交通死亡事故多発非常事態宣言

「交通死亡事故多発非常事態宣言」
稲沢市内において、平成２７年になって、１月から５月の間に４件の交通死
亡事故が発生し、さらに、６月１５日に１件の交通死亡事故が発生したことに
より、５名の尊い命が失われました。今年に入ってからまだ、半年しか経って
いない中で、昨年１年間の死者数と同数となってしまいました。
特に、高齢者、自転車、交差点での出合頭事故が多発しており、交通死亡事故
に歯止めのかからない、極めて憂慮すべき事態となっています。市内において
これ以上交通事故による犠牲者を出さないために、家庭、地域、職場等で、市
民一人ひとりが交通安全意識を高め、交通ルールを守る取り組みを徹底しなけ
ればなりません。
この異常な事態を受け、稲沢市では交通の安全を確保し、尊い市民の命を交
通事故から守るため、６月１６日から１２月３１日まで
「交通死亡事故多発非常事態宣言」を発令します。
市民の皆様におかれましては、人命尊重を基本として、交通事故の要因がド
ライバーや歩行者、自転車利用者の法令違反や交通ルールの軽視によるもので
あることを自覚し、市民総ぐるみによる「交通ルールの遵守」と「高齢者への
思いやりのある交通行動」により、交通事故防止対策を積極的に推進されます
ようにお願いいたします。
平成２７年６月１６日
稲沢市防犯交通安全推進協議会会長