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連結貸借対照表
連結貸借対照表 日本郵船株式会社および連結子会社 (2015年および2016年3月31日現在) (単位:百万円) 前連結会計年度 (2015年3月31日) 当連結会計年度 (2016年3月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 260,900 237,219 受取手形及び営業未収入金 287,518 222,831 有価証券 73,400 24,000 たな卸資産 48,717 27,495 繰延及び前払費用 70,510 57,554 繰延税金資産 7,083 3,326 96,589 82,596 貸倒引当金 △ 2,222 △ 2,284 流動資産合計 842,496 652,740 その他 固定資産 有形固定資産 船舶(純額) 937,245 802,324 建物及び構築物(純額) 79,650 76,963 航空機(純額) 21,621 23,576 機械装置及び運搬具(純額) 37,337 34,967 器具及び備品(純額) 6,446 7,217 土地 67,162 72,511 建設仮勘定 34,113 43,952 その他(純額) 有形固定資産合計 6,883 6,430 1,190,460 1,067,943 無形固定資産 借地権 4,625 4,102 ソフトウエア 15,585 15,138 のれん 23,955 21,205 その他 4,621 2,123 48,787 42,569 348,665 358,090 長期貸付金 30,196 29,678 退職給付に係る資産 50,238 39,403 6,104 6,777 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資有価証券 繰延税金資産 その他 54,848 50,032 貸倒引当金 △ 2,462 △ 2,812 投資その他の資産合計 487,589 481,168 1,726,837 1,591,681 493 350 2,569,828 2,244,772 固定資産合計 繰延資産 資産合計 84 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA NYK REPORT 2016 (単位:百万円) 当連結会計年度 (2016年3月31日) 前連結会計年度 (2015年3月31日) 負債の部 流動負債 支払手形及び営業未払金 217,470 178,065 短期借入金 99,566 92,374 未払法人税等 20,628 8,963 繰延税金負債 3,017 5,522 78,102 40,653 9,983 9,906 369 353 7,175 ̶ 前受金 賞与引当金 役員賞与引当金 独禁法関連引当金 契約損失引当金 2,649 8,678 97,894 76,826 536,858 421,343 社債 195,445 145,445 長期借入金 788,832 690,005 繰延税金負債 46,749 38,684 退職給付に係る負債 19,480 18,708 役員退職慰労引当金 1,786 1,717 20,959 21,295 その他 流動負債合計 固定負債 特別修繕引当金 契約損失引当金 8,678 ̶ 70,115 63,301 固定負債合計 1,152,047 979,158 負債合計 1,688,905 1,400,502 資本金 144,319 144,319 資本剰余金 155,616 155,691 利益剰余金 467,092 470,483 自己株式 △ 2,070 △ 2,098 株主資本合計 764,957 768,396 54,665 34,147 △ 41,857 △ 35,411 27,196 7,527 5,348 △ 981 45,353 5,281 その他 純資産の部 株主資本 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計 非支配株主持分 純資産合計 負債純資産合計 70,611 70,591 880,923 844,269 2,569,828 2,244,772 (単位:円) 1株当たり純資産 477.79 85 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA NYK REPORT 2016 456.21 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 日本郵船株式会社および連結子会社 (2015年および2016年3月31日に終了した連結会計年度) (連結損益計算書) (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 受取利息 受取配当金 持分法による投資利益 為替差益 その他 営業外収益合計 営業外費用 支払利息 為替差損 その他 営業外費用合計 経常利益 特別利益 固定資産売却益 関係会社株式売却益 その他 特別利益合計 特別損失 固定資産売却損 減損損失 契約損失引当金繰入額 その他 特別損失合計 