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冬号(No.106)

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冬号(No.106)
第 106 号
Friendship
2012 年 12 月発行
2012 年冬号
ニュースレター
平和への思いあらたに 第 35 回 広島世界大会
10 月 31 日∼ 11 月 2 日
We need to have strong programs. テーマは友情と平和
FFI President George Brown
This is a very special day in the life of the Friendship Force
as we begin our 35th international conference in Hiroshima.
The Friendship Force began with three people and a
very simple idea: Wayne Smith, with Jimmy and Rosalynn
Carter, believed ordinary people from around the world
could get together on the basis of friendship. Their motto
was just three words:“Peace through Friendship. ”
We need to renew our commitment to our mission. Now we
need to have strong programs.
The first example is how we fill
our exchanges. Through the FFI
website it is possible for individuals to join exchanges without traveling all from the
same community.
My second example is the variety of exchanges. This is
now possible by the use of themed exchanges: gardening,
learning English, hiking, wine making (drinking). Go to the
FFI website and you will find these exchanges.
A third example is how we are using technology to
promote the Friendship Force around the world. We
have the FFI website with our great exchange catalog
and we are also active on Face Book. We are just
beginning to tap the power of social media.
My hope is that you will see these as providing
what we need to remain strong and to attract a new
generation. Thank you.
会長 渡辺誠一
マリアム・ジョーダンさんと一緒に
広島という都市とテーマ「友情と平和」は、日本で開催さ
れる FF の世界大会として全くふさわしいものでした。24 ヶ
国から 370 名余り、日本はガラパーティーを含め 250 名、我
が東京からは 29 名の参加があり、大盛会だった世界大会を
報告いたします。
「友情」
米からの友だちはもとより、コスタリカやニュー
カレドニアからの顔見知りに出会い、再会を喜び合いました。
世界地図で場所もわからないグアデルーペ(仏領)からの参
加もありました。
「どちらからおいでですか」から始まり、あ
ちこちで賑やかな会話が弾みます。新しくできたマレーシア
やネパールのクラブの友だちから、
「私たちのクラブに来て」
と熱心なお誘いを受けました。FFI のマリアム・ジョーダンさ
んにもお会いできました。ED になるとお世話になる方です。
「平和」
二日目は、広島デーでした。平和祈念館、平和記
念塔、原爆ドームと平和公園を広島クラブの皆さんの案内で
一巡し、原爆の子の像のところで千羽鶴 13 本を捧げました。
ライトアップされた原爆ドームが水面に揺れる川に、平和を
願う「精霊流し」はこの日を終える象徴的なシーンとなりま
した。
FF 活動では、総会、日本大会、世界大会のように、交
換とは一味異なった国際交流・友情を楽しむことができます。
皆さまも参加して楽しみましょう。
―2012 年度 Award―
Wayne Smith Medal : FF 新潟 伊藤文吉氏
Club of the Year : FF Greater Louisville(USA)
(発足時尽力された余村とこさんに伝達されました)
それは東 京に転 勤
し て 間 も ない あ る
日、朝刊をよんでい
た 私 が﹁ これ 貴 女
に向いているんじゃ
ない?﹂と言った事
が始 まりでした。▼持 ち
前の行 動 力でFFに飛び
込んだ妻は、ファウンダー
のウエイン・スミスに心酔
し、初めてEDで行ったウ
エスト・バージニアのロッ
クフェラー知事邸でのもて
