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南山大学大学院
南山大学大学院 国際地域文化研究科 (博士前期・後期課程) NANZAN UNIVERSITY ■国際地域文化研究 今日の国際状況において、人間の行動様式の総体を規定する条件としての文化が、政治や経済と共に、 国際社会や諸地域における重要な要素となっていることに注目し、 「文化と社会の多元性の認識に基づき、 民族集団や人種間の協調を図り、国民国家を越えた文化的・社会的共生を実現すること」を目指します。 □博士前期課程 □博士後期課程 「アメリカ研究領域」 「スペイン・ラテンアメリカ 博士前期課程における3研究領域を発展的に統合 研究領域」 「アジア・日本研究領域」の3つの研 し、 「アジア」と「日本」およびこれらと「アメリカ」 究領域によって構成され、アメリカ研究センター、 「スペイン・ラテンアメリカ」との相互交流を中 ラテンアメリカ研究センター、そしてアジア・太 心に据えた「アジア・日本を重視した国際地域文 平洋研究センターとも密接に連携しながら、各研 化研究」を行い、グローバル化と地域文化尊重が 究領域における特定地域研究を基礎とした、学際 同時進行する現代社会における様々な状況を読み 的かつ多元的な教育・研究を展開します。 解く高度な分析力の獲得を目指します。 博士前期課程 アメリカ研究領域 アメリカ合衆国が多様な民族・人種、文化、宗教を抱えな がら、多人種平等社会モデルを提示し、絶えず新たな社会 モデルを模索・実験してきた国であることに特に注目し、 文化、思想と宗教、歴史と社会、政治と経済、および国際 関係を軸にアメリカへの理解を深めるカリキュラムを提供 します。 共生社会へ向けて 「すべての男性と女性は造物主により平等に創られている…」 (1848年「セネカフォールズ宣言」より) ●歴史学および政治学的な分析方法のもとに多民族・多人種で構成されるアメリカ社会の多元的かつ複合的な性格を解明 する研究を展開 ●国際経済や国際関係においてアメリカが果たしてきた役割を考察するとともに、日本との関係を両国の外交関係、日米 交流および日米社会比較の視点から分析 ●文学研究科英文学専攻で進められてきた文学研究の蓄積を踏まえ、特にアメリカの文化的・社会的背景(エスニシティ とジェンダーを中心に)を念頭に置いたアメリカ文学研究を進める 専門科目(アメリカ研究領域) ◇アメリカ文化研究 ◇アメリカ民族集団・人種関係研究 ◇日米関係研究 ◇アメリカ思想・宗教研究 ◇アメリカ政治社会研究 ◇日米比較社会研究 ◇英語圏文学研究 ◇アメリカ外交研究 ◇アメリカ特殊研究(日米交流論) ◇アメリカ歴史社会研究 ◇アメリカ経済研究 ◇英語表現研究Ⅰ・Ⅱ ※各講義概要についてはWebページにてご確認下さい。 国際地域文化研究科 スペイン・ラテンアメリカ研究領域 ラテンアメリカ地域を軸として文化、社会、政治、経済、国際関係等の分野か ら当該地域への理解を深めるカリキュラムを提供し、同時に、ラテンアメリカ 地域に圧倒的な影響を与えてきたスペインを文化、思想、文学の分野から考察 します。また、スペインとラテンアメリカの大半の国々にとっての母語である スペイン語を今日的視点から捉えます。ラテンアメリカ地域については、日本 と関わりの深い非スペイン語圏の大国・ブラジルへのアプローチをも射程に入 れながら、当該地域の多様性や共通性、多元性の特質を把握します。 三文化広場(メキシコ・シティ) アステカ時代の神殿遺跡、スペイン植民地 時代の教会、そして現代の高層建築の共存 ●グローバル化に伴うラテンアメリカ諸国の文化変容の問題ならびに社会的・経済的格差、民主化等の構造的・制度的な 問題にも着眼 ●スペインについては、歴史の潮流から、後世に多大な影響を及ぼすこととなった、いくつかの文化的変革のうねりに注 目し、その意味を考察 ●本学が位置する中部地区において、ブラジルやペルーをはじめとするラテンアメリカからの日系人の日本社会への適応 をめぐる社会問題が顕在化しており、この問題をめぐる共生社会のあり方についても考察する 専門科目(スペイン・ラテンアメリカ研究領域) ◇スペイン文化研究 ◇ラテンアメリカ文化研究 ◇ラテンアメリカ経済研究 ◇スペイン思想研究 ◇ラテンアメリカ社会研究 ◇スペイン・ラテンアメリカ特殊研究 ◇スペイン文学研究 ◇ラテンアメリカ政治研究 ◇ブラジル社会・経済研究 ◇スペイン語圏言語研究 ◇スペイン語表現研究Ⅰ・Ⅱ ※各講義概要についてはWebページにてご確認下さい。 アジア・日本研究領域 「アジアの中の日本」という位置づけのもとに、日本・中 国・インドネシアなどの国々の文化・文学・社会・政治の 固有性と多様性を、西洋文明との衝突、社会構造の変容な どの歴史的経緯をもふまえて考察します。各地域の固有性 を尊重するとともに、地域内および西洋との交流によって 生ずる変化も客観的に検証し、アジアの現状と未来像とを 多角的な視座で捉えます。 