は 、 第 18条 第 1 項 第 1 号 か ら 第 7 号 ま で 、 第 9 号 及 び 第 9 号 の 2 の 規 定 を
準用する。
(平26条例7・一部改正)
(基準の特例)
第 22条 の 2
この節の規定は、この節に掲げる器具について、消防署長が、当該器具
の取扱い及び周囲の状況から判断して、この節の規定による基準によらなくとも、
火災予防上支障がないと認めたとき又は予想しない特殊の器具を用いることによ
り、この節の規定による基準による場合と同等以上の効力があると認めたときにお
いては、適用しない。
第3節
火の使用に関する制限等
(喫煙等)
第 23条
次に掲げる場所で、消防長が指定する場所においては、喫煙し、若しくは裸
火を使用し、又は当該場所に火災予防上危険な物品を持ち込んではならない。ただ
し、特に必要な場合において消防署長が火災予防上支障がないと認めたときは、こ
の限りでない。
(1) 劇 場 、 映 画 館 、 演 芸 場 、 観 覧 場 、 公 会 堂 若 し く は 集 会 場 ( 以 下 「 劇 場 等 」 と い
う 。) の 舞 台 又 は 客 席
(2) 百 貨 店 、 マ ー ケ ッ ト そ の 他 の 物 品 販 売 業 を 営 む 店 舗 又 は 展 示 場 ( 以 下 「 百 貨 店
等 」 と い う 。) の 売 場 又 は 展 示 部 分
(3) 文 化 財 保 護 法 ( 昭 和 25年 法 律 第 214号 ) の 規 定 に よ っ て 重 要 文 化 財 、 重 要 有 形
民俗文化財、史跡若しくは重要な文化財として指定され、又は旧重要美術品等の
保 存 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 8 年 法 律 第 43号 ) の 規 定 に よ っ て 重 要 美 術 品 と し て 認 定
された建造物の内部又は周囲
(4) 第 1 号 及 び 第 2 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 火 災 が 発 生 し た 場 合 に 人 命 に 危 険 を 生
4533
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
ずるおそれのある場所
2
前 項 の 消 防 長 が 指 定 し た 場 所 に は 、客 席 の 前 面 そ の 他 の 見 や す い 箇 所 に「 禁 煙 」、
「 火 気 厳 禁 」又 は「 危 険 物 品 持 込 み 厳 禁 」と 表 示 し た 標 識 を 設 け な け れ ば な ら な い 。
この場合においては、標識の色は、地を赤色、文字を白色とするものとする。
3
前項の場合において、併せて図記号による標識を設けるときは、別表第7に定め
るものとしなければならない。
4
第1項の消防長が指定する場所(同項第3号に掲げる場所を除く。)を有する防
火対象物の関係者は、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ次の各号に定
める措置を講じなければならない。
(1) 当 該 防 火 対 象 物 内 に お い て 全 面 的 に 契 煙 が 禁 止 さ れ て い る 場 合
当該防火対象
物内において全面的に喫煙が禁止されている旨の標識の設置その他の当該防火
対象物内における全面的な喫煙の禁止を確保するために消防長が火災予防上必
要と認める措置
(2) 前 号 に 掲 げ る 場 合 以 外 の 場 合
適当な数の吸殻容器を設けた喫煙所の設置及び
当該喫煙所における「喫煙所」と表示した標識の設置(併せて図記号による標識
を 設 け る と き は 、 別 表 第 7 に 定 め る も の と し な け れ ば な ら な い 。)
5
前 項 第 2 号 に 掲 げ る 場 合 に お い て 、劇 場 等 の 喫 煙 所 は 、階 ご と に 客 席 及 び 廊 下( 通
行の用に供しない部分を除く。)以外の場所に設けなければならない。ただし、劇
場等の一部の階において全面的に喫煙が禁止されている旨の標識の設置その他の
当該階における全面的な喫煙の禁止を確保するために消防長が火災予防上必要と
認める措置を講じた場合は、当該階において喫煙所を設けないことができる。
6
前 項 の 喫 煙 所 の 床 面 積 の 合 計 は 、 客 席 の 床 面 積 の 合 計 の 30分 の 1 以 上 と し な け れ
ばならない。ただし、消防署長が、当該場所の利用状況等から判断して、火災予防
上支障がないと認めるときは、この限りでない。
7
第1項の消防長の指定する場所の関係者は、当該場所で喫煙し、若しくは裸火を
使用し、又は当該場所に火災予防上危険な物品を持ち込もうとしている者があると
きは、これを制止しなければならない。
(空地及び空家の管理)
第 24条
空地の所有者、管理者又は占有者は、当該空地の枯草等の燃焼のおそれのあ
る物件の除去その他火災予防上必要な措置を講じなければならない。
4534
第7編
2
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
空家の所有者又は管理者は、当該空家への侵入の防止、周囲の燃焼のおそれのあ
る物件の除去その他火災予防上必要な措置を講じなければならない。
(たき火)
第 25条
2
可燃性の物品その他の可燃物の近くにおいては、たき火をしてはならない。
たき火をする場合においては、消火準備その他火災予防上必要な措置を講じなけ
ればならない。
(がん具用煙火)
第 26条
2
がん具用煙火は、火災予防上支障のある場所で消費してはならない。
がん具用煙火を貯蔵し、又は取り扱う場合においては、炎、火花又は高温体との
接近を避けなければならない。
3
火 薬 類 取 締 法 施 行 規 則 ( 昭 和 25年 通 商 産 業 省 令 第 88号 ) 第 91条 第 2 号 で 定 め る 数
量の5分の1以上同号で定める数量以下のがん具用煙火を貯蔵し、又は取り扱う場
合においては、ふたのある不燃性の容器に入れるか、又は防炎処理を施した覆いを
しなければならない。
(化学実験室等)
第 27条
化学実験室、薬局等において危険物その他これに類する物品を貯蔵し、又は
取 り 扱 う 場 合 に お い て は 、 第 30条 、 第 31条 の 2 第 1 項 第 2 号 か ら 第 16号 ま で 及 び 第
2 項 第 1 号 並 び に 第 31条 の 4 第 1 項 の 規 定 に 準 じ て 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う ほ か 、 火
災予防上必要な措置を講じなければならない。
(平17条例4・一部改正)
(作業中の防火管理)
第 28条
ガス若しくは電気による溶接作業、自動車の解体等の溶断作業、グラインダ
ー等による火花を発する作業、トーチランプ等による加熱作業、アスファルト等の
溶解作業又は鋲打作業(以下「溶接作業等」という。)は、可燃性の物品の附近に
おいてこれをしてはならない。
2
自動車の解体作業においては、溶断作業を行う前に燃料等の可燃性物品の除去及
び消火用具の準備を行い、かつ、除去した燃料等の適切な管理を行わなければなら
ない。
3
溶 接 作 業 等 を 行 う 場 合 は 、火 花 の 飛 散 、接 炎 等 に よ る 火 災 の 発 生 を 防 止 す る た め 、
湿砂の散布、散水、不燃材料による遮熱又は可燃性物品の除去及び作業後の点検そ
4535
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
の他火災予防上必要な措置を講じなければならない。
4
令 別 表 第 1 に 掲 げ る 防 火 対 象 物( 同 表 (18)項 か ら (20)項 ま で に 掲 げ る も の を 除 く 。
以 下 第 40条 及 び 第 41条 に お い て 同 じ 。 ) 及 び こ れ ら の 防 火 対 象 物 の 用 途 に 供 す る た
め工事中の建築物その他の工作物において、可燃性の蒸気若しくはガスを著しく発
生する物品を使用する作業又は爆発性若しくは可燃性の粉じんを著しく発生する
作業を行う場合は、換気又は除じん、火気の制限、消火用具の準備、作業後の点検
その他火災予防上必要な措置を講じなければならない。
5
作業現場においては、火災予防上安全な場所に吸殻容器を設け、当該場所以外の
場所では喫煙してはならない。
第4節
火災に関する警報の発令中における火の使用の制限
(火災に関する警報の発令中における火の使用の制限)
第 29条
火災に関する警報が発せられた場合における火の使用については、次に掲げ
るところによらなければならない。
(1) 山 林 、 原 野 等 に お い て 火 入 れ を し な い こ と 。
(2) 煙 火 を 消 費 し な い こ と 。
(3) 屋 外 に お い て 火 遊 び 又 は た き 火 を し な い こ と 。
(4) 屋 外 に お い て は 、 引 火 性 又 は 爆 発 性 の 物 品 そ の 他 の 可 燃 物 の 付 近 で 喫 煙 を し な
いこと。
(5) 山 林 、 原 野 等 の 場 所 で 、 火 災 が 発 生 す る お そ れ が 大 で あ る と 認 め て 管 理 者 が 指
定した区域内において喫煙しないこと。
(6) 残 火 ( た ば こ の 吸 殻 を 含 む 。)、 取 り 灰 又 は 火 粉 を 始 末 す る こ と 。
(7) 屋 内 に お い て 裸 火 を 使 用 す る と き は 、 窓 、 出 入 口 等 を 閉 じ て 行 う こ と 。
(平成18条例4・一部改正)
第3章の2
住宅防災機器の設置及び維持に関する基準等
(住宅用防災機器)
第 29条 の 2
住宅(法第9条の2第1項に規定する住宅をいう。以下この章において
同 じ 。 ) の 関 係 者 ( 住 宅 の 所 有 者 、 管 理 者 又 は 占 有 者 を い う 。 ) は 、 次 条 及 び 第 29
条の4に定める基準に従って、次の各号のいずれかの住宅用防災機器を設置し、及
び維持しなければならない。
4536
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(1) 住 宅 用 防 災 警 報 器 ( 令 第 5 条 の 6 第 1 号 に 規 定 す る 住 宅 用 防 災 警 報 器 を い う 。
以 下 こ の 章 に お い て 同 じ 。)
(2) 住 宅 用 防 災 報 知 設 備 ( 令 第 5 条 の 6 第 2 号 に 規 定 す る 住 宅 用 防 災 報 知 設 備 を い
う 。 以 下 こ の 章 に お い て 同 じ 。)
(住宅用防災警報器の設置及び維持に関する基準)
第 29条 の 3
住宅用防災警報器は、次に掲げる住宅の部分(第2号から第5号までに
掲 げ る 住 宅 の 部 分 に あ っ て は 、 令 別 表 第 1 (5)項 ロ に 掲 げ る 防 火 対 象 物 又 は (16)項
に掲げる防火対象物の住宅の用途に供される部分のうち、もっぱら居住の用に供さ
れるべき住宅の部分以外の部分であって、廊下、階段、エレベーター、エレベータ
ーホール、機械室、管理事務所その他入居者の共同の福祉のために必要な共用部分
を除く。)に設けること。
(1) 就 寝 の 用 に 供 す る 居 室 ( 建 築 基 準 法 第 2 条 第 4 号 に 規 定 す る 居 室 を い う 。 第 4
号 及 び 第 5 号 に お い て 同 じ 。)
(2) 前 号 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 が 存 す る 階 ( 避 難 階 ( 建 築 基 準 法 施 行 令 第 13条 第 1 号
に 規 定 す る 避 難 階 を い う 。 以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。) を 除 く 。) か ら 直 下 階 に 通
ず る 階 段 ( 屋 外 に 設 け ら れ た も の を 除 く 。 以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。) の 上 端
(3) 前 2 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 第 1 号 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 が 存 ず る 階 ( 避 難 階 か
ら 上 方 に 数 え た 階 数 が 2 以 上 で あ る 階 に 限 る 。) か ら 下 方 に 数 え た 階 数 が 2 で あ
る階に直上階から通ずる階段の下端(当該階段の上端に住宅用防災警報器が設置
さ れ て い る 場 合 を 除 く 。)
(4) 第 1 号 及 び 第 2 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 第 1 号 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 が 避 難 階 の
みに存する場合であって、居室が存する最上階(避難階から上方に数えた階数が
2 以 上 で あ る 階 に 限 る 。) か ら 直 下 階 に 通 ず る 階 段 の 上 端
(5) 前 4 号 の 規 定 に よ り 住 宅 用 防 災 警 報 器 が 設 置 さ れ る 階 以 外 の 階 の う ち 、 床 面 積
が7平方メートル以上である居室が5以上存する階(この号において「当該階」
と い う 。) の 次 に 掲 げ る い ず れ か の 住 宅 の 部 分
ア
廊下
イ
廊下が存しない場合にあっては、当該階から直下階に通ずる階段の上端
ウ
廊下及び直下階が存しない場合にあっては、当該階の直上階から当該階に通
ずる階段の下端
4537
第7編
2
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
住宅用防災警報器は、天井又は壁の屋内に面する部分(天井のない場合にあって
は、屋根又は壁の屋内に面する部分。この項において同じ。)の次のいずれかの位
置に設けること。
(1) 壁 又 は は り か ら 0.6メ ー ト ル 以 上 離 れ た 天 井 の 屋 内 に 面 す る 部 分
(2) 天 井 か ら 下 方 0.15メ ー ト ル 以 上 0.5メ ー ト ル 以 内 の 位 置 に あ る 壁 の 屋 内 に 面 す
る部分
3
住 宅 用 防 災 警 報 器 は 、換 気 口 等 の 空 気 吹 出 し 口 か ら 、1.5メ ー ト ル 以 上 離 れ た 位 置
に設けること。
4
住宅用防災警報器は、次の表の上欄に掲げる住宅の部分の区分に応じ、同表の下
欄に掲げる種別のものを設けること。
住宅の部分
住宅用防災警報器の種別
第1項第1号から第4号まで並び
光電式住宅用防災警報器(住宅用防災警報器
に第5号イ及びウに掲げる住宅の
及び住宅用防災報知設備に係る技術上の規格
部分
を 定 め る 省 令 ( 平 成 17年 総 務 省 令 第 11号 。 以
下この章において「住宅用防災警報器等規格
省 令 」と い う 。)第 2 条 第 4 号 に 掲 げ る も の を
い う 。 こ の 表 に お い て 同 じ 。)
第1項第5号アに掲げる住宅の部
イオン化式住宅用防災警報器(住宅用防災警
分
報器等規格省令第2条第3号に掲げるものを
い う 。) 又 は 光 電 式 住 宅 用 防 災 警 報 器
5
住宅用防災警報器は、住宅用防災警報器等規格省令に定める技術上の規格に適合
するものでなければならない。
6
住 宅 用 防 災 警 報 器 は 、前 5 項 に 定 め る も の の ほ か 、次 に 掲 げ る 基 準 に よ り 設 置 し 、
及び維持しなければならない。
(1) 電 源 に 電 池 を 用 い る 住 宅 用 防 災 警 報 器 に あ っ て は 、 当 該 住 宅 用 防 災 警 報 器 を 有
効に作動できる電圧の下限値となった旨が表示され、又は音響により伝達された
場合は、適切に電池を交換すること。
(2) 電 源 に 電 池 以 外 か ら 供 給 さ れ る 電 力 を 用 い る 住 宅 用 防 災 警 報 器 あ っ て は 、 正 常
に電力が供給されていること。
4538
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(3) 電 源 に 電 池 以 外 か ら 供 給 さ れ る 電 力 を 用 い る 住 宅 用 防 災 警 報 器 の 電 源 は 、 分 電
盤との間に開閉器が設けられていない配線からとるこ。
(4) 電 源 に 用 い る 配 線 は 、 電 気 工 作 物 に 係 る 法 令 の 規 定 に よ る こ と 。
(5) 自 動 試 験 機 能 ( 住 宅 用 防 災 警 報 器 等 規 格 省 令 第 2 条 第 5 号 に 規 定 す る も の を い
う 。 次 号 に お い て 同 じ 。) を 有 し な い 住 宅 用 防 災 警 報 器 に あ っ て は 、 交 換 期 限 が
経過しないよう、適切に住宅用防災警報器を交換すること。
(6) 自 動 試 験 機 能 を 有 す る 住 宅 用 防 災 警 報 器 に あ っ て は 、 機 能 の 異 常 が 表 示 さ れ 、
又は音響により伝達された場合は、適切に住宅用防災警報器を交換すること。
(平19条例9一部改正)
(住宅用防災報知設備の設置及び維持に関する基準)
第 29条 の 4
住宅用防災報知設備の感知器(火災報知設備の感知器及び発信機に係る
技 術 上 の 規 格 を 定 め る 省 令 ( 昭 和 56年 自 治 省 令 第 17号 。 以 下 こ の 章 に お い て 「 感 知
器等規格省令」という。)第2条第1号に規定するものをいう。以下この章におい
て「感知器」という。)は、前条第1項各号に掲げる住宅の部分に設けること。
2
感知器は、前条第2項及び第3項に定める位置に設けること。
3
感知器は、次の表の上欄に掲げる住宅の部分の区分に応じ、同表の下欄に掲げる
種別のものを設けること。
住宅の部分
感知器の種別
前条第1項第1号から第4号まで
光電式スポット型感知器(感知器等規格省令
並びに第5項イ及びウに掲げる住
第2条第9号に掲げるもののうち、感知器等
宅の部分
規 格 省 令 第 17条 第 2 項 で 定 め る 一 種 又 は 二 種
の試験に合格するものに限る。この表におい
て 同 じ 。)
前条第1項第5号アに掲げる住宅
イオン化式スポット型感知器(感知器等規格
の部分
省令第2条第8号に掲げるもののうち、感知
器 等 規 格 省 令 第 16条 第 2 項 で 定 め る 一 種 又 は
二 種 の 試 験 に 合 格 す る も の に 限 る 。)又 は 光 電
式スポット型感知器
4
住 宅 用 防 災 報 知 設 備 は 、 そ の 部 分 で あ る 法 第 21条 の 2 第 1 項 の 検 定 対 象 機 械 器 具
等 で 令 第 37 条 第 4 号 か ら 第 6 号 ま で に 掲 げ る も の に 該 当 す る も の に つ い て は こ れ
4539
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
ら の 検 定 対 象 機 械 器 具 等 に つ い て 定 め ら れ た 法 第 21 条 の 2 第 2 項 の 技 術 上 の 規 格
に、その部分である補助警報装置については住宅用防災警報器等規格省令に定める
技術上の規格に、それぞれ適合するものでなければならない。
(平26条例4・一部改正)
5
住宅用防災報知設備は、前4項に定めるもののほか、次に掲げる基準により設置
し、及び維持しなければならない。
(1) 受 信 機 ( 受 信 機 に 係 る 技 術 上 の 規 格 を 定 め る 省 令 ( 昭 和 56年 自 治 省 令 第 19号 )
第 2 条 第 7 号 に 規 定 す る も の を い う 。 こ の 項 に お い て 同 じ 。) は 、 操 作 に 支 障 が
生じず、かつ、住宅の内部にいる者に対し、有効に火災の発生を報知できる場所
に設けること。
(2) 前 条 第 1 項 各 号 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 が 存 ず る 階 に 受 信 機 が 設 置 さ れ て い な い 場
合にあっては、住宅の内部にいる者に対し、有効に火災の発生を報知できるよう
に、当該階に補助警報装置を設けること。
(3) 感 知 器 と 受 信 機 と の 間 の 信 号 を 配 線 に よ り 送 信 し 、 又 は 受 信 す る 住 宅 用 防 災 報
知設備にあっては、当該配線の信号回路について容易に導通試験をすることがで
きるように措置されていること。ただし、配線が感知器からはずれた場合又は配
線に断線があった場合に受信機が自動的に警報を発するものにあっては、この限
りでない。
(4) 感 知 器 と 受 信 機 と の 間 の 信 号 を 無 線 に よ り 送 信 し 、 又 は 受 信 す る 住 宅 用 防 災 報
知設備にあっては、次によること。
ア
感知器と受信機との間において確実に信号を送信し、又は受信することがで
きる位置に感知器及び受信機を設けること。
イ
受信機において信号を受信できることを確認するための措置を講じているこ
と。
(5) 住 宅 用 防 災 報 知 設 備 は 、 受 信 機 そ の 他 の 見 や す い 箇 所 に 容 易 に 消 え な い よ う 感
知器の交換期限を明示すること。
(6) 前 条 第 6 項 第 1 号 、 第 5 号 及 び 第 6 号 の 規 定 は 感 知 器 に つ い て 、 同 条 同 項 第 2
号から第4号までの規定は住宅用防災報知設備について準用する。
(設置の免除)
第 29条 の 5
前3条の規定にかかわらず、次の各号に掲げるときは、次の各号に定め
4540
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
る設備の有効範囲内の住宅の部分について住宅用防災警報器又は住宅用防災報知
設備(以下この章において「住宅用防災警報器等」という。)を設置しないことが
できる。
(1) 第 29条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に ス プ リ ン ク ラ ー 設
備 ( 標 示 温 度 が 75度 以 下 で 作 動 時 間 が 60秒 以 内 の 閉 鎖 型 ス プ リ ン ク ラ ー ヘ ッ ド を
備 え て い る も の に 限 る 。) を 令 第 12条 に 定 め る 技 術 上 の 基 準 に 従 い 、 又 は 当 該 技
術上の基準の例により設置したとき
(2) 第 29条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 自 動 火 災 報 知 設 備
を 令 第 21条 に 定 め る 技 術 上 の 基 準 に 従 い 、 又 は 当 該 技 術 上 の 基 準 の 例 に よ り 設 置