なしに 驚 き、ホストの家
庭での素 晴 らしい出 逢い
に感 激し、以後﹁ 貴 方 稼
ぐ人、私 使 う 人﹂とのた
もうて、仕事でいない私を
おいて、世 界 中の家 庭に
お邪 魔し、沢山の友 達 を
作ってきました。▼あれか
ら三十有余年、今年広島
での世界 大 会に出席して
感じたことは、世界 平 和
に貢 献 するFFの原 点と
共に、素 晴 らしい人 と出
逢い、
友達となることこそ、
ビックリするほど格 安 な
ツアーや秘 境 探 検などに
はないFFの魅力だという
ことでした。▼今 年 喜 寿
を迎えた私は、海外にあっ
てはカバン持ちならぬスー
ツケース運び、東京にあっ
てはアッシーとなって古希
を迎えた妻のお供をして
主従逆転の生活もまた楽
しです。
︵M・Y︶
−1−
第 106 号
Friendship
2012 年 12 月発行
総会と懇親会のお知らせ
開 催 日 時 場 所 懇親会会場 懇 親 会 費 14 年希望訪問国
2013 年 1 月 27 日(日)11 時∼
代々木オリンピック青少年センター
レセプションホール 13 時∼ 15 時
3,000 円 1 グルジア
2 インド
3 アメリカ
(ウィッビーアイランド)
*当日は名札、総会資料(別送)をお持ちください。
世界大会 ~平和と友情の輪を!~
10/31 ∼ 11/02 世界大会に参加して
入会して 17 年、初めて世界大会に参加した。交換
回数も少なく最近活動にあまり参加していなかった私
は、誰かとの再会の期待もなく静かに傍聴するつもり
で広島入りした。ところが初日、渡された参加者リス
トの中に懐かしい名前を発見!全く音信不通だったペ
テルブルグのホストのイリーナとベトナムのザンさん
だ。この予期せぬ再会で目が覚めた。ワークショップ
では新クラブ設立に向けての各国の努力や、出来たば
かりのクラブの熱意に興味津々。メール交換だけでお
会いした事のなかった FFI の方々ともお話しできた。
夕食に出かけると途中で徐々に FF の仲間が加わり、
毎回 10 人以上の多国籍大所帯に膨らんでの会食とな
るのも楽しい。途中で伸び悩んでいたラッフルによ
る寄付金額も最終日のパーティーで一気に目標を達成
し、FF のパワーを実感した。
中山敬子
灯篭流し
ラッフル募金
ラッフル募金!
3.11 大震災学生支援プロジェクトの一環として本大会
にて「被災地高校生をオーストラリアのサンシャイン
コーストへ招待すること」を目的としたラッフルを実施。
目標額を大幅に超える 621,382 円の募金があった。皆
様のご協力に感謝いたします。
FFI ボード 余村とこ
世界大会の詳細はこちらをクリック !
http://www.friendshipforce.jp/12/2012WorldConf.html
FF から貰ったプレゼント
10 年来の友人トムとサリーから世界大会参加のた
め再来日したいとのメール。私も広島行きを決めま
した。広島デーの夕べ、一緒に慰霊碑に花輪を捧げ、
元安川での灯篭流しに参加しました。67 年の歳月が
経ったとはいえ、かつて敵対した二つの国の人間が友
情を育み、手を携えて平和を祈る地に立つことができ
たのです。夕闇の中、灯篭はそれぞれの祈りを載せて
連なりながら流れて行きました。今回は海外から多く
の参加がありました。原爆から立ち直った広島を、そ
して震災による原発事故という新たな試練に立ち向
かっている日本の姿を、多くの人に見て貰えました。
Seeing is believing.その事が広島で世界大会を開く
ことができた何よりの意義だと思いました。
宮本晴子
マレーシアクラブから
My club was founded two months ago.
My family are very happy to have attended the
World Conference and have stayed at Kyoko's
house in Toride-shi. We have been created
differently, though we share the same sun, the
same moon and live in the small, tiny planet
named“Earth”. The beauty is in the“difference”
itself. While talking, laughing, taking pictuers, I
felt all of us in the world could understand, make
friends and share all the joy each other.
Ayu Trisna(クラブ副会長)
−2−
Tokoさんの
ボード報告
9/14 ∼ 17
於アトランタ
2012 年の通算交換数は予想を上回り、テーマ
ある交換など素晴らしい成績を残しました。4 日
間行われたボードミーティングの報告は FFJ の
Web サイトでご覧ください。なお 2013 年前半の
Special Exchange は下記のように決まりました。
∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼
* カナダのウインターフェスティバル(1/26-2/9)
* ミャンマーへ仏教文化の旅(2/16-3/1)
* NZ からオーストラリアへ 1 か月の旅(2/22-3/23)
* 歴史あるホーチミン市とのベトナム旅(3/1-14)
* NZ 北島、自然の中を列車で一回りの旅(3/8-22)