インドネシアの民主化:日曜日の歩行者天国で汚職撲滅を訴える市民 (首都ジャカルタ) ●日本語と英語のほか、中国語、インドネシア語(マレー語を含む)などの言語を駆使して、各地域の文化的社会的、政 治的特質ならびに諸言語によって表現された文学の多元的な理解を試みる ●アジア・日本地域相互間の歴史的関係の理解に基づいて、各地域を閉ざされたものと見なすのではなく相互的関係の中 で位置づけることを目指す ●アジア・日本関係の歴史的推移、文化交流、戦後の緊密な経済関係を理解することによって、そこに含まれている実際 的な諸問題に焦点を当て、アジアと日本の今後のあるべき関係を考察する 専門科目(アジア・日本研究領域) ◇アジア・日本文化交流研究 ◇近現代日本文学研究 ◇東南アジア社会研究 ◇アジア・日本歴史関係研究 ◇現代日本社会研究 ◇東南アジア文化研究 ◇アジア・日本国際関係研究 ◇現代中国社会研究 ◇アジア・日本特殊研究 ◇近代日本歴史社会研究 ◇現代中国文学研究 ◇中国語表現研究Ⅰ・Ⅱ ※各講義概要についてはWebページにてご確認下さい。 NANZAN UNIVERSITY カリキュラム構成図 国際地域文化の学際的・多元的理解をめざす 修士論文 [演習科目] 学問的課題と 方法論的枠組の探求 研究指導 [基礎科目] 研究方法と基礎理論 地域研究方法論 国際文化論 国際関係論 課題研究 学問の実践的涵養・ 地域社会との連携 国際交流・協力論 国際地域文化プロジェクト研究 [専門科目] 各地域文化の解明、地域を超えた 文化的・社会的共生の 理論的・実証的探求 アメリカ研究領域 スペイン・ラテンアメリカ研究領域 アジア・日本研究領域 文化と思想 歴史と社会 国際関係 国際地域文化プロジェクト研究 官公庁の国際交流事業部門およびNGO・NPOとの連携・協力のもとに国際理解の促進と共生社会の実現に 関わる実践的課題に取り組むことを目的とします。 <主な協力機関> 国際協力機構(JICA)・(財)名古屋国際センター・(財)豊田市国際交流協会・名古屋NGOセンター・ (学校法人)ムンド・デ・アレグリア学校(南米系外国人学校) 期待される進路 ● 官公庁・地方自治体の国際交流事業部門の職員、多国籍企業あるいは一般企業の海外事業担当者等 ● 出版、文化、マスコミ、翻訳などの従事者 ● 地方自治体、民間における調査研究部門担当者、外務省専門職員など ● 中等教育、高等教育機関における教員 進 学 先 大阪大学大学院国際公共政策研究科、北海道大学大学院文学研究科、名古屋大学大学院国際開発研究科、 名古屋大学大学院文学研究科、筑波大学大学院人間総合科学研究科、南山大学大学院国際地域文化研究科、 南山大学大学院人間文化研究科、愛知大学大学院中国研究科、京都外国語大学大学院外国語学研究科、 ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)大学院、ロンドン大学キングス・コレッジ大学院 就 職 先 上智大学言語教育研究センター(非常勤講師)、南山大学外国語学部(非常勤講師)、金城学院大学国際情報学部 (非常勤講師)、名古屋造形大学造形学部(非常勤講師)、愛知県高等学校教諭(英語)、愛知県高等学校教論(国語) 、 名古屋市中学校教論(英語)、新潟県高等学校教論(英語)、兵庫県高等学校教諭(国語)、愛知工業大学名電高等学校 (英語)、学校法人鈴木学園、名古屋市役所、豊橋市役所、豊川市役所、法務省名古屋入国管理局、国際連合地域開 発センター、豊田市国際交流協会、台湾丸紅、中央図研、十六銀行、シンドラー、スズキ、日本発条、アイシンAW、 凸版印刷、ローソン、ユニクロ、郵船航空サービス、三菱東京UFJ銀行、長浜信用金庫、DIC、社会福祉法人昭徳会 国際地域文化研究科 博士後期課程 21世紀に入り、政治・経済・文化の様々な場面において、 「アジア」が、その重要度を相対的に高めてきています。 そうした状況を受け、国際地域文化研究科博士後期課程で は、博士前期課程で深められた学際的な視点を受けた、 「アジア・日本を重視した国際地域文化研究」を目指しま す。とくに、博士前期課程から引き継がれる「アメリカ」 「スペイン・ラテンアメリカ」地域との関わりを視野に入 れながら、超域的、地域横断的な「アジア」研究、「日本」 研究を行うことを特徴としています。 アジア研究 日本研究 文化史研究 文学論研究 エスニシティ研究 国際関係研究 アメリカ研究 スペイン・ラテンアメリカ研究 専門科目 ◇文化史A(文化交流史研究) ◇文学論A(文学・文化研究) ◇エスニシティ研究A(人種・民族研究) ◇国際関係論A(外交史研究) ◇文化史B(近現代史研究) ◇文学論B(文学研究) ◇エスニシティ研究B(宗教・社会研究) ◇国際関係論B(安全保障論) ◇文化史C(物質文化研究) ◇文学論C(演劇研究) ◇エスニシティ研究C(多民族社会研究) ◇国際関係論C(国際経済論) 想定される進路・人材 ● 国内、国外における教育機関、研究機関での研究者 ● 国際的、学際的視野を持った、先導的高度専門職業人 NANZAN UNIVERSITY 