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 当期純利益 非支配株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) 2,401,820 2,127,207 274,612 208,419 66,192 2,272,315 2,009,547 262,767 213,802 48,964 3,249 5,099 12,657 11,955 7,366 40,328 3,411 5,611 22,068 17,755 4,755 22,510 84,010 16,924 6,652 3,725 27,303 60,058 12,165 36,647 2,762 51,575 13,368 28,747 2,495 44,611 503 6,262 11,328 31,335 49,429 86,156 35,538 △ 1,661 33,876 52,280 4,689 47,591 2,526 35,431 ̶ 7,305 38,397 ̶ 普通株1株当たり情報 1株当たり当期純利益 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 配当金 ̶ 2,963 40,922 63,748 29,106 8,176 37,283 26,464 8,226 18,238 (単位:円) 10.75 10.75 6.00 28.06 28.05 7.00 (連結包括利益計算書) (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) 当期純利益 その他の包括利益 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整額 持分法適用会社に対する持分相当額 その他の包括利益合計 包括利益 内訳 親会社株主に係る包括利益 非支配株主に係る包括利益 52,280 26,464 25,692 △ 20,474 29,042 9,459 5,950 56,069 108,350 △ 22,461 △ 6,453 98,697 9,652 △ 20,700 △ 14,074 86 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA NYK REPORT 2016 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) 5,425 229 △ 43,734 △ 17,269 3,431 連結株主資本等変動計算書 日本郵船株式会社および連結子会社 (2015年および2016年3月31日に終了した連結会計年度) 前連結会計年度(自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 資本金 当期首残高 資本剰余金 利益剰余金 144,319 155,617 428,173 会計方針の変更 による累積的影響額 △70 会計方針の変更を 反映した当期首残高 144,319 155,617 428,102 その他の包括利益累計額 その他 有価証券 評価差額金 株主資本合計 自己株式 △2,034 726,076 繰延ヘッジ 損益 29,169 △22,638 為替換算 調整勘定 退職給付に係る 調整累計額 △8,289 △4,046 その他の 包括利益 累計額合計 △5,805 △70 △2,034 726,005 非支配 株主持分 293 29,169 △22,638 △8,289 △4,046 △5,805 純資産合計 53,628 773,899 223 53,922 774,122 当期変動額 剰余金の配当 △8,480 親会社株主に帰属 する当期純利益 47,591 自己株式の取得 △38 自己株式の処分 △0 連結範囲の変動 1 △110 合併による増加 その他 △8,480 △8,480 47,591 47,591 △38 △38 1 1 △110 △110 15 15 15 △25 △25 △25 株主資本以外の 項目の当期変動額 (純額) 当期変動額合計 当期末残高 25,495 △19,218 35,486 9,395 51,158 16,689 38,989 △36 38,952 25,495 △19,218 35,486 9,395 51,158 16,689 106,800 144,319 155,616 467,092 △2,070 764,957 54,665 △41,857 27,196 5,348 45,353 70,611 880,923 ̶ △0 67,848 当連結会計年度(自 2015年4月1日 至 2016年3月31日 ) (単位:百万円) 株主資本 資本金 当期首残高 資本剰余金 利益剰余金 144,319 155,616 467,092 その他の包括利益累計額 その他 有価証券 評価差額金 株主資本合計 自己株式 △2,070 764,957 繰延ヘッジ 損益 54,665 △41,857 為替換算 調整勘定 27,196 退職給付に係る 調整累計額 5,348 その他の 包括利益 累計額合計 45,353 非支配 株主持分 純資産合計 70,611 880,923 当期変動額 △15,263 剰余金の配当 親会社株主に帰属 