したとき
(3) 第 29条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 共 同 住 宅 用 ス プ リ
ンクラー設備を特定共同住宅等における必要とされる防火安全性能を有する消
防 の 用 に 供 す る 設 備 等 に 関 す る 省 令 ( 平 成 17年 総 務 省 令 第 40号 。 以 下 「 特 定 共 同
住 宅 等 省 令 」 と い う 。) 第 3 条 第 3 項 第 2 号 に 定 め る 技 術 上 の 基 準 に 従 い 、 又 は
当該技術上の基準の例により設置したとき
(平22条例10・一部改正)
(4) 第 29条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 共 同 住 宅 用 自 動 火
災報知設備を特定共同住宅等省令第3条第3項第3号に定める技術上の基準に
従い、又は当該技術上の基準の例により設置したとき
(平22条例10・一部改正)
(5) 第 29条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 住 戸 用 自 動 火 災 報
知設備を特定共同住宅等省令第3条第3項第4号に定める技術上の基準に従い、
又は当該技術上の基準の例により設置したとき
(平22条例10・一部改正)
(6) 第 2 9 条 の 3 第 1 項 各 号 又 は 前 条 第 1 項 に 掲 げ る 住 宅 の 部 分 に 複 合 型 居 住 施 設
用自動火災報知設備を複合型居住施設における必要とされる防火安全性能を有
する消防の用に供する設備等に関する省令(平成22年総務省令第7号)第3条
第2項に定める技術上の基準に従い、又は当該技術上の基準の例により設置した
とき
(平17条例4・3号追加)
(平22条例10・一部改正)
(平22条例12・6号追加)
(基準の特例)
4541
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
第 29条 の 6
第 29条 の 2 か ら 第 29条 の 4ま で の 規 定 は 、 住 宅 用 防 災 警 報 器 等 に つ い て 、
消防署長が、住宅の位置、構造又は設備の状況から判断して、これらの規定による
住宅用防災警報器等の設置及び維持に関する基準によらなくとも、住宅における火
災の発生又は延焼のおそれが著しく少なく、かつ、住宅における火災による被害を
最小限度に止めることができると認めるときにおいては、適用しない。
(住宅における火災の予防の推進)
第 29条 の 7
東近江行政組合は、住宅における火災の予防を推進するため、次に掲げ
る施策の実施に努めるものとする。
(1) 住 宅 に お け る 出 火 防 止 、 火 災 の 早 期 発 見 、 初 期 消 火 、 延 焼 防 止 、 通 報 、 避 難 等
に資する住宅用防災機器その他の物品、機械器具及び設備の普及の促進
(2) 住 民 の 自 主 的 な 防 災 組 織 が 行 う 住 宅 に お け る 火 災 の 予 防 に 資 す る 活 動 の 促 進
2
住 民 は 、 住 宅 に お け る 火 災 の 予 防 を 推 進 す る た め 、 第 29条 の 3 第 1 項 に 定 め る 住
宅の部分のほか、台所その他の火災発生のおそれが大であると認められる住宅の部
分における住宅用防災警報器等の設置に努めるものとする。
(平17条例4・1章追加)
第4章
指定数量未満の危険物及び指定可燃物の貯蔵及び取扱いの
技術上の基準等
(平17条例4・一部改正)
第1節
指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基準
等
(平17条例4・一部改正)
(指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いの基準)
第 30条
法 第 9 条 の 4 の 規 定 に 基 づ き 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令( 昭 和 34年 政 令 第 306
号 )で 定 め る 数 量( 以 下「 指 定 数 量 」と い う 。)未 満 の 危 険 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 い は 、
次の各号に掲げる技術上の基準によらなければならない。
(1) 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 所 に お い て は 、 み だ り に 火 気 を 使 用 し な い こ
と。
(2) 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 所 に お い て は 、 常 に 整 理 及 び 清 掃 を 行 う と と
もに、みだりに空箱その他不必要な物件を置かないこと。
(3) 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 合 に お い て は 、 当 該 危 険 物 が 漏 れ 、 あ ふ れ 、
4542
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
又は飛散しないように必要な措置を講ずること。
(4) 危 険 物 を 容 器 に 収 納 し て 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う と き は 、 そ の 容 器 は 、 当 該 危 険
物の性質に適応し、かつ、破損、腐食、さけめ等がないものであること。
(5) 危 険 物 を 収 納 し た 容 器 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 合 に お い て は 、 み だ り に 転 倒
させ、落下させ、衝撃を加え、又は引きずる等粗暴な行為をしてはならない。
(6) 危 険 物 を 収 納 し た 容 器 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 合 に お い て は 、地 震 等 に よ り 、
容易に容器が転落し、若しくは転倒し、又は他の落下物により損傷を受けないよ
う必要な措置を講ずること。
(平17条例4・一部改正)
(指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基
準等)
第 31条
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱い並びに貯蔵
し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備は、前条に定めるもののほか、次条か
ら 第 31条 の 8 ま で に 定 め る 技 術 上 の 基 準 に よ ら な け れ ば な ら な い 。
(平17条例4・一部改正)
第 31条 の 2
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いのすべ
てに共通する技術上の基準は、次のとおりとする。
(1) た め ま す 又 は 油 分 離 装 置 に た ま っ た 危 険 物 は 、 あ ふ れ な い よ う に 随 時 く み 上 げ
ること。
(2) 危 険 物 又 は 危 険 物 の く ず 、 か す 等 を 廃 棄 す る 場 合 に は 、 そ れ ら の 性 質 に 応 じ 、
安全な場所において、他に危害又は損害を及ぼすおそれのない方法により行うこ
と。
(3) 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 所 で は 、 当 該 危 険 物 の 性 質 に 応 じ 、 遮 光 又 は
換気を行うこと。
(4) 危 険 物 は 、 温 度 計 、 湿 度 計 、 圧 力 計 そ の 他 の 計 器 を 監 視 し て 、 当 該 危 険 物 の 性
質に応じた適正な温度、湿度又は圧力を保つように貯蔵し、又は取り扱うこと。
(5) 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 合 に お い て は 、 危 険 物 の 変 質 、 異 物 の 混 入 等
により、当該危険物の危険性が増大しないように必要な措置を講ずること。
(6) 危 険 物 が 残 存 し 、 又 は 残 存 し て い る お そ れ が あ る 設 備 、 機 械 器 具 、 容 器 等 を 修
理する場合は、安全な場所において、危険物を完全に除去した後に行うこと。
(7) 可 燃 性 の 液 体 、 可 燃 性 の 蒸 気 若 し く は 可 燃 性 の ガ ス が 漏 れ 、 若 し く は 滞 留 す る
4543
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
おそれのある場所又は可燃性の微粉が著しく浮遊するおそれのある場所では、電
線と電気器具とを完全に接続し、かつ、火花を発する機械器具、工具、履物等を
使用しないこと。
(8) 危 険 物 を 保 護 液 中 に 保 存 す る 場 合 は 、 当 該 危 険 物 が 保 護 液 か ら 露 出 し な い よ う
にすること。
(9) 接 触 又 は 混 合 に よ り 発 火 す る お そ れ の あ る 危 険 物 と 危 険 物 そ の 他 の 物 品 は 、 相
互に近接して置かないこと。ただし、接触又は混合しないような措置を講じた場
合は、この限りでない。
(10) 危 険 物 を 加 熱 し 、 又 は 乾 燥 す る 場 合 は 、 危 険 物 の 温 度 が 局 部 的 に 上 昇 し な い
方法で行うこと。
(11) 危 険 物 を 詰 め 替 え る 場 合 は 、 防 火 上 安 全 な 場 所 で 行 う こ と 。
(12) 吹 付 塗 装 作 業 は 、 防 火 上 有 効 な 隔 壁 で 区 画 さ れ た 場 所 等 安 全 な 場 所 で 行 う こ
と。
(13) 焼 入 れ 作 業 は 、 危 険 物 が 危 険 な 温 度 に 達 し な い よ う に し て 行 う こ と 。
(14) 染 色 又 は 洗 浄 の 作 業 は 、 可 燃 性 の 蒸 気 の 換 気 を よ く し て 行 う と と も に 、 廃 液
をみだりに放置しないで安全に処置すること。
(15) バ ー ナ ー を 使 用 す る 場 合 に お い て は 、 バ ー ナ ー の 逆 火 を 防 ぎ 、 か つ 、 危 険 物
があふれないようにすること。
(16) 危 険 物 を 容 器 に 収 納 し 、 又 は 詰 め 替 え る 場 合 は 、 次 に よ る こ と 。
ア
固 体 の 危 険 物 に あ っ て は 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 規 則 ( 昭 和 34年 総 理 府 令 第 55
号 。以 下「 危 険 物 規 則 」と い う 。)別 表 第 3 、液 体 の 危 険 物 に あ っ て は 危 険 物 規
則別表第3の2の危険物の類別及び危険等級の別の項に掲げる危険物について、
これらの表において適応するものとされる内装容器(内装容器の容器の種類の
項が空欄のものにあっては、外装容器)又はこれと同等以上であると認められ
る 容 器( 以 下 こ の 号 に お い て「 内 装 容 器 等 」と い う 。)に 適 合 す る 容 器 に 収 納 し 、
又は詰め替えるとともに、温度変化等により危険物が漏れないように容器を密
封して収納すること。
イ
ア の 内 装 容 器 等 に は 、 見 や す い 箇 所 に 危 険 物 規 則 第 39条 の 3 第 2 項 か ら 第 6
項までの規定の例による表示をすること。
(17) 危 険 物 を 収 納 し た 容 器 を 積 み 重 ね て 貯 蔵 す る 場 合 に は 、 高 さ 3 メ ー ト ル ( 第
4544
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
4類の危険物のうち第3石油類及び第4石油類を収納した容器のみを積み重ね
る場合にあっては、4メートル)を超えて積み重ねないこと。
(平17条例4・一部改正)
2
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う場所の位
置、構造及び設備のすべてに共通する技術上の基準は、次のとおりとする。
(1) 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 所 に は 、 見 や す い 箇 所 に 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又
は取り扱っている旨を表示した標識(危険物を貯蔵し、又は取り扱うタンクのう
ち 車 両 に 固 定 さ れ た タ ン ク ( 以 下 「 移 動 タ ン ク 」 と い う 。) に あ っ て は 、 0.3メ ー
トル平方の地が黒色の板に黄色の反射塗料その他反射性を有する材料で「危」と
表示した標識)並びに危険物の類、品名、最大数量及び移動タンク以外の場所に
あっては防火に関し必要な事項を掲示した掲示板を設けること。
(2) 危 険 物 を 取 り 扱 う 機 械 器 具 そ の 他 の 設 備 は 、 危 険 物 の 漏 れ 、 あ ふ れ 又 は 飛 散 を
防止することができる構造とすること。ただし、当該設備に危険物の漏れ、あふ
れ又は飛散による災害を防止するための附帯設備を設けたときは、この限りでな
い。
(3) 危 険 物 を 加 熱 し 、 若 し く は 冷 却 す る 設 備 又 は 危 険 物 の 取 扱 い に 伴 っ て 温 度 の 変
化が起こる設備には、温度測定装置を設けること。
(4) 危 険 物 を 加 熱 し 、 又 は 乾 燥 す る 設 備 は 、 直 火 を 用 い な い 構 造 と す る こ と 。 た だ
し、当該設備が防火上安全な場所に設けられているとき、又は当該設備に火災を
防止するための附帯設備を設けたときは、この限りでない。
(5) 危 険 物 を 加 圧 す る 設 備 又 は そ の 取 り 扱 う 危 険 物 の 圧 力 が 上 昇 す る お そ れ の あ る
設備には、圧力計及び有効な安全装置を設けること。
(6) 引 火 性 の 熱 媒 体 を 使 用 す る 設 備 に あ っ て は 、 そ の 各 部 分 を 熱 媒 体 又 は そ の 蒸 気
が漏れない構造とするとともに、当該設備に設ける安全装置は、熱媒体又はその
蒸気を火災予防上安全な場所に導く構造とすること。
(7) 電 気 設 備 は 、 電 気 工 作 物 に 係 る 法 令 の 規 定 の 例 に よ る こ と 。
(8) 危 険 物 を 取 り 扱 う に あ た っ て 静 電 気 が 発 生 す る お そ れ の あ る 設 備 に は 、 当 該 設
備に蓄積される静電気を有効に除去する装置を設けること。
(9) 危 険 物 を 取 り 扱 う 配 管 は 、 次 に よ る こ と 。
ア
配管は、その設置される条件及び使用される状況に照らして十分な強度を有
4545
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
す る も の と し 、か つ 、当 該 配 管 に 係 る 最 大 常 用 圧 力 の 1.5倍 以 上 の 圧 力 で 水 圧 試
験( 水 以 外 の 不 燃 性 の 液 体 又 は 不 燃 性 の 気 体 を 用 い て 行 う 試 験 を 含 む 。)を 行 っ
たとき漏えいその他の異常がないものであること。
イ
配 管 は 、取 り 扱 う 危 険 物 に よ り 容 易 に 劣 化 す る お そ れ の な い も の で あ る こ と 。
ウ
配管は、火災等による熱によって容易に変形するおそれのないものであるこ
と。ただし、当該配管が地下その他の火災等による熱により悪影響を受けるお
それのない場所に設置される場合にあっては、この限りでない。
エ
配管には、外面の腐食を防止するための措置を講ずること。ただし、当該配
管が設置される条件の下で腐食するおそれのないものである場合にあっては、
この限りでない。
オ
配管を地下に設置する場合には、配管の接合部分(溶接その他危険物の漏え
い の お そ れ が な い と 認 め ら れ る 方 法 に よ り 接 合 さ れ た も の を 除 く 。)に つ い て 当
該接合部分からの危険物の漏えいを点検することができる措置を講ずること。
カ
配管を地下に設置する場合には、その上部の地盤面にかかる重量が当該配管
にかからないように保護すること。
(平17条例4・1項追加)
第 31条 の 3
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を屋外において架台で貯
蔵する場合には、高さ6メートルを超えて危険物を収納した容器を貯蔵してはなら
ない。
2
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を屋外において貯蔵し、又は取り
扱う場所の位置、構造及び設備の技術上の基準は、次のとおりとする。
(1) 危 険 物 を 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 屋 外 の 場 所( 移 動 タ ン ク を 除 く 。)の 周 囲 に は 、
容器等の種類及び貯蔵し、又は取り扱う数量に応じ、次の表に掲げる幅の空地を
保有するか、又は防火上有効な塀を設けること。ただし、開口部のない防火構造
( 建 築 基 準 法 第 2 条 第 8 号 に 規 定 す る 防 火 構 造 を い う 。 以 下 同 じ 。) の 壁 又 は 不
燃材料で造った壁に面するときは、この限りでない。
容器等の種類
タ ン ク 又 は
金 属 性 容 器
貯蔵し、又は取り扱う数量
空
地
の
幅
指定数量の2分の1以上指定数量未満
1メートル以上
指定数量の5分の1以上2分の1未満
1メートル以上
指定数量の2分の1以上指定数量未満
2メートル以上
その他の場合
4546
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(2) 液 状 の 危 険 物 を 取 り 扱 う 設 備 ( タ ン ク を 除 く 。) に は 、 そ の 直 下 の 地 盤 面 の 周
囲に囲いを設け、又は危険物の流出防止にこれと同等以上の効果があると認めら
れる措置を講ずるとともに、当該地盤面は、コンクリートその他危険物が浸透し
ない材料で覆い、かつ、適当な傾斜及びためます又は油分離装置を設けること。
(3) 危 険 物 を 収 納 し た 容 器 を 架 台 で 貯 蔵 す る 場 合 に は 、 架 台 は 不 燃 材 料 で 堅 固 に 造
ること。
(平17条例4・全改)
第 31条 の 3 の 2
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を屋内において貯蔵
し 、又 は 取 り 扱 う 場 所 の 位 置 、構 造 及 び 設 備 の 技 術 上 の 基 準 は 、次 の と お り と す る 。
(1) 壁 、 柱 、 床 及 び 天 井 は 、 不 燃 材 料 で 造 ら れ 、 又 は 覆 わ れ た も の で あ る こ と 。
(2) 窓 及 び 出 入 口 に は 、 防 火 戸 を 設 け る こ と 。
(3) 液 状 の 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 床 は 、 危 険 物 が 浸 透 し な い 構 造 と す る と
ともに、適当な傾斜をつけ、かつ、ためますを設けること。
(4) 架 台 を 設 け る 場 合 は 、 架 台 は 不 燃 材 料 で 堅 固 に 造 る こ と 。
(5) 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う た め に 必 要 な 採 光 、 照 明 及 び 換 気 の 設 備 を 設 け
ること。
(6) 可 燃 性 の 蒸 気 又 は 可 燃 性 の 微 粉 が 滞 留 す る お そ れ の あ る 場 合 は 、 そ の 蒸 気 又 は
微粉を屋外の高所に排出する設備を設けること。
(平17条例4・追加)
第 31条 の 4
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う
タンク(地盤面下に埋没されているタンク(以下「地下タンク」という。)及び移
動タンクを除く。以下この条において同じ。)に危険物を収納する場合は、当該タ
ンクの容量を超えてはならない。
2
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱うタンクの
位置、構造及び設備の技術上の基準は、次のとおりとする。
(1) そ の 容 量 に 応 じ 、 次 の 表 に 掲 げ る 厚 さ の 鋼 板 又 は こ れ と 同 等 以 上 の 機 械 的 性 質
を有する材料で気密に造るとともに、圧力タンクを除くタンクにあっては水張試
験 に お い て 、 圧 力 タ ン ク に あ っ て は 最 大 常 用 圧 力 の 1.5倍 の 圧 力 で 10分 間 行 う 水
圧試験において、それぞれ漏れ、又は変形しないものであること。ただし、固体
の危険物を貯蔵し、又は取り扱うタンクにあっては、この限りでない。
タ
ン
ク
の
容
量
板
厚
4547
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
40リ ッ ト ル 以 下
1.0ミ リ メ ー ト ル 以 上
40リ ッ ト ル を 超 え 100リ ッ ト ル 以 下
1.2ミ リ メ ー ト ル 以 上
100リ ッ ト ル を 超 え 250リ ッ ト ル 以 下
1.6ミ リ メ ー ト ル 以 上
250リ ッ ト ル を 超 え 500リ ッ ト ル 以 下
2.0ミ リ メ ー ト ル 以 上
500リ ッ ト ル を 超 え 1,000リ ッ ト ル 以 下
2.3ミ リ メ ー ト ル 以 上
1,000リ ッ ト ル を 超 え 2,000リ ッ ト ル 以 下
2.6ミ リ メ ー ト ル 以 上
2,000リ ッ ト ル を 超 え る も の
3.2ミ リ メ ー ト ル 以 上
(2) 地 震 等 に よ り 容 易 に 転 倒 又 は 落 下 し な い よ う に 設 け る こ と 。
(3) 外 面 に は 、 さ び 止 め の た め の 措 置 を 講 ず る こ と 。 た だ し 、 ア ル ミ ニ ウ ム 合 金 、
ステンレス鋼その他さびにくい材質で造られたタンクにあっては、この限りでな
い。
(4) 圧 力 タ ン ク に あ っ て は 有 効 な 安 全 装 置 を 、 圧 力 タ ン ク 以 外 の タ ン ク に あ っ て は
有効な通気管または通気口を設けること。