研究者紹介 博士前期課程 【アメリカ研究領域】 <研究指導教員> 教 授 藤本 博 [専攻分野:現代アメリカ対外関係史] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕現代アメリカ外交史研究 〔短期研究〕ヴェトナム戦争史研究 ◆主な著作: (1) 『アメリカの戦争と世界秩序』 (共著) 法政大学出版局 (2008年) ( 、2) 『 越境する1960年代』 (共著) 彩流社 (2012年) 、 (3) 『ヴェトナム戦争研究』 (単著) 法律文化社(2014年) 教 授 川島 正樹 [専攻分野:アメリカ史] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕アメリカニズムと社会的構築物としての 「人種」 の関係史 〔短期研究〕一連の地域闘争としての公民権運動の歴史的意義 の検討 ◆主な著作: (1) 『 帝国と市民̶苦悩するアメリカ民主政』 (共著) 山川 出版社 (2003年) ( 、2) 『アメリカニズムと 「人種」( 』編著) 名古屋大 学出版会 (2005年) ( 、3) 『アメリカ市民権運動の歴史』名古屋大学 出版会 (2008年) 教 授 上村 直樹 [専攻分野:アメリカ政治外交史、国際政治学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕アメリカの対外関係と国際社会 〔短期研究〕アメリカの同盟関係と核軍縮 ◆主な著作: (1) Nuclear Disarmament in the Twenty-first Century (共著) Hiroshima Peace Institute (2004年) ( 、2) 『 戦後アメリカ外 交史<新版>』 (共著) 有斐閣 (2009年) ( 、3) 「対米同盟と非核・核 軍縮政策のジレンマ」 『 国際政治』、第163号 (2011年) 教 授 山岸 敬和 [専攻分野:アメリカ政治、公共政策] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕政策過程、政策史 〔短期研究〕日米医療政策、都市政策 ◆主な著作: (1) 『 War and Health Insurance Policy in Japan and the United States』Johns Hopkins University Press (2011年) 、 (2) 『 American Politics from Japanese and American Perspectives』 (共著) 大学教育出版 (2013年) ( 、3) 『アメリカ医療 制度の政治史』名古屋大学出版会 (2014年) <研究指導補助教員> 准教授 山辺 省太 [専攻分野:アメリカ文学・文化] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕現代アメリカ文学と宗教性 〔短期研究〕フラナリー・オコナー研究 ◆主な著作: (1) 『 英語英米文化の展望』 ( 共著)関東学院大学出版 (2014年) ( 、2) 「 偽善と暴力の相補―リンカンの『奴隷解放宣言』 とフラナリー・オコナーの『高く昇って一点へ』」 『アメリカ文学』75 (2014年) ( 、3) 「象徴の向こう側へ―Paul AusterのMoon Palace と父性の転覆」 『 英文学研究』80.2 (2003年) <講義担当者> 准教授 平岩 恵里子 [専攻分野:国際労働力移動] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕労働力移動が受入れ国・送出し国にもたらす経済的影 響の分析 〔短期研究〕日本における外国人労働者の経済的影響と政策に関 する考察 ◆主な著作: (1) 『 国際経済学』 (共著) 創成社 (2005年) ( 、2) 『 現代 国際貿易の諸問題−環境、対外援助、国際間要素移動と不完全競 争−』 (共著) 、中京大学経済学部付属経済研究所 (2007年) 准教授 大井 由紀 [専攻分野:移民研究] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕境界線形成とデモクラシーの限界 〔短期研究〕越境移動と国家形成の関係 (米・中・日を中心として) ◆主な著作: (1) Japan Viewed from Interdisciplinary Perspectives (共著) ( 2015年)、 ( 2) 『 移住労働と世界的経済危機 』 ( 共著) (2011年)、 ( 3) 『 ナショナリズムとトランスナショナリズム』 ( 共著) (2010年) 国際地域文化研究科 【スペイン・ラテンアメリカ研究領域】 <研究指導教員> 教 授 加藤 隆浩 [専攻分野:ラテンアメリカの文化人類学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕ラテンアメリカの民衆カトリシズム、 