する当期純利益 18,238 自己株式の取得 △0 自己株式の処分 非支配株主との 取引に係る親会社 の持分変動 連結範囲の変動 持分法の適用範囲 の変動 18,238 18,238 △30 △30 2 1 1 75 75 22 22 22 255 255 255 172 △33 その他 △15,263 △30 75 連結子会社の 決算期変更に伴う 増減 △15,263 0 172 172 △33 △33 株主資本以外の 項目の当期変動額 (純額) 当期変動額合計 当期末残高 3,391 △27 144,319 155,691 470,483 △2,098 ̶ 74 △20,517 6,445 △19,669 △6,329 △40,071 3,438 △20,517 6,445 △19,669 △6,329 △40,071 △20 △36,653 △981 5,281 70,591 844,269 768,396 34,147 △35,411 87 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA NYK REPORT 2016 7,527 △20 △40,091 連結キャッシュ・フロー計算書 日本郵船株式会社および連結子会社 (2015年および2016年3月31日に終了した連結会計年度) (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) 86,156 101,045 6,262 11,328 △ 11,113 △ 35,244 7,241 △ 12,657 △ 8,348 17,755 △ 11,159 △ 12,905 22,492 △ 15,344 38,782 184,290 14,240 △ 17,880 △ 24,782 △ 19,419 136,448 63,748 103,347 35,431 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 減価償却費 減損損失 契約損失引当金繰入額 有形及び無形固定資産除売却損益(△は益) 有価証券及び投資有価証券売却損益(△は益) 有価証券及び投資有価証券評価損益 持分法による投資損益(△は益) 受取利息及び受取配当金 支払利息 為替差損益(△は益) 売上債権の増減額(△は増加) たな卸資産の増減額 仕入債務の増減額(△は減少) その他 小計 利息及び配当金の受取額 利息の支払額 独禁法関連の支払額 法人税等の支払額又は還付額(△は支払) 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 有形及び無形固定資産の取得による支出 有形及び無形固定資産の売却による収入 投資有価証券の取得による支出 投資有価証券の売却及び償還による収入 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 貸付けによる支出 貸付金の回収による収入 その他 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 189,981 185,298 △ 23,409 51,703 △ 70 △ 1,634 ̶ △ 18,415 74,144 △ 38,767 8,605 ̶ ̶ 9,437 △ 25,557 △ 2,016 27,082 △ 167,473 △ 40,000 △ 114,208 △ 50,000 28,754 130 △ 30 1 1 △ 8,480 △ 2,268 △ 3,761 △ 15,263 △ 3,760 △ 3,867 △ 160,260 △ 10,351 △ 74,650 12,869 △ 22,933 349,723 338 114 327,243 993 ̶ 32 253,618 327,243 NYK REPORT 2016 △ 115,913 △ 4,068 △ 199,007 88 16,924 6,373 58,107 18,774 △ 34,410 △ 5,194 192,573 17,600 △ 17,205 △ 2,898 △ 47,212 142,857 26,755 ̶ △ 38 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA 173 △ 22,068 △ 9,023 40,570 585 △ 46,895 25,797 △ 2,532 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の純増減額(△は減少) 長期借入れによる収入 長期借入金の返済による支出 社債の償還による支出 非支配株主からの払込みによる収入 自己株式の取得による支出 自己株式の売却による収入 配当金の支払額 非支配株主への配当金の支払額 その他 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額 (△は減少) 現金及び現金同等物の期首残高 連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額 非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 