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薩摩川内ブランド計画 変更計画概要

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薩摩川内ブランド計画 変更計画概要
薩摩川内ブランド計画
変更計画概要
変更計画名
第 1章
1
薩摩川内市ブランド・シティセールス推進計画
~市民ぐるみのシティセールスを目指して~
計画策定の趣旨
策定の背景と本市をとりまく現状・課題
本市は,多種多様な自然環境や豊富な地域資源(温泉,歴史・文化資源
等)に恵まれ,将来の飛躍的な成長・発展の可能性を十分に秘めたまちであ
るが,これらの「地域の宝」も,未だ埋もれた状態にあるものが多く,また,
広く市内外の人々を魅了するだけの「目玉商品」に育っていない 面がある。
先 般 , 知 名 度 調 査 を 実 施 し た と こ ろ , 本 市 の 知 名 度 は 約 18% に 止 ま り , 県
下9市中6位という結果であった。これらを踏まえ,今後は地域の宝を再度
見つめ直し,更に磨きをかけながら市内外へのPRを積極的に行うことで,
本 市 の 知 名 度 ・ 好 感 度 を 向 上 さ せ ,「 都 市 ブ ラ ン ド 力 」 を 高 め て い く こ と が 重
要な課題となる。また,今後ますます激化していくであろう地方都市間の競
争 に 勝 ち 抜 く た め に , 今 , 本 市 の 特 色 ・ 魅 力 を P R す る 「 シ テ ィ セ ー ル ス 1」
を総合的かつ戦略的に推進することが求められている。
2
計画策定の目的
本 市 へ 「 行 き た い 」, 本 市 の 特 産 品 を 「 買 い た い 」, 本 市 で 「 暮 ら し た い 」
という気持ちを誘引し本市の持続的な発展を目指すために,本市の都市ブラ
ンドを構築してシティセールスを効果的に推進するための具体的な活動指針
と し て 「 薩 摩 川 内 市 ブ ラ ン ド ・シ テ ィ セ ー ル ス 推 進 計 画 」 を 策 定 す る 。
3
総合計画における本計画の位置付け
本 計 画 は ,「 第 1 次 薩 摩 川 内 市 総 合 計 画 基 本 構 想 」( 平 成 17 年 度 か ら 10 か
年)の「薩摩川内一体化躍動プラン」の一つとする。
4
計画期間
平 成 21 年 度 か ら 平 成 26 年 度 ま で ( 6 カ 年 間 ) と す る 。 う ち , 平 成 22 年 度
か ら 平 成 24 年 度 ま で の 3 カ 年 間 は 重 点 取 組 期 間 と す る 。
第2章 薩摩川内の地域イメージブランドの構築
1 基本概念
本市のブランディング・コンセプト(他の地域と明確に差別化できる考
え 方 ) は 「 ス ピ リ ッ ツ 2 Spirits 」 と し , キ ャ ッ チ フ レ ー ズ を 「 薩 摩 川 内 ス
ピ リ ッ ツ 3」 と す る 。
1
2
3
そのロゴマークは以下のとおり定める。
シティセールス:地方都市が自らのまちの特色や魅力などを他の地域や企業に売り込むことによって,
その知名度や好感度を上げていくことを目的としている。しかしながら,単なる都市を売り込む宣伝活
動ではなく,まちづくりの観点からヒト・モノ・カネ・情報等を呼び込み,持続的な地域経済の活性化
を図ることで都市の新たな価値や文化を生み出し,まちの魅力を更に向上させる一連の戦略的活動であ
る。
スピリッツ:英語では精神,魂,活気,蒸留酒といった意味があるが,日本語でいう精神・心・気概・
気分・快活・元気・気力・情熱・本気・真意・意図といった心にまつわる多様な意味が含まれている。
本市の歴史・文化・観光などのモノ・コトが発展していくためには,ヒトの営みなくしてはありえな
い 。「 大 切 に し た い 」「 良 い も の を つ く り た い 」「 誰 か を お も て な し し た い 」 と 思 う 心 。 す な わ ち , 薩 摩
川内人が元来持っている精神が反映されてはじめて本市の地域資源は豊かになり,ヒトは魅了される。
薩摩川内スピリッツは,薩摩川内人(びと)が持っている精神そのものがブランドとなる。
1
【ロゴマークの意味】
黄
緑
・ 青は,甑の海や川内川を表現。研究し見極めよう
青
とする「探求心」を象徴。
・ 赤は,かのこゆり,ハート(心)を表現。人や文
化 を 「 受 け 入 れ る 心 ( 包 容 力 )」 を 象 徴 。
・ 緑は,薩摩川内市の大自然を表現。伝統や信念を
「 守 り 抜 く 心 ( こ だ わ り )」 を 象 徴 。
・ 黄は,明るい街並みや豊かな食を表現。先んじて
「 取 り 組 む 心 ( 先 駆 性 )」 を 象 徴 。
・ それぞれを円で表現し,この4つが一体となって
薩摩川内人(さつませんだいびと)の「心」になるという意味である。
第3章
1
赤
シティセールスの展開
基本的視点
本市のシティセールスは,①薩摩川内市の知名度・好感度の向上,②市民
が一体となったまちづくりの促進,③持続的な地域経済発展の基盤の確立
を基本的視点として取り組む。
図表 1
シティセールス効果のイメージ
シティセールスの目指すもの
市の知名度・好感度アップ
(「 行 き た い ・ 買 い た い ・ 暮 ら し た い 」)
様々な手法による市内外への積極的PR
定住促進
・
我
が
ま
ち
の
価
値
の
再
発
見
・
市
民
の
連
帯
感
醸
成
観光・ツーリズム
スポーツ集客
企業誘致
特産品開発等
福祉・医療・教育
自然・景観
人材
高速交通網
歴史・文化
エネルギー
温泉
食・地域産品
スポーツ施設
本市の都市ブランド=薩摩川内スピリッツ
薩摩川内ブランドの更なる魅力向上
2
・
地
域
内
で
の
経
済
循
環
・
人
,
資
本
の
流
入
2
重点エリアと重点ターゲット
図表 2
重点エリアとターゲット
重点エリア
重点ターゲット
3
北部九州,中国,関西,関東
家族,シルバー世代・団塊世代,女性
重点戦略と重点プロジェクト
図表 3
戦略及び重点プロジェクト
戦略名
1
行きたい
2
買いたい
3
暮らしたい
4
市民協働
重点プロジェクト名
1
イメージアッププロジェクト
2
観光・プロスポーツ等集客プロジェクト
3
商品発見・開発プロジェクト
4
経済交流プロジェクト
5
福祉・教育プロジェクト
6
定住促進プロジェクト
7
シティセールスサポータープロジェクト
8
シティセールスマネジメントプロジェクト
第4章 取組の工程
1 シティセールス工程表
前章で示した8つの重点プロジェクトに関し,今後5カ年間,具体的にど
のような取組を,どのようなスケジュールで進めていくのかを「シティセー
ルス工程表」に取りまとめる。
2
目標値の設定
各重点プロジェクトごとに具体的な目標値を設定する。
3
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