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社会福祉法人の役員等の変更手続マニュアル

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社会福祉法人の役員等の変更手続マニュアル
平成27年3月 第4版
岐阜市 福祉部 指導監査課
目次
第1 役員変更届等の事務手続
1
2
3
4
5
参考
…
2P
…
6P
提出先等
提出書類
役員変更時のチェック項目
提出期限
その他書類整備の注意事項等
法人内部において整備する書類
第2 法人の役員等の要件
1 理事の要件
2 監事の要件
3 評議員の要件
第3 役員等の定数の変更に係る定款変更 … 13P
1
第1 役員変更届等の事務手続
岐阜市では、平成10年3月2日付及び平成 22 年 6 月 9 日付「社会福祉法人役員及び施設長の変
更時の報告について」及び平成 25 年 10 月 18 日付「役員等選任時における必要書類及び役員等変更
時の報告について」において、所轄社会福祉法人に対し、法人の役員及びその法人が運営する施設の長
に変更があった場合、その報告を所轄担当課までいただくように依頼しております。
以下、その事務手続について紹介します。
1 提出先等
岐阜市長が所轄庁である社会福祉法人
(主たる事務所が岐阜市の区域内にある社会福祉法人であって、
その実施する事業が岐阜市域を超えないもの)について、役員変更報告の書類を「岐阜市役所 所轄担
当課(主たる事業の所轄課として法人所轄課とされている課)
」に提出してください。
なお、所轄担当課等が不明な場合は、以下の係までお問い合わせください。
岐阜市役所 福祉部 指導監査課 指導監査係<本庁舎4階>
〒500-8701 岐阜市今沢町 18 番地 ℡(058)214-2141(直通)
(058)265-4141(代表)
(内線:2415・2416)
なお、役員変更に係る相談や書類提出のために来庁される際は、必ず事前に所轄担当課と日程調整を
行ってお越しください。
2 提出書類 (提出書類と法人内部において整備する書類は一部異なります。
(P5「参考」欄参照)
)
役員変更届としての提出書類(再任の場合は不要)
(1) 役員(理事・監事)選任時の必要書類
1
社会福祉法人役員等変更届〈別に掲示〉
2
役員の選任を行った際の議事録の写し(原本証明を行う)
3
変更後の役員名簿
4
履歴書の写し
5
就任承諾書の写し
6
印鑑登録証明書の写し
7
市町村が発行する「身分証明書」の写し
8
法務局が発行する「登記されていないことの証明書」の写し
9
【前任者が辞任した場合】辞任届の写し
2
(2) 理事長選任時の必要書類
1
社会福祉法人役員等変更届〈別に掲示〉
2
理事長の選任を行った際の理事会の議事録の写し(原本証明を行う)
3
変更後の役員名簿
4
履歴書の写し
5
就任承諾書の写し
6
印鑑登録証明書の写し
7
市町村が発行する「身分証明書」の写し
8
法務局が発行する「登記されていないことの証明書」の写し
9
社会福祉法人登記簿の全部事項証明書の写し
10
【前任者が辞任した場合】辞任届の写し
※ 現理事の中から理事長が選任された場合は、上記4、7及び8については提出不要
(3) 評議員選任時の必要書類
1
社会福祉法人役員等変更届〈別に掲示〉
2
理事会の議事録の写し(原本証明を行う)
3
変更後の評議員名簿
4
履歴書の写し
5
就任承諾書の写し
6
【前任者が辞任した場合】辞任届の写し
3 役員変更時のチェック項目
□(1)役員選任要件を充たしているものか。
「第 2 法人の役員等の要件」参照
□(2)理事会等の開催に際し、以下の2点を確認したか。
① 定款に定める手続を経ているか。
・理事会において、表決委任は認められず、また、定款に制度として記載がない場合は書面表
決も認められない。
(定足数は理事総数(現員数)の3分の2以上、理事選任の議決数は理事総数(現員数)の3
分の2以上。ただし、評議員会を設ける場合には、理事及び監事の選任は評議員会で行う。
