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色彩論

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色彩論
色彩論
教員名
大高 知子・増田 久男・新澤 淳
開講時期
後期
講義開講情報
選択・必修の別:選択
授業の到達目標及びテーマ
アーキテクト・マインド
学習・教育目標との関連
総合デザイン力
文化性
倫理観
芸術性
基礎力
専門力
表現力
○
◎
◎
◎
◎
○
◎
デザイン表現に不可欠な色彩の基礎知識を、体験的に実習し、クリエイティブワークに必要な技能を習得する。
光、場所、メディア、材質等、様々な要因で変化する「色」とその特性について、実践的なワークショップを交えながら、基礎的かつ応用可能な知識・技術
の習得を目指す。
授業の概要と方法
デザイン工学部「色彩論」では反射・透過(アナログ・デジタル)の光の違いに立脚した A・B の二クラス制、全 15 回で講義を行う。両クラスを通して、基本
的な色彩概念、色彩の表現、コンポジションなどを多角的に実習する。なお、A・B 両クラスの履修を一講義とするので各クラスのみの選択はできない。
色彩論 A
物理的色彩、色彩現象、色の表示方法、色覚メカニズム、色彩・色材文化などを身近な事例を使っての講義と、カラーチップ制作によるモ
ノクロからカラーへの明度・色相のコンポジション実習などを小テーマに学習。
色彩論 B
PC ツール(Illustrator、Photoshop 等)を利用した色彩理論の体感、コンポジションの実習。カラーチップを活用した色彩体系の習得、色彩
心理の実習などを小テーマに学習。
授業計画
講義回
01
02-08
09-15
テーマ
ガイダンス
色彩論 A/B
色彩論 A/B
内容
色彩論 A・B 共通ガイダンス
クラス 1:色彩論 A、クラス 2:色彩論 B
クラス 1:色彩論 B、クラス 2:色彩論 A
初回時、受講希望者多数の場合は選抜試験を行う。
クラス分け・選抜結果は初回ガイダンス後、2 回目講義までに掲示し、
2〜8 回、9〜15 回は A・B 二クラス並行で講義を実施する。
色彩論 A
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
概論
色の見え方と測り方
色彩文化(西洋)
色彩文化(日本)
都市と風土と色彩
モノとコトと色彩
全体講評
内容
ニュートンの光学、ゲーテの色彩論等、色彩学の基本を学ぶ
色の見え方(明度・彩度、色覚特性)、照明光源と色、測色
西洋の色名と由来と意味、伝統色、文化の系譜を解説
日本の色名と名来と意味、伝統色、文化の系譜を解説
都市と風土と色彩の関係を事例を使って解説
モノとコトと色彩の関係を事例を使って解説
プレゼンテーション、課題・成果物への講評
色彩論 B
テーマ
概論
デジタルの色彩表現
色の尺度
色と構図
情報と色彩
色彩と心理
全体講評
1
2
3
4
5
6
7
内容
講義概要の説明。反射光・透過光の違いについて学ぶ
モニタ上での色彩表現をアプリケーションを通して学ぶ
色の尺度(明度・彩度・色相)を、モニタ上で実習
色の効果的な表現を構図(レイアウト)を通して考察・演習
情報と色彩の関係を事例を使って表現実習
色彩と心理の関係を実習
プレゼンテーション、課題・成果物への講評
講義外の学習(課題)については講義毎に発表。
授業計画(Web のみ)
テキスト
講義時に必要に応じて資料配付及びサンプル提示。
参考書
「色彩論」の参考書として以下を挙げるが、取り扱いについては A・B 各クラス初回講義時に説明する。




ニュートン 「光学」 岩波文庫
柏木博 「色彩のヒント」 平凡社新書
大山正 「色彩心理学入門 ニュートンとゲーテの流れを追って」 中公新書
南雲治嘉 「色の新しい捉え方 現場で「使える」色彩論」 光文社新書
成績評価基準
レポート他提出課題の達成度と受講意欲を指標化し、A/B/C/D の 4 グレードで相対評価。A・B の各講義を通して必要課題が未提出の場合は単位取
得を認めない(評価 D)。
情報機器使用
色彩論 B は原則的に情報教室の PC を使用。各種データ保存用に USB メモリ等のストレイジデバイスを必携のこと。
その他
受講希望者は必ず初回ガイダンスに参加すること。希望者が定員(120 名)を超えた場合は初回ガイダンス時に履修者選抜を実施し、結果を次回講義ま
でに掲示する。2 回目講義以降からの受講は原則不可。
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