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国内研修・インターンシップ報告(福島・栃木)

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国内研修・インターンシップ報告(福島・栃木)
国内研修・インターンシップ報告(福島・栃木)
2013年度 国内研究(福島・栃木)
城西国際大学 観光学部 内山 達也
国内研修(福島・栃木)
1.趣旨
観光ボランティアガイドとは,地域を訪れる観光客に対し,無料若しくは低廉な料金で,自発的に
自分なりのやり方で案内する案内人のことです。現在では,全国の観光地で観光ボランティア組織が
誕生しており,
観光協会等を窓口としてガイドを受け付けています。一般的には,この観光ボランティ
アは個人でおこなわれることは少なく,組織化されています。その大半は,地方自治体や商工会議所,
旅館組合等の関係団体によって組織されているといいます。
また,観光ボランティアガイドの特徴は,自分たちが暮らしている地域などを案内・紹介する「ボ
ランティア」であるため,無料もしくは低廉な料金で,訪れる旅行者に地域の魅力を紹介するという
ところにあります。そのため,最近では,地域の紹介にとどまらずに地域づくりに貢献するなど,地
域の活性化や交流に果たす役割の重要性が指摘されています。
このような状況を踏まえ,観光学部では改めて学生による観光ボランティアガイドを養成するため
のシステムを構築し,本学部学生のミニマムスタンダードとなるような仕組みを作るための調査研究
として,福島県会津若松市・栃木県日光市にて研修をおこないました。
会津若松市では,市の観光課と観光公社が協力して市内観光におけるボランティアガイドを育成,
運用しています。そこで,実際に現地にてガイドを受けるなどして,ガイドを実施するうえでのノウ
ハウなどを学びました。また,栃木県日光市では,世界遺産である日光東照宮の案内人である堂者引
き(社寺案内人)にガイドを依頼し,現地体験をしました。さらに,福島県会津若松市を中心とした
観光資源を踏査して,観光まちづくりについても学びました。
2.実施報告
2013年度の国内研修は,12月21日(土)から23日(月)にかけて,福島県・栃木県にて実施しまし
た。研修の目的は,観光ガイドのあり方についてを体験的に学ぶことです。2013年度は,夏期に実施
したクルージングガイドや太海地区の散策ガイドなど,地域の観光資源を情報発信する「観光ガイド」
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について多く取組んだ一年でした。そこで,改めて「観光ガイド」に注目し,事前学習を含め,実際
に観光地でガイドをしている方々への取材やガイドを体験し,そのあり方について学びました。加え
て,周辺地域における観光地として,重要伝統的建造物群保存地区である大内宿や,世界遺産である
日光東照宮での視察もおこないました。
事前学習では,
地元鴨川市の元「鯛のまちボランティアガイド」石井さんよりガイドをするにあたっ
ての心構えや,ボランティアとしておこなうガイドの意味,ガイドとして知識を身につけるための準
備などについてもレクチャーして頂きました。
21日,早朝に鴨川を出発し,最初の目的地である大内宿を見学しました。大内宿は重要伝統的建造
物群保存地区として登録されており,風情あふれる町並み景観を散策しました。時折雪がちらつくな
か,雪国の風情を体験することができました。また,初日に宿泊した岳温泉では,二本松に伝わる民
話体験をしました。
翌22日は,今次研修の主目的である会津若松市内のボランティアガイド体験をおこないました。
「鶴ヶ城ボランティアガイド」の成田さんより街中ガイドを受けると同時に,ガイドのあり方につい
てのインタビューをおこないました。ボランティアガイドの多くは,プロのガイドではなく,自分た
ちが暮らしている地域などを無料,もしくは低廉な料金で紹介する案内人です。しかし,ガイドにな
るためにはガイド養成講座を受講し,作文及び面接を経て,選考登録(会津若松市の場合)されます。
近年,全国各地でこのようなボランティアガイド活動が活発になっています。そしてその役割は,地
域の紹介にとどまらずに,結果として地域づくりに貢献するなど,地域の活性化や交流に果たす役割
の重要性がますます高まってきています。
鯛のまちボランティアガイドの石井さんは,自分の住む郷里を好きになってもらいたい,多くの時
