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[主なご神事・祈り合わせスポット] 2012年6月日本縦断ご神事活動 巡礼記

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[主なご神事・祈り合わせスポット] 2012年6月日本縦断ご神事活動 巡礼記
祈りの和 ご神事活動レポート
2012年6月日本縦断ご神事活動
巡礼記
ご神事開催年月日:2012年6月8日―23日
[主なご神事・祈り合わせスポット]
沖縄の聖域数カ所(沖縄)、高千穂(宮崎)、阿蘇山火口および阿蘇山周辺(熊
本)、西明石ファイアーセレモニー、淡路島(兵庫)、富士山5合目、芦ノ湖周
辺、箱根、山中湖(静岡・山梨)、東京、旭岳(北海道)
参加メンバー:
●ドン・アレハンド
ロ大長老(グアテマ
ラマヤ族)
●エリザベス・アラ
ウホ(グアテマラ・
マヤ族エルダー)
●テ・ポロハウ長老
(ニ ュ ー ジ ー ラ ン
ド・ワイタハ族)
●中谷淳子さん(ワ
イタハジャパン代
表)
●イオン・アルゲイ
ンさん
●比嘉良丸・りか
目次:
ご神事の概要
1
巡礼記
1
2
巡礼記
2
3
巡礼記
3
4
巡礼記
4
5
[ご神事の概要について] 比嘉良丸
「祈りの和」では、「新たな時代の
創造へ向けた 合同祈り合わせ」を
テーマに、2012年6月、グアテマラ
よりマヤ族大長老ドン・アレハンド
ロさんとエルダーのエリザベス・ア
ラウホさんを招聘しました。また、
この合同ご神事の目的に賛同され
た、ワイタハジャパン代表の中谷淳
子さんのご協力により、本来は数か
月後にニュージーランドより来日予
定だったワイタハ族テ・ポロハウ長
老も、来日時期を早め、6月に祈りの
和に合流してくださいました。
こうしてマヤ族、ワイタハ族の長
老たち3名に、中谷淳子さん、聖書の
暗号シリーズでおなじみの作家イオ
ン・アルゲインさん、そして祈りの
和の比嘉良丸・りか、による巡礼
チームは、6月8日~6月23日の期
間、日本全国を縦断する「祈り合わ
せ巡礼」を行いました。
[ご神事・祈り合わせの目的と意義]
「祈りの和」がこの合同祈り合わせ
を行った目的はいくつかあります。
1)大難を分散させ小難にすること
2011年3.11東日本大震災以降、日
本を取り囲む自然環境はいぜん、予
断を許さないものとなっておりま
す。こうした自然の猛威が、一気に
押し寄せることなく、小さく分散さ
せて小難にとどまるよう祈ること
が、とても重要だろうと考えていま
す。
2)古の叡智を学ぶ
マヤ族、ワイタハ族は共に、古い
先祖からの伝承文化を大切にしてい
る人々です。過去の文化や教えから
学ぶという姿勢は、今こそ日本人に
も必要不可欠なものであり、叡智の
伝承の大切さを長老たちより学び、
多くの方々にもそれを伝えたいと考
えました。
3)異文化や価値観を共有する
マヤ族とマヤ暦の叡智は、大長老
ドン・アレハンドロによれば「プレ
アデスよりもたらされたもの」で
す。一方のワイタハ族の伝承する叡
智は、テ・ポロハウ長老によれば
「シリウスより継承したもの」で
す。こうした異文化や異なる価値観
が、目的を一つにして心を合わせる
という祈りの行為は、「すべての
人々がつながる時代」に向けた、新
たな道標であり精神文明のひな形に
なるもの、と祈りの和では考えてい
ます。
(次ページへ続く)
4)世界の雛形ともいわれる日本から変えて
いく
日本はその地形(日本列島を広げると世界
地図に相似する)からも、「世界の雛形であ
る」と考えられます。長老達とこの日本にて
祈り繋ぐことで、世界の雛形として広く世界
中へも、祈りの思いを広げゆくことができる
と信じています。
「日本縦断巡礼記」執筆:比嘉りか
6月5日
エリザベス来日
