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ドイツ国連ESDの10年プロジェクトについて

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ドイツ国連ESDの10年プロジェクトについて
資料 5
ドイツの ESD
国連の 10 年オフィシャルプロジェクト認定システム
フェリス女学院大学国際交流学部 高雄綾子

前提:ドイツの国内実施計画に掲げられた 10 年プロジェクト戦略の 4 つの達成目標
① 活動の発展と集約、良い事例の広範囲への発信(モデルプロジェクト)
② ESD の関係者間のネットワーク化
③ ESD の一般の人への認知の向上
④ 国際的な協力の強化

オフィシャルプロジェクト認定システム事業の目的
「国連 10 年プロジェクトに携わる主体は外部にわかりやすく公開し、その参画を認知されるべきで
ある。国連 ESD の 10 年は分権的・全ドイツ的に行われているので、ローカルな活動やプロジェクト
は、10 年オフィシャルプロジェクトとして「持続可能な学びの同盟(Allianz=ネットワークの意味?)」
に組み入れられよう。この点で多様なドイツの教育の構図が配慮され、ローカルな参画が支援される。
2005 年に正式に 10 年がスタートして、ESD の原則に合致したドイツのプロジェクトや運動を選定
し、「持続可能な学びの同盟」のための公的イニシアティブとして公認する可能性が生まれた。国内委
員会が 10 年プロジェクトとしての認定制度を決議したことで、運動やプロジェクトがオフィシャル 10
年プロジェクトとなることができるようになった。その目的は、国連 ESD の 10 年の枠組みで行われ
ているプロジェクトを、表彰によって認定し、全ドイツ的に可視化することである。」(“Aufruf”(認
定への参加申し込みの呼びかけパンフレット)

オフィシャルプロジェクト認定主体
10 年プロジェクト事務局(ドイツ環境財団および連邦文科省の助成による)

告知・普及方法
パンフレットおよびポータルサイト:結果としての認定教育領域を見ると、あらゆる機関/組織が対象とな
っている(自治体含む)。全国レベルの告知は事務局が直接行うのではなく、州の担当(文科省等)が地元
に持ち帰ってそれぞれ行うのではないか。
図-1:ドイツの ESD ポータルサイト・プロジェクト検索画面
1

認定の流れ
1. 申請用紙をプロジェクト事務局に提出 ※表-1 参照
① 用紙は約 9 ページ(後述)
。成果物や写真、DVD などもできるだけ同封
② 締め切りなし。選考委員(表参照)が年 4 回選考。
③ 年 2 回の円卓会議のうちの一つ(年 1 回)で表彰。
2. 認定:証書、印鑑、旗、ポスターの授与と、ロゴ使用権(例:文書や封筒等に印刷できる)賞金などは
ない(少なくとも組織的なものはない)
3. 認定は 2 年間有効。2 年後に再申請可。
表-1:申請用紙の記載事項(初回申請プロジェクト用フォーマット※)
1. 申請者プロフィール(氏名、住所、電話、Fax, メールアドレス、インターネットアドレス、州、担当
者名)
2. プロジェクトが実施されている施設/実施主体の詳細(例:学校タイプ、部門、活動領域、メンバー数、
生徒数)
3. 以下に詳述するプロジェクトに関係なく、施設/実施主体でどのように持続可能性コンセプトが取り組
まれているか。
4. 上記の持続可能性戦略に専門的に関わる委員会のようなものはあるか。
5. プロジェクト名
6. プロジェクト実施期間(開始から終了まで)と今後の向上計画