ラテンアメリカの映画 〔短期研究〕ラテンアメリカの妖怪・化け物の社会的意味、 アンデス 世界の呪術 ◆主な著作: (1) Ensayos de cultura virreinal latinoamericana (共 著) Lima:Universidad Nacional Mayor de San Marcos (2007) 、 (2) Renacimiento mestizo (共著) Madrid : Universidad de Navarra y La Editorial Iberoamericana (2010) ( 、3) "Ararankaymanta", (単著) Revista de Critica Literaria Latinoamericana, No.72 (2010) 教 授 佐竹 謙一 [専攻分野:スペイン・ラテンアメリカ文学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕スペイン黄金世紀の大衆演劇と社会事情 〔短期研究〕スペイン・ラテンアメリカの現代演劇 ◆主な著作: (1) 『 スペイン黄 金 世 紀の大 衆 演 劇 』 ( 単 著 )三 省 堂 (2001年) ( 、2) 『 浮気な国王フェリペ四世の宮廷生活』 (単著) 岩波 書店 (2003年) ( 、3) 『 概説スペイン文学史』 (単著) 研究社 (2009 年) 教 授 安原 教 授 木下 登 [専攻分野:スペイン哲学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕スペイン思想史 〔短期研究〕スペイン現代思想、特にハビエル・スビリの形而上学 ◆主な著作: (1) El pensamiento filosófico de Domingo Gundisalvo (単著) 、Ediciones Univ. Pontificia de Salamanca (1988年) 、 (2) 『スペイン学を学ぶ人のために』 (共著) 世界思想社 (1997年) 、 (3) 『 現代スペイン読本』 (共著) 丸善 (2008年) 教 授 牛田 千鶴 [専攻分野:ラテンアメリカ地域研究・教育開発論] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕移民教育・マイノリティ教育・多文化教育 〔短期研究〕在米ラテンアメリカ系移民の言語文化と教育 ◆主な著作: (1) 『ラテンアメリカ現代史Ⅲ−メキシコ・中米・カリブ海地 域−』 (共著) 山川出版社 (2006年) ( 、2) 『ラテンアメリカの教育革 命』 (編著) 行路社 (2007年) ( 、3) 『ラティーノのエスニシティとバイリ ンガル教育』 (単著) 明石書店 (2010年) 毅 [専攻分野:国際経済学、開発経済学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕ポスト・ケインズ派マクロ経済学、開発経済学 〔短期研究〕ラテンアメリカ諸国の輸出促進政策、新自由主義革命 の批判的検討 ◆主な著作: (1) 『メキシコ経済の金融不安定性 金融自由化・開放化政策の批 判的研究』 (単著)、新評論(2003)( 、2)Manufacturing sector performance in Mexico,under balance of payments- constrained growth, Problemas del Desarrollo(Instituto de Investigaciones Económicas, UNAM), Mexico, vol.39(2008). pp.26-46.(3)Vidal, Gregorio, Arturo Guillen y Jose Deniz(coordinadores)Desarrollo y Transformacion, Opciones para America Latina(共著)Fondo de Cultura Economica(2010) <講義担当者> 教 授 CARDENAS, Abel [専攻分野:外国語教授法、近代外国語教育] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕スペイン語教育法、文化間教育 〔短期研究〕スペイン語評価法 ◆主な著作: (1)El efecto de los estudios en el extranjero en la proficiencia oral global en español de los estudiantes japoneses (単著) 『 CUADERNOS CANELA』、第9号 (1998年) ( 、2)No todo lo que brilla es oro. La fiabilidad de los resultados de la prueba oral en los DELE(単著) 『 