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46号(2014年8月発行)

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46号(2014年8月発行)
46
ルイス・バスケス国会観光委員長、カルラ・プレン
ダス国会議員とのワーキングディナー(コスタリカ)
ベニデス運河庁長官代行(パナマ)との意見交換
◆7月16日、17日 … パナマ
2015年末の完成を目指してパナマ運河の拡張計画が
進められています。この完成で、
LNG
(液化天然ガス)
の輸入コストの大幅な低減が見込めることから、日本
のエネルギー戦略上の大きな関心事となっています。
梶山委員長一行は、パナマ運河など現場視察すると
ともに、ロイ運河担当大臣兼メトロ庁長官、ベニデス
運河庁長官代行と会談し、工事の現状と安全対策、
今後の拡張構想などについて意見交換を行いました。
また、梶山委員長からは運河の橋梁の建設計画やパナ
マ市のモノレール事業などについて日本企業の提案の
採用を実現すべく、トップセールスを行いました。
この他の話題も「梶山ひろしチャンネル」で
http://w w w.youtube.com/kajiyamahiroshi
日本の優れた技術を自ら大臣にトップセールス
(パナマ)
ロイ運河担当大臣兼メトロ庁長官(パナマ)
梶山ひろし副大臣時代の仕事が
早速、かたちとなりました
■国道349号 那珂常陸太田拡幅工事
3月の杉∼額田南郷に続き、7月に三才町∼金井
梶山ひろし国土交通委員長、
国土行政のまとめ役として尽力
第186国会が閉幕
える16本 の 法
■平均の2倍を超えるペースで
16本の法案を成立
立を見ることが
1月24日から始まった会期150日の第186国会は、6
通常は6、7
月22日に閉幕いたしました。
本 の法 案を成
この通常国会で、国土交通委員会は「道路法」
「港湾
立させれば委員長として及第点と言われる中にあって、
法」
「建築基準法」
「建設業法」をはじめとした防災・減
2倍以上の成果が出すことができたことは他の委員会
災や国土強靭化、次の世代のための社会資本整備を支
からも驚きをもって受け止められました。
律の上程し、成
できました(詳
細は3頁参照)
これは、限られた日程の中で、しっかりとしたペース
町(1.3㎞区間)が供用開始しました。
今後、梶山ひろしは平成27年までに常陸太田市
役所前後の4車線化
で議論をリードし、野党からも高い信頼を得て、与野
党の45名の委員会をまとめた梶山委員長の采配の結果
です。今国会での充実した内容から、実力派委員長と
を進めるとともに、幸
久大橋の4車線化を
前倒しして整備促進
しての評価を得ることができました。
■副大臣時代に手がけた政策を
法案にし、委員長として審議
を図り、早期完成を
目指して参ります。
平成26年
夏号
国道349号(三才町∼金井町)
また、梶山ひろしは、昨年の9月まで国土交通副大
臣として国土交通省の政策を進め、法案としてまとめて
参りました。自らが副大臣時代にまとめてきた法案を、
今回、委員長として審議し、法律として成立させ、政策
として実行できることになります。政策立案から法律成
立、そして実行までの全てに携わり、結果を出せた、こ
の一連の経験は、国土交通行政のエキスパートとして
の梶山ひろしに非常に大きな自信と意義を得ることとな
国会で委員長として法案審査結果を報告
りました。この成果を今後に活かして参ります。
■秋の臨時国会で注目される
アベノミクスの効果と新政策
ています。5年かかるものは2年半、2年のものは1年
さて、安倍政権は発足後、約1年半が経ちました。政
2倍の予算がつけば、企業もそれを折り込むことで、
権のスタートは比較的順調に進んで来たと思っていま
物品購入・設備投資などの需要も喚起され、資金が回
す。しかし、今後は、いよいよ安倍政権にとっての成果・
るようになっていきます。そうなれば景気対策に、生産
結果を求められる時期に入ってきます。
の相乗効果と、乗数効果と呼ばれる需要の増加が生ま
アベノミクスは、金融緩和、財政政策、成長戦略の3
れ、波及していくことになりますから、他の産業にとっ
本の矢で「経済の再生」を目指し、補正予算、本予算を
てもプラスに働いてくるわけです。
組んできた中で、これまでの景気対策の効果として、
茨城県においても本年3月には6年8か月ぶりに有効
経済指標にどのような変化が起きたのか、どれだけの
求人倍率が1となり、さらに6月には1.07となってきま
地域にとって景気の回復がみられたか、どれだけの雇
した。着実に景気回復の足音は聞こえてきています。し
用が増えたのかといった、その結果が求められて参り
かし、残念ながらまだ地域ごとに、景気の状況にバラ
ます。
ツキがあるというのが実情です。
で仕上げるように前倒しすれば、当初予定の2倍の予
算がつく計算となります。
政府は消費税増税による影響を最小限にするため、
5.5兆円規模の補正予算を組み、対策を取ってきました。