*モロッコの砂漠でラクダに乗ろう(3/24-4/6)
* 愛鳥家よ!テキサスに集合!(4/7-14)
* Asia Pacific 会議がアデレードで開催(4/11-15)
* ジャワ島で人々との出会いを楽しむ旅(4/17-5/2)
* 2 週間たっぷり Los Angeles の旅(5/18-6/1)
* カナディアンロッキーへの冒険旅行(8/16-28)
* ベルギーからオランダへ
アドベンチャー・サイクリングを楽しむ旅
(5/29-6/8)
(FF 東京の多田氏のリクエストが実現)
FFI の Web サイトから直接 ED に申込み、現地集
合、解散の交換になります。それぞれにホームス
テイがついています。航空券は格安 Ticket を手配
したり、Frequent Flyer(マイレージサービス)
を使ったりして出かけることも可能です。
第 106 号
Friendship
初渡航です。皆さま語学が堪能で積極的で
社交性に富んでいてびっくりしました。ホスト
ファミリーに関しましては、自然体で接してい
ただいたと思います。初めてのことですので良
し悪しの判断は出来ませんが、お世話いただき
ましたこと感謝いたしております。毎日が忙
しくもっと自由に動ける時間があったら、ソロ
トールンの町をもっと知ることが出来たのでは
ないかと思います。準備不足でご迷惑をおかけ
しました。
露崎三重子
2012 年 12 月発行
新しいクラブの新鮮さ。クラブの全員
が仲良く協力し合っていること。家族の若
者達が出来る範囲でクラブの活動に参加し
ていること。各々のファミリーが普段の生
活リズムをなるべく保ちながら無理をせ
ず、メンバー同志で協力し合ってアンバサ
ダーを迎え入れて下さっていることを嬉し
く思った。参加のアンバサダー全員が FF
の精神を毎度改めて思い返し、旅行でなく
交換すること(風俗、習慣、家庭生活、も
のの考え方等)に意味を深く考えたいと
思った。
植松睦子
ホスト宅に浮世絵や観音さまが多く飾られ
ていた。1885 年宣教師として日本に派遣され
たお祖父さまが持ち帰られた由、日本の教会の
創設者であったと伺いネットで調べたら、今も
若い世代のスモーカーが多いのは意
東京五反田でドイツ語福音教会「クロイワキル
外だった。
(佐野 宮内 八木沢)
ヒエ」として活動、東日本大震災の折、救援活
ホストは素晴らしい!プログラムは
動を行っている。ドイツ人と浮世絵については
日本人向け!スイスパスの便利さ!し
関心を持っていたし、今回のステイは因縁めい
かし高い。
(遠藤)
たものを感じた。近いうちにこの教会を訪れて
マッターホルンのてっぺんが雲がか
現状をホストにお知らせするつもりでいる。反
ぶって見えなかった。もう一度来い、
省点としてはドイツ語をさらに磨きをかけなけ
ということでしょうか。
(井上)
ればと思った。ホストの多くがスペイン語をあ
る程度話せるのが興味深く、退職後中南米に技 ▼ 参加者 : 安達京子 井上玲子 植松睦子 遠藤節子
術協力をするためかと思ったほど熱心であった。
岡田万里子 唐沢まや子 郡谷紀子 佐野敦子
職業教育の一環として紹介された卒業生が FFI
沢田光子 露崎三重子 原光江 松岡幸子 (AED)
のメンバーであることに日本の人づくり、物作
宮本晴子 宮内サチ(ED)八木沢明美 山本千鶴子
りに示唆を与えていると思った。 山本千鶴子
脇坂斌
関東ブロック会議報告
9 月 1 日、東京駅のサピアタワーで開催された。西東京クラブ石井健二氏の司会
のもと、終始和やかで活発な意見交換となった。議題は ① FFI 理事会報告(余
村氏)②広島世界大会準備状況報告(石井 FRC) ③広島世界大会への協力 ④
各クラブ交換情報、意見交換 ⑤各クラブ懇親、研修等活動の現況、課題など、その他
⑥次回関東ブロック会議開催予定 である。
項目毎に付け加えれば、② 10 月 31 日からの世界大会のプログラムが発表された。
同時通訳も手配し楽しい余興も各種計画している。④会員数の割にホストファミ
リーが少ないので、その数を増やすこと、その負担軽減が課題。
(埼玉)
エクスト
ラフィーを集めはしたが、箱根一泊旅行はホストファミリーの負担軽減にもなり評
判がよかった。
(西東京)
⑤当クラブ渡辺会長より FFJ ホームページ管理費の拠
出金を下げたらという提案がなされた。
(東京)
新入会員には“入会の心得”を(歴
史等もまじえて)じっくりと話す。この当初の押さえがとても大事である。
(埼玉)
会議後、イタリア料理に舌鼓を打ちながらの懇親会は、新クラブ MT. 富士山梨か
ら 3 名が加わり(4 クラブ合計 45 名)賑やかで楽しい 2 時間半となった。この
食事を共にしてのひとときは友情の輪を広めそして深めて、力強く協力体制を推
進したと信じたい。
岡田万里子
−3−
FF30 年の思い出
今夏 Food Exchange に
参加して、ノウザンイ
リノイ・ミルウォーキ
イ・マジソンの 3 クラ
ブに行ってきました。
最後のマジソンで 1997
年の交換のときにモノ
ナテラスを作るために
ドウネイションをした
タイルを 15 年ぶりに
発見して大感激をいた
しました。写真がこれ
です。
谷口正子
第 106 号
Friendship
2012 年 12 月発行
2013 年 交 換
渡 航
受 入
トゥストラ グティエレス
渡 航
トルヒージョ
ウェスタン ベイ オブ
プレンティ & オタゴ (NZ)
(ペルー)
(メキシコ)
Tuxtla Gutierrez
2/6 ∼ 13 ホームステイ
受 入
Trujillo
Western Bay of
5 月予定
ホスト募集!