7. プロジェクトの目的
8. 目的を達成するための「教育的」措置は何か。
9. すでにある成果。具体的な成果物はあるか。
10. 活動やその成果は、別の文脈や地域での応用が可能か。どのような手段でこのプロジェクトがモデルと
なりうるか。
11. 具体的に持続可能な発展にどんな効果があるか(例:資源の節約、よりよい開発協力活動、意識教育の
特別なかたち、行動変革、食育など)
12. 国内実施計画の 4 つの戦略的目標の一つもしくは複数に当てはまるのはどれか。
13. プロジェクトを通じてどのような ESD 的能力(コンピテンシー)が育成されるか。
14. 持続可能性の伝統的な 3 領域(経済、環境、社会)のうち現時点でどれが当てはまるか。どの点におい
てテーマ化されるか。
15. プロジェクトが接する社会的グループに対し、どんな参加や協働の可能性が提供されているか。
16. 過去 12 ヶ月、もしくはプロジェクト開始時から何人の人にアプローチしたか。今後 2 年間で何人アプ
ローチする予定か。
17. 施設内で、また公衆に対して、どのようにプロジェクトを告知しているか。プロジェクト独自のコミュ
ニケーション戦略を持っているか。
18. どのターゲットグループにアプローチしているか。プロジェクトの「経済圏、有効エリア」はどのくら
いの規模か。
19. 私たちの記録と広報のために、プロジェクトのもっとも重要な目的と活動の説明をしてほしい。再度要
点と説明文をまとめてほしい。
※ ほかに再申請フォーマット、自治体用フォーマットがある。
表-2:活動領域(ESD ポータルサイト・データベース検索項目より)
農業、貧困、住まい、人口問題、エネルギー、食、消費者教育、研究、世代間公平、健康、ジェンダー、グ
ローバリゼーション、多文化学習、インターネット、気候、消費とライフスタイル、文化的多様性、芸術、
都市・農村開発、LA21、メディア、人権、移民、交通、エコロジー年(ボランティア年)、参加、宗教、生
徒企業、学校の体験施設、スポーツ、テクノロジー、環境保護、森、水利、未来
2

認定基準
1.
国家目標:国内実施計画の 4 つの戦略的目標の最低 1 つに関連していること
① 活動の発展と集約、良い事例の広範囲への発信(モデルプロジェクト):ESD は国連 10 年の
モデル的実践として拡大される
② ESD の関係者間のネットワーク化:これまで接触のなかったパートナーや教育領域を結びつ
けることに貢献する
③ ESD の一般の人への認識の向上:活動によって一般の人々の ESD と持続可能性コンセプトの
認識が向上し、さらに現状の複雑性が正しく認識され、教育参加者が自律的に確立する
④ 国際的な協力の強化:ESD 活動が国際的協力をもたらし、国連 10 年のドイツでの実施に貢献
する
2.
教育的措置:ESD 的教育の必要を満たしていること。現在と将来の生存価値の積極的な形成のために
必要な能力(コンピテンシー)を育成すること。参加的な考え方に配慮すること。持続可能性の 3 領域
の最低 2 つをカバーすること。さらに、たとえばグッドガバナンスや文化的多様性、グローバルな責任
などの視点を持つことが望ましい。

3.
持続可能性の 3 領域(経済、環境、社会)の統合を目指す活動。特に価値形成、コンピテンシ
ー、知識、ライフスタイルの変化と社会の未来適合のための行動視点、等が重視される。
広がり:外部への広報、現時点でのアプローチ可能な人数、将来アプローチされるべき人数などを説明
すること。最低でも一つの地域的な有効エリアを持つこと。

4.