富士山五合目でドン・アレハンドロ長老(左から
3人目)を中心に祈り合わせを行う一行。
gyara
沖縄巡礼編
r
Photo
テ・ポロハウ長老(左)とエリザベ
ス・アラウホさん
成田空港にエリザベスグランドマザーが到着されま
した。一緒のはずのアレハンドロ長老は、諸事情によ
り数日到着が遅れるとのことでしたので、とりあえ
ず、一旦お休みいただき、翌日、エリザベスグランマ
と共に沖縄へと移動。 那覇空港で、沖縄に先入りし
ているポロハウ長老と合流しました(右写真)。
6月7日
沖縄巡礼
早朝、「大国ミロク大社」近くにあります展望台か
ら、朝日を拝みながら長老達とお祈りをしました。
曇りで、昇ってくる太陽を拝むことが出来ませんでし
たが、ポロハウ長老、エリザベスグランドマザーのお
二人に朝の祈りを捧げていただきました。
この時、ポロハウ長老から、この朝日の祈りの際
に、金龍とジェイド色の龍が、立ち会ってくれていた
ということを伺いました。その後、夫の啓示にて、沖
縄県具志川市にあります洞窟へと移動しました。久々
に来たその場所は、あまり人が入っていないのか、草
木が生い茂りその中を、道を作りながら歩くこととな
りました。
この洞窟は東の聖地で、闇を照らす場所、始まりの
場所としてのエネルギーをもつ場所となります。ここ
で、太陽を表す場所に蝋燭を立て祈りを始めようとす
ると、エリザベスグランマから、「その隣にも火をと
もして欲しいと言っている」と伝えられました。
いつも、闇を照らす、明ける日という意味から、太
陽の場所に火を灯していました。ですが、その脇に
は、ちゃんと女性性を表す鍾乳石がありました。陰と
陽のバランス、調和が成されることで、明けくる世も
また、安定したものへ繋がります。その場所にしっか
りと火を灯すと「嬉しがっている」とグランマへ伝え
られました。
ポロハウ長老は、終始、様々な精霊達に話しかけら
れていました。この日は、長老達もお疲れの中、朝も
早かったことから、この洞窟で本日は終わりました。
翌日は、午前中、大国ミロク大社裏の聖地を周り午後
は、沖縄から神戸へと移動となります。
6月8日
この日の午前中は、大国ミロク大社の聖地、傘軸、
身星、子の御嶽、天岩戸とご案内させていただきまし
た。
長老たちはひとつ一つを丁寧に感じ取られていまし
た。エリザベスグランドマザーは、大地の母神様のと
ころで、ポロハウ長老は、身星の所で強く感じるもの
があったようでした。
大地の母神様の場所では、エリザベスグランドマ
ザーは、到着してすぐに、祈りを捧げてくださり、と
ても感動していました。また、身星という聖地は、龍
の頭の中とも言っている場所でもあり、ポロハウ長老
はしばし目を閉じ、岩肌に手をあて祈りを捧げてくだ
さいました。
さて、洞窟を出ると、丁度そこには、長老達にと急
遽奄美舞をご奉納に来てくださった方々が集まってく
ださり、舞を舞ってくださいました。
シンプルな中にも力強さのある舞を、長老達と共に見
ながらしばし休息です。
思わずゆっくりしすぎてしまい、慌てて皆さん、洞
窟でどろんこになった体をシャワーで落とし、急いで
那覇空港へと向いました。
2012年6月日本縦断ご神事活動
日本縦断巡礼記
6月9日
西明石ファイアーセレモニー
神戸巡礼編
Photoギャラリー
この日は、前日の夜無事に合流したアレハンドロ長
老と明石の海岸にて今回初のファイアーセレモニーを
行いました。 淡路島を眺めるその場所からは、神戸
淡路大震災の震源地がすぐ目の前ということでした。
神戸そして、東北の震災で亡くなった方々のご冥福を
お祈りし、また、大地・天・精霊達へと祈りを捧げ、
未来への祈りを捧げました。
午後は、車で、淡路の野島断層へ行きました。 こ
こは、神戸淡路大震災の際に割れた地面がそのままに
残されている資料館です。 閉館間際に到着したの