(5) 引 火 点 が 40度 未 満 の 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 圧 力 タ ン ク 以 外 の タ ン ク に
あっては、通気管又は通気口に引火を防止するための措置を講ずること。
(6) 見 や す い 位 置 に 危 険 物 の 量 を 自 動 的 に 表 示 す る 装 置 ( ガ ラ ス 管 等 を 用 い る も の
を 除 く 。) を 設 け る こ と 。
(7) 注 入 口 は 、 火 災 予 防 条 上 支 障 の な い 場 所 に 設 け る と と も に 、 当 該 注 入 口 に は 弁
又はふたを設けること。
(8) タ ン ク の 配 管 に は 、タ ン ク 直 近 の 容 易 に 操 作 で き る 位 置 に 開 閉 弁 を 設 け る こ と 。
(9) タ ン ク の 配 管 は 、 地 震 等 に よ り 当 該 配 管 と タ ン ク と の 結 合 部 分 に 損 傷 を 与 え な
いように設置すること。
(10) 液 体 の 危 険 物 の タ ン ク の 周 囲 に は 、 危 険 物 が 漏 れ た 場 合 に そ の 流 出 を 防 止 す
るための有効な措置を講ずること。
(11) 屋 外 に 設 置 す る も の で 、 タ ン ク の 底 板 を 地 盤 面 に 接 し て 設 け る も の に あ っ て
は、底板の外面の腐食を防止するための措置を講ずること。
(平17条例4・全改)
第 31条 の 5
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う
地下タンクに危険物を収納する場合は、当該タンクの容量を超えてはならない。
2
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う地下タン
4548
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
クの位置、構造及び設備の技術上の基準は、前条第2項第3号から第5号まで及び
第7号の規定の例によるほか、次のとおりとする。
(1) 地 盤 面 下 に 設 け ら れ た コ ン ク リ ー ト 造 等 の タ ン ク 室 に 設 置 し 、 又 は 危 険 物 の 漏
れを防止することができる構造により地盤面下に設置すること。ただし、第4類
の危険物のタンクで、その外面がエポキシ樹脂、ウレタンエラストマー樹脂、強
化プラスチック又はこれらと同等以上の防食性を有する材料により有効に保護
されている場合又は腐食し難い材質で造られている場合にあっては、この限りで
ない。
(2) 自 動 車 等 に よ る 上 部 か ら の 荷 重 を 受 け る お そ れ の あ る タ ン ク に あ っ て は 、 当 該
タンクに直接荷重がかからないようにふたを設けること。
(3) タ ン ク は 、 堅 固 な 基 礎 の 上 に 固 定 さ れ て い る こ と 。
(4) タ ン ク は 、 厚 さ 3.2ミ リ メ ー ト ル 以 上 の 鋼 板 又 は こ れ と 同 等 以 上 の 強 度 を 有 す
る金属板若しくはこれと同等以上の性能を有するガラス繊維強化プラスチック
で 気 密 に 造 る と と も に 、 圧 力 タ ン ク を 除 く タ ン ク に あ っ て は 70キ ロ パ ス カ ル の 圧
力 で 、 圧 力 タ ン ク に あ っ て は 最 大 常 用 圧 力 の 1.5倍 の 圧 力 で 、 そ れ ぞ れ 10分 間 行
う水圧試験において、漏れ、又は変形しないものであること。
(5) 危 険 物 の 量 を 自 動 的 に 表 示 す る 装 置 又 は 計 量 口 を 設 け る こ と 。 こ の 場 合 に お い
て、計量口を設けるタンクについては、計量口の直下のタンクの底板にその損傷
を防止するための措置を講ずること。
(6) タ ン ク の 配 管 は 、 当 該 タ ン ク の 頂 部 に 取 り 付 け る こ と 。
(7) タ ン ク の 周 囲 に 2 箇 所 以 上 の 管 を 設 け る こ と 等 に よ り 当 該 タ ン ク か ら の 液 体 の
危険物の漏れを検知する設備を設けること。
(平17条例4・全改)
第 31条 の 6
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う
移 動 タ ン ク の 技 術 上 の 基 準 は 、 第 31条 の 4 第 1 項 の 規 定 の 例 に よ る ほ か 、 次 の と お
りとする。
(1) タ ン ク か ら 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 他 の タ ン ク に 液 体 の 危 険 物 を 注 入 す
るときは、当該他のタンクの注入口にタンクの注入ホースを緊結するか、又は注
入ホースの先端部に手動開閉装置を備えた注入ノズル(手動開閉装置を開放の状
態 で 固 定 す る 装 置 を 備 え た も の を 除 く 。) に よ り 注 入 す る こ と 。
4549
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(2) タ ン ク か ら 液 体 の 危 険 物 を 容 器 に 詰 め 替 え な い こ と 。 た だ し 、 安 全 な 注 油 に 支
障 が な い 範 囲 の 注 油 速 度 で 前 号 に 定 め る 注 入 ノ ズ ル に よ り 引 火 点 が 40 度 以 上 の
第4類の危険物を容器に詰め替える場合は、この限りでない。
(3) 静 電 気 に よ る 災 害 が 発 生 す る お そ れ の あ る 液 体 の 危 険 物 を タ ン ク に 入 れ 、 又 は
タンクから出すときは、当該タンクを有効に接地すること。
(4) 静 電 気 に よ る 災 害 が 発 生 す る お そ れ の あ る 液 体 の 危 険 物 を タ ン ク に そ の 上 部 か
ら注入するときは、注入管を用いるとともに、当該注入管の先端をタンクの底部
に着けること。
(平17条例4・一部改正)
2
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う移動タン
ク の 位 置 、 構 造 及 び 設 備 の 技 術 上 の 基 準 は 、 第 31条 の 4 第 2 項 第 3 号 の 規 定 の 例 に
よるほか、次のとおりとする。
(1) 火 災 予 防 上 安 全 な 場 所 に 常 置 す る こ と 。
(2) タ ン ク は 、 厚 さ 3.2ミ リ メ ー ト ル 以 上 の 鋼 板 又 は こ れ と 同 等 以 上 の 機 械 的 性 質
を 有 す る 材 料 で 気 密 に 造 る と と も に 、 圧 力 タ ン ク を 除 く タ ン ク に あ っ て は 70キ ロ
パ ス カ ル の 圧 力 で 、 圧 力 タ ン ク に あ っ て は 最 大 常 用 圧 力 の 1.5倍 の 圧 力 で 、 そ れ
ぞ れ 10分 間 行 う 水 圧 試 験 に お い て 、 漏 れ 、 又 は 変 形 し な い も の で あ る こ と 。
(3) タ ン ク は 、 U ボ ル ト 等 で 車 両 の シ ャ ー シ フ レ ー ム 又 は こ れ に 相 当 す る 部 分 に 強
固に固定すること。
(4) 常 用 圧 力 が 20キ ロ パ ス カ ル 以 下 の タ ン ク に あ っ て は 20キ ロ パ ス カ ル を 超 え 24キ
ロ パ ス カ ル 以 下 の 範 囲 の 圧 力 で 、 常 用 圧 力 が 20キ ロ パ ス カ ル を 超 え る タ ン ク に あ
っ て は 常 用 圧 力 の 1.1倍 以 下 の 圧 力 で 作 動 す る 安 全 装 置 を 設 け る こ と 。
(5) タ ン ク は 、 そ の 内 部 に 4,000リ ッ ト ル 以 下 ご と に 完 全 な 間 仕 切 を 厚 さ 3.2ミ リ メ
ートル以上の鋼板又はこれと同等以上の機械的性質を有する材料で設けること。
(6) 前 号 の 間 仕 切 に よ り 仕 切 ら れ た 部 分 に は 、 そ れ ぞ れ マ ン ホ ー ル 及 び 第 4 号 に 規
定する安全装置を設けるとともに、当該間仕切により仕切られた部分の容量が
2,000リッ ト ル 以 上 の も の に あ っ て は 、 厚 さ 1.6ミ リ メ ー ト ル 以 上 の 鋼 板 又 は こ れ
と同等以上の機械的性質を有する材料で造られた防波板を設けること。
(7) マ ン ホ ー ル 及 び 注 入 口 の ふ た は 、 厚 さ 3.2ミ リ メ ー ト ル 以 上 の 鋼 板 又 は こ れ と
同等以上の機械的性質を有する材料で造ること。
4550
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(8) マ ン ホ ー ル 、 注 入 口 、 安 全 装 置 等 の 附 属 装 置 が そ の 上 部 に 突 出 し て い る タ ン ク
には、当該タンクの転倒等による当該附属装置の損傷を防止するための防護枠を
設けること。
(9) タ ン ク の 下 部 に 排 出 口 を 設 け る 場 合 は 、 当 該 タ ン ク の 排 出 口 に 、 非 常 の 場 合 に
直ちに閉鎖することができる弁等を設けるとともに、その直近にその旨を表示し、
かつ、外部からの衝撃による当該弁等の損傷を防止するための措置を講ずること。
(10) タ ン ク の 配 管 は 、 先 端 部 に 弁 等 を 設 け る こ と 。
(11) タ ン ク 及 び 附 属 装 置 の 電 気 設 備 で 、 可 燃 性 の 蒸 気 が 滞 留 す る お そ れ の あ る 場
所に設けるものは、可燃性の蒸気に引火しない構造とすること。
(平17条例4・1項追加)
第 31条 の 7
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いの危険
物の類ごとに共通する技術上の基準は、次のとおりとする。
(1) 第 1 類 の 危 険 物 は 、 可 燃 物 と の 接 触 若 し く は 混 合 、 分 解 を 促 す 物 品 と の 接 近 又
は過熱、衝撃若しくは摩擦を避けるとともに、アルカリ金属の過酸化物及びこれ
を含有するものにあっては、水との接触を避けること。
(2) 第 2 類 の 危 険 物 は 、 酸 化 剤 と の 接 触 若 し く は 混 合 炎 、 火 花 若 し く は 高 温 体 と の
接近又は過熱を避けるとともに、鉄粉、金属粉及びマグネシウム並びにこれらの
いずれかを含有するものにあっては水又は酸との接触を避け、引火性固体にあっ
てはみだりに蒸気を発生させないこと。
(3) 自 然 発 火 性 物 品 ( 第 3 類 の 危 険 物 の う ち 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 第 1 条 の 5
第2項の自然発火性試験において同条第3項に定める性状を示すもの並びにア
ル キ ル ア ル ミ ニ ウ ム 、 ア ル キ ル リ チ ウ ム 及 び 黄 り ん を い う 。) に あ っ て は 炎 、 火
花若しくは高温体との接近、過熱又は空気との接触を避け、禁水性物品(第3類
の危険物のうち同令第1条の5第5項の水との反応性試験において同条第6項
に定める性状を示すもの(カリウム、ナトリウム、アルキルアルミニウム及びア
ル キ ル リ チ ウ ム を 含 む 。) を い う 。) に あ っ て は 水 と の 接 触 を 避 け る こ と 。
(4) 第 4 類 の 危 険 物 は 、 炎 、 火 花 若 し く は 高 温 体 と の 接 近 又 は 過 熱 を 避 け る と と も
に、みだりに蒸気を発生させないこと。
(5) 第 5 類 の 危 険 物 は 、 炎 、 火 花 若 し く は 高 温 体 と の 接 近 、 過 熱 、 衝 撃 又 は 摩 擦 を
避けること。
4551
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(6) 第 6 類 の 危 険 物 は 、 可 燃 物 と の 接 触 若 し く は 混 合 、 分 解 を 促 す 物 品 と の 接 近 又
は過熱を避けること。
2
前項の基準は、危険物を貯蔵し、又は取り扱うにあたって、同項の基準によらな
いことが通常である場合においては、適用しない。この場合において、当該貯蔵又
は取扱いについては、災害の発生を防止するため十分な措置を講じなければならな
い。
第 31条 の 8
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う
タ ン ク 、 配 管 そ の 他 の 設 備 は 、 第 31条 の 2 か ら 第 31条 の 6 ま で の 位 置 、 構 造 及 び 設
備の技術上の基準に適合するよう適正に維持管理されたものでなければならない。
(平17条例4・一部改正)
第 31条 の 9
第 30条 か ら 前 条 ま で の 規 定 に か か わ ら ず 、 指 定 数 量 未 満 の 第 4 類 の 危 険
物のうち動植物油類を貯蔵し、又は取り扱う場合にあっては、当該各条の規定は、
適用しない。
(品名又は指定数量を異にする危険物)
第 32条
品名又は指定数量を異にする2以上の危険物を同一の場所で貯蔵し、又は取
り扱う場合において、当該貯蔵又は取扱いにかかる危険物の数量を当該危険物の指
定数量の5分の1の数量で除し、その商の和が1以上となるときは、当該場所は指
定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱っているものと
みなす。
第2節
指定可燃物等の貯蔵及び取扱いの技術上の基準等
(平17条例4・一部改正)
(可燃性液体類等の貯蔵及び取扱いの技術上の基準等)
第 33条
別表第8の品名欄に掲げる物品で同表の数量欄に定める数量以上のもの(以
下「指定可燃物」という。)のうち可燃性固体類(同表備考第6項に規定する可燃
性固体類をいう。以下同じ。)及び可燃性液体類(同表備考第8項に規定する可燃
性液体類をいう。以下同じ。)並びに指定数量の5分の1以上指定数量未満の第4
類の危険物のうち動植物油類(以下「可燃性液体類等」という。)の貯蔵及び取扱
いは、次の各号に掲げる技術上の基準によらなければならない。
(1) 可 燃 性 液 体 類 等 を 容 器 に 収 納 し 、 又 は 詰 め 替 え る 場 合 は 、 次 に よ る こ と 。
ア
可 燃 性 固 体 類( 別 表 第 8 備 考 第 6 号 エ に 該 当 す る も の を 除 く 。)に あ っ て は 危
4552
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
険物規則別表第3の危険物の類別及び危険等級の別の第2類のⅢの項において、
可燃性液体類及び指定数量の5分の1以上指定数量未満の第4類の危険物のう
ち動植物油類にあっては危険物規則別表第3の2の危険物の類別及び危険等級
の別の第4類のⅢの項において、それぞれ適応するものとされる内装容器(内
装容器の容器の種類の項が空欄のものにあっては、外装容器)又はこれと同等
以 上 で あ る と 認 め ら れ る 容 器( 以 下 こ の 号 に お い て「 内 装 容 器 等 」と い う 。)に
適合する容器に収納し、又は詰め替えるとともに、温度変化等により可燃性液
体類等が漏れないように容器を密封して収納すること。
イ
アの内装容器等には、見やすい箇所に可燃性液体類等の化学名又は通称名及
び数量の表示並びに「火気厳禁」その他これと同一の意味を有する他の表示を
す る こ と 。た だ し 、化 粧 品 の 内 装 容 器 等 で 最 大 容 量 が 300ミ リ リ ッ ト ル 以 下 の も
のについては、この限りでない。
(2) 可 燃 性 液 体 類 等 ( 別 表 第 8 備 考 第 6 号 エ に 該 当 す る も の を 除 く 。) を 収 納 し た
容器を積み重ねて貯蔵する場合には、高さ4メートルを超えて積み重ねないこと。
(3) 可 燃 性 液 体 類 等 は 、 炎 、 火 花 若 し く は 高 温 体 と の 接 近 又 は 加 熱 を 避 け る と と も
に、みだりに蒸気を発生させないこと。
(4) 前 号 の 基 準 は 、 可 燃 性 液 体 類 等 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う に あ た っ て 、 同 号 の 基
準 に よ ら な い こ と が 通 常 で あ る 場 合 に お い て は 、適 用 し な い 。こ の 場 合 に お い て 、
当該貯蔵又は取扱いについては、災害の発生を防止するため十分な措置を講ずる
こと。
2
可燃性液体類等を貯蔵し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備は、次の各号
に掲げる技術上の基準によらなければならない。
(1) 可 燃 性 液 体 類 等 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 屋 外 の 場 所 の 周 囲 に は 、 可 燃 性 固 体 類
及 び 可 燃 性 液 体 類 ( 以 下 「 可 燃 性 固 体 類 等 」 と い う 。) に あ っ て は 容 器 等 の 種 類
及び可燃性固体類等の数量の倍数(貯蔵し、又は取り扱う可燃性固体類等の数量
を別表第8に定める当該可燃性固体類等の数量で除して得た値をいう。以下この
条 に お い て 同 じ 。) に 応 じ 次 の 表 に 掲 げ る 幅 の 空 地 を 、 指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上
指定数量未満の第4類の危険物のうち動植物油類にあっては1メートル以上の
幅の空地をそれぞれ保有するか、又は防火上有効な塀を設けること。
4553
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
容器等の種類
可燃性固体類等の数量の倍数
空
地
の
幅
1 以 上 20未 満
1メートル以上
20以 上 200未 満
2メートル以上
200以 上
3メートル以上
1 以 上 20未 満
1メートル以上
20以 上 200未 満
3メートル以上
200以 上
5メートル以上
タ ン ク 又 は
金 属 製 容 器
そ
の
他
場
の
合
(2) 別 表 第 8 で 定 め る 数 量 の 2 0 倍 以 上 の 可 燃 性 固 体 類 等 を 屋 内 に お い て 貯 蔵 し 、
又は取り扱う場合は、壁、柱、床及び天井を不燃材料で造った室内において行う
こ と 。 た だ し 、 そ の 周 囲 に 幅 1 メ ー ト ル ( 別 表 第 8 で 定 め る 数 量 の 200倍 以 上 の
可燃性固体類等を貯蔵し、又は取り扱う場合は、3メートル)以上の空地を保有
す る か 、又 は 防 火 上 有 効 な 隔 壁 を 設 け た 建 築 物 そ の 他 の 工 作 物 内 に あ っ て は 、壁 、
柱、床及び天井を不燃材料で覆った室内において、貯蔵し、又は取り扱うことが
できる。
3
前2項に規定するもののほか、可燃性液体類等の貯蔵及び取扱い並びに貯蔵し、
又 は 取 り 扱 う 場 所 の 位 置 、 構 造 及 び 設 備 の 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、 第 30条 か ら 第
31条 の 8 ま で ( 第 31条 の 2 第 1 項 第 16号 及 び 第 17号 、 第 31条 の 3 第 2 項 第 1 号 並 び
に 第 31条 の 7 を 除 く 。 ) の 規 定 を 準 用 す る 。
(平17条例4・1項一部改正、2項全改、3項追加)
(綿花類等の貯蔵及び取扱いの基準等)
(平17条例4・一部改正)
第 34条
指定可燃物のうち可燃性固体類等以外の指定可燃物(以下「綿花類等」とい
う。)の貯蔵及び取扱いは、次の各号に掲げる技術上の基準によらなければならな
い。
(1) 綿 花 類 等 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 所 に お い て は 、 み だ り に 火 気 を 使 用 し な い
こと。
(2) 綿 花 類 等 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 所 に お い て は 、 係 員 以 外 の 者 を み だ り に 出
入りさせないこと。
(3) 綿 花 類 等 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 所 に お い て は 、 常 に 整 理 及 び 清 掃 を 行 う こ
と。この場合において、危険物と区分して整理するとともに、綿花類等の性状等
に応じ、地震等により容易に荷くずれ、落下、転倒又は飛散しないような措置を
4554
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
講ずること。
(4) 綿 花 類 等 の く ず 、 か す 等 は 、 当 該 綿 花 類 等 の 性 質 に 応 じ 、 1 日 1 回 以 上 安 全 な
場所において廃棄し、その他適当な措置を講ずること。
(5) 再 生 資 源 燃 料( 別 表 第 8 備 考 第 5 項 に 規 定 す る 再 生 資 源 燃 料 を い う 。以 下 同 じ 。)
のうち、廃棄物固形化燃料その他の水分によって発熱又は可燃性ガスの発生のお
そ れ が あ る も の ( 以 下 「 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 」 と い う 。) を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱
う場合は、次によること。
ア
廃棄物固形化燃料等を貯蔵し、又は取り扱う場合は、適切な水分管理を行う
こと。
イ
廃棄物固形化燃料等を貯蔵する場合は、適切な温度に保持された廃棄物固形
化燃料等に限り受け入れること。
ウ
3日を超えて集積する場合においては、発火の危険性を減じ、発火時におい
ても速やかな拡大防止の措置を講じることができるよう5メートル以下の適切
な集積高さとすること。
エ
廃棄物固形化燃料等を貯蔵する場合は、温度、可燃性ガス濃度の監視により
廃棄物固形化燃料等の発熱の状況を常に監視すること。
(平17条例4・5号全改)
2
綿花類等を貯蔵し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備は、次の各号に掲げ
る技術上の基準によらなければならない。
(1) 綿 花 類 等 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 所 に は 、 綿 花 類 等 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 っ