活動は内部だけでなく外部の人々や施設にも有益である。
成果:最低一つの具体的な成果物があること。持続可能な発展のために必要なポジティブな効果(意識
形成、資源節約など)が詳述されていること(
「現場からの良い事例」)

ESD のコンセプトもしくは実践の拡大発展を促進するような成果が、活動によってもたらさ
れる
基準の詳細:初回申請、認定後 2 度目以降の申請、国内実施計画措置(NAP)としての申請といった、3 つの
申請種類によって、基準が異なる。

認定後の事務局や申請者間のコミュニケーション
個々のプロジェクトに対しては不明だが、州の文科省もしくは環境省が国内委員会メンバーの場合(チュー
リンゲン州、ノルトライン・ヴェストファーレン州、ラインラント・プファルツ州)、州レベルのプロジェ
クトについて、連絡が取り合えることがある。しかし認定にあたっては公平性を重視して個別のコンタクト
はとらないとも思われる。
以上
3
表-3:10 年プロジェクト国内委員会とプロジェクト選考委員
氏名
ヴォルカー・アングレス
(Volker Angres)
ローランド・ベルネッカー
(Dr. Roland Bernecker)
ペトラ・ビエルヴィルト
(Petra Bierwirth, MdB)
ゲルト・ビレン
(Gert Billen)
ウラ・ブルフアルト
(Ulla Burchardt、MdB)
イグナチオ・カンピーノ
(Dr. Ignatio Campino)
アンネッテ・ディエックマン
(Annette Dieckmann)
アンドレアス・ディートリッヒ
(Dr. Andreas Dietrich)
ヴォルカー・ドゥックラウ
(Ministerialdirigend Dr. Volker Ducklau)
ゲルハルト・デ・ハーン
(Dr. Gerhard de Haan)
アンゲラ・ファーバー
(Prof. Dr. Angela Faber)
カール・ハインツ・ヘルト
(Karl-Heinz Held)
ヘンドリック・ヘイ
(Hendrik Hey)
クラウス・ヒューブナー
(Klaus Hüber)
クリスチーナ・キンダーファーター
(Dr. Kristina Kindervater)
レネリス・クルーゼ-グラウマン
(Prof.Dr. Lenelis Kruse-Graumann)
トーマス・ロスター
(Thomasu Loster)
シ ュ テ フ ァ ン ・ ル ー サ ー
(Bundesministerdirigend Dr. Stefan luther)
ゲルト・ミチェルチェン
(Prof.Dr. Gerd Michelchen)
イングリッド・ミュラー
(Ingrid Müller)
未定
ヴェルナー・ネッツェル
(Werner Netzel)
フランツ・ヨゼフ・ラダーマッハー
(Prof.Dr. Franz Josef Radermacher)
ゲルトルート・ザーラー
(Gertrud Sahler)
アレクサンダー・シンク
(Staatssekretär Dr. Alexander Schink)
所属
ポータ
ルサイ
ト審議
会
○
ZDF(企業、ドイツ第二放送、環境編集局長)
ドイツユネスコ委員会事務局長(行政)
プロジェ
クト選考
委員
○
○
連邦議員、環境・自然保護・原子力安全委員会代表(議員)
消費者センター連盟会長(NGO)
連邦議員、教育・研究・技術結果評価委員会代表(議員)
ドイツテレコム(株)(企業、企業持続性と市民性部長)
○
自然・環境教育連盟代表(NGO)
○
連邦職業教育研究所(NGO)、
○
経済協力開発省(行政)
、
「社会的アクターとの開発政策協力」部門
長
ベルリン自由大学(大学)
、ドイツ環境教育学会長、BLK プログラ
ムコーディネーター、ドイツユネスコ委員会専門学術委員メンバ
ー、国内委員会代表
○
○
○
ドイツ都市会議(行政、教育・文化・スポーツ担当局)
ラインラント・プファルツ州文科省(行政)
、KMK 学校委員会メン
バー