)
・評議員会において、表決委任及び書面表決はともに認められない。
(定足数は評議員総数(現員数)の過半数、議決数は評議員総数(現員数)の過半数)
3
②添付書類に不備はないか。
・提出していただく議事録は、
議長及び議事録署名人2名の署名又は記名押印が入ったもので、
原本証明されたものが必要となります。したがって、申請のために早急に議事録を完成させて
おく必要があります。
4 提出期限
変更の日から1カ月以内に提出してください。
◎法人内において、
まずは提出書類をしっかりと確認し、
十分に時間的余裕を持って提出してください。
5 その他書類整備の注意事項等
(1)原本証明
資料として、原本の写しを添付する場合は、必ず原本証明を行ってください。
(例文)
原本の写しに相違ないことを証明する。
平成
年
月
日
社会福祉法人
〇〇〇〇〇
理事長
〇〇 〇〇
㊞
(2)議事録の謄本及び抄本
添付する議事録が大量になる場合は、
役員変更に関係する部分の抄本でも差し支えありませんが、
この場合は抄本である旨の証明を行ってください。
なお、その際の議事録について、開催日時、開催場所、出席者、議事録署名人を記載したページ
及び議事録署名人が署名又は記名押印したページは省略することがないようにしてください。
さらに、理事会において、書面表決の規定に基づき書面表決を行った場合は、添付資料として書
面表決書の写しを添付してください。
(例文)
本書は、平成
年
月
日開催の理事会(評議員会)議事録の謄本(抄本)で
あることを証明する。
平成
年
月
日
社会福祉法人
〇〇〇〇〇
理事長
〇〇 〇〇
㊞
(3)議事録の記載内容
理事会(評議員会)議事録を作成する場合、役員等変更の内容が十分に理解できるよう具体的に
作成してください。
4
記載内容が不十分で理事会(評議員会)の意思が確認できない場合は、再度理事会(評議員会)
で審議していただくこともありますので注意してください。
(4)関係法令等
社会福祉法人や社会福祉事業に関しては、毎年さまざまな法令改正や通知が出されています。役
員変更を行う場合は、再度関係法令や通知を十分検証し、遺漏のないように注意し、かつ、適切に
行ってください。
(5)登記事項
当該役員変更が社会福祉法人代表者(理事長)の変更(重任含む。
)である場合、主たる事務所の
所在地では2週間以内、従たる事務所の所在地では3週間以内に変更の登記を行わなければなりま
せん。<組合等登記令(昭和 39・3・23 政令29)第 3 条及び第 11 条>
◎施設長が変更した場合も、上記の役員変更に準じた方法(5(5)を除く。
)で、所轄担当課に報告し
てください。
参考 法人内部において整備する書類
1 役員(理事・監事)選任時の必要書類
新 任
再 任
変更後の役員名簿
○
○
履歴書
※印鑑は実印を使用
○
○
就任承諾書
※印鑑は実印を使用
○
○
印鑑登録証明書
(就任承諾書及び履歴書に押印した印鑑登録証明書)
○
△(変更があれ
ば必要)
市町村が発行する「身分証明書」
○
×
法務局が発行する「登記されていないことの証明書」
○
○
【前任者が辞任した場合】辞任届
○
×
交付した委嘱状の写し
○
○
新 任
再 任
変更後の評議員名簿
○
○
履歴書
☆印鑑は認印も可能
○
○
就任承諾書
☆印鑑は認印も可能
○
○
【前任者が辞任した場合】辞任届
○
×
交付した委嘱状の写し
○
○
2 評議員選任時の必要書類
【平成 25 年 10 月 18 日付「役員等選任時における必要書類及び役員等変更時の報告について」 】
5
第2 法人の役員等の要件
法人には、役員として 6 名以上の理事と 2 名以上の監事を置かなければなりません。
【社会福祉法(昭和 26・3・29 法 45。以下、
「法」とする。
)第 36 条】
【社会福祉法人の認可について(平成 12・12・1 障 890 社援 2618 老発 794 児発 908)
別紙1 社会福祉法人審査基準(以下、
「審査基準」という。
)
】
◎役員の欠格事項【法第36条】
・成年被後見人又は被保佐人
