Comments
Description
Transcript
芦屋市立精道小学校に行きました。 平成 28 年9月9日 2学期に
芦屋市立精道小学校に行きました。 平成 28 年9月9日 2学期になり体育祭の練習も熱が入っています。今日(9日)は、兵庫県の「食育実践推 進に関する有識者会議」が芦屋市立精道小学校で開催され、私はその委員を務める関係で 出席しました。会議に先立って精道小学校の給食準備から給食の時間の様子を参観しまし た。その後、給食を試食しました。午後からは、6年生1組で食育を取り入れた算数の授 業参観も行いました。そして最後に有識者会議が行われました。 全校児童 695 人と大規模校でしたが非常に落ち着いた雰囲気でした。給食準備も整然 と行い、静かにそして楽しそうに食べていました。今日のメニューである赤飯の篠山産 「丹波大納言小豆」について先生からの説明を聞きながら食べていました。また、給食が 作られる様子のスライドショーも電子黒板に写されていました。 【芦屋市立精道小学校】 【食材の説明を聞きます】 【校舎内のオープンスペース】 【1 年生が給食を準備しています】 【お代りもきちんと並んで】 【今日のメニューです】 6年1組の算数では、「清涼飲料水に含まれる糖分の量を比を使って計算しよう」を本 時のめあてとして授業が展開されました。グループごとに小黒板に比例の式を立てて計算 していました。話し合いも、結果の発表もしっかりできていました。計算結果に基づき実 際に角砂糖やスティックシュガーを使ってはかりで計測し、砂糖の量を実感しました。実 際に清涼飲料水と砂糖水を飲みましたが飲んだ印象を発表してほしかったです。最後の時 間を使って栄養教諭の奥先生から1日に必要な当分の量や糖分を取りすぎるとどうなる か、考えて飲むことの大切さについてお話がありました。どの児童もとても真剣に学習し ていました。どの児童もみんな学習に参加していることと発表がきっちりできるのが印象 的でした。 【学習への構えができています】 【本時のめあてを確認します】 【実際に清涼飲料水を見て】 【班ごとに相談します】 【結果を発表します】 【実際に砂糖の量を量ります】 【実際に飲んでみました】 【振り返って発表します】 【栄養教諭奥先生のお話】 有識者会議では、①本年度の事業について、②来年度以降の食育推進方策について の2項目について説明を受けたり、意見交換や協議を行ったりしました。 主な協議内容としては、以下の通りです。 ・食育講演会については、坂元先生の講演は演題と合っていたのか少し疑問がある。 稲美中の取組を紹介してほしかった。出席者についてリピーターがどのくらいか把 握する必要がある。出席については管理職の役割が重要である。毎年来ている人が 仕事がしやすくなるようにすべきである。そして来ない人に広げていくこと。その ためにも管理職に来てほしい。 ・食育推進事業(食育講演会)アンケートについては設問の工夫がいるのではないか。 ・本年度は、スーパー食育スクール事業に代わって「社会的課題に対するための学校 木夕食の活用」事業を文科省から受けることになっている。そのうち「地産地消の 推進」を芦屋市で「伝統的食文化の継承」をたつの市で受けていただくことになっ ている。 ・中学校での食育推進には、「スポーツひょうご」や部活動での取り組みをうまく取り 入れたい。稲美中の「ちょこっと食育」のようにやってみたくなるような授業の提 案をすることが必要。(しかし、稲美中の英語のちょこっと食育はとても素晴らしい がちょこっとのレベルを超えている。ハイレベルで英語の実践としても素晴らしい がスタンダードと言われると誰もができる授業ではないと思う。) ・食育を展開していくうえでちょこっと食育も含め授業をどうするのか考えていくべ きである。授業をきちっとしていくようにすることが大切。教師に負担感なく食育 を行うには授業の中に入り込むことが必要。授業に「ひと手間」かけることとその ために教師は栄養教諭にうまく頼り、栄養教諭も教師の指導に乗ることが必要であ る。 ・食育をきっちり行うことで地域に誇りが持てるようになり、自尊感情も高まってい く。 ・ホームページを活用して実践例を発信したり、中学校版や特別支援学校版の「食育 ハンドブック」を作成したりすることを考えるべき。 【給食を試食しました】 【給食ができる様子も見ました】