驚愕の世界(株)(メディア、
「驚愕の世界」制作者)、科学ジャーナ
リスト
野鳥保護連盟(NGO、環境教育部代表)
、ドイツ自然保護リング代
表
チューリンゲン州文科省(行政、
「教育と学校の基盤部門」)
、KMK
学校委員会メンバー
ハイデルベルク大学心理学研究所(大学)
、心理学教授、ドイツユ
ネスコプログラム「人間と生物圏」国内委員会メンバー、ドイツユ
ネスコ委員会専門学術委員会メンバー、国内委員会代表
○
○
○
ミュンヘン・リュック財団代表(NGO)
ドイツ文科省(行政、「生涯学習、教育研究、継続教育」局長)
リューネブルク大学(大学、環境コミュニケーション研究所所長)
、
ユネスコ ESD 高等教育チェア、ポータルサイト審議会代表
環境・自然保護・原子力安全省(行政、「財政手段・研究・州自治
体 NGO 協力」局長
ブレーメン生徒代表会議(生徒)
○
ドイツ貯蓄・振替銀行連盟(企業)
実践的知識適用研究所(大学、ウルム大学実践的知識適用研究所学
術代表)、バーデン・ビュルテンベルク州持続可能性委員メンバー、
ドイツユネスコ委員会コミュニケーションと情報専門委員会メン
バー
連邦環境・自然保護・原子力安全省(行政、「環境とレクリエーシ
ョン、スポーツ、余暇、ツーリズム、大規模保護区、地域発展」局
長)、ドイツユネスコプログラム「人間と生物圏」国内委員会代表
ノルトライン・ヴェストファーレン州環境と自然保護、農業と消費
者保護省(行政)、州環境大臣会議代表
ヨルグ-ロベルト・シュライバー
開発 NGO 連盟代表(NGO)
(Jörg-Robert Schreiber)
シモン・フェルカー(Simon Völker) ハンブルク生徒会議代表(生徒)
4
○
ヒューベルト・ヴァインツィール
(Hubert Weinzierl)
ウルリッヒ・ヴィッテ
(Dr. Ulrich Witte)
クリストフ・ヴルフ
(Prof. Dr. Christoph Wulf)
ペーター・グニエルツィク
(Peter Gnielczyk)
アレクサンダー・レンナー
(Alexander Renner)
ダーグマー・ヴィンツィアー
(Dagmar Winzer)
ドイツ自然保護リング理事長(NGO)、持続可能な発展評議会代表
ドイツ環境財団(NGO,「環境コミュニケーションと文化財保護」
局長)
ベルリン自由大学(大学)、一般教育科学比較学科教授、ドイツユ
ネスコ委員会教育専門委員会代表
○
連邦消費者センター(NGO)
○
文科省(行政)
○
職業教育研究所(NGO)
○
5
表-4:オフィシャルプロジェクト認定の基準
初回申請
1.国内実施計画の戦略目標の達成
①活動の発展
と集約、良い
事例の広範囲
への発信(モ
デルプロジェ
クト)
モデル実践の発展:あるプロジ
ェクトを最初に申請する際に
は、その領域でモデル的な良
い事例となること
②ESD の関係
者間のネット
ワーク化
最低でも 2 つのアクターのネッ
トワーク化:一つのプロジェクト
では最低 2 つのアクターが意図
的/戦略的に協働するべき
③ESD の一般
の人への認知
の向上
一つの射程/ターゲットグルー
プの認識の向上:明確な射程/
ターゲットグループを持ち、ESD
および持続可能性の認識を高
めること。
④国際的な協
力の強化
国際協力:少なくとも一つの国
際的パートナーによる ESD 領
域の国際協力を促進する
認定後 2 度目以降の申請
良い事例の広範囲への発信:
初回と比べてどのようなステッ
プが良い事例を向上させたか
を述べること。
ネットワークの継続性:ネットワ
ークの継続性と、新参者にとっ
ても魅力的な措置が必要。初
回に比べてネットワークの深
化・拡大が確認されること。
相乗効果を持つ認識の向上:
明確な射程/ターゲットグルー
プに対し、そのメンバーが、さら
にその外部の人々の ESD およ
び持続可能性の認識を高めた
と確認できること
長期的な国際協力:長期的な
ESD の国際協力を促進する。
初回に比べて協力体制が深ま
