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経理業務プロセス全体の 標準化・効率化
www.pwc.com/jp/advisory 経理業務プロセス全体の 標準化・効率化 Solution Overview: Accounting Processes 経理業務プロセス全体の標準 化・効率化は、会計領域にお けるさまざまな変革を行う上で の第一歩です。 PwCは、グループ会社まで含 めた経理業務プロセスの標準 化・効率化に関する課 題を、 業務プロセス、情報システム、 人・組織などさまざまな観点 から網羅的に抽出・整 理し、 実効性の高い解決案を提案し ます。そしてさらに、アクショ ンプランの作成、モニタリン グ、トライアルおよびプロジェ クト全体の管理など、実現ま での取り組みを一貫して支援 します。 経理業務プロセス全体の標準化・効率化の必要性 収益体質の改善のために企業が間接部門のスリム化を進めた結果、経理・財務部門にかかわる人員は削減される傾向にあ ります。こうした環境下でも、業務品質の向上やスピーディーな会計情報の提供に対する社内外からの要求は続きます。経理・ 財務部門は、内部統制の水準を保ちながら、効率的かつ速やかに会計情報を提供できる仕組みを構築するために、グループ 会社まで含めた経理業務プロセス全体の標準化・効率化に取り組む必要があります。 PwCの主なサービス内容 <経理業務の標準化・効率化の目的> Speed Quality • 経営者へのタイムリーな 情報提供 • ステークホルダーへの適 時開示 • ルーティン業務から高付 加価値業務へのシフト • ステークホルダーへの信頼 性の高い財務情報提供 Cost • 業務の「無駄」の排除 • 固定費の削減 PwCが目指す経理・財務部門の姿は、経営者の参謀役として経営者に価値ある情報 を積極的に提供し続ける高度な情報専門部隊です。標準化・効率化を単なる人減ら しで終わらせず、経理・財務部門のミッションそのものを変革させるとともに、経理・ 財務部門の業務プロセスを繰り返しの業務から高付加価値の業務プロセスへと変化 させ、経営のスピードと質を追求することが私たちの特徴です。 決算早期化 決算の早期化は、決算業務の削減を行い、経理・財務部門における業務の効率性を 高めることで実現すべきと考えます。経理・財務部門は、このような取り組みを通じて、 速やかに会計情報を提供できるようにする必要があります。 PwCは、決算発表までのプロセスを分類し、分類ごとに目標日程を策定し、実績日程 と比較することで課題を抽出する仮説検証型アプローチにより、決算早期化を支援し ます。 決算期統一 ビジネスのグローバル化や経営環境の複雑化により、グループ経営管理に対する変革 の必要性が高まっています。そうした中で、グループ内の企業の決算日が統一されて いないと、経営者に対して適時適切に会計情報を提供できません。従来、子会社の 決算日を3カ月ずらしてきた企業においては、決算日を変更して統一する、または、決算日 は変更せずに仮決算を実施する対応が必要となります。 PwCは、決算期統一にかかわるさまざまな事例を活用し、各国の法制度の制約にも 配慮して決算期統一を支援します。 経理業務の効率化 企業の成長過程において、経理・財務部門はさまざまな要因から質的な成長と量的 な成長のバランスがうまく取れなくなることがあります。例えば、定型的取引の規模 が増大しても必要な改善を行わなかったために、経理・財務部門の人員が膨れ上がっ てしまう現象が見られます。 PwCは、プロセスの統合・並列化・移管・省略化・外注化・集約化などの「プロ セスの見直し」 、承認基準などの「規程の見直し」、キャッシュレス化・債権自動消込化・ 債務管理効率化・資金効率化などの「システムの見直し」により、経理業務の効率 化を支援します。 経理業務の標準化 一般に急成長の企業における業務プロセスや各種のマスタコードは、整理されていな い場合が多く見られます。このような場合には、業務を規程や事務処理要領などとし てマニュアル化することで属人的な業務を誰でもできる業務にする、拠点ごとにばら ばらなコードを統一するなどの取り組みが必要となります。 PwCは、豊富な他社事例に基づく標準マニュアルやコード統一の方針であるデータ 標準の活用により、経理業務の標準化を支援します。 プロジェクトの進め方 私たちは、経理業務の標準化・効率化を確実に成功させるため、プロジェクトを三つ のフェーズに区分し、さらに七つのタスクを定義して進めていきます。 <基本構想の概要> キックオフ 完了 1. 構想策定フェーズ 2. 実行フェーズ 3. 検証フェーズ 改善の実施 試行 経理業務効率化のアプローチ決定 ① ② 目的定義 課題の抽出 ③ 解決策 の検討 ④ ⑤ アクション アクション プランの作成 プランの実行 ⑥ モニタリング ⑦ プロジェクト管理 1.構想策定フェーズ ①目的定義 プロジェクトの目的や目標、取組方針などを定義します。経理・財務部門の新た なミッションもこのフェーズで定義します。 ②課題の抽出 業務の現状を可視化するとともに、プロジェクトの目的に対して課題となる事項 を業務プロセス、情報システム、人・組織などさまざまな観点から洗い出します。 ③解決策の検討 課題に対する解決策を検討します。他社事例やPwCのグローバルベストプラクティ スを活用することで、短時間で最良の解決策を導き出します。 2.実行フェーズ ④アクションプランの作成 解決策の内容や実現可能性・制約条件などを考慮して、その後のフェーズで実 施すべきタスクを細分化し、誰が、誰に対して、何を、どのように実施するのか、 といった決定事項を定型シート(アクションプランシート)に記入し、計画化し ます。 ⑤アクションプランの実行 アクションプランシートに従い、改善活動を実施します。 3.検証フェーズ ⑥モニタリング 業務改善の結果を確認するとともに、プロジェクト当初に設定した目的が達成で きているかを検証します。必要に応じて追加のアクションプランを策定し、実行 します。 各フェーズ共通 ⑦プロジェクト管理 構想策定フェーズから検証フェーズまでの進捗状況や課題を一貫して管理します。 豊富なプロジェクト経験から得たノウハウを活用し、最短・最良の成果へと導き ます。 PwCの強み 経理業務プロセス全体の効率化・標準化、とりわけ決算早期化および決算期統一を 実現するためには、各国法制度および会計業務・システムに関する深い知識と経験 * が求められます。PwC Japan では、あらた監査法人とプライスウォーターハウス クーパース株式会社が連携して、会計・システム分野における専門知識を結集すると ともに、PwCのグローバルネットワークを活用することで、目標の実現まで支援します。 *PwC Japanは、日本におけるPwCグローバルネット ワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社(あ らた監査法人・プライスウォーターハウスクーパース 株式会社を含む)の総称です。各法人は独立して事 業を行い、相互に連携をとりながら、監査およびアシュ アランス、アドバイザリー、税務、法務のサービスを クライアントに提供しています。 プライスウォーターハウスクーパース株式会社のご紹介 プライスウォーターハウスクーパース株式会社は、ディールアドバイザリーとコンサル ティングサービスを提供する国内最大規模のコンサルティングファームです。M&Aや 事業再生・再編の専門家であるディールアドバイザリー部門と経営戦略の策定から 実行まで総合的に取り組むコンサルティング部門が連携し、クライアントにとって最適 なソリューションを提供しています。世界157カ国195,000人以上のスタッフを有する PwCのネットワークを生かし、約1,500名のプロフェッショナルが企業の経営課題の 解決を支援しています。 〒104-0061 東京都中央区銀座8-21-1 住友不動産汐留浜離宮ビル TEL: 03-3546-8480 お問い合わせ [email protected] © 2015 PricewaterhouseCoopers Co., Ltd. All rights reserved. PwC refers to the PwC Network member firms in Japan and/or their specified subsidiaries, and may sometimes refer to the PwC Network. Each member firm is a separate legal entity. Please see www.pwc.com/structure for further details. This content is for general information purposes only, and should not be used as a substitute for consultation with professional advisors. C-APJP0057-S0415-02