間をこの地で過ごしてほしいという思いがあると述べておられました。また,鶴ヶ城ボランティアガ
イドの成田さんは,街中散策ガイドをしている際に,通りにあるお店を覗いたり,お店の方から話を
聞くなど,地域が一体となって観光に対する取組みに参加しているという意識があるともお話しして
いました。お二方ともご自分が住んでいる地域を誇りに思い,ご自身がお住まいの街に興味をもって
頂きたいという思いがガイドの原動力になっているようでした。
さて,街中ガイドでは,会津若松城,大河ドラマ『八重の桜』の世界観を体験できる大河ドラマ館,
白虎隊の眠る飯盛山,会津武家屋敷などを視察しました。また,酒造歴史会館では,観光まちづくり
における体験型施設の役割の重要性についてもお話しいただきました。そのなかで,現在でも会津若
松市の観光は震災前の水準には戻っていないということを「宮泉酒造」古川さんはお話しくださいま
した。そのためにも,
地域が一体となって観光まちづくりをおこなう必要があるとお話していました。
最終日である23日は,日光東照宮の見学をおこないました。日光東照宮では300年以上前から続く
伝統ある職業「堂者引き」によるガイドを受けました。堂者引きとは,日光の社寺仏閣を説明する社
寺公認のガイドのことですが,古くは江戸時代の大名,旗本などを案内した歴史ある案内人でもある
ようです。堂者引きは職業ガイドのため,ここでは有料となりますが,その価値は十分にあると思い
ました。
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今次研修は,観光ボランティアガイドのあり方について学んできました。鶴ヶ城では,団体観光客
だけではなく,
観光客お一人の方がボランティアガイドを依頼している光景も見ることができました。
このことは,より深く観光資源や地域の歴史について知ることへの欲求が高まっているのではないか
と感じました。また,ボランティアガイドの方に依頼することで,見過ごしてしまいがちな「歴史」
についても触れることができました。参加学生にとっても多くの点で学びがあったようです。
元鯛のまちボランティアガイドの石井さん
学生が作成したガイド資料
大内宿にて記念撮影(第1日)
大内宿はまさに雪国でした
風情あふれる街並みでした
快晴の猪苗代湖にて記念撮影(第2日)
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観光ガイドによる解説の風景
鶴ヶ城観光ボランティアガイドの成田さん
鶴ヶ城前にて記念撮影(第2日)
鶴ヶ城内を見学
東照宮の堂者引きによる案内
日光東照宮にて記念撮影(第3日)
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研修参加者レポート
「国内研修に参加して-福島(会津・若松)栃木(日光)-」
TW2011-027 阿久津 美帆
2013年12月21日から23日にかけて,私たちは,福島県,栃木県へと研修に行きました。私たちの研
修の目的は,「観光ガイドのあり方」について体験的に学ぶことでした。また重要伝統的建造物群保
存地区である大内宿や,世界遺産である日光東照宮の視察もおこないました。私は,2013年の夏に,
クルージングガイドや太海地区散策ガイドなどの「観光ガイド」の活動を行いながら,地域資源の活
用について学んできました。
そこで,
さらにその学びを進展させるために,今回の研修に参加しました。
研修の事前学習として,
鴨川市の元「鯛のまちボランティアガイド」の方よりガイドをするにあたっ
ての心構えや,ボランティアとしておこなうガイドの意味,ガイド知識を身につけるための準備など
についてもレクチャーして頂きました。また,研修先である福島・栃木の観光情報などについても学
習をおこない,研修資料としてまとめました。
研修の1日目は,まず,福島県南会津の大内宿を見学しました。ここは,重要伝統的建造物群保存
地区として登録されており,
茅葺屋根の家々に感動しました。その屋根にはすでに雪が積もっていて,
雪国ならではの景色を見ることが出来ました。夜は二本松に伝わる民話を聞きました。また,温泉に
も入りながら,雪景色を楽しみました。
2日目はこの研修の目的である会津若松市内のボランティアガイドを体験しました。ボランティア
ガイドとは,プロのガイドではなく,自分たちが暮らしている地域などを無料,または,低料金で紹
介する案内人のことです。近年,全国各地でこのようなボランティアガイド活動が多くなっているよ
うです。そして彼らの役割は,地域の紹介にとどまらずに,結果として地域づくりに貢献し,地域の