り、新たな国際パートナーが参
加できること。
様々な教育領域による ESD 実
践プロジェクト:価値形成、コン
ピテンシー、知識とライフスタイ
ルの変化と社会の未来適合の
ための行動視点がはっきりと目
指される。
様々な教育領域による ESD 実
践プロジェクト:初回に加え、明
らかな進歩が見られること。
3.広がり
ローカルから地域まで:少なくと
も一つの地域的範囲を持つ
相乗効果を持つ地域的広がり:
少なくとも一つの地域的範囲に
加え、相乗効果が目指される。
初回に比べて空間的もしくはタ
ーゲットグループ的な射程の拡
大が見られること
4.成果
少なくとも一つの成果:少なくと
も一つの成果/成果物が必要
(現場からの良い事例)
成果の普及:初回の成果がより
特化し、発展し、試されるか他
の文脈に応用されることが求め
られる。
2.教育的措置
6
国内実施計画措置(NAP)
としての申請※
モデル、手段、プログラム、継
続的構造の発展:活動領域の
拡大のための枠組みと位置づ
けを定義づけるような、新たな
モデル、手段、プログラム、継
続的構造が、NAP では展開さ
れる。さらにパイロット的性質も
要求される。
より多くのパートナーの戦略的
ネットワーク化:戦略的にくまれ
たネットワークが、他地域/他領
域のパートナーを構造的に結
びつけていること。
超地域的な認識の向上:地域
を越えて、同じ目的を持つ人々
か、もしくは大人数の ESD への
認識を向上させる。
継続的かつ戦略的な国際協
力:継続的な国際協力によって
国連 10 年のドイツでの展開に
貢献すること
様々な教育領域に適応したモ
デル、手段、プログラムの発
展:ESD をあらゆる教育領域に
定着させる道筋を示す。
州から世界まで:州から世界ま
での範囲で、モデル的性質が
ほかの教育的文脈にも応用で
きること。政策的効果が広く行
き渡り、プログラム的性質を持
つこと。
成果パケット/公開:成果が一
連のパケットとして他の文脈で
も応用されることが求められる
(○○するための活動)。成果
は一般に公開される
表-5:国内実施計画(NAP)
以下の 62 プロジェクトが国内実施計画(NAP)への貢献度の高いものと認定されている。このため、ドイツの ESD
戦略を反映しているものとして理解して差し支えないと考えられる。
①
活動の発展と集
約、良い事例の
広範囲への発信
(モデルプロジ
ェクト)
②
ESD の関係者間
のネットワーク
化
③ ESD の一般の人
への認知の向上
1. BLK:連邦(Bund)と州(Land)の協働(保育園、大学、生涯学習)
2. BLK プログラム”Transfer-21”:連邦(文科省)と州(14 州)の協働(小学校、中等・高等教
育、全日学校、教員養成)
3. KMK(諸州文部大臣会合)
、経済協力省、InWEnt(開発 NGO):学校における開発政策教育
4. 文科省:持続可能性研究(FONA)枠組み条件整備
5. 環境省:科学的リテラシー教育サービス
6. 経済協力省、InWEnt(開発 NGO)
:ドイツの開発関連研修・継続教育
7. ハンブルグ州、ニーダーザクセン州、シュレースビヒ・ホルシュタイン州、メクレンブルク・
フォアポンメルン州:北ドイツ国連 10 年サポートパートナーシップ
8. バーデン・ビュルテンベルク州:バーデン・ビュルテンベルク州実施計画
9. バイエルン州:地域アジェンダ 21 プロセスとインフォーマル学習
10. ブランデンブルク州:全日制学校における ESD
11. ノルトライン・ヴェストファーレン州:学校カリキュラムの ESD の枠組み整備
12. ノルトライン・ヴェストファーレン州:小学校と学校外青少年教育でのアジェンダ 21
13. シュレースビヒ・ホルシュタイン州:学校外教育施設による修了証明
14. ドイツ職業教育連盟:職業教育のためのグッド・プラクティス・エージェント
15. ドイツ職業教育連盟:職業研修・継続教育の整理
16. ドイツユネスコ委員会:ユネスコスクール
