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第 66 号 - 愛知県立豊田東高等学校

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第 66 号 - 愛知県立豊田東高等学校
平成 26(2014)年7月 18 日
愛知県立豊田東高等学校 総合学科推進部
第 66 号(平成 26 年度 No. 4)
● IFC(International Friendship Club:国際交流部)活動
「夏」がやってきました。3年生にとって,この夏休みは,自分の夢へ向かってはばたくため
の大切な準備期間になるでしょう。また,1,2年生にとって,夏は,自分の本当の夢を探した
り,夢を拡げたりするための貴重な時季です。夏休みは部活動の大会も多いですが,豊田東高校
ではさらに SPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)や地域ボランティアなど,野外に出かけて
今年度から豊田東高 IFC 部とオーストラリアで日本語を学習して
いるパスコベール女子校の有志生徒がそれぞれの学校を代表して,
文化交流を始めました!
オーストラリアの学校には「部活動」がないため,文化交流の生徒たちは昼休み
に集まって記事を作成しているそうです。本校 IFC 部の生徒たちは,ALT のアントニー先生の指導を受けて
がんばっています。
活動する機会が多くなります。学校のなかでの学習活動や部活動を外(そと)で試すときです。
第1回は,お互いの学校や街の様子を紹介する記事を日本語と英語の
さて,昨年度から毎回変えてきた『夢風』の題字ですが,第 63 号(平成 26 度第1号)で掲載した豊重愛
両言語で作成し,交換しました。現在,IFC 部が作成した豊田東高紹介の
(とよしげあい)さんの作品を今後しばらく使わせてもらうことになりました。書道ガールズに書いてもら
記事はパスコベール女子校の図書館前に展示され,「日本」を発信してい
ったそれぞれの「夢風」は,それぞれに色があって,どの作品も素晴らしかったです。なかでも豊重さんの
ます! また,豊田東高でも,オーストラリアの生徒たちと日本語の先生
「夢風」は,たおやかな筆の運びにしなやかな強さが感じられ,東高のイメージを伝えるのに最もふさわし
のプロフィールを語学コミュニケーション室前に,彼女たちが日本語を
い題字として選ばれました。書道ガールズのみなさん,ありがとうございました!
勉強している理由やメルボルンの街の紹介を図書館前の国際交流掲示板
「夢風」は Web ページでも発信しています。→ http://www.toyotahigashi-h.aichi-c.ed.jp/
に掲示しています。みなさんと同年代のオーストラリアの生徒たちが実
際にどんな英語を使っているのか,高校生にとってのオーストラリアはどんな国なのか,移動教室などの際
に是非見てみてくださいね!(ギャラリーには,そのほか ESD 関連のポスターや記事がいっぱいです。)
*姉妹校交流について
豊田東高校は,平成5年度にオーストラリアのビクトリア州にあるパスコベール女子高等学校と姉妹校提
●「職業・上級学校を理解しよう!」出前講座
携を結んで以来,20 年以上にわたって隔年で訪問団の派遣と受入れを行ってきました。昨年度からは,パス
企業から講師を招へいし,講義をしていただく1,2年生対象のプロ
国際交流委員会の生徒が海外から届いた手紙を仕分けしてくれることにより成り立っています。文通では,
本校ではキャリア教育の一環として,大学,短大,専門学校,及び
グラムを実施しています。今年度は 7 月 7 日(月)に行われ,心理学
コベール女子校の 50 人程度の女子生徒と本校生徒での「文通交流」も行っています。文通交流は,本校の
手紙はもちろん,写真や折り紙など,互いの文化を感じることができるものを封筒に入れて送り合うことで
や看護学をはじめとする講義から,ビジネスマナー体験やテーピング
大変実りある交流が実現しています。
体験など実習を主体とする講義まで,多岐にわたる 22 講座が展開されました。生徒たちは,各分野の専門
● ESD を通じたユネスコスクールの交流
家による丁寧でわかりやすい講義を熱心に聞き,実践的な実習に真剣に取り組んでいました。最初はうまく
いかなくても,講師の先生のアドバイスを受けてできるようになったり,実際の道具を使わせていただいた
り,普段の授業とは違って緊張もしたようですが,積極的に取り組む様子がうかがえました。大学でどんな
ことを学ぶのか,実際の仕事の場面でどんなことをするのか,それぞれがこれからの自分の進路について新
たな知見を得たことでしょう。
「夢の実現」は東高生のキャッチフレーズです。ここで学んだことを,自分の
進路実現につなげてほしいと思います(以下,生徒の感想より抜粋)。
今回,私は科学的探究や教育学にとても興味を持つことができました。
授業はどんどん引きつけられていくもので,あっという間でした。こんな
7月8日,広島県の御調(みつぎ)高校から ESD を推進
する先生方が学校視察に訪れました。御調高校はユネスコス
クールで,今年度から本校と同じく国立教育政策研究所の
ESD 研究指定を受けています。視察では,異文化理解や生物
基礎の授業を参観され,意見交換を行いました。今年 11 月,
ここ愛知県で ESD ユネスコ世界会議が開催されます。ESD
を通じたユネスコスクールのネットワークは,全国,そして
密閉空間におけるロウソクの「燃焼」実験
世界に拡がっています。
ミトコンドリアとの共生に支えられた「呼吸」
にも「次はどうなるの?」と疑問が出てくる授業は初めてでした。この授
を地球とヒトとの関係になぞらえて学びました
業を受けて,もっと自分に厳しく,自分の限界に挑戦したくなりました。
【教育系,科学的探究講座】
切り紙というのは最後開くまで完成形がわからないところが楽しい
と思いました。大学では互いが向かい合って,アドバイスを出し合い
ながら講義を行っているということで,コミュニケーション能力や自
分の意見を発表する力も身に付くのではないかと思いました。先生は
説明が上手でニコニコしながら作業をしたり,私たちをほめてくださ
ったりしていて,とてもステキであこがれます! 今回教えていただい
たことを参考に,夢に向かって頑張ります。【保育・幼児教育系講座】
●「教科書展」開催中!
総合学科である豊田東高校では,学校設定科目を含む 100 以上
の科目から,生徒それぞれの「夢の実現」に向けた科目を選ぶこと
ができます。科目選択の参考として,2,3年次に使用する予定の
教科書を一堂に並べて閲覧できるスペースを「メディアホール」に
設けています(右写真)。この機会にぜひ御覧ください♪
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