ている旨を表示した標識並びに綿花類等の品名、最大数量及び防火に関し必要な
事項を掲示した掲示板を設けること。
(2) 綿 花 類 等 の う ち 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 及 び 合 成 樹 脂 類 ( 別 表 第 8 備 考 第 9 項 に 規
定 す る 合 成 樹 脂 類 を い う 。 以 下 同 じ 。) 以 外 の も の を 集 積 す る 場 合 に は 、 1 集 積
単 位 の 面 積 が 200平 方 メ ー ト ル 以 下 に な る よ う に 区 分 す る と と も に 、 集 積 単 位 相
互間に次の表に掲げる距離を保つこと。ただし、廃棄物固形化燃料等以外の再生
資 源 燃 料 及 び 石 炭 ・ 木 炭 類 ( 同 表 備 考 第 7 項 に 規 定 す る 石 炭 ・ 木 炭 類 を い う 。)
にあっては、温度計等により温度を監視するとともに、廃棄物固形化燃料等以外
の再生資源燃料又は石炭・木炭類を適温に保つための散水設備等を設置した場合
は、この限りでない。
4555
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
区
分
距
離
面 積 が 50 平 方 メ ー ト ル 以 下 の 集 積 単 位 相 互
(1)
1メートル以上
間
面 積 が 50平 方 メ ー ト ル を 超 え 200平 方 メ ー ト
(2)
2メートル以上
ル以下の集積単位相互間
(3) 綿 花 類 等 の う ち 合 成 樹 脂 類 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 合 は 、 次 に よ る こ と 。
ア
集 積 す る 場 合 に お い て は 、1 集 積 単 位 の 面 積 が 500平 方 メ ー ト ル 以 下 に な る よ
うに区分するとともに、集積単位相互間に次の表に掲げる距離を保つこと。た
だし、火災の拡大又は延焼を防止するため散水設備を設置する等必要な措置を
講じた場合は、この限りでない。
区
分
距
離
面 積 が 100平 方 メ ー ト ル 以 下 の 集 積 単 位 相 互
(1)
1メートル以上
間
面 積 が 100 平 方 メ ー ト ル を 超 え 300 平 方 メ ー
(2)
2メートル以上
トル以下の集積単位相互間
面 積 が 300 平 方 メ ー ト ル を 超 え 500 平 方 メ ー
(3)
3メートル以上
トル以下の集積単位相互間
イ
合成樹脂類を貯蔵し、又は取り扱う屋外の場所の周囲には、1メートル(別
表 第 8 で 定 め る 数 量 の 20倍 以 上 の 合 成 樹 脂 類 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 合 は 、
3メートル)以上の空地を保有するか、又は防火上有効な塀を設けること。た
だし、開口部のない防火構造の壁又は不燃材料で造った壁に面するとき又は火
災の延焼を防止するため水幕設備を設置する等必要な措置を講じた場合は、こ
の限りでない。
ウ
屋内において貯蔵し、又は取り扱う場合は、貯蔵する場所と取り扱う場所の
間及び異なる取扱いを行う場合の取り扱う場所相互の間を不燃性の材料を用い
て区画すること。ただし、火災の延焼を防止するため水幕設備を設置する等必
要な措置を講じた場合は、この限りでない。
エ
別 表 第 8 に 定 め る 数 量 の 100倍 以 上 を 屋 内 に お い て 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 合
は、壁及び天井を難燃材料(建築基準法施行令第1条第6号に規定する難燃材
4556
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
料 を い う 。) で 仕 上 げ た 室 内 に お い て 行 う こ と 。
(4) 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 場 所 の 位 置 、 構 造 及 び 設 備 は 、 前
号ア及びエの規定の例によるほか、次に掲げる技術上の基準によること。
ア
廃棄物固形化燃料等の発熱の状況を監視するための温度測定装置を設けるこ
と。
イ
別 表 第 8 で 定 め る 数 量 の 100倍 以 上 の 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等 を タ ン ク に お い て
貯蔵する場合は、当該タンクは廃棄物固形化燃料等に発熱が生じた場合に廃棄
物固形化燃料等を迅速に排出できる構造とすること。ただし、当該タンクに廃
棄物固形化燃料等の発熱の拡大を防止するための散水設備又は不活性ガス封入
設備を設置した場合はこの限りでない。
(平17条例4・2項追加)
第 34条 の 2
別 表 第 8 で 定 め る 数 量 の 100倍 以 上 の 再 生 資 源 燃 料( 廃 棄 物 固 形 化 燃 料 等
に限る。)、可燃性固体類、可燃性液体類又は、合成樹脂類を貯蔵し、又は取り扱
う場合は、当該貯蔵し、又は取り扱う場所における火災の危険要因を把握するとと
もに、前2条に定めるもののほか当該危険要因に応じた火災予防上有効な措置を講
じなければならない。
(平17条例4・追加)
第3節
基準の特例
(基準の特例)
第 34条 の 3
こ の 章( 第 30条 、第 31条 の 7 及 び 第 32条 を 除 く 。以 下 同 じ 。)の 規 定 は 、
指定数量未満の危険物及び指定可燃物の貯蔵及び取扱いについて、消防署長が、そ
の品名及び数量、貯蔵及び取扱いの方法並びに周囲の地形その他の状況等から判断
し て 、こ の 章 の 規 定 に よ る 貯 蔵 及 び 取 扱 い 並 び に 貯 蔵 し 、又 は 取 り 扱 う 場 所 の 位 置 、
構造及び設備の技術上の基準によらなくても、火災の発生及び延焼のおそれが著し
く少なく、かつ、火災等の災害による被害を最少限度に止めることができると認め
るとき、又は予想しない特殊の構造若しくは設備を用いることによりこの章の規定
による貯蔵及び取扱い並びに貯蔵し、又は取り扱う場所の位置、構造及び設備の技
術上の基準による場合と同等以上の効力があると認めるときにおいては、適用しな
い。
(平17条例4・1条繰下、一部改正)
4557
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
第5章
避難管理
(劇場等の客席)
第 35条
劇場等の屋内の客席は、次の各号に定めるところによらなければならない。
(1) い す は 、 床 に 固 定 す る こ と 。
(2) い す 背 ( い す 背 の な い 場 合 に あ っ て は 、 い す 背 に 相 当 す る い す の 部 分 。 以 下 こ
の 条 及 び 次 条 に お い て 同 じ 。) の 間 隔 は 、 80セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と し 、 い す 席 の
間隔(前席の最後部と後席の最前部の間の水平距離をいう。以下この条において
同 じ 。) は 、 35セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と し 、 座 席 の 幅 は 40セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と す
ること。
(3) 立 見 席 の 位 置 は 、客 席 の 後 方 と し 、そ の 奥 行 は 、2.4メ ー ト ル 以 下 と す る こ と 。
(4) 客 席 ( 最 下 階 に あ る も の を 除 く 。) の 最 前 部 及 び 立 見 席 を 設 け る 部 分 と そ の 他
の 部 分 と の 間 に は 、 高 さ 75セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 手 す り を 設 け る こ と 。
(5) 客 席 の 避 難 通 路 は 、 次 に よ る こ と 。
ア
いす席を設ける客席の部分には、横に並んだいす席の基準席数(8席にいす
席 の 間 隔 が 35セ ン チ メ ー ト ル を 超 え る 1 セ ン チ メ ー ト ル ご と に 1 席 を 加 え た 席
数( 20席 を 超 え る 場 合 に あ っ て は 、20席 と す る 。)を い う 。以 下 こ の 条 に お い て
同 じ 。)以 下 ご と に 、そ の 両 側 に 縦 通 路 を 保 有 す る こ と 。た だ し 、基 準 席 数 に 2
分の1を乗じて得た席数(1席未満の端数がある場合は、その端数は切り捨て
る 。)以 下 ご と に 縦 通 路 を 保 有 す る 場 合 に あ っ て は 、片 側 の み と す る こ と が で き
る。
イ
アの縦通路の幅は、当該通路のうち避難の際に通過すると想定される人数が
最 大 と な る 地 点 で の 当 該 通 過 人 数 に 0.6セ ン チ メ ー ト ル を 乗 じ て 得 た 幅 員( 以 下
「 算 定 幅 員 」と い う 。)以 上 と す る こ と 。た だ し 、当 該 通 路 の 幅 は 、80セ ン チ メ
ー ト ル ( 片 側 の み が い す 席 に 接 す る 縦 通 路 に あ っ て は 、 60セ ン チ メ ー ト ル ) 未
満としてはならない。
ウ
い す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、 縦 に 並 ん だ い す 席 20席 以 下 ご と 及 び 当 該 客
席の部分の最前部に算定幅員以上の幅員を有する横通路を保有すること。ただ
し 、 当 該 通 路 の 幅 は 、 1メ ー ト ル 未 満 と し て は な ら な い 。
エ
ま す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、 横 に 並 ん だ ま す 席 2 ま す 以 下 ご と に 幅 40セ
ンチメートル以上の縦通路を保有すること。
4558
第7編
オ
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
ア か ら エ ま で の 通 路 は 、 い ず れ も 客 席 の 避 難 口 ( 出 入 口 を 含 む 。 以 下 同 じ 。)
に直通させること。
第 36条
劇場等の屋外の客席は、次の各号に定めるところによらなければならない。
(1) い す は 、 床 に 固 定 す る こ と 。
(2) い す 背 の 間 隔 は 、 75セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と し 、 座 席 の 幅 は 、 40セ ン チ メ ー ト ル
以上とすること。ただし、いす背がなく、かつ、いす座が固定している場合にあ
っ て は 、 い す 背 の 間 隔 を 70セ ン チ メ ー ト ル 以 上 と す る こ と が で き る 。
(3) 立 見 席 に は 、 奥 行 3 メ ー ト ル 以 下 ご と に 、 高 さ 1.1メ ー ト ル 以 上 の て す り を 設
けること。
(4) 客 席 の 避 難 通 路 は 、 次 に よ る こ と 。
ア
い す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、 横 に 並 ん だ い す 席 10席 ( い す 背 が な く 、 か
つ 、 い す 座 が 固 定 し て い る 場 合 に あ っ て は 、 20席 ) 以 下 ご と に 、 そ の 両 側 に 幅
80セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 通 路 を 保 有 す る こ と 。 た だ し 、 5 席 ( い す 背 が な く 、
か つ 、 い す 座 が 固 定 し て い る 場 合 に あ っ て は 、 10席 ) 以 下 ご と に 通 路 を 保 有 す
る場合にあっては、片側のみとすることができる。
イ
いす席を設ける客席の部分には、幅1メートル以上の通路を、各座席から歩
行 距 離 15メ ー ト ル 以 下 で そ の 1 に 達 し 、 か つ 、 歩 行 距 離 40メ ー ト ル 以 下 で 避 難
口に達するように保有すること。
ウ
ま す 席 を 設 け る 客 席 の 部 分 に は 、 幅 50セ ン チ メ ー ト ル 以 上 の 通 路 を 、 各 ま す
がその1に接するように保有すること。
エ
ます席を設ける客席の部分には、幅1メートル以上の通路を、各ますから歩
行 距 離 10メ ー ト ル 以 内 で そ の 1 に 達 す る よ う に 保 有 す る こ と 。
(基準の特例)
第 36条 の 2
前2条の規定の全部又は一部は、消防署長が劇場等の位置、収容人員、
使用形態、避難口その他の避難施設の配置等により入場者の避難上支障がないと認
めるときにおいては、適用しない。
(キヤバレー等の避難通路)
第 37条
キヤバレー、カフエー、ナイトクラブその他これらに類するもの(以下「キ
ヤ バ レ ー 等 」 と い う 。 ) 及 び 飲 食 店 の 階 の う ち 当 該 階 に お け る 客 席 の 床 面 積 が 150
平 方 メ ー ト ル 以 上 の 階 の 客 席 に は 、 有 効 幅 員 1.6メ ー ト ル ( 飲 食 店 に あ っ て は 、 1.2
4559
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
メートル)以上の避難通路を、客席の各部分からいす席、テーブル席又はボックス
席7個以上を通過しないで、その1に達するように保有しなければならない。
(ディスコ等の避難管理)
第 37条 の 2
デ ィ ス コ 、ラ イ ブ ハ ウ ス そ の 他 こ れ ら に 類 す る も の( 以 下「 デ ィ ス コ 等 」
という。)の関係者は、非常時において、すみやかに特殊照明及び音響を停止する
とともに、避難上有効な明るさを保たなければならない。
(個室型店舗の避難管理)
第 37条 の 3
カラオケボックス、インターネットカフェ、漫画喫茶、テレフォンクラ
ブ 、 個 室 ビ デ オ そ の 他 こ れ ら に 類 す る も の ( 以 下 「 個 室 型 店 舗 」 と い う 。) の 遊 興
の 用 に 供 す る 個 室 ( こ れ に 類 す る 施 設 を 含 む 。) に 設 け る 外 開 き 戸 の う ち 、 避 難 通
路に面するものにあっては、開放した場合において自動的に閉鎖するものとし、避
難上有効に管理しなければならない。ただし、避難の際にその開放により、当該避
難 通 路 に お い て 、避 難 上 支 障 が な い と 認 め ら れ る も の に あ っ て は 、こ の 限 り で な い 。
(平22条例10・追加)
(百貨店等の避難通路等)
第 38条
百 貨 店 等 の 階 の う ち 当 該 階 に お け る 売 場 又 は 展 示 場 の 床 面 積 が 150平 方 メ ー
トル以上の階の売場又は展示場には、屋外へ通ずる避難口又は階段に直通する幅
1.2メ ー ト ル ( 売 場 又 は 展 示 場 の 床 面 積 が 300平 方 メ ー ト ル 以 上 の も の に あ っ て は 、
1.6メ ー ト ル ) 以 上 の 主 要 避 難 通 路 を 1 以 上 保 有 し な け れ ば な ら な い 。
2
百 貨 店 等 の 階 の う ち 当 該 階 に お け る 売 場 又 は 展 示 場 の 床 面 積 が 600平 方 メ ー ト ル
以 上 の 売 場 又 は 展 示 場 に は 、 前 項 の 主 要 避 難 通 路 の ほ か 、 有 効 幅 員 1.2メ ー ト ル 以
上の補助避難通路を保有しなければならない。
3
百貨店等に避難の用に供することができる屋上広場を設けた場合は、当該広場を
避難上有効に維持しなければならない。
(劇場等の定員)
第 39条
劇場等の関係者は、次に定めるところにより、収容人員の適正化に努めなけ
ればならない。
(1) 客 席 の 部 分 ご と に 、 次 の ア か ら ウ ま で に よ っ て 算 定 し た 数 の 合 計 数 ( 以 下 「 定
員 」 と い う 。) を こ え て 客 を 入 場 さ せ な い こ と 。
ア
固定式のいす席を設ける部分については、当該部分にあるいす席の数に対応
4560
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
する数。この場合において、長いす式のいす席にあっては、当該いす席の正面
幅 を 40セ ン チ メ ー ト ル で 除 し て 得 た 数 ( 1 未 満 の は し た の 数 は 、 切 り 捨 て る も
の と す る 。) と す る 。
イ
立 見 席 を 設 け る 部 分 に つ い て は 、当 該 部 分 の 床 面 積 を 0.2平 方 メ ー ト ル で 除 し
て得た数
ウ
そ の 他 の 部 分 に つ い て は 、当 該 部 分 の 床 面 積 を 0.5平 方 メ ー ト ル で 除 し て 得 た
数
(2) 客 席 内 の 避 難 通 路 に 客 を 収 容 し な い こ と 。
(3) 1 の ま す 席 に は 、 屋 内 の 客 席 に あ っ て は 7 人 以 上 、 屋 外 の 客 席 に あ っ て は 10人
以上の客を収容しないこと。
(4) 出 入 口 そ の 他 公 衆 の 見 や す い 場 所 に は 、 当 該 劇 場 等 の 定 員 を 記 載 し た 表 示 板 を
設けるとともに、入場した客の数が定員に達したときは、直ちに満員札を掲げる
こと。
(避難施設の管理)
第 40条
令別表第1に掲げる防火対象物の避難口、廊下、階段、避難通路その他避難
のために使用する施設は、次に定めるところにより、避難上有効に管理しなければ
ならない。
(1) 避 難 の た め に 使 用 す る 施 設 の 床 面 は 、 避 難 に 際 し 、 つ ま ず き 、 す べ り 等 を 生 じ
ないように常に維持すること。
(2) 避 難 口 に 設 け る 戸 は 、 外 開 き と し 、 開 放 し た 場 合 に お い て 廊 下 、 階 段 等 の 有 効
幅員を狭めないような構造とすること。ただし、劇場等以外の令別表第1に掲げ
る防火対象物について避難上支障がないと認められる場合においては、内開き以
外の戸とすることができる。
(3) 前 号 の 戸 に は 、 施 錠 装 置 を 設 け て は な ら な い 。 た だ し 、 非 常 時 に 自 動 的 に 解 錠
できる機能を有するもの又は屋内からかぎ等を用いることなく容易に解錠でき
る構造であるものにあっては、この限りでない。
(防火設備の管理)
第 41条
令別表第1に掲げる防火対象物の防火設備は、防火区画の防火設備に近接し
て延焼の媒介となる可燃物が存置されないよう防火上有効に管理しなければなら
ない。
4561
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(準用)
第 42条
第 35条 か ら 第 36条 の 2 ま で 及 び 第 37条 の 2 か ら 前 条 ま で の 規 定 は 、 体 育 館 、
講堂その他の防火対象物を一時的に劇場等、展示場又はディスコ等の用途に供する
場合について準用する。
第5章の2
屋外催しに係る防火管理
(平26条例7・追加)
(指定催しの指定)
第 42条 の 2
消防長は、祭礼、縁日、花火大会その他の多数の者の集合する屋外での
催しのうち、大規模なものとして消防長が別に定める要件に該当するもので、対象
火気器具等(令第5条の2第1項に規定する対象火気器具等をいう。以下同じ。)
の周囲において火災が発生した場合に人命又は財産に特に重大な被害を与えるお
それがあると認めるものを、指定催しとして指定しなければならない。
2
消防長は、前項の規定により指定催しを指定しようとするときは、あらかじめ、
当該催しを主催する者の意見を聴かなければならない。ただし、当該催しを主催す
る者から指定の求めがあったときは、この限りでない。
3
消防長は、第1項の規定により指定催しを指定したときは、遅滞なくその旨を当
該指定催しを主催する者に通知するとともに、公示しなければならない。
(屋外催しに係る防火管理)
第 42条 の 3
前条第1項の指定催しを主催する者は、同項の指定を受けたときは、速
や か に 防 火 担 当 者 を 定 め 、 当 該 指 定 催 し を 開 催 す る 日 の 14日 前 ま で に ( 当 該 指 定 催
し を 開 催 す る 日 の 14日 前 の 日 以 後 に 同 項 の 指 定 を 受 け た 場 合 に あ っ て は 、 防 火 担 当
者を定めた後遅滞なく)次の各号に掲げる火災予防上必要な業務に関する計画を作
成させるとともに、当該計画に基づく業務を行わせなければならない。
(1) 防 火 担 当 者 そ の 他 火 災 予 防 に 関 す る 業 務 の 実 施 体 制 の 確 保 に 関 す る こ と 。
(2) 対 象 火 気 器 具 等 の 使 用 及 び 危 険 物 の 取 扱 い の 把 握 に 関 す る こ と 。
(3) 対 象 火 気 器 具 等 を 使 用 し 、 又 は 危 険 物 を 取 り 扱 う 露 店 、 屋 台 そ の 他 こ れ ら に 類
す る も の ( 第 45条 に お い て 「 露 店 等 」 と い う 。) 及 び 客 席 の 火 災 予 防 上 安 全 な 配
置に関すること。
(4) 対 象 火 気 器 具 等 に 対 す る 消 火 準 備 に 関 す る こ と 。
(5) 火 災 が 発 生 し た 場 合 に お け る 消 火 活 動 、 通 報 連 絡 及 び 避 難 誘 導 に 関 す る こ と 。
4562
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(6) 前 各 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 火 災 予 防 上 必 要 な 業 務 に 関 す る こ と 。
2
前 条 第 1 項 の 指 定 催 し を 主 催 す る 者 は 、 当 該 指 定 催 し を 開 催 す る 日 の 14日 前 ま で
に ( 当 該 指 定 催 し を 開 催 す る 日 の 14日 前 の 日 以 後 に 前 条 第 1 項 の 指 定 を 受 け た 場 合
にあっては、消防署長が定める日までに)、前項の規定による計画を消防署長に提
出しなければならない。
第6章
雑則
(防火対象物の使用開始の届出等)
第 43 条
令 別 表 第 1 に 掲 げ る 防 火 対 象 物 ( 同 表 (19) 項 及 び (20) 項 に 掲 げ る も の を 除
く。)をそれぞれの用途に使用しようとする者は、使用開始の日の7日前までに、