連結子会社の決算期変更に伴う現金及び現金同等物の期首残高増減額 現金及び現金同等物の期末残高 ̶ △ 10,633 △ 28,976 ̶ 主要連結子会社 (2016年3月31日現在) (百万円) 議決権の所有割合(%) 会社名 国内 定期船事業 資本金 ㈱ユニエツクス 83.60 ¥934 ㈱ジェネック 55.14 242 日本コンテナ・ターミナル㈱ 51.00 250 旭運輸㈱ 95.00 100 郵船港運㈱ 81.00 100 日本コンテナ輸送㈱ 51.00 250 海洋興業㈱ 100.00 90 アジアパシフィックマリン㈱ 100.00 35 航空運送事業 日本貨物航空㈱ 100.00 ¥10,000 物流事業 郵船ロジスティクス㈱ 59.73 ¥4,301 100.00 465 近海郵船㈱ カメリアライン㈱ 不定期専用船事業 51.00 400 100.00 ¥2,100 八馬汽船㈱ 74.86 500 旭海運㈱ 69.67 495 NYK バルク・プロジェクト貨物輸送㈱ 不動産業 郵船不動産㈱ 100.00 ¥450 その他の事業 郵船クルーズ㈱ 100.00 ¥2,000 ㈱ NYK BUSINESS SYSTEMS 100.00 99 三洋商事㈱ 45.23 100 郵船商事㈱ 79.25 1,246 100.00 30 ㈱ボルテック (百万) 議決権の所有割合(%) 会社名 国外 定期船事業 物流事業 NYK TERMINALS (NORTH AMERICA) INC. 100.00 US$0.001 YUSEN TERMINALS LLC 100.00 US$2 NYK LINE (NORTH AMERICA) INC. 100.00 US$4 ACX PEARL CORPORATION 100.00 ¥0.1 YUSEN LOGISTICS (AMERICAS) INC. 100.00 US$70 YUSEN LOGISTICS (CHINA) CO., LTD. 100.00 CHY158 YUSEN LOGISTICS (UK) LTD. 100.00 £44 YUSEN LOGISTICS (HONG KONG) LTD. 100.00 HK$55 84.48 B70 YUSEN LOGISTICS (THAILAND) CO., LTD. 不定期専用船事業 資本金 NYK BULKSHIP (ASIA) PTE. LTD. 100.00 US$7 NYK ENERGY TRANSPORT (ATLANTIC) LTD. 100.00 US$51 NYK BULKSHIP (ATLANTIC) N.V. 100.00 US$485 ADAGIO MARITIMA S.A. 100.00 ¥0.1 使用通貨: B タイ・バーツ CHY 中国元 HK$ 香港ドル US$ 米ドル £ 英ポンド 89 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA NYK REPORT 2016 環境データ 運航船舶 オフィス INPUT は使用実績のある資源・エネルギーなどを掲載 日本郵船 日本郵船本店 INPUT C 重油 A 重油 軽油 OUTPUT 2013 2014 2015 4,567 0.5 62 4,557 0 87 4,403 0 216 CO2 NOx SOx INPUT 2013 2014 2015 15,705 324 248 15,575 339 224 15,563 337 211 (単位:千トン) (千トン) 18,000 600 12,000 400 6,000 0 15(年度) 14 0 ■ CO2 ■ NOx (右軸) ■ SOx (右軸) 国内外グループ会社 INPUT 2013 C 重油 A 重油 軽油 2015 835 9 24 735 0 51 CO2 NOx SOx 2013 2014 2015 3,149 69 53 2,707 63 41 2,453 57 35 (単位:千トン) (単位:千トン) (千トン) 80 3,000 60 2,000 40 1,000 20 13 15(年度) 14 0 INPUT 21,389 21,781 燃料 2,620 2,669 2,447 (単位:kリットル) CO2 17 1,307 17 紙 28 1,352 2013 2014 2015 16,600 18,375 16,981 (単位:トン) (トン) 20,000 1,276 2015 25 4 126 23 4 119 26 4 119 (単位:トン) (トン) (トン) 2,000 40 (単位:トン) 1,500 30 17 1,000 20 17 (単位:千㎥) 26 26 (単位:トン) 500 10 13 0 15(年度) 14 0 ■ CO2 ■ 一般廃棄物(右軸) (右軸) ■ 産業廃棄物 OUTPUT 2014 2015 電気 59,954 58,395 60,026 (単位:千 kWh) A 重油 17,926 17,382 19,323 5,138 5,172 4,598 70 60 43 865 720 758 (単位:kリットル) 69 64 58 792 590 704 蒸気 177 130 冷水 148 198 水 299 268 紙 508 532 2013 171 (単位:トン) 228 (単位:千 MJ) 231 (単位:千㎥) 892 (単位:トン) 15,000 2014 2015 CO2排出量 98,116 96,191 100,474 992 一般廃棄物 1,124 産業廃棄物 1,623 1,472 489 216 リサイクル 1,010 1,519 326 (単位:トン) (トン) (トン) 120,000 1,800 80,000 1,200 40,000 600 (単位:千㎥) 0 13 15(年度) 14 0 ■ CO2 ■ 一般廃棄物(右軸) (右軸) ■ 産業廃棄物 * 国内グループ会社は2015年度予測値を 使用しています。 * CO2排出量は電力消費量から計算し、 2015 年 度 の CO2 排 出 量 の 算 出には 代 替 値 の 係 数 0.579 kg-CO2/kWh (2014年度実績) を使用しています。 * 対象は連結子会社です。 * 2012 年 8 月よりデ ー タ 収 集 項 目 に リサイクルを追加しました。 10,000 海外グループ会社 5,000 0 一般廃棄物 産業廃棄物 リサイクル 19 (単位:千㎥) 水 液化石油 ガス (LPG) 都市ガス OUTPUT 20,801 (単位:千 kWh) 都市ガス 軽油 灯油 ガソリン 国内自営ターミナル 電力 16 18 (単位:kリットル) 2013 に基づき再度算出しました。 2015 20 2014 国内グループ会社 NYK Report 2014までは燃料購買量より算出していましたが、NYK Report 2015より、各年 の日本郵船単体およびグループ会社運航船で使用した燃料の量より、IMO ガイドラインの係数 2014 ガソリン 2013 CO2排出量 1,516 1,478 1,423 INPUT ■ CO2 ■ NOx (右軸) ■ SOx (右軸) 2013 2,266 (単位:千 kWh) (千トン) 4,000 0 2,254 18 2015 日本郵船本店では、電力消費量は微増となりましたが、省エネ活動の継続によって総 CO2排 出量は減少しています。 * 日本郵船本店は2015年度実績値を使用しています。 * CO2排出量は電力消費量から計算し、2015年度の CO2排出量の算出には東京電力㈱の係 数 0.505 kg-CO2/kWh (2014年度実績) を使用しています。 * 廃棄物量の再利用率は81%となっています。 * 2012年8月よりデータ収集項目にリサイクルを追加しました。 OUTPUT 2014 963 11 18 2,345 蒸気 200 13 2014 電気 (単位:千トン) (千トン) OUTPUT 2013 13 14 15(年度) OUTPUT INPUT 2013 2015 電力 65,502 67,245 63,679 (単位:千 kWh) ガソリン 軽油 23,201 15,085 18,365 24,489 21,035 20,090 (単位:kリットル) 2015年度の CO2排出量は、昨年度より減少しています。その理由としては、2015年10月に 横浜ターミナルが大黒埠頭から南本牧埠頭への移転に伴い、エネルギー消費量の集計対象 外となったためです。なお、電力からの CO2排出量は、それぞれのターミナルが契約している 電力供給業者の排出係数より、また燃料からの CO2排出量は温対法の係数より算出してい ます。 2014 LPG 572 468 548 (単位:トン) 都市ガス 9,273 15,351 11,536 (単位:千㎥) 2013 CO2 排出量 2014 2015 168,410 153,619 146,667 (単位:トン) (トン) 200,000 150,000 100,000 50,000 0 13 14 15(年度) * 海外グループ会社は2015年度予測値を使用しています。 * CO2排出量は電力消費量から計算し、CO2排出量の算出には係数 Greenhouse Gas を使用しています。 Protocol(GHG Protocol) * 対象は連結子会社です。 90 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA NYK REPORT 2016 環境会計 環境保全に要した費用を正しく把握し、その結果の見直しを繰り返し行うことによって、事業活動における適切な環境保全活動を目 指すことが当社の環境会計における基本的な考え方です。 2015年度の総括 LNG 燃料タグボートの竣工、ハイブリッド型トランスファークレーンの導入、空気潤滑装置の搭載船などの地球環境保全活動に取 り組み、コンテナ船の最適な低速運航仕様の研究なども行い、環境保全コストは前年度より増加しました。 環境保全コスト/効果の年度比較 (単位:百万円) 2015年度 2014年度 環境保全コスト 安全推進活動による事故率削減 効果 環境保全コスト 効果 197 –241 283 –680 地球温暖化や大気汚染の防止、海洋環境の保全、省資源、環境技術の採用 3,480 10,114 4,622 3,362 合計 3,677 9,873 4,905 2,682 と比較した場合の効果は3,739百万円 * 安全推進活動による事故率削減効果は、前年度比の値を算出。1996年度(当社の基準年) 当社独自の分類 (単位:百万円) 環境方針 1. 