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中国開平世界文化遺産一泊二日 - Nippon Express

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中国開平世界文化遺産一泊二日 - Nippon Express
NIPPON EXPRESS (H.K.) CO., LTD.
TRAVEL BRANCH
Room 1101 Chinachem Golden Plaza, 77 Mody Road,
Tsim Sha Tsui East, Kowloon, Hong Kong.
TEL : (852) 2301 5278
FAX : (852) 2311 6053
Travel Agents Licence No. : 352098
無料で会員
登録この機会に
ペリカンクラブへの
ご登録も URL から
www.nittsu.com.hk/travel
ご出発日:
3月21日(金)
3月23日(日)
一人部屋追加料金:
ペリカンクラブ会員料金 (旅行代金)
HKD1,261 (ペリカン特別料金)
HKD1,164 (ペリカン特別料金)
HKD200
中国開平世界文化遺産一泊二日
07:30
一日目
09:00
13:00
19:00
食事:
宿泊:
尖東駅に集合して出発 (電車代を自分で)
香港の電車で落馬洲駅へ
落馬洲イミグレーションにて中国側バスに乗り換え
開平へ出発(約4時間)
昼食
赤坎古鎮
世界文化遺産開平望楼 → 立園 → 馬降龍村望楼群
夕食
ホテル
昼食:市内レストラン
開平譚江半島ホテル 或は 同等ホテル
08:00
朝食
瑞石楼
昼食
自力村
皇岡口岸 或は 羅湖(1つ選ぶ)
各自解散(自分で帰港)
二日目
12:30
13:30
食事:
朝食:ホテル内
昼食:市内レストラン
夕食:赤坎煲仔飯(釜飯)
NIPPON EXPRESS (H.K.) CO., LTD.
TRAVEL BRANCH
Room 1101 Chinachem Golden Plaza, 77 Mody Road,
Tsim Sha Tsui East, Kowloon, Hong Kong.
TEL : (852) 2301 5278
FAX : (852) 2311 6053
Travel Agents Licence No. : 352098
お申 込 : 香 港 日 通 ・旅 行 支 店
時 空 を越 えた片 田 舎 最 新 世 界 遺 産 「開 平 」
ここはどこ? いまはいつ? 空 間 軸 と時 間 軸 がずれているのではな
いか--07 年 6 月 28 日 に広 東 省 初 (中 国 全 体 では 35 カ所 目 )の世
界 遺 産 に登 録 された開 平 は、そんな異 次 元 卿 である。
香 港 の西 方 、珠 江 三 角 州 の南 西 に位 置 する広 東 省 開 平 市 。面 積
1659 平 方 キロメートル、人 口 68 万 人 。が、そのほか 75 万 人 の同 市 出
身 者 が香 港 、澳 門 (マカオ)、台 湾 を含 めた海 外 68 カ国 ・地 域 に華
僑 として暮 らしている。
田圃の中に立つ望楼(自力村)
望 楼 は要 塞 かつ住 居
世 界 遺 産 の対 象 となったのは、望 楼 とそれを擁 する村 である。主 に海 外 で一 財 産 を築 いた華 僑 た
ちが故 郷 に錦 を飾 り、建 造 した望 楼 は現 在 1833 棟 が残 っている。最 も多 かった時 期 には約 3000
棟 を数 えたという。それ以 前 にも古 くは明 の時 代 (14~17 世 紀 )からあり、混 乱 が激 化 する清 から中
華 民 国 の時 代 (1900 年 前 後 )にかけて急 増 していった。
望 楼 とは「物 見 やぐら」のことだが、開 平 のそれは「やぐら」どころか、立 派 な「ビル」と呼 べる。この一
帯 は低 地 のうえ、網 の目 のように河 川 が流 れているため、氾 濫 対 策 が遅 れていた当 時 、洪 水 が発
生 したときの避 難 場 所 としての役 割 と、かつて頻 繁 に出 没 して住 民 を悩 ませた盗 賊 から身 を守 るた
めの砦 としての役 割 を、併 せ持 つ。
したがって、造 りは頑 丈 で、見 張 り用 のサーチライトや警 鐘 が装 備 され、壁 には応 戦 用 の銃 眼 まで
穿 たれており、完 全 な要 塞 である。と、同 時 に完 全 な住 居 でもある。現 在 でいうところのモダンチャイ
ナのテイストに、当 時 としてはいかにも洋 行 帰 りらしい、きわめてハイカラな調 度 と内 装 がしつらえて
あった。
内 部 のみならず外 観 も西 洋 の建 築 様 式 を取 り入 れている。ギリシャ
式 、ローマ式 、イギリス式 、アメリカ式 など、中 洋 折 衷 スタイルの建 物
が、田 圃 や畑 の広 がる片 田 舎 に点 々と立 っているのである。あるとき
は森 の中 に佇 むヨーロッパの古 城 のように、あるときは東 南 アジアの
ジャングルで朽 ち果 てた寺 院 のように。
錦江鎮の瑞石楼
そうすると、自 分 が中 国 に居 る意 識 がなくなってしまう。しかも、その周
りでは村 人 が昔 と変 わらない日 常 生 活 を営 んでいる。香 港 から4時 間
あまりのところに、時 間 も空 間 も香 港 と連 続 しているとは思 えない、現
実 にはありえないような風 景 を、現 出 させているのである。
NIPPON EXPRESS (H.K.) CO., LTD.