17. バイエルン州野鳥の会:初等教育でのバイエルン州ネットワーク
18. TheoPrax(NGO)
:経済と研究の協働学校
19. TheoPrax(NGO)
:大学教育での職業教育メソッド
20. 大学プラットフォーム UNI21:コペルニクス大学憲章
21. ボーデンゼーアジェンダ 21:持続可能な地域発展と継続教育
22. ドイツ環境教育学会:国際アジェンダ 21 スクール
23. ドイツ貯蓄銀行・口座同盟:財政問題における消費者教育
24. VENRO(開発 NGO):ミレニアム開発目標の授業教材とイベント
25. VENRO(開発 NGO):グローバル学習・グローバリゼーションを公平に構築する
26. 自然・環境保護の公教育機関ワーキングサークル:学校外領域への移転
27. 自然・環境保護の公教育機関ワーキングサークル:地域計画・発展プロセスへの移転
28. 文科省、ドイツユネスコ委員会:インターネット・ESD ポータルサイト
29. バイエルン州:バイエルン ESD ワーキングサークル
30. ハンブルグ州:持続可能性を学ぶハンブルクイニシアティブ
31. ヘッセン州:ヘッセン ESD ネットワーク
32. ノルトライン・ヴェストファーレン州:学校教育アジェンダ 21
33. ノルトライン・ヴェストファーレン州:未来学習アクションネットワーク
34. ザクセン・アンハルト州:持続可能性学習同盟のための実施計画
35. シュレースビヒ・ホルシュタイン州:独自の ESD コンセプト構築
36. シュレースビヒ・ホルシュタイン州:ESD の青少年教育への移転
37. チューリンゲン州:チューリンゲン実施計画
38. ドイツ職業教育連盟、文科省:職業研修・継続教育のモデル調査
39. ヴッパータール機構・環境・エネルギー研究所、企業と学校研究所、ドイツ環境教育学会、ノル
トライン・ヴェストファーレン州、バーデン・ビュルテンベルク州、ザクセン州、チューリンゲ
ン州:KURS21 と KURS21 の未来
40. 国連 10 年ワーキンググループ“大学”:大学教育における講座クラスター
41. VENRO(開発 NGO):学校パートナーとしての市民社会
42. InWEnt(開発 NGO):一つの世界におけるサービス拠点としての地域社会
43. ライプニッツ教育学と自然科学研究所:学校外教育での生徒ラボ
44. 自然・環境保護教育連盟バイエルン支部:バイエルン実施計画
45. バイエルン州:学校外教育施設の公共活動
46. メクレンブルク・フォアポンメルン州:州環境コンテスト
47. 連邦政治教育センター:ESD と政治教育
48. 経済協力省、InWEnt:アクショングループプログラム、開発教育助成プログラム
49. 経済協力省、InWEnt、出版社:一つの世界をテーマとする学校コンテスト
50. エコロジーボランティア年参加者全国ワーキングサークル:エコロジーボランティア年における
ESD
51. 経済協力省、InWEnt:外国での就業・留学
52. 自然・環境保護教育連盟:ESD メディアネットワーク
7
④国際的な協力の強
化
53.
54.
55.
56.
57.
58.
59.
60.
61.
62.
文科省:ヨーロッパ教育プログラム
環境省:気候変動枠組み条約第 6 条の実施
経済協力省:研修・継続教育の奨学金プログラム
経済協力省:国際協働
ヘッセン州:国連 10 年の国際的側面の支援
連邦政治教育センター:ヨーロッパ教育コンセプト交流
職業教育連盟:職業研修・継続教育における国際協働
VENRO(開発 NGO):南北パートナーシップ
InWEnt(開発 NGO):ヨーロッパグローバル教育ネットワーク
自然・環境保護アカデミーノルトライン・ヴェストファーレン支部:環境バス AGUM の国際ネ
ットワーク
8
表-6:2009 年認定プロジェクト
主体
自治体
ミンデン市
1
2
3
4
グルートムーア・ギムナジウム(進学校・
中等Ⅰ・Ⅱ)