CUADERNOS CANELA』第20号 (2009年)、 ( 3)La formación y certificación del profesor de español como examinador oficial en los DELE:Lo que falta por hacer(単著) ASELE、第19号 (2009年) 教 授 泉水 浩隆 [専攻分野:スペイン語学、 スペイン語教育] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕スペイン語イントネーションの知覚 〔短期研究〕教材分析および教室における各種機材の利用とその 応用 ◆主な著作: (1) 『 En directo Japón 1 基礎から学ぶスペイン語』 (共著)SGEL( 2011)、 ( 2) 『 En directo Japón 2 基礎から学ぶ スペイン語』 ( 共著)SGEL( 2012)、 ( 3)Estudio experimental sobre la percepción comparada de la entonación del español entre hablantes nativos y estudiantes japoneses(単著) Plurilingüisimo y enseñanza de ELE en contextos multiculturales (2013) NANZAN UNIVERSITY 研究者紹介 【アジア・日本研究領域】 <研究指導教員> 教 授 濱田 琢司 [専攻分野:文化地理学、地域文化論、 民俗学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕近現代における 「モノ」 の生産と消費をめぐる文化的研究 〔短期研究〕近現代における 「日本的なもの」の消費の系譜につい ての研究, 「人間国宝」認定制度ほか工芸技術に関する文化財行政 と産地へのその影響についての研究 ◆主な著作: (1) 『民芸運動と地域文化』 (単著) 思文閣出版 (2006年) 、 (2) 『 世界遺産時代の民俗学』 (共著) 風響社 (2013年) ( 、3) 「工芸 品消費の文化的諸相と百貨店」 『 国立歴史民俗博物館研究報告』 197 (2016年) 教 授 小林 寧子 [専攻分野:インドネシア近現代史] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕インドネシア・イスラーム史 〔短期研究〕1930年代インドネシアイスラムの国際関係認識 ◆主な著作: (1) 『インドネシア 展開するイスラーム』名古屋大学出版 会 (2008年) ( 、2)The Developments of Studies on Islam in Indonesia: Towards a Combination of Area Studies and Islamic Studies , Acta Asiatica, No.104 (2013年) ( 、3) 「 変容するナフ ダトゥル・ウラマーの二重指導体制:ウラマーの権威と指導力の乖離」 『アジア経済』第55巻第3号 (2014年) 教 授 松戸 庸子 [専攻分野:中国社会論 (社会学) ] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕中国の産業化と社会変動 〔短期研究〕中国における陳情行動研究 ◆主な著作: (1) 『 社会学研究シリーズ―理論と技法―18 中国社会 研究の理論と技法』 (共著) 文化書房博文社 (1999年) ( 、2) 『 離土 離郷』 (共著) 南窓社 (2002年) ( 、3) 「 家族戦略の新しい地平と草 の根の資本主義」、 『アジア遊学』83号 (2006年) 教 授 中 裕史 [専攻分野:中国文学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕中国現代文学 〔短期研究〕四川省の作家等に着目した郷土文学研究 ◆主な著作: (1) 『 現代中国への道案内』 (共著) 白帝社 (2002年) 、 (2) 『アジア市場の文化と社会』 (共著) 風響社 (2005年) <講義担当者> 教 授 辻本 裕成 [専攻分野:日本古典文学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕物語・日記文学の創造と享受 〔短期研究〕鎌倉時代医事説話の研究 ◆主な著作: (1) 『「腹の虫」の研究―日本の心身観をさぐる』 (共著) 三 弥井書店 (2012年) ( 、2) 『 中世〈知〉 の再生―『月庵酔醒記』論考 と索引―』 (共著) 三弥井書店 (2011年) ( 、3) 『 源氏物語研究集成 第12巻 源氏物語と王朝文化』 (共著) 風間書房 (2000年) 教 授 細谷 博 [専攻分野:日本近現代文学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕日本近代・現代文学研究 