・生活保護法、児童福祉法、老人福祉法、身体障害者福祉法又は社会福祉法の規定に違反して刑
に処せられ、その執行を終わり又は執行を受けることがなくなるまでの者
・前号に該当する者を除くほか、禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受け
ることがなくなるまでの者
・社会福祉法第56条第4項の規定による所轄庁の解散命令により解散を命じられた社会福祉法
人の解散当時の役員
また、以下の点も留意して選任してください。
【審査基準第3-1】
・関係行政庁の職員が法人の役員となることは差し控えること(社会福祉協議会を除く)
※社会福祉法第61条に規定する公私分離の原則に照らし不適当
・実際に法人運営に参画できない者を、役員として名目的に選任しないこと
・地方公共団体の長等特定の公職にある者が、慣例的に理事長や理事に就任したりしないこと
1 理事の要件
社会福祉法人の理事の要件について、
【社会福祉法人の認可について(平成 12・12・1 障 890 社援
2618 老発 794 児発 908)別紙1 社会福祉法人審査基準】第3-2 に定める各要件に従っていた
だく必要があります。
理事は法人内部の運営や経営の基幹となる者であり、また、法人を代表する者でもあります。社会福
祉事業について熱意と理解を持ち、
あわせて、
実際に法人運営の職責を果たせる人を選任してください。
<理事の適格性>
□(1)定数は6名以上であること。
6
□(2)各理事と親族等の特殊の関係にある者が、法令等に定める数を超えて選任されていないこと。
※親族等の特殊の関係にある者
① 民法725条に定める親族関係にある者
(具体的には6親等内の血族、配偶者及び3親等内の姻族を指す)
② 当該役員と婚姻の届出はしていないが、事実上の婚姻と同様の事情にある者
③ 当該役員の使用人及び当該役員から受ける金銭その他財産によって生計を維持している者
④ ②又は③の親族で、これらの者と生計を一にしている者
⑤ 当該役員が役員となっている会社の役員、使用人及び当該会社の経営に従事する他の者並び
に当該会社の同族会社の使用人であって、役員と同等の権限を有する者
⑥ ①~④の者と同族会社の関係にある法人の役員及び使用人
法令等に定める制限数
理 事 定 数
6 名
~
9 名
10 名
~ 12 名
13 名
~
親族等の特殊関係人の制限人数
1名
2名
3名
□(3)当該法人に係る社会福祉施設の整備、運営と密接に関連する業務を行う者が理事総数の3分
の1を超えていないこと。
□(4) 社会福祉事業について学識経験を有する者又は地域の福祉関係者が理事として参加してい
ること。
なお、社会福祉協議会にあっては、その区域において社会福祉事業を経営する団体の役職員
及びボランティア活動を行う団体の代表者を理事として加えること。
※学識経験を有する者
① 社会福祉に関する教育を行う者
② 社会福祉に関する研究を行う者
③ 社会福祉事業又は社会福祉の行政に従事した経験を有する者
④ 公認会計士、税理士、弁護士等社会福祉事業の経営を行う上で、必要かつ有益な専門知識
を有する者
7
※地域の福祉関係者
① 社会福祉協議会等社会福祉事業を行う団体の役職員
② 民生委員・児童委員
③ 社会福祉に関するボランティア団体、親の会等の民間社会福祉団体の代表者等
④ 医師、保健師、看護師等保健医療関係者
⑤ 自治会、町内会、婦人会及び商店会等の役員
⑥ その他その者の参画により施設運営や在宅福祉事業の円滑な遂行が期待できる者
□(5)当該法人の経営する社会福祉施設の長等が1名以上参加していること。
なお、評議員会を設置していない法人にあっては、施設長等施設の職員である理事が理事
総数の3分の1を超えてはならないこと。
※施設長等
施設経営の実態を法人運営に反映させることができる者であれば、必ずしも施設長又は施設の職
員に限られる者ではない。
□(6)理事長及びそれ以外の理事は、法人の自主的な経営機能の強化及び内部牽制体制の確立の
観点から、それぞれが代表権を有しても差し支えないものとするが、各理事と親族等の特殊