活性化や交流につながっているそうです。今回私たちを担当してくれた人は「鶴ヶ城ボランティアガ
イド」の人でした。鶴ヶ城の紹介,白虎隊の真実などを教えてもらいました。もちろんガイドだけで
はなく,私たちが疑問に思っていたことにも答えていただきました。また,鶴ヶ城では,私たちと同
じようにガイドの解説を受けている旅行者を多く見受け,ガイド需要の高まりを実感しました。夜は
フグや蟹などの懐石料理を楽しみました。
3日目(最終日)は栃木県日光市の日光東照宮に行きました。栃木は私の出身地でもあります。日
光東照宮には10年前に行ったことがありましたが,詳しくは覚えていませんでした。しかし,今回訪
れて改めて世界遺産の迫力に驚きました。そして,ここでは,300年以上前から続く伝統ある職業「堂
者引き」によるガイドを受けました。このガイドは有料ですが,日光の社寺仏閣を説明する社寺公認
のガイドです。これは江戸時代から続いている貴重な職業だそうです。
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研修を終えて,実際の現場でガイドによる解説を聞き,体験することで多くの事を学びました。初
めてその地を訪れる旅行者や,より深い知識を求める旅行者にとっては非常に重要な役割を担うとい
うことを実感することができました。また,実際にガイドを受けて,単なる知識の説明ではなく,コ
ミュニケーションを介した交流であるということも体感として学びました。今後,ガイドをする機会
があれば,この研修で学んだことを活かしたいと思います。
「国内研修に参加して」
TW2013-027 新里 綾奈
今回の国内研修のテーマである「観光ボランティアガイド」について,非常に楽しみにしていまし
た。会津若松市内の散策では,ボランティアガイドの方に鶴ヶ城,飯盛山,ドラマ館を案内していた
だきました。福島に来るのは初めてでしたが,やはりガイドさんがいるといないとではその場の感じ
方や考え方,
また記憶の残り方も全然違うなと感じました。お昼ご飯では会津名物の品々をいただき,
ボランティアガイドの方と同じテーブルにご一緒させていただいたのですが,そのときにガイドにつ
いて色々なお話も聞かせていただき,自分の将来に活かせる情報をたくさん聞くことができたのでと
ても貴重な時間を過ごすことができました。
また,最終日には福島を離れて日光東照宮に行きました。実は私はこの夏に友人とこの東照宮に来
たばかりでした。しかし,
ここでもガイドの方についていただき,東照宮の様々な歴史,言い伝えなど,
自分の知らなかったことをたくさん教えてもらい,夏とは全く違った東照宮を見ることができた気が
してとても楽しかったです。また,工事中の今しか見られない大変貴重な絵を見ることができ,本当
に心に残るものとなりました。
この国内研修を通して,ガイドという職がどうして必要なのかを知ることができ,また観光ガイド
の必要性を強く感じました。自分の持っている最大限の知識を様々な人々に伝えること,また,聞き
手においても,そこで話される伝統や歴史を聞き,理解することで,はじめてガイドの大切さを実感
することができるのではないかと思いました。
【研修参加学生のコメント】
後藤昂士(4年)
今回の国内研修で印象に残っていることは,観光地として整備されていた大内宿です。古いものを
大切にしているだけではなく,そこを観光地にする努力が感じられました。そこを残していこうとい
う強い気持ちが感じられてとても良かったと思います。また見えないところで,トイレの設備が最新
式だったのに驚かされました。ヒーターがあり,ウォシュレットも完備し,また身体障害者用のトイ
レもあり,
さらにはAEDもありました。英語だけでなく中国語での表記がされている看板があるなど,
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細かいところかもしれませんが,これからの観光地にはこういった気遣いが重要だと実感しました。
青木祥幸(4年)
今回の研修で最も印象に残っているのは鶴ヶ城と白虎隊が眠る飯盛山を巡ったことです。特に鶴ヶ
城の中に展示してある白虎隊の自画像はとても心に響きました。
植松健有(4年)
今回の研修では,大内宿で食べた「ねぎそば」に衝撃を受けました。初めは,ネギで食べることに
対して戸惑いもあったのですが,食べてみると薬味代わりにもなり美味しかったです。また,日光東
照宮では,鳴竜の響きが聞こえなかったのが残念でした。
大橋遼(4年)
