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指導者養成研修会(例) PDF - CONE 自然体験活動推進協議会

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指導者養成研修会(例) PDF - CONE 自然体験活動推進協議会
定年前後の社員の方々に向けたセカンドライフのご提案
NPO法人自然体験活動推進協議会
近年の日本人の平均寿命は、男性 79 歳、女性 86 歳です。仮に 60 歳で退職して自由な時間が
1 日 10 時間だとすると、それぞれ 7 万時間と 10 万時間を退職後に過ごすことになります。
「この 7 万時間/10 万時間をどう過ごすのか」
「退職後、どんなセカンドライフを思い描けばいいのか」
いずれどこかで自問しなければならない場面に直面するのではないかと思います。
この度は、退職前の(50 歳以上)社員へのキャリア教育の一環として、新しい研修会をご提
案させていただければと思いご連絡させていただきました。お忙しいところ大変恐縮ではござい
ますが、下記についてご検討のほどよろしくお願いいたします。
ただし、御社の実情について詳しく把握できていないところもありますので、必ずしもご満足
いただける内容になっていない可能性があります。大変申し訳ございませんが、今回のご提案を
させていただくにあたり、下記の点について当てはまらない場合には破棄していただきますよう
お願いいたします。

会社内はもちろんのこと、地域社会でも活躍する人材を育てたい。そして、退職後も社員には
生き生きとした人生を送ってもらいたい。

退職後の過ごし方は個人の自由であるが、会社として退職者に対してセカンドライフに対する
コンセプトだけではなく、より具体的なヒントやきっかけを提供できる機会を設けたい。