の関係にある者のみが代表権を有する理事となることは適当でないこと。
※親族等の特殊の関係にある者
① 民法725条に定める親族関係にある者
(具体的には6親等内の血族、配偶者及び3親等内の姻族を指す)
② 当該役員と婚姻の届出はしていないが、事実上の婚姻と同様の事情にある者
③ 当該役員の使用人及び当該役員から受ける金銭その他財産によって生計を維持している者
④ ②又は③の親族で、これらの者と生計を一にしている者
⑤ 当該役員が役員となっている会社の役員、使用人及び当該会社の経営に従事する他の者並び
に当該会社の同族会社の使用人であって、役員と同等の権限を有する者
⑥ ①~④の者と同族会社の関係にある法人の役員及び使用人
8
□(7)理事と評議員の兼職については、理事総数の 7 割以内となっているか。
岐阜市においては、
「地域代表、利用者の家族の代表等、幅広い委員からの意見を聞き、
また、理事会に対するチェック機能を確保する」という本来の評議員会の趣旨を考慮し、実
効性のある評議員会による適切な法人運営の確保を目的として、平成10年4月の各法人宛
の指導通知により、理事と評議員の兼職については、理事総数の 7 割を上限としています。
2 監事の要件
社会福祉法人の監事の要件について、
「審査基準 第3-3」に定める各要件に従っていただく必要が
あります。
監事は監査機関として法人の業務執行及び会計の適正を確保すべき機関であることから、選任には慎
重を期し、職責を十分果たせる人としてください。
<監事の適格性>
□(1)定数は2名以上であること。
□(2)理事、評議員及び職員又はこれらに類する他の職務を兼任していないこと。
□(3)1人は社会福祉法第44条に規定する財務諸表等を監査し得る者であること。
□(4)1人は社会福祉事業について学識経験を有する者又は地域の福祉関係者が加わっていること。
※学識経験を有する者
① 社会福祉に関する教育を行う者
② 社会福祉に関する研究を行う者
③ 社会福祉事業又は社会福祉の行政に従事した経験を有する者
④ 公認会計士、税理士、弁護士等社会福祉事業の経営を行う上で、必要かつ有益な専門知識を
有する者
9
※地域の福祉関係者
① 社会福祉協議会等社会福祉事業を行う団体の役職員
② 民生委員・児童委員
③ 社会福祉に関するボランティア団体、親の会等の民間社会福祉団体の代表者等
④ 医師、保健師、看護師等保健医療関係者
⑤ その他その者の参画により施設運営や在宅福祉事業の円滑な遂行が期待できる者
□(5)他の役員と親族等の特殊の関係がある者でないこと。
※親族等の特殊の関係にある者
① 民法725条に定める親族関係にある者
(具体的には6親等内の血族、配偶者及び3親等内の姻族を指す)
② 当該役員と婚姻の届出はしていないが、事実上の婚姻と同様の事情にある者
③ 当該役員の使用人及び当該役員から受ける金銭その他財産によって生計を維持している者
④ ②又は③の親族で、これらの者と生計を一にしている者
⑤ 当該役員が役員となっている会社の役員、使用人及び当該会社の経営に従事する他の者並び
に当該会社の同族会社の使用人であって、役員と同等の権限を有する者
⑥ ①~④の者と同族会社の関係にある法人の役員及び使用人
□(6)当該法人に係る社会福祉施設の整備、運営と密接に関連する業務を行う者であってはならな
いこと。
3 評議員の要件
社会福祉法人の評議員の要件について、
「審査基準 第3-4」に定める各要件に従っていただく必要
があります。
社会福祉法人においては、原則として評議員会を置かなければなりません。ただし、次の事業のみを
行う法人については、この限りではありません。
・都道府県又は市町村が福祉サービスを必要とする者について措置をとる社会福祉事業
・保育所を経営する事業(地域子育て支援拠点事業と一時預かり事業のいずれか又は両方の事業を
含む。
)
・介護保険事業
10
<評議員会の機能及び役割>
評議員会を設置した場合には、原則としてこれを諮問機関とし、法人の業務の決定に当たり重要な