その旨を消防署長に届け出なければならない。
(火を使用する設備等の設置の届出)
第 44条
火を使用する設備又はその使用に際し、火災の発生のおそれのある設備のう
ち、次に掲げるものを設置しようとする者は、あらかじめ、その旨を消防署長に届
け出なければならない。
(1) 熱 風 炉
(2) 多 量 の 可 燃 性 ガ ス 又 は 蒸 気 を 発 生 す る 炉
(3) 前 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 据 付 面 積 2 平 方 メ ー ト ル 以 上 の 炉 ( 個 人 の 住 居 に 設
け る も の を 除 く 。)
(4) 当 該 厨 房 設 備 の 入 力 と 同 一 厨 房 室 内 に 設 け る 他 の 厨 房 設 備 の 入 力 の 合 計 が 350
キロワット以上の厨房設備
(5) 入 力 70キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 温 風 暖 房 機 ( 風 道 を 使 用 し な い も の に あ っ て は 、 劇 場
等 及 び キ ヤ バ レ ー 等 に 設 け る も の に 限 る 。)
(6) ボ イ ラ ー 又 は 入 力 70キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 給 湯 湯 沸 設 備 ( 個 人 の 住 居 に 設 け る も の
又 は 労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 ( 昭 和 47年 政 令 第 318号 ) 第 1 条 第 3 号 に 定 め る も の
を 除 く 。)
(7) 乾 燥 設 備 ( 個 人 の 住 居 に 設 け る も の を 除 く 。)
(8) サ ウ ナ 設 備 ( 個 人 の 住 居 に 設 け る も の を 除 く 。)
(9) 入 力 70キ ロ ワ ッ ト 以 上 の 内 燃 機 関 に よ る ヒ ー ト ポ ン プ 冷 暖 房 機
(10) 火 花 を 生 ず る 設 備
4563
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(11) 放 電 加 工 機
(12) 高 圧 又 は 特 別 高 圧 の 変 電 設 備 ( 全 出 力 50キ ロ ワ ッ ト 以 下 の も の を 除 く 。)
(13) 燃 料 電 池 発 電 設 備 ( 第 8 条 の 3 第 2 項 又 は 第 4 項 に 定 め る も の を 除 く 。)
(14) 内 燃 機 関 を 原 動 力 と す る 発 電 設 備 の う ち 、 固 定 し て 用 い る も の ( 第 12条 第 4
項 に 定 め る も の を 除 く 。)
(15) 蓄 電 池 設 備
(16) 設 備 容 量 2 キ ロ ボ ル ト ア ン ペ ア 以 上 の ネ オ ン 管 灯 設 備
(17) 水 素 ガ ス を 充 て ん す る 気 球
(平17条例4・一部改正)
(火災とまぎらわしい煙等を発するおそれのある行為等の届出)
第 45条
次に掲げる行為をしようとする者は、あらかじめ、その旨を消防署長に届け
出なければならない。
(1) 火 災 と ま ぎ ら わ し い 煙 又 は 火 炎 を 発 す る お そ れ の あ る 行 為
(2) 煙 火 ( が ん 具 用 煙 火 を 除 く 。) の 打 上 げ 又 は 仕 掛 け
(3) 劇 場 等 以 外 の 建 築 物 そ の 他 の 工 作 物 に お け る 演 劇 、 映 画 そ の 他 の 催 物 の 開 催
(4) 水 道 の 断 水 又 は 減 水
(5) 消 防 隊 の 通 行 そ の 他 消 火 活 動 に 支 障 を お よ ぼ す お そ れ の あ る 道 路 の 工 事 又 は 占
用などの行為
(6) 祭 礼 、 縁 日 、 花 火 大 会 、 展 示 会 そ の 他 の 多 数 の 者 の 集 合 す る 催 し に 際 し て 行 う
露 店 等 の 開 設 ( 対 象 火 気 器 具 等 を 使 用 す る 場 合 に 限 る 。)
(平26条例7・追加)
(指定洞道等の届出)
第 45条 の 2
通信ケーブル又は電力ケーブル(以下「通信ケーブル等」という。)の
敷設を目的として設置された洞道、共同溝その他これらに類する地下の工作物(通
信ケーブル等の維持管理等のため必要に応じ人が出入りする隧道に限る。)で、火
災が発生した場合に消火活動に重大な支障を生ずるおそれのあるものとして消防
長が指定したもの(以下「指定洞道等」という。)に通信ケーブル等を敷設する者
は、次に掲げる事項を消防署長に届出なければならない。
(1) 指 定 洞 道 等 の 経 路 及 び 出 入 口 、 換 気 口 等 の 位 置
(2) 指 定 洞 道 等 の 内 部 に 敷 設 さ れ て い る 主 要 な 物 件
(3) 指 定 洞 道 等 の 内 部 に お け る 火 災 に 対 す る 安 全 管 理 対 策
4564
第7編
2
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
前項の規定は、同項各号に掲げる事項について重要な変更を行う場合について準
用する。
(指定数量未満の危険物等の貯蔵及び取扱いの届出等)
第 46条
指定数量の5分の1以上(個人の住居で貯蔵し、又は取り扱う場合にあって
は、指定数量の2分の1以上)指定数量未満の危険物及び別表第8で定める数量の
5倍以上(再生資源燃料、可燃性固体類等及び合成樹脂類にあっては、同表で定め
る数量以上)の指定可燃物を貯蔵し、又は取り扱おうとする者は、あらかじめ、そ
の旨を消防署長に届け出なければならない。
2
前項の規定は、同項の貯蔵及び取扱いを廃止する場合について準用する。
(平17条例4・一部改正)
(タンクの水張検査等)
第 47条
消防署長は、前条第1項の届出に係る指定数量未満の危険物又は指定可燃物
を貯蔵し、又は取り扱うタンクを製造し、又は設置しようとする者の申出により、
当該タンクの水張検査又は水圧検査を行うことができる。
(委任)
第 48条
この条例の実施のための手続きその他施行について必要な事項は、管理者が
定める。
第7章
罰則
(罰則)
第 49条
次 の 各 号 の 一 に 該 当 す る 者 は 、 30万 円 以 下 の 罰 金 に 処 す る 。
(1) 第 30条 の 規 定 に 違 反 し て 指 定 数 量 の 5 分 の 1 以 上 指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 を 貯 蔵
し、又は取り扱った者
(2) 第 31条 の 規 定 に 違 反 し た 者
(3) 第 33条 又 は 第 34条 の 規 定 に 違 反 し た 者
(平17条例4・一部改正)
(4) 第 42条 の 3 第 2 項 の 規 定 に 違 反 し て 、 同 条 第 1 項 に 規 定 す る 火 災 予 防 上 必 要 な
業務に関する計画を提出しなかった者
(平26条例7・追加)
第 50条
法人(法人でない団体で代表者又は管理人の定めのあるものを含む。以下こ
の項において同じ。)の代表者若しくは管理人又は法人若しくは人の代理人、使用
人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して前条の違反行為をしたときは、
4565
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、同条の刑を科する。
(平26条例7・一部改正)
2
法人でない団体について前項の規定の適用がある場合には、その代表者又は管理
人が、その訴訟行為につき法人でない団体を代表するほか、法人を被告人又は被疑
者とする場合の刑事訴訟に関する法律の規定を準用する。
(平26条例7・追加)
付
則
(施行期日)
1
こ の 条 例 は 、 昭 和 47年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
(経過措置)
2
平 成 24年 10月 1 日 の 前 日 ま で に 、 廃 止 前 の 愛 知 郡 広 域 行 政 組 合 火 災 予 防 条 例 ( 昭
和 50年 愛 知 郡 広 域 行 政 組 合 条 例 第 37号 ) の 規 定 に よ り な さ れ た 処 分 、 手 続 き そ の 他
の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。
3
危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 の 一 部 を 改 正 す る 政 令( 平 成 23年 政 令 第 405号 。第 5 項
に お い て 「改 正 政 令 」と い う 。) に よ る 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 第 1 条 第 1 項 の 規
定の改正により、新たに指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、
又は取り扱う場所となるもの(以下この項から第4項までにおいて「新規対象」と
い う 。)の う ち 、第 3 1 条 の 2 第 2 項 第 9 号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の の 位 置 、
構造及び設備に係る技術上の基準については、同項の規定は、当該新規対象が次に
掲げる基準の全てに適合している場合に限り、適用しない。
(1)当該新規対象の危険物を取り扱う配管は、その設置される条件及び使用され
る状況に照らして、十分な強度を有し、かつ、漏れない構造であること。
(2)当該新規対象に係る危険物の数量を当該危険物の指定数量でそれぞれ除した
商 の 和 が 、 平 成 24年 7 月 1 日 に お い て 現 に 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 っ て い る 危 険 物
の数量を当該危険物の指定数量でそれぞれ除した商の和を超えないこと。
4
新 規 対 象 の う ち 、 第 31条 の 2 第 1 項 第 16号 イ に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の の 貯
蔵 及 び 取 り 扱 い に 係 る 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、 同 号 の 規 定 は 、 平 成 25年 12月 31日
までの間は、適用しない。
5
新 規 対 象 の う ち 、 第 31条 の 2 第 2 項 第 1 号 か ら 第 8 号 ま で 、 第 31条 の 3 の 2 ( 第
3 号 を 除 く 。) 又 は 第 31条 の 4 第 2 項 ( 第 1 号 、 第 10号 及 び 第 11号 を 除 く 。) に 定 め
る基準に適合しないものの位置、構造及び設備に係る技術上の基準については、こ
4566
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
れらの規定は、当該新規対象が第2項第2号に掲げる基準に適合している場合に限
り 、 平 成 25年 6 月 30日 ま で の 間 は 、 適 用 し な い 。
6
改正政令による危険物の規制に関する政令第1条第1項の規定の改正により新た
に指定数量の5分の1以上(個人の住宅で貯蔵し、又は取り扱う場合にあっては、
指定数量の2分の1以上)指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱うこととな
る 者 は 、 平 成 24年 12月 31日 ま で に そ の 旨 を 消 防 署 長 に 届 け 出 な け れ ば な ら な い 。
付
則 ( 昭 和 48年 11月 2 日 条 例 第 7 号 )
(施行期日)
1
こ の 条 例 は 、 昭 和 49年 2 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 第 51条 の 改 正 規 定 ( 同 条
第2項の規定にかかる改正部分に限る。)は、公布の日から、第3条第1項の改正
規 定 ( 同 項 第 17号 ケ か ら ス ま で の 規 定 に か か る 改 正 部 分 に 限 る 。 ) 、 第 4 条 第 1 項
第2号の改正規定、第8条第1項に1号を加える改正規定、第8条の次に1条を加
え る 改 正 規 定 及 び 第 31条 の 次 に 1 条 を 加 え る 改 正 規 定 ( 第 32条 第 21号 ア 、 カ 、 ケ 及
び コ 、 第 22号 イ 、 エ 及 び オ 並 び に 第 23号 の 規 定 と し て 加 え る 部 分 に 限 る 。 ) は 、 昭
和 49年 5 月 1 日 か ら 、 第 9 条 の 次 に 1 条 を 加 え る 改 正 規 定 ( 第 9 条 の 2 第 1 項 第 3
号 の 規 定 と し て 加 え る 部 分 に 限 る 。 ) 及 び 第 31条 の 次 に 1 条 を 加 え る 改 正 規 定 ( 第
32条 第 2 号 の 規 定 と し て 加 え る 部 分 に 限 る 。 ) は 昭 和 49年 11月 1 日 か ら 施 行 す る 。
(経過措置)
2
昭 和 49年 2 月 1 日 に お い て 現 に 使 用 さ れ て い る 燃 料 タ ン ク 及 び 危 険 物 を 貯 蔵 し 、
又は取り扱うタンクにかかる基準については、改正後の中部地域消防組合火災予防
条 例 ( 以 下 「 新 条 例 」 と い う 。 ) 第 3 条 第 1 項 第 17号 及 び 第 32条 第 21号 か ら 第 23号
までの規定にかかわらず、なお従前の例による。
3
昭 和 49年 2 月 1 日 に お い て 現 に 使 用 さ れ て い る 液 体 燃 料 を 使 用 す る 移 動 式 の ス ト
ー ブ に つ い て は 、 新 条 例 第 19条 第 2 項 の 規 定 は 、 昭 和 52年 11月 1 日 ま で の 間 、 適 用
しない。
4
この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例によ
る。
付
則 ( 昭 和 49年 12月 14日 条 例 第 9 号 )
この条例は、公布の日から施行する。
付
則 ( 昭 和 55年 10月 1 日 条 例 第 3 号 )
4567
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(施行期日)
1
こ の 条 例 は 、 昭 和 55年 11月 1 日 か ら 施 行 す る 。
(経過措置)
2
この条例施行の際、現に存する建築物のうち、現にその屋内において合成樹脂頬
(改正後の中部地域消防組合火災予防条例(以下「新条例」という。)別表第4の
備考5に規定する合成樹脂類をいう。以下同じ。)を貯蔵し、又は取り扱っている
も の に つ い て は 、 新 条 例 第 35条 第 5 号 ウ の 規 定 は 、 こ の 条 例 施 行 の 日 か ら 起 算 し て
2年を経過するまでの間は、適用しない。
3
この条例施行の際、現に合成樹脂類を貯蔵し、又は取り扱っている者に対する新
条 例 第 47条 の 規 定 の 適 用 に つ い て は 、 同 条 中 「 あ ら か じ め 」 と あ る の は 「 施 行 の 日
か ら 30日 以 内 に 」 と す る 。
付
則 ( 昭 和 59年 12月 27日 条 例 第 4 号 )
(施行期日)
1
こ の 条 例 は 、 昭 和 60年 1 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
(経過措置)
2
改正後の中部地域消防組合火災予防条例(以下「新条例」という。)第3条の2
第1項第1号ウの規定は、この条例の施行後に設置される別表第3から別表第6ま
でに掲げる気体燃料又は液体燃料を使用するふろがまについて適用し、この条例の
施行前に設置されている当該ふろがまについては、なお従前の例による。
3
この条例施行の際、現に常圧下において可燃性ガスを大気中に滲出する性質を有
する合成樹脂類を屋内において貯蔵し、又は取り扱っているものについては、新条
例 第 34条 第 6 号 の 規 定 は 、 こ の 条 例 施 行 の 日 か ら 起 算 し て 2 年 を 経 過 す る ま で の 間
は、適用しない。
4
この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例によ
る。
付
則 ( 昭 和 62年 3 月 7 日 条 例 第 3 号 )
こ の 条 例 は 、 昭 和 62年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
付
則(平成2年3月6日条例第2号)
(施行期日)
第1条
こ の 条 例 は 、 平 成 2 年 5 月 23日 ( 以 下 「 施 行 日 」 と い う 。 ) か ら 施 行 す る 。
4568
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(液体燃料を使用する炉及びかまどの附属設備に関する経過措置)
第2条
この条例の施行の際、現に使用されている燃料タンクのうち、改正後の中部
地 域 消 防 組 合 火 災 予 防 条 例 ( 以 下 「 新 条 例 」 と い う 。 ) 第 3 条 第 1 項 第 17号 エ に 定
める基準に適合しないものの構造に係る技術上の基準については、同号エの規定に
かかわらず、なお従前の例による。
(指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基
準に関する経過措置)
第3条
この条例の施行の際、現に危険物又は危険物以外の物品を貯蔵し、又は取り
扱っているもので、新たに指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、
又は取り扱うこととなるもの(以下「新規対象」という。)及び現に指定数量の5
分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱っているもので、引き続き
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱うこととなる
も の ( 以 下 「 既 存 対 象 」 と い う 。 ) の う ち 、 消 防 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 ( 昭 和 63
年 法 律 第 55号 ) の 施 行 に 伴 い 新 条 例 第 4 章 第 1 節 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い こ と と
な る も の の 貯 蔵 及 び 取 扱 い に 係 る 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、 次 項 か ら 第 12項 ま で に
定めるものを除き、施行日から起算して1年間は、同節の規定によることを要しな
い。
2
新 規 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 4 第 1 号 若 し く は 第 12号 又 は 第 31条 の 5 第 1 号
から第4号まで若しくは第5号(計量口の直下のタンクの底板にその損傷を防止す
るための措置を講ずることとする部分に限る。)に定める基準に適合しないものの
貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準については、これらの規定は、当該新規対象が
次に掲げる基準のすべてに適合し、かつ、タンクが鋼板その他の金属板(地下タン
クにあっては、タンクが鋼板その他の金属板又はガラス繊維強化プラスチック)で
造られている場合に限り、適用しない。
(1) タ ン ク は 、 漏 れ な い 構 造 で あ る こ と 。
(2) 当 該 新 規 対 象 に 係 る 危 険 物 の 数 量 を 当 該 危 険 物 の 指 定 数 量 で そ れ ぞ れ 除 し た 商
の和が、施行日において現に貯蔵し、又は取り扱っている危険物の数量を当該危
険物の指定数量でそれぞれ除した商の和を超えないこと。
3
新 規 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 2 第 9 号 又 は 第 31条 の 3 第 1 項 第 1 号 若 し く は
第2項第3号(適当な傾斜をつけ、かつ、ためますを設ける部分に限る。)に定め
4569
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
る基準に適合しないものの貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準については、これら
の規定は、当該新規対象が前項第2号に掲げる基準に適合している場合に限り、適
用しない。
4
新 規 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 4 第 10号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の の 貯 蔵
及び取扱いに係る技術上の基準については、同号の規定は、当該新規対象が第2項
第 2 号 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 し て い る 場 合 に 限 り 、 平 成 5 年 11月 22日 ま で の 間 は 、 適
用しない。
5
新 規 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 3 第 1 項 第 2 号 又 は 第 2 項 第 1 号 、 第 2 号 若 し
くは第3号(床は危険物が浸透しない構造とする部分に限る。)に定める基準に適
合しないものの貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準については、これらの規定は、
当該新規対象が第2項第2号に掲げる基準に適合している場合に限り、平成4年5
月 22日 ま で の 間 は 、 適 用 し な い 。
6
新 規 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 3 第 2 項 第 4 号 、 第 31条 の 5 第 7 号 又 は 第 31条
の 6 第 2 号 、 第 4 号 か ら 第 9 号 ま で 若 し く は 第 12号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の
の貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準については、これらの規定は、平成4年5月
22日 ま で の 間 は 、 適 用 し な い 。
7