継続的な改善 2. コンプライアンス 3. 安全の確保 4. 地球温暖化・ 大気汚染の防止、 海洋環境の保全、省資源 5. 環境技術の採用 6. 環境教育 7. 社会活動 目的 項目 環境保全コスト 環境マネジメントシステム維持 構築、運用、ISO 認証(含む人件費) 環境損傷回復 海洋汚染などの修復 事故、 トラブルの削減 地球温暖化や大気汚染の防止 海洋汚染防止 資源の節約 NAV9000などの安全推進活動(含む人件費) 助燃剤の使用、船舶の燃費節減活動、プロペラの研磨など VLCC カーゴタンク底板耐食鋼採用など グリーン購入 * 電子制御エンジンや空気潤滑装置の搭載、 地球温暖化や大気汚染の防止 ハイブリッド型トランスファークレーンの購入など オゾン層破壊防止 船舶空調機・冷凍機など 海洋汚染防止 当社独自のビルジシステム、バラスト水処理装置など スマートフリートオペレーション、舶用大型ディーゼル機関の 研究開発費用 EGR 装置によるCO2及び NOx 削減技術の実証など 環境意識の高揚と環境方針の浸透 環境 e-ラーニング、環境保全キャンペーンなど 情報開示、社会貢献など NYKレポート作成費用、環境関連団体への協賛など 合計 93 0 190 702 0 0 2,660 0 638 613 1 8 4,905 * FSC 認証紙を採用しているが、価格差が大きくないのでゼロで計上 環境省ガイドラインによる分類 (単位:百万円) 環境保全コスト 分類 投資 費用 (1)事業エリア内コスト ①公害防止コスト ②地球環境保全コスト ③資源循環コスト (2)上・下流コスト (3)管理活動コスト ①環境マネジメントシステム整備、運用 ②環境情報開示、環境広告 ③環境教育 ④環境改善対策 (4)研究開発コスト 環境負荷低減 658 2,672 0 0 0 670 0 0 0 0 0 0 283 5 1 0 0 613 0 0 3,330 2 0 1,575 (5)社会活動コスト 社会貢献活動 (6)環境損傷対応コスト 合計 91 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA NYK REPORT 2016 集計方法 (船舶の 1. 期間は2015年4月1日から2016年3月31日 燃費節減活動の集計期間は2015 年 1月1日から 2015年12月31日まで) 2. 範囲は本社(国内本支店)、国内自営ターミナル、運 航船舶および付随する業務が中心(ISO14001認 証にかかる審査費用はマルチサイト方式のため、 米州、欧州、南アジア、東アジア地域のグループ会社 を含む) 3. 環境省「環境会計ガイドライン2005年版」を参照 4. 投資額は、当期に取得した減価償却対象の環境関 連設備を集計 5. 費用額は、環境保全を目的とした設備の維持管理 費、人件費を含み、減価償却費は含まない 6. コストの集計においては、法規則などを遵守するため のコストは計上せず、自主的な環境保全活動のみを 計上 7. 効果は、その影響が定量的に把握できるものを計上 人事データ (日本郵船) (2016年3月末現在) 社員の状況 社員数(長期) 採用人数 * 新卒、中途を含む 男 陸上 751名 (海技者 * 以外) 合計 女 267名 1,018名 ( 海技者 ) 陸上 255名 5名 260名 海上 296名 9名 305名 合計 1,302名 281名 1,583名 * 海技免状保有者(海技免状取得のための海技大学校在籍者を含む) 社員数(有期) 男 合計 女 女 33名 8名 41名 陸上 48名 37名 85名 海上 24名 1名 25名 海上 6名 0名 6名 合計 57名 9名 66名 合計 54名 37名 91名 女 男 役職者数 * 海上、出向者を除く * 2008年度より社外取締役(男1、女1)を含む 2013年度 30歳以下離職者数 男 男 女 陸上 1名 2名 海上 3名 0名 平均勤続年数 * 海上には陸上(海技者)を含む 男 女 陸上 15.1年 19.6年 海上 13.4年 8.9年 合計 男 陸上 2014年度 女 男 2015年度 女 取締役・経営委員 29名 2名 31名 2名 31名 グループ長 35名 2名 34名 3名 33名 3名 チーム長以上 126名 21名 131名 25名 123名 25名 参考:本社組織の人数 494名 192名 512名 195名 505名 197名 2013年度 2014年度 2015年度 2名 労働災害 労働災害発生件数 * 通勤災害を除く 休業日数 * 休業1日以上 2013年度 2014年度 2015年度 陸上 0件 0件 4件 海上 0件 0件 3件 死亡者数 2013年度 2014年度 2015年度 陸上 0日 0日 182日 陸上 0名 0名 0名 海上 0日 0日 60日 海上 0名 0名 0名 社員支援体制 有給休暇平均取得日数 産前産後休暇取得者数 * 海上、出向者を除く/夏季休暇を含む 2013年度 2014年度 12.4日 2015年度 14.3日 2014年度 11名 2015年度 10名 9名 2015年度 100% 介護休業制度利用者数 2013年度 2014年度 2015年度 男 女 男 女 男 女 0名 1名 0名 0名 1名 0名 2014年度 2015年度 男 女 男 