事項について、あらかじめ評議員会の意見を聴くことが必要となります。
また、役員の選任は評議員会において行うことが適当となります。
※重要な事項(要審議事項)
①予算、決算、基本財産の処分、事業計画及び事業報告
②予算外の新たな義務の負担又は権利の放棄
③定款の変更
④合併
⑤解散及び解散した場合の残余財産の帰属者の選定
⑥その他、この法人の業務に関する重要事項で、理事会において必要と認める事項
<評議員の適格性>
□(1)定数及び現員は、理事の2倍を超えていなければならないこと。
□(2)各評議員について親族等の特殊の関係のある者が法令等に定める制限数を超えて選任されて
いないこと。
※親族等の特殊の関係にある者
① 民法725条に定める親族関係にある者
(具体的には6親等内の血族、配偶者及び3親等内の姻族を指す)
② 当該役員と婚姻の届出はしていないが、事実上の婚姻と同様の事情にある者
③ 当該役員の使用人及び当該役員から受ける金銭その他財産によって生計を維持している者
④ ②又は③の親族で、これらの者と生計を一にしている者
⑤ 当該役員が役員となっている会社の役員、使用人及び当該会社の経営に従事する他の者並び
に当該会社の同族会社の使用人であって、役員と同等の権限を有する者
⑥ ①~④の者と同族会社の関係にある法人の役員及び使用人
11
法令等に定める制限数
評 議 員 定 数
13 名
~
親族等の特殊関係人の制限人数
3名
□(3)当該法人に係る社会福祉施設の整備、運営と密接に関連する業務を行う者が評議員総数の3
分の1を超えてはならないこと。
□(4)社会福祉事業の経営は地域との連携が必要なことから、地域の代表を加えること。また、利
用者の立場に立った事業経営を図る観点から、利用者の家族の代表が加わることが望ましいこ
と。
□(5)社会福祉協議会は、地域福祉の推進役として、社会福祉事業経営者、ボランティア活動を行
う者等との連携を十分に図っていく必要があることから、当該社会福祉協議会の区域において
社会福祉事業を経営する団体の役職員及びボランティア活動を行う団体の代表者を評議員と
して加えること。
12
第3 役員等の定数の変更に係る定款変更
(1)定款変更の時期
役員等の定数の変更に合わせて、定款変更を適宜行ってください。
なお、役員等の定数に係る定款変更は、岐阜市長の認可がなければ効力を生じません。したがって、
定数増による役員等(理事、監事、評議員。以下同じ。
)の選任を行っても、定款変更の認可がある
までは、その者は役員等として理事会や評議員会に参加することはできません。
(2)事務手続上の留意事項
定款変更後の役員等の構成が、法令及び通知に定める基準に合っていることが必要ですので、人選
についても事前に十分注意してください。
□①変更後の役員等の定数が、理事については6名以上、監事については2名以上、評議員につ
いては理事定数の2倍に1を加えた人数以上となっており、
かつ、
確定数となっていること
(
「〇
〇名以内」といった表現としないこと。
□②変更後の役員構成が、法令や通知に定める要件に合致していること。
□③定数を増やす場合は、次の要件に合致していること。ただし、役員等の定数を定款準則で規
定されている最低人数まで増員させるための変更については適用しない。
・事業分野の追加、
施設の増設など役員等の定数を変更すべき具体的な必要性が認められること。
・親族等特殊関係人の人数制限を満たしていること。
□④定数を増やす場合、増員された役員等の任期満了日について、既存の役員等と合わせ改選時
期を一緒にするため、定款附則に、以下のように規定することで認められることがあります。
ただし、事前に所轄担当課(事業担当課)まで御相談ください。
(例文)
附 則
平成〇〇年〇〇月○○日付の定款変更認可申請に伴い増員された理事(評議員)〇名の
任期は、定款第〇〇条の規定にかかわらず、平成〇〇年〇〇月○○日までとする。
平成25年3月
平成26年1月
平成26年3月
平成27年3月
13
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