エミーレ・ハイアーマン・レアルシューレ
(実科学校・中等Ⅰ)
ZDF(ドイツ第二放送)環境編集局、CO2オンライン(ベルリン市)と連邦環境省と
の協働
“法廷での気候変動”プロジェクトグルー
プ
所在州
プロジェクト名
バイエルン州
ハンブルク市州
「グルートムーア・ギムナジウムでの持続可能性学習−教
育学的コンセプト」
ハンブルク市州
「エネルギー効率と再生可能エネルギー」(2 度目)
全国
「コンテスト:省エネチャンピオン 2009−最高の学校」
ブレーメン市州
「青少年のエコロジー評価能力の促進」
気候変動
5
青少年環境ステーション KJG-ハウス
バイエルン州
「クリモービル−移動の環境教育」
6
自然・環境教育協会(ANU)
メクレンブルク・フォ
アポンメルン州
「ANU モバイル・エネルギーと環境」
7
ベルリン自由大学環境政策研究所
ベルリン市州
「SAUCE−Schools at University for Climate and Energy」
8
コードウォーク ICT コンサルティング
9
10
持続可能な 持続可能な
交通とロジス 農村・
森林経 生物多様性
ティック
済
バーデン・ビュルテンベルク州環境省、ハ
イデルベルクエネルギー・環境調査研究
所(IFEU 研究所)との協働による
ブルク・ホーヘンベルク・エコロジー教育
施設
”オープンな全日学校でのすばらしい気候”合同プロジェク
ト、気候変動と気候保護のマルチメディア学習モジュール」
バーデン・ビュルテ
ンベルク州
「気候ネット」(2 度目)
バイエルン州
「境界を越える人」
バーデン・ビュルテ
ンベルク州
「21 世紀の持続可能性と持続的なロジスティックの実践プ
ロジェクト実施のための職業学校ネットワーク構築」
持続可能な消費
11
応用交通・ツーリズム研究所
12
協調的な旅行
13
エコロジー教育センター・ミュンヘン
ノルトライン・ヴェス
トファーレン州
バイエルン州
14
居場所としての森
全国
15
リーゼル営林署自然体験
バイエルン州
16
バイエルン自然保護連盟、自然保護と青
少年センター・ヴァルタヴァイル
バイエルン州
17
国際動物保護基金 IFAW
ハンブルク市州
18
シュトラトゥム株式会社
19
ヴィラ・クンターブント幼稚園
ラインラント・プファ
ルツ州
初期段階での ESD、「人間は食べるものでできている」
20
バイエルン州鳥類保護連盟、ミュンヘン
サークルグループとルードヴィヒ・シュトッ
カー株式会社
バイエルン州
自然子どもグループ:地域の中小企業と協働による都市部
や居住地での子どもグループ活動を通じた子どもたちの持
続可能なライフスタイルの構築(2 度目)
21
学校農園ドメーネ・ホッホブルク
バーデン・ビュルテ
ンベルク州
学校農園ドメーネ・ホッホブルク
22
アイゲンザイン・コミュニケーションデザイ
ン・TV 映像・ディジタル映像制作
ヘッセン州
”近くにおいでー責任あるデザインに着目して”持続可能性
についての講義シリーズ
23
ヴェストファーレン州プロテスタント教会環
境代理人、ヴィリクスト・プロテスタント・ア
カデミー
ノルトライン・ヴェス
トファーレン州
未来−買い物、教会での信頼できる経済。持続性の創出と
未来可能な消費を作り出す教会やその施設
24
WABE センター・クラウス・バウルゼン・ハ
ウス、オスナブリュック大学
ニーダーザクセン
州
ヴァルトホフアクション教育体験、消費者情報、食料、持続
可能な食品生産とセカンド・ハーベスト技術のための WABE
センター
(記載なし)
9
「クリーン・モバイル−ドイツでの車のない休暇」
再生可能な原料
居場所としての森運動
生活空間としての森での持続可能な人格発展:人格発展ト
レーニングの一環としての企業のための教育プログラム
流域ダイアログ
動物性はすごいー動物アクションウイーク、IFAW 国際青少
年プロジェクト
ロハストレンドにおける持続性マーケティング、環境教育は
持続可能な消費の拡大にどう貢献できるか?