女 男 女 0名 23名 0名 21名 0名 22名 2013年度 2014年度 2015年度 2.11% 2.60% 2.50% 教育 平均研修参加日数 平均教育・研修費用 2012年度 2013年度 2014年度 陸上 4.82日 5.02日 6.82日 海上 * 40.5日 29.8日 34.4日 * 2014年度より海上職の通信教育対象期間を除外して算出 2013年度 2014年度 2015年度 陸上 142,888円 148,943円 181,410円 海上 492,387円 533,133円 614,410円 ●海外留学・研修制度 (例)・ MBA 留学(期間2年間、2年に1名派遣) ・中国語留学(期間1年間、1年に1名派遣) ・ 短期海外語学研修 (期間4週間、2015年度は1名参加) 92 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA 2014年度 2015年度 女 男 女 男 女 3名 28名 0名 23名 6名 18名 * 義務教育までの子供を持つ母親/休業中を除く 障がい者雇用率 * 退職者を除く延べ利用者数 2013年度 男 ワーキングマザー * 退職者を除く延べ利用者数 100% 2013年度 * 退職者を除く延べ利用者数 育児短時間勤務制度利用者数 2014年度 100% 2013年度 14.1日 女性の育児休業取得率 2013年度 育児休業制度利用者数 * 退職者を除く延べ利用者数 NYK REPORT 2016 2013年度 2014年度 2015年度 39名 46名 51名 人事データ (グループ会社/日本郵船含む) 国内外の連結会社を対象に、HR サーベイ (人事労務・人材育成に関する調査) に基づく社員数を掲載 (2015年度決算月末現在) グループ会社社員の状況(日本郵船含む) 連結会社社員数(長期雇用社員、有期雇用社員6カ月以上) 男 女 合計 陸上 *1 21,532名 11,536名 33,068名 海上 *2 1,141名 67名 1,208名 22,673名 11,603名 34,276名 合計 *1. 陸上勤務中の海技者、グループ会社からの出向者を含む *2. 外国人船員を除く 連結会社社員数内訳(地域別) 地域 日本 欧州 南アジア 北米 東アジア オセアニア 合計 中南米 会社数 65社 25社 37社 10社 20社 4社 7社 168社 社員数 8,024名 5,423名 12,213名 2,760名 3,876名 385名 1,415名 34,276名 外国人船員数 管理支配船(232隻) 単純傭船(550隻) グループ会社社員数 社員数(陸上職)/有期雇用社員6カ月未満の契約 社員数 9,071名 478名 12,100名 55,447名 採用人数 陸上・海上 男 女 合計 4,234名 1,951名 6,185名 女性数 全体数 比率 女性比率 役員 マネージャー以上 社員数 83名 980名 8% 844名 3,917名 22% 11,603名 34,277名 34% 93 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA NYK REPORT 2016 企業データ (2016年3月31日現在) 創立 株主名簿管理人および特別口座管理機関 1885年9月29日 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 資本金 〈同連絡先〉 144,319,833,730円 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 証券代行部 従業員数 フリーダイヤル:0120-232-711 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 連結 :34,276名(当社および連結子会社) 単体 *:1,583名(陸上1,018名、陸勤船員260名、海上305名) 公告方法 * 単体従業員数には、国内外の他社への出向者が含まれています 電子公告により行い、次の当社ウェブサイトに掲載します。 本店 ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告ができない URL:http://www.nyk.com/koukoku/ 〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目3番2号 場合は、東京都において発行する日本経済新聞に掲載する方法に 電話:03-3284-5151 (代表) より行います。 URL:http://www.nyk.com 米国預託証券(ADR) 株式の状況 シンボル:NPNYY 発行可能株式総数 上場金融商品取引所 CUSIP:654633304 取引所:OTC (店頭市場) 比率(ADR:普通株) :1:2 ADR 名義書換代理人 The Bank of New York Mellon 101 Barclay Street, New York, NY 10286, U.S.A. 