今回の研修ではバス中ガイドを体験しました。実際にガイドを体験することで,お客様に情報を伝
えるということの難しさも体験できました。
川浦なつき(4年)
今回の研修では,現地ガイドならではの鶴ヶ城での戦いや城再建の背景などにまつわるリアルな裏
話,飯盛山での白虎隊士たちの最期の様子,現在に伝わる歴史などを聞くことができました。また,
単に解説をするだけでなく,ジョークを交えて観光客の興味を引くような工夫もされており,知識や
話術の面でも観光ガイドのすごさを体験することができました。
加藤慶一(4年)
今回,国内研修に行ってみんなが食べていた大内宿の「ねぎそば」には驚かされました。ねぎを箸
の代わりにしてそばを食べる。それと同時にねぎも食べる。箸にもなり薬味にもなる一石二鳥の食べ
方に感動を受けました。
久保徹(4年)
一番印象に残ったのは日光東照宮です。三猿や眠り猫などをテレビでは見たことがありましたが,
実際に見てその彫刻の美しさに感動しました。鳴竜の響きも印象的でした。
榊原伊織(4年)
今回の研修で,ガイドの難しさを改めて感じました。以前ハワイ研修の時に添乗員体験をしました
が,その時は何も出来ませんでした。今回も実際にガイドをしてみるとまだまだだと実感しました。
事前学習で鯛の浦のガイドの方が「1を伝えるには10を知らなければ伝わらない」と仰っていたのを
思い出し,私の準備では足りなかった事に気付きました。この言葉を忘れずにいたいと思います。
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中屋亜美(4年)
鶴ヶ城ボランティアガイドの成田さんの説明はわかりやすく,質問にも親切に答えていただきまし
た。ガイドをするには,相当の歴史や文化などの知識が必要で,相手によっては話し方を変える工夫
が必要だと感じました。実際にバスでガイドをしてみると,その難しさを実感しました。
山本風花(4年)
クルージングガイドの経験から,今回の研修でガイドを体験したことで,周りの状況を見ながらガ
イドをすること,質問にも適宜答えることなど,臨機応変に対応をされていたことに共感を覚えまし
た。さらに,同行者の様々な人に話しかけながらのガイドには,とても親近感がわきました。ガイド
はただ単に解説をするのではなく,コミュニケーションを取るものだということを改めて実感しまし
た。
梁鎮輝(4年)
今回の研修で最も印象に残ったのは,重伝建地区に登録されている大内宿の散策でした。険しい山
道を抜けると,桃源郷のような集落景観が目の前に広がります。観光があるからこそ,このような素
晴らしい伝統文化が大切にされていると思いました。また,今回の研修では,多くの地域ガイドの方々
に案内をしていただき,
皆さんが地元を心から愛しているという共通点を発見することができました。
それは,一人前の観光ガイドになるための必須の条件であると改めて感じました。
阿久津美帆(3年)
前回日光に訪れたのは小学校4年生の時で,その時はお寺の歴史的価値が分かりませんでした。し
かし今回日光に訪れ,堂者引きの説明を聞いて,東照宮に対する視点が変わりました。ガイドの説明
を聞くことで歴史的背景や社寺の意味が分かりました。お客様にとって思い出に残るガイドを提供で
きるように参考にしたいです。
石田賢和(3年)
会津若松市の酒造が産業観光の一つになっていること,そして自然,歴史,温泉を加えた4つが会
津の伝統産業として重視され,これらすべてが会津の町づくりに大いに貢献していることを知りまし
た。
伊藤大一(3年)
今回の国内研修では,様々な歴史文化や産業観光,ロケ地ツーリズムを経験し,観光の楽しさを知
ることができました。
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大澤勇雅(3年)
飯盛山などで実際にガイドを受けて感じたことは,聴き手を何より重んじているということです。
私達大学生が興味を持ち,より感心を高められるようにガイドをしてくださいました。また,観光地
で働く一人一人が自分達の街をより良くするために考えて行動していると実感しました。
川名詩織(3年)
福島出身ですが,観光ガイドの方の話を聞きながらの見学だったので,新しい発見もあり,新鮮さ
を感じました。今まで気に止めていなかったものが,実は価値あるものであったり,見逃していたも
のなどもあり,地元のことでも知らないことが多くあることに改めて気づきました。
野口晶紀(3年)
会津若松市がおこなってきたまちづくりについて学ぶことができました。また,大河ドラマ『八重