Plenty & Otago
ご応募をお待ちしております。
ED 西岡成一
ED 仙石和子
10 月上旬前後
ホスト募集!
秋予定
2/13 ∼ 19 メキシコ国内旅行
モスクワ芸術交換
(ロシア)
ご応募をお待ちしております。
ED 八木沢明美
ED 中山敬子
*日程は決まり次第、チラシ、メール等でお知らせします。
Pre & Post Conference Stay in Tokyo
~ 微笑みの国から ~
AED 原 光江
◆タイ、バンコクから 6 名が埼玉クラブ滞在後
11 月 15 日∼ 18 日に東京を訪問、田中裕海さん、郡谷紀
子さん、寺川富子さん宅にホームステイしました。
◆“世界大会前に日本
を知ろう”ということ
で、3 カ国 22 名のゲス
トが品川プリンスに 2
泊 3 日滞在した。秋晴
れの 10 月 25 日に都内
ツァーを行なった。公
共の乗物とタクシーを
使っての移動。堤氏の綿密な計画とボランティアの
協力を得て、ラッシュ時にかかっても混乱なく移動出
来た。浅草では、授業の一環で外国人にインタビュ
ーしている小学生にゲストが質問に答えるという、思
いがけない交流もあった。
2013年 Calendar
1/27
総会・懇親会
2/6 ∼ 19
トゥストラ グティエレス(メキシコ)渡航
5 月予定
トルヒージョ(ペルー)
秋予定
ウェスタン ベイ オブ プレンティ &
オタゴ(ニュージーランド) 渡航
受入
10 月上旬前後 モスクワ芸術交換(ロシア) 受入
◆世界大会後、東京クラブは、FFI 現・旧ボードメン
バーのホームステイを担当した。広島から直行の組、
他クラブにステイ後の組、というように到着・帰国日
時がバラバラの変則的な受け入れだった。ここでも堤
氏の協力を得て、11 月 7 日にプライベートにホームス
テイをしている方々も含めたパーティーを開催した。
アメリカ、インドネシア、マレーシア、ドイツの方々が、
ホームステイし、同時期にいろいろな文化を垣間見る
1
機 会となった。フレンドシッ
プ の モットー“Peace through
Friendship”を体験できた。
[会員数] 2012 年 11 月 30 日現在
個人会員 160 名 + 家族会員 40 名= 200 名
日本大会(鳥取)
11/22 ∼ 25
世界大会(ニューオーリンズ USA)
シアトル ・ タコマクラブ渡航 尾崎 和恵 9 月 12 日から 1 週間、All Japan のメンバー 10
名(大人 6 名、大学、高校、中学、幼稚園生各 1 名)で、
アメリカ、シアトル・タコマクラブに渡航。全員が
成田空港で初めての顔合わせにもかかわらず、事前
のメールでのやりとりで、渡航中はとってもスムー
ズ。ボーイング社見学など学生にも興味深いプログ
ラムも良かった点でした。
ホスト:渡辺誠一 松本久美子
堤 興 亜 余 村とこ 仙 石 和 子
安達京子 飯沼和華子
★★ 新入会員紹介 ★★
依田悦子(さいたま市)
10/19 ∼ 20
《編集後記》
懐かしい人、お世話になった人にクリスマスカード、賀詞を
書くこの時節、ホッと慌しさ忘れる 12 月。
「元気か?」この
一筆で全てを許しあえる友がいる事に気付く 12 月。アッと
いう間のこの一年、遣り残した事、後悔と反省すべき事の多
さに驚く 12 月。皆様の 12 月は?
今年も NL のご愛読に感謝をし、来年も宜しく。 広報一同
〒143-0021 東京都大田区馬込2-40-8
ホームページ http://members3.jcom.home.ne.jp/ff-tokyo/
TEL & FAX 03-3773-2426
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