東京、名古屋の各市場第一部 フリーダイヤル: 2,983,550,000株 発行済株式の総数 1,695,911,449株(自己株式4,639,539株を除く) (米国国内) 888-BNY-ADRS(888-269-2377) (海外から)1-201-680-6825 URL:http://www.adrbnymellon.com 株価および売買高の推移 株価 (円) 400 300 200 100 0 売買高 (1,000株) 600,000 450,000 300,000 150,000 0 04 05 06 07 08 09 10 11 12 01 02 03 2014 04 05 06 07 2015 94 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA NYK REPORT 2016 08 09 10 11 12 01 02 2016 03 株主構成 大株主(上位10名) 事業法人 証券会社 7.6% 自己株式 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 0.3% 2016 年 3 月 102,463 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 個人・その他 22.4% 所有株式数 (千株) 株主名 2.3% 金融機関 30.2% 外国人 37.2% 98,235 三菱重工業株式会社 41,038 明治安田生命保険相互会社 34,473 東京海上日動火災保険株式会社 28,945 STATE STREET BANK WEST CLIENT-TREATY 505234 23,293 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口7) 22,987 THE BANK OF NEW YORK MELLON SA/NV 10 22,188 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口6) 18,400 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5) 18,397 所有者別分布状況 (%) 2010/3 0.1 38.7 35.2 19.1 5.1 41.4 29.5 20.6 5.1 0.3 41.8 25.0 25.1 5.4 0.3 35.1 27.8 28.7 5.9 0.3 34.3 34.8 22.6 5.9 0.3 30.6 39.6 19.9 7.5 0.3 30.2 37.2 22.4 7.6 1.8 2011/3 0.2 3.2 2012/3 2.4 2013/3 2.4 2014/3 2.2 2015/3 2.2 2016/3 2.3 ■ 証券会社 ■ 自己株式 ■ 金融機関 ■ 外国人 ■ 個人・その他 ■ 事業法人 本レポートについて 編集方針 報告の範囲 対象期間 「NYKレポート 2016」では、業績および営業概況、今後の戦略などの財務情 報に加え、CSR 活動などの非財務情報を総合的に報告した「統合レポート」 2015 年 4月∼ 2016 年 3月(ただし、一部 2016 年 4月以降の情報を含みます) として編集しています。企業として利益を求めるだけでなく、環境(E)、社会 対象範囲 ガバナンス(G)などの社会的課題にも広く取り組み、持続可能な社会の (S)、 日本郵船㈱を中心とした国内外グループ会社の活動。活動分野ごとに 実現に貢献していく日本郵船グループについて、多くのステークホルダーの皆 主要な対象会社が異なる場合は、対象範囲を記載しました。 さまにご理解いただければ幸いです。また、ウェブサイトでは、より網羅的かつ 発行時期 詳細に情報を掲載しています。併せてご活用ください。 2016 年 6月(前回:2015 年 6月 次回予定:2017 年 6月) 編集にあたっては、国際統合報告評議会(IIRC)が 2013 年 12月に発表し た「国際統合報告フレームワーク ver 1.0」などを参考にしました。 ウェブサイト 対象読者 お客さまや株主・投資家の皆さま、お取引先、グループ社員、さらに地域社会や 企業活動全般 NPO・NGO の方々、学生、評価機関、研究者、企業の CSRご担当者など、当 コーポレートホームページ 社グループと関わりのあるすべての方々を読者として想定しています。 http://www.nyk.com 財務情報 非財務情報 ウェブサイト:IR情報 ウェブサイト:CSR活動 http://www.nyk.com/ir/ http://www.nyk.com/csr/ (PDF〈フルレポート版〉) NYKレポート ESG情報の開示に関する参照ガイドライン 環境省「環境報告ガイドライン ̶2012 年版」 GRI「サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第 4 版」 NYK SPARK BOOK(PDF) ISO26000 (GRI ガイドラインと国連グローバル・コンパクト、および ISO26000 の対照表は ウェブサイトに掲載しています) 発行物 (本冊子〈ダイジェスト版〉) NYKレポート CSR 活動 >CSRレポート □ 各種ガイドライン対照表 NYK SPARK BOOK(別冊) IR ファクトブック 95 NIPPON YUSEN KABUSHIKI KAISHA NYK REPORT 2016