〔短期研究〕小林秀雄、森鴎外、夏目漱石、谷崎潤一郎、志賀直哉、 川端康成、太宰治、三島由紀夫、村上春樹他、近代・現代文学全般 の作家・作品研究、比較文学 ◆主な著作: (1) 『 凡常の発見 漱石・谷崎・太宰』 ( 単著)明治書院 (1996年) ( 、2) 『 太宰治』 (単著) 岩波書店 (1998年) ( 、3) 『 所与と 自由−近現代文学の名作を読む』 (単著)勉誠出版 (2013年) 教 授 松田 京子 [専攻分野:日本近現代史、文化交流史] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕近代日本と東アジア地域との文化交流史研究 〔短期研究〕植民地統治下の台湾先住民をめぐる文化政策研究 ◆主な著作: (1) 『 帝国の視線−博覧会と異文化表象−』 (単著) 吉川 弘文館 (2003年) ( 、2) 「 一九三〇年代の台湾原住民をめぐる統治 実践と表象戦略− 『原始芸術』 という言説の展開−」 『日本史研究』 510号 (2004年) ( 、3) 「植民地支配下の台湾原住民をめぐる 『分類』 の思考と統治実践 」 『 歴史学研究』第846号 (2008年) 教 授 森山 幹弘 [専攻分野:インドネシア文化] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕インドネシア文化史 〔短期研究〕インドネシア、 スンダ地方における文化の伝承 ◆主な著作: (1) Sundanese Print Culture and Modernity in 19th century West Java (単著) Singapore University Press (2005年) 、 (2) Geliat Bahasa Selaras Zaman : Perubahan Bahasa-Bahasa di Indonesia Pasca-Orde Baru (共編著) Kepustakaan Populer Gramedia (2010年) ( 、3) Words in Motion − Language and Discourse in Post-New Order Indonesia (共著編) NUS Press (2012年) 教 授 蔡 毅 [専攻分野:中国古典文学、 日本漢文学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕日中漢詩比較研究 〔短期研究〕中国における日本漢詩の受容 ◆主な著作: (1) 『日本における中国伝統文化 』 ( 単編著)勉誠出版 (2002年) ( 、2) 『 君 当に酔人を恕すべし―中国の酒文化』 (単著) 農山漁村文化協会 (2006年) ( 、3) 『日本漢詩論稿』 (単著) 中華書 局 (2007年) 国際地域文化研究科 博士後期課程 <研究指導教員> 教 授 濱田 琢司 [専攻分野:文化地理学、地域文化論、 民俗学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕近現代における 「モノ」 の生産と消費をめぐる文化的研究 〔短期研究〕近現代における 「日本的なもの」の消費の系譜につい ての研究, 「人間国宝」認定制度ほか工芸技術に関する文化財行政 と産地へのその影響についての研究 ◆主な著作: (1) 『民芸運動と地域文化』 (単著) 思文閣出版 (2006年) 、 (2) 『 世界遺産時代の民俗学』 (共著) 風響社 (2013年) ( 、3) 「工芸 品消費の文化的諸相と百貨店」 『 国立歴史民俗博物館研究報告』 197 (2016年) 教 授 上村 直樹 [専攻分野:アメリカ政治外交史、国際政治学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕アメリカの対外関係と国際社会 〔短期研究〕アメリカの同盟関係と核軍縮 ◆主な著作: (1) Nuclear Disarmament in the Twenty-first Century (共著) Hiroshima Peace Institute (2004年) ( 、2) 『 戦後アメリカ外 交史<新版>』 (共著) 有斐閣 (2009年) ( 、3) 「対米同盟と非核・核 軍縮政策のジレンマ」 『 国際政治』、第163号 (2011年) 教 授 川島 正樹 [専攻分野:アメリカ史] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕アメリカニズムと社会的構築物としての 「人種」 の関係史 〔短期研究〕一連の地域闘争としての公民権運動の歴史的意義 の検討 ◆主な著作: (1) 『 帝国と市民̶苦悩するアメリカ民主政』 (共著) 山川 出版社 (2003年) ( 、2) 『アメリカニズムと 「人種」( 』編著) 名古屋大 学出版会 (2005年) ( 、3) 『アメリカ市民権運動の歴史』名古屋大学 