26
ハインベルク・ギムナジウム・ゲッティンゲ
ン
ブランケネーゼ統合学校
ニーダーザクセン
州
ハンブルク市州
27
カッセル大学生態農業科学科
ヘッセン州
28
オイコス・ケルン、持続可能な経済と経営
のための学生
ノルトライン・ヴェス
トファーレン州
輪読”開発協力ー持続可能性に着目して”
29
聖なる開拓地のエチュード、国境なき学
び
バーデン・ビュルテ
ンベルク州
コンゴ民主共和国における奨学金プログラムとコンピュータ
ー施設建設、ならびにチェチェンの学生のドイツ留学プロジ
ェクト
30
イノベーションアカデミー
バーデン・ビュルテ
ンベルク州
イノベーションアカデミー、今日は未来へ旅する
31
ルムブリクス、環境バス
ノルトライン・ヴェス
トファーレン州
川で一緒にードイツ語圏での EU 水利枠組み指針による実
践的水系調査:境界のない ESD の視点
32
国際平和旅団ドイツ支部
33
世界像事務局
ハンブルク市州
ノルトライン・ヴェス
トファーレン州
人権を学び生きる、国際平和旅団の学校
世界像ー国のボランティアプログラム”世界に向かって”の
枠組みにおける教育、学習、振り返りプロジェクト
34
ニーダーザクセン教育運動協会、”世界
に向かって”プロジェクト
ニーダーザクセン
州
もっと世界に向かって
35
ニーダーザクセン教育運動協会、世界像
事務局、開発と出会う教育/ノルド地域
教育事務局
ニーダーザクセン
州
環境教育でのグローバルな環境問題への挑戦。気候変
動、生物多様性、文化的多様性を例とした知恵の国際交
流による解決
36
ヘルムホルツ環境調査センター
ザクセン州
リスク生活圏・メガシティ(リスク・ハビタット・メガシティ)
バーデン・ビュルテ
ンベルク州
ウルム世界教育、1994 プラス(3 度目)
ベルリン市州
ニーダーザクセン
州
ヒューマニティ 4.0(3 度目)
LA21 における環境教育ワーキングサークルへの ESD の制
度的定着
ニーダーザクセン
州
オスナブリュック・エコロジーと環境教育協会への ESD の制
度的定着
全国
ネットワーク 21 会議・・・地域の持続可能性運動のための全
国継続教育・ネットワーク会議、ドイツ地域持続可能性賞
25
国境を越えた協力による持続可能性
37
持続可能性をテーマとするネットワーク
38
39
40
41
42
43
職業教育株式会社(BBQ)、ウルム市ベ
ストのポケット劇場(TIW)、出会いの家ウ
ルム(HDB)の協働による環境イニシアテ
ィブ
ポジティブ・ネット・ワークス
LA21 における環境教育ワーキングサー
クル、オスナブリュック市
オスナブリュック・エコロジーと環境教育
協会
ネットワーク 21 会議ワーキンググルー
プ・・・グリーンリーグベルリン、未来学と
技術評価研究所、CIVIXX 市民社会ワー
クショップ
チューリンゲン環境教育ワーキングサー
クル
RWTH アーヘンとアーヘン植物園フレンド
サークルの協働
チューリンゲン州
ノルトライン・ヴェス
トファーレン州
ノルトライン・ヴェス
トファーレン州
世界:クラス・ゲッティンゲン(中国)
Agua es vida ーニカラグアでのソーラー給水
ORGANICagriculTOURー学生による有機農業と食品の開
発(2 度目)
国連 ESD の 10 年のチューリンゲンにおけるコーディネート
と支援(2 度目)
EU 地域の科学フォーラム”ユートピア”:EU 地域の ESD と
イノベーションのための革新的学習ランドスケープ
の制度的定着プロジェクト
ESD
44
冒険学習協会
45
環境省でのザールランド ESD ネットワー
ク、ゲルスハイム・シュポンズハウス、
TUWAS 連盟
ベルリン市州
学校と学校外の学習における持続可能性ー実践のための
コンセプトと事例ーESD 関連のシュポンズハウスの授業モ
ジュール、中等教育Ⅰ段階の授業計画に向けて
46
パスカル・ギムナジウム・グレーヴェンブ
ロイッヒ
ノルトライン・ヴェス
トファーレン州
インターネットと持続可能性ーパスカル・ギムナジウム株式
会社
47
ブ*ン*デ*ス*ワーキングサークル小
学校
全国
未来をつくることを学ぶ
48
アーレン技術・経済大学経済工学課程
49
カッセル大学エコロジー農業学部
バーデン・ビュルテ
ンベルク州
ヘッセン州
経済工学カリキュラムにおける品質と持続性モジュールー
ESD の理論と実践
エコロジー農業学士・修士連続講座
50
カッセル大学環境調査と教授法大学院セ
ンター
ヘッセン州
カッセル大学環境調査と教授法大学院センター
51
学生イニシアティブ「大学をグリーンに協
会」チュービンゲン
バーデン・ビュルテ
ンベルク州
大学をグリーンに
10
持続可能な教育プロセス促進運動
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