の新たな課題として「地方創生」を取り上げ、更なる経
■地域の発展のために
人、資金、モノの好循環をつくる
済政策・景気対策に取り組んで参ります。
景気回復の恩恵が、地域の皆様に実感できるように
秋の臨時国会では、
「経済の再生」を一層促進させ、次
することが梶山ひろしの、目下の最重要課題です。5
■スピーディな政策実行で
景気回復の効果を地方に波及
年後、10年後の日本、そして、私たち地域のあるべき姿
今国会で梶山ひろし委員長が手がけた法律一覧
次の世代、国民生活の基本となる法案をつくる。
奄美群島振興開発特別措置法及び小笠原諸島振興開発
特別措置法の一部を改正する法律案(内閣提出第4号)
水循環基本法案(参議院提出、参法第3号)
雨水の利用の推進に関する法律案
(参議院提出、参法第4号)
株式会社海外交通・都市開発事業支援機構法案
(内閣提出第18号)
港湾法の一部を改正する法律案(内閣提出第19号)
都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案
(内閣提出第28号)
地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の一
部を改正する法律案(内閣提出第29号)
道路法等の一部を改正する法律案(内閣提出第27号)
海岸法の一部を改正する法律案(内閣提出第53号)
海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の一
部を改正する法律案(内閣提出第59号)
マンションの建替えの円滑化等に関する法律の一部
を改正する法律案(内閣提出第45号)
建設業法等の一部を改正する法律案(内閣提出第
61号)
(参議院送付)
建築基準法の一部を改正する法律案(内閣提出第
62号)
(参議院送付)
公共工事の品質確保の促進に関する法律の一部を
改正する法律案(参議院提出、参法第8号)
宅地建物取引業法の一部を改正する法律案(国土
交通委員長提出、衆法第26号)
建築士法の一部を改正する法律案
(国土交通委員長提出、衆法第36号)
梶山委員長が中米3か国を視察
団長として各国で要人と会談し、成果をあげる
を考え、産業の進むべき方向を考えながら、それぞれ
梶山ひろし国土交通委員長を団長とする衆議院国
の地域にとって、どのような魅力があるのか、得意分野
土交通委員会としての海外視察の調査団は、7月11日
国土交通行政は、国土の利用、開発、保全のための
や長所は何なのかという事を、もう一度、見つめ直し、
から21日までの日程で中米3か国を視察しました。梶
社会資本の整備・公共事業を担当します。これらは同
それを伸ばしていくための仕組みづくりに取り組んでい
山委員長の調査団長としての活動を報告します。
時に、経済政策・景気対策として非常に大きな役割を
かねばなりません。梶山ひろしは、地域に人や資金、モ
担っています。その中にあって、無駄を省き、地域振興
ノの流れの好循環をつくり出すため、市町村、県、そし
に効果のある公共事業をスピーディーに行うべきという
て国として、なすべきことを考え、その手助けをするた
のが梶山ひろしの持論です。
めの制度や政策、支援策の実現に取り組んで参ります。
建設業界の人手不足、資材高騰という問題はありま
これからも地域の発展のため、国の発展のため、梶山
すが、政府はその部分にしっかりと対策をとりながら、
ひろしは精力的に活動して参る決意です。引き続き、皆
集中的に資本投入する事により、事業の前倒しを行っ
様の変わらぬご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
◆7月12日、13日 … エルサルバドル
日本のODA
(政府開発援助)による地滑り対策工
事現場、
JICAの技術援助による中米大学の耐震プロ
ジェクトなどを視察。また、日本の円借款第一号事業
であるエルサルバドル国際空港では、中米のハブ空港
地滑り対策工事現場視察でマスコミの質問攻めに
(エルサルバドル)
化への課題について空港長と意見交換をしました。
マルティネス公共事業大臣と梶山委員長は、今後の
両国の友好関係を深めていくことで意見一致するとと
もに、個人的にも信頼関係を築く事が出来ました。
◆7月14日、15日 … コスタリカ
観光立国を目指す日本の参考事例として、エコツー
リズムに力を入れているタバコンリゾートやウオーター
フォールガーデンなどの観光施設を視察。
常陸農業協同組合合併祝賀会で挨拶(8月2日)
自民党茨城県連として石破幹事長に申入れ(6月3日)
マルティネス公共事業大臣と(エルサルバドル)
また、ルイス・バスケス国会観光委員長、カルラ・
ブザーバー参加をしていただきたいという要請がなさ
ブレンダス国会議員とのワーキングディナーの席上では、
れ、梶山委員長も国会でしっかり検討すると表明させ
「中米・カリブ国会議長フォーラム」に、日本からもオ
ていただきました。
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