出版会 (2008年) 教 授 牛田 千鶴 [専攻分野:ラテンアメリカ地域研究・教育開発論] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕移民教育・マイノリティ教育・多文化教育 〔短期研究〕在米ラテンアメリカ系移民の言語文化と教育 ◆主な著作: (1) 『ラテンアメリカ現代史Ⅲ−メキシコ・中米・カリブ海地 域−』 (共著) 山川出版社 (2006年) ( 、2) 『ラテンアメリカの教育革 命』 (編著) 行路社 (2007年) ( 、3) 『ラティーノのエスニシティとバイリ ンガル教育』 (単著) 明石書店 (2010年) <研究指導補助教員> 教 授 佐竹 謙一 [専攻分野:スペイン・ラテンアメリカ文学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕スペイン黄金世紀の大衆演劇と社会事情 〔短期研究〕スペイン・ラテンアメリカの現代演劇 ◆主な著作: (1) 『 スペイン黄 金 世 紀の大 衆 演 劇 』 ( 単 著 )三 省 堂 (2001年) ( 、2) 『 浮気な国王フェリペ四世の宮廷生活』 (単著) 岩波 書店 (2003年) ( 、3) 『 概説スペイン文学史』 (単著) 研究社 (2009 年) 教 授 細谷 博 [専攻分野:日本近現代文学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕日本近代・現代文学研究 〔短期研究〕小林秀雄、森鴎外、夏目漱石、谷崎潤一郎、志賀直哉、 川端康成、太宰治、三島由紀夫、村上春樹他、近代・現代文学全般 の作家・作品研究、比較文学 ◆主な著作: (1) 『 凡常の発見 漱石・谷崎・太宰』 ( 単著)明治書院 (1996年) ( 、2) 『 太宰治』 (単著) 岩波書店 (1998年) ( 、3) 『 所与と 自由−近現代文学の名作を読む』 (単著)勉誠出版 (2013年) 教 授 加藤 隆浩 [専攻分野:ラテンアメリカの文化人類学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕ラテンアメリカの民衆カトリシズム、 ラテンアメリカの映画 〔短期研究〕ラテンアメリカの妖怪・化け物の社会的意味、 アンデス 世界の呪術 ◆主な著作: (1) Ensayos de cultura virreinal latinoamericana (共 著) Lima:Universidad Nacional Mayor de San Marcos (2007) 、 (2) Renacimiento mestizo (共著) Madrid : Universidad de Navarra y La Editorial Iberoamericana (2010) ( 、3) "Ararankaymanta", (単著) Revista de Critica Literaria Latinoamericana, No.72 (2010) 教 授 森山 幹弘 [専攻分野:インドネシア文化] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕インドネシア文化史 〔短期研究〕インドネシア、 スンダ地方における文化の伝承 ◆主な著作: (1) Sundanese Print Culture and Modernity in 19th century West Java (単著) Singapore University Press (2005年) 、 (2) Geliat Bahasa Selaras Zaman : Perubahan Bahasa-Bahasa di Indonesia Pasca-Orde Baru (共編著) Kepustakaan Populer Gramedia (2010年) ( 、3) Words in Motion − Language and Discourse in Post-New Order Indonesia (共著編) NUS Press (2012年) NANZAN UNIVERSITY 研究者紹介 <講義担当者> 教 授 小林 寧子 [専攻分野:インドネシア近現代史] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕インドネシア・イスラーム史 〔短期研究〕1930年代インドネシアイスラムの国際関係認識 ◆主な著作: (1) 『インドネシア 展開するイスラーム』名古屋大学出版 会 (2008年) ( 、2)The Developments of Studies on Islam in Indonesia: Towards a Combination of Area Studies and Islamic Studies , Acta Asiatica, No.104 (2013年) ( 、3) 「 変容するナフ ダトゥル・ウラマーの二重指導体制:ウラマーの権威と指導力の乖離」 