既 存 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 2 第 9 号 、 第 31条 の 3 第 1 項 第 1 号 若 し く は 第
2 項 第 3 号 ( 適 当 な 傾 斜 を つ け 、 か つ 、 た め ま す を 設 け る 部 分 に 限 る 。 ) 、 第 31条
の 4 第 1 号 若 し く は 第 12 号 又 は 第 31 条 の 5 第 1 号 若 し く は 第 5 号 に 定 め る 基 準 に
適合しないものの貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準については、これらの規定に
かかわらず、当該既存対象が当該既存対象に係る危険物の数量を当該危険物の指定
数量でそれぞれ除した商の和が、施行日において現に貯蔵し、又は取り扱っている
危険物の数量を当該危険物の指定数量でそれぞれ除した商の和を超えない場合に
限り、なお従前の例による。
8
既 存 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 4 第 10号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の の 貯 蔵
及び取扱いに係る技術上の基準については、同号の規定にかかわらず、当該既存対
象が当該既存対象に係る危険物の数量を当該危険物の指定数量でそれぞれ除した
商の和が、施行日において現に貯蔵し、又は取り扱っている危険物の数量を当該危
険 物 の 指 定 数 量 で そ れ ぞ れ 除 し た 商 の 和 を 超 え な い 場 合 に 限 り 、 平 成 5 年 11月 22日
までの間は、なお従前の例による。
4570
第7編
9
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
既 存 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 3 第 1 項 第 2 号 又 は 第 2 項 第 1 号 若 し く は 第 3
号(床は危険物が浸透しない構造とする部分に限る。)に定める基準に適合しない
ものの貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準については、これらの規定にかかわらず、
当該既存対象が当該既存対象に係る危険物の数量を当該危険物の指定数量でそれ
ぞれ除した商の和が、施行日において現に貯蔵し、又は取り扱っている危険物の数
量を当該危険物の指定数量でそれぞれ除した商の和を超えない場合に限り、平成4
年 5 月 22日 ま で の 間 は 、 な お 従 前 の 例 に よ る 。
10
既 存 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 3 第 2 項 第 4 号 、 第 31条 の 5 第 7 号 又 は 第 31条
の 6 第 9 号 若 し く は 第 12 号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の の 貯 蔵 及 び 取 扱 い に 係
る 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、 こ れ ら の 規 定 に か か わ ら ず 、 平 成 4 年 5 月 22日 ま で の
間は、なお従前の例による。
11
既 存 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 2 第 3 号 、 第 7 号 若 し く は 第 8 号 又 は 第 31条 の
3第2項第5号に定める基準に適合しないものの貯蔵及び取扱いに係る技術上の
基 準 に つ い て は 、 こ れ ら の 規 定 に か か わ ら ず 、 平 成 3 年 5 月 22日 ま で の 間 は 、 な お
従前の例による。
12
既 存 対 象 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 2 第 1 号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の の 貯 蔵
及 び 取 扱 い に 係 る 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、 同 号 の 規 定 に か か わ ら ず 、 平 成 2 年 11
月 22日 ま で の 間 は 、 な お 従 前 の 例 に よ る 。
13
新 条 例 第 31条 の 2 第 19号 イ の 規 定 に よ る 表 示 は 、 平 成 3 年 5 月 22日 ま で の 間 は 、
同号の規定によらないことができる。
(指定可燃物等の貯蔵及び取扱いの技術上の基準に関する経過措置)
第4条
この条例の施行の際、現に新条例別表第7に定める数量以上の可燃性固体類
及び可燃性液体類を貯蔵し、又は取り扱っているもの並びに現に動植物油類を貯蔵
し、又は取り扱っているもので新たに指定数量の5分の1以上指定数量未満の動植
物 油 類 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う こ と と な る も の の う ち 、 新 条 例 第 33条 第 1 項 第 1 号
又は第2号に定める基準に適合しないものの貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準
については、これらの規定は、可燃性固体類及び可燃性液体類にあっては可燃性固
体類及び可燃性液体類の数量が、施行日において現に貯蔵し、又は取り扱っている
可燃性固体類及び可燃性液体類の数量を超えず、動植物油類にあっては動植物油類
の数量が、施行日において現に貯蔵し、又は取り扱っている動植物油類の数量を超
4571
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
えない場合に限り、適用しない。
2
新 条 例 第 33条 第 1 項 第 3 号 イ の 規 定 に よ る 表 示 は 、平 成 3 年 5 月 22日 ま で の 間 は 、
同号の規定によらないことができる。
3
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 新 条 例 別 表 第 7 に 定 め る 数 量 以 上 の 綿 花 類 等 を 貯 蔵 し 、
又 は 取 り 扱 っ て い る も の に つ い て は 、 平 成 2 年 11月 22日 ま で の 間 は 、 新 条 例 第 34条
第5号の規定によることを要しない。
4
この条例の施行の際、現に新条例別表第7に定める数量以上の石炭・木炭類を貯
蔵 し 、 又 は 取 り 扱 っ て い る も の の う ち 、 新 条 例 第 34条 第 6 号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し
ないものの貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準については、同号の規定は、平成3
年 5 月 22日 ま で の 間 は 、 適 用 し な い 。
5
この条例の施行の際、現に新条例別表第7に定める数量以上の合成樹脂類を貯蔵
し 、 又 は 取 り 扱 っ て い る も の の う ち 、 新 条 例 第 34条 第 7 号 イ 又 は ウ に 定 め る 基 準 に
適合しないものの貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準については、これらの規定は、
当該合成樹脂類の数量が施行日において現に貯蔵し、又は取り扱っている合成樹脂
類 の 数 量 を 超 え な い 場 合 に 限 り 、 平 成 4 年 5 月 22日 ま で の 間 は 、 適 用 し な い 。
(指定数量未満の危険物等の貯蔵及び取扱いの届出に関する経過処置)
第5条
この条例の施行の際、現に危険物又は危険物以外の物品を貯蔵し、又は取り
扱っている者で、新たに指定数量の5分の1以上(個人の住居で貯蔵し、又は取り
扱う場合にあっては、指定数量の2分の1以上)指定数量未満の危険物を貯蔵し、
又 は 取 り 扱 う こ と と な る も の に 対 す る 新 条 例 第 46 条 第 1 項 の 規 定 の 適 用 に つ い て
は 、 同 項 中 「 あ ら か じ め 」 と あ る の は 、 「 平 成 2 年 11月 22日 ( 施 行 日 の 前 日 に お い
て 消 防 法 ( 昭 和 23年 法 律 第 186号 ) 第 11条 第 1 項 の 規 定 に よ り 許 可 を 受 け て い た も
の に あ っ て は 、 平 成 2 年 8 月 22日 ) ま で に 」 と す る 。
2
施行日前に行った改正前の中部地域消防組合火災予防条例(以下「旧条例」とい
う 。 ) 第 46条 の 規 定 に よ る 特 殊 可 燃 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 旨 の 届 出 は 、 新 条 例
第 46条 第 1 項 の 規 定 に よ る 指 定 可 燃 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 旨 の 届 出 と み な す 。
3
前項に定めるもののほか、この条例の施行の際、現に新条例別表第7に定める数
量の5倍以上(可燃性固体類、可燃性液体類及び合成樹脂類にあっては、同表に定
め る 数 量 以 上 ) の 指 定 可 燃 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 っ て い る 者 に 対 す る 新 条 例 第 46
条第1項の規定の適用については、同項中「あらかじめ」とあるのは、「平成2年
4572
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
11月 22日 ( 施 行 日 の 前 日 に お い て 消 防 法 第 11条 第 1 項 の 規 定 に よ り 許 可 を 受 け て い
た も の に あ っ て は 、 平 成 2 年 8 月 22日 ) ま で に 」 と す る 。
(罰則に関する経過措置)
第6条
この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例
による。
(中部地域消防組合手数料徴収に関する条例の一部改正)
第7条
中 部 地 域 消 防 組 合 手 数 料 微 収 に 関 す る 条 例 ( 昭 和 47年 中 部 地 域 消 防 組 合 条 例
第 28号 ) の 一 部 を 次 の よ う に 改 正 す る 。
(略)
付
則(平成3年3月1日条例第5号)
この条例は、公布の日から施行する。
付
則 ( 平 成 4 年 9 月 21日 条 例 第 6 号 )
(施行期日)
1
この条例は、平成5年1月1日から施行する。
(経過措置)
2
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 設 置 さ れ て い る 炉 、ふ ろ が ま 、温 風 暖 房 機 、厨 房 設 備 、
ボイラー、ストーブ、壁付暖炉、乾燥設備、サウナ設備、簡易湯沸設備、給湯湯沸
設 備 、ヒ ー ト ポ ン プ 冷 暖 房 機 、放 電 加 工 機 、発 電 設 備 、蓄 電 池 設 備 及 び 避 雷 設 備( 以
下「炉等」という。)又は現に設置の工事中である炉等のうち、改正後の滋賀中部
地 域 行 政 事 務 組 合 火 災 予 防 条 例( 以 下「 新 条 例 」と い う 。)第 3 条 第 1 項 第 17号( 新
条 例 第 9 条 の 2 第 2 項 及 び 第 12条 第 3 項 に お い て 準 用 す る 場 合 に 限 る 。 ) 、 第 19号
( 新 条 例 第 3 条 の 2 第 2 項 、第 3 条 の 3 第 2 項 、第 3 条 の 4 第 2 項 、第 4 条 第 2 項 、
第5条第2項、第6条第2項、第7条第2項、第7条の2第2項、第8条第2項及
び 第 8 条 の 2 第 2 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。 ) 、 第 20号 ( 新 条 例 第 3 条 の 2
第2項、第3条の3第2項、第3条の4第2項、第4条第2項、第5条第2項、第
6 条 第 2 項 、第 7 条 第 2 項 、第 7 条 の 2 第 2 項 、第 8 条 第 2 項 、第 8 条 の 2 第 2 項 、
第 9 条 の 2 第 2 項 並 び に 第 12条 第 2 項 及 び 第 3 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。 )
及 び 第 21号 ( 新 条 例 第 3 条 の 2 第 2 項 、 第 3 条 の 3 第 2 項 、 第 3 条 の 4 第 2 項 、 第
4条第2項、第5条第2項、第6条第2項、第7条第2項、第7条の2第2項、第
8 条 第 2 項 及 び 第 8 条 の 2 第 2 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。)並 び に 第 3 項( 新
4573
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
条例第3条の2第2項、第3条の3第2項、第3条の4第2項、第4条第2項、第
5条第2項、第6条第2項、第7条第2項、第7条の2第2項及び第8条の2第2
項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。)、第 3 条 の 4 第 1 項 第 2 号 オ 、第 10条 第 1 号( 新
条 例 第 10条 の 2 第 3 項 に お い て 準 用 す る 場 合 に 限 る 。 ) 、 第 10条 の 2 第 1 項 、 第 11
条 第 2 項 ( 新 条 例 第 12条 第 3 項 及 び 第 13条 第 4 項 に お い て 準 用 す る 場 合 に 限 る 。 )
並 び に 第 16 条 第 1 項 の 規 定 に 適 合 し な い も の に 係 る 位 置 及 び 構 造 の 基 準 に つ い て
は、これらの規定にかかわらずなお従前の例による。
3
この条例の施行の際、現に設置されている厨房設備又は現に設置の工事中である
厨房設備のうち、新条例第3条の4第1項第3号及び第4号の規定に適合しないも
の に 係 る 構 造 の 基 準 に つ い て は 、こ れ ら の 規 定 に か か わ ら ず 、な お 従 前 の 例 に よ る 。
4
この条例の施行の際、現に設置されている図記号による標識については、当分の
間 、 新 条 例 第 23条 第 3 項 及 び 第 4 項 後 段 の 規 定 に よ ら な い こ と が で き る 。
5
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 存 す る 劇 場 等 又 は 現 に 新 築 、増 築 、改 築 、移 転 、修 繕 、
若 し く は 模 様 替 え の 工 事 中 の 劇 場 等 の う ち 、 新 条 例 第 35条 第 2 号 及 び 第 5 号 の 規 定
に適合しないものに係る客席の基準については、これらの規定にかかわらず、なお
従前の例によることができる。
6
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、 現 に 消 防 法 施 行 令 ( 昭 和 36年 政 令 第 37号 ) 別 表 第 1 に 掲 げ
る 防 火 対 象 物 に 設 け ら れ て い る 避 難 口 の う ち 、 新 条 例 第 40条 第 4 号 ( 新 条 例 第 42条
において準用する場合を含む。)に適合しないものに係る管理の基準については、
同号の規定にかかわらず、なお従前の例による。
7
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、 現 に 新 条 例 第 44条 第 4 号 、 第 9 号 、 第 11号 及 び 第 14号 ( 屋
外に設けるものに限る。)に掲げる設備を設置している者に対する同条の規定の適
用については、同条中「設置しようとする者は、あらかじめ」とあるのは、「設置
し て い る 者 は 、 平 成 5 年 3 月 31日 ま で に 」 と す る 。
付
則 ( 平 成 6 年 10月 3 日 条 例 第 4 号 )
1
こ の 条 例 は 、 公 布 の 日 か ら 起 算 し て 20日 を 経 過 し た 日 か ら 施 行 す る 。
2
この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例によ
る。
付
1
則 ( 平 成 10年 3 月 12日 条 例 第 4 号 )
こ の 条 例 は 、 平 成 10年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
4574
第7編
2
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
中部地域消防組合火災予防条例の一部を改正する条例の付則第5条第4項を削る。
付
則 ( 平 成 11年 3 月 11日 条 例 第 3 号 )
(施行期日)
1
こ の 条 例 は 、 平 成 11年 10月 1 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 第 31条 の 2 第 9 号 の 改 正
規 定 は 公 布 の 日 か ら 、 別 表 第 1 の 改 正 規 定 は 平 成 11年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
(経過措置)
2
この条例の施行の際、現に存する指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物
を貯蔵し、又は取り扱う地下タンクの構造のうち、改正後の東近江行政組合火災予
防 条 例 ( 以 下 「 新 条 例 」 と い う 。 ) 第 31条 の 5 第 4 号 ( 新 条 例 第 3 条 第 4 項 ( 新 条
例第3条の2第2項、第3条の3第2項、第3条の4第2項、第4条第2項、第5
条第2項、第6条第2項、第7条第2項、第7条の2第2項、第8条第2項、第8
条 の 2 第 2 項 及 び 第 9 条 の 2 第 2 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。 ) 、 第 33条 第 2
項において準用する場合を含む。)に定める基準に適合しないものの構造に係る技
術上の基準については、これらの規定にかかわらず、なお従前の例による。
3
この条例の施行の際、現に存する指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物
を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 移 動 タ ン ク の 構 造 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 6 第 2 号 ( 新 条
例 第 33条 第 2 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。 ) 及 び 第 31条 の 6 第 4 号 ( 新 条 例 第
33条 第 2 項 に お い て 準 用 す る 場 合 を 含 む 。 ) に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の の 構 造
に 係 る 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、こ れ ら の 規 定 に か か わ ら ず 、な お 従 前 の 例 に よ る 。
4
この条例の施行の際、現に存する別表第3及び別表第4中の乾燥設備及び調理用
器具(バーナーが露出している卓上型こんろ(一口)並びに別表第5及び別表第6
中の移動式ストーブ(強制対流型で温風を前方向に吹き出すものは除く。)につい
て は 、新 条 例 別 表 第 3 か ら 別 表 第 6 ま で の 規 定 に か か わ ら ず 、な お 従 前 の 例 に よ る 。
5
この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例によ
る。
付
則 ( 平 成 12年 3 月 8 日 条 例 第 5 号 )
こ の 条 例 は 、 平 成 12年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
付
則 ( 平 成 12年 10月 11日 条 例 第 6 号 )
この条例は、公布の日から施行する。
付
則 ( 平 成 12年 12月 26日 条 例 第 7 号 )
4575
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
こ の 条 例 は 、 平 成 13年 1 月 6 日 か ら 施 行 す る 。
付
則 ( 平 成 14年 1 月 17日 条 例 第 2 号 )
(施行期日)
第1条
こ の 条 例 は 、 平 成 14年 6 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 付 則 第 2 条 及 び 第 3
条 第 1 項 の 規 定 は 、 公 布 の 日 か ら 施 行 し 、 平 成 13年 12月 1 日 か ら 適 用 す る 。
(指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物の貯蔵及び取扱いの技術上の基
準に関する経過措置)
第2条
消 防 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律( 平 成 13年 法 律 第 98号 。以 下「 改 正 法 」と い う 。)
に よ る 消 防 法 ( 昭 和 23年 法 律 第 186号 ) 別 表 第 5 類 の 項 の 規 定 の 改 正 に よ り 新 た に
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱うこととなる
も の( 以 下「 新 規 対 象 」と い う 。)の う ち 、東 近 江 行 政 組 合 火 災 予 防 条 例( 以 下「 火
災 予 防 条 例 」 と い う 。 ) 第 31条 の 2 第 9 号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も の の 貯 蔵 及
び取扱いに係る技術上の基準については、同号の規定は、当該新規対象が次に掲げ
る基準のすべてに適合している場合に限り、適用しない。
(1) 当 該 新 規 対 象 の 危 険 物 を 取 り 扱 う 配 管 は 、 そ の 設 置 さ れ る 条 件 及 び 使 用 さ れ る