で、中を見ることは出来ませんでしたが、入口にある
展示室を見せてもらえました。
震災直後の映像と、震源地のジオラマに、長老達は
食い入るように見ていました。
そして、館外からではありましたが、実際に割れて
しまったその大地を見ながら、長老達は、多くを語る
ことはありませんでしたが、いつまでもその大地を見
つめていました。
図や写真の説明を記入
します。
西明石海岸でファイ
アーセレモニーを行うア
レハンドロ大長老とエリザ
ベス。ポロハウ長老は水
の儀式を行った。
6月10日 神戸講演会
神戸講演会のこの日、多くの皆様がお集まりくださ
り、本当にありがとうございました。
テ・ポロハウ長老は、その昔、ニュージーランドか
ら沖縄、そして淡路へとカヌーで渡った歌を歌ってく
ださったり、エリザベスグランマは、マヤの暦や暦と
マヤの方々の深いつながりをお話してくださいまし
た。
また、アレハンドロ長老は、マヤの暦、予言のお話
をしてくださいました。
途中、感性豊かな歌も入ったり、また、この日は、
最後にアレハンドロ長老がダンスをし始め、テ・ポロ
ハウ長老も踊り出し、会場の皆様も交えるなど名残惜
しい時間となりました。
野島断層資料館で震災
時の映像を見るアレハン
6月11日 熊本へ移動
熊本へと移動。この日は、宿にてゆっくりとしまし
た。なにぶん、60代~80代の長老です。この日は、
少しゆっくりとしていただきました。
6月12日 ホテルインタビュー
神戸講演会で講演する
比嘉夫妻とアレハンドロ
大長老の誕生日を壇上
で祝うゲストたち。
阿蘇を検討していましたが、天気のこともあり、ホ
テルにてパソコンを使いながら良丸さんが啓示につい
て、また、今回の祈る場所について説明をすることに
なりました。また、その後は、長老達のインタビュー
をすることになりました。
6月13日
天気も良くなり、まずは宮崎県の高千穂へと車にて
移動しました。 天孫降臨の場所があるという事を前
日のお話の中でお伝えすると、その場所を感じてみた
いということから、向かうこととなりました。
眞名井の滝という場所にて、ボートに乗り込む
ことに。 滝の近くを通ることが出来るこの場所か
らは、自然界のエネルギーがひしひしと伝わってき
ました。 長老皆さんもそれぞれに、そのエネル
ギーを感じられておりました。
PAGE 4
次は、阿蘇山(熊本県)へと移動。阿蘇の火口へと
向かいました。火口付近にてお祈りし終える頃、火山
ガスが発生してしまったため、すぐに下山させられる
こととなりました。
アレハンドロ長老との祈りは、少し下に降りた場所
からとなりましたが、大地への祈りを皆で輪になって
行いました。
一行はこの後、飛行機で東京へと移動しました。
6月14日
熊本・宮崎巡礼編
Photoギャラリー
御殿場「御胎内」ほか
羽田から御殿場へとバスにて移動。イオンさんは、
この日、ご自身の車を持って来てくださるために、自
力で御殿場まで来てくださいました。
この日は、御胎内へと移動しました。生まれ変わり
の意味を持つこの洞窟にて、皆さん通り抜けてきまし
た。そして、大地の母への感謝を込めて、命の循環が
続きゆきますようにと長老達それぞれがお祈りいたし
ました。
その後、富士山の5合目へと移動。最初は雲がか
かっていた頂上も、お祈りが終わる頃には、しっかり
と見えていました。
眞名井の滝とテ・ポロハウ長老。
阿蘇山火口を見下ろすドン・アレ
ハンドロ大長老。
6月15日 箱根「九頭竜神社」ほか
箱根へと移動。芦ノ湖を見下ろす山にロープウェイ
で上がり、頂上にて祈り、また、湖にても祈りを捧げ
ました。 また、モーターボートで九頭竜神社へと向
かい、祈り合わせを行いました。
明日からはいよいよ、祈りの和が行う年に一度の大
イベント「富士祈りのセレモニー」が山中湖にて開催
されます。
6月16日、17日 富士祈りのセレモニー