地域社会に対して貢献できる人材を輩出することで、間接的ではあるが企業のブランド価値を
高めていきたい。
この度は、ひとつのライフスタイルとして、地域社会とのつながりをもち、そして自然体験や
環境教育に関わる新しい生き甲斐づくりについて実技や講義を通して以下のことを学び・考える
場をご提案いたします。
・ 自分自身の価値観、強みや弱みなどを整理・再認識する。
・ 山登りやハイキング、自然観察など個人や夫婦の趣味として自然との関わり方を知る。
・ 自然体験や環境教育に関わる分野において、指導者またはサポート役として子ども達や若者達
に関わっていくための実技や知識を学ぶ。
・ 退職前後から自然体験や環境教育に関わりはじめ、地域社会の中で現在実際に活躍されている
人たちの先達に触れる。
参考資料(1)
【実施例】
1日目(日)
2日目(月)
3日目(火)
起床、洗面、清掃
起床、洗面、清掃
朝 食
朝 食
6
7
8
§5ー1「山の安全知識」
講義
9
§7-2「自然体験活動の基礎技術」
∼ミニトレッキングⅠ∼
実習
10
11
12
開会式・オリエンテーション
13
研修会について説明
14
§3-1「参加者同士がお互いを知る」
実習
15
§1「自然体験活動の理念」
講義
16
§4-1「環境教育とは何か?」
講義
17
§2-1「浅間の自然の理解」
講義・実習
§6-1「自然体験活動の指導法」
∼ミニトレッキングⅡ∼
実習
§9「自然体験で子どもは変わる」
講義
昼 食
昼 食
§6-1「自然体験活動の指導法」
∼ミニトレッキングⅡ∼
実習
§9「自然体験で子どもは変わる」
講義
§6-2「指導者として求められる資質」
講義
§3-2「参加者理解の重要性」
講義
§4-2「自然と人、社会、文化の関わり」
実習
夕 食
19
20
§7-1「伝える技術」
講義
21
§8「体験活動プログラム作りのポイント」
講義
質疑応答
§2-2「星空観察Ⅰ」
講義
§6-3「星空観察Ⅱ」
講義
懇 親 会
22
入浴・就寝
§10「学校教育と自然体験活動」
講義
まとめ・閉会式
18
夕 食
§5ー2「安全対策について」
(普通救急救命講習)
実習
入浴・ 就寝
各講座の説明
講座番号 講座名
時間数
内容
1
自然体験活動の理念
自然体験活動指導者の概要と登録制度について知る/
自然体験活動憲章の意義と自然体験との関連性につい
て知る/自然体験活動指導者(リーダー)の役割につ
講義・1H いて知る/自然体験活動は、自然とのふれあいによる
心豊かで楽しく魅力あふれる活動であることを知る/
自然体験活動は人間、社会、こころなどに多くの影響
を与える重要な活動であることを認識する
2
自然の理解
講義・1H 自然の体系的な仕組みについて知る/生態系とはどの
実習・2H ようなものであるか概要を知る
3
対象となる参加者
を知る
自然体験活動の参加者に応じた対応のあり方を知る/
講義・1H
参加者の配慮すべき事柄について理解する/体験活動
実習・1H
を提供する指導者としての心構えを認識する
4
自然と人、社会、
文化の関わり
自然と関連して生まれた技能や芸能、伝統文化などに
ついて、体験を通じ初歩的な知識を得る/自然と調和
講義・1H した生活のためには、環境に配慮したライフスタイル
実習・2H が求められることを知る/人の暮らしや社会、文化に
は、自然との関わりが常に密着して成り立っているこ
とを認識する
5
安全対策
講義・1H 安全対策について知る/ファーストエイドの基本的方
実習・3H 法を実習、体験する
6
自然体験活動
の指導法
自然体験活動の基本的な指導法を知る/参加者と自然
講義・1H 体験活動の環境に対応した、効果的な指導法について
実習・3H 認識する/効果的な自然体験活動の提供には、的確な
指導方法が必須の条件であることを認識する
7
自然体験活動の
基礎技術
自然体験活動を指導するためには、各種の技能が必要
講義・1H
であることを認識する/フィールド保全の為に、自然
実習・2H
に配慮した活動が大切であることを認識する
8
プログラムの作り方
講義・1H
9
学校教育における
体験活動の意義
青少年を取り巻く社会的環境や青少年の現状等を踏ま
え、青少年の現代的課題と青少年問題について理解す
講義・2H る。/体験活動の教育的意義や学力との関係について
理解する。/発達段階に配慮した体験活動の在り方と
指導者に求められる役割や資質を理解する
10
教育課程と体験活動
の関連性
学習指導要領における体験活動の位置づけを理解す
る。/長期集団宿泊体験活動の指導上の留意事項や運
講義・2H
営上の問題を理解する。/学校における集団宿泊体験
活動の実際(生活指導を含む)を理解する
自然体験活動についてのプログラムづくりの基礎知識
を知る
参考資料(2)【参加者の声】
・ 自分が将来活動するための知識や、自分を方向づけさせてくれるヒントと与えてもらった。
新しい自分の発見があったと思います。
・ 会社の中の自分ではなく、社会の中の自己の確立が必要だと感じました。そして、やれること
からやっていく事が必要だということに気づきました。地域で活動して、少しずつでも役に立
っていきたいと思います。
・ 定年後の違った道が見えたような気がします。また、次世代へどのような事を伝えたらいいの
か、少しわかったような気がします。
・ 肉体的にも、精神的にもリラックスして、バランスのとれた生活を送らなければいけない年齢
に達したと思いました。また、機会があれば参加したいと思います。変化した自分を紹介した
いと思います。
・ 今までいかに自然から遠ざかっていたかということがよくわかりました。気づいて、思い出し
て、その大切さをよく感じることができました。これから、もっと身の回りの自然を見回して
再発見してみたいと思います。
・ 自然体験活動という、今まで自分の人生の価値観にない新しい事を実感でき、今後の考え方・
生き方に大いに参考になりました。
・ 環境への負荷は、毎日の生活ではあまり考えていません。しかしながら、改めて今回の研修を
通して考えさせられ、あれも・これも悪い負荷を行っていると気づきました。
・ 実技のミニ・トレッキングは、今後は夫婦で続けていきたい。少し自信がつきました。
・ 実技、体験をふまえての研修だったため、心に残りました。子どもの頃には気づかなかった山
の美しさに気づきました。
・ 救急法や AED の使い方は以前より習得したかったのでありがたかったです。
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