状況に照らして、十分な強度を有し、かつ、漏れない構造であること。
(2) 当 該 新 規 対 象 に 係 る 危 険 物 の 数 量 を 当 該 危 険 物 の 指 定 数 量 で そ れ ぞ れ 除 し た 商
の 和 が 、 平 成 13年 12月 1 日 に お い て 現 に 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 っ て い る 危 険 物 の 数
量を当該危険物の指定数量でそれぞれ除した商の和を超えないこと。
2
新 規 対 象 の う ち 、 火 災 予 防 条 例 第 31条 の 4 第 1 号 又 は 第 12号 に 定 め る 基 準 に 適 合
しないものの貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準については、これらの規定は、当
該新規対象が前項第2号に掲げる基準に適合するとともに、当該新規対象のタンク
が、鋼板その他の金属板で造られ、かつ、漏れない構造である場合に限り、適用し
ない。
3
新 規 対 象 の う ち 、 火 災 予 防 条 例 第 31条 の 2 第 19号 の イ に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い
も の の 貯 蔵 及 び 取 扱 い に 係 る 技 術 上 の 基 準 に つ い て は 、 同 号 の 規 定 は 、 平 成 14年 11
月 30日 ま で の 間 は 、 適 用 し な い 。
4
新 規 対 象 の う ち 、 火 災 予 防 条 例 第 31条 の 2 第 1 号 か ら 第 8 号 ま で 、 第 31条 の 3 又
は 第 31条 の 4 ( 第 1 号 、 第 11号 及 び 第 12号 を 除 く 。 ) に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い も
のの貯蔵及び取扱いに係る技術上の基準については、これらの規定は、当該新規対
4576
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
象 が 第 1 項 第 2 号 に 掲 げ る 基 準 に 適 合 し て い る 場 合 に 限 り 、 平 成 14年 5 月 31日 ま で
の間は、適用しない。
(指定数量未満の危険物等の貯蔵及び取扱いの届出に関する経過措置)
第3条
改正法による消防法別表第5類の項の規定の改正により新たに指定数量の5
分の1以上(個人の住居で貯蔵し、又は取り扱う場合にあっては、指定数量の2分
の 1以 上 。 こ の 条 に お い て 同 じ 。 ) 指 定 数 量 未 満 の 危 険 物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う
こ と と な る 者 は 、 平 成 14年 5 月 31日 ま で に そ の 旨 を 消 防 署 長 に 届 け 出 な け れ ば な ら
ない。
2
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱っていた者
で 、 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 の 一 部 を 改 正 す る 政 令 ( 平 成 13年 政 令 第 300号 ) に
よ る 危 険 物 の 規 制 に 関 す る 政 令 ( 昭 和 34年 政 令 第 306号 ) 別 表 第 4 備 考 第 7 号 の 規
定の改正により新たに改正後の火災予防条例別表第8に定める数量以上の可燃性
液 体 類 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う こ と と な る 者 は 、 平 成 14年 8 月 31日 ま で に そ の 旨 を
消防署長に届け出なければならない。
3
指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱っていた者
で 、 改 正 法 に よ る 消 防 法 別 表 備 考 第 16号 及 び 第 17号 の 規 定 の 改 正 に よ り 新 た に 火 災
予 防 条 例 第 46条 第 1 項 の 規 定 に よ る 届 出 を す る こ と を 要 し な い こ と と な る 者 は 、 平
成 14年 8 月 31日 ま で に そ の 旨 を 消 防 署 長 に 届 け 出 な け れ ば な ら な い 。
付
則 ( 平 成 14年 10月 7 日 条 例 第 6 号 )
(施行期日)
1
こ の 条 例 は 、 平 成 14年 10月 25日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 第 3 条 第 1 項 第 1 号 及 び
同項第6号の改正規定、第3条の2第1項の改正規定、第3条の3第1項の改正規
定、第3条の4第1項の改正規定、第4条第1項の改正規定、第5条第1項の改正
規定、第6条第1項第1号の改正規定、第7条第1項の改正規定、第7条の2第1
項 の 改 正 規 定 、同 条 第 2 項 の 改 正 規 定 、第 8 条 の 改 正 規 定 、第 8 条 の 2 の 改 正 規 定 、
第 18条 の 改 正 規 定 、 第 20条 の 改 正 規 定 及 び 別 表 第 3 か ら 別 表 第 6 の 改 正 規 定 は 、 平
成 15年 1 月 1 日 か ら 、 第 49条 の 改 正 規 定 は 、 平 成 15年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
(経過措置)
2
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、現 に 設 置 さ れ て い る 炉 、ふ ろ が ま 、温 風 暖 房 機 、厨 房 設 備 、
ボイラー、ストーブ(移動式のものを除く。)、乾燥設備、サウナ設備、簡易湯沸
4577
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
設備、給湯湯沸設備及びヒートポンプ冷暖房機(以下この項において「炉等」とい
う。)又は現に設置の工事中である炉等のうち、改正後の東近江行政組合火災予防
条例第3条第1項第1号(改正後の東近江行政組合火災予防条例第3条の2第2項、
第3条の3第2項、第3条の4第2項、第4条第2項、第5条第2項、第7条第2
項、第8条、第8条の2及び第9条の2第2項において準用する場合を含む。)又
は第7条の2第1項第1号の規定に適合しないものに係る位置の基準については、
これらの規定にかかわらず、なお従前の例による。
付
則 ( 平 成 16年 3 月 8 日 条 例 第 4 号 )
この条例は、公布の日から施行する。
付
則 ( 平 成 16年 12月 28日 条 例 第 7 号 )
こ の 条 例 は 、 平 成 17年 2 月 11日 か ら 施 行 す る 。
付
則 ( 平 成 17年 7 月 29日 条 例 第 4 号 )
(施行期日)
第1条
こ の 条 例 は 、 平 成 17年 10月 1 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 規
定は、当該各号に掲げる日から施行する。
(1) 第 49条 の 改 正 規 定 及 び 別 表 第 8 備 考 第 7 項 の 改 正 規 定
(2) 目 次 の 改 正 規 定 ( 「 第 3 章 の 2
公布の日
住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準
等( 第 29条 の 2 ~ 第 29条 の 7 )」を 加 え る 部 分 を 除 く 。)、第 1 条 の 改 正 規 定(「 貯
蔵 及 び 取 り 扱 い の 基 準 」を「 貯 蔵 及 び 取 り 扱 い の 基 準 等 」に 改 め る 部 分 に 限 る 。)、
第 3 条 第 4 項 の 改 正 規 定 、 第 27条 の 改 正 規 定 、 第 4 章 の 改 正 規 定 、 第 4 章 第 1 節
の 節 名 の 改 正 規 定 、 第 31条 の 見 出 し の 改 正 規 定 、 第 31条 か ら 第 31条 の 3 ま で の 改
正 規 定 、 同 条 の 次 に 1 条 を 加 え る 改 正 規 定 、 第 31条 の 4 か ら 第 31条 の 6 ま で の 改
正 規 定 、 第 31条 の 8 の 改 正 規 定 、 第 4 章 第 2 節 の 節 名 の 改 正 規 定 、 第 33条 の 見 出
し の 改 正 規 定 、 同 条 の 改 正 規 定 、 第 34条 の 見 出 し の 改 正 規 定 、 同 条 の 改 正 規 定 、
第 34条 の 2 の 改 正 規 定 、 第 34条 の 次 に 1 条 を 加 え る 改 正 規 定 、 第 46条 の 改 正 規 定
並びに別表第8の改正規定(別表第8備考第7項を除く。)
(3) 目 次 の 改 正 規 定 ( 「 第 3 章 の 2
平 成 17年 12月 1 日
住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準
等( 第 29条 の 2 ~ 第 29条 の 7 )」を 加 え る 部 分 に 限 る 。)、第 1 条 の 改 正 規 定(「 貯
蔵 及 び 取 り 扱 い の 基 準 」を「 貯 蔵 及 び 取 り 扱 い の 基 準 等 」に 改 め る 部 分 を 除 く 。)、
第 3 章 の 次 に 1 章 を 加 え る 改 正 規 定 及 び 第 30条 の 改 正 規 定
平 成 18年 6 月 1 日
4578
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
(4) 第 29条 の 5 に 3 号 を 加 え る 改 正 規 定
平 成 19年 4 月 1 日
(経過措置)
第2条
この条例の施行の際現に設置され、又は設置の工事がされている燃料電池発
電設備のうち、改正後の東近江行政組合火災予防条例(以下「新条例」という。)
第8条の3の規定に適合しないものについては、当該規定は、適用しない。
第3条
この条例の施行の際現に設置され、又は設置の工事がされている内燃機関を
原 動 力 と す る 発 電 設 備 の う ち 、 新 条 例 第 12条 の 規 定 に 適 合 し な い も の に つ い て は 、
この規定にかかわらず、なお従前の例による。
第4条
この条例の施行の際現に設置され、又は設置の工事がされている火を使用す
る 設 備 に 付 属 す る 煙 突 の う ち 、 新 条 例 第 17条 の 2 の 規 定 に 適 合 し な い も の に つ い て
は、この規定にかかわらず、なお従前の例による。
第5条
こ の 条 例 の 施 行 の 際 、 現 に 存 す る 住 宅 ( 新 条 例 第 29条 の 2 に 規 定 す る 住 宅 を
いう。以下この条において同じ。)における同条各号に掲げる住宅用防災警報器若
し く は 住 宅 用 防 災 報 知 設 備( 以 下 こ の 条 に お い て「 住 宅 用 防 災 警 報 器 等 」と い う 。)
又は現に新築、増築、改築、移転、修繕若しくは模様替えの工事中の住宅に係る住
宅 用 防 災 警 報 器 等 が 新 条 例 第 29 条 の 2 か ら 第 29 条 の 5 ま で の 規 定 に よ る 住 宅 用 防
災警報器等の設置及び維持に関する基準に適合しないときは、当該住宅用防災警報
器 等 に つ い て は 、 平 成 23年 5 月 31日 ま で の 間 、 こ れ ら の 規 定 は 、 適 用 し な い 。
第6条
この条例の公布の際現に存する指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険
物 を 貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う 地 下 タ ン ク の 構 造 の う ち 、 新 条 例 第 31条 の 5 第 1 号 ( 新
条例第3条第4項(新条例第3条の2第2項、第3条の3第2項、第3条の4第2
項、第4条第2項、第5条第2項、第6条第2項、第7条第2項、第7条の2第2
項、第8条、第8条の2及び第9条の2第2項において準用する場合を含む。)及
び第33条第2項において準用する場合を含む。)に定める基準に適合しないもの
の構造に係る技術上の基準については、これらの規定にかかわらず、なお従前の例
による。
第7条
この条例の施行の際、現に存する廃棄物固形化燃料等を貯蔵し、又は取り扱
う 施 設 に つ い て は 、当 該 施 設 が 次 の 各 号 の す べ て に 適 合 す る 場 合 に 限 り 、当 分 の 間 、
新 条 例 第 34条 第 1 項 第 5 号 ウ の 規 定 は 、 適 用 し な い 。
(1) 5 メ ー ト ル 以 下 の 適 切 な 高 さ を 超 え る こ と と な る の は 、 施 設 の 保 安 確 保 の た め
4579
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
に必要な最少限度の回数に止めることとし、かつ、それぞれ連続するおおむね2
箇月以内の期間であること。
(2) 前 号 の 期 間 に お い て は 、 適 切 な 発 熱 ・ 発 火 防 止 対 策 及 び 発 火 時 の 適 切 な 拡 大 防
止対策が講じられていること。
第8条
この条例の施行の際、現に新条例別表第8に定める数量以上の合成樹脂類を
貯 蔵 し 、 又 は 取 り 扱 っ て い る 屋 外 の 場 所 の う ち 、 新 条 例 第 34条 第 2 項 第 3 号 イ に 定
める基準に適合しない場所の位置、構造及び設備に係る基準については、同号イの
規 定 は 、 平 成 19年 11月 30日 ま で の 間 は 、 こ れ を 適 用 し な い 。
2
この条例の施行の際、現に新条例別表第8に定める数量以上の合成樹脂類を貯蔵
し 、 又 は 取 り 扱 っ て い る 屋 内 の 場 所 の う ち 、 新 条 例 第 34条 第 2 項 第 3 号 ウ ( 異 な る
取扱いを行う場合の取り扱う場所の相互の間を区画する部分に限る。)に定める基
準に適合しない場所の位置、構造及び設備に係る基準については、同号ウの規定に
かかわらず、なお従前の例による。
第9条
この条例の施行の際、現に新条例別表第8に定める数量以上の再生資源燃料
(廃棄物固形化燃料等に限る。)を貯蔵し、又は取り扱っている場所のうち、新条
例 第 34条 第 2 項 第 4 号 に 定 め る 基 準 に 適 合 し な い 場 所 の 位 置 、 構 造 及 び 設 備 に 係 る
基 準 に つ い て は 、 平 成 19年 11月 30日 ま で の 間 は 、 こ れ を 適 用 し な い 。
2
この条例の施行の際、現に新条例別表第8に定める数量以上の再生資源燃料を貯
蔵 し 、 又 は 取 り 扱 う こ と と な る 者 に 対 す る 新 条 例 第 46条 の 規 定 の 適 用 に つ い て は 、
同 条 第 1 項 中 「 あ ら か じ め 」 と あ る の は 、 「 平 成 17年 12月 31日 ま で 」 と す る 。
付
則
( 平 成 18年 3 月 16日 条 例 第 4 号 )
この条例は、公布の日から施行する。
付
則
( 平 成 19年 12月 27日 条 例 第 9 号 )
この条例は、公布の日から施行する。
付
則
( 平 成 22年 10月 1 日 条 例 第 10号 )
(施行期日)
1
この条例は、平成22年12月1日から施行する。ただし、第29条の5の改正
規定は、公布の日から施行する。
(経過措置)
2
この条例の施行の際、現に設置され、又は設置の工事がされている燃料電池発電
4580
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
設 備 ( 固 体 酸 化 物 型 燃 料 電 池 に よ る 発 電 設 備 に 限 る 。) の う ち 、 改 正 後 の 東 近 江 行
政組合火災予防条例第8条の3の規定に適合しないものについては、当該規定は、
適用しない。
3
この条例の施行の際、現に存する個室型店舗又は現に新築、増築、改築、移転、
修繕若しくは模様替えの工事中の個室型店舗に係る外開きの戸のうち、改正後の東
近江行政組合火災予防条例第37条の3の規定に適合しないものについては、平成
23年11月30日までの間は、適用しない。
付
則
( 平 成 22年 11月 30日 条 例 第 12号 )
こ の 条 例 は 、 平 成 22年 12月 1 日 か ら 施 行 す る 。
付
則
( 平 成 24年 3 月 12日 条 例 第 1号 )
こ の 条 例 は 、 平 成 24年 7 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
付
則
( 平 成 24年 9 月 27日 条 例 第 7 号 )
(施行期日)
1
こ の 条 例 は 、 平 成 24年 12月 1 日 か ら 施 行 す る 。
(経過措置)
2
この条例の施行の際現に設置され、又は設置の工事がされている急速充電設備の
う ち 、 改 正 後 の 東 近 江 行 政 組 合 火 災 予 防 条 例 第 11条 の 2 の 規 定 に 適 合 し な い も の に
ついては、当該規定は、適用しない。
付
則
( 平 成 24年 9 月 27日 条 例 第 8 号 )
こ の 条 例 は 、 平 成 24年 10月 1 日 か ら 施 行 す る 。
付
則 ( 平 成 26年 3 月 13日 条 例 第 3 号 )
こ の 条 例 は 、 平 成 26年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
付
則 ( 平 成 26年 6 月 24日 条 例 第 7 号 )
こ の 条 例 は 、 平 成 26年 7 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 こ の 条 例 の 施 行 の 日 か ら 起
算 し て 14日 を 経 過 す る 日 ま で に 終 了 す る 催 し に つ い て は 、 こ の 条 例 に よ る 改 正 後 の 東
近 江 行 政 組 合 火 災 予 防 条 例 第 42条 の 2 及 び 第 42条 の 3 の 規 定 は 適 用 し な い 。
4581
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
別表第1
削除
別表第2
削除
別表第3
離
種
入
使用温度が800℃以上のもの
距
離(cm)
力
上
方
側
方
前
方
後
方
-
250
200
300
200
-
150
150
200
150
使用温度が300℃未満のもの
-
100
100
100
100
使用温度が800℃以上のもの
-
250
200
300
200
-
150
100
200
100
-
100
50
100
50
15
15
使用温度が300℃以上800℃
開放炉
隔
類
未満のもの
備
考
炉
開放炉以外
使用温度が300℃以上800℃
未満のもの
使用温度が300℃未満のもの
外がまでバーナー取り出しロ
浴室内設置
のないもの
ふろ用以外のバーナーを
もつものにあっては42kw
21kW以下
以下
-
注1
注1:浴槽との離隔距
離は0cmとするが、合
内がま
ふろ用以外のバーナーを
もつものにあっては42kw
21kW以下
以下
-
外がまでバーナー取り出し口
ふろ用以外のバーナー
をもつものにあっては
21kW以下 当 該 バ ー ナ ー が 70kw 以
下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kw以下
-
のないもの
15
-
60
-
成樹脂浴槽(ポリプ
ロピレン浴槽等)の
場合は2cmとする。
15
15
15
4582
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
離
種
隔
距
離(cm)
類
入
力
上
方
側
方
前
方
後
方
ふろ用以外のバーナー
をもつものにあっては
21kW以下 当 該 バ ー ナ ー が 70kw 以
下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kw以下
-
15
60
15
ふろ用以外のバーナー
をもつものにあっては
21kW以下 当 該 バ ー ナ ー が 70kw 以
下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kw以下
-
15
60
-
密閉式
ふろ用以外のバーナー
をもつものにあっては
21kW以下 当 該 バ ー ナ ー が 70kw 以
下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kw以下
-
2
2
屋外用
ふろ用以外のバーナー
をもつものにあっては
21kW以下 当 該 バ ー ナ ー が 70kw 以
下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kw以下
60
15
15
21kW以下 ふろ用以外のバーナーを
もつものにあっては42kw
以下
-
-
4.5
21kW以下 ふろ用以外のバーナーを
もつものにあっては42kw
以下
-
-
-
半密閉
式
外がまでバーナー取り出しロ
のあるもの
浴室外設置
不燃以外
内がま
気体燃料
ふろがま
外がまでバーナー取り出し口
のないもの
2
注1
15
4.5
注1
備
考
浴室内設置
内がま
-
4583
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
離
種
隔
距
離(cm)
類
入
力
上
方
側
方
前
方
後
方
ふろ用以外のバーナー
をもつものにあっては
21kW以下 当 該 バ ー ナ ー が 70kw 以
下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kw以下
-
4.5
-
4.5
ふろ用以外のバーナー
をもつものにあっては
21kW以下 当 該 バ ー ナ ー が 70kw 以
下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kw以下
-
4.5
-
4.5
ふろ用以外のバーナー
をもつものにあっては
21kW以下 当 該 バ ー ナ ー が 70kw 以
下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kw以下
-
-
-
-
密閉式
ふろ用以外のバーナー
をもつものにあっては
21kW以下 当 該 バ ー ナ ー が 70kw 以
下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kw以下
-
2
注1
-
2
屋外用
ふろ用以外のバーナー