TRAVEL BRANCH
Room 1101 Chinachem Golden Plaza, 77 Mody Road,
Tsim Sha Tsui East, Kowloon, Hong Kong.
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建 築 物 のオモチャ箱
現 存 する最 古 のものは三 門 裏 にある迎 龍 楼 で、明 代 の嘉 靖 年 間 (1522~1566)につくられた。最 も
美 しいといわれるもの は錦 江 裏 に立 つ瑞 石 楼 である。
香 港 で財 を成 した黄 璧 秀 が(号 を瑞 石 と称 す)1923 年 につくった瑞 石 楼 は、建 築 面 積 92 平 方 メー
トル、9階 建 て、高 さ 25 メートルと現 存 する中 では最 も高 い。1階 は居 間 、2~6階 はいずれも居 間 、
台 所 、寝 室 ×2、トイレという間 取 り。7、8階 はベランダ、9階 はドーム。ちなみに、現 在 は黄 氏 の子
孫 が管 理 しており、見 学 には 20 人 民 元 の入 場 料 が必 要 となる。
数 年 前 から同 地 の建 築 ウォッチングを楽 しんでいる人 物 によれば、以 前 は入 場 料 は取 られなかった
かわり、内 部 に立 ち入 るもできなかったとのこと。ここに限 らず、世 界 遺 産 に登 録 されて以 降 、整 備
が進 むにともない、村 の入 口 で入 場 料 を徴 収 するようになってきた。
なかには、加 奈 拿 村 (名 の通 り、カナダから戻 った華 僑 たちが建 てた村
なのだろう)のように、まだ手 つかずのところもある。そういうところは入 場
無 料 。ただ、まさしくゴーストタウン。霊 だの魂 だのいっさい信 じなくても、
見 えない住 人 がいまでも昔 通 りに動 き回 っている気 配 が感 じられる気
がしてくる。
そういうのが苦 手 な場 合 は、立 園 をおすすめする。建 造 は 1923~36 年 。
こちらはすっかり観 光 地 化 されたテーマパークで、 園 内 はイングリッシ
ュガーデンの趣 に溢 れている。建 物 は明 るいパステル調 で、澳 門 の街
並 みにも似 ている。入 場 料 は 60 人 民 元 。
水辺の庭園(立園)
名 物 ・煲 仔 飯 を食 す
赤 坎 は清 代 の康 煕 元 年 (1662)、潭 江 の北 側 河 畔 に拓 かれ、望 楼 が立
つ村 とは違 って繁 華 街 である。当 時 のままの町 並 みが残 るので、よく映 画
の撮 影 に使 われる。確 かに、いまにも李 連 杰 (ジェット・リー)あたりが飛 び
出 してきそうな雰 囲 気 である。
赤坎の煲仔飯は名物料理
赤 坎 の名 物 は煲 仔 飯 (釜 飯 )。小 さな土 鍋 に米 から入 れて炊 く。トッピン
グは肉 、魚 、野 菜 など数 種 類 から選 べる。1人 で食 べるにはちょっと多 め
の量 にもかかわらず、8人 民 元 など(トッピングによって値 段 は変 わる)とは
びっくり!
このほか、自 力 村 、馬 降 龍 など見 所 はいくらでもある。
さて、世 界 遺 産 とはいえ、隣 り近 所 に住 んでいる人 にとっては生 活 圏 。騒 がしくしないとか、勝 手 に
家 の中 を覗 き込 まないとか、マナーは必 ず守 りたい。
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