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2年生 農村宿泊体験学習 「 和 」

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2年生 農村宿泊体験学習 「 和 」
学
校
通
信
平成27年度 6号 H27.7.14
北九州市立松ヶ江中学校
校長 國廣 一義
2年生 農村宿泊体験学習
「 和 」~ふれあい、自然、働く~
2年生は、平成27年6月16日(火)~18日(木)まで、熊本県小国町で「農村
宿泊体験学習」を実施しました。①グループの人と友情や絆を深めよう。②自然を大切
にする心を育もう。③受け入れ家庭の方と仕事や生活を通して、ふれあいを大切にしよ
う。この3点を踏まえて今年のスローガンを決定しました。96名の生徒が24の農家
に分かれて「民泊」し、農業等の体験を通して「農村」の暮らしを2泊3日で体験しま
した。
出発の16日はあいにくの雨で、期間中の農作業等が体験できるかとても心配でした。
松ヶ江中学校で出発式を終え、午前9時に出発。12時過ぎ旧北里小学校の体育館に到
着し、ここで各班にて、家から持ってきた昼食をいただきました。昼食が終わって、各
受け入れ家庭(農家)の方々が集まり入村式。式の中で生徒会の実行委員が「スローガ
ン」を紹介し、続いて全員で「校歌」を斉唱しました。元気な歌声に各受け入れ家庭の
方々から大きな拍手をいただきました。
各家庭では、早速、食事づくり等に取り組みました。中には、桜餅やいきなり団子を
作り、巡回した先生たちにお裾分けしてくれた班もありました。私もおいしくいただき
ました。2日は朝から曇り空で、生徒はそれぞれの受け入れ家庭の方とジャガイモ掘り、
ほうれん草の収穫、薪割り、つけものづくり、バターづくり、ピザづくり、草刈り、伐
採した木の枝払い、畑の草取り等々を体験しました。また、早起きをして雲海を見に行
った班や川で魚釣りをした班もあり、思い出に残る貴重な体験をしたようです。農家の
方々に話を聞くと、雨の日の対応として、いろいろな作業を準備してくれており、本当
に生徒を優しく丁寧に、また、心のこもった対応をしていただいたことがよくわかりま
した。
ある受け入れ家庭を訪問した時に、「今シーズン7校の中学生を受け入れしたが、松
ヶ江中学校の生徒が一番いい」との感想をいただきました。この農家の方が言うには、
自分たちが見ていようがいまいがしっかり作業をすることができる生徒であると言う
こと。さらに、受け入れ家庭の方としっかりコミュニケーションがとれる(会話ができ
る)と言って生徒を褒めていました。退村式でも小国町の役場の人から、何処の受け入
れ家庭からも松ヶ江中学校の生徒が素直な態度でよく活動し、評判がよかったと褒めて
頂きました。
2泊3日の農村宿泊体験を終え、生徒は6月18日(木)に13時前に旧北里小学校
を出発し、帰路につき、16時過ぎに全員無事に松ヶ江中学校に到着。解散式をして下
校しました。
生徒は、事後の取り組みとして、今回お世話になった受け入れ家庭の方々に、お礼の
手紙を書き発送しました。
今回の農村宿泊体験を通して得た、貴重な体験を生徒一人一人が思い出にするだけで
なく、今後の中学校生活、今後の人生に活かしてくれることを祈念しています。
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