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家庭用動産の売却 - 大阪の税理士事務所
、/、/、/ 第 2007 R 号 AS リーダァスクラブ 株式会社FPシミュレーション 発行所 △ 1994年1月6日創刊・毎日発行 リーダァスクラブFAXニュース (2002年)平成14年 3月13日 水 曜 日 大阪市中央区平野町3−1-10Tel:06-6209-7678 編集発行人:税理士三輪厚二Fax:06-6209-8145 家庭用動産の売却 Q :私は、所有していた中国製黒たんの本 箱を美術品収集家に500万円で売却しまし た ◎ ところで、生活に通常必要な家具や什器、 衣類等を売却した場合には、所得税はかから ないと聞いたのですが、私の場合も所得税は かからないと考えてよいでしょうか。 A :30万円を超える美術工芸品の譲渡に ついては、譲渡益に対して所得税がかかりま す 。 【解説】 譲渡所得のうち、家具、什器、衣類等の生 活に通常必要な生活用動産の譲渡による所得 については非課税とされています。 ただし、生活に通常用いられる動産であっ ても、①貴石、半貴石、貴金属、真珠及びこ れらの製品、べっこう製品、さんご製品、こ はく製品、象げ製品並びに七宝製品や、②書 画、骨とう及び美術工芸品、については1個 又は1組の価額が30万円を超えるものは、 非課税の対象となる生活用動産からは除外す 角上 ることになっていて、これらの動産の譲渡に よる所得については、一般の例によって所得 税が課税されます。 ご質問の本箱は、その価額、譲受人等から みて、家具というより美術工芸品となります から、その本箱の譲渡による所得は、譲渡所 得として課税されることになります。 つ . 、