の桜』によるロケ地観光についても体験でき,現地で目の当たりにすることができたのは良い経験で
した。
野澤侑世(3年)
ガイドの説明を聞いて,
まず感じたのは人が聞きたくなるような話し方をしてるのだと思いました。
さらにガイドならではの知識には感銘しました。
相川智良(2年)
日光東照宮で特に印象に残った建造物が「見ざる,言わざる,聞かざる」の三猿の彫刻です。この
三猿の意味は「幼少期に悪いことは見ない,言わない,聞かない」という意味があると言うことを堂
者引きの解説により知ることができました。この話を聞き,古人の考えや歴史の深さを感じることが
できました。
清水茂十博(2年)
ボランティアガイドを体験することで,
会津若松の観光資源に対する魅力を大いに感じるとともに,
その魅力を伝えるための技術についても勉強になりました。また,「1のことをガイドするには10のこ
とを知らなくてはならない」ということも体感できました。
藤岡稔(2年)
今回の福島研修では今まで体験したことのないことが多く,とてもいい経験や体験ができました。
福島の名物ネギそばは,その土地の風土を実感することができる食べ方でした。また,ガイドについ
ては,観光情報に興味を持ってもらうことの難しさについても学ぶことができました。
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星悠(2年)
鶴ヶ城では地元観光ボランティアのガイドを聞きながら観光することで,地元の人ならではの詳し
い説明を聞くことができました。この3日間で楽しみながら観光ガイドのコツも少し掴むことができ
たと感じました。
村田耀亮(2年)
今回の研修では,事前学習でガイドについて学ぶとともに,研修先についても調べました。そして,
調べた資料にもとづいて研修先のガイドをおこなったのですが,実際にガイドをしてみるとその難し
さを感じることができました。実際に,ボランティアガイドによるガイドを受けたことで,旅行者の
ニーズに合わせたガイドをするという言葉に大変感心しました。また,福島では雪に感動しました。
愛媛県出身の私は,雪が積もっている風景を見たことがなかったので,とても綺麗だと思いました。
森野功暉(2年)
研修を振り返ってみると,観光をすることの楽しさや,喜びを感じることができました。会津若松
での市内観光,日光東照宮,さらには宿泊した温泉地などで,それぞれの文化や自然そして今までの
歴史を知ることができ,多くのことを学ぶことができたと思います。震災からの復興がまだまだ進ん
でいないというお話を聞き,会津若松の素晴らしさや,現地で見たこと聞いたことを多くの人たちに
伝えていくことが大事だと思いました。
磯崎裕太(1年)
会津若松市では,大河ドラマで使われた鶴ヶ城やドラマ館を見学しました。鶴ヶ城は,復元するか
しないかを議会投票した結果,一票差で復元することが決まったそうです。もしかするとこの一票差
の違いで会津若松市が大きく変わっていたかもしれないと思うと,非常に感慨深い思いでした。最終
日には日光東照宮に行きました。有名な「見ざる言わざる聞かざる」の彫刻を見ることができ,6年
後には見られなくなる壁画を見ることが出来ました。今回の研修で貴重な体験ができたと思います。
新里綾奈(1年)
この国内研修を通して,ガイドという職がどうして必要なのかを知ることができ,また観光ガイド
の必要性を強く感じました。自分の持っている最大限の知識を様々な人々に伝えること,また,聞き
手においても,そこで話される伝統や歴史を聞き,理解することで,はじめてガイドの大切さを実感
することができるのではないかと思いました。
高橋未来(1年)
私はもともとガイドになりたいという思いがあり,今回の研修に参加しました。実際にガイドの解
説を聞くことで,普段の旅行とは異なる視点で観光地を見ることが出来ました。特にボランティアガ
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イドの現状を知ったことは,将来のことを考えるよいきっかけとなりました。
竹内凌(1年)
今回の研修では,白虎隊や武家屋敷など,会津若松の歴史や文化に触れることができました。また
世界遺産である日光東照宮では,
その歴史的な価値を実感することができました。さらに驚いたのが,
大内宿で体験した「ネギそば」です。ねぎを箸替わりにしてそばを食べるという風習を体験すること
ができ,とてもいい研修となりました。
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