をもつものにあっては
21kW以下 当 該 バ ー ナ ー が 70kw 以
下であって、かつ、ふろ
用バーナーが21kw以下
30
4.5
-
4.5
39kW以下
60
15
15
15
半密閉
式
外がまでバーナー取り出しロ
のないもの
浴室外設置
外がまでバーナー取り出しロ
のあるもの
不燃
気体燃料
ふろがま
内がま
液体
不燃以外
備
考
4584
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
類
燃料
不燃
39kw以下
不燃以外・不燃
気体燃料
バーナ
ーが隠
ぺい
力
上
方
側
5
60
15
60
15
19kw以下
4.5
4.5
60
4.5
26kw以下
100
15
150
15
26kwを超え70kw以下
100
15
100
注2
15
温風を全周方向に吹き出すも
の
26kw以下
100
150
150
150
強制排気型
26kw以下
60
10
100
10
強制給排気型
26kw以下
60
10
100
10
温風を前方向に吹き出すもの
70kw以下
80
5
-
5
温風を全周方向に吹き出すも
の
26kw以下
80
150
-
150
強制排気型
26kw以下
50
5
-
5
強制給排気型
26kw以下
50
5
-
5
60
60
注3
60
強制対流型
不燃以外
液体燃料
温風暖房機
密閉式
不燃
半密閉式
密閉式
上記に分類されないもの
強制対
流型
方
離(cm)
方
備
-
温風を前方向に吹き出すもの
半密閉式
前
距
後
5
-
強制対
流型
隔
50
上記に分類されないもの
半密閉
式・密
閉式
入
離
方
-
100
考
注2:風道を使用するも
のにあっては15cmと
する。
注 3: ダクト接 続型以
外の場合にあって
は100cmとする。
4585
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
不燃以外
不燃
厨房設備
気体燃料
開放式
開放式
上記に分類されないもの
離
類
入
力
上
方
側
方
隔
前
距
方
後
離(cm)
方
ドロップイン式こん
ろ、キャビネット型グ
リル付こんろ
14kw以下
100
15
注4
15
15
注4
据置型レンジ
21kw以下
100
15
注4
15
15
注4
ドロップイン式こん
ろ、キャビネット型グ
リル付こんろ
14kw以下
80
0
-
0
据置型レンジ
21kw以下
80
0
-
0
使用温度が800℃以上のもの
-
250
200
300
200
使用温度が300℃以上800℃未
満のもの
-
150
100
200
100
使用温度が300℃未満のもの
-
100
50
100
50
フードを付けない場合
7kw以下
40
4.5
4.5
4.5
フードを付ける場合
7kw以下
15
4.5
4.5
4.5
12kwを超え42kw以下
-
15
15
15
12kw以下
-
4.5
4.5
4.5
42kw以下
4.5
4.5
4.5
4.5
フードを付けない場合
42kw以下
60
15
15
15
フードを付ける場合
42kw以下
15
15
15
15
備
考
注4:機器本体上方の
側方又は後方の離
隔距離を示す。
開放式
不燃以外
気体燃料
ボイラー
半密閉式
密閉式
屋外用
4586
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
類
離
入
力
上
方
側
方
隔
前
距
方
後
離(cm)
方
フードを付けない場合
7kw以下
30
4.5
-
4.5
フードを付ける場合
7kw以下
10
4.5
-
4.5
半密閉式
42kw以下
-
4.5
-
4.5
密閉式
42kw以下
4.5
4.5
-
4.5
フードを付けない場合
42kw以下
30
4.5
-
4.5
フードを付ける場合
42kw以下
10
4.5
-
4.5
12kwを超え70kw以下
60
15
15
15
12kw以下
40
4.5
15
4.5
12kwを超え70kw以下
50
5
-
5
12kw以下
20
1.5
-
1.5
23kwを超える
120
45
150
45
23kw以下
120
30
100
30
7kw以下
30
60
100
4.5
19kw以下
60
4.5
4.5
注5
4.5
7kw以下
15
15
80
4.5
備
考
開放式
不燃
気体燃料
ボイラー
屋外用
液体燃料
不燃以外
不燃
上記に分類されないもの
不燃以外
気体燃料
開放式
バーナーが露出
半密閉
式・密
閉式
バーナー
が隠ぺい
開放式
バーナーが露出
壁掛け型、つり下げ型
自然対流型
壁掛け型、つり下げ型
注5:熱対流方向が一
方向に集中する場
合にあっては60cm
とする。
4587
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
不燃
不燃
液体燃料
ストーブ
不燃以外
半密閉
式・密閉
式
バーナ
ーが隠
ぺい
自然対
流型
半密閉式
入
自然対流型
自然対
流型
半密閉式
離
類
機器の全周から熱を放散
するもの
機器の上方又は前方に熱
を放散するもの
機器の全周から熱を放散
するもの
機器の上方又は前方に熱
を放散するもの
気体燃料
乾燥設備
不燃以外 不燃
上記に分類されないもの
力
上
方
側
方
隔
前
距
方
後
離(cm)
方
19kw以下
60
4.5
4.5
注5
4.5
39kw以下
150
100
100
100
39kw以下
150
15
100
15
39kw以下
120
100
-
100
39kw以下
120
5
-
5
150
100
150
100
-
開放式
衣類乾燥機
5.8kw以下
15
4.5
4.5
4.5
開放式
衣類乾燥機
5.8kw以下
15
4.5
-
4.5
-
100
50
100
50
-
50
30
50
30
上記に分類されないもの
内部容積が1立方メート
ル以上のもの
内部容積が1立方メート
ル未満のもの
7kw以下
40
4.5
4.5
4.5
フードを付ける場合
7kw以下
15
4.5
4.5
4.5
フードを付けない場合
12kw以下
40
4.5
4.5
4.5
フードを付ける場合
12kw以下
15
4.5
4.5
4.5
12kw以下
-
4.5
4.5
4.5
考
常圧貯蔵型
不燃以外
気体燃料
簡易湯沸設備
フードを付けない場合
備
開放式
瞬間型
半密閉式
4588
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
類
常圧貯蔵型
不燃以外
密閉式
離
入
力
上
方
側
方
隔
前
距
方
後
離(cm)
方
12kw以下
4.5
4.5
4.5
4.5
調理台型
12kw以下
-
0
-
0
壁掛け型、据置型
12kw以下
4.5
4.5
4.5
4.5
フードを付けない場合
12kw以下
60
15
15
15
フードを付ける場合
12kw以下
15
15
15
15
フードを付けない場合
7kw以下
30
4.5
-
4.5
フードを付ける場合
7kw以下
10
4.5
-
4.5
フードを付けない場合
12kw以下
30
4.5
-
4.5
フードを付ける場合
12kw以下
10
4.5
-
4.5
12kw以下
-
4.5
-
4.5
12kw以下
4.5
4.5
-
4.5
調理台型
12kw以下
-
0
-
0
壁掛け型、据置型
12kw以下
4.5
4.5
-
4.5
フードを付けない場合
12kw以下
30
4.5
-
4.5
フードを付ける場合
12kw以下
10
4.5
-
4.5
12kw以下
40
4.5
15
4.5
備
考
瞬間型
屋外用
常圧貯蔵型
気体燃料
簡易湯沸設備
開放式
瞬間型
不燃
半密閉式
常圧貯蔵型
密閉式
瞬間型
屋外用
液体
不燃以外
4589
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
離
類
燃料
入
不燃
半密閉
式
力
上
方
側
方
隔
前
距
方
後
離(cm)
方
不燃以外
12kw以下
20
1.5
―
1.5
常圧貯蔵型
12kwを超え42kw以下
―
15
15
15
瞬間型
12kwを超え70kw以下
―
15
15
15
常圧貯蔵型
12kwを超え42kw以下
4.5
4.5
4.5
4.5
調理台型
12kwを超え70kw以下
―
0
―
0
壁掛け型、据置型
12kwを超え70kw以下
4.5
4.5
4.5
4.5
フードを付けない場合
12kwを超え42kw以下
60
15
15
15
フードを付ける場合
12kwを超え42kw以下
15
15
15
15
フードを付けない場合
12kwを超え70kw以下
60
15
15
15
フードを付ける場合
12kwを超え70kw以下
15
15
15
15
常圧貯蔵型
12kwを超え42kw以下
―
4.5
―
4.5
瞬間型
12kwを超え70kw以下
―
4.5
―
4.5
常圧貯蔵型
12kwを超え42kw以下
4.5
4.5
―
4.5
調理台型
12kwを超え70kw以下
―
0
―
0
壁掛け型、据置型
12kwを超え70kw以下
4.5
4.5
―
4.5
フードを付けない場合
12kwを超え42kw以下
30
4.5
―
4.5
フードを付ける場合
12kwを超え42kw以下
10
4.5
―
4.5
密閉式
備
考
瞬間型
常圧貯蔵型
気体燃料
給湯湯沸設備
屋外用
瞬間型
半密閉
式
不
燃
密閉式
瞬間型
常圧貯蔵型
4590
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
離
類
入
力
上
方
側
方
隔
前
距
方
後
離(cm)
方
液体燃料
給湯湯沸設備
フードを付けない場合
12kwを超え70kw以下
30
4.5
―
4.5
フードを付ける場合
12kwを超え70kw以下
10
4.5
―
4.5
不燃以外
12kwを超え70kw以下
60
15
15
15
不燃
12kwを超え70kw以下
50
5
―
5
60
15
60
15
屋外用
備
考
瞬間型
上記に分類されないもの
不燃以外
バーナー
が露出
―
バーナー
が隠ぺい
不燃
バーナー
が露出
100
30
100
4.5
全周放射型
7kw以下
100
100
100
100
自然対流型
7kw以下
100
4.5
4.5
注5
4.5
強制対流型
7kw以下
4.5
4.5
60
4.5
前方放射型
7kw以下
80
15
80
4.5
全周放射型
7kw以下
80
80
80
80
自然対流型
7kw以下
80
4.5
4.5
注5
4.5
強制対流型
7kw以下
4.5
4.5
60
4.5
放射型
7kw以下
100
50
100
20
7kwを超え12kw以下
150
100
100
100
7kw以下
100
50
50
50
開放式
バーナー
が隠ぺい
不燃以外
7kw以下
開放式
気体燃料
移動式ストーブ
前方放射型
自然対流型
4591
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
離
類
入
温風を前方向に吹き出す
もの
強制対
流式
開放式
温風を全周方向に吹き出
すもの
液体燃料
上
方
側
方
前
距
方
後
離(cm)
方
12kw以下
100
15
100
15
7kwを超え12kw以下
100
150
150
150
7kw以下
100
100
100
100
7kw以下
80
30
―
5
120
100
―
100
7kw以下
80
30
―
30
12kw以下
80
5
―
5
7kwを超え12kw以下
80
150
―
150
7kw以下
80
100
―
100
100
50
注6
50
注6
50
注6
7kwを超え12kw以下
備
考
自然対流型
不燃
移動式ストーブ
放射型
力
隔
開放式
温風を前方向に吹き出す
もの
強制対
流型
温風を全周方向に吹き出
すもの
固体燃料
―
バーナーが露出
不燃以外
気体燃料
調理用器具
加熱部が開放
開放式
バーナ
ーが隠
ぺい
卓上型こんろ(1口)
5.8kw以下
100
15
15
15
卓上型こんろ(2口
以上)、卓上型グリル
付こんろ
14kw以下
100
15
注4
15
15
注4
卓上型グリル
7kw以下
100
15
15
15
7kw以下
50
4.5
4.5
4.5
7kw以下
15
4.5
4.5
4.5
卓上型オーブン・グ
リル(フードを付け
ない場合)
卓上型オーブン・グ
リル(フードを付け
る場合)
注6:方向性を有する
ものにあっては
100cmとする。
4592
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
加熱部が隠ぺ
い
入
炊飯器(炊飯容量4
リットル以下)
圧力調理器(内容積
10リットル以下)
4.7kw以下
―
力
上
方
側
方
隔
前
距
方
後
離(cm)
方
30
10
10
10
30
10
10
10
卓上型こんろ(1口)
5.8kw以下
80
0
―
0
卓上型こんろ(2口
以上)、卓上型グリル
付こんろ
14kw以下
80
0
―
0
加熱部が開放
卓上型グリル
7kw以下
80
0
―
0
7kw以下
30
4.5
―
4.5
加熱部が隠ぺ
い
卓上型オーブン・グ
リル(フードを付け
ない場合)
卓上型オーブン・グ
リル(フードを付け
る場合)
炊飯器(炊飯容量4
リットル以下)
圧力調理器(内容積
10リットル以下)
7kw以下
10
4.5
―
4.5
4.7kw以下
15
4.5
―
4.5
15
4.5
―
4.5
バーナーが露出
不燃
気体燃料
調理用器具
開放式
バーナ
ーが隠
ぺい
離
類
―
液体燃料
移動式こんろ
不燃以外
6kw以下
100
15
15
15
不燃
6kw以下
80
0
―
0
100
30
30
30
4.5
注7
0
注7
4.5
注7
0
注7
4.5
注7
―
注7
4.5
注7
0
注7
固体燃料
―
電気
電気温風機
不燃以外
2kw以下
不燃
2kw以下
備
考
注7:温風の吹き出し
方向にあっては60
㎝とする。
4593
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
類
入
力
4.8kw以 下 ( 1 口 当 た り 2 kw
を超え3kw以下)
電気
電気こんろ
不燃以外
4.8kw以 下 ( 1 口 当 た り 1 kw
を超え2kw以下)
4.8kw以 下 ( 1 口 当 た り 1 kw
以下)
不燃
4.8kw以 下 ( 1 口 当 た り 3 kw
以下)
4.8kw以 下 ( 1 口 当 た り 2 kw
を超え3kw以下)
上
離
方
隔
距
前 方 後
100
2
2
―
20
注8
―
100
2
2
―
15
注8
―
15
注8
100
2
2
2
―
10
注8
―
10
注8
80
0
―
0
―
0
注8
―
0
注8
100
2
2
2
方
―
―
電気
電気レンジ
100
不燃以外
4.8kw以 下 ( 1 口 当 た り 1 kw
を超え2kw以下)
―
―
4.8kw以 下 ( 1 口 当 た り 1 kw
以下)
不燃
4.8kw以 下 ( 1 口 当 た り 3 kw
以下)
側
20
注8
10
注9
2
15
注8
10
注9
―
―
2
―
―
離(cm)
方
備
考
注8:機器本体上方の
2
側方又は後方の離
20
隔距離(発熱体の
注8
外周からの距離)
を示す。
2
20
注8
10
注9
2
15
注8
10
注9
100
2
2
2
―
10
注8
―
10
注8
80
0
―
0
―
0
注8
―
0
注8
注9:電気レンジでこ
んろ部分が電磁誘
導加熱式調理器の
場合の本体上方の
側方又は後方の離
隔距離(発熱体の
外周からの距離)
を示す。
4594
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
こんろ形態のもの
電気
電磁誘導加熱式調理器
不燃以外
類
不燃
こんろ形態のもの
離
入
力
4.8kw以 下 ( 1 口 当 た り 3 kw
以下)
4.8kw以 下 ( 1 口 当 た り 3 kw
以下)
上
方
側
方
隔
前
距
方
離(cm)
後
方
100
2
2
2
―
10
注8
―
10
注8
80
0
―
0
―
電気
電気
電 気 天 火 電子レンジ
不燃以外
2kw以下
10
不燃
2kw以下
10
0
注8
4.5
注10
4.5
注10
4.5
注10
4.5
注10
―
4.5
注10
―
4.5
注10
0
注8
4.5
注10
4.5
注10
4.5
注10
4.5
注10
電熱装置を有するもの
2kw以下
10
不燃
電熱装置を有するもの
2kw以下
10
2kw以下
100
30
100
4.5
2kw以下
100
100
100
100
2kw以下
100
4.5
4.5
4.5
2kw以下
80
15
―
4.5
2kw以下
80
80
―
80
2kw以下
80
0
―
0
1kw以下
4.5
4.5
4.5
4.5
不燃以外
電気
電気ストーブ
不燃以外
不燃
電気
電気
不燃以外
前方放射型(壁取付式及び天井取
付式のものを除く。)
全周放射型(壁取付式及び天井取
付式のものを除く。)
自然対流型(壁取付式及び天井取
付式のものを除く。)
前方放射型(壁取付式及び天井取
付式のものを除く。)
全周放射型(壁取付式及び天井取
付式のものを除く。)
自然対流型(壁取付式及び天井取
付式のものを除く。)
食器乾燥器
―
備
考
注10:排気口面にあ
っ て は 10 ㎝ と す
る。
4595
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
種
乾燥器 電気乾燥機 電気温水器
不燃
電気
不燃以外
不燃
電気
不燃以外
不燃
備考1
類
食器乾燥器
衣類乾燥機、食器乾燥機、食
器洗い乾燥機
衣類乾燥機、食器乾燥機、食
器洗い乾燥機
温度過昇防止装置を有するも
の
温度過昇防止装置を有するも
の
離
入
力
上
方
側
方
隔
前
距
方
離(cm)
後
方
1kw以下
0
0
―
0
3kw以下
4.5
4.5
4.5
4.5
3kw以下
4.5
注11
0
注12
―
注12
0
注12
10kw以下
4.5
0
0
0
10kw以下
0
0
―
0
備
考
注11:全面に排気口
を有する機器にあ
っては0㎝とす
る。
注12:排気口にあっ
ては4.5㎝とする。
「気体燃料」、「液体燃料」、「固体燃料」及び「電気」は、それぞれ、気体燃料を使用するもの、液体燃料を使用するもの、固体燃料を使用するもの及び電気
を熱源とするものをいう。
2
「不燃以外」欄は、対象火気設備等又は対象火気器具等から不燃材料以外の材料による仕上げ若しくはこれに類似する仕上げをした建築物等の部分又は可燃
性の物品までの距離をいう。
3
「不燃」欄は、対象火気設備等又は対象火気器具等から不燃材料で有効に仕上げをした建築物等の部分又は防熱板までの距離をいう。
別表第4
削除
別表第5
削除
別表第6
削除
4596
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
別 表 第 7 ( 第 23条 関 係 )
表
示
の
種
類
禁煙である旨の表示
図
記
号
色
記 号 は 黒 、斜 め の 帯 及 び
枠は赤、地は白
火気厳禁である旨の表示
記 号 は 黒 、斜 め の 帯 及 び
枠は赤、地は白
喫煙所である旨の表示
記号は黒、地は白
4597
第7編
業務
(東近江行政組合火災予防条例)
別 表 第 8 ( 第 33条 、 第 34条 、 第 34条 の 2 、 第 46条 関 係 )
品
名
数
量
キログラム
綿花類
200
木毛及びかんなくず
400
ぼろ及び紙くず
1,000
糸類
1,000
わら類
1,000
再生資源燃料
1,000
可燃性固体類
3,000
石炭・木炭類
10,000
可燃性液体類
立方メートル
2
木材加工品及び木くず
10
発泡させたもの
合 成 樹 脂 類
その他のもの
20
キログラム
3,000
備考
1
綿花類とは、不燃性又は難燃性でない綿状又はトップ状の繊維及び麻糸原料
をいう。
2
ぼろ及び紙くずは、不燃性又は難燃性でないもの(動植物油がしみ込んでい
る 布 又 は 紙 及 び こ れ ら の 製 品 を 含 む 。) を い う 。
3
糸 類 と は 、 不 燃 性 又 は 難 燃 性 で な い 糸 ( 糸 く ず を 含 む 。) 及 び 繭 を い う 。
4
わら類とは、乾燥わら、乾燥藺及びこれらの製品並びに干し草をいう。
5
再生資源燃料とは、資源の有効な利用の促進に関する法律(平成3年法律第
48号 ) 第 2 条 第 4 項 に 規 定 す る 再 生 資 源 を 原 材 料 と す る 燃 料 を い う 。
4598
第7編
業務
6
(東近江行政組合火災予防条例)
可 燃 性 固 体 類 と は 、固 体 で 、次 の ア 、ウ 又 は エ の い ず れ か に 該 当 す る も の( 1
気 圧 に お い て 、 温 度 20度 を 超 え 40度 以 下 の 間 に お い て 液 状 と な る も の で 、 次 の
イ 、 ウ 又 は エ の い ず れ か に 該 当 す る も の を 含 む 。) を い う 。
ア
引 火 点 が 40度 以 上 100度 未 満 の も の
イ
引 火 点 が 70度 以 上 100度 未 満 の も の
ウ
引 火 点 が 100度 以 上 200度 未 満 で 、 か つ 、 燃 焼 熱 量 が 34キ ロ ジ ュ ー ル 毎 グ ラ
ム以上であるもの
エ
引 火 点 が 200度 以 上 で 、か つ 、燃 焼 熱 量 が 34キ ロ ジ ュ ー ル 毎 グ ラ ム 以 上 で あ
る も の で 、 融 点 が 100度 未 満 の も の
7
石炭・木炭類には、コークス、粉状の石炭が水に懸濁しているもの、豆炭、
練炭、石油コークス、活性炭及びこれらに類するものを含む。
8
可 燃 性 液 体 類 と は 、 法 別 表 第 1 備 考 第 14号 の 総 務 省 令 で 定 め る 物 品 で 液 体 で
あ る も の 、 同 表 備 考 第 15号 及 び 第 16号 の 総 務 省 令 で 定 め る 物 品 で 1 気 圧 に お い
て 温 度 20度 で 液 状 で あ る も の 、 同 表 備 考 第 17号 の 総 務 省 令 で 定 め る と こ ろ に よ
り 貯 蔵 保 管 さ れ て い る 動 植 物 油 で 1 気 圧 に お い て 温 度 20度 で 液 状 で あ る も の 並
び に 引 火 性 液 体 の 性 状 を 有 す る 物 品 ( 1 気 圧 に お い て 、 温 度 20度 で 液 状 で あ る
も の に 限 る 。) で 1 気 圧 に お い て 引 火 点 が 250度 以 上 の も の を い う 。
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合成樹脂類とは、不燃性又は難燃性でない固体の合成樹脂製品、合成樹脂半
製品、原料合成樹脂及び合成樹脂くず(不燃性又は難燃性でないゴム製品、ゴ
ム 半 製 品 、原 料 ゴ ム 及 び ゴ ム く ず を 含 む 。)を い い 、合 成 樹 脂 の 繊 維 、布 、紙 及
び糸並びにこれらのぼろ及びくずを除く。
(平17条例4・一部改正)
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