山中湖にてのセレモニーでした。16日は富士山がす
ぐ裏手にある、山中湖きららのステージにて、音楽や
舞などの奉納をさせて頂きました。
雨が降ったりやんだりと、少々肌寒い中でのイベン
トとなりましたが、多くの方々が集まって下さりまし
た。ご登場いただきましたゲストの皆様の顔ぶれは、
浅野瑞穂、阿利-ALI- 森羅寿舞の会、うしゅまりあ &
アースパラダイス、岡野弘幹、桑名晴子、国際文化交
流劇団 曼珠沙華、紫苑(五十音順敬称略)などの皆
さんです。どうもありがとうございました。
17日のファイアーセレモニーは、最初は小雨降る
中で始まりましたが、セレモニーを行うにつれだんだ
んと晴れ、富士山もまるで、覗き込むかのように雲間
から顔を出しました。 また、その日の午後のトーク
ショーでは、長老皆さんがいろいろなお話をしてくだ
さいました。
アレハンドロ長老のマヤの暦のお話、エリザベスグ
ランマの女性、男性の心のあり方、そして、マヤにつ
いての研究の現状。ポロハウ長老のワイタハ族とシリ
ウスの関係と短い時間でしたが、本当に様々なお話を
してくださいました。
火山ガス発生の為、急遽、阿蘇山を少し離れた場所で
みんなで祈り合わせを行いました。
富士山・箱根巡礼編
Photoギャラリー
富士山五合目にて全員で祈り
合わせ(左)。芦ノ湖、九頭竜
神社前にて祈り合わせ(下)。
PAGE 5
富士祈りのセレモニーPhotoギャラリー
山中湖きららのステージ上から、
メッセージを発信してくれたポロハ
ウ長老と中谷淳子さん(左上)。比
嘉夫妻(中央)。華麗な舞を奉納
してくれた浅野瑞穂さん(右上)。
ファイアーセレモニーのクライマッ
クスの頃には、富士山がしっかりと
顔を出してくれました(写真右)。
6月23日
6月19日
18日に東京から北海道、札幌へと移動しました。
アレハンドロ長老とエリザベスグランドマザーは、
何度か日本へ来日しておりますが、東京より東、北へ
は行ったことがないそうで、今回初めての北海道とな
りました。
6月20日 札幌講演会
長老たちの初めての札幌講演会
ということもあってか、多くのお
客様が来てくださいました。途
中、ポロハウ長老が日本語で
「「ふるさと」を歌うというサプ
ライズも披露。会場の皆さんと一
緒に合唱しました。
6月21日
東京講演会
北海道・札幌へ
旭岳でのご神事
旭岳にて祈り合わせでし
た。 ロープウェイで登ると、
そこはまだ、一面の雪でし
た。 寒いということは聞いて
いましたので、アレハンドロ
長老とエリザベスグランドマ
ザーはしっかりと防寒していただいたのですが、ポロ
ハウ長老は、暑いからと防寒なしで旭岳へとあがりま
した。また、この祈り合わせには、アイヌ文化の伝承
者のひとり、アシレ・リラさんとお仲間たちも参加し
て下さいました。
22日は札幌より東京に移動。
そしてこの日いよいよ日本縦断
巡礼のフィナーレを飾る東京講
演会でした。
今回最後の講演会となりました
が、この日も、長老達は、先祖
から伝えられてきた事や守って
きた知恵、知識を話くださいました。
アレハンドロ長老、エリザベスグランマ、ポロハウ
長老、それぞれ、先祖代々伝えられてきたこと、長年
の知恵、知識。そして、何より未来へ繋ぐということ
を伝えてくださって
いました。
先祖の方々が残し
てくださったこと
は、次に繋がれてゆ
く命、未来に生きる
者達への支えや希
望。そして、未来を
生きる知恵。 長老達
のお話の中には、いろいろなことが散りばめられてい
たと思いました。
<感謝御礼の言葉>
この日本縦断巡礼は、多くの皆様のご厚意、
ご協力によって無事、成し遂げることができま
した。真心からのご支援に心より感謝いたしま
す。ありがとうございました。
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