『アジア経済』第55巻第3号 (2014年) 教 授 蔡 毅 [専攻分野:中国古典文学、 日本漢文学] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕日中漢詩比較研究 〔短期研究〕中国における日本漢詩の受容 ◆主な著作: (1) 『日本における中国伝統文化 』 ( 単編著)勉誠出版 (2002年) ( 、2) 『 君 当に酔人を恕すべし―中国の酒文化』 (単著) 農山漁村文化協会 (2006年) ( 、3) 『日本漢詩論稿』 (単著) 中華書 局 (2007年) 教 授 松田 京子 [専攻分野:日本近現代史、文化交流史] ◆研究テーマ: 〔長期研究〕近代日本と東アジア地域との文化交流史研究 〔短期研究〕植民地統治下の台湾先住民をめぐる文化政策研究 ◆主な著作: (1) 『 帝国の視線−博覧会と異文化表象−』 (単著) 吉川 弘文館 (2003年) ( 、2) 「 一九三〇年代の台湾原住民をめぐる統治 実践と表象戦略− 『原始芸術』 という言説の展開−」 『日本史研究』 510号 (2004年) ( 、3) 「植民地支配下の台湾原住民をめぐる 『分類』 の思考と統治実践 」 『 歴史学研究』第846号 (2008年) 国際地域文化研究科 入学者選考 博士前期課程 ◎募集人員 20名 ◎選考方法 試験(審査) 方 法 実施時期 外国語試験 一般入学試験 英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、インドネシア語、日本語より1つを選択。 辞書持込可(電子辞書不可) 専門に関する基礎知識をみる筆記試験・口述試問 ①9月中旬 ②2月下旬 (自分の志望する研究領域の中から1つを選択) 社会人入学審査 書類審査・口述試問 同上 国内在住外国人入学審査 書類審査・小論文・口述試問 同上 推薦入学審査 口述試問 同上 国外在住者入学審査 書類審査 年3回 (詳細は、Webページ(http://www.nanzan.ac.jp/)をご覧いただくか、入試課まで入試要項をご請求ください。) ※社会人入学審査により入学された社会人学生のうち、あらかじめ2か年を超えて履修することを希望する人に対し、3年目の履修年度に授業 料および施設設備費相当額を奨学金として給付する制度があります。 ※私費留学生は授業料および施設設備費が半額減免されます。 博士後期課程 ◎募集人員 3名 ◎選考方法 試験(審査) 方 法 実施時期 外国語試験 一般入学試験 英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、インドネシア語、日本語より1つを選択。 辞書持込可(電子辞書不可) 専門領域に関する知識をみる筆記試験 論文および研究計画書に関する書類審査・口述試問 ①9月中旬 ②2月下旬 社会人入学審査 論文および研究計画書に関する書類審査・口述試問 同上 国内在住外国人入学審査 論文および研究計画書に関する書類審査・口述試問 同上 国外在住者入学審査 論文および研究計画書に関する書類審査 年3回 ※上記の入学試験・審査においては、すでに執筆した論文と研究計画書の提出を求めます。論文は、公刊・未公刊を問いませんが、研究能力を 示すものでなければなりません。前期(博士)課程修了見込み者で修士論文が未完成の場合、社会人で執筆論文のない場合は、それまでの研 究成果を示す報告書をもって、論文に代えることができます。 ※「国内在住外国人入学審査」「国外在住者入学審査」の入学試験・審査の志願者は、日本語能力試験N1 (旧1級) 、または「日本留学試験」の 『日本語』300点以上を満たしていることを証明する書類を提出しなければなりません。また、論文および研究計画書の執筆言語は、日本語、 英語、中国語、インドネシア語、マレー語、スペイン語のいずれも可とします。 ※私費留学生は授業料および施設設備費が半額減免されます。 キャンパス所在地 ■名古屋キャンパス 至本山 至川名 南山大学 R153 杁中 名古屋 キャンパス 聖霊病院 杁中 滝川町 山手通 一丁目 地下鉄 名城線 正門 山手通 二丁目 滝川町 至八事 ①番出口 八事日赤病院 八事日赤 か な り い ①番出口 カトリック南山教会 楽園町 山手通門 地下鉄 鶴舞線 至栄 至金山 愛知県名古屋市昭和区山里町18 Phone 052-832-3111(代表) ●地下鉄名城線「八事日赤」駅より徒歩約8分 ●地下鉄鶴舞線「いりなか」駅1番出口より徒歩約15分 南山大学入試課 ◆入試に関する問い合わせ先 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18番地 http://www.nanzan-u.ac.jp/ 入 試 課 大 学 院 入 試 係 TEL(052)832-4345(直通) ◆履修内容等に関する問い合わせ先 Email [email protected] 国際地域文化研究科